「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4K視聴は受信機必要と、異例の呼びかけ!?

2016-06-30 23:58:52 | ニュ-スからひと言

             
今日、総務・経済産業両省は「衛星放送(BS)で高精細な『4K』映像を視聴
するには受信機が必要」との呼び掛けを始めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000138-jij-pol

夏のボーナス商戦や8月のBSでの4K試験放送の開始を控え、4Kテレビの
販売増が見込まれるが、現状では専用の受信機が販売されていない。一部
視聴できないことを知らずに購入するケースが出ており、家電量販店などを
通じて消費者に情報を周知する必要があると判断しました。

4Kは、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ高精細規格。   2018年に
総務省は、さらに高解像度の8Kと共に実用放送を始め、20年の東京五輪
パラリピック中継の多くを4K、8K放送で行う計画です。


フルハイビジョンが2K(横)*1K(縦)で約2Mの解像度に対し、4K
4K(横)*2K(縦)で約8Mになるので、4倍の解像度を持つ事になり
専用の受像機が必要なようです。

女優は、顔の隅々まで鮮明に映るので、年増は困惑している様だし、時代劇は
かつらが、分かってしまう鮮明さで、対応に今から苦慮していると言う話も。

何れにせよ、東京オリンピックまでに、買い替え需要が生まれそうなのか注目。

さて、日経平均は小幅続伸し、9円高の15575円の大引けでした。
(出来高 概算21.2億株の商いでした。)

欧米市場の上昇により、高く始まった日経平均でしたが、暴落幅の半値戻しで
戻り待ちの売りが優勢になり、終了時は、わずかに9円高という弱さ。
震源地の英国は、暴落時を吸収しているのに、為替の円高是正が働いてない
ため弱い格好でした。

日経平均の小幅上昇も、陰線となっており、明日の週末のこれを吸収できるか、
国内雇用統計等に注目が集まります。25日線に向けリバウンドのトレンドが
出るか、ポイントです。

注目のNY市場、欧州市場の堅調さや雇用保険申請件数など悪くなく、月末の
買い需要となっています。

明日の日経平均、暴落の半値戻し超えで5日続伸となる展開に期待したい。


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世界の亀山、今昔物語で時代のうねり!?

2016-06-29 23:58:07 | 企業を斬る

             
「世界の亀山」。そう呼ばれてきたシャープ亀山工場が目の前にあった。
あまりにも巨大で、視界に収まらない。駐車場も広大だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000014-asahi-bus_all

かつて最先端の液晶技術で世界に知られた工場は2004年に操業開始。
最盛期には社員約3千人が働いていた。08年にリーマン・ショック、今年は
シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ることが決まった。
亀山工場で「有機ELパネル」を量産すると発表されたり、国内外で、7千人
規模の人員削減がささやかれたり。先行きが不透明の中、工場では今も
社員約2千人が働く。

工場がある「亀山ヒルズ」からJR亀山駅へ向かった。所要時間15分、タク
シー代は2250円。駅で客待ちする運転手によると、シャープの次はまた
シャープという状態だった乗客が、今はさっぱりで、「7割、いや半分かな」。
最近は工場へ台湾人を乗せることも多くなった。

「まさかシャープが台湾企業の傘下に入る時代が来るとは思わなかったよね」

亀山の街は、シャープの浮き沈みとともに生きてきた。駅近くの不動産屋の
男性に話を聞くと、「シャープ・バブル」の時代を語り出した。当時は入居希望
者があふれ続け、アパート建設が間に合わず、しまいに山を削って谷を埋め、
ワンルームアパートを増設したのだという。月6万円まで跳ね上がったという
家賃は今、3万円台になった。

「1週間前も単身の40代の社員さんが退去していきましたよ。早期退職に
応じたとかで」。かつて3人が働いていた不動産屋で、男性は1人で仕事を
続けている。

そんな中で参院選。どの候補者も経済発展や雇用確保を熱く訴えるが、この
街ではこの5年、経済も雇用も上向いていない。

空き店舗が目立つ駅前で戦前から商売を続ける「みつわ食堂」に入り、中華
そば550円を頼んだ。戦前からずっとここにいる林きみ子さん(80)に話を
聞くと、「シャープ? あかへんで」。食堂の傍らスナックを経営していた。
「1500円の明朗会計」がモットーだった。ママとして4人を雇っていたことも
ある。シャープの衰退とともに客もひき、8年前にスナックを閉めた。


