「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日経平均の7カ月連続上昇で、次のターゲットは!?

2013-02-28 23:54:42 | マ-ケット

           
2月月末の日経平均は、大幅反発し、上昇トレンドに水を差す事態を回避。
何とか踏ん張り、節目の11500円台を回復しました。

外部環境への過度な不安感が後退し、需給要因を背景に先物主導で上げ幅を
広げました。為替が円安に傾いたことから主力輸出株が買われたほか、倉庫、
運輸や不動産、金融も堅調で全面高の展開となった格好です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130228-00000093-reut-bus_all

イタリアの国債入札で、長期債への旺盛な需要が確認され、伊政局不安への
警戒感が和らいだ他、バーナンキFRB議長が緩和政策へコミットメントを改めて
表明。

投信設定に伴う先物買いや、大引けのMSCIリバランスなどに関連した先物
売買が活発となる中で、上海総合株価指数などアジア株が堅調に推移した事
も安心感につながりました。

という事で、日経平均は、305円上昇の11559円の大引けでした。
(出来高 概算32.9億株の商いでした。)

欧米市場の上昇に加え、バーナンキFRB議長のアベノミクス容認論など、
為替の円高が一服し、輸出株だけでなく、内需株なども物色され、冒頭の
月足7カ月連続上昇となり、小泉首相時の05/5月~06年/1月以来の
連続上昇となり、上昇トレンド継続です。

注目のNY市場、小幅続伸と底堅い展開で、終了時まで継続するかどうか。

明日の日経平均、実質3月相場の週末となり、何とかプラス引けとなったら
3月相場も期待できそうです。


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バーナンキFRB議長、アベノミクスを支持!?

2013-02-27 23:59:36 | マ-ケット

            
FRBのバーナンキ議長は、米議会上院銀行住宅都市委員会での証言で、日銀が
進める金融緩和について、「首相は緩和が十分でないと考えており、デフレ脱却を
目指す試みを支持する」と表明しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130227-00000087-mai-bus_all

バーナンキ議長が、日本の金融政策について、公に支持を表明するのは初めてで
他国の金融政策を評価するのも異例のことです。

「大胆な金融緩和」などを掲げる安倍政権の経済政策には、円安誘導との批判も
あります。これに対し議長は「(緩和政策は)国内を対象としており、為替相場を
目的としたものではない」と発言。日銀の金融緩和策は、金融政策は雇用や物価
安定など国内目的とすべきだとする最近のG7の声明に沿ったもので、問題はない
との考えを示しています。

この発言の意味は大きく、円高是正を支持したことになり、今秋にもドル/円で
100円程度になるかもしれません。

さて、日経平均は、続落し約145円安の11254円の大引けでした。
(出来高 概算31.1億株の商いでした。)

イタリア政局不安が欧州不安を引き起こすのでは、との懸念が為替に継続して
現れ、今日も東京市場の重しになった格好です。
日経平均は、節目11300円を割り込み、相場反騰の始まった昨年11月以来
25日移動平均線(約11192円)に迫ってきており、正念場です。

注目のNY市場、底堅い展開のスタートです。終了時に続伸となるか、注目。

明日の日経平均、反発して良い水準ですが、どういう応えが待ってるでしょうか。


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イタリア総選挙、反緊縮派肉薄で、アベノミクスに冷や水!?

2013-02-26 23:46:17 | マ-ケット

             
今朝のイタリア総選挙開票、上院で過半数を獲得した勢力がなく、政局不安を
背景に、ユーロ圏債務危機悪化への警戒感が強まり、イタリア株式と国債は、
大幅に下落しました。
主要株価指数は、序盤に5%下落。大手銀行は10%以上も下落しました。

伊10年物国債と独連邦債との利回りスプレッドは346bpと、2カ月半
ぶりの水準に拡大しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130226-00000130-reut-bus_all

