茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
GW旅日記~4/29
4月28日金曜夜。
車に布団やらガスバーナーやらウエットスーツやらを詰め込んでいざ出発。
相変わらず私の準備が滞り、目標出発時間を一時間過ぎる。
冷蔵庫の中の食べ物整理とか、長期旅行だといろいろやるべきことがあるのだ。
夫の実家の奈良県手前にある巨大な道の駅「針テラス」で車中泊し、翌朝実家へ立ち寄った。
庭の柿の木に掲げた義父手作りの巣箱には、昨年に続き四十雀の雛が孵っており、餌をくわえた親鳥がひっきりなしにやってくる。
親鳥が巣箱を離れた一瞬の隙をついて巣箱のフタを開けてこそっと覗き見~。
かなり成長している。つぶらな瞳がかわいい。
去年はまだ毛が生えてなかったのに。
5月6日夜に実家に立ち寄った時はすでに巣立った後だった。元気でね~
ちなみに去年の今頃の雛の写真はこちら↓
最初は本州→四国→九州→本州のルートで行こうと思ったが、四国の第一目的のうどん屋が日曜定休だということに阪神高速を走っている最中に気づいたので、予定変更してまず九州へ行くことにした。
うちの車旅はあまり高速を使わない。
うちの車にはカーナビがついていない。
見知らぬ土地の下道をつないで走るのはなかなかのワザだ。
ナビ役を果たさねばならぬ助手席に座る私の膝の上には常に縮尺の異なる地図が2、3冊。日が暮れるとヘッドライトが欠かせない。
しかし大阪近辺の大都会は高速を使わざるをえない。
限られたスピードで、間違えてもUターン出来る下道と違い、高速は一瞬で判断しなければならない場合が多い。
案の定、まんまとミスって神戸ポートアイランドで降りてしまった。
気を取り直して第二神明明石西から国道2号をひた走る。
岡山県境近く、相生市から海沿いの250号へ。
なんとな~くいいかも?と思った町に気軽に寄り道出来るのが、行き当たりばったり車旅のいい所だ。
ひなびた食堂の表ガラス戸に「しゃこ丼」「あなご丼」と手書きメニューが貼ってあるのが目に付いた町、日生。
「にっしょう」と読むのかな?と思ったら「ひなせ」だそう。難しい地名だ。私の実家の近所の「霊屋橋」なみだ。("おたまやばし"と読みます。)
小豆島へのフェリー発着地でもあるこの町でお昼ごはんを食べることにした。
「磯」という名の海鮮食堂へ。
表にメニューも何もないのでちょっと不安に思いながらもお客さんがけっこうたくさんいたので、入店。
店内のメニューを見て「うっ・・・どうする・・・?」と夫と目で会話。
最安値の定食の価格は2625円!
二人だと5000円超えるではないか。高い~!