シャープは、商品企画力でユニークなものを市場に出す「力」があり、この
DNAを継承して、事業を立て直してほしい。

また、シャープの「栄華盛衰」は、どの企業にも起こり得ます。企業経営者や
幹部は、事業のベクトルを見誤らない様に、「他山の石」として経営していく
信念が必要です。

さて、日経平均は続伸し、243円高の15566円の大引けでした。
(出来高 概算21億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、英のEU離脱懸念が一服し、欧州株高と共に大幅高。
日経平均は、円高一服した欧米株高に呼応するように上昇した格好。
週末の暴落の「半分戻し」の水準まで回復しました。

日経平均のギャップアップにより、ボリンジャーバンドのー1σ辺りまで復活。
この水準を維持すれば、7月上旬に16000円台へのリバウンド視野に。

注目のNY市場、英国のEU離脱決定を受けた過度の懸念が和らぎ、原油も
上げ、続伸してのスタートです。終了時まで底堅い動きになりそう。

明日の日経平均、4日続伸にチャレンジです。


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英EU離脱の影響読みきれず、東京市場は戻り鈍し!?

2016-06-28 23:57:50 | マ-ケット

             
英国のEU離脱決定の余波が続く中、28日の東京株式市場で日経平均は
小幅続伸し、終値は前日比13円93銭高の1万5323円14銭だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000570-san-bus_all

続く欧州株式市場も反発して始まり、日欧の株式市場はやや落ち着きを取り
戻してきた。ただ、投資家のリスク回避姿勢はなお根強く、28日の東京債券
市場では、比較的安全な資産とされる国債が買われ、長期金利は過去最低
を更新しました。

日経平均、前日の欧米株安を嫌気し売りが先行。下げ幅は一時321円に達し、
1万5000円を下回る場面があった。その後、公的年金が買いを入れたとの
観測等を背景に買い戻しが進み、下げ幅を縮めて上昇に転じた。
高値と安値の差は456円に達し、不安定さが残った。

英国のEU離脱決定で前日まで大幅下落が続いていた欧州株式市場も、英国
FT100種株価指数が前日比約2%高となる等、買い戻しが優勢となった。

今晩の欧米市場は、動揺が一服して、上昇しています。

と言うことで、日経平均は続伸し、13円上昇の15323円の大引でした。
(出来高 概算24.9億株の商いでした。)

冒頭に書いたように、不安定さが残る中、節目15000円台をキープして陽線
プラス引けと、物足りなさは残るものの、まずまずと言ったところ。

景気や為替に影響しにくい薬品、食料品などディフェンシブ銘柄が相場を下支え
した格好です。

日経平均の続伸で、2日連続の陽線引けとボリンジャーバンドー2σを上回って、
リバウンドの芽を残した格好です。

注目のNY市場、GDP改定値など上方修正に加え、他の経済指標も悪くない上、
欧州市場が軒並み上げ、3桁の上昇するスタート。終了時まで底堅い動きとなる
予感。

明日の日経平均、3日続伸にチャレンジしそうです。


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政府・日銀、為替安定に向け、国際協調へ!?

2016-06-27 23:55:34 | マ-ケット

           
今前、政府・日銀は、首相官邸で緊急に会合を開き、英国のEU離脱決定
受けて市場への対応を協議しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160627-00000023-jij-pol

会合の冒頭、安倍首相は「日銀と協力して必要な対応を機動的に実施する」と
表明。政府・日銀が連携するとともに、国際協調を進め、金融市場の安定化に
当たる方針を確認しました。

首相は麻生財務相に対し、「日銀と連携の上、為替を含む金融市場をこれまで
以上に注視するよう指示」と強調。日銀には、潤沢に流動性を供給して、企業や
金融機関の資金繰りを支援するよう求めた。

また首相は、国際決済銀行(BIS)の会議出席のためスイスに出張中の黒田
日銀総裁から26日夜に電話があったと説明。「G7をはじめとする主要30カ国の
中央銀行が国際金融市場の適切な機能に向け、市場の動向を注意深くモニターし、
協調していくことで合意した」と伝えられたという。