ユーロ圏の主要市場にも衝撃が走り、フランスとドイツの市場が下落した他、
ユーロは対ドルで7週間ぶりの安値圏に落ち込みました。

総選挙で、下院は財政緊縮を掲げる中道左派連合が勝利したものの、上院は
過半数獲得勢力が出なかった。
さらに、グリッロ氏の「五つ星運動」やベルルスコーニ前首相の中道右派連合
躍進に象徴されるように、反緊縮票が拡大。
市場では「最悪の結果」との見方が出ています。

この総選挙結果を受け、東京市場も、為替が大きく反応。ユーロ/円で約4円
ドル/円で約2円 円高にシフトし、株式市場は、輸出株を中心に大きく売られ
昨日の上昇分を打ち消した格好でした。

と言うことで、日経平均は、約264円下落して11398円の大引けでした。
(出来高 概算39億株の商いでした。)

前場終了時に11500円程度まで戻すも、後場にかけ弱含み、安値圏で終了。
日経平均は、5日移動平均線(約11445円)や節目11400円を割り込み
上放れ期待から、ボックスレンジに後戻り。週末にかけ、踏ん張りどころ。

注目のNY市場、昨日の大幅下落から、反発スタートとなっています。
明日の日経平均、小反発して良い状況ですが、さて。


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少子化でも最高益更新の学習塾って本当!?

2013-02-25 23:52:09 | 企業を斬る

             
大詰めを迎えた受験シーズン。新年度も近づき、にわかに沸き立つのが学習塾、
予備校業界だ。と報じています。「わが子を志望校に」と願う親から選ばれるべく、
あの手この手を講じています。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130225-00013024-toyo-nb

日本では、長引く不景気の上に子供の数が年々減り、子供向けビジネスの競争、
厳しくなるばかりですが、塾業界では、景気の良い話も聞こえてきています。

株式を公開する上場約20社のうち、なんと半数近くが過去最高益を更新する
成長を見せている様です。

「明光義塾」を展開する東証1部上場の明光ネットワークジャパン、完全マン
ツーマン個別指導「TOMAS(トーマス)」を展開するリソー教育、東京西部地区を
中心に「ena」を展開する学究社、神奈川県に集中するステップなどです。

少子化というハンデがある厳しい環境下で、なぜ業績を伸ばせるのか・・・。
キーワードは「個別指導」「難関校」「地元志向」であります。

「受験=集団指導」の定石に風穴を空けたのが、「個別指導」で、生徒の能力に
合せた指導がうりです。

また、09年度から新学習指導要領が順次実施され、「脱ゆとり」も追い風。
学校の授業やテストについて行くための補習ニーズが一段と増加しています。

補習塾を主力とする明光は、今期95教室の大量新設を予定するなど意欲的。
学究社は、1985年に学習塾業界で初めて株式上場した先駆者。
13年3月期の業績見通しは、売上高が前期比23%増の80億円、営業益が
2.4倍の12億円と大幅増益で過去最高を予定している様です。

景気が上向けば、小子化でも、わが子を塾に通わせたい親御さんも潜在ニーズ
としてあり、景気浮揚と国内雇用増と合せ、賃金上昇となれば、アベノミクス
さらに実体の伴った経済政策になるかもしれません。

さて、日経平均は、大幅に続伸し276円高の11662円の大引けでした。
(出来高 概算33.6億株の商いでした。)

週末の欧米市場の上昇に加え、TPP交渉の参加や後任日銀総裁に安倍首相の
考えのベクトルが合った黒田氏起用方向が伝わると、為替市場は、3/E以降
さらなる追加金融緩和との思惑から、為替がドル/円で94円台と、株式市場
追い風となりました。