しかし何も注文せずに店を出る勇気はない。
結局2625円の定食一つとごはん・味噌汁を一つずつ注文。
一人前の定食のおかずを夫と半分こして食べることにした。
おかずは刺身盛り・穴子天入り天ぷら盛り・えびの塩焼き一本・殻つきシャコを蒸したの4匹とボリューム満点。
隣のテーブルのお客さんは食べきれずに持ち帰りを頼んでいた。
二人で半分でちょうどよかった。
「見知らぬ旅先でおいしいお店をどうやって見つけているの?」
と聞かれることがある。
私の場合は、るるぶやマップルなど旅行雑誌に頼ることもあるが、最終的には勘で決める。
お店の外観の雰囲気とか、店の名前とか、メニューとか、店外に漂う匂いとか。
知らない土地の知らない店に入るのは一種バクチ的な快感があり、自分好みの店に的中するととてもうれしい。
翌日は津和野と萩に行くことに走行中決めた。
何故ならかつて行ったことが無い場所だから。
地図を見ると、広島の廿日市から「津和野街道」なる道が出ている。
途中は細~くうねっている山道だ。
今現在、地図を見ながらパソコンに向かって記事を編集しているが、この津和野街道をどうつないで走ったかイマイチ思い出せない。
こんなんでよくたどり着けたな~。
この日は津和野の10キロ東にある道の駅「かきのきむら」で車中泊。
広島のスーパーで買った地物の天然鯛の刺身とあいなめの刺身(半額で入手)と「酔心」純米で車中晩酌。
おまけのオリジナル手ぬぐいにつられてエビスビール6缶も購入。
駐車場横の川のせせらぎの音が心地よい。
車に布団やらガスバーナーやらウエットスーツやらを詰め込んでいざ出発。
相変わらず私の準備が滞り、目標出発時間を一時間過ぎる。
冷蔵庫の中の食べ物整理とか、長期旅行だといろいろやるべきことがあるのだ。
夫の実家の奈良県手前にある巨大な道の駅「針テラス」で車中泊し、翌朝実家へ立ち寄った。
庭の柿の木に掲げた義父手作りの巣箱には、昨年に続き四十雀の雛が孵っており、餌をくわえた親鳥がひっきりなしにやってくる。
親鳥が巣箱を離れた一瞬の隙をついて巣箱のフタを開けてこそっと覗き見~。
かなり成長している。つぶらな瞳がかわいい。
去年はまだ毛が生えてなかったのに。
5月6日夜に実家に立ち寄った時はすでに巣立った後だった。元気でね~
ちなみに去年の今頃の雛の写真はこちら↓
最初は本州→四国→九州→本州のルートで行こうと思ったが、四国の第一目的のうどん屋が日曜定休だということに阪神高速を走っている最中に気づいたので、予定変更してまず九州へ行くことにした。
うちの車旅はあまり高速を使わない。
うちの車にはカーナビがついていない。
見知らぬ土地の下道をつないで走るのはなかなかのワザだ。
ナビ役を果たさねばならぬ助手席に座る私の膝の上には常に縮尺の異なる地図が2、3冊。日が暮れるとヘッドライトが欠かせない。
しかし大阪近辺の大都会は高速を使わざるをえない。
限られたスピードで、間違えてもUターン出来る下道と違い、高速は一瞬で判断しなければならない場合が多い。
案の定、まんまとミスって神戸ポートアイランドで降りてしまった。
気を取り直して第二神明明石西から国道2号をひた走る。
岡山県境近く、相生市から海沿いの250号へ。
なんとな~くいいかも?と思った町に気軽に寄り道出来るのが、行き当たりばったり車旅のいい所だ。
ひなびた食堂の表ガラス戸に「しゃこ丼」「あなご丼」と手書きメニューが貼ってあるのが目に付いた町、日生。
「にっしょう」と読むのかな?と思ったら「ひなせ」だそう。難しい地名だ。私の実家の近所の「霊屋橋」なみだ。("おたまやばし"と読みます。)
小豆島へのフェリー発着地でもあるこの町でお昼ごはんを食べることにした。
「磯」という名の海鮮食堂へ。
表にメニューも何もないのでちょっと不安に思いながらもお客さんがけっこうたくさんいたので、入店。
店内のメニューを見て「うっ・・・どうする・・・?」と夫と目で会話。
最安値の定食の価格は2625円!
二人だと5000円超えるではないか。高い~!
