「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

国債の格上げで、円高シフト!?

2008-06-30 18:51:43 | 役立つ投資情報

米格付け会社ムーディーズが、日本国債の格付けを「A1」から「Aa3」へ
1段階引き上げたと 30日に発表しました。

福田政権の「骨太方針2008」に関して、歳出削減路線を維持したこと等を
評価してのことだと説明しています。
洞爺湖サミットを目前に控え、米からのギフトのつもりでしょうが、円買いを
加速させ、株式市場にとっては短期マイナスに
なってしまったようです。

国債の格上げは、グローバルインフレ到来中、日本のCPI上昇率も緩やかで
日本経済の底堅さを評価しての事だから、将来的には株式にもプラスですが、
世界的原油高と株安で、リスク許容度の低下した円買いを加速させてしまった
ようです。

国債の格上げリリースがなければ、日経平均 小反発で引けたかもしれません。
今年の経済成長鈍化なるも、懸念の多い世界経済に対し、日本経済の底堅さ
から日本株は、見直されていく
と思っています。

参照方↓
http://markets.nikkei.co.jp/ranking/news/index.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS3S3000C%2030062008


さて、日経平均は8日続落となり、62円安の13481円での大引けでした。
(出来高 概算18.3億株の様子見商い。)
折角、月末ドレッシング買いや投信買いへの期待、オイルマネー流入観測など
からテクニカルリバウンドの流れが優勢と思っていたら、為替相場が105円台に
なり、リバウンドに水をさす結果となったようです。

大きく動くのは米雇用統計後としても、明日の日銀短観、悪いのは織り込み済み。
原油価格の調整でドル安に歯止めがかかれば、明日こそ、日経平均9日ぶりの
反発になりそうですが、どうでしょうか。

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7月相場

2008-06-29 19:26:08 | 相場展望

 小生ブログに定期的に立ち寄られている方に、予想コメントについて
 2点報告しなければなりません。

 1)6月 月末高アノマリ-結果(6/25,26記載)
 2)宝塚記念予想(今日、昼過ぎ記載)
 
 順序が逆になりますが、2)宝塚記念の結果を先にします。ラストGⅠで
 馬連GETしました。3連複は、3着に1番インテイライミが入着したため、
 逃しましたが、まあ、有終の美を飾りました^^)

  また、秋のGⅠで、徒然に予想したいと思っています。
 
 1)の6月 月末高アノマリ-は、どうやら期待を裏切る結果で、着地し
 そうです。「98年から西暦偶数年の6月 月末高」は2年前の06年で
 途切れそう
です。

 先週末にかけてのNY株安の流れを受け、日経平均も頑張っていましたが
 週末大幅下落し、7連敗になってしまいました。これで、来月にかけて、
 上昇トレンドも一服。今後1ヶ月の予想レンジを1万3千円~1万4千円
 のボックス相場になると予想
しています。

 諸悪の根源は、「原油高」にあります。原油先物相場が過去最高地を更新
 140ドル超/バレルとなり、NY株売りに拍車をかけました。

 一部報道にあるGMの投資判断格下げやGSによるシテイ損失拡大判断も
 影響しましたが、主因は「原油高」でしょう。
 原油高になった理由は、投機資金の流入ですが、トリガーはECBの政策 
 金利引き上げで、来月早々に実施される現実味を帯びてドル安/ユーロ高
 移行になったことだと思っています。

 幸に、円安/ユーロ高も想定されるので、極端な円高/ドル安にならない
 としても、一時的には105円台程度があるでしょう。
 
 従って、明日以降、ザラ場で円高にシフトすれば、株式にはマイナスで、
 輸出銘柄は売りを誘うかもしれません。(但し3ヶ月~半年後を考えれば
 チャンスとも言えますが・・・)

 さて、日経平均は、6/27に7日続落し、277円安の13544円で引けました。
 (出来高 概算19.6億株で、薄商いでした。)
 トレンドは、マイナス陰転です。ボリンジャーバンドの下限にあるため、
 日柄的には、ちょこっと反発してもおかしくないですが、市場エネルギーは、
 様子見姿勢もあるため、過大な期待は持たない方がいいかも
しれません。

 米経済指標の7/1の6月ISM製造業景況感指数や7/3の6月米雇用
 統計が発表されますので、この指標に下げ止まり感が出れば、ドル買いに
 なり、原油価格調整で米株式の持ち直し機運も出てきそうですが、過度な
 期待は、禁物かもしれません。
 
