3日に放送されたフジテレビ系人気アニメ「サザエさん」(日曜・後6時半)
視聴率が9.9%と2ケタを割ったことが4日分かった。(ビデオリサーチ
調べ。関東地区)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160704-00000103-sph-ent
常に高視聴率をキープしている人気長寿番組「サザエさん」。今年に入っ
て1ケタとなったのは、5月22日の7.7%のみ。この日は日本テレビ系
「笑点」(日曜・後5時半)が「歌丸ラスト大喜利スペシャル」として特別の
番組を放送し、「サザエさん」と重なった番組の第2部(後6時)が驚異的
27,1%を記録。それに“食われた”形の1ケタ視聴率だった。
それ以外は安定した視聴率を記録しており、ゴールデンウィーク中5/8も
11.9%、最高は3/6にマークした15.0%でした。
このニュースを見て、もしかしたら今後「ブル相場」が来るかも、と思った方、
「行動ファイナンス」に興味がある人でしょう。
「サザエさん」の影響力がそんなに社会に対して大きいのか、と投資環境で
分析した人がいます。大和総研の投資戦略部、吉野貴晶氏です。
半年間の『サザエさん』の移動平均視聴率とTOPIX(東証株価指数)の
推移を調べたところ、強い逆相関の関係にあることが分かりました。つまり、
視聴率が高いときは株価が下落し、逆に低い時は、株価は上昇する傾向
あり、というもの。
何故かと言うと、「サザエさん」高視聴率→外出しない→外でお金を使わず
→景気が下がる→株価の下落。
今後サザエさんの視聴率が低迷するようだと、株価上昇を暗示するものとなり
ブル相場へ移行することになるが、年末どうなっているでしょうか。
上記の出典を読みたい方は、下記の本 or タイトルをクリック方 ↓
![]() |
サザエさんと株価の関係―行動ファイナンス入門 (新潮新書) |
新潮社 |
さて、日経平均は続伸し、93円高の15775円の大引けでした。
(出来高 概算15.7億株の薄商い。)
週末のNY市場が底堅い中、日経平均は、先物安に連れ安し、下落スタート。
為替の円高高止まりの中、ジリ上げとなり、前場後半にプラス圏に浮上すると
15700円台後半の終了となりました。
日経平均の6日続伸で、ボリンジャーバンドー1σを超え、25日線を捉える
と、16000円台は通過点になる可能性を示唆しています。
注目のNY市場は、独立記念日祝日で休場。
明日の日経平均、今日と同じように、寄り安のジリ高となるか、為替の援護が
ほしいところです。