「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

コロナショック、ソールドストック・デミックで2万2000円割れ?

2020-02-27 23:59:39 | マ-ケット

    歓迎カエル 
日経平均株価は前日比477円96銭安の2万1948円23銭、東証株価指数
(TOPIX)は38.11ポイント安の1568.06と、共に大幅に4営業日
続落。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200227-00000028-jijc-brf

新型肺炎の世界規模での広がりを受けて、景気や企業業績の先行き
に対する警戒感が一段と高まった格好。日経平均は昨年10/11
以来4カ月半ぶりに22000円台を割り込みました。


相場の分水嶺にあった状況で、心理悪化に拍車をかけたのが、米株
の急落。米の権威あるCDC(アメリカ疾病管理予防センター)の
パンデミック予想コメントに続き、カリフォルニア州での集団隔離
やシスコの非常事態宣言で、経済下振れを織り込む流れとなった恰好。

今日の東京市場も、それが増幅され、コロナショックとなった格好。
「もうは、まだなり」で、先行き不安から先物主導で売りが入り、
売りが売りを呼ぶソールドストック・デミック(株売り世界流行)
とも呼ぶべき状況です。

個人が現物株で保有しているなら、冷静な対応が必要です。

さて、日経平均は大幅続落し、477円安の21948円の大引け。
(出来高 概算18.1億株の大商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、上記にあるような背景で続落。新型肺炎の
感染拡大が、国内GDP押し下げが確実視され、売りが売りを展開。

節目の22000円台を割り込んで引けました。

日経平均は続落し、上ヒゲをつけた陰線引け。ボリンジャーバンドは
はー3σレンジ辺りで、異常値です。

今晩のNY市場、下落スタート。ここで、米国内で感染者が確認される
様だと、パニック売りが入るかもしれません。下げの程度がどの程度か
ポイントです。

明日の日経平均、週末・月末の中、「小中高校、3月から休校要請」も
あり、この影響も入り、どの程度の下落で済むのか、注目しています。
個人投資家は冷静に対応したい。


   
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首相、大規模イベント中止・延期を3/Mまで要請、でもまだ!?

2020-02-26 23:58:44 | 政治に物申す

    歓迎カエル
今日、安倍晋三首相は首相官邸で開催した新型コロナウイルス対策
本部で、スポーツなどの大規模イベントについて今後2週間は中止や
延期をするよう要請した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200226-00000045-mai-pol

首相は「多数の方が集まる全国的なスポーツや文化イベントに関し、
今後2週間は中止や延期、規模縮小の対応を取るよう要請する」と
述べた。


コロナウイルスによる新型肺炎の感染者が増えている中、クラスター
が大規模で発生し、パンデミックになる前に、イベント中止や延期は
当然の要請であったと思う。

北海道で、道内の小・中学校での休校を要請・判断した、鈴木知事は
若いが、他の自治体に先駆け、適切な判断をしたと思う。

新型肺炎の初期症状は、風邪やインフルと区別し難く、高齢者や持病
を持つ者の重症化を防ぎ、国民不安を払拭する意味でも、早期診断や
治療が必要。1週間前、当ブログで指摘したPCR検査の保険適用や
民間検査機関を活用できるが仕組みが必要で、厚労省のフットワーク
軽くし、非常事態下での実施が必要です。

さて、日経平均は続落して、179円安の22426円の大引けでした。
(出来高 概算16.7億株の暴落の大商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、続落。新型肺炎の感染拡大が、世界経済を下
押しする影響を嫌気した格好であった。この流れを受けた日経平均は、
続落し、一時22100円台まで下落する場面も、押し目を拾う動きも
入り、22400台で終了した。

日経平均は続落し、下ヒゲをつけた陽線引け。ボリンジャーバンドは
はー2σ~ー3σレンジにあり、売られ過ぎ商状です。

今晩のNY市場、反発スタート。さすがに売られ過ぎで、失速する事
なく反発して就労できるか、ポイントです。

明日の日経平均、売られ過ぎから連日の陽線引けとなるか、先物主導の
動きに注目で、銘柄を選び押し目を狙いたいところだが、さて?

   
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株安連鎖「欧米でも一気に警戒感」!?

2020-02-25 23:58:01 | マ-ケット

    歓迎カエル
世界的な新型コロナウイルスの感染拡大懸念が、楽観論に浸ってた
国際金融市場を直撃した。24日の欧米市場に続き、25日の東京
市場でも株価が急落し、世界同時株安の様相だ。

新型肺炎感染の報告が発生源の中国や周辺のアジア諸国から、欧州、
中東へと広がり、世界経済の先行き減速懸念が強まったためだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200225-00000518-san-bus_all


「先週迄はアジアと欧米とで、新型肺炎に対する見方に温度差があっ
たが、ここにきて欧米でも一気に警戒感が高まった」。市場関係者は
こう話しています。

これまで市場は、中国が新型肺炎の感染を抑え込み、経済対策で短期
間に回復することを想定していた。中国への依存が高い企業に悪影響
が出始めていたものの、米欧株は最高値圏で推移していました。

しかし、感染報告の国・地域だけでなく、感染者の増加ペースも拡大。
中国のサプライチェーン(部品の調達・供給網)の一時的な停滞に留
まらず、世界的な景気低迷に発展する恐れが出てきた格好です。

グローバル投資家がリスク回避に傾き、国際金融市場で資金の流れが
一気に変わった。株式のほか、需要の低迷が予想される原油から資金
を引き揚げ、安全資産とされる金などに移す動きが目立っています。

ただ、今後の日本株の動向について、ある大手証券関係者は「いまの
水準でも売られすぎの指標が散見される。調整一巡後は反発に向けた
動きが出てくるのではないか」と冷静な見方を示しています。


