米格付け会社ムーディーズが、日本国債の格付けを「A1」から「Aa3」へ
1段階引き上げたと 30日に発表しました。
福田政権の「骨太方針2008」に関して、歳出削減路線を維持したこと等を
評価してのことだと説明しています。
洞爺湖サミットを目前に控え、米からのギフトのつもりでしょうが、円買いを
加速させ、株式市場にとっては短期マイナスになってしまったようです。
国債の格上げは、グローバルインフレ到来中、日本のCPI上昇率も緩やかで
日本経済の底堅さを評価しての事だから、将来的には株式にもプラスですが、
世界的原油高と株安で、リスク許容度の低下した円買いを加速させてしまった
ようです。
国債の格上げリリースがなければ、日経平均 小反発で引けたかもしれません。
今年の経済成長鈍化なるも、懸念の多い世界経済に対し、日本経済の底堅さ
から日本株は、見直されていくと思っています。
参照方↓
http://markets.nikkei.co.jp/ranking/news/index.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS3S3000C%2030062008
さて、日経平均は8日続落となり、62円安の13481円での大引けでした。
(出来高 概算18.3億株の様子見商い。)
折角、月末ドレッシング買いや投信買いへの期待、オイルマネー流入観測など
からテクニカルリバウンドの流れが優勢と思っていたら、為替相場が105円台に
なり、リバウンドに水をさす結果となったようです。
大きく動くのは米雇用統計後としても、明日の日銀短観、悪いのは織り込み済み。
原油価格の調整でドル安に歯止めがかかれば、明日こそ、日経平均9日ぶりの
反発になりそうですが、どうでしょうか。
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