「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

オリエンタルランド、4~6月期、休園で売上高約95%減!?

2020-07-30 23:57:05 | 企業を斬る

     歓迎カエル
今日、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが発表
した2020年4~6月期連結決算は、最終利益が248億円の赤字
(前年同期は229億円の黒字)だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c32e132a2afabff6acb55771e408b32d4dd0f832

新型コロナウイルスの感染拡大で、東京ディズニーランドと東京ディズ
ニーシーを2月末から約4か月間臨時休園したことが響いた格好です。
休園中に発生した人件費など211億円を特別損失として計上した。

売上高は前年同期比94.9%減の61億円だった。両施設は7/1
営業を再開したが、混雑を避けるために入園者数を通常の半分以下に
抑えており、売り上げの減少が続くと見込まれる。21年3月期業績
予想は、合理的な算定が難しいとして公表を見送りました。


昨日も書いた様に、コロナ禍の中、人の移動、密集を抑制する影響は
続くので、オリエンタルランドの様なリゾート施設は、売上高の減少
続くことになります。

「Go To トラベル」を休止し「Go To PCR」を進め、陰性
の人には、安心してリゾート地に行ける様にすれば、経済活動も進め
ます。政府与党は、感染者数の増加を座して見るだけでなく、対策を
示すべきだろう。

さて、日経平均5日続落し、57円安の22339円の大引けでした。
(出来高 概算13億株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、FOMC後のパウエルRB議長の経済回復のため
あらゆる手段を講じるとのコメントで底堅い上昇だった。その流れから
日経平均は、上昇スタートも円高も加わり、弱含み。後場、東京でコロナ
感染者数が過去最高との報道で、経済活動の先行き不安から続落した。

日経平均は、5日続落。陰線引け。ボリンジャーバンド25日線~ー1σ
レンジで、下降トレンドを暗示した格好です。

今晩のNY市場、GDPが大幅な落ち込みを示して、下落スタート。どこ
で下げ止まるかポイントです。

明日の日経平均、感染拡大抑制の何の施策も打たない中、円高傾向にあり、
6日続落も想定し、22000円台維持できるか注目しています。


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ANA、過去最大の赤字で、売上高は75%減!?

2020-07-29 23:56:45 | 企業を斬る

     歓迎カエル
今日、ANAホールディングスが発表した2020年4~6月期決算は、営業損益
1590億円の赤字(前年同期は161億円の黒字)、純損益が1088億円の赤字
(同114億円の黒字)になった。
新型コロナウイルスの影響で旅客数が大幅に減り、営業損益、純損益とも
に赤字額は四半期決算の開示を始めた03年以降、四半期として過去最大に
なった。(南日慶子)
https://news.yahoo.co.jp/articles/508112607a26d9a1c145936e8b8d67681928c00f

売上高は1216億円と、前年同期より75.7%も減った。重症急性呼吸
器症候群(SARS)の影響を受けた03年4~6月期売上高2596億円を
大幅に下回り、四半期として最低になった。

新型コロナによる業績の悪化は深刻で、8月の計画に対する減便率は、国内
線が2割減まで戻しつつあるものの、国際線は9割減が続いており、影響の
長期化は避けられない。ANAは20年3月期決算を発表した4/28時点
で、21年3月期の通期業績見通しを「新型コロナの収束時期が分からない」
として「未定」としていたが、今回も公表を見送った。


コロナ禍の中、人の移動を抑制する影響は続きそうで、航空事業の戦略を見
直す事が急務になります。固定費の圧縮のため事業規模縮小、人員の見直し、
高収益路線へ舵取りがスムーズにできるかポイント。他の航空会社と同様に
生き残りをかけた戦略に注目しています。

さて、日経平均4日続落し、260円安の22397円の大引けでした。
(出来高 概算11.8億株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、ハイテク株が弱い動きとなり、下落。その流れから
日経平均は、円高も加わり、下落してスタートした。後場、コロナ感染者数
全国的な広がりを見せる中、ジリ安となり22400円台割れの終了だった。

日経平均は、続落。陰線引け。ボリンジャーバンド25日線~ー1σレンジ
25日線割れで、弱気相場となっています。

今晩のNY市場、FOMCの結果待ちですが、金融緩和の長期継続路線が続く
様なら、安心感から反発も想定できます。上昇して終了するか、ポイントです。

明日の日経平均、円高傾向にあるものの、自律反発に期待しています。


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キヤノン4~6月期は初の赤字、2001年開示以降初めて!?