中国での新型肺炎の抑え込み失敗から、韓国、イラン、イタリアなど
感染者が増え、コロナウイルスの拡散の現状が、さらに広がるのでは
と、経済の停滞への移行、下振れリスク不安が、疾病そのものよりも、
心理的パンデミックを起こした結果です。

クルーズ船での感染抑え込みに失敗した日本は、まさに、市中感染の
拡大で中国の失敗を教訓にして、お手本国になるべきです。
政府が先を見越した具体的な施策を示し、官民がベクトルを合わせて
ウイルス戦争に勝利するチャンスです。

さて、日経平均は大幅下落して、781円安の22605円の大引け。
(出来高 概算17.7億株の暴落の大商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、暴落。新型肺炎の感染拡大が、世界経済を下
押しする懸念から、ダウが約1000ドル下落。この流れを受けた日経
平均は、ギャップダウンで売られると一時1000円程下落する場面も
あったが、押し目買いも入り、22600台で終了した。

日経平均は暴落し、下ヒゲをつけたが、陰線引け。ボリンジャーバンド
はー2σ~ー3σレンジにあり、売られ過ぎ商状です。

今晩のNY市場、続落スタート。新型肺炎の感染拡大で、対岸の火事と
診ていた米も、先行気き懸念が現実味を帯びた格好です。下げ止まって
戻りがあるのか、ポイントです。

明日の日経平均、明日も大きく売られる様なら、下ヒゲ陽線引けがあっ
て良い状況ですが、先物の動きに注目しています。

   
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2月最終週 相場展望と予定

2020-02-24 11:46:24 | 相場展望

    歓迎カエル
2月第4週の日経平均は、2週連続で下落した。2/14のNYダウが続落
した事にえて、週初取引前に発表された10~12月期GDP速報値が前期比
年率6.3%減となったこと嫌気し下落。翌18ッ日は、新型コロナ肺炎感染
拡大の影響で、アップルが売上げ見込みを下方修正した事で、日経平均一段安。

ただ、NY市場が、アップル報告を受けても下げが限定的のマチマチであった
事から、19日は自律反発の買戻しも入り、23400円台を回復した。東京
市場の週末は、3連休前で新型肺炎禍の拡大もあり、下落した週末となった。

新型肺炎の感染が、韓国、イタリアなど拡大顕著で、世界実体経済への悪影響が
懸念され、G20でも大きな議題となった。

結局、日経平均は、週間で300円下落(↓1.27%)23386円となった。

さて、2月最終週(2/24~2/29)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、弱い米企業景況感指標。ウイルス感染の米企業への影響に
改めて警戒感を強めた模様。IT・ハイテクを中心に産業、銀行など幅広い銘柄
売られた。週明け今晩から明朝にかけて、NY市場が底値い動きを示すか注目。

新型コロナウイルスの感染拡大は、市中感染へと拡大の広がりを見せ、ペースを
抑えることに注目が集まっている状況。投資の重石が継続しそうである。

国内は、3連休明けの下落が限定的となるか、為替円安(111円台)進行が
下支えするのか、注目です。

業績のしっかりした、インバウンドやサプライチェーンの影響が少ない銘柄で、
連れ安した銘柄を物色する狙いが良よさそうです。

日経平均、2月最終週(2/25~2/28)レンジ、22850 ~23500円 
程度を想定しています。

1.2月最終週(2/24~2/29)主なイベントと予定
 2/22、23
  世 G20、新型ウイルスの影響やデジタル課税について議論
 2/24
 日本 休場(天皇誕生日振替休日)
  米 1月シカゴ連銀全米活動指数
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 バークシャー・ハサウェイ、HP 各決算
  米 トランプ米大統領、訪印
 中国 全人代常務委員会、全人代の延期を検討
 NZ 第4四半期小売売上高
  独 2月ドイツIFO企業景況感指数
 EU ラガルドECB総裁、講演
 2/25
 日本 1月企業向けサービス価格指数
 日本 12月景気動向指数 確報値
 日本 プラネット 決算
 日本 AHCグループ IPO
  米 2月消費者信頼感指数
  米 12月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 ホーム・デポ、セールスフォース・ドットコム、メーシーズ 各決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル) 
  米 クラリダFRB副議長、講演
  米 大統領選、民主党指名獲得争う候補者による討論会(サウスカロライナ州)
 香港 1月貿易収支
 2/26
 日本 1月スーパーマーケット売上高
  米 1月新築住宅販売件数
  米 ロウズ、マリオット・インターナショナル、Lブランズ、モンスター
    ビバレッジ、ベストバイ、マイラン、ビヨンド・ミート 各決算
  米 国債入札 5年債(410億ドル)
 香港 第4四半期GDP
 2/27
 日本 雨宮日銀副総裁、講演
 日本 片岡日銀審議委員、講演
 日本 パーク24 決算
  米 第4四半期GDP改定値
  米 1月耐久財受注
  米 1月中古住宅販売制約指数
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  米 シカゴ連銀総裁、イベント参加
 韓国 中銀政策金利
   NZ 1月貿易収支
 EU 2月ユーロ圏業況判断指数
 2/28
 日本 1月有効求人倍率
 日本 1月完全失業率
 日本 1月鉱工業生産速報
 日本 1月小売売上高 
 日本 1月住宅着工戸数
 日本 1月建設工事受注
 日本 12月自動車生産台数
 日本 2月都区部消費者物価
 日本 1月百貨店売上高
 日本 アイ・ケイ・ケイ、ギグワークス、東和フード、はてな、共和工業 各決算 
  米 1月個人所得/個人支出
  米 セントルイス連銀総裁、講演
  印 第4四半期インドGDP
  ト 第4四半期トルコGDP
  独 2月ドイツ消費者物価指数
  独 ミュンヘン再保険 決算
 EU 2月ユーロ圏消費者物価指数
 2/29
  米  大統領選、サウスカロライナ州予備選(民)
  米 国債償還 2年債(348億ドル)
         5年債(349億ドル)
         7年債(290億ドル) 
  中国 2月製造業PMI
  中国 2月非製造業PMI
 
