「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日銀 今回も追加緩和なし!為替市場が円高見透かし!?

2016-06-16 23:59:14 | マ-ケット

            
年初はドル高/円安を想定する声が大きかった外為市場に、円高方向への
大きな圧力がかかり続けている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000074-reut-bus_all

英国のEUからの離脱懸念や、米金融政策をめぐる思惑が、市場の流れに大きく
作用。日本の通貨当局は、口先介入でしのいできた。 だが、英国民投票を前に
円高圧力は予想以上に高まる兆しを見せ、「介入のハードル高し」と見る市場との
心理戦に向け、当局は正念場を迎えようとしている。

日米財務相会談では、円高時の介入に関する日米のスタンスギャップがあるとの
見方が広がり、日銀は追加緩和を見送った。


そして、今回FRB利上げ見送りと引き上げ時期の延期や回数の減少が確実の中、
日銀の追加緩和見送りは、市場が円高進行を意図する事を容認した事。

日銀は、英国のEU離脱懸念から「追加緩和カード」を温存したのだろうが、この
現状維持判断は、ミスリードだと思う。

半日で2円の円高は、異常です。株式と同じようにストップ措置が必要な状況の中、
追加緩和が出されていれば、1円程度の円高と200円程度の下落で終了していた
かもしれません。

日経平均は暴落し、485円安15434円の大引けでした。
(出来高 概算22億株の商いでした。)

昼頃、日銀金融緩和の見送りがリリースされると、後場さらに円高進行し呼応する
ように株の下落が進みました。今朝方から2円円高で、先物主導の売りが加速した
格好です。

日経平均の暴落で、ボリンジャーバンドー3σに接近する異常事態で、為替の番人、
日銀は素人でも想定した円高進行を、容認した状況です。この状況で、他力本願
宜しく、事態を見ているだけなのでしょうか。まさに、6/23英国国民投票まで、
「今、ここにある危機」状況です。

注目のNY市場、欧州株安や原油安を受け、下落してスタートでも、東京市場の3%
安に対して、0.5%程度と、連日の東京市場一人負け商状。

明日の日経平均、為替が104円程度でも、この水準を維持できるかポイント。
ザラ場に円高進行も想定される中、売り方の優位な状況になりそうです。


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