2020-07-28 23:56:47 | 企業を斬る

     歓迎カエル
今日、キヤノンが発表した2020年4~6月期連結決算は、純損益が88億円
の赤字(前年同期は345億円の黒字)に転落、四半期ベースで初の赤字と
なった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/26eee9117e87f8356f6fa17d177424942d60525e

新型コロナウイルス感染拡大による在宅勤務の増加で事務機などの販売が
落ち込んだ。売上高は前年同期比25.7%減の6733億円だった。
催しの中止で、デジタルカメラなども低迷した。

20年12月期業績予想も発表して、売上高は前期比14.3%減の3兆
800億円、純利益が65.6%減の430億円とした。20年6月中間
決算は売上高が17.8%減の1兆4556億円、純利益は80.1%減
130億円だった。


新型コロナ収束が見通せない中、20年12月期の期末配当を未定とし、
手元資金を確保するため、6月の中間配当を前年実績80円から40円に
減配する事を決めました。キヤノンの減配は1985年「プラザ合意」後
円高不況を受けた87年以来、約33年ぶりとなります。

世界的に在宅勤務が増えてオフィス向け事務機需要が減少、世界的な外出
規制からカメラ販売も低迷して、キヤノンに限らず事務機器メーカーは、
厳しい環境変化の中で、事業を継続/成長させる戦略をプラン・実行して
いく必要がありそうです。

さて、日経平均は続落し、58円安の22657円の大引けでした。
(出来高 概算10.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ハイテク株が上昇しナスダック高となり、その流れから
日経平均は、円高の中、上昇し、前場中頃に22800円台をつける場面も
あったが、後場に東京感染者数が200人超との報道を受け、弱含みとなり
22650円台と、小幅続落して終了した。

日経平均は、続落。上ヒゲ陰線引け。ボリンジャーバンド25日線~+1σ
レンジにあるが、もみあい弱含み商状です。

今晩のNY市場、追加財政策案を発表したものの共和党と民主党との協議が
長期化懸念や7月消費者信頼感指数が予想を下回り、経済回復が遅れるとの
懸念から下落スタートです。どの程度下落して終了するのか、ポイントです。

明日の日経平均、円高傾向のある中、国内企業決算の悪化も散見され、続落を
想定しています。

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混乱のGoTo影響は限定的だった4連休!?

2020-07-27 23:57:58 | ニュ-スからひと言

     歓迎カエル
新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、政府の旅行需要喚起策
「Go To トラベル」事業の影響も注目された4連休。最終日26日の
人出をスマートフォンのデータでみると、1週間前の日曜より減った
地域が目立った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3492b5bc6deb0ce0e78751df1928c01762d5efa

いまだ続く梅雨空の影響もあるが、観光関係者は客足回復の行方を
慎重に見据えている。一方で近隣地域からの客で満室になった宿泊
施設もあり、幾重もの感染防止策が講じられた。

ソフトバンクの子会社「アグープ」のデータによると、26日の京都
嵐山は前週比34.4%減。大阪・ミナミにある大阪メトロなんば駅
2.2%減、近鉄奈良駅(奈良県)が3.6%減で、四国のとさでん
交通はりまや橋駅(高知県)は7.7%減、山陰のJR米子駅(鳥取県)
も3.3%減と振るわなかった。

一方で、京阪神に近い観光地、白浜温泉(和歌山県)は20.8%増え、
人出全体のほぼ半数を占める、県外在住者の増加が目立った。

JR金沢駅(石川県)は5.6%増、JR松江駅(島根県)は5.8%増
でしいた。


4連休前の前週の後半から東京で、コロナ感染者数連日200人超えを
しており、国民に警戒感が出たのも確かで、京都、奈良など想定される
混雑を避け、地方の観光地(金沢、南紀白浜や松江)などに足が向いた
格好でした。Go Toキャンペ―ンで東京除外や小池知事の都外への
外出自粛要請も、前週に比較し観光地への足を伸ばすのに、一定の抑止
効果があった格好です。

4連休の初日、東京ではPCR検査数も多いが、366人感染者を出し、
その後、全国の感染者数の半数が首都圏(1都3県)以外と感染が全国
に広がっています。

4連休中での東京では、連日200人超の感染者を出ており、感染抑制
の具体的施策を打っていないので、月末から8/Bに、東京で500人
前後の感染者と重篤な感染者がふえるのでは、と危惧しています。

各自治体内でのエリア限定緊急事態宣言を出していいかもしれません。

さて、日経平均は続落して、35円安の22715円の大引けでした。
(出来高 概算11.6億株の商いでした。)

週末のNY市場、日中双方の1都市の領事館閉鎖の問題で、政治経済問題へ
懸念が膨らみ、下落した。その流れから300円以上下落してスタートの
日経平均は、円高の中、押し目も入り、下げ幅を縮小させると、後場には
22700円を回復して終了した。

日経平均は、続落。下落したが陽線引け。ボリンジャーバンド+1σ~
+2σレンジを何とか言いした格好でした。

今晩のNY市場、ワクチン開発やハイテク株の決算期待からもみあい上昇の
スタートです。どこまでプラス引けできるか、ポイントです。

明日の日経平均、円高傾向のある中、ハイテク決算期待から、反発できるか
注目しています。

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7月最終週 相場展望と予定

2020-07-26 23:58:48 | 相場展望

     歓迎カエル
7月第4週の日経平均は、小幅続伸した。週初は、米国内での好決算や新薬
開発などを手掛かりにNY株が上昇。また、上海株の上昇も日経平均の追い
風になった。ただ、週央から米中の政治対立が深刻化。米国がヒューストン
中国領事館閉鎖を命じると、中国の対抗措置として香港や成都の米国領事館
閉鎖に動いている。新型コロナウイルスの国内感染者増もあり、4連休前に
連休中のリスクを回避する意味で、下落したが、週間3日取引として、続伸
の結果となった。

