「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

パナソニック、6年余りでTV用液晶から撤退!?

2016-05-31 23:57:03 | 企業を斬る

           
今日、パナソニックがテレビ用液晶パネルの生産から撤退する方針を固めた事が
わかった。赤字が続いているためで、9月末をメドに姫路工場(兵庫県姫路市)
生産をやめる。同社が撤退すると、国内でテレビ用液晶パネルを作るのは
シャープ
系のみとなる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00000004-asahi-bus_all

パナソニックは撤退の方針を既に取引先に伝えた模様です。姫路工場で働く約
1千人の従業員のうち、数百人は国内のほかの工場に配置転換する方向で検討
している。

姫路工場は、2010年4月に稼働を始めたが、赤字続きで、12年3月期は
765億円の営業赤字を計上。コスト削減を図ったり、海外テレビメーカーに
液晶パネルを売ったりしたが、黒字転換までには至っていない。


テレビ用液晶は、もう韓国/台湾/中国等のメーカーがコストパフォーマンスで
シェアを握っており、パナソニックもこれ以上赤字を垂れ流せないとの、判断が
働いたようです。

今後は、車載モニター向けなどのパネル生産を強化して「姫路工場は存続させる」
と話していますが、生産量の大幅減は避けられず、姫路界隈の経済への影響が、
懸念
されます。パナソニックの配置転換の人材活用にて、利益成長性への舵取りに
注目
しています。

さて、日経平均は、続伸し166円高の17234円の大引けでした。
(出来高 概算25.2億株の商い膨らみました。)

NY市場が休場で、海外の手がかり難も、国内雇用統計や4月鉱工業生産が、
予想を上振れ、マインドを明るくして、出来高も増えた格好です。

日経平均の5日続伸で、テクニカル的にもみ合いから上放れを示唆しています。
次のターゲットは、為替が110円台以上の円安水準なら、17500円程度。

注目のNY市場、4月個人消費/支出は、ほぼ77年ぶりの大幅な伸びやS&P
ケースシラーも好調、ただ、消費者信頼感指数は、予想より悪化してマチマチ。

小幅上昇後は、弱含みのもみ合い商状。終了時にどこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、流石に上昇一服も、下ひげ陽線引けを想定しています。


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安倍首相、消費増税延期の表明は先見性あり!?

2016-05-30 23:57:22 | 政治に物申す

           
本夕、自民党は、国会内で役員会を開催した。出席した安倍晋三首相は、
消費増税を2年半延期したいと表明。出席者から異論は出なかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160530-00000072-reut-bus_all

谷垣幹事長によると、役員会の冒頭で、安倍首相が主要国首脳会議(伊勢
志摩サミット)等の成果を説明。その上で、「世界経済が危機に陥るリスクに
立ち向かうため、あらゆる政策を総動員する新しい責任を負った」と、議長国
日本の責任を強調しました。

来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げについて「2年半
延期したいと考えている。近日中に会見を開き、私から国民に説明する」と
表明し、延期期間に関して「日本を再びデフレのトレンドに戻す訳にいかない。
そのためにはできる限り、長い延期が望まれる」と説明した。

これに対して出席者から「特に異論はなかった」という。自民党は31日午後
政策調査会の全体会合を開き、首相が示した消費増税延期について議論
する予定。


財政規律の重視で増税すべきは、2017年度の増税歳入を見れば、正論
だろう。でも、その後数年、増税アップによる収入より、企業業績の減速に
よる税収ダウンと個人消費のシュリンクで、増税分相殺ともなりかねない。

増税の先送りは、企業業績の伸張による法人税収アップと個人消費持ち直し
効果ありと、増税分位の税収アップになる可能性もある。延期が実現すれば、
安倍首相の決断は、先見性ありと評価できると思います。

さて、週明けの日経平均は続伸、233円高の17068円の大引けでした。
(出来高 概算15.9億株の商いでした。)

