「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

原油がわかれば、世界が見える!?

2015-01-31 23:58:31 | マ-ケット

              
週末の東京/神奈川は、積雪を観測しましたが、数cmであったため、
土曜日の晴天の中、多くの場所で雪化粧は姿を消してしまった様です。

さて、今朝方のNY市場、原油は反発したものの下落して終了。週明け
東京市場は、先高感はあるものの、下落のスタートになりそうです。

そんな中、原油安の影響についてアップします。

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原油価格は実に興味深いものです。世界経済や世界地図にもっとも大きな
影響を与えるものであり、政治的にも利用されてきたのではないかと思え
ます。原油価格をコントロールすれば世界が変わってしまいます。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20150128-00000004-argent-column

今と同じように、かつてサウジアラビアが原油の増産を決定し、5ヶ月間で
価格3分の1にまでなった事がありました。1985年終盤~1986年春に
かけての事です。当時米ソは冷戦対立を深め、アフガン侵攻などで緊張も
高まっていました。

そのタイミングで原油価格が一瞬で3分の1となったのです。需給の理屈
だけではありえない暴落です。そして5年後にソ連は崩壊しました。崩壊に
至るまでに様々な政治的変化がありましたが、原油価格が最大の原因と
思います。

現在のロシア、イスラム国、イランと欧米間の対立関係も似ています。

ソ連からロシアへと国は変わっても、他に際立った産業のない構造は同じ
であり、原油価格が下がれば政治が崩壊します。経済が良い内は(たとえ
それが「イスラム国」などの、どのような政治体制であっても)安泰ですが、
経済が崩れれば国も滅んでしまいます。世界には、ロシアのように原油と
経済が直結している国が幾つもあります(中東やベネズエラなど)。

そして、その影響は産油国だけでなく、消費国にも甚大なものとなります。

原油暴落の起きた1986年の日本は、これからバブルが始まるとは思われて
いない段階でした。1985年9月のプラザ合意によって極端な円高(1ドル約
250円が150円に)となり、消費税導入も議論されていた日本の景気は良く
ありませんでした。ドルも原油価格と並んで世界を大きく変える力のあるもの
です。

しかし、そこへ前述のような原油価格が、3分の1という暴落が一瞬で起きて
(11月~3月)日本経済は立ち直りました。プラザ合意(100円もの円高誘導)
という日本に不利な取り決めと、まるで交換条件のようにも感じる神風でした。

2013年度のデータですが、日本の輸入品目に占める石油ガス関連の割合は
以下のように3割にもなります。

1986年当時はまだアウトソーシングや海外生産という言葉すら存在せず、
メイド・イン・ジャパンが当たり前でした。その製造構造の中で100円も円高に
なった上に(つまり、円高で原油の調達コストが下がった上に)、原油価格が
3分の1に暴落した訳ですから、日本経済のコストは劇的に下がり、その結果
1986年に大幅に過去最高となる(それ以降を含めても)巨額の貿易黒字を
生み出しました。その頃、輸出額はむしろ減っていたのにそれ以上に輸入額が
劇的に下がったのです。

しかし当時の日本は原油安とドル安のダブルメリットをあまり意識せず、日本
企業の合理化努力によって円高不況を克服したと錯覚しました。空前の貿易
黒字で資金も国内にダブつくなか、実力以上に日本経済や企業を「過大評価」
した結果、バブル(=実力の過大評価)へと突入して行ったのです。震災以降、
日本が30年ぶりに貿易赤字となったのも原油・ガスの輸入量が増えたからで
あり、今も燃料価格の影響は大きい事に変わりありません。

よく米国がドル安・ドル高政策に転換したというような話を聞きますが、それと
同じくらい原油価格は世界地図や経済・株価にとって影響の大きな事と思い
ます。

1986年当時の「原油安政策」を見ると、今回の原油安はまだまだ長期化する
可能性も充分あると予想します。まだ、欧米に敵対する勢力が力を失っていな
いからです。そうすると日本経済への好影響は今年以降、計り知れないほど
大きくなると思います。当時と違って今は円安基調ですので、その分効果は薄
くなりますが、それでも原油6割安は輸入金額を大きく減らすはずです。

ガスや石油製品も併せると年間10数兆円の節約効果があり、円安で輸出金額は
伸び、貿易黒字に戻る可能性もあります。ガソリン価格の大幅安は今後訪れる
はずであり、家計に対する消費増税のマイナスを相殺する力があると思います。

原油安が続く限り、「日本株」は今思われている以上に今後「買い」であると
思います。
----------------------------------

「2月第1週 相場展望と予定」は明日 書き込みします。
それでは、また。

 
                                  
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決算発表ピークで、1月最終は 内需株を物色する動き!?