結局、日経平均は週間で55円上昇(↑0.24%)22751円でした。

さて、7月最終週(7/27~7/31)主な予定は下記の通りです。

週末のNY株式市場は、米中の領事館を閉鎖する応酬に発展すると、政治から
経済問題への懸念広がりから、経済活動再開で景気上向きトレンドに水を注す
ことになり、下落した。

連休明けの日経平均は、ギャップダウンからスタートしそうである。
ただ、日本での決算発表が本格化して、思った程悪くなければ、アク抜けして
底堅い動きになる事も、想定しておきたい。

今週は、日米の決算の本格化し、一喜一憂する場面も想定される。国内で新型
コロナ感染者増が微増ならばリスクオンの上昇もあるが、感染者数激増になる
様だと、投資マインドにネガティブに働くことも想定しておきたい。

経済回復へ期待感とコロナウイルス第2波懸念の本格化で、東京の感染者数が
500人弱で収まるようだと、個別材料株や中・小型株が物色される展開に期待
したい。

日経平均、7月最終週(7/27~7/31)は22250円 ~23050円 
程度を想定しています。

1.7月最終週(7/27~7/31)主なイベントと予定
 7/27
 日本 日銀主な意見(7/14~15日開催分)
 日本 5月景気先行指数 
 日本 日東電工、松井証券、ニフコ、弁護士コム、日立建、スタンレー
    キヤノンMJ、三菱自、コーエーテクモ、中外薬 各決算
  米 6月耐久財受注
  米 国債入札 2年債(480億ドル)
         5年債(490億ドル)
 中国 6月工業利益
  独 7月ドイツIFO景況感指数
 7/28
 日本 オムロン、ファナック、信越化、東エレク、HOYA、シマノ、キヤノン
    小糸製、日立金、日産、ABCマート 各決算
  米 FOMC(~7/29)
  米 7月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米 5月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 ビザ、ファイザー、アムジェン、マクドナルド、3M、スターバックス
    イーベイ、ハーレー・ダビッドソン、アフラック 各決算
  米 国債入札 7年債(440億ドル)
 7/29
 日本 雨宮日銀副総裁、会見
 日本 エムスリー、JPX、東ガス、野村不、LINE、花王、日野自
    スクリン、野村HD、ANA、カゴメ、三井住友、東電 各決算 
    米 FOMC政策金利
  米 パウエルFRB議長、記者会見
  米 6月中古住宅販売制約指数
  米 フェイスブック、ペイパル、クアルコム、ボーイング、GE
    GM 各決算 
 香港 第2四半期GDP
  豪 第2四半期消費者物価指数
  独  ドイツ銀行  決算
  西 サンタンデール銀行 決算
  ポ ポルトガル商業銀行 決算
 7/30
 日本 6月小売売上高
 日本 アドバンテスト、コマツ、TDK、東邦ガ、積水化学、三菱電、山九
    M&A、味の素、JSR、大日住薬、ポーラオル、小林薬、富士通
    パナソニック、京セラ、アコム、JR東、大阪ガ、協和キリン、OLC
    日立、三井トラ、ミスミ、ZOZO、Vコマース、SBI 各決算
  米 第2四半期GDP速報値
  米 新規失業保険申請件数(~7/25日迄の週)
  米 アップル、アマゾン、アルファベット、P&G、マスターカード
    ギリアド・サイエンシズ、クラフト・ハインツ、MGMリゾーツ 各決算
  独 7月ドイツ失業率
  独 第2四半期ドイツGDP速報値
  独 ドイツ証券取引所 決算
  西 ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行 決算
 EU ECB経済報告
 EU 6月ユーロ圏失業率
 7/31
 日本 6月有効求人倍率
 日本 6月完全失業率
 日本 6月住宅着工戸数
 日本 6月建設工事受注
 日本 6月百貨店売上高
 日本 6月スーパー売上高
 日本 6月消費者態度指数
 日本 7月東京都消費者物価指数
 日本 豊田織機、日本電産、塩野義、小野薬、清水建、日ハム、第一三共、
            アイシン、三井物産、ヤクルト、ALSOK、豊田合、セリア、JT、
    アイカ工業、武田、ZHD、コーセー、AGC、TOTO、住友電、
    マキタ、NEC、村田製作所、マツダ、メディパル、みずほ、大和証、
    JR西、SG、KDDI、SCSK、ナブテスコ、キーエンス、りそな、
    JR東海、あおぞら 各決算 
 日本 Sun Asterisk、日本情報クリエイト 各IPO
  米 6月個人所得/個人支出
  米 メルク、エクソンモービル、シェブロン、キャタピラー、フォード
    アンダーアーマー 各決算
  米 国債償還 2年債(368億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(290億ドル)
 中国 7月製造業PMI
 中国 7月非製造業PMI
  仏 BNPパリバ 決算
  蘭 INGグループ 決算
  西 サバデル銀行 決算
  仏 第2四半期フランスGDP速報値
 EU ユーロ圏第2四半期GDP速報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(7/24)
きょうのNY為替市場はドル売りの流れが続く中で、ドル円は105円台に
下落した。6月安値が106円ちょうど付近に来ていたが、その水準を割り
込み、ストップを巻き込んだようだ。105.70円付近まで下落し、来週
心理的節目の105円を試す展開になるか警戒される動きが見られている。