スロ スロバキア議会選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/21)
 今日のNY為替市場はドル安が強まり、ドル円は戻り売りを強めた。この日
 発表のマークイットの米PMIが49.6と景気判断の分岐点である50を
 下回り、2013年以来の低水準に低下した事が嫌気されている。この発表を
 受け、米30年債利回りが過去最低水準に低下。弱い米企業景況感指標で、
 市場はウイルス感染の米企業への影響に改めて警戒感を強めた模様。

 これを受けて米利下げ期待が市場に広がり、CMEがFF金利先物の取引から
 算出しているFEDウォッチでは、年内の0.5%の利下げを織り込む動きも
 見られていた。直近の米地区連銀総裁は年内の据え置きに言及している総裁が
 多いが、一方で状況が変化すれば、利下げの選択肢にも言及している。

 ただ、クロス円は上昇。米株は売りが強まっていたが、円安は続いている。先日
 発表の10-12月の日本のGDPは消費税増税の影響で大幅なマイナス成長と
 なり、コロナウイルス感染の影響も拡大している。今後の影響が危惧される中、
 オリンピックをが開催できるのかといった声も出始めている状況。

 度重なる悪材料に、日本経済への不安感が素直に円売りを誘っているとの指摘も
 出ている。ドル円の下げはあくまでドル安であり円高ではなさそうだ。 

 ユーロドルは買い戻しを加速させ、一時1.0865ドル付近迄上昇。ロンドン
 時間にドイツやユーロ圏のPMI速報値が発表になっていたが、予想ほど弱くは
 なかったことでユーロ買いの反応も見られていた。ただ、上値抵抗も根強く、
 強いレジスタンスとなっていた1.0820ドル水準に上値を拒まれていた。

 しかし、NY時間に入ってその水準を突破し、ショートカバーを活発化させた様。

 ユーロドルは今年に入って下げが続き、2月に入るとその動きは加速している。
 ウイルス感染による中国経済の低迷が、ユーロ圏にも影響するとの見方が強く、
 また、今年も米経済が1人勝ちとの見方によるドル買いのカウンターとして、
 ユーロは対ドルで売りが強まっていた。その過程でさすがに下げ過ぎ感も強まっ
 ていたこともあり、きょうは買い戻しを強めている。
 きょうの反転が、リバウンド相場の足掛かりとなるか、来週以降の動きが注目
 される。

 ポンドドルも買い戻しが強まった。ロンドン時間には1.28ドル台に下落して
 いたが、NY時間に入って1.298ドル近辺まで買い戻される場面も見られた。
 反応は限定的だったが、この日発表の英PMIは製造業が景気判断の分岐点とな
 っている50を回復するなど好調な内容となった。1-3月のGDPが前期比
 0.3%増を期待させる内容となっている。

 3月に発表される予算案への期待感もあり、12月の総選挙以来の回復が続いて
 いる印象だが、一部からは、回復の動きは一時的で英中銀は年内に計0.75%
 の利下げを実施し、ゼロ金利に持って行くとの見方も出ている。

 中国のコロナウイルス感染の影響が、英景気回復の不確実性を高めると見てる様。
 https://fx.minkabu.jp/news/134352


 米国債利回り
  2年債       1.350(-0.039)
   10年債       1.470(-0.046)
     30年債        1.915(-0.046)
     期待インフレ率    1.618(-0.017)
                                             ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で米10年債利回りは低下。この日発表になったマーク
 イット米PMIが49.6と景気判断の分岐点である50を下回り、13年
 以来の低水準に低下したことが嫌気されている。米30年債利回りは一時過去
 最低を更新した。

 10年債は一時1.43%、政策金利に敏感な2年債は一時1.32%迄低下。
 2-10年債の利回り格差は+12(前営業日+13)までフラット化。
 https://fx.minkabu.jp/news/134351 

3.NY株式市場 結果(2/21)
 NY株式21日
  ダウ平均      28992.41(-227.57 -0.78%)
  S&P500       3337.75(  -35.48 -1.05%)
  ナスダック     9576.59     (-174.38 -1.79%)
  CME日経平均    23205     (大証比:-85 -0.37%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続落。この日発表になったマークイットの
 米PMIが49.6と景気判断の分岐点である50を下回り、2013年以来
 低水準に低下した事が嫌気されている。この発表を受けダウ平均は調整色を
 強め、一時327ドル安まで下げ幅を拡大した。

 ウイルス感染拡大への警戒は依然として根強く、中国の国家衛生健康委員会に
 よると、ウイルスの感染者数は7万5465人、死亡者は2236人に上ってる。
 新規感染者数の増加ペースは緩んでいるものの、まだ収束の気配は見せず、中国
 経済への影響が危惧される。
 
 実際、この日発表の中国自動車販売は2月最初の2週間で92%も減少。感染
 拡大が緩んだとしても、第1四半期の世界経済への影響は回避できず、短期的に
 企業収益への打撃はやむを得ない。

 この日の弱い米企業景況感指標で市場は、ウイルス感染の米企業への影響に改め
 て警戒感を強めた模様。IT・ハイテクを中心に産業、銀行など幅広い銘柄が売
 られた。

 ダウ採用銘柄ではマイクロソフトやアップル、ナイキが下落したほか、JPモル
 ガン、シスコシステムズ、ダウ・インク、シェブロンも軟調。一方、ユナイテッド
 テクノロジーズのはか、ジョンソン&ジョンソン、ウォルマート、コカコーラなど
 ディフェンシブ銘柄が上昇。