日経平均の大幅続伸で昨年来高値を更新して、ボリンジャーバンド+2σの
11730円辺りが、今週のターゲットの可能性も。

注目のNY市場、小幅続伸のスタートしており、底堅く推移するかポイント。
明日の日経平均、さすがに、もみ合いを想定しています。


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2月最終週 相場展望と予定

2013-02-24 23:05:39 | 相場展望

              
2/18~週の日経平均は、G20を無難(円安誘導でなく、デフレ脱却に
向けた動き)に通過し、週明けは大幅高のスタートになりました。

週の中盤は、欧州での成長減速観測やイタリア選挙前の情勢、米でFRBに
よる緩和縮小思惑から、欧米市場が軟調に。また、国内も日米首脳会談での
TPP議論の進捗や次期日銀総裁候補をめぐる報道から、為替の円高是正が
一服し軟調さを見る場面もありましたが、週末は、先物主導による買戻しが
入り、週間 陽線引けとなりました。

結局、日経平均は、1週間で268円上昇(↑2.41%)の11386円の大引け
でした。

週明けは、NY市場の上昇に加え、TPP交渉参加へ向けた前進、為替の円高
一服感から買い先行スタートになりそうです。

ただ、欧州で2/25にイタリアの総選挙が行われます。また、米国で3/1
強制歳出削減の発動期限を迎えるため、米議会の交渉に注目されます。

国内で週後半に向け、次期日銀総裁候補も決まりそうで、為替の円高是正が
進む様なら、日経平均の年初来高値更新場面もありそうです。

日経平均、2月最終週(2/25~3/1)のレンジは、11250円~11650円
程度を想定しています。

1.2月最終週 相場展望と予定
 2/25
 日本 ダイドー・ドリンコ 決算
 日本 気象庁3カ月予報(3~5月)
 中国 2月HSBC製造業PMI
 韓国 朴大統領 就任式 
  米   シカゴ連銀 全米活動指数
  米   国債入札 2年債(350億ドル)
  米   アトランタ連銀総裁、講演
  米   ロウズ・カンパニーズ 決算
  伊   国債入札
  伊   イタリア総選挙
 2/26
 日本 株式分割/配当/優待 最終売買日
 日本 アインファーマ、プラネット 各決算
  米   12月S&Pケースシラー住宅価格
  米   1月新築住宅販売件数
  米   2月カンファレスボード消費者信頼感指数
  米   バーナンキFRB議長、上院で証言
  米   国債入札 5年債(350億ドル)
  米   ホーム・デポ 決算 
 NZ  1月貿易収支
 2/27
 日本 日本駐車、スリープロ、ラクーン 各決算
  米   1月耐久財受注
  米   1月中古住宅販売件数
  米   ダラス連銀総裁、講演
  米   国債入札 7年債(290億ドル)
  米   ターゲット 決算
  英   第4四半期改定
  伊   国債入札
 EU  ドラギECB総裁、講演
 2/28
 日本 1月鉱工業生産
 日本 1月自動車生産
 日本 アイケイケイ、東和フード、シンワアート 各決算
  米   第4四半期GDP改定
  米   新規失業保険申請件数(~2/17までの週)
  米   国債償還 2年債(369億ドル)
               5年債(177億ドル)
  米   ベストバイ、JCペニー、シアーズ 各決算
  印   インド2013年、国家予算発表
  独   2月失業率/失業者数
  西   第4四半期GDP改定
 EU  1月ユーロ圏消費者物価指数
 3/1
 日本 1月完全失業率
 日本 1月有効求人倍率
 日本 1月家計調査
 日本 1月全国消費者物価指数
 日本 伊藤園、内田洋行 各決算
 中国 2月製造業PMI
  米   1月PCEコア・デフレータ
  米   1月個人所得/支出
  米   2月ISM製造業景況指数
  米   2月自動車販売台数
  米   歳出強制削減の発動期限
  米   ギャップ 決算
 EU  1月ユーロ圏失業率
 EU  2月ユーロ圏消費者物価指数
 3/3
 日本 ひなまつり
 中国 2月非製造業PMI
 中国 人民政治協商会議

2.NY市場、為替/債券 各結果(2/22)

