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茜の紡ぐ縁

新潟県にお住まいの染色家さんとどうやってお知り合いになれたのか?



12月11日の菓音で植物染め作品の個展をして頂く星名康弘さんとの最初のご縁は茜つながり。
茜-アカネという植物は、根っこの部分が赤い色のいい染料となる。
日本国旗日の丸の赤も茜染めが基本だそう。
茜は古来から日本に自生していた植物だけど環境変化のせいか近年はほとんど姿を見かけなくなり
植物染料として使われる茜は海外産のものが主になってしまった。
なので現在、国産茜は貴重品。

という話を耳にしたことがあるのだけど、
今うちで長野県に借りて果樹やルバーブを育てている山の畑には
あちらこちらにフツーの草にまぎれて茜が自生している。
掘りたての茜の根っこは透明感のあるきれいなオレンジ色。
この茜を活用出来る、誰かいい染色家さんがいればいいね~
そんな矢先、長野の善光寺近くの老舗家具店「松葉屋さん」で
複数の工芸家さんの作品展が松葉屋さんのギャラリー蔵の2階で開催されることを知り、
畑作業の後に時間をとって行ってみた。
ちなみに松葉屋さんは以前ギャッベ(植物染めの手織りじゅうたん)を買って以来
いろいろお世話になっている、私が心から尊敬しているお店屋さんのうちの一軒。
そこで植物染め作品を展示されていたのが、新潟県から来られた星名康弘さんだった。
ちなみに同場所で展示されてた星名さんの奥様はこれまた魅惑的な作品を作られるガラス作家さん。



とても気さくで人あたりよくお話上手でかつ物作りに真摯に実直に向き合っておられる星名さんと
その場で、うちで借りてる畑に茜が自生してるので良かったらいつか見にきませんか?とお話した。
それが星名さんとお知り合いになった一番最初のきっかけ。3年くらい前だったかな。

写真は、星名さんによるインド茜染めのショール。
とてもきれいな茜色なので、フライヤー背景にも使わせて頂きました。

★12月11日(日)暮らしの菓音vol.20 フライヤー配布中★

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