 ナスダックは大幅安。IT・ハイテク株に利益確定売りが強まった。アップル、
 マイクロソフト、エヌビディアなど主力株は揃って下落。一方、ギリアド、アム
 ジェンなどバイオ株の一角が上昇。

 クラウドでの共有アプリを手掛けるドロップボックスが大幅高。10-12月期
 決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。

 スプリントが上昇。TモバイルUSとの事業統合計画の修正で合意したと発表。

 太陽光パネルのファーストソーラが大幅安。10-12月期決算を発表しており、
 売上高が予想を下回った他、通期について予想を下回る売上高見通しを示してる。

 農業機械のディアが上昇。11-1月期決算を発表しており、売上高が予想を上回
 ったほか、生産コスト削減が奏功し、利益が予想を大きく上回った。

 サイバー・セキュリティのゼットスケーラーが下落。決算はまずまずだったが、完璧
 ではなかったという評価のようだ。

 オンライン切手販売のスタンプス・ドット・コムがきょうも大幅高。昨日は決算
 が好調だったが、宅配のUPSとの新たな提携や、米郵便公社(USPS)との
 長期契約の最新情報を提供している。

 午後になりイーベイに買いが強まりプラス圏に浮上。ウォールストリート・ジャー
 ナル(WSJ)が同社のクラシファイド・アド事業の売却の可能性を伝えた。
 https://fx.minkabu.jp/news/134349    

4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/21)
 NY原油先物4月限(WTI)
  1バレル=53.38(-0.50 -0.93%)

 NY原油は反落。米株が急落して、再びリスクオフの動きが優勢となった事で、
 先日の高値からの反落相場をこの日も継続。ただ、サウジアラビア、クウェート、
 アラブ首長国連邦(UAE)の3カ国が、先日の追加減産勧告に難色を示してる
 ロシア抜きで、最大日量30万バレルの追加減産を協議している事を米ウォール・
 ストリート・ジャーナルが報じたことで、安値からはかなり上げ幅を削って引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/134346

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1648.80(+28.30 +1.75%)

 金4月限は続伸。時間外取引では、韓国での新型コロナウイルスの集団感染など
 感染拡大に対する懸念を受けて堅調となった。日中取引では、米購買担当者景気
 指数(PMI)速報値の低下による株安などを受けて堅調となり、一代高値1652.1ドル
 を付けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/134344


   
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月例経済報告、新型肺炎懸念も「穏やかな回復」って本当!? 

2020-02-20 23:59:33 | 政治に物申す

           歓迎カエル
今日、政府は2月の月例経済報告を発表し、景気は「緩やかに回復
している」と基調判断を維持した。雇用や所得環境が底堅いとみて
いる。只、先行きの懸念として「新型コロナウイルス感染症が内外
経済に与える影響に十分注意する必要がある」とした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000570-san-bus_all

一方、懸念材料として前回あげた「消費税率引き上げ後の消費者の
マインドの動向」との表現は削除した。

月例報告では、中国経済の減速などを背景に「輸出が弱含むなかで、
製造業を中心に弱さが一段と増した状態が続いてる」としています。

輸出の先行きは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う海外経済の
「下振れリスクに十分注意する必要がある」と指摘した。

輸入は中国や欧州連合(EU)からが弱含んでいるとして、前回の
「概ね横ばい」から「このところ弱含んでいる」に判断を下方修正
した。輸入の先行きも、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う供給
制約に懸念を示した。

一方、人手不足などを背景に、雇用情勢は「改善している」と判断
を据え置いた。雇用者所得も緩やかに増加しているとしています。

また、個人消費は、昨年10~12月期に消費税増税時の駆け込み
需要の反動減があったものの、前回消費税増税時(2014年4月)
よりは小さいとして「持ち直している」との表現を維持した。

先行きの懸念材料から消費税増税後の消費者心理の動向が削除された
事について、内閣府の担当者は「消費税増税の影響が無くなったわけ
ではないが、コロナウイルスの感染など、他の懸念要因が強くなった」
と説明しています。


政府の月例経済報告で「穏やかな回復」は、状況判断の見方があまい
気がします。

新型肺炎は、中国本土の感染者や死者数も増えており、国内でも死者が
出るなど、拡大に歯止めがかからない状況となっています。トレースの
できない感染者もいる事から、流行初期と思われます。ピークが月末~
3月とすると、人の移動が制限され、国内イベント中止や訪日外国人の
旅行客も大幅減となり、観光産業が打撃を受け、個人消費などの内需を
押し下げます。

また、中国の生産活動が停滞してる事から、企業のサプライチェーンに
影響が出ており、国内経済だけでなく、外需にも打撃を与える事になる。

消費マインドを下げないリップサービスとして、「穏やかな回復」を
報告をするのは1月までで、現状は、政府の見解と国民意識と温度差を
感じるのは、小生だけでしょうか。

新型肺炎禍による国民不安の払拭や適切診療を可能にするPCR検査を
保険適用にする等、予算化し財政出動させ、経済下振れリスクに備える
施策が急務です。政府与党の先を見据えた実行が問われます。

さて、日経平均は続伸して、78円高の23479円の大引けでした。
(出来高 概算11.7億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、反発。日経平均は、この流れや為替の円安を
受け、上昇してスタート。自律反発に加えて一時400円程度上昇する
場面もあったが、新型肺炎禍の懸念から23400円台後半で終了した。

日経平均は続伸しし、上ヒゲをつけるも上昇した。ボリンジャーバンド
は25日線~ー1σレンジにあります。

今晩のNY市場、もみあいスタート。新型肺炎の感染拡大の影響が拡大
する中、底堅い動きで終了するかポイントです。

明日の日経平均、週末ですが、為替の112円に迫る円安が追い風となり、
3日続伸となるか、先物の動きに注目しています。

   
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ファミマ、全レジ袋(バイオマス配合)7月から有料化!?