 22日のNY市場はユーロの売りが強まっている。ロンドン時間からの流れを
 引き継いだ格好。

 ロンドン時間にECBが発表した今月27日に可能となるLTRO第2弾(12年2月
  実施5300億)の期限前返済の第1回目予定額が611億ユーロと予想(1200億
  ユーロ程度)を大きく下回ったことで、ユーロは急速に売られていた。

 NY時間に入っても見切り売りが続き、ユーロドルはサポートとして意識された
 1.3150水準を下回る場面も見られている。ただ、米株が反転したこともあり、
 後半は下げ渋っている。1.3150水準を完全ブレイクとなれば、100日線が
  控える1.31台前半と心理的節目の1.30がターゲットとして視野に入る。

 一方、ドル円は底堅い動きが続いたものの上値は重い。10日線が控えている
 93.50水準まで買戻しが入る場面が見られたものの、その水準の回復は出来
  なかった。10日線(本日93.50付近)と21日線(本日92.80付近)の間で膠着し
 始めた感もあり、次の展開待ちといった雰囲気も出ている。

 来週はバーナンキFRB議長の議会証言が予定されており、その内容を見極め
  たいという雰囲気もあった模様。今週FOMC議事録からFRBは資産購入縮小の
  方向に動くのではとの期待も出ており、ドル買いが優勢となっているが、一部に
 議長は火消しに回るのではとの見方も出回っていたようだ。

 日米首脳会談がワシントンで行われた。注目の円安に関しては、日米両首脳
 ともコメントを控えていた。なお、TPP交渉参加に関して日米両政府から共同
 声明が発表され、日本が交渉に参加した場合、全ての品目が協議対象になる
  が、一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束することは求められないとして
  いる。参加自体は免れそうに無いが、聖域無き関税撤廃は避けられそうな内容
  ではある。

 NY時間の終了間際にムーディーズが英国債を「AAA」から「AA1」への引き下げ
 を発表。ポンドの売りが強まった。ポンドドルは1.52台半ばから1.51台に、
 ポンド円も141円台に急速に下落。今週、噂は強まっていた。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=175984

 米国債利回り
   2年債          0.246(-0.004)
   10年債        1.960(-0.017)
   30年債        3.151(-0.016)
   期待インフレ率  2.540(+0.006)
                 *期待インフレ率は10年債で算出

 22日NY債券市場、利回りは低下。株価反発、来週の入札など米国債利回りが
 上昇する外部環境はあったものの、その動きは見せていない。

 来週はバーナンキFRB議長の議会証言が予定されており、その内容を見極め
  ようという雰囲気もあった模様。今週のFOMC議事録からFRBは資産購入縮小の
  方向に動くのではとの期待も出ている。
  しかし、一部には議長は議会証言で火消しに回るのではとの見方も出ているようだ。

 10年債利回りは1.95%、30年債も一時3.14%台まで低下。
 2-10年債の利回り格差は171(前日+172)
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=175985
3.NY株式市場、結果(2/22)

 NY株式22日
   ダウ平均     14000.57(+119.95 +0.86%)
   S&P500       1515.60( +13.18 +0.88%)
   ナスダック     3161.82( +30.33 +0.97%)
   CME日経平均  11505   (大証終比:+95 +0.83%)

 22日のNY株式市場、ダウ平均は反発。この日発表になったドイツの景況感
 指標やHPの決算が好感されている。この2日間の下げを取り戻す動きとなった。

 ダウ平均は100ドル超上昇し、14000ドル回復となった。自動歳出削減の期限が
 来週末に迫る中、協議の行方に注目が集まっており、また、来週のバーナンキ
 FRB議長の議会証言への期待感もあった模様。一部には議長は議会証言で火
  消しに回るのではとの見方も出ていたようだ。

 ダウ採用銘柄ではHPが10%超の急伸し指数をサポート。前日発表になった
 決算が予想以上の強さを見せたことから、アナリストの投資判断引き上げなど
 も相次いでいる。その他、コカコーラ、ホーム・デポが上昇。
 一方、ユナイテッドヘルスが下落。