週末のイエレンFRB議長発言で、為替市場が反応し、ドル/円110円台
と、株式市場の背中を押しました。

また、冒頭の安倍首相、消費増税延期の表明リリースも、為替111円台へ
円安に動き、日経平均は節目の17000円台を回復しました。

日経平均の4/28以来の17000円台により、25日線をサポートに
5日線とのゴールデンクロスとなり、先高感あります。6月にかけ一段の
リバウンド期待あります。

さて、NY市場は、休場ですが、明日のザラ場、為替の円安戻りがあるなら
5日続伸にチャレンジです。はたして先物はどう動くでしょうか。


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6月第1週 相場展望と予定

2016-05-29 23:39:13 | 相場展望

           
5/23~週の日経平均は、週初G7の大きな成果が得られない中、売り先行と
為替の109円前後の円高止まりを受け、一時16500円を割る場面もあった。

しかし、原油相場の上昇やEU市場の株式上昇や伊勢志摩サミットの思惑もあり
薄商いの中、押し目買いも入り、上昇に転じると、週末にかけ3日続伸となった。

結局、日経平均は週間で98円上昇(↑0.59%)の16834円の大引けでした。

6月第1週(5/30~6/3)の主なイベントと予定は、下記1、の通りです。

国内では、5/31に日本版雇用統計と新成長戦略や骨太の方針決定の予定で、
この後、消費税増税先送りと衆院解散・総選挙へのプロセスになるか、注目です。

海外では、米で6/1にADP雇用統計と週末6/3に雇用統計に注目です。
雇用統計は、下振れリスク(ベライゾンのスト影響)もあるが、予想の下振れも
想定内。それより、利上げに踏み込むのが6月か7月になるのか、注目です。
こうなると、為替の円高シフトは緩和、来週以降110円台から年末120円台
想起されます。

株式市場が半年先を見すえ、英国のEU離脱なしを本筋とするなら、日経平均
下げは限定的。むしろ17000円オーバーのリバウンド相場に期待したい。
実質6月相場となり、サマー相場になるかもしれない

日経平均、6月第1週(5/30~6/3)レンジは、16550円~17250円程度を
想定しています。

1.5月最終週(5/30~6/3)主なイベントと予定
 5/30
 日本 4月商業販売統計
 日本 アイアイケイ、東和フード 各決算
   米   株式・債券市場休場(メモリアルデー)
  米   セントルイス連銀総裁 講演
  米   ドライブシーズン(~9/5)
  独   5月消費者物価指数
   英   市場休場
 EU  5月ユーロ圏消費者信頼感指数
   世 中東和平を促す国際会議(パリ)
 5/31
 日本 4月有効求人倍率
 日本 4月完全失業者数
 日本 4月家計調査
 日本 4月鉱工業生産
 日本 1億総活躍プラン、新成長戦略、骨太の方針決定
 日本 パーク24、トリケミカル 
  米   5月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   4月個人所得/個人支出
  米  3月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米  国債償還 5年債(379億ドル)
  米  国債償還 7年債(268億ドル)
  印   1~3月GDP
  独   5月失業率/失業者数
  独  国際印刷・メディア産業展(~6/10)
 EU  4月ユーロ圏失業率
 EU  5月ユーロ圏消費者物価指数
 6/1
 日本 1~3月法人企業統計
 日本 5月自動車販売
 日本 通常国会会期末
 日本 伊藤園 決算
  米   5月自動車販売統計
  米  5月ISM製造業景況指数
  米   ベージュブック(地区連銀経済報告)
 中国 5月製造業PMI
  ア  世界経済フォーラム東アジア会議(~6/2)
  豪  第1四半期GDP
  世  OECD、16年世界経済見通し発表
 6/2
 日本 5月マネタリーベース
 日本 5月消費動向調査
 日本 不二電機、ファースト住建、泉州電業
  米   5月ADP雇用者数
  米  新規失業保険申請件数(~5/28までの週)
  米  ダラス連銀総裁 講演
  米  パウエルFRB理事 講演
  豪  4月貿易収支
 EU  ECB政策金利
 EU  ドラギECB総裁 記者会見
  世 OPEC総会
 6/3
 日本 4月毎月勤労統計調査
 日本 鳥貴族、モロゾフ、アマガサ 各決算 
  米  5月雇用統計
  米  4月製造業新規受注
  米  4月貿易収支
  米  5月ISM非製造業景況指数
  米  シカゴ連銀総裁 講演
  米  ブレイナードFRB理事 講演
  米  米国臨床腫瘍学会(~6/7、シカゴ)
 中国 5月財新サービス業PMI

2.NY市場、為替/債券 各結果(5/27)

 今日のNY市場はイエレンFRB議長の発言を受けてドル買いが強まり、ドル円は
 110円台を回復した。議長は「原油安とドル高は現在は概ね安定。今後数カ月の
 利上げは恐らく適切」と述べている。このところの米地区連銀総裁のタカ派は発言
 から、市場は6月か7月の利上げの可能性を高めているが、今日の議長の発言は
 その期待を追認する内容。
 
 今回の講演はパネルディスカッションでもあり、ヒントは出してこないのではとも
 思われていたが、意外に言及してきたことで、その点もサプライズではあった。
 ただ一方で、「生産性の伸びは非常に緩い。過度に急激な利上げに慎重を期す
  べき」とも述べている。タカ派な米地区連銀総裁のなかには、連続利上げを強調
  している総裁も多いが、そこには議長の慎重さもうかがえた。

 ドル円は110.45付近まで一時上昇。目先の上値レジスタンスとしては、5/20の
 高値110.60付近が意識される。その水準を突破してくるようであれば、4月の日銀
 ショック前の112.00水準が視野に入りそうだ。来週に期待が高まるが、月末が控え
 ていることもあって、110円台での売り圧力も相当程度ありそうだ。