 半年先を見た投資なら、押した場面で拾うもチャンスでしょうが、短期は
 受給妙味のある銘柄や代替エネルギー/材料株でしょうか。
 小生は、中・長期派なので前者を選択する予定です。

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第49回 宝塚記念

2008-06-29 14:17:54 | 競馬

原油高や穀物高とインフレ懸念ばかりか、スタグフレーションにも
言及しそうな経済状況。外部環境の悪化が国内にも、波及しそう
ですが、デカップリング信奉者として、日本経済の底堅さとなれば
良い。

こんな中、上半期ラストのGⅠである、宝塚記念を予想してみます。

1)過去10年の連対データ
  1番人気:70%
  2番人気:30%
  3番人気:20%
  4番人気:10%
  5番人気: 0%
  6番人気:30%

2)過去10年前走データ 
  天皇賞10頭、金鯱賞5頭、安田記念3頭

上記、1)と2)及び4歳馬の好走と雨適正を考え、本命に
9番エイシンデピュテイ、対抗2番メイショウサムソンと
8番ロックドカンブ、11番アサクサキングス。

穴に、4番アルナスライン、6番アドマイヤオーラ
12番カンパニ-

馬連は、本命と対抗に、穴を絡ませて購入。
3連複は、9-2 と 8ー2を軸に流して、勝負。

さて、結果や如何に。 


購入したい最高益更新銘柄<四季報08年3集夏号>

2008-06-28 19:45:55 | 役立つ投資情報

「会社四季報」の最新号、08年3集夏号が、先日発売されましたが、
 注目すべきは、今期と来期(09年度)の業績見通しを予想している
 点ですね。
 連続2桁最高益更新ランク(東証一部)に、横浜ザルが注目している
 銘柄もあり、7月天神底の前倒しで、割安な銘柄も散見されますので
 今後、狙って見たい5銘柄ピックアップして見ました。
 

   社名        コード   PER    PBR   株価(6/27終値)  
                                                                                  (円)
    DeNA         2432        30.3        15.7         625,000
 
   リサパートナー 8924         5.7          2.1         168,000
 
   東和薬品    4553        19.3          2.0            3,930

    タムロン      7740     9.5         1.8             2,055

    イーピーエス  4282    24.7    5.0     468,000  
 
                     <投資は自己判断、自己責任>
-------------------------------------
 会社四季報ランキング2008年3集夏号(第1回)
 参照 → http://biz.yahoo.co.jp/column/company/tyo/080627/invest/080627_rank081.html 
    
 今期最高益更新率トップの田辺三菱製薬は、今期に買収効果がフル
 寄与し 来期は構造改革特損も消え純益の大幅増が見込まれます。
 5位の日本電気硝子は薄型テレビ市場拡大による超繁忙状態が来期
 も続く見通しです。

 順位  コード   社名   今期最高益更新率  来期・最高益更新率
                                                   ( % )                       ( % )  
 1   4508  田辺三菱製薬    77.33           15.38
 2   5946  長府製作所      69.35             3.93
 3   2918  わらべや日洋     54.89             6.46
 4   6701  NEC             54.31             8.57
 5   5214  日本電気硝子     48.02           11.33
 6   2432  ディーエヌエー     47.58             20
 7   6594  日本電産        40.93             3.45
 8   8904  サンヨーハウジ    39.7             4.17
 9   2317  システムプロ      37.81           11.11
 10    9037   ハマキョウレッ       33.78                         5
 11    8924   リサパートナー      32.15                       19.32
 12   8178  マルエツ        31.58             8.06
 13     8423   フィデック              31.58                        9.09
 14     8282   ケーズHLD          30.78                         2.63
 15     2371   カカクコム             30.07                       29.41
 16     4553   東和薬品             30.01                        21.71
 17     9916   バイタルネット       29.87             11.76
 18     6817   スミダコーポ         29.6              8.11
 19     4689   ヤフー                 29.36            17.28
 20     9681   東京ドーム           29.3              8.91
 21     8809   サンケイビル        28.31            33.33
 22     8519   ポケットカード       28.21              8.33
 23     7740   タムロン              27.83            11.48
 24     2413   ソネットM3          27.23             12
 25     7974   任天堂               26.29              3.08
 26     2392   セキュアード        24.94              8.7
 27     3391   ツルハHLD         24.83              7.94
 28     8276   平和堂               23.85              5.13
 29     4282  イーピーエス    23.55            14.04
 30     9101  日本郵船      22.66              3.57

                                   出典   「会社四季報2008年3集夏号」

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悲観と楽観の狭間(FOMC通過)

2008-06-26 19:43:31 | マ-ケット

夕方、雨模様になるとの思いから傘を持って出たが、曇天の帰り、お荷物に
なりそうである。こんな日に1杯やって帰ると、忘れてしまうので要注意!