 オフィス・デポが上昇。メキシコの大手小売りのギガンデが同社のメキシコ部門
 の株式50%を約6.9億ドルで購入する方針を示したことが好感されている。

 ナスダックも反発。アップルやグーグルが堅調。グーグルは一時800ドル台を
  回復している。

 TIが上昇。四半期配当を3分の1引き上げたことと、自社株買いを最大50億ドル
 追加を発表したことが好感されている。
 無線ネットワークのアルバが急伸。決算が予想を大きく上回った。

 ヘルスケア情報サービスのウェブMDヘルスが大幅高。第4四半期の売上高が
  予想ほど落ち込まなかったことや、強気な見通しが好感されている。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=175981
4.NY市場 原油先物4月限/金先物4月限

 NY原油先物4月限(WTI)
   1バレル=93.13(+0.29 +0.31%)

 22日のNY原油先物相場は3日ぶり反発。この2日間の大幅y下落から、値頃感の
 買い戻しが入った。この日発表されたドイツの景況感指標が予想を上回ったことも
 フォロー。

 4月限は前日の流れを引き継ぎ、一時92.50付近まで下落する場面も見られたが、
 後半になって米株が反発したこともあり、93ドル台に戻している。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=175973

 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1572.80(-5.80 -0.37%)

 22日のNY金先物相場は反落。為替市場でユーロドルが下落したことや、米株の
 反転で逃避買い需要が後退。再び下落基調に戻している。

 4月限は1570ドル付近まで下落している。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=175976


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TPP交渉参加へ、発表のTOPは3/B!?

2013-02-23 23:45:13 | 政治に物申す

              
昨晩、日米首脳会談の焦点だったTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への
日本の交渉参加問題は、最大のポイントだった関税撤廃の例外品目が認められる
可能性を共同声明で確認し、安倍首相が大きな得点を稼いだ格好となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130223-00000134-san-bus_all.view-000

包括的な関税撤廃を目指すTPP交渉に、果たして「聖域」としての例外品目が
認められるのか。

日本側の関心事について、交渉を主導する米側の態度はこれまで不透明だった。
それに伴い日本の世論も紛糾。行き詰まりの打開へ、安倍首相は「直接オバマ
大統領から感触を得たい」とまなじりを決して会談に臨みました。

引き出した答えは、「満額回答」に近いといっていい。声明は具体的に農産品を
例に挙げ、日本が関税撤廃の例外を望む「センシティビティ(敏感な問題)」が
存在すると明記。最終的な取り扱いは「交渉の中で決まる」事を確認しました。

安倍首相は記者会見で、声明骨子を念を押すように読み上げ、「聖域なき関税
撤廃は前提ではないとの認識に立つ」と強調しました。

大統領から、「感触」どころか、関税撤廃の聖域を事実上容認する言質を文書の
形で引き出し、安倍政権が反対世論を説得する下地も整った。意気軒高な首相は
さっそく帰国後に会談の成果を各党に説明して回るとし、交渉参加判断について
前のめりになっています。。

一方、米側も完全に押し切られた訳ではない。「すべての物品が交渉対象」との
従来の主張を声明で確認。米国内で日本の市場開放が不十分との声が強い
自動車、保険を「懸案事項」に列挙した。

日本政府同行筋は「目標は高く掲げるが、実際は交渉次第ということ」と深刻に
介さないが、交渉参加に向けて火種が消えたわけではありませんが、前進です。


この交渉で、例外品目を容認する言質をとった事は、大きいですね。
「聖域なき関税撤廃」でなくなった背景は、軍事的にも経済的にも中国の台頭が
目覚ましく、東南アジアの地政学的リスク減少させる日米同盟の強化の推進が
一致した格好です。

また、米のアベノミクス容認姿勢にも現れており、経済活性化に向けた動きの
一歩が週明けにも踏まれようとしていますが、「参加」に向けたTPO(時/
場所/機会)のリリース、3/Bに注目しましょうか。

それでは、また。


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広告費の増加は、消費増のサイン!?