日銀の中曽副総裁は会合で、ドル資金など供給について、米連邦準備制度理事会、
欧州中央銀行など主要6中銀で2011年に合意した枠組みも活用し「流動性確保に
取り組む」と伝えた。


今日の日経平均、為替の円高高止まりの中、自律反発で先週末の下落分の3割弱
戻しとなった。今日の所は、政府・日銀のリップサービス効果もあった様です。

と言うことで、日経平均は反発し、357円上昇の15309円の大引けでした。
(出来高 概算22.8億株の商いでした。)

英国のEU離脱に伴う金融市場安定のため、政府・日銀の緊急会合の効果もあり、
為替は、何とか円高高止まりとなり、自律反発となりました。

中でも、為替の影響の少ないデフェンシブ株は、概ね買い戻しの動きとなって、明日
以降、15000円台以上をキープできるかポイントです。

日経平均の反発で、ボリンジャーバンドー2σを上回っており、15000円台維持が
ポイントですが、先物主導の売り仕掛けに注意が必要なところ。

注目のNY市場、欧州市場の下落から、続落してのスタート。終了時にどこまで戻す
ことができるかポイント。

明日の日経平均、下ひげをつけての陽線引けとなるか、為替の動きに注目です。


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6月最終週 相場展望と予定

2016-06-26 23:58:37 | 相場展望

              
6/20~週の日経平均は、前週から英国のEU離脱懸念が強まり1000円下落
する中、「出口調査で、残留が僅差でリード」の報が流れると、買い戻されて日経
平均は、16300円台の戻りもあった。

6/24、日本時間の昼前に、離脱を求める票が残留を上回る事が確実になった
と報道を受け、円相場は一時100円を割り込む場面も。後場はハシゴをはずされ
急転直下の下落で、15000円割れに。先物市場では、過熱を冷ますサーキット
ブレーカーが発動する混乱ぶりとなりました。

結局、日経平均は、週間で647円下落(↓4.15%)の14952円の大引けでした。

6月最終週(6/27~7/1)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末の1日の日欧米市場の下落率は、日本↓7.92%、ダウ↓3.39%、英↓
3.15%、独6.82%と、英国の離脱決定を最初に受けた東京市場の下落率が
大きく、市場の混乱を引き受けた格好。

日経平均、為替が102円台から円高是正シフトに動けば、下バイアスの修正から
15000円台で始まり、この大台をキープして終了する可能性は高い。

不透明感を嫌がる市場に対し、EU諸国から他国の離脱懸念がある中、不透明感
強い相場展開になる可能性もあるが、政府・日銀の速やかな対応要請など思惑も。

ただ、最終週は、個別銘柄の押し目を拾う、絶好のチャンスになるでしょう。

経済イベントで、6/28、29にEU首脳会議、米で6/29FRB包括的資本
分析の公表、7/1ISM製造業っ景況指数、中国製造業/非製造業PMIなど。

国内は、7/1の日銀短観、日本版雇用統計、家計調査などの予定が注目される。

ポイントは、102円台の為替水準が100円を切る方向なのか、104円方向へ
戻りを試すのか、ポイント。購買力平価から105~110円程度が妥当とされる中、
どちらに振れるか注目です。

日経平均、6月最終週(6/27~7/1)レンジは、14650円~15500円程度を
想定しています。

1.6月最終週(6/27~7/1)主なイベントと予定
 6/27
  日本 キャリア新規上場(東証マ)
 日本  しまむら、ダイヤモンドダイニング 各決算
  米   ルー財務長官 講演
  世   世界経済フォーラム夏季ダボス会議(~6/28)
  世   テ二ス・ウインブルドン選手権 開幕(~7/10)
 6/28
 日本 ベガコーポ 新規上場(東証マ)
 日本 Jフロント、日本オラクル 各決算
 日本 株主総会、タカタ、東電、旭化成 
  米   第1四半期GDP確報値
  米   6月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   4月S&Pケースシラー住宅価格
  英   中銀臨時オペ
  EU  EU首脳会議(~6/29)
 6/29
 日本 コメダHD、ソラスト 各新規上場
 日本 ウエザーニュース、ナガイレーベン 各決算
 日本 株主総会集中日(791社)スズキ、三井住友建設
  米   5月個人所得/支出
  米   5月中古住宅販売成約指数
  米  ナイキ、モンサント 各決算
 6/30
 日本  5月鉱工業生産
 日本  アダストリア、クスリのアオキ、ニトリ
  米   新規失業保険申請件数(~6/25までの週)
  米   シカゴ購買部協会景気指数
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米   国債償還 2年債(299億ドル)
               5年債(361億ドル)
               7年債(277億ドル)
  独  6月失業率/失業者数
 EU 6月ユーロ圏消費者物価指数
 7/1
 日本  6月日銀短観
 日本  5月有効求人倍率
 日本  5月完全失業率/完全失業者数
 日本  5月消費者物価指数
 日本  5月家計調査
 日本  路線価 公表
 日本  セラク新規上場(東証マ)
 日本  良品計画、放電精密加工 各決算
 日本  仙台空港 民営化
  米    6月自動車販売台数
  米   6月ISM製造業景況指数
  米   債券市場、短縮取引
 中国  6月製造業PMI
 EU   5月ユーロ圏失業率