 ユーロドルは1.11台前半まで下落し、100日線を下回った。200日線が1.1100
 付近にあり、試しそうな気配となっている。来週はECB理事会が予定されているが、
 大幅な政策変更はないことが予想されている。注目としては6月末までに開始する
 としている社債購入の早期実施を打ち出すとの予測が出ており、6月6日開始を決
 める可能性もあるという。その他ではギリシャ債の担保復活などが見込まれている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=314668
 米国債利回り
   2年債          0.909(+0.042)
   10年債        1.851(+0.023)
   30年債        2.646(+0.006)
   期待インフレ率  1.617(+0.006)
                 ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは上昇。午後になってイエレンFRB議長のハーバード
 大学での講演が伝わっていたが、議長は「今後数カ月での利上げは恐らく適切」と
 述べている。このところの米地区連銀総裁のタカ派は発言から、市場は6月か7月の
 利上げの可能性を高めているが、きょうの議長の発言はその期待を追認する内容で
 あったことから、利回りは急速に上昇した。

 政策金利に敏感な2年債利回りは0.9%台を回復、10年債も1.85%台を回復している。
 2-10年債の利回り格差は+94(前日+95)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=314666

3.NY株式市場 結果(5/27)

 NY株式27日
   ダウ平均       17873.22(+44.93 +0.25%)
   S&P500        2099.06(  +8.96 +0.43%)
   ナスダック        4933.50(+31.74 +0.65%)
   CME日経平均   16925    (大証比:+105 +0.62%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は反発。?銀行株が引続き堅調で、このところ下落
  が目立っていた百貨店など消費関連株にも買い戻しが入り底堅い動きを示した。
  午後なってイエレンFRB議長のハーバード大学での講演が伝わっていたが、議長は
 「今後数カ月での利上げは恐らく適切」と述べている。このところの米地区連銀総裁
 のタカ派は発言から、市場は6月か7月の利上げの可能性を高めているが、きょうの
 議長の発言はその期待を追認する内容ではある。

 これを受け株価はネガティブな反応を示し、ダウ平均は一時マイナスに転じる場面も
 見られたものの、終盤には買い戻しが強まった。議長は「過度に急激な利上げに慎重
 を期すべき」とも述べており、積極的な利上げには慎重姿勢も強調していた。

 ダウ採用銘柄ではベライゾンやビザ、マイクロソフトが上昇。一方、マクドナルド、
 キャタピラーが下落。

 ネットワークセキュリティーのパロアルト・ネットワークスが大幅安。前日に決算を発表
  していたが、第4四半期の売上高見通しはほぼ予想通りではあるものの、それが
 成長鈍化懸念に繋がっている。アナリストの投資判断引き下げも伝わっており、今回
 第4四半期の見通しは、その次の第1四半期の減速を暗示しているとし、2014/
 15年に見られたセキュリティーバブルは明らかに終了しており、需要は今後正常化
 されて行くと指摘していた。

 ナスダックも続伸。アップルやアマゾンは軟調だったものの、アルファベットやマイ
 クロソフトが堅調。

 化粧品、美容製品販売のアルタ・サロン・コスメティックス&フレグランス (ULTA)
 大幅高。美容製品への需要が高まっており、通期見通しを上方修正している。
 既存店売上高の伸びは10~12%を予想しており、前回から上方修正している。

 精密機器のFEIが大幅高。計測機器のサーモフィッシャーが同社を約42億ドルで
 買収すると発表した。FEI株1株につき現金107.50ドルを支払う。2017年
 早期にも完了の見通し。        http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=314665

4.NY市場、原油先物7月限/金先物8月限 各結果(5/27)

 NY原油先物7月限(WTI)
  1バレル=49.33(-0.15 -0.30%)
 ブレント先物7月限(ICE)(終値)
  1バレル=49.32(-0.27 -0.54%)
 ブレント-WTI -0.01(前日0.11)

 今日のNY原油先物市場は続落。前日の50ドル達成後の戻り売りの流れが続いて
  いる。山火事で停止していたカナダのオイルサンド企業の操業再開のニュースが伝
  わっていたことも圧迫した。大手のサンコーが多くの従業員に来週までに復帰する
  よう呼びかけているという。

 7月限は序盤に48.70ドル付近まで下落していたものの、後半になった49ドル台に
  戻している。上値期待が高まっており、下値では押し目買いも積極的に出るようだ。
 再び50ドルを試す態勢は十分に残している。

 午後にイエレンFRB議長が「今後数カ月での利上げは恐らく適切」と述べ6月か
 7月の利上げ期待を追認する発言をしていたが、原油のネガティブな反応は一時的で
 逆に前日付近まで買いが優勢となっている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=314660
 NY金先物8月限(COMEX)
  1オンス=1216.70(-6.00 -0.49%)

 今日のNY金先物相場は8日続落。米利上げ期待が高まるなか、金の持ち高調整は
 続いている模様。午後にイエレンFRB議長が「今後数カ月での利上げは恐らく適切」
  と述べ6月か7月の利上げ期待を追認する発言をしており、為替市場でドル高が強ま
  ったことも圧迫した。

 8月限は1209ドル付近まで下落し、100日線の水準を割り込んだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=314662


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米国利上げ、6月より誓い!?