米国での感染第2波拡大に加えて、米中対立も激化してきている。きのうは
米新規失業保険申請件数が予想外の増加を示し、市場にはネガティブな雰囲気が
広がったが、失業給付に対する週600ドルの上乗せ措置の期限が来週に迫る中、
追加対策がまだ決まっていないことも不安を呼び込んだようだ。

期限切れとなった場合は、何百万もの人に影響が及ぶと見られ、米政府や議会も
12月末まで延長の方針を示している。米追加対策は来週早々にも打ち出される
と見られ、失業給付の上乗せも延長が決まるものと見られるが、給付規模は減額
する方針で、一部からは、今回の追加対策に対して、不十分だったり、遅過ぎた
りする可能性があるとの不安も聞かれる。

為替市場はドル売りの流れが続いているが、これまでは市場が先行きに楽観的で、
むしろ、リスク選好のドル売りだった。しかし、ここに来て、米経済の先行き不安
による素直なドル売りに変化しそうな気配も見せており、ドル円は下値警戒感を
強めているのかもしれない。

ユーロドルは買いが続いており、1.16ドル台半ばまで上げ幅を広げた。前日は
1.1620ドル付近で上値を止められていたが、その水準を上抜く動き。

過熱感は高まっているものの、上値追いが続いているようだ。

欧州で感染第2波が米国ほど拡大を見せていない点もユーロドルを買い易くして
いるのかもしれない。ロンドン時間に7月のユーロ圏PMI速報値が発表になっ
ていたが、予想を上回り約2年ぶりの高水準に上昇した。
製造業、サービス業いずれも50を上回り、景気回復の兆しを見せている。

ただ、手放しでは喜べない面もあるようだ。航空会社やアパレル、自動車部品
など多くの企業が、すでに発表済みの数千人規模の人員削減に加えて、追加
削減を明らかにしている。この日のPMIは全体的にはV字回復の初期兆候を
示していたが、受注残や雇用は下振れリスクも警告しているとの指摘も聞かれる。

ポンドドルも買いが優勢となり、1.28ドル台まで上げ幅を広げる場面が
みられた。6月高値1.2815ドル付近を視野に入れる動きが見られている。
200日線を上放れる展開が続いており、上値への勢いが強まっているようだ。

今週もEUとの貿易交渉は進展がなく、予想通りに難航している。貿易交渉に
関しては悲観的な見出しが相次ぐものの、ポンドは一向にネガティブな反応を

見せない。一部からは、いまは進展はないものの、市場は年後半の土壇場で
合意すると期待しているのではとの声も聞かれる。パンデミックで経済が大きく
落ち込む中で、自らそれを助長するような行動は取らないとの安易な期待がある
のかもしれない。
https://fx.minkabu.jp/news/152419

 米国債利回り
  2年債        0.145(-0.006)
  10年債      0.586(+0.008)
  30年債      1.226(-0.005)
  期待インフレ率  1.503(+0.057)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で10年債利回りは上昇。感染第2波の拡大や
 米中対立がエスカレートする中で、市場ではリスク回避の動きもみら
 れたものの、この日の米新築住宅販売件数やユーロ圏PMIが市場
 予想を上回ったことで利回りはプラス圏を維持した。

 10年債利回りは一時0.59%まで上昇。
 2-10年債の利回り格差は+44(前営業日+43)。
 https://fx.minkabu.jp/news/152418

3.NY株式市場、結果(7/24)
 NY株式24日
  ダウ平均     26469.89(-182.44 -0.68%)
  S&P500      3215.63(  -20.03 -0.62%)
  ナスダック    10363.18(  -98.24 -0.94%)
  CME日経平均     22375     (大証比:-465 -2.04%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続落。前日は利益確定売りが強まったが、
 その流れがきょうも続いたようだ。感染第2波の拡大が続く中で米の1日の
 死亡者数が1100人を超えるなど不安感を強めている。また、米中対立も
 激化しており、米政府がヒューストンの中国領事館の閉鎖命令に対抗して、
 中国政府は四川省成都市にある米総領事館を閉鎖を通知した。

 前日は米新規失業保険申請件数が予想外の増加に転じたことで不透明感が強
 まったが、失業給付に対する週600ドルの上乗せ措置の期限が来週に迫る
 中、追加対策がまだ決まっていないことも不安を呼び込んでいるようだ。

 米政府や議会も12月末まで延長の方針を示している。米追加対策は来週
 早々にも打ち出されると見られ、失業給付の上乗せも延長が決まるものと
 見られるが、給付規模は減額する方針で、一部からは、今回の追加対策が
 不十分だったり、遅過ぎたりする可能性があるとの不安も聞かれる。