さて、今朝方のFOMC声明文は、予想通りの金利据え置きでした。

これで、政策金利2%で利下げ打ち止めになり、景気回復が見えてきた所で
利上げに転じるということで、米投資マインドも、底打ちからの脱却が近い
印象を持ってます。米国の悲観と楽観の狭間で揺れながらの、きっかけ待ち
と言った所でしょう。

また今日の日経平均、小幅ながら6日続落で7円安の13822円でした。
(出来高概算 18.2億株の薄商い。)

昨日ブログに書き込みした「西暦偶数年の6月 月末高のアノマリ-」ですが
残り2営業日を残し、アノマリー通りの展開になれば・・・。
また、投資主体別売買内容ですが、外国人、個人共6月第3週も買い越し

そろそろ、反発してもOKですが、きっかけ次第でしょう!!

------------<6/26ロイター>-------------
東京証券取引所が26日にまとめた6月第3週(6月16日―6月20日)の
3市場投資主体別売買内容調査によると、外国人が12週連続の買い越しと
なった。個人、事業法人も買い越し継続。信託銀行は売り越しだった。

         <株式・投資家別売買内容・63社>

          売り        買い         差し引き

個人      1927363   1981986     54622

外国人     4485042   4662453    177410

投資信託       250068    249655      ―412

事業法人    104744    113267      8522

生保・損保     28330      12830     ―15499

長銀・都銀     9965      6825      ―3139

信託銀行    582806    565246    ―17560

--------------------------------------------------------------------

委託       7677094   7808818     131723

自己       2758029   2621338   ―136691

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6月 月末高アノマリ-!?

2008-06-25 23:58:16 | 相場展望

 日経平均は、5日続落と弱含みが続く中、明るい材料もあるようです。
 個人投資家が、買いに動き出したとの統計データリリースです。
 
 6月第2週(9日~13日)の投資主体別売買動向で、個人の買い越し金額が
 4387億円と大幅に膨らんだようである。この買い越し金額は、1年3ヶ月ぶり
 の水準のようです。
 個人投資家が、大幅に買い越すのは、株価の暴落時からの反発期待であるが、
 6月第2週は、500円程度の下落で暴落に当りません。

 また、今年3月に、米国でのベア・スターンズ等 金融不安から株価が急落した
 経緯でも、個人の大幅買い越しは表面化していなかった。
 この時は、先行きの下落懸念を想定していたため、動けなかったのである。 

 この時期に買い越しに動いたのは、今年3月を底値と確信したことや、ここ
 数週間の材料株人気でしょう。
 電気自動車、代替エネルギーの太陽電池/原子力、農業/環境関連と動意づき
 ベテラン個人投資家が ついに、動き出したと推測しているようです。 

 さらに、個人投資家の大幅買い越しが2週連続となれば、市場回帰にはずみが
 つきそうで、明日発表される第3週の数字が、注目されますね。
 出典→ http://nvc.nikkeibp.co.jp/column/kabu/20080623_001261.html

 さて、今日の日経平均は、NY市場の小幅続落やFOMCや米経済指標の発表
 待ちで、大きく下落したものの、大引けに戻し19円安の13829円でした。
(出来高概算 19.8億株でした。)  

 日経平均のプラス引けとは なりませんが、リバウンド基調で13800円台を
 キープした事は 評価できます。一目均衡表の雲上限も上回って終えてるので、
 下ヒゲをつけて、底堅さを示した感じに受け取れます。

 明朝にかけ、米市場は FOMC声明文を受けアク抜けからの 自立反発となれば
 日本市場にも、上昇に はずみがつきますが、どうでしょうか。
 相場アノマリ-*で、08年6月月末にかけて上昇となるか、答えは来週でます。

----------------------------------
 * 6月末にかけ、なぜか「西暦偶数年は、大幅上昇(月末にかけて5営業日)」
 
  98年 △775円
  00年 △447円
  02年 △267円
  04年 △278円
  06年 △381円                    出典:日本証券新聞6/25

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ボーナス運用のトップは、国内株式!?