2016-05-28 23:59:05 | マ-ケット

           
FRBのイエレン議長は27日、米東部マサチューセッツ州で講演し「米国経済は
改善が続いており、数カ月内に利上げするのが適切だろう」と明言した。

6月か7月の米金融政策を決定する会合で利上げする可能性を示唆した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160528-00000025-asahi-brf

イエレン議長は米ハーバード大学の講演で、米国経済が1~3月期に減速した事を
認めつつ、「その後の経済指標等は改善を続けており、経済成長率も上向いている」
と指摘。物価上昇率も、数年で目標の2%に達するとの見方を示した。そのうえで、
利上げについては景気の動向に配慮し、「緩やかに慎重に進めていく」と述べた。

市場で、FRBが早ければ6月14~15日米連邦公開市場委員会(FOMC)で
追加利上げに踏み切るという予測も出ている。ただ、6/23には英国で欧州連合
(EU)残留か離脱かを問う国民投票が控えており、「結果を見極めたうえで7月
開催のFOMCで利上げする」(エコノミスト)との見方も強まっている。
6月3日発表の5月の米雇用統計も重要な判断材料となる。

FRBは昨年12月に9年半ぶりとなる利上げに踏み切った。ただ、海外経済減速や
金融市場の不安定な動きに配慮し、今年に入ってから追加利上げを見送っている。
当初は、今年中に「年4回」の追加利上げを想定していたが、その後は「年2回」に
見通しを引き下げた。


米国経済は、GDPの7割弱を占める米国消費が底堅く、早ければ、6月にも利上
げに動きそうである。この誓い流れで、今後 一部 エコノミストが言う円高に傾いて
いくという見立ては、無理があるように思います。

来週以降、為替は110円台からジリ安になることも想定されると思うので、日経
平均の17000円は、意外と早いかもしれません。

それでは、また。


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伊勢志摩サミット、財政出動に温度差!?

2016-05-27 23:58:53 | 政治に物申す

           
今日、主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)で採択された首脳
宣言は「新たな危機に陥る事を回避する」ため、各国政策を総動員する
との協調姿勢をアピールした。
しかし安倍首相が主張した「リーマン・ショック前に似ている」とする景気
認識は共有されたとは言い難く、重要課題の財政出動を巡っても、ドイツ
慎重姿勢を崩さないなど、各国の温度差は残ったままとなった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160527-00000112-mai-bus_all

「世界経済の成長率は昨年、リーマン・ショック以来最低を記録した。
今年の見通しもどんどん下方修正されている」。安倍首相はサミットの
閉幕後の記者会見で、世界経済を危機的な状況に陥れた2008年
9月リーマン・ショックを複数回引き合いに出して、「大きなリスクに直面
している」との危機感を各国が共有したと強調した。

しかし、各国首脳の記者会見では、フランスのオランド大統領が「今は
危機ではない」との認識を示した他、カナダのトルドー首相も「世界は
低成長に直面している」と述べるに留めた。26日討議でもキャメロン
英首相が「危機とは言えない」と反論するなど、安倍首相との間で景気
認識は一致せず、首脳宣言の記述は、「下方リスクが高まっている」と
ややトーンダウン。
27日朝には、一部首脳が宣言の記述で再確認を求めた模様だ。

政策協調を巡っても、各国姿勢の違いが浮き彫りとなった。安倍首相は
サミット前に欧州を歴訪し、各国に財政出動の必要性を説いて回った。
しかし、財政規律を重視するメルケル首相は今回のサミットでも慎重な
姿勢を崩さず、一方で、日本が遅れているとされる構造改革の重要性を
強調した。

このため首脳宣言では「財政戦略を機動的に実施し、構造改革を果断に
進める」と日独の主張を併記。金融政策、財政政策、構造改革の「三本
の矢」について協調姿勢を演出した。しかし具体的な取り組みは「各国
状況に配慮する」とし、従来のG7の議論から大きく前進したとは言い
難い内容となった。

また、為替政策を巡っては、通貨安競争の回避を確認したほか、「為替
レートの過度の変動や無秩序な動きは経済の安定に悪影響を与える」と、
G7の首脳宣言では異例の踏み込んだ内容となった。

年明け以降円高を警戒する日本と、ドル高を修正したい米国が神経戦を
続けている事が背景にあり、米政府は声明で「G7は為替介入する場合
緊密に協議すべきだということを確認した」と日本をけん制した。