2.NY市場、為替/債券 各結果(6/24)

 英国民投票によるEU離脱の選択できょうの市場は大混乱となった。NY時間に
 入ると動きも一服していたが、為替市場は欧州通貨安・円高が急速に進んだ。
 そのような中、ドル円はNY時間に入ると102円台で膠着。きょうは瞬間的に99円
 付近まで急落していたが、ある種、ショックからの小康状態といった雰囲気で、次の
  アクションを待つ姿勢のようだ。各国中銀の協調行動や、日本の財務省による介入
  警戒感もあり下値も攻め難く、一方で、積極的に買戻す地合いでは決してない。

 投資家もどうしてよいのか判断がつかないといったところなのかもしれない。

 また、FRBも状況を注視する方針を示している。今週のイエレンFRB議長の議会
 証言では、英国がEU離脱を決めた場合、金融市場に打撃をもたらすと強い懸念を
 表明していた。市場では、今回の英EU離脱の選択により、米利上げは当面ないと
  の見方が強まっている。CMEがFF金利先物取引から算出しているFEDウォッチで、
 若干ではあるが、7月FOMCでの利下げの確率を織り込む動きも見られている。

 確率は7%程度だが、今後、この動きが強まるようであれば、ドル円にとっては下押し
  圧力となろう。

 今日最も波乱の展開を見せたのがポンド円だったのかもしれない。一時133.00付近
  まで下落し、高値から23円暴落する場面も見られた。カーニー英中銀総裁は会見で、
  市場安定のために2500億ポンドの追加資金を供給する準備ができていると述べて
  いたが、市場では英中銀の次の一手は利下げとの見方が強まりつつある。第3四半期
  にも利下げとの見方も多く、翌日物金利スワップ(OIS)が織り込む次回の英中銀政策
  委員会(MPC)での利下げの確率は50%に高まっている。ただ、ポンドの下落が続け
  ば、輸入物価の上昇からインフレ圧力が高まることも予想され、今後、英中銀は難しい
  舵取りを迫られそうだ。

 ユーロ円は113円台半ばで大方の取引を終えた。本日は109.40近辺まで急落し、
  高値から10円近く暴落する場面が見られた。ユーロ円は2014年12月をピークに
  下落トレンドが続いている。2012年末に安倍首相が総理に就任したが、その時の
  水準を下回ってきており、総理就任後の上げを消滅させている。

 欧州では経済的影響はもちろん、政治的不安が高まることも警戒され、欧州通貨の
 下値不安は根強い。EU離脱や独立を主張している勢力を抱えているEU加盟国は
 多く、実際、スペインのカタルーニャ自治州のプチデモン州首相は、今回の英EU離脱
 の選択により、同州がスペインからの独立を求める根拠が強まったとの認識を示して
 いた。

 英スコットランド行政府のスタージョン首相からも、英国からの独立の是非を問う住民
 投票を再び実施する可能性が非常に高いと発言していたが、今後、欧州は更に流動的
 なる可能性もある。

 ちなみに、今週末にはスペインの再選挙が予定されており、急進左派政党で緊縮財政
 反対のポデモスが連立政権を樹立するようであれば、不安定要因との指摘も聞かれる。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=319092
 米国債利回り
   2年債          0.625(-0.154)
   10年債        1.557(-0.189)
   30年債        2.409(-0.145)
   期待インフレ率  1.458(-0.091)
                  ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは急上昇。英国民投票でEU離脱が選択されたことで
  市場は警戒感を強めた。安全資産である国債市場に逃避資金が集中し、利回りは
  大幅に急低下している。