2020-02-19 23:57:24 | 企業を斬る

    歓迎カエル 
ファミリーマートは7月からレジ袋を有料化する。コンビニ大手3社で
有料化の方針を打ち出したのは初めてで、19日発表した。値段は今後
決めるという。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6351683

小売店で7月からプラ製レジ袋の有料化が義務づけられるのに合わせ、
ファミマはレジ袋をバイオマス素材を3割配合したものに切り替える。
25%以上バイオマス素材を配合すれば例外として無料でもいいが、
ファミマは「プラスチック削減につながる」として有料化に踏み切る。

コンビニ業界では「袋もサービスの一環」などとし、有料化に慎重な
意見が多かった。


昨年末、経産省が、レジ袋の有料化を20年7月より実施するとしてた
施策です。ガイドラインによると、コンビニを含む小売店は、7月から
レジ袋有料化(バイオマス素材の配合率25%以上のレジ袋は対象外)が
義務付けられ、ファミマは業界に先立ち、決定した様です。

環境に優しいレジ袋を採用すると共に、通常のレジ袋に比べて高いコスト
を客に転嫁する事で、プラスチック削減に努める施策です。

ファミマは、2050年迄の環境対応の目標「ファミマecoビジョン2050」
を公表しており、バイオ配合率から無料化できる所を有料化し、客先負担
で、自社負担軽減しつつ、環境に配慮する姿勢をアピールした格好です。

レジ袋2円以下なら客も納得するのか、ファミマの有料化実施後の売上げ
動向に注目しています。

さて、日経平均は反発して、206円高の23400円の大引けでした。
(出来高 概算11.3億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、アップル業績の下方修正も小幅安とマチマチの
終了。昨日の東京市場が大きく下落した事もあり、自律反発の動きとなり
アジア市場の底堅い動きもあって、一時300円超値上がりする場面も。
結局、23400円台で終了した。

日経平均は反発。ボリンジャーバンドは25日線~ー1σレンジへ戻り、
さらに25日線を超える動きに期待を持たせる終了でした。

今朝方のNY市場、反発してスタートです。どの程度反発して終了するか
ポイントです。

明日の日経平均、今日の自律反発が、先週末から週初にかけての下落幅の
1/3程度の戻しなので、続伸に期待したい。


   
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日銀総裁、新型肺炎影響なら、追加緩和実施!?

2020-02-18 23:57:42 | ニュ-スからひと言

     歓迎カエル
日本銀行の黒田東彦総裁は、17日までにフジサンケイビジネスアイの
単独インタビューに応じ、肺炎を引き起こす新型コロナウイルス拡大が
「国内経済にとって一番大きな不確実性」だと指摘した。

足元では2020年を通じた経済成長率が大きく下振れすることは想定
していないが、感染の勢いがどこまで続くかが焦点になると分析。
景気に影響が出る場合は追加的な金融緩和策を躊躇わない姿勢を示した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00000509-fsi-bus_all

「問題はどこで峠を越えて、収束するかだ。(02~03年に流行した)
重症急性呼吸器症候群(SARS)のときは、半年ぐらいで“終結宣言”
まで行った」黒田総裁はこう述べ、新型肺炎の拡大が早期に弱まることを
期待した。

また、専門家の見方として、中国国内の生産活動が第1四半期(1~3月)
で底を打ち、4月以降は挽回する可能性を指摘。世界や日本の今年の経済
成長率が「昨年より非常に大きく落ちる可能性は少ない」と見方を示した。

ただ、新型肺炎は中国本土の死者数だけで、すでにSARSの世界全体の
死者数を超え、国内でも死者が出るなど拡大に歯止めがかからない。人の
移動が制限され、訪日外国人旅行客をあてにした観光産業が打撃を受けて
いるほか、中国の生産活動が停滞し企業のサプライチェーン(供給網)も
混乱しており、収束が遅れれば世界経済に甚大な打撃を与えます。

このため黒田総裁は、感染拡大がいつピークアウトするかが、懸念すべき
最大の「不確実性」だと強調。今後は海外当局との情報交換を続け、新型
肺炎が、景気や物価動向に影響を与える恐れが高まれば「躊躇なく追加的
措置を考える」と表明しました。


国内の感染者数増加は、来月にかけピークを迎えると、小生は予想してます。
1~3月GDPは、10~12期の悪化した成長率(年率換算6.3%減)
を上回る事も想定されます。

来月の金融政策決定会合で、その先指標が発表される前に先手を打つ施策
が求められるように思います。

さて、日経平均は大幅続落し、329円安の23193円の大引けでした。
(出来高 概算11.5億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、休場。海外勢の参加が限られる中、新型肺炎の
感染拡大の警戒感ある中、アップル業績悪化ニュースも加わり、先物主導
売り仕掛けが入った格好でした。売り優勢で始まり、ジリジリ下げ、一時
400円近く下落する場面もあり、23100円台後半で終了した。

日経平均は4日続落。マドを空け長ヒゲを持った陰線引け。ボリンジャー
バンドは-1σ~ー2σレンジで、自律反発して良い状況。

祝日明けNY市場、大きく下落してスタート。小幅安程度で終了できるか
ポイントです。

明日の日経平均、今日の売り仕掛けから自律反発を想定したい。

   
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GDP10~12月期、内需総崩れで5期ぶりマイナス成長!?