 決算ではインテルが大幅安となり全体の雰囲気を圧迫した。決算自体は予想
 を上回る内容だったものの、7ナノメートルの新製品の販売が再び遅れると
 発表したことが嫌気されている。

 一方、既に7ナノ製品の発売を発表しているライバルのAMDは大幅高。

 S&P500企業のうち113社が発表を終えており、その77%が予想を
 上回る利益を報告。市場ではV字回復期待が高まっているが、今回の決算が
 その期待を裏付けると認識するには時期尚早との声も聞かれる。

 ダウ採用銘柄ではインテルが16%の下げとなったほか、ファイザー、メルク
 ジョンソン&ジョンソンも下落。アップル、シスコシステムズも売りが優勢
 となった。一方、決算を受けてベライゾンが上昇したほか、キャタピラー、
 マクドナルドも買われた。

 ナスダックも下落。テスラに利益確定売りが強まった他、アップル、マイクロ
 ソフト、フェイスブックが下落。一方、AMDの大幅高のほか、アマゾン、
 エヌビディアが上昇。

 ハネウエルが下落。4-6月期決算は予想を上回ったものの、主力の航空
 宇宙部門については2022年までパンデミック前の水準には戻らないだろう
 との見通しを示した。

 小売業者にeコマースなどのオンライン販売のチャンネルを提供するチャン
 ネルアドバイザーが大幅高。4-6月期(第2四半期)のガイダンスを公表
 しており、予想を上回る見通しを示した。

 ビール大手のボストン・ビアが大幅高。決算が予想を大きく上回った。
 米国で人気となっているアルコール入り炭酸飲料ハードセルツァーの
  「Truly」の販売が好調だった。

 オンライン保険のeヘルスが大幅安。決算は予想を上回り、見通しも上方
    修正したものの、現金喪失とメディケア・アドバンテージの解約が予想以上
 だったことから市場には失望感が広がった模様。事前に市場がかなり期待値
 を上げていた面もあった。
 https://fx.minkabu.jp/news/152416

4.NY市場、原油先物8月限/金先物9月限 各結果(7/24)
 NY原油先物9月限(WTI)
  1バレル=41.29(+0.22 +0.54%)

 NY原油は反発。米中の対立や株安を受けて軟調となったが、ドル安を
 背景とした押し目買いが入って下げ一服となった。
 一方、米国のリグ稼働数が増加したことから戻りを売られる場面も見られ、
 方向性を模索する動きとなった。
 https://fx.minkabu.jp/news/152415

 NY金先物8月限(COMEX)
  1オンス=1897.50(+7.50 +0.40%)

 金8月限は続伸。時間外取引は米中の対立などを受けて押し目を買われて
 堅調となった。
 日中取引では、ドル安を受けて堅調となり、一代高値1904.6ドルを付けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/152413


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4連休中のNY株式市場の動向

2020-07-25 23:58:27 | マ-ケット

     歓迎カエル
Go to トラベルのスタートと共に4連休に入り、新型コロナの感染拡大
続いています。

感染拡大を防止する施策なしに人の移動を推奨している政府。経済の再生と
感染拡大を防止するトレードオフの近似解を提示せずに、活動前のめり状態。

国民に自己責任と判断を委ねる事は無策そのもので、感染者増を招く事になり、
月末、東京で500人超えするのでは、と危惧しています。

来週の日経平均は、買い上がりの決め手に欠け、今日までのNY株式市場の
動向を見ると、連休明けはギャップダウンから始まり、投資家心理の悪化が
気になります。


7月最終週の相場展望と予定は、明日に譲るとして、ここまでの動向を書き
留めておきます。

      日経平均終値      ダウ終値           ナスダック終値
7/22  22751.61 27005.84  10706.13
ドル/円
107.14

7/23        -        26652.33       10461.42 

7/24            26469.89       10363.18     
ドル/円    22375(CME)
106.12     

●米中で、互い総領事館の閉鎖を要求するなど、対立深刻化は新たな局面に入り
 投資家心理も悪化しています。

●新型コロナウイルスの感染者増加に歯止めがかからず、国内で東京都だけで
 なく主要都市に広がりがみられます。


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景気拡大は、戦後最長ならずに後退へ!?

2020-07-22 23:58:08 | 政治に物申す

     歓迎カエル
今日、政府は2012年12月から続いた景気拡大期間が18年10月に終わり、
景気後退局面に入ったと認定する方向で検討していることが分かった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61504128e68477c0d33fae902c1c25f00b904e3d

米中貿易摩擦などが影響し、景気回復期間は71カ月に留まり「いざなみ
景気」と呼ばれる02年2月~08年2月(73カ月)の戦後最長記録を
更新できない見通しです。近く有識者による研究会を開き正式決定する。

今日発表した7月の月例経済報告では、国内景気の判断を「このところ持ち
直しの動きが見られる」とし前月の「下げ止まりつつある」から上方修正。
新型コロナウイルスの影響については前月の「極めて厳しい」から表現を
緩めた。