 今回の英EU離脱の選択で、FRBも利上げ期待も後退しており、CMEがFF金利先物
 取引から算出しているFEDウォッチでは、若干ではあるが、7月FOMCでの利下げの
 確率を織り込む動きも浮上している。

 2-10年債の利回り格差は+93(前日+97)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=319087

3.NY株式市場、結果(6/24)

 NY株式24日
  ダウ平均       17399.86(-611.21 -3.39%)
  S&P500        2037.30( -76.02 -3.60%)
  ナスダック        4707.98(-202.06 -4.12%)
  CME日経平均  15245    (大証比:+295 +1.93%)

 今日の米国株式市場は急落。英国民投票でEU離脱が選択されたことで市場は大混乱
  となった。アジアや欧州の株式市場が急落する中、米株も急落している。前日は楽観的
 ムードも広がっていたが完全に失望売りを招いた格好。全面安の中、ダウ平均は終盤に
 かけて下げ幅を拡大し、600ドル超の下げとなった。

 銀行など金融株が下げをリードする格好。安全資産への逃避から国債市場に資金が流
  れ込んでおり、利回りが急低下していることが嫌気されているようだ。今回の英国民投票
 結果に金融機関の英国からの離脱も想定れる中、金融機関にとっては影響が大きいと
  見られているようだ。

 国債の利回りが低下すれば、機関投資家の採算も悪化することから保険株も下落した。
 各国中銀は金融システムの支援体制強化を打ち出しており、信用不安まではまだ出てい
 ないものの、警戒感は根強い。債券への投資が多い年金や生保は緩やかに破綻に近づ
  いているとの指摘も聞かれた。

 ダウ採用銘柄は全銘柄が下落。ゴールドマン、JPモルガンが7%下落し、キャタピラーも
  6%下落した。IBM、ボーイング、アメックスも5%超の下落。

 金融機関のなかでもモルガン・スタンレーの下げが目立つ。英BBCが英国民投票で
 EU離脱が選択されたことで、モルガン・スタンレーのロンドンの投資銀行部門2千人
 職をアイルランドのダブリンかフランクフルトに移す作業を開始したと伝えていた。

 モルガン・スタンレーはこの報道を否定はしているが、直ぐではないものの、事業環境
  にあわせて調整することは検討しているとしている。

 ナスダックも急落。ITハイテク株も揃って下落。旅行も大きく下落している中、世界
  最大の旅行代理店のプライスラインが11%の大幅安となった。プライスラインの
 売上高は2005年にオランダのブッキングドットコムの買収を手掛かりに欧州で
 70%近くを占めることから、今回の英EU離脱の選択は他社以上に懸念が強い様だ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=319086

4.NY市場、原油先物8月限/金先物8月限 各結果(6/24)

 NY原油先物8月限(WTI)
  1バレル=47.64(-2.47 -4.93%)
 ブレント先物8月限(ICE)
  1バレル=48.41(-2.50 -4.91%)
 ブレント-WTI 0.77

 今日のNY原油先物相場は急落。英国民投票でEU離脱が選択され、市場はリスク
 回避の動きを強めている。安産資産への逃避から原油も売りに押された格好。前日は
 英国民投票への期待から50ドル台に上昇していたが、きょうは失望売りにつながっ
 た格好となっている。

 8月限は東京時間に一時46ドル台に急落していた。その後、下げ渋ったものの戻りは
 鈍く47ドル台で通常取引を終えた。   http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=319082
 
 NY金先物8月限(COMEX)
  1オンス=1322.40(+59.30 +4.69%)

 今日のNY金先物相場は6日ぶりに急反発。英国民投票でEU離脱が選択され、市場は
 リスク回避の動きを強めた。安産資産への逃避から金は買いを集めた格好となっている。

 8月限は英EU離脱の選択が確定した東京時間に1360ドル付近まで急伸した。その後、
 伸び悩んだものの、NY時間に入っても1300ドルの水準は維持している。今回の英EU
 離脱の結果で、金は1500ドルを目指す可能性も指摘され始めている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=319083


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アベノミクス、英のEU離脱で風雲急!?

