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↑突如咲いたうちの庭のリコリス。
9月に入って久々にお菓子のご注文を大量に頂き、よっしゃーと仕込み開始するも思うように段取りよく進まない。お盆前まではお菓子やジャムを毎日作ってるのが当たり前の生活だったけど、その後の連日猛暑の頃から生活リズムが崩れがちで、夕方畑作業してビール飲む、という日課以外は暑さでとろけたチョコレートのようにだらけていたので、久々に以前のように働こうと思っても理想と身体が離れていた。
昨日大口納品を終えて一段落。先週は4軒のお店に納品させて頂いたからその情報をとか、9月5日でカノン10周年、杜屋は15周年だからお客様への感謝をとか、ブログに書きたいネタはあっても書く手が進まなかった。ブログ書いてるヒマあったらお菓子の仕込みしてこっちのラベル貼りして、ブログ書くのは無駄な時間、ブログは余暇がある時にやるべきことと思うと進まない。ほんとは書くことによって自分の頭の中が整理される優れモノなんだけど。
そういえばちょうど5年前の今頃、ご近所の常連さんに杜屋10周年でカノンも丸5年なんですよーと言ったら、10周年記念とかやらないんですか?と言われたことをつい昨日のことのように思い出した。あれからさらに5年か~早いな~。時に青息吐息交えつつ1年を重ねてきて気づいたら15年も経ってた。何で続いてるかって、買って下さるお客様の存在が一番。相変わらず無店舗でのひとり仕事、規模拡大してないので大きなリスクも借金も家賃も無いから継続することが出来ている。
世に合わせてバージョンアップしないと、お店やネットショップを立ち上げないと、メニューを増やさないと、変化しない生き物は淘汰されると焦りつつメニューは減らす一方。ふり返れば最初の頃はがむしゃらで、夕飯後も作業して22時に寝て午前2時に起きて一日中ひたすら工房にひきこもってと無茶してた。無茶する体力が失せた今は「自分が疲れることを計算に入れる」ことを念頭に段取りを組むようになった。
書くと頭の中が整理されると言いつつ何書きたいか分かんなくなってきたけど、杜屋16年目へ突入し、変わらず坦々と粛々とコロナ禍もしのぎつつ日々の手仕事に勤しんでいく所存ですのでこれからもどうぞよろしくお願い致します。
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