米中貿易摩擦の影響から市民感覚でも2019年に入り、後退局面に入った
との認識を持っていたが、今頃に認定を検討するとは、データの読み取りが
遅すぎます。

政府は、過去データ読み取りや将来予想や施策も後手後手に回っています。
新型コロナ対応についても感染拡大防止の具体的施策を打たないで、経済
活性に舵を取り、国民を不安や疲弊のに導いています。このところの感染
拡大の中、Go toトラベルキャンペーンを見切り発車し、旅行業者関連
に経済的潤いをと言うが、事業規模1.3兆円の効果が出るのは、?です。


明日以降、今週末に、東京で感染者500人超えも視野に入った格好です。
それより、連休キャンペーンの影響で人の大移動から国中に感染拡大で、
点から面クラスターの発生になったら、政府はどう収拾を計るのだろうか。

さて、日経平均は反落して、132円安の22751円の大引けでした。
(出来高 概算10.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ハイテク株の軟調からナスダックが下落。その流れから
日経平均は、下落して始まると、4連休前、海外市況もきになる中、下げて
もみ合いになり、22750円で終了した。

日経平均は、続伸。25日線上で陽線引け。ボリンジャーバンド+1σ~
+2σレンジは、維持したものの、コロナ感染者増が重石になっています。

今晩のNY市場、ワクチン開発の進展と実用化期待から上昇してスタート。
底堅く終了できるか、ポイントです。

4連休明けの日経平均、国内の感染者数の増加懸念がある中、拡大防止の
施策を打ち出せるかによって、週末週の動きに懸念を残しそうです。

ブロガー/読者の皆さん、良い4連連休を!!

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携帯番号移行で乗り換え手数料の禁止検討か!?

2020-07-21 23:56:22 | ニュ-スからひと言

     歓迎カエル
今日、携帯電話会社を変更する際に電話番号をそのまま移行する番号
継続制度(MNP)について、総務省が手数料の徴収を禁止する方向で
検討していることが、分かった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bf63b8458ba698a5380fa255fbebacc1e2b8da7

年内にも指針を見直して携帯電話会社間の乗り換えを促し、通信料など
値下げにつなげたい考えです。

現在、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI大手3社や格安スマート
フォン会社などは、MNP(モバイルナンバーポータビリテイ)手数料
として3000円を徴収しています。同省の有識者会議は、手数料の
根拠が不透明だとして、乗り換えを妨げている要因とみています。

有識者会議は近く論点整理を出し、今秋にもMNPの手数料廃止を盛り
込んだ報告書を取りまとめる見通し。総務省は来年2月頃 本格化する
春の携帯電話商戦に間に合うよう指針の改定を目指すが、携帯大手の
反発が予想されます。

MNPは06年10月から始まったが、利用数13年度の657万件を
ピークに減少。近年では年間450万~500万件と横ばいで推移して
います。
昨年10月に施行された改正電気通信事業法では、2年契約を途中で
解約する際違約金上限を1000円に引き下げたが、施行後も乗り換え
は増えていない。 


利用者にとって、乗り換え手数料の無料化は、大手3社でシェア90%
ある現状に風穴を空け、競争を通して適正な料金・サービス価格の実現
に向け良いことです。しっかり制度法制化して早期実現してほしい。

さて、日経平均は続伸して、166円高の22884円の大引けでした。
(出来高 概算11.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、コロナワクチン開発の治験で良好な結果発表や、米国
政府の追加財政策などを好感して、上昇。その流れから日経平均は、上昇
スタート。ハイテク株などがけん引して一時22900円台に乗せる場面
もあった。結局、22800円台後半で終了した。

日経平均は、続伸。25日線上で陽線引け。ボリンジャーバンド+1σ~
+2σレンジへ戻った格好で、4連休明け23000円台も視野に。

今晩のNY市場、ダウ反発と上昇基調のナスダックが上昇一服のスタート。
底堅く終了できるか、ポイントです。

明日の日経平均、4連休前で、上昇一服のもみあい展開を想定してます。


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名古屋ブルーノートが廃業って、本当!?

2020-07-20 23:57:20 | 政治に物申す

     歓迎カエル
名古屋ブルーノートは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため
2月29日から休業を続けてた。本日7月20日付けオフィシャルサイト
に掲載された「お知らせ」で、同ライブハウスの濱田秀昭支配人は
8月15日をもって廃業することを発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f86af6202e98d5cf87c61f09a1d8fe179c04ac9d

倒産ではないことを記した上で、運営会社の株式会社ミュージック
ベンチャーズはしばらく存続し、今後メンバーズクラブ会員に向けた
未使用残額の返金作業などの業務を進めるとしている。


新型コロナウイルスの感染拡大で、ライブレストランは、3密回避から
休業を余儀なくされ、ジャズミュージシャンを始め、ミュージシャンの
出演ができないし、集客できないところから、倒産する前に廃業を選択
したようです。

横浜にも、モーション・ブルー・ヨコハマがあり、東京ブルーノートの
サポートを受け、横浜赤レンガ倉庫3Fに誕生したライヴ・レストラン
があります。

国内外の一流アーティストのステージとフレンチ料理の数々を楽しめる
エンターテインメント空間になっていますが、文化の灯を消す事ない様
新型コロナ感染拡大の抑制に努める国の具体的施策を実行してほしい。