2008-06-24 23:55:38 | 役立つ投資情報

楽天リサーチが6/20発表した夏のボーナス運用に関する調査
によれば、今夏のボーナスで、金融商品の購入を計画している人
で、3人中2人が「国内株式」を、2人中1人が「投資信託」を
選択したと
レポートしています。

手続き先は、投資未経験者でオンライン銀行が約40%でトップ、
また、投資暦10年以上では、証券会社オンラインサービスだとか。

楽天リサーチの登録モニター(約160万人)の中から、今年の
夏のボーナスの使途について、全国の20~50代男女計千人を
対象に実施した結果だそうだ。
参照方 → http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080623/1015938/

楽天リサーチに登録する人を無作為抽出しているので、ウエッブ
に興味があり、ネットサーフィン好きな 新社会人から団塊世代を
対象にしており、それ以外の人が除外されているので、割引いても
66%の人が国内株式を考えているって事は、チャンスなのか。

初夏相場に向け、虎視眈々と買い時を狙っているのかもしれない。
また、将来の年金や医療費用不安で、貯蓄から投資へのリスクを
取るトレンドの現われでないだろうか。

さて、今日の東京市場は、自立反発を期待したが、小幅ながら4日
続落し、7円安の13849円の大引けであった。
(出来高 概算16.3億株の薄商いでした。)

米国経済の低迷警戒感や24日以降FOMCや経済指標の発表を
控えて、動きづらい展開だったようで、トヨタ等 主力株は総じて
軟調でした。また、新日鉄等 鉄鋼株は「豪英系で資源大手のリオ
・ティントと中国の鉄鋼最大手の宝鋼集団が、豪州産鉄鉱石の大幅
値上げで合意」との報道を受け、総じて軟調になったことも上値を
圧迫したようです。

今日のNY市場は、エネルギー価格上昇で米景気減速感が全体的な
圧迫要因で、下落して始まっていますが、買戻しの動きになるか、
底力の自立反発や如何に。

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明日は、自立反発?!

2008-06-23 19:13:51 | マ-ケット

投資で、上手に利益を上げていくためには、心理的な側面を見ることが
必要なようです。

先週末に日経平均は、米市場を先取りして下落していましたから、週末の
米市場の大幅下落があっても、日経平均は少し織り込んでいたと言う事
でしょうか、下げ渋りの底堅い展開だったようです。

心理的に寄り近辺で買いづらいが、ほぼ寄り底を予想していた投資家は、
銘柄選定を誤らなければ、成功
したことと思います。

日経平均は、しぶとい粘りで84円安の13857円の大引けでした。
(出来高概算18.2億株で、商いは薄い。)

太陽電池や原発など代替エネルギ-関連へ物色が強いようで、材料株が
賑わっています。日本の省エネ技術は、世界でもトップクラスですから、
短期資金の流入だけでなく、先行投資とも受け取れます。洞爺湖サミット
まで、環境も含めた関連銘柄の物色は続きそうですね。

日経平均は、節目の13800円を上回って引けたため、崩れかけた中期
上昇トレンドを辛うじて維持しているように見えます。

米市場は、24/25日のFOMCを控え、ここまで、ダウが大きく下落して
いるので、原油価格の上昇やドル安も一服(期待)して、自立反発して明朝
を迎える予感がします。

米経済のインフレリスクと景気後退で、舵取りのジレンマもあるでしょうが、
利下げはないでしょうから、利上げをどの時期に見据えているかで、市場
評価も変わるんでしょうね。

明日の日経平均、4日ぶり自立反発に期待しましょうか。

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サザエさんと消費経済

2008-06-22 19:32:08 | 話題本とマーケット

まあ、梅雨らしい日曜日の夕方、相場アノマリ-について少し検証して
見ました。提唱者は、大和総研の吉野 貴晶さん。そのアノマリーは、
「サザエさん」の視聴率が上がると、株式市場が落ち込む。>と言う
もの。

このアニメは、年間通して平均的に20%近い視聴率を誇っており、他
のアニメを圧倒してアニメ部門で1位のようです。
国民的なアニメなので、株価と相関があり、視聴率が高いと株価が下落
し、逆に低いと上昇する傾向があると唱えています。
日曜夕方、一人または家族でテレビを見る人が多い事は、消費マインドが
ネガティブの表れだと言うことらしいのですが・・・。