2016-06-25 23:47:41 | マ-ケット

              
土曜の晩、持ち株の下落で、評価損が大幅増加。 サブプライムローン問題や
リーマンショック、東日本大震災など、暴落時に経験していたけれど、改めて
資金をプールしておく重要さを思い知らされました。

今後1カ月で、日経平均は15000円台後半まで、戻りガあると思うので、
現物派は、辛抱のしどころ。

英国民は、EUからの離脱で、 「失われた10年」を味わうことになるでしょう。

そんな中、アベノミクスも今回の出来事で、黄色信号です。

英国民投票で、EU離脱派が勝利したことで、急激な円高、株安が日本経済の
足かせとなりそうだ。主要シンクタンクの試算では、円高による輸出減などで
国内総生産(GDP)が最大1%強押し下げられる見通し。

世界経済のリスクが思わぬ形で顕在化し、名目GDP600兆円を目指すアベノ
ミクスは仕切り直しを迫られかねない。                 (山口暢彦)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160625-00000069-san-bus_all

石原経済再生相は24日午後に開いた緊急会見で「(離脱派の勝利は)予想と
大きく違った。世界経済の動向をこれまで以上の緊張感で注視し、政策対応に
万全を期す」と述べ、近く経済財政諮問会議を開き、対策を協議する考えを示
した。

市場関係者が警戒するのは円高、株安の急進などによる日本経済の下振れ
です。

大和総研は、「離脱派」の勝利が確実になったことを受け、実質GDPが最大
1%程度押し下げられるとの試算を発表。2008年のリーマンショック並み
世界経済の実質GDPが1.3%減少した場合、15%の円高ドル安、20%
東証株価指数(TOPIX)下落で、日本の実質GDPは1.11%減るとした。

世界の実質GDPが0.04%減程度で済む、より楽観的なシナリオでも、日本
GDPは0.34%下押しされるという。

岡本エコノミストは「円高や世界経済減速による外需の縮小で、日本から輸出が
減り、企業収益悪化に繋がる。株安は消費者心理を冷やし、個人消費を縮ませる
恐れがある」としている。

英国の日系企業のEU向け輸出品に関税がかかり、輸出が減って、企業収益の
悪化に繋がる恐れなども考慮すれば、日本経済へ影響はさらに広がりかねない。

安倍政権は平成32年ごろの名目GDP600兆円を目指しているが、達成には
年2%の高い実質成長率が必要となる。

だが、少子化による労働力人口減少等もあって、27年度の実質GDPは前年度
比0.8%増と、成長力はすでに低迷している。英国のEU離脱の影響は大きく、
GDP目標達成が難しくなる懸念は強い。



週明けにも、政府/日銀の財政/金融 各特別政策会を開き、手を打つ必要が
ある。「現状を憂慮している」や「注視する」などと、悠長なことを言っている暇は
ない。

果敢な施策・実行が求められます。

それでは、また。


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まさかのEU離脱で、英は失われる10年突入へ!?

2016-06-24 23:59:38 | マ-ケット

              
英国のEUからの離脱が決まり、世界の金融市場に動揺が広がった。日本で円高・
株安が急激に進み、欧州各国や米国の株式市場も大幅安となった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00000088-asahi-brf

24日の東京株式市場では、昼前に「離脱派が優勢」と伝わると、欧州など世界
経済の先行きへの警戒感が一気に強まった。日経平均株価は午後に入って下げ
幅を広げ、一時1300円超も下落。終値は前日より1286円33銭(7.92%)
安い1万4952円02銭、約4カ月ぶりに1万5000円を下回り、2014年10月
以来約1年8カ月ぶりの安値をつけた。下落幅は、2008年のリーマン・ショック
時を上回り、ITバブル崩壊後の00年4月以来、16年2カ月ぶりの大きさだった。
朝方からの乱高下で1日の値動きは1500円を超えた。

大阪取引所では、日経平均先物に大量の売り注文が殺到した午後に、売買を一時
停止するサーキットブレーカーを3年ぶりに発動した。

日経平均は暴落し、1286円安の14952円の大引けでした。
(出来高 概算36.2億株の商いでした。)

寄り付きは、英のEU残留模様から買い先行も、前場中頃から開票速報が流れて、
離脱優勢が伝わると、 先物主導に現物株が追従し下げを牽引。為替が100円
割れる場面もあり、東京市場は、ヘッジファンドに蹂躙された格好です。

日経平均の暴落で、2月安値の15000円を下回り、リーマンショックを超える
暴落。東京市場だけが蹂躙された格好。

注目のNY市場、昨日上昇していながら3%弱の下落で始まっています。東京市場
8%弱の下落で、市場の動揺はあるにせよ、リーマン級を超える下げは異常。

来週は、15000円台回復してのスタートに期待したい。

ブロガー/読者の皆さん、大辛抱の週末を!!