2013-02-22 19:11:37 | ニュ-スからひと言

              
今日、電通が発表した2012年の国内の広告費は、前年比3.2%増の
5.8913兆円と5年ぶりにプラスに転じ、東日本大震災前の2010年
(5.8427兆円)を上回りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130221-00000571-san-soci

東日本大震災による出稿自粛で落ち込んだ11年に対する反動増に加え、
昨夏ロンドン五輪にからむ広告費が増えた格好です。

マスコミ主要4媒体の広告費は、テレビが3.0%増の1.7757兆円、新聞
4.2%増の6242億円、雑誌の0.4%増の2551億円、ラジオの0.1%減
1246億円と、ラジオだけがマイナスとなりました。
4媒体合計は、2.9%増の2.7796兆円でした。

4媒体以外の広告媒体で、ロンドン五輪中継効果で「衛星メディア関連広告費」
13.7%増として1013億円と、初めて1000億円を超えました。

2009年に新聞を抜いてテレビに次ぐ広告媒体に躍り出た「インターネット広告
費」は7.7%増の8680億円と順調に伸ばした。  屋外広告や交通広告等
セールスプロモーション(SP)広告は1.4%増の2兆1424億円でした。

電通総研の北原利行研究主幹は「企業活動が活発になり、テレビを中心にネット
と連動させた新しい広告展開も拡大した」と分析しています。

広告主別では自動車・関連品(26.9%増)をはじめ21業種中16業種が
増加。
一方、震災後に一般企業CMが公共広告に差し替えられて急増した官公庁・団体
69.4%減少でした。

同総研は「新政権の経済対策による個人消費の回復も期待され、広告市場の
見通しは明るい」(北原研究主任)としています。

広告市場の活発は、身近なところにも波及しています。朝刊の折込広告が、今年
増えている様に思います。量販店やスーパーのチラシだけでなく、不動産・住宅、
パチンコまで復活してきました。

アベノミクス効果の個人消費増へのサインとすれば、薄日が差し込んでいるのかも
しれません。

さて、日経平均は、反発し76円高の11385円の大引けでした。
(出来高 概算33億株と商い増。)

今朝方、欧米市場の軟調やかわせの円高を背景に売りに押されるも、後場、先物
主導で買戻しが入りました。

日経平均の反発により、11200円割れから調整か、の局面から何とか踏ん張り
5日移動平均線(約11389円)を捕らえる水準まで、押し目が入った格好。

今晩のNY市場、底堅い展開となれば、来週、さらに期待が出てきます。
日米首脳会談後のTPP参加表明の有無や日銀総裁後任人事判明で、↑へトレンド
となるか、注目されます。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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プレミアビール・新エビスで、来週 恵比寿顔 相場になれ!?

2013-02-21 23:57:29 | ニュ-スからひと言

               
サッポロビールは、フランス料理の巨匠、ジョエル・ロブション氏と共同開発
したプレミアムビール「薫り華やぐエビス」を発売しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130221-00000954-yom-bus_all

フランス産麦芽を使い、風味を豊かにしたという。同社は「フランス料理にも
合うビールとして、ワインのシェアを奪う」(担当者)と意気込んでます。

ロブション氏が経営する六本木のレストランでは昨日夜から、このビールを
使ったコース料理をメニューに加えました。

飲食店向けのほか、スーパーなどの小売店でも販売している。価格はオープン
だが、350mℓ缶で265円(税込み)程度です。

来週には、訪米した安倍首相がTPP交渉に踏み込んだ決断をするか、また、
日銀総裁 後任人事提案も判明し、前向きに進むようなら、このビールを飲み
恵比須顔の相場展開になればおもしろいところ。

さて、日経平均は、反落し159円安の11309.13円の大引けでした。
(出来高 概算27.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、米で量的緩和縮小の懸念が広がり下落。東京市場は、
これに加え、為替がザラ場で円高に移行し、売りを誘った格好でした。

日経平均の反落により、節目11400円台を割り込み、5日移動平均線
(11346円)を割り込みました。明日 頑張りどころ。

注目のNY市場、続落からのスタート。どこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、踏ん張りどころの週末となりそう。


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企業の農業参入、加速か!?

