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心の力

                  心の力

                一、勝ち運を呼ぶ力

               1、人生は勝たねばならぬ。

人生は勝つか負けるかということならば、やはり勝たねばならない。

負けることを考えて勝つことは絶対にありえない。

野球で9回のウラ2アウト、カウントも2ストライクと追い込まれて絶体絶命の最後の一球という時に『打つぞ!』という気持ちがあればこそ奇跡的なホームランを打つ。

しかし、プレッシャーに負けて「打てなかったらどうしよう」と思った時、打てたためしはない。このことは王、長嶋、中西、など不滅の大打者が口をそろえて言っていることだ。

かつて、世界一の綱渡りの名人と言われたアメリカのカール・ワレンダ-は、ビルの屋上から屋上へロープを張り、綱渡りをして観客に驚嘆と感動を与えていた。

ところがマイアミの一番高いビルとビルとの間を綱渡りしている最中、落下して死んでしまった。後で奥さんが『今度の綱渡りの時に限って1ヶ月間、毎晩のように、自分の綱を点検いていました。毎日綱を心配して点検するなんて、いまだかつて無かったことでした』と語ったと言う。

つまり、ワレンダーはマイアミの最後の綱渡りの時,その綱に自信が持てなかったために毎日綱を案じていたのだった。

『大丈夫かな?』と思った瞬間、彼の芸はすでに失敗を呼び込む芸に成っていたのだといえる。

成っていたのだといえる。

これをアメリカの経営者達は「ワレンダー要因」と呼んでいる。

勝ち運を呼ぶには、自らの中に勝ち運の種が必要であることをいつでも忘れないことだ。

『いいかい。本当の勝利者になりたければ、如何なる場合においてもだ。

かりそめにも、弱った。困った。参ったなどという消極的な言葉は一切口にするまいぞ』

『人生の勝利者たらんとするものはすべからく元気一杯、勇気を持って押し切るのだ。』哲人、中村天風〔1911年頃35歳前後で肺結核のため余命数ヶ月といわれ、中村三郎から中村天風に改名した〕先生のお声が凛として響き渡るようだ。
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元気である時に元気な声を出すのは当たり前、元気のない不安な状態の時にこそ、どれだけ元気を出せるかが、その人の運命を決するのだ。

昔から『悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ』と言う言葉もある。

口に出した言葉や思いが、その人の態度を決定し、その態度、振る舞いが、逆に人の心を操り、支配するように成るのである。

永人感想。
『安全ネットを張らずに文字通り命がけの綱渡りをする男だったが、このとき彼は73才で、37メートルの距離をわたる予定だったが、風速13メートルの強風の中での綱渡りは、無謀だったと思う。ここに数字の不思議さがあり

年齢73歳の    7と3を足すと10
渡る綱の距離37の 3と7を足すと10
強い風の風速13mの 1と3を足すと 4

姓名学の三才の配置
第三型絶対的短命運の遭難型、外傷型に当てはまる〔(十)ー(十)ー(四)〕のである。

綱が切れた訳ではなく、強風という外的要因により落命したと言える。念のため彼の運気は以下の如し。


KARL・WALLENDA

天格:WALLENDA、      21画
人格:KALENDA。主運     20画大凶
地格:KARL。          11画大吉
外格:RLWAL。副運       14画大凶
総格:KARL・WALLENDA。 32画大吉
運気10点大凶名

姓名の示す運気も主運の20画、副運の14画では遭難の短命は避けられなかったのである』1978年3月22日急逝。・・・二へ




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