政府は、PCR検査の拡大による無症状者を含む感染者の隔離、特措法の
改正など、早く国会を再開して今の危機に対応、不安を解消してほしい。

さて、日経平均は小幅反発して、21円高22717円の大引けでした。
(出来高 概算9.2億株の薄商いでした。)

週末のNY市場、マチマチも新型コロナウイルスワクチンの早期実用化期待
もあり、ナスダックが堅調な動きから上昇。その流れから日経平均は、上昇
スタート。しかしながら戻り待ちの動きから前引けには、マイナス圏。後場
東京の感染者数が200人割れの報から先物主導で上昇すると、小幅上昇を
維持して22700円台で終了した。

日経平均は、反発。陰線引けながら、ボリンジャーバンド25日線上で終了
し、上昇の余地を残した格好です。

今晩のNY市場、下落のスタートだが、ハイテク株が堅調で、ナスダックが
高値更新を示唆。反発して終了できるか、ポイントです。

明日の日経平均、東京の感染者数が引き続き200人以下なら、もみ合うも
続伸に期待しています。

 

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7月第4週 相場展望と予定

2020-07-19 23:57:47 | 相場展望

     歓迎カエル
7月第3週の日経平均は、反発した。週前半、NY株式市場は、新型ウイルス
ワクチンの早期実用化期待で堅調。また中国で、第2四半期経済成長がプラス
で堅調と、世界的コロナ感染者数増の不安台頭の中、経済活動へ期待から上昇。

日経平均も追従する動きとなった。ただ、後半は、東京での感染拡大の動きが
継続、Go To キャンペンも急遽 東京除外と感染拡大への防止と経済活動の
再開というトレードオフのパラドックスが、投資マインドに水を注した格好。

結局、日経平均は週間で405円上昇(↑1.82%)22696円でした。

さて、7月第4週(7/20~7/24)主な予定は下記の通りです。

週末のNY株式市場は、米国南部州やカリフォルニア州での感染増が第2波の
懸念を示す一方、治療薬、ワクチン早期実用化期待があり、ダウが小幅に下落、
ナスダックは、上昇した。

明日からの日経平均は、日本での感染者増がどの程度になるか、また、日米の
決算の本格化と、一喜一憂する場面が多そうである。東京新型コロナ感染者増
指数関数的な増加が無ければ、リスクオン先行の上昇もあるが、東京の感染者
300人超になるようだと、リスクオフとなり、交錯しそうである。

国内もディスコ、日本電産の決算がスタートして、思った程悪くないという評価
得られる様だと、ハイテクが下支えしそうである。

経済回復へ期待感とコロナウイルス第2波懸念の綱引きで、東京の感染者数が
300人弱で収まるようだと、個別材料株や中・小型株が物色される展開に期待
したい。

日経平均、7月第4週(7/20~7/22)は22200円 ~23000円 
程度を想定しています。

1.7月第4週(7/20~7/24)主なイベントと予定
 7/20
 日本 6月貿易収支
 日本 日銀 金融政策決定会合議事要旨(6/15、16分)
 日本 アルインコ、小松ウオ 各決算   
  米 IBM、ハリバートン 各決算
 7/21 
 日本 6月消費者物価指数
 日本 6月工作機械受注
 日本 ディスコ、日本電産、富士通ゼネ 各決算、
  米 コカ・コーラ、テキサス・インスツルメンツ、フィリップ・モリス、
    ロッキード 各決算
 7/22 
 日本 7月定例経済報告
 日本 7月製造業PMI
 日本 ジャフコ、OBC、オービック、サイバーエ、ネットワン、プロロジス、
    岩井コスモ 各決算
  米 6月中古住宅販売件数
  米 マイクロソフト、テスラ、バイオジェン、ラスベガス・サンズ 各決算
 7/23
 日本 休場(海の日祝日)
  米 6月景気先行指数
  米 新規失業保険申請件数(~7/18迄の週)
  米 インテル、AT&T、Dow Inc、トラベラーズ、ツイッター、
    サウスウエスト航空、アメリカン航空 各決算
 韓国 第2四半期GDP
 南ア 南アフリカ中銀政策金利
 7/24
 日本 休場(スポーツの日祝日)
  米 6月新築住宅販売件数
  米 ベライゾン、TモバイルUS、ハネウェル、アメリカン・エキスプレス
    シュルンベルジェ、ロイヤル・カリビアン・クルーズ 各決算
  露 ロシア中銀政策金利
  独 7月ドイツ製造業PMI速報値
 EU 7月ユーロ圏製造業PMI速報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(7/17)
 朝方はロンドン市場からのユーロ高の流れが強まった。18日、19日と
 行われるEU首脳会議への期待感がユーロ買いにつながった。

 ユーロドルはロンドン市場での高値を超え、昨日高値もわずかながら
 上回る1.1444まで。
 その後の戻りも鈍く、ユーロは堅調地合いを維持した。

 ユーロドルでのユーロ高ドル安もあり朝方はそれまでのレンジの中
 ながら若干ドル安円高気味の推移となったドル円は、その後週末を
 前にしたポジション調整などに抑えて円高進行が優勢に。
 ドル円は107円を割り込んで、106円90銭台まで値を落とした。大台
 割れ後も目立った売りが出るような流れにはならず、落ち着いた動き
 となったが戻りは鈍く、106円台後半での推移が続いた。
 