2020-02-17 23:58:11 | マ-ケット

           歓迎カエル
今日、内閣府が発表した2019年10~12月期の国内総生産
(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質が前期(7~
9月期)比1.6%減だった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200217-00050086-yom-bus_all

マイナスは5四半期ぶりで、このペースが1年間続くと仮定した
年率換算では6.3%減だった。消費増税や台風の影響で、景気を
支えてきた個人消費がマイナスに転じ、米中貿易摩擦を背景に設備
投資や輸出もふるわなかった。

マイナス幅は、民間の主要調査機関の事前予測(年3.5%減)を
上回り、前回の消費増税後の14年4~6月期(7.4%減)以来、
5年半ぶりの大きさとなった。

GDPの5割超を占める個人消費は、2.9%減で、5四半期ぶり
減少した。消費増税前に駆け込み購入があった反動で自動車や家電
製品、化粧品の販売が落ち込んだ。

台風19号など豪雨災害で店舗休業が相次ぎ、暖冬により暖房器具
冬物衣類の売れ行きが伸び悩んだことも影響した。

米国と中国の貿易摩擦による海外経済の減速が、製造業を中心に、企業
投資意欲の足かせとなっています。設備投資は3.7%減で、3四半期
ぶりにマイナスとなり、5四半期ぶりの大きなマイナス幅だった。
輸出も0.1%減で、2四半期連続で減少した。



台風や消費増税による駆け込み反動減、米中摩擦による不透明感など
から、消費、設備投資もマイナスとなるなど、内需が総崩れだった様
です。外需も寄与度はプラスとはいえ、輸出の落ち込みより内需停滞に
よる輸入の減少が上回った結果であり、悪い内容となっています。

この1~3月期も新型肺炎によるサプライチェーンの寸断や内需落ち
込みも想定され、経済の下振れリスク大。政府は、新型肺炎の対応と
経済下支えの財政政策を、早急に手を打つ必要ありそうです。

さて、日経平均は続落して、164円安の23523円の大引けでした。
(出来高 概算11.7億株の商いでした。)

先週末のNY株式市場は、マチマチ。GDPの悪化や新型肺炎の感染
拡散で、警戒感が強まり、売り優勢の展開。一時300円以上も下落
する場面もあったが、23500円台で終了した。

日経平均は3日続落。長い下ヒゲを持った75日線上で引けた。ボリン
ジャーバンド25日線~ー1σレンジで、下振れリスク大を示した格好。

今晩のNY市場、休場。明日以降、為替の動きに注目です。

明日の日経平均、先物が売り仕掛けをする軟調な展開を想定しています。

   
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2月第4週 相場展望と予定

2020-02-16 23:57:26 | 相場展望

             歓迎カエル
2月第3週の日経平均は、新型コロナウイルスの感染拡大による経済先行き
不安から下落の展開となりました。

週明け後、次第に感染者数の増加がペースダウンしてきた事が好感されたものの
中国当局が、調査方法の変更を理由に感染者数が大幅増と発表すると、市場は、
株安・債券高・円高などの反応を広げた格好で、NY株式市場が小安く底堅い中
楽観ムードを払拭する展開となった。

新型肺炎感染拡大が広がり、世界の実体経済への悪影響が懸念される中、新たな
ステージへ突入するのでは、との思いから週を通し軟調な動きが出た格好だった。

結局、日経平均は、週間で140円下落(↓0.59%)23687円となった。

さて、2月第4週(2/17~2/21)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、高安マチマチで底堅い終了であったが、中国が新型肺炎の
認定基準を変更した事で、感染者数が大幅に増加し、国内でも三次感染以上が
疑われる感染者が確認され始めており、新型コロナウイルスの感染拡大の影響、
投資マインドの重石となりそうである。

また、国内は訪日中国人観光客のへ激減や製造業他、サプライチェーンなどへ
グローバル経済活動に懸念がでている状況です。

国内は、週明けGDP速報値が発表されるが、マイナス予想で、さらに下振れ
着地だと、先物による売り仕掛けも想定されます。
新型肺炎の影響が次期業績にどの程度、影響するのか予断を許さない状況です。

決算出揃いから、業績のしっかりした銘柄で、連れ安銘柄の押し目を物色する
戦術がよさそうです。

日経平均、2月第4週(2/17~2/21)レンジ、23250 ~23900円 
程度を想定しています。

1.2月第4週(2/17~2/21)主なイベントと予定
 2/17
 日本 第4四半期GDP速報値
 日本 1月首都圏新規マンション発売
    日本 東洋インキ、ブリヂストン 各決算 
  米 米株債券市場 休場(ワシントン、プレジデンツデー祝日)
 中国 1月新築住宅販売
 タイ 第4四半期GDP
 シン シンガポール第4四半期GDP
  独 ドイツ証券取引所 決算
 2/18
 日本 トレンドマイク、さくら総 各決算
  米 12月対米証券投資 
  米 2月NY連銀製造業景気指数
  米 2月NAHB住宅市場指数
  米 ウォルマート 決算
  独 2月ドイツZEW景況感指数
 EU 2月ユーロ圏ZEW景況感指数
 2/19
 日本 1月貿易収支
 日本 1月訪日外国人客数
 日本 12月機械受注
 日本 AOITYO、日本リート 各決算 
  米 1月住宅着工件数
  米 1月建設許可件数、
  米 1月生産者物価指数
  米 FOMC議事録(1/28、29日開催分)
  米 バイアコム 決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 リッチモンド連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  トル トルコ中銀政策金利
  英 1月消費者物価指数
 2/20
 日本 INV、JHR 各決算
 日本 ジャパン・インフラファンド投資法人 IPO 
  米 1月景気先行指数
  米 2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  米 モザイク 決算
  米 リッチモンド連銀総裁、講演
 中国 最優遇貸出金利(ローンプライムレート、1年・5年)
  豪 1月雇用統計
  独 3月ドイツGFK消費者信頼感
  仏 アクサ 決算
 EU 2月ユーロ圏消費者信頼感 速報値
 EU EU臨時首脳会議(英離脱後の中期予算巡り)
 2/21
 日本 1月消費者物価指数
 日本 12月全産業活動指数 
 日本 東京インフラ 決算
  米 1月中古住宅販売件数
  米 ディア 決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 クラリダFRB副議長、パネル討論参加
  米 ブレイナードFRB理事、アトランタ連銀総裁 パネル討論参加
  独 2月ドイツ製造業PMI速報値
  独 アリアンツ 決算
 EU 2月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU 1月ユーロ圏消費者物価指数
  イ イラン総選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/14)
 今日のNY為替市場でドル円は109円台後半での小幅な値動きが続いた。
 本日のレンジは21銭程度。ウイルス感染の動向に市場の関心が集中する中、
 中国当局が発表した13日時点の新たな感染者の増加は4823人となった。
 確認基準を変更し大幅増となった前日からは鈍化しているものの、依然として
 収束気配は見せていない。