そこで、今年の1月~6月途中までを調べて見ました。
http://www.videor.co.jp/data/ratedata/r_index.htm
 

    サザエさん(フジテレビ:18:30-19:00)     
         平均     最高      最低
 1月    19.3(n=4)  20.5(1/27)     18.2(1/13) 
 2月    20.2(n=4)     21.7(2/3)      17.6(2/24)
 3月    17.9(n=5)    18.7(3/16)     17.1(3/30)
 4月    18.2(n=4)    19.1(4/13)     17.6(4/27)
 5月    16.6(n=4)    18.0(5/18)     14.4(5/4)
 6月    15.7(n=3)    16.4(6/8)       15.2(6/1)

大発会以降 下落した日経平均は、1/15以降1万3千円台になった
訳ですが、1/21週に1万3千円割れもありました。その後の2週間
で、視聴率の月最高を記録しており、消費マインド冷え込みの表れで
しょうか。(季節要因や天候要因は、考慮してません^^;)

3/17週、日経平均で1万2千円割れもありましたが、その辺りを
底として、先週中頃迄の上昇となっており、4月以降は、視聴率平均
も月毎に減少しています。この傾向が続くようですと、アノマリーが
示す株価の上昇トレンドは、継続しているようにも見れますが
、今日
のサザエさん、きっと視聴率が高いんだろうと推測しています。

明日から株主総会もピークを迎えようとしていますが、週明けの東京
市場、米市場の大幅反落を受け、売り先行のスタートになりそうです。

投資も中、長期スタンスなら打診買いのチャンスと捉えられそうですが、
どうでしょう。

今年も、もうすぐ半年が経過しますが、年前半に強含んだ銘柄から産業
天気の良い銘柄に眼が向きそうです。

明日以降、原油価格の動向と為替(ドル円)、債券に眼が離せませんが、
サザエさんの視聴率と消費経済動向って、あながちバカにできないかも
しれません。


今、そこにある危機

2008-06-20 18:23:02 | ニュ-スからひと言

もう我慢の限界-と数日前に紙面やニュースで流れたイカ漁中止。原油高騰で、
漁獲高より燃料代がかさみニッチもサッチもいかない状況らしい。ある漁師の話
で、1日出漁して8万円の燃料代で、漁獲売上げ5万円では死活問題である。

漁獲売上げに、すぐ転嫁できればいいが、そうもいかないらしい。
日本では、原油・エネルギーと食良品を除いたコアインフレは、ほぼ横ばいで
価格に反映できない状態なので、漁師の国や消費者に対する、怒りの窮状訴え
なのである。

そう言えば、スペインやフランスでも、数万人のトラック運転手がガソリン価格
高騰に抗議するストライキを行っていた。エジプトでは、小麦粉の補助金削減に
抗議した群集が道路を封鎖し、警官隊と衝突した。

今や、世界共通の声で、食料品や燃料の価格上昇に怒っているのである。
インフレの兆候は、諸外国で顕著のようで、例えば中国の5月のインフレ率は
7.7%。4月の記録的な8.5%から減速したものの、経済成長率にせまろう
としている。また、昨年8月に、4%にも満たなかったインドも、5月には8%を
突破。ロシアでは、この1年間で7.6%から14.3%とほぼ2倍になった。
ベトナムでも、インフレ率25%に達したらしい。

「今そこにある危機」を食い止めるとしたら、投機的なマネーで暴騰した原油
価格の調整
にあると思うのです。(穀物もあるが、まず原油!)

明後日、サウジアラビアのジッダで、産油国と消費国の緊急会合予定があり、
サウジアラビアの増産や、他の産油国の増産を引き出せたら意外と原油市場
にインパクトがあるでしょう。
今朝の原油の反落は、中国の原油高騰で、ガソリンとディーゼル油の値上げを
発表、中国での需要減少への懸念らしいので、ジッダ会議に注目です。

さて、週末の日経平均は、ダウ/ナスダックの小幅上昇にも係わらず、大幅続落
の188円安の13942円の終了でした。(出来高概算20.2億株)
25日移動平均線を下回り、下方シグナル点灯接近で、13週線が下値抵抗線に
なれば、調整下限から 来週のリバウンドも視野に入りそうです。

米市場、米金融機関の損失拡大懸念やインフレ懸念と原油価格の調整継続との
綱引きで原油調整に軍配が上がれば、ドル高/債券安と、株価には追い風になり
そうですが、週末のNY市場が、どう着地するか、注目しています。