 ユーロ円は当初ユーロ高の流れの中で122円58銭を付ける動き。
 ロンドン市場で121円台から122円台前半まで上昇した流れがNY朝に
 さらに強まった格好。
 しかし、その後は利益確定売りもあって少し値を落とし122円30銭台で
 引けている。

 ロンドン市場で売りが目立ったポンドは東京午後からの下げを解消する
 動きに。
 ベイリー英中銀総裁の慎重な発言などが売りを誘い、ストップロス注文
 を巻き込んでロンドン市場で売りが強まったが下げ一服後は買い戻しの
 動きが強まる格好となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/151747

 米国債利回り
  2年債        0.145(+0.000)
  10年債      0.627(+0.010)
  30年債      1.329(+0.021)
  期待インフレ率  1.447(+0.041)
            ※期待インフレ率は10年債で算出  

 17日の米国債市場は比較的落ち着いた動き。物価上昇期待から物価連動
 国債(TIPS) の商いが活発になるなどの動き。通常の国債に売り圧力が
 ややかかった。もっとも基準となる10年債利回りは、0.627%と前日比
 +0.01%の上昇(債券価格の下落)にとどまっている。
 2年債利回りは前日比変わらず。
 
 ミシガン大学消費者信頼感指数での5-10年インフレ期待が上昇しており、
 こちらも国債には売り材料となったが市場の反応は落ち着いていた。
 https://fx.minkabu.jp/news/151748

3.NY株式市場 結果(7/17)

  NY株式10日
  ダウ平均      26671.95 (-62.76  -0.23%)
  S&P500       3224.73 ( +9.16  +0.28%)
  ナスダック        10503.19 (+29.36 + 0.28%) 
  CME日経平均         22675    (大証比:+0.02%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続落。午前中に一時プラス圏まで浮上
 する場面も見られたが、石油、金融などの下げが重石となり、ほとんど
 時間は小幅ながらマイナス圏での推移に。ハイテクなどは買いが優勢で、
 ナスダックはプラス圏での推移となっている。

 昨日に発表されたネットフリックスの決算は、業績が予想外に横ばい圏。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で会員数が大幅に増加していただけ
 に、増益を見込んでいた市場の失望を誘う形で大きく売りが出た。
 朝方はこうした売りに警戒感が見られる場面も。

 新型コロナウイルスのワクチン開発において、初期段階でのテストで参加
 者全員に抗体が見つかったことが報じられ、15日市場で大きく買われた
 米バイオ大手モデルナは、今日も大きく買いが入り、16%近い上昇に。
 15日朝に高値を付けた後は、利益確定売りなども出てたが、今日の動き
 で15日の高値をしっかり超える展開となった。

 ダウ採用銘柄ではハイテク、医薬品の買いが目立った。ネットワーク機器
 開発大手シスコシステムズ2.12%高、インテルが1.45%、IBM
 0.89%高という展開。また、医薬品大手ファイザーが1.83%高、
 メルクも買われていた。

 一方で石油メジャーのエクソンモービルが1.72%安、同シェブロンも
 1.32%安。銀行大手JPモルガン1.85%、ゴールドマンサックス
 1.52%安、保険大手トラベラーズ1.11%安と金融関連株は売りが
 目立った。

 GAFA関連では決算を受けて朝から大きく売られたネットフリックスが
 6.52%安。その他ではアマゾンが1.26%安とさえない動き。
 一方ツイッターが1.50%高。
 https://fx.minkabu.jp/news/151739

4.NY市場、原油先物8月限/金先物8月限 各結果(7/17)
 NY原油先物8月限(WTI)
  1バレル=40.59(-0.16 -0.39%)

 NY原油は期近が小幅続落。 新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、
 米国の時間帯序盤にダウ平均株価が下落した事で、下振れする場面もあっ
 たが、その後は米国の稼働中の原油掘削装置(リグ)数が減少していた事
 もあり、小幅安水準まで戻してもみ合いで推移した。この日は、今週焦点
 だった石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産縮小が決定されて、ひとまず
 材料出尽くしとなった事や、来週21日の8月限の納会を控え、ポジション
 調整主体の比較的小幅な値動きとなった。
 https://fx.minkabu.jp/news/151745

 NY金先物8月限(COMEX)
  1オンス=1810.00(+9.70 +0.54%)

 金8月限は反発。時間外取引では、世界的に新型コロナウィルス感染拡大
 に歯止めがかからないことなどに支援され、買いが先行。日中取引では
 複数の米経済指標が弱気の数字となり、ドル安となったことに支援され、
 買い意欲が刺激され、上げ幅を拡大した。中盤の取引で週末を控えた利
 食い売りなどで上げ幅を縮小する場面があった。後半から終盤にかけて
 ジリ高となり、1,810ドルで引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/151742

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