しかし何も注文せずに店を出る勇気はない。
結局2625円の定食一つとごはん・味噌汁を一つずつ注文。
一人前の定食のおかずを夫と半分こして食べることにした。
おかずは刺身盛り・穴子天入り天ぷら盛り・えびの塩焼き一本・殻つきシャコを蒸したの4匹とボリューム満点。
隣のテーブルのお客さんは食べきれずに持ち帰りを頼んでいた。
二人で半分でちょうどよかった。
「見知らぬ旅先でおいしいお店をどうやって見つけているの?」
と聞かれることがある。
私の場合は、るるぶやマップルなど旅行雑誌に頼ることもあるが、最終的には勘で決める。
お店の外観の雰囲気とか、店の名前とか、メニューとか、店外に漂う匂いとか。
知らない土地の知らない店に入るのは一種バクチ的な快感があり、自分好みの店に的中するととてもうれしい。
翌日は津和野と萩に行くことに走行中決めた。
何故ならかつて行ったことが無い場所だから。
地図を見ると、広島の廿日市から「津和野街道」なる道が出ている。
途中は細~くうねっている山道だ。
今現在、地図を見ながらパソコンに向かって記事を編集しているが、この津和野街道をどうつないで走ったかイマイチ思い出せない。
こんなんでよくたどり着けたな~。
この日は津和野の10キロ東にある道の駅「かきのきむら」で車中泊。
広島のスーパーで買った地物の天然鯛の刺身とあいなめの刺身(半額で入手)と「酔心」純米で車中晩酌。
おまけのオリジナル手ぬぐいにつられてエビスビール6缶も購入。
駐車場横の川のせせらぎの音が心地よい。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
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でもたのしそうですね。
一度はやってみたいけど、うちのちっさい軽自動車では到底無理ですね。
杜さんは文章がお上手ですよね~。
引き込まれてしまいます。
続きもとっても楽しみです♪
写真の記録もいい~~わかりやすい!!
しゃことえびと、半額シールと、めでたいてぬぐい…たまりませんです…。
旅日記1ってことは、続きがありますね…楽しみですよ。
そちこちさんにお褒め頂くなんて光栄です。
箱根の渋滞大変でしたね~。
車中泊は気温が高い時期はツライですが(夏の山梨?)
でも寝心地は抜群によいです!
いつの日にか是非お試し下さい。
ホントはあまり覗き見しては駄目らしいですが
巣箱の横に脚立がおいてあったので
(義父は毎日覗いていたらしい)
ちゃちゃっと見て写真撮りました。
エビスビールのめでたい手ぬぐい、
辛子色のもあったのでそれも欲しいです。
でもどこの店にもあるわけじゃないみたいですね~。
以前私も杜さんに「どうやってお店を…」と
お伺いした事がありましたがやっぱり最後は勘なんですね。
それもこれも旅なれた杜さんならですね。
それにしても、最安値の定食が2625円!!
他の定食は??と思うと相当すごいお店ですね。
あ、でもボリュームを考えたら妥当なのかしら??
私もこれからの旅に向けて勘を磨かなくては!です。
…でも私の勘、外れるの事もしばしばで(苦笑)
そのままみんなまとめて手のひらにすくいとって
すりすりしてみたい・・・。(笑)
そんなことしたらもう母鳥が育ててくれないんでしょうかね~?
おいしそうな海の幸!うらやましいっっ!!
せっかくの九州旅行をしてきたのに、ゆっくり
名物を味わうこともできずに帰ってきてしまった
我が家の旅とは違いますね~~。
う~~。こんな旅がしてみたい・・・!
おいしかったんですけどね~。やっぱり量が多くて、
刺身だけ、天ぷらだけでシャコを2匹つけて
半額の1300円くらいの値段だったら
気軽に食べれるのにね~。と店を出て夫と話してました。
勘はハズレも多いですよ~。
でも、ケーキ屋関連はそんなにハズレないかも!?
手のひらですくってすりすりしてみたいです~!
毛の生えたての鳥の赤ちゃんってかわいいですよね。
巣箱を開けているのが親鳥にばれると
もうえさを運んできてくれなくなる、
ということがあるらしいです。
すりすりしたら、もう駄目かな~?
でも動物のお医者さん(マンガ本)では
鳥の赤ちゃんをハムテルが育てている場面があったような・・・
ご家族揃ってのご旅行は、また違った楽しみがありますよね。
自分が子供の頃は、毎年家族で祖母の家に泊まりに行くのが
とても楽しかった記憶がありますが、
それも小学生までですかね~。
お子さん大きくなったら是非車中泊の旅をお試し下さい♪