日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
麻生降ろし③
麻生降ろし(3)
日常的に行われている利益誘導
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安倍政権で『忖度』で問題になるのはもうこれで3度目だ。
森友事件では昭恵夫人が名誉校長についていたことに忖度し、国有地が8億円もダンピングされて、森友学園に売却されていた。
加計疑惑では総理の腹心の友が理事長を務めていることに忖度し、常識では認められない獣医学部の新設を認めている。「総理の御意向」などと内閣府が文部省に伝えた文書も見つかった。
3回も『忖度』が問題になるのは偶然ではないだろう。
ゴキブリは一匹見つければ100匹は居るのという。安倍政権では日常的に『忖度』が行われ、安倍首相の為に利益誘導がされているのではないか。塚田が無邪気に『忖度』を口にしたのも、安倍政権では、『忖度』するのが当り前というムードが広がっているからだろう。
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「森友事件や加計疑惑、さらに今回の『下関北九州道路』への予算付けは氷山の一角だと思う。おそらく国民が気づかないだけで、安倍首相の利益を図るために日本全国で”忖度”が行われているはずです。
忖度の最大の問題は、無理なことを押し通す為に行政を歪めることになる事です。もし誰もが正しいと考える政策なら、安倍首相も堂々と閣僚や役人に指示を出せるから、周囲は忖度する必要がない。忖度が必要になるのは、さすがに安倍首相も表立って支持することが憚(はばか)れる怪しいことを実行しなければならないからでしょう。森友事件しかり、加計疑惑しかりです。3度も忖度が問題になるのは、如何に安倍政権が国民には言えない政治をしているかの裏返しですよ」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法) 続く
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