2013-02-20 23:59:41 | ニュ-スからひと言

               
今日のネットニュースによれば、株式会社など企業(一般法人)の農業参入が
09年12月の改正農地法の施行から増加し、12年末現在で1071法人と、
1000社の大台を超えたことが。農水省の調べでわかりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130220-00000078-mai-bus_all

業態別では、食品関連産業からの参入が270法人と最も多く、酒造メーカーが
原料の酒米を生産するケースなどが目立つ。公共事業の削減で業績低迷に
悩む建設業など異業種からの参入も相次いでいます。

ただ、農業単独での黒字化は、一部の企業にとどまると見られ、コスト削減など
収益性の向上が課題となっています。

食料自給率は、知っての通りのカロリーベースで約40%と、小麦・大豆など
輸入に頼っている現状があります。

ここへ来て、政府もTPP参加前に、攻めの農業を標榜しており、成長戦略の
一貫として、日本の果物、野菜、米などを輸出品目に据え、将来的には、米、
蘭に次ぐ、世界3位の農業輸出国にしようと力を入れようとしています。

「国策に乗れ」とばかりに、建設業など今後、さらに参入するかもしれません。
何れにせよ、参入加速化の芽が出てきており、今後の参入企業に注目です。

さて、日経平均は、反発し95.94円高の11468.28円の大引けでした。
(出来高 概算28.2億株と商いが少し落ちているとは言え、20億株超!)

欧米市場の株高が日経平均の追い風になり、一時11500円台を回復する
場面もあり、この節目辺りで、もみ合うも、先高観を醸成しています。

今週にも11500円台に乗せる可能性もでてきました。

注目のNY市場、さすがに5年4ヶ月ぶり高値で終えた後を受け、もみ合いでも
終了時プラス引けとなるか、ポイント。

明日の日経平均、もみ合いを想定してますが、ザラ場ドル/円で94円台に
向くなら、11500円台ありそうですが、市場はどんな回答を出すでしょうか。


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日銀総裁提示に新ルール!誰になる!?

2013-02-19 23:56:18 | 政治に物申す

           
今夕、衆院の佐田、参院の岩城両議院運営委員長は、国会内で会談し、国会同意
人事で事前報道された人事案は受け付けないとする現行ルールを撤廃することで
正式に合意しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130219-00000096-reut-bus_all

新たなルールは、提示前に報道があった場合に、政府が情報漏えいを調査。衆参
両院の議院運営委員会理事会に報告する事などが柱。安倍政権下で焦点となって
いる日銀総裁人事の事前協議に向けた環境が整備されたことになります。

マスコミに流れている人事では、武藤氏、岩田氏、黒田氏などですが、緩和に前
向きで、市場と対話できる人となれば、マーケットに弾みがつきます・・・。

さて、日経平均は、小幅に反落し35円安の11372円の大引けとなりました。
(出来高 概算26.8億株の商いでした。)

昨日、安倍首相が「外債購入」に言及したものの、麻生財務相が、「日銀の手段と
して考え難い。」と否定し、為替市場では、敏感に円高是正の流れが止まり、やや
円高推移に加え、昨日の大幅の反動もあり、ザラ場 株式市場の重石になりました。

日経平均は、下落も5日線を上回っている他、陽線引けでの終了。押し目買い意欲
の強さが伺えます。

3連休明けのNY市場、小幅高からのスタート。終了まで底堅く推移るかポイント。

明日の日経平均、プラス引けを想定しています。


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