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英国のEU離脱の可否判明は、6/24正午頃!?

2016-06-23 23:58:43 | マ-ケット

              
英国のEU離脱の是非を問う国民投票が、現地時間の23日午前7時(日本
時間の同午後3時)から始まった。

事前に行われている世論調査でも残留・離脱が拮抗。市場も国民投票の結果を
見極めたいとの慎重ムードが漂って、東証1部の売買代金は22日が1兆7038
億円、23日は1兆5701億円と、活況の目安とされる2兆円を大きく割り込む低
水準が続いている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160623-00124179-shikiho-biz

英国の選挙結果次第で、こうした資金が一気に流入して為替や株価が大きく
動く可能性もあり、世界中の投資家が選挙結果を固唾をのんで見守っている。

投票が締め切られるのは、英国時間の23日午後10時(日本時間24日午前
6時)。その後、「日本時間の24日午前8時ごろに開票速報が流れ、大勢が
判明するのは同日正午頃」(大和総研・ロンドンリサーチCの菅野シニアエコ
ノミスト)という。

野村証券の竜沢投資情報部長は「EU残留なら(短中期的に)1ドル105円~
108円位まで円安が進み、日経平均株価は17500円前後まで上昇。
一方、
離脱であれば、1ドル102円程度の円高となり、株価はPBR(株価純
資産倍率)
1倍となる14500円まで下落することもありえる。一段の円高進行
との見方も
あるが、1ドル97円~98円位まで急速な円高が進むようなら、日銀
による介入も
考えられる」との見通しを示しています。


大勢判明は、24日正午頃になりそうですが、前場と後場で値動きの変化に
注目しています。

さて、日経平均は反発し、172円高の16238円の大引けでした。
(出来高 概算16.4億株の薄商いでした。)

日経平均はもみ合い小幅高スタートから、英国EU残留が優勢との世論調査の
一部がリリースされると、先物主導で買い戻す動きが活発になった。EU残留を
70%意識した流れから、後場にかけ上げ幅を拡大した。

日経平均の反発で、ボリンジャーバンド5日線をサポートとしてリバウンド基調
強め、薄商いの中、EU残留を少し織り込んだ格好です。明日は、僅差の残留と
読んでおり、後場以降の動きに注目です。

NY市場は、EU残留期待を受けて大幅反発してスタートです。このまま終了時
まで継続するかポイント。

明日の日経平均、残留となれば500円高位で引けるか注目しています。


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イエレンFRB議長、英のEU残留と雇用回復確認で、利上げか!?

2016-06-22 23:53:41 | マ-ケット

             
イエレンFRB議長は21日、上院銀行委員会での公聴会で半期に一度の
証言を行い、海外リスクや米国内の雇用減速に伴い、利上げに向け慎重な
対応が正当化されるとの認識を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000086-reut-bus_all

昨年12月利上げ以降、米経済の減速や中国経済への不安といった海外
要因、原油安などに見舞われたとした上で、不透明性は、まだ完全に払拭
されていないと言明、利上げを急がない姿勢を示唆しました。

とりわけ、雇用が持ち直せば経済は停滞していないとFRB当局者が確認
できるため、年内に利上げできるかどうかは雇用の回復に左右されるとの
考えを示唆しました。

過去数カ月の複数の指標は「間違いなく(雇用の)改善ペースが勢いを失っ
ていることを示唆している」とし、減速は一時的で「持ち直すと見込んでる
が、利上げに踏み切る前に予想通りの展開となるか慎重に、極めて注意
深く動向を注視する」とした。

7月下旬に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)までには6月分の
雇用統計しか発表されないため、議長の発言は7月会合で利上げを見送る
公算が大きいことを示唆しています。

