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12/22~の日経平均は、12/23天皇誕生日の祝日にNY市場のダウが
18000ドルの高値更新と、祝日明けのリスクオンとなり、クリスマス休暇で、
海外投資家の参加が少ない中、日経平均は、17800円台をキープし、週末
まで継続しました。
海外環境が安定し、国内は安倍首相による第3次内閣が発足し、政策期待も。
結局、日経平均は、1週間で197円上昇(↑1.12%)17818円の終了でした。
12月最終週~1月第1週(12/29~1/2)の主なイベントと予定は下記.1
の通りです。
年内も残すところ後2日になりました。週末のNY市場が底堅い終了で、日経
平均は、年初来高値更新の大納会を迎えられるか、注目されます。
緊急経済対策は、3.5兆円規模を割り当てし、安倍政権の長期化を見た海外
投資家が年内のリスクオン買いに走るか、焦点です。
換金売りが終了した中・小型株など新興株の見直し買いの余地ありで、年末の
ラリー期待「掉尾の一振」になる可能性あります。
12月最終週の2日間で、日経平均レンジは17800円~18100円程度を想定
しています。
1.12月最終週~1月第1週(12/29~1/3)主なイベントと予定
12/29
日本 ヒマラヤ、一六堂、ヤマザワ、アダストリア 各決算
12/30
日本 東京証券取引所、大納会
日本 セキド、きょくとう、シベール 各決算
日本 自民・公明 税制調査会、税制公正大綱 取りまとめ
米 10月S&Pケースシラー住宅価格
米 12月コンファレンスボード消費者信頼感
12/31
日本 大晦日(東京市場、年末・年始休場)
日本 東京市場、バンクホリデーで休場(1/5~取引再開)
米 新規失業保険申請件数(~12/27までの週)
米 11月中古住宅販売成約指数
米 国債償還 2年債(350億ドル)
米 国債償還 5年債(432億ドル)
中国 12月HSBC製造業PMI確報
1/1
日本 年始休場(1/1~1/3)
日本 所得税・相続税 増税
日本 相続税、贈与税の改正
日本 ダイエー、イオンの完全子会社に
中国 12月製造業PMI
独 法廷最低賃金導入
ラト ラトビアがEU議長国に就任
リト リトアニア、ユーロ導入
世界 元旦・新年のため世界的に休場
1/2
日本 年始休場
米 12月ISM製造業景況指数
1/3
米 米国第114回議会開会
米 全米経済学会(~1/5)
中国 12月非製造業PMI
2.NY市場、為替/債券 各結果(12/26)
今日のNY市場は緩やかにドル買いが見られた。ただ、欧州勢はボクシング
デーで休場だった他、クリスマス明けの週末ということもあり、NY勢も休暇を
取っている向きが多く、市場は閑散とした雰囲気となった。指標など材料も無い
中、 来年の米経済への期待感は強く、ドル買いが見られている。
ドル円は120.45付近まで上昇し、前日のクリスマス期間の下げを取り戻す
動き。米利上げ期待から来年もドル円はドル高からの上値追いが続くとの
見方は根強い。一方で円のほうは、東京時間に発表になっていた日本の消費
者物価(CPI)がインフレの鈍化傾向を示しており、日銀の追加緩和期待は
根強い。円売りも継続との見方から、ドル円は130円を目指すとの見方も出て
いるようだ。
米経済の堅調な回復が継続され、世界経済のけん引役になるかどうか次第と
いった所なのだろう。過去に米経済が堅調でも、逆にそれに伴う日本の貿易
黒字拡大に目を付けて円高の動きが強まった時期もあったが、現在はその様な
ことにはなりそうにない。
新興国経済への不透明感が強まり、世界経済が予想以上に悪化。全体的に
リスク回避の雰囲気が強まるといったことでもない限り、現状は円高シナリオは
描きづらいようだ。
ユーロドルは1.2170近辺まで下落し安値圏で推移。1.2170から下に買い
オーダーも観測され、下押す動きまでは無かったが、上値は重く下向きの流れは
継続。
1月のECB理事会での追加緩和期待は根強い他、目先はギリシャの大統領選に
決着がつかず、政治的リスクも気掛かりとなっている。
29日に最終投票が行われるが、そこでも大統領を選出できなければ、解散総
選挙に追い込まれ、財政緊縮に反対する急進左派連合(SYRIZA)が政権を
奪取する可能性もある。年末に向けて市場が敏感に反応するリスクはありそうだ。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=239465
米国債利回り
2年債 0.739(0.000)
10年債 2.246(-0.017)
30年債 2.812(-0.022)
期待インフレ率 1.682(-0.005)
*期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場、10年債利回りは小幅に低下。利上げ期待は根強いものの、
今日も原油下落が続いており、インフレ懸念は後退している。
政策金利に敏感な2年債は横ばいだったものの、10年債は一時2.23%、30年債
一時2.79%に低下。
2-10年債の利回り格差は+151(前日+152)。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=239462
3.NY株式市場 結果(12/26)
NY株式26日
ダウ平均 18053.71(+23.50 +0.13%)
S&P500 2088.77( +6.89 +0.33%)
ナスダック 4806.86(+33.39 +0.70%)
CME日経平均 18010 (大証比:+150 +0.84%)
今日のNY株式市場、ダウ平均は7日続伸し、最高値更新が続いている。
クリスマス明けの週末ということもあり、休暇を取っている投資家も多く、市場は
閑散とした雰囲気。材料も無い中、来年の米経済への期待感から買いが優勢と
なっている。
ダウ採用銘柄ではファイザーやマクドナルド、キャタピラーが上昇。一方、今日も
原油は売りが優勢となったことから、エクソンモービルやシェブロンといった石油
関連株は軟調。
バリックゴールドやニューモントなど産金株が揃って上昇。クリスマス明けの薄
商いの中、商品市場で金が上昇しており関連株も上昇。
太陽光発電など再生可能エネルギーのサンエジソンが商いを伴って堅調。株式
専門サイトでコラムが材料視されている模様。太陽光や風力発電など再生可能
エネルギーの占めるシェアは2030年までに30%超に達するとし、同社は中核的な
企業になる可能性があるとしている。買収した風力発電のファースト・ウィンドウの
寄与も大きいと指摘していた。
ナスダックも続伸。バイオ関連株の買戻しが続いており指数をフォローした。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=239461
4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(12/26)
NY原油先物2月限(WTI)
1バレル=54.73(-1.11 -1.99%)
ブレント先物2月限(ICE)
1バレル=59.45(-0.79 -1.31%)
ブレント-WTI 4.72 (前日4.40)
きょうのNY原油先物相場は続落。サウジのヌアイミ石油鉱物資源相が1バレル20ドル
まで下がっても減産に動かない考えを示し、原油市場でのシェア死守を強調した事
で売りが優勢となっている。
原油はNY時間に入って売りが強まり、2月限は一時54.50付近まで下落する場面も
見られた。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=239456
NY金先物2月限(COMEX)
1オンス=1195.30(+21.80 +1.86%)
きょうのNY金先物相場は反発。特に材料は無かったが、値ごろ感からの買いが入っ
たようだ。
2月限は1200ドルを何度か試したものの、きょうは売りに止められている。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=239457
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