安倍首相の「リーマン・ショック前の水準に似ている。」との表現は、誇張
した言い回しだが、熊本地震の被災もあり、財政出動し、景気の失速を
回避する姿勢、先行きリスクに思いを馳せ予防措置を講じるのは、OK。 

また、このサミットの流れから、消費税増税を先送りする方向が見えて
来た。増税の先送りできれば、良い決断で評価できます。

さて、日経平均は続伸し、62円高の16834円の大引けでした。
(出来高 概算18億株の商いでした。)

NY株式市場が底堅い流れを受け、買い先行で始まった日経平均、上値
重さは意識されたものの、週末のプラス引けとなった。

日経平均の3日続伸で、ボリンジャーバンドの+1σへの方向で、来週に
つながった格好です。17000円台へのリバウンド期待あります。

注目のNY市場、小幅高のスタートで、終了時まで底堅い展開になりそう。

日経平均、来週リバウンド継続に期待です。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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USJ、TDSを超え、2015年度入場者は世界4位!?

2016-05-26 23:59:15 | ニュ-スからひと言

           
大阪市テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の平成
27年の入場者数が、東京ディズニーシー(TDS、千葉県浦安市)を抜き
世界4位に浮上した。

USJは、前年比17.8%増1390万人になった一方、TDSは3.5%減
1360万人でした。これにより、前年は世界5位のUSJが4位に、ランク
アップ。TDSが4位から5位に落ちて入れ替わった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000546-san-bus_all

東京ディズニーランド(TDL)も4%減1660万人で、前年の2位から
3位に後退した。

米カリフォルニア州の「テーマエンターテインメント協会」が、26日までに
世界のテーマパークの入場者数を発表した。

USJは、26年7月にオープンした人気映画「ハリー・ポッター」を題材に
した新エリアが引き続き好調だった事に加え、「進撃の巨人」「エヴァンゲリ
オン」と言った日本のアニメやゲームを題材にした期間限定アトラクションも
人気を集めた。中国を中心に海外からの観光客も入場者数を押し上げた。


USJの快進撃は、カリスママケッターの森岡氏のプランニング力が客心を
つかんだ格好です。上位1、2位のテーマパークは、本家ディズニーランド
(アナハイム)とマジックキングダム(オーランド)で、あたりでしょうか。

米国の人口は、日本の2.5倍位で、上位は年間2千万人に届いてないので
集客力は、日本のテーマパーク優れてると思います。訪日外国人などを取り
込めば、伸びシロあります。

さて、日経平均は小幅に続伸し、15円高の16772円の大引けでした。
(出来高 概算17.6億株の商いでした。)

今朝方NY市場の大幅続伸した流れで買い先行も、株式市場が開くと、為替が
円高シフト。ジリジリと値を下げ、後場の大引け前にマイナス圏になる場面も
何とか、プラス圏で終了。

日経平均は続伸も、上ひげ陰線。ただ、16700円台をキープ。25日線を
上回っているので、底堅さを維持しながら来週に繋がる週末となるか、注目。

注目のNY市場、2日間大幅高であったので、もみ合い弱含みのスタート。
終了時は、底堅い展開になりそうである。

明日の日経平均、下ひげをつけての陽線引けとなるか。ザラ場の円高シフトが
無ければ、意外と週末の続伸もありそうです。


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ソニー2年連続の黒字予想で、年初来高値更新!?

2016-05-25 23:58:08 | 企業を斬る

         
昨日、ソニーは、熊本地震の発生で遅れていた2017年3月期の業績予想を
発表した。工場の被災によるマイナス影響は、1150億円にのぼりそうだが、
ここ数年のリストラで稼ぐ力が戻り、営業利益は過去6番目の高水準になる。
本格的な「復活」に向け、新製品開発にも積極的です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160525-00000024-asahi-bus_all

売上高は前年比3.8%減の7兆8千億円を見込む。純利益800億円は、
オリンパス株を売った前年より半減するが、2年連続の黒字を見込んでます。

4月の熊本地震では、カメラ用の画像センサーなどを作る半導体工場(熊本県
菊陽町)が被災で停止した。この影響で、営業損益が画像センサー等の半導体
事業で600億円、センサーを使うカメラ事業で450億円減る。工場は5月21日
生産を再開し、8月末には全面復旧できる見通しという。

17年3月期は、進めてきたリストラによる損失が一段落する。例えば携帯電話
事業は3年ぶりに営業黒字になる。
ソニーの代名詞ながら赤字続きだったAV事業も、テレビやオーディオを高価格
帯に絞って利益が出るようになった。