証言ではまた、英国がEU離脱を決めた場合の影響について一段と明確な
言及があった。

英国が、EU離脱を決めた場合、「著しい影響を及ぼす恐れがある」と指摘。
米国で、リセッションが引き起こされるかとの質問に対しては、「そうした
公算は小さいと考えているが、実際に何が起こるかまったく分からないため、
非常に注意深く見守る必要がある」と話した。

その上で「FF金利引き上げへの手順を慎重に進めることで、成長が緩やか
なペースを取り戻してるか、労働市場がさらに力強さを増していくか、インフレ
動向が引き続き進展するかを判断しつつ、経済成長に対する金融政策の下
支えを継続することができる」と指摘。

世界経済が軟調な状態が続き、米国の生産性の低迷やその他の要因で長期
的に金利が抑制されるなか、主要金利は「かなりの期間」にわたり低水準に留
まる公算が大きいと述べた。


上記の論点から、5月の雇用統計がストの影響からイレギュラーで、6、7月
雇用が良好で、EU残留がはっきりすれば、8月以降の利上げもあり得る事に
なります。大統領選挙を11月に控え、8月か9月に利上げの決断ができるか
イエレン氏の力量が問われそうです。

さて、日経平均は反落し、103円安の16065円の大引けでした。
(出来高 概算16.1億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、小幅上昇したものの、英国EU離脱の可否を問う国民投票を
控え、売り先行でスタート。ザラ場に前日値付近まで戻りを試したものの、先物
主導で売られ、大引けマイナス終了となりました。

日経平均の反落で、直近リバウンド一服の様相。でも、日経平均16000円台
維持して、何とか節目をキープした格好です。ここから、薄氷のEU残留の審判
でれば、為替が大きく反応し、リバウンド相場へ移行になるですが、楽観禁物。

さて、注目のNY市場、英国投票を前に様子見のもみ合いから上向き症状。明朝
まで底堅い展開に期待したい。

明日の日経平均、英出口調査で残留優勢のリリースがザラ場に出れば、先回り
買いが入るかもしれません。 審判はどちらに・・・。


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そんなのアローラ、ソフトバンク副社長退任!?

2016-06-21 23:58:15 | 企業を斬る

             
今日、ソフトバンクGは、ニケシュ・アローラ副社長が退任すると発表した。
社長交代時期をめぐり孫社長と認識にずれが生じたため、22日任期満了に
伴い退任する。孫社長の後継者選びは振りだしに戻った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000079-reut-bus_all

退任の理由について、孫社長は当面トップとして指揮を執り続ける意向だっ
たのに対し、アローラ副社長は「数年のうち」にトップに就く意向を示したこと
から「両者の時間軸のずれを踏まえ、退任することになった」と説明している。
アローラ氏は7月1日付で、同社の顧問に就任する。


孫氏は、地球的視点に立った経営を継続したい野望が出たのかもしれない。

アローラ氏と言えば、1年余り前、孫氏の後継者として、鳴り物入りで15年
6月に副社長に就いた事が思い出されます。

もっと驚いたのが、入社一時金を含め165億円余り報酬だった事。さらに、
前期末も80億円超の報酬を受け取ってました。この1年半でこの報酬に見
合う貢献をしたのか、小生はわからない・・・。

22日のソフトバンク株主総会で、孫社長は、どう説明するのでしょうか。

さて、日経平均は続伸し、203円高の16169円の大引けでした。
(出来高 概算17.2億株の商いでした。)

英国のEU離脱懸念が緩和されたことで、欧米市場が大幅上昇したものの、
朝方 為替が103円台となり、売り先行した日経平均。ただ、ザラ場に円高
一服から円安に転じ、104円台中頃になると、先物主導の買戻しが入り、
日経平均は、続伸し、節目の16000円台を回復しました。

日経平均の3日続伸で、陽線かつボリンジャーバンドー1σを突破して、早期の
25日線へのリバウンドも視野に入った格好です。この16000円台で値固め
英国民投票(EU残留)後の戻りに期待したいところ。

注目のNY市場、イエレンFRB議長の議会証言に注目が集まる中、もみ合い
スタート。原油価格が下落しているが、底堅い終了になるかポイントです。

明日の日経平均、4日続伸となるか注目です。


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