 警戒感は依然として根強く、ドル円の上値を圧迫している。一方、底堅い米経済
 指標や決算を受け、米株式市場は堅調に推移していることが支援し、ドル円は
 下値をサポートされている状況。110円台には慎重なものの、下押しする気配
 までは見せていない。

 朝方に1月の米小売売上高が発表になっていたが、全体は予想通りだったものの、
 GDPの算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンド
 を除いたベースのコア売上高は予想を下回り、前月比変わらずとなった。
 発表後にドル円はやや売りの反応を見せたものの一時的な動きに留まった。

 NY市場は週末に3連休を控えていることもあり、本日の市場は様子見姿勢を
 強めており、次の動向待ちといった雰囲気が強まっているようだ。
 上値レジスタンスは110円、下値サポートは21日線が109円台半ばに来て
 おり意識される。

 ユーロドルは下げが一服したものの、買い戻しが強まる気配はなく、依然として
 上値が重い。本日は1.0825ドル近辺まで下落していたが、2017年以来
 の安値水準に下落。さすがに過熱感は否めず、RSIは23まで低下しており、
 2018年5月以来低水準となっている。いつ買い戻されてもおかしくはない
 状況だが、その気配は今日のところは見られなかった。

 本日は警戒されていた10-12月期のドイツGDPの速報値がロンドン時間に
 発表になっていた。前期比変わらずとなり、予想こそ下回ったものの、一部で
 警戒されていたマイナス成長は回避されている。ただ、速報段階でもあり、
 改定値でマイナス成長に陥るリスクは残る。ユーロドルも買い戻しの動きまでは
 見られなかった。

 ポンドドルは一時1.30ドルちょうど付近まで下落したものの、NY時間に
 入って下げを取り戻す展開。前日のジャビド財務相の突然の辞任で、ジョンソン
 英首相は大胆な財政拡大策を目指しているとの思惑が逆に強まっている。

 ただ、市場からは、大胆な財政拡大策は難しいとの見方もあり、更に今後本格化
 するEUとの貿易協定締結の協議が始まれば、合意なき離脱というキーワード
 からポンドは圧迫され、今回のポンド高は一時的な動きに留まるとの見方も少なく
 ない。
 https://fx.minkabu.jp/news/133566

  米国債利回り(NY時間16:35)
  2年債        1.428(-0.016)
  10年債      1.587(-0.031)
  30年債      2.038(-0.033)
  期待インフレ率  1.669(-0.006)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。中国のコロナウイルス感染は
 なお拡大が続いており、収束の気配を見せない中、米国債市場は逃避買いが優勢
 となっており、利回りは低下している。この日発表の1月米小売売上高で、全体
 予想通りだったものの、GDPの算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、
 建材店、ガソリンスタンドを除いたベースのコア売上高は予想を下回り、前月比
 変わらずとなった。発表後に利回りは下げ幅を拡大。

 10年債は一時1.57%まで低下、政策金利に敏感な2年債も1.41%まで
 一時下げていた。

 2-10年債の利回り格差は+16(前営業日+18)。
 https://fx.minkabu.jp/news/133569

3.NY株式市場 結果(2/14)
 
 NY株式14日
  ダウ平均       29398.08(  -25.23 -0.09%)
  S&P500      3380.16(  +6.22 +0.18%)
  ナスダック      9731.18(+19.21 +0.20%)
  CME日経平均   23545     (大証終比:-85 -0.36%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は小幅続落。中国のコロナウイルス感染に
 市場の注目が集まる中、中国当局が発表した13日時点の新たな感染者の
 増加は4823人となり、確認基準を変更し大幅増となった前日からは
 鈍化したものの、依然として収束の気配は見せていない。

 ウイルス感染の世界経済への影響は依然として気掛かりではあるものの、
 足元の好調な米企業決算が株式市場をサポートしている。本日は、エヌビ
 ディアの決算が心強かったようだ。

 今週のダウ平均は最高値を更新したこともあり、3連休前の週末という事で、
 利益確定売りが出ていた。ただ、下押す動きもなく、終盤には前日付近まで
 戻している。

 なお、1月の米小売売上高が発表になっていたが、全体は予想通りだった
 ものの、飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いた
 ベースのコア売上高は前月比変わらずとなった。時間外ではネガティブな
 反応を示していたものの、大きな反応には至らなかった。

 ダウ採用銘柄では、キャタピラーやIBMが下落したほか、シスコシステムズ
 続落。ファイザー、ウォルグリーン、ユナイテッド・ヘルスも軟調に推移した。
 一方、ビザやアメックス、ダウ・インク、ホームデポが上昇。

 ナスダックは上昇。決算を発表したエヌビディアが上昇したほか、AMD、
 マイクロソフト、フェイスブックが買われた。一方、テスラが下落している他
 ロクが序盤の上げから下げに転じた。アマゾンも下げに転じている。