記者会見で吉田副社長は「商品力はかなり上がってきた」とした。

この発表を好感して、今日の株価年初来高値更新で、3000円台に戻りました。
この流れ、明日も継続するようなら、全体相場の上放れを予感させます。

さて、日経平均は3日ぶり反発の258円高の16757円の大引けでした。
(出来高 概算16.1億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場は、欧州株高や原油上昇で、大幅高で終了し、その流れを
引き継いだ東京市場でした。一時16800円台を回復し、後場には売り物を
吸収し、15750円台終了と、上放れを暗示させる終了でした。

日経平均の反発で、マドを空けて25日線突破し、リバウンド気運大の様相。
ここから為替の援軍(ドル高)があれば、日経平均17000円台が視野に入っ
た格好です。

注目のNY市場、原油相場の上昇などを受け、大幅続伸のスタートです。
底堅い終了を想定しています。

明日の日経平均、続伸にチャレンジです。


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冴えない相場は、米国利上げの思惑から!?

2016-05-24 23:43:28 | マ-ケット

           
今年に入ってから冴えない相場展開が続いている。しかしその原因は、アベノ
ミクスやマイナス金利政策の失敗ではなく、米国の利上げを懸念して世界的な
資金が萎縮しているということではないかと考えている。

そして、足元では米国の景気、新興国の景気への懸念が薄れており、利上げを
織り込みつつある。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160523-00119217-shikiho-biz

為替や世界景気についても慎重な見方が多いとはいえ、足元の消費動向や
訪日外国人数、半導体製造装置BBレシオなどを見ると、特に景気鈍化が気に
なるということでもない。

金融機関についても、含み益となっている債券が多く、土地価格の下げ止まり
などから不良債権も少なくなっているだろう。貸し出し利ザヤが縮小したとしても
子会社を通じた小口融資=カードローンやリース事業などは期待できそう。

また、預金に代わる投資信託の販売が増えれば、手数料収入も増えることに。

金融機関の収益に対する懸念が少なく、景気浮揚も期待されるという事になれば
株価は低迷を脱する時期が近い。


ただ、そのネックとなってきたのが、冒頭に指摘した「米国の利上げによる世界
景気への懸念」。
これを折り込み始めているとすれば、世界的な景気鈍化懸念からの円高は一服、
これからドル高になるとすれば、冴えない相場からの脱却も近いと思われます。

さて、日経平均は続落し、155円安の16498円の大引けでした。
(出来高 概算16.2億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、小幅下落と底堅い終了も、東京市場は、為替が109円台の
前半と円高となり、売り先行で始まり、商いが膨らまない中、終日 軟調な展開。

日経平均の続落で、25日線を割り込むも、この水準から切り返しに期待したい。
リバウンドするには、ザラ場の為替の円高変位を抑えること。

注目のNY市場、欧州株高や原油高を背景に大きく上昇してスタート。終了時も
反発して着地しそうである。

明日の日経平均、早速の反発を想定しています。


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東芝、減資して累損一掃、財務強化と指定解除狙い!?

2016-05-23 23:56:10 | 企業を斬る

       
今日、東芝は、資本金4399億円について、2399億円の減資を実施
すると発表した。3月末で約4800億円に上る累損を一掃、財務基盤の
健全化につなげることが目的としている。6月22日開催定時株主総会に
付議します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160523-00000050-reut-bus_all

減資は総会で2/3以上の賛成が必要な特別決議にかける。認められる
と資本金は7月末時点で2000億円の見込み。減資に加え、「その他資本
剰余金」を2221億円取り崩すことなどで累損を解消します。

東芝は2016年3月期連結決算を訂正すると併せて発表。 原子力事業に
係るのれんの減損額の計算方法を一部変更した他、東芝テックの決算内容
などを反映させた。

決算訂正などに伴い、同社は「財務報告に係る内部統制」に重要な不備が
あったと判断していると公表した。

東証は昨年9月、不正会計が発覚した東芝を、内部管理体制に不備がある
として「特設注意市場銘柄」に指定。東芝は資本市場での資金調達が事実
上、封じられている。同社は今年9月の指定解除を目指している。


この流れの中、選択と集中をして、事業の早期黒字化できれば、16年末の
復配があるかもしれません。

さて、日経平均は3日ぶり反落し、81円安の16654円の大引けでした。
(出来高 概算17.3億株の商いでした。)

週明けの日経平均、4月貿易統計が予想を上回って3カ月連続の黒字となり
為替の円高シフトもあり、一時300円余り下落する場面もありました。

ただ、大引けにかけ、持ち直し何とか、16600円台をキープした格好。

日経平均の反落も25日線辺りにあり、底堅さを示している。この辺りから
ジリ上げとなるか、先物主導がカギをにぎりそう。

注目のNY市場、小幅上昇してのスタート。終了時にプラス引けできるか、
ポイント。

明日の日経平均、今日と同様下ひげをつけ、プラス引けできるか、先物の
動きに注目です。


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5月第4週 相場展望と予定

2016-05-22 23:55:04 | 相場展望

          
5/16~週の日経平均は、G7やサミットを翌週控える中、為替の円高が一服
した事もあり、上昇した。また国内1~3月度GDPも予想を上振れ、下値を探る
動きとならなかった。