 エヌビディアは11-1月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想
 を上回った。2-4月期についても、予想を上回る売上高見通しを示している。

 データセンター向けの需要増加が寄与。今回の決算を受け、アナリストからの
 目標株価引き上げも相次いだ。

 ロクに利益確定売りが強まった。決算は良好だったが、きのうまで4日続伸し、
 株価のバリュエーションの高さも指摘される中、材料出尽くし感が出ていたの
 かもしれない。

 テスラはきのう、約20億ドルの増資を計画していることを明らかにしていたが、
 公募増資の発行価格が決まり、1株767ドルとなった。前日終値より4.6%
 低い水準。

 オンライン旅行のエクスペディア大幅高。10-12月期決算を発表しており、
 1株利益が予想を上回った。

 食品のクラフト・ハインツが下落。フィッチ・レーティングスが、同社の格付け
 をジャンク(投資不適格)級にあたる「BB+」に引き下げた。

 ソフトウエア開発のアルテリックスが上昇。10-12月期決算を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。
 https://fx.minkabu.jp/news/133567
 
4.NY市場 原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/14)
 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=52.05(+0.63 +1.23%)

 NY原油の期近は続伸。中国に加え、日本でも新型コロナウイルスの感染者が
 増え、世界的に景気減速、原油、石油製品の需要減少が懸念されるが、引き続き
 サウジアラビアとロシアを中心とした石油輸出国機構(OPEC)プラスの追加減産
 期待を背景にした買い、投機家からの買い戻しが優勢となり、堅調に推移した。
 上げ幅を幾分、縮小したが、52ドル台を維持して引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/133565

 NY金先物4月限(COMEX)
  1オンス=1586.40(+7.60 +0.48%)

 金4月限は続伸。時間外取引では、中国に加え日本でも新型コロナウイルスの
 感染者増加が確認されたことが支援材料ながら、1,580ドル台前半では戻り売りが
 待ち受け、上げ幅を削り、小安くなった。日中取引開始後は複数の米経済指標が
 発表され、概ね事前予想通りながら、1月の米鉱工業生産指数が事前予想を下回り
 小売売上高が伸び悩みを示すなど、金市況にとって追い風となった。

 ドルはしっかり、米株も売り先行ながら下げ幅は限定的だったが、米債券市場で
 買いが先行し、10年債利回りが低下、新型コロナウィルスの感染拡大による世界
 経済へ悪影響により金をリスクヘッジとして買う動きは強く、上伸した。
 https://fx.minkabu.jp/news/133564

   
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日本マクドナルドHD、9年ぶりに営業利益過去最高!?

2020-02-13 23:58:00 | 企業を斬る

    歓迎カエル
今日、日本マクドナルドHDは、令和2年12月期の連結業績予想で
営業利益が前期比3.5%増の290億円と平成23年12月期以来
9年ぶりに過去最高となる見通しを示した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200213-00000548-san-bus_all

スマートフォンを使った来店前注文・決済サービスが全国約2700店
への導入を終えるなど店舗投資が順調に進んだ事を踏まえ、店舗当たり
収益力強化で目標を達成する方針です。

連結売上高は1.9%増の2870億円、最終利益は182億円を見込
みます。全店売上高は4%増5710億円と過去最高を更新する見通し。
新規出店数は40~50店、閉店数を差し引いた年間純増数は10~20
店を予想しています。

決算会見でサラ・カサノバ社長は「昨年は記念すべき結果となり、良い
報告ができた。まだ成長することは可能だ」と強気の姿勢を示しました。

成長の足掛かりとなるのは、平成30年から令和2年までの中期経営計画
で掲げた店舗投資の収益効果が見え始めた事です。スマホで来店前注文や
決済が終わる「モバイルオーダー」は全店で、店内案内やテーブルに注文
商品を受け取る等のサービスを実施する「未来型店舗」は2年1月現在で
約1700店までに拡大しています。

この新サービス導入が売り上げ向上の効果をもたらすと分析。外食産業で
取り組みが進むデリバリー(宅配)についても全国700店以上に導入済み
だが、「これからの成長に向けて今後も拡大する」(日色保・マック社長)
との方針を示した。

一方、発表した元年12月連結決算は売上高が3.5%増の2817億円、
営業利益が11.9%増の280億円。最終利益は法人税負担軽減措置が
なくなったため、23%減の168億円だった。
全店売上高は4.7%増の5490億円と過去最高を更新しました。


明日で、決算について、ほぼ出そろいますが、米中貿易戦争の影響下でも、
明暗が別れた格好です。日鉄、日産など輸出型企業の赤字に加え、電通など
赤字に苦しむ中、マクドナルドは、デリバリーや出店前オーダーに工夫をし
9年ぶり営業利益で過去最高を記録しました。

商品のコンテンツも大事だがサービスや販路の工夫で業績が伸びています。
来期業績の見通し等、企業の取り組みに注目しながら銘柄選択したいと思う。

さて、日経平均は小反落して、33円安の23827円の大引けでした。
(出来高 概算12.3億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、大幅上昇で終了。その流れを引き継ぐとおもいきや
東京市場は、国内で新型肺炎で初の死者や一般の医療従事者の感染が判明し
リスクオフの流れから下落してスタート。
フトバンクが軟調な地合いで、日経平均は、弱含みで終了した。

日経平均は反落して、陰線引け。ボリンジャーバンドは、25日線~+1σ
レンジだが、先行きのもみ合いを暗示した格好です。

今晩のNY市場、反落スタートしているが、底堅い展開となるか、ポイント。

明日の日経平均、週末のSQ日。もみ合い弱含みの1日を想定しています。


   
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