米での経済指標が底堅く、6月にも追加利上げの思惑が噴出し、為替の円高
一服寄与した格好でした。
週末のNY市場は、欧州、アジアの株の底堅さを受け上昇しました。

結局、日経平均は週間で324円上昇(↑1.97%)16736円の大引けでした。

5月第4週(5/23~5/27)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

イベントでは、伊勢志摩サミットが週末開催を控える中、米で5/27にイエレン
FRB議長の講演が予定されている。利上げを示唆する様な流れが出れば、
為替ドル/円で110円台からさらに円高是正の動き(~月末)もあり、株式市場
リバウンドへのプロローグになるかもしれません。

このところの煮詰まり感から、下値というよりは、決算発表一巡の見直し買いなど
リバウンド相場を想定しています。

日経平均、5月第4週(5/23~5/27)レンジは、16500円~17200円
程度を想定しています。

1.5月第4週(5/23~5/27)主なイベントと予定
 5/23
 日本 4月貿易収支
 日本 4月全国スーパー売上高
  日本 タカショー 決算
  米   セントルイス連銀総裁 講演
  米   サンフランシスコ連銀総裁  講演
   米   フィラデルフィア連銀総裁 講演
 中国 太陽電池 展示会(~5/26、上海)
  ベ   オバマ大統領、ベトナム訪問(5/22~25) 
  独   5月製造業PMI速報値
  EU  5月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU  5月ユーロ圏消費者信頼感指数
  世   世界人権サミット(~5/24、イスタンブール)
 5/24
 日本 ヤガミ 決算
  米   新築住宅販売件数
  米   4月北米半導体製造装置BBレシオ
  米   ベストバイ、トールブラザーズ 各決算
  米   国債入札 2年債(260億ドル)
  独   5月ZEW景況感指数
  米   大統領選、ワシントン州予備選
 EU  ユーロ圏財務相会合
  5/25
 日本 人と車のテクノロジー展(~5/27、パシフィコ横浜)
 日本 ワイヤレスジャパン(~5/27、東京ビックサイト)
 日本 気象庁3カ月予報
 日本 内田洋行 決算
  米 3月FHFA住宅価格指数   
  米 ダラス連銀総裁 講演
  米 ミネアポリス連銀総裁 講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁 講演
  米 HP、ティファニー、ネットアップ 各決算
  米 国債入札 5年債(340億ドル)
  独 5月Ifo景況感指数
 EU  EU財務相理事会
 5/26
 日本 G7サミット(~5/27、伊勢志摩)
 日本 プラネット 決算
 日本 セブン&アイ 株主総会 
  米  4月耐久財受注
  米  4月中古住宅販売成約指数
  米  新規失業保険申請件数(~5/21までの週)
  米  パウエルFRB理事 講演
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
 5/27
 日本 4月全国消費者物価指数
 日本 HIS、アイン 各決算
 日本 オバマ大統領、広島訪問
 日本 オバマ大統領 講演
  米 第1四半期GDP改定値
  米  イエレンFRB 議長討論会参加

2.NY市場、為替/債券 各結果(5/20)

 今日のNY為替市場はドル買いが一服となった。序盤はこの日発表になった
 米中古住宅販売件数が予想を上回ったことからドル買いの動きが見られたも
 のの、後半になって伸び悩んでいる。

 今週のFOMC議事録を受けてマーケットの流れは180度逆流しており、
 6月か7月の利上げシナリオが一気に再浮上している。米国債利回りも上昇
 する中、為替市場はドル買いを強めたが、きょうは週末ということもあって、
 様子見の雰囲気が強かった。次の材料待ちといったところだが、来週のイエ
 レンFRB議長の講演あたりは要注目となる。

 ドル円は米中古住宅販売件数の発表後に110.60近辺まで上昇したが、後半
  になって110円台前半に伸び悩んでいる。日本経済新聞が日銀は将来の金融
  緩和の出口で保有国債に損失が生じる事態に備え、2015年度に初めて4500
  億円程度の引当金を積んだと報じていた。

 一部にはこの報道が、日銀の出口戦略が予想以上に早いのではとの連想に
 つながり、海外勢が敏感に反応との指摘も聞かれた。何とも言えないところで
  あるが、上昇していた米株が伸び悩んでいたこともあり、NY時間の午後の薄い
  板にまとまった売りが入ったようだ。

 今週のFOMC議事録の公表以降、ドル円はリバウンドの流れを強めており、
 10日線と21日線はゴールデンクロスを示現している。上値期待を高める
 動きではあるが、移動平均の交差はダマシが多いことでも知られる。しかし、
 今回は21日線の傾きがフラットでの交差でもあり、信頼感はやや高そうだ。
 21日線は大型連休あたりから横ばいでの推移が続いていた。

 長期トレンドはまだ下落基調で、今回の上げが続くかは未知数だが、4月
 下旬の日銀ショック前の112円辺りまでの戻りは期待されているのかも
 しれない。              http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=313549 

 米国債利回り(NY時間17:05)
   2年債          0.876(-0.006)
   10年債        1.838(-0.010)
   30年債        2.629(-0.013)
    期待インフレ率  1.602(-0.013)
                   ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場は利回りが低下。この日発表の指標も好調で米株も
  上昇するなど好条件ではあったものの、FOMC議事録後の急上昇から、
  週末ということもあり上げが一服した。原油が下げたことも利益確定の動き
  を誘っている。

  政策金利に敏感な2年債利回りは終盤に下げに転じ、10年債は1.83%まで
   低下した。

  2-10年債の利回り格差は+96(前日+96)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=313547

3.NY株式市場 結果(5/20)

 NY株式20日
   ダウ平均         17500.94(+65.54 +0.38%)
   S&P500          2052.32(+12.28 +0.60%)
   ナスダック          4769.56(+57.03 +1.21%)
   CME日経平均   16755    (大証終比:+15 +0.09%)

 今日のNY株式市場は反発。今週のFOMC議事録を受けて、株式市場は利上げ
 警戒感を高め、戻り売りが強まっていたが、きょうは下げも一服。半導体製造装
 置のアプライド・マテリアルの見通しが堅調だったことで、半導体関連中心にハ
 イテク株の上昇が相場を支援した。また、このところ軟調な動きが続いていた小
 売り株も反発。

 ダウ採用銘柄ではデュポンやアメックス、インテルが上昇。一方、マクドナルド、
 ナイキが下落。

 農機具のディーアが商いを伴って下落。通期の純利益を従来の13億ドルから約12
 億ドルに下方修正したことが嫌気されている。第3四半期の農機の売上高も約12
 %減少を見込んだ。同社はリース終了時に返却される機器の評価に一定の割引率
 を導入しているという。一部のディーラーや顧客と価格リスクを共有することによって
  トラブル発生を防ぐためとしている。それに伴う損失は、改善より前に悪化する可能
  性があると述べていた。

 大手スポーツ用品販売のフットロッカーが商い伴って下落してる。第1四半期の決算
  を発表しており、既存店売上高の伸びが2.9%増と予想(4.5%増)を下回った。
  同社は在庫と賃料、賃金を厳密に管理しており、通期で1桁台半ばの既存店売上高
  の伸びと2桁台の1株利益の伸び達成に自信を示していたものの、市場には懐疑的
  な見方が広がっている。この下げに連れ安する形でナイキも軟調。

 ナイキはフットロッカーの最大の商品仕入先。

 ナスダックは大幅反発。アプライド・マテリアルズは13%の上昇となってたほか、
 クアルコム、インテル、ブロードコムなど半導体関連株の上げが指数をサポート。
 他のITハイテク株も総じて堅調。

 アプライド・マテリアルズは決算を発表しており5-7月期の売上高見通しが前期比
  14-18%増と強気な見通しを示したことが好感されている。台湾積体電路製造
 (TSMC)やインテルなど一部の半導体メーカーが最先端技術の回路線幅10ナノ
 メートル(1ナノは10億分の1)の半導体製造装置への移行の準備を進めている。
 これに伴うアプライド社への需要増が期待されているようだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=313545
4.NY市場 原油先物6月限/金先物6月限 各結果(5/20)

 NY原油先物6月限(WTI)
  1バレル=47.75(-0.41 -0.85%)
 NY原油先物7月限(WTI)
  1バレル=48.41(-0.26 -0.53%)
 ブレント先物7月限(ICE)
  1バレル=48.72(-0.09 -0.18%)
 ブレント-WTI(7月限)

 今日のNY原油先物市場は続落。きょうが最終売買日となる6月限は利益確定売
 りが優勢となった。ナイジェリアやカナダの石油施設の閉鎖や米生産減を材料に
 買い戻しが強まっているが、50ドルの心理的節目を前に利益確定売りも出ている。
 今週は米利上げ期待が急速に高まったことも圧迫。

 6月限は一時47ドル台半ばまで下落。一方、来週から中心限月となる7月限は
 47ドル台に下落する場面も見られた。その後、48ドル台半ばまで戻す動き。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=313543
 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1252.90(-1.90 -0.15%)

 今日のNY金先物相場は続落。株価が堅調に推移したことや、この日発表の米住宅
 指標は好調な内容だったことで、金は売りが優勢となった。金への逃避買い需要が
 後退している。6月限は心理的節目となっている1250ドルを割り込む場面も見られた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=313544


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