2015-01-30 23:45:12 | マ-ケット

              
東京株式市場で日経平均は反発。前日の米株高やドル高/円安を手掛かりに
一時200円を超す上昇となった。ディフェンシブ関連や内需株への物色が継続
した上、好業績銘柄が総じて堅調に推移。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150130-00000084-reut-bus_all

公的資金の流入期待や日経平均リンク債の設定に伴う先物買い等も指数の
上昇を支えた。ただ、週末要因などから上値が重く、引けにかけて伸び悩み
日経平均、17750円に届きませんでした。

 東証1部の売買代金は2兆7545億円と今年最高で、2014年12月19日
(2兆8846億円)以来の高水準でした。

アナリストによると、公的資金の流入観測が続いているそうだが、週明けは
実質、2月相場入り。「節分天井、彼岸底」の相場格言を払拭するキーは、
原油相場の反転にありそうです。
今後は、「原油がわかれば、世界が見える。」かも!?

さて、日経平均は、反発し、68円高の17674円の大引けでした。
(出来高 概算26.7億株と大商い。d売買代金は、昨年12/19以来水準)

今朝方のNY市場の反発で、寄り付きから1時間余りは上昇し、17800円
回復する場面もありましたが、後場から大引けにかけ、先物の売りに現物株
値を崩しました。それでも、プラス引けなので、良しとしましょうか。

日経平均は、反発しボリンジャーバンド+1σ辺りの攻防で、先高感あります。

注目のNY市場、GDPの結果は、やや弱い着地で下落からスタートです。
終了時にどこまで戻すか、ポイント。

来週以降、日経平均18000円台にチャレンジする芽を残しています。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

 
                                  
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東芝、海外テレビ事業の開発・販売から撤退!?

2015-01-29 23:59:50 | 企業を斬る

              
今日、東芝は、映像事業の抜本的な構造改革を実現するため、海外テレビ
事業における自社開発・自社販売から撤退することを発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150129-00000100-it_monoist-ind

同社はここ数年、テレビの構造改革として自社生産拠点の集約および生産
委託比率の引き上げ、販売拠点の集約など、さまざまな取り組みを行って
きました。

また、北米市場において、大型製品やクラウド機能を搭載した高付加価値
商品を投入する一方、プラットフォームの絞り込みや様々なコスト削減等に
よる損益改善に取り組んできた。しかし、厳しい価格競争やグローバルで
テレビ市場の停滞から、自社での開発・販売に見切りを付けた形となる。

これにより、北米テレビ事業については、自社開発・販売を終息し、台湾
コンパル(仁宝電脳工業)への「東芝ブランド」供与へ移行する様です。

コンパルへの東芝ブランド供与は2015年3月から行う予定としています。

これで、東芝海外テレビ事業は、他社からブランド使用料を受け取る事業に
全面的に転換。国内で4Kテレビや高機能テレビに特化する「選択と集中」
経営戦略に出たようです。今後に注目しましょうか。

さて、日経平均は反落し、189円安の17606円の大引けでした。
(出来高 24.1億株の商いでした。)

NY株式市場の続落を受け、日経平均下落からスタートも、下げ渋りを見せ
前日値付近に戻す場面も、後場に膠着を見た先物主導の売りが押されて、
引け安となった格好です。

日経平均の下落で陰線引けとなったが、13週線を越え、明日終値でキープ
すれば、来週以降日経平均18000円台も現実味を帯びてきます。

注目のNY市場、不安定ながらも下げ渋る序盤で、終了時プラス引けなるか
ポイント。

明日の日経平均、週末だが、為替がドル/円で118円前後なら反発して
OKですが、先物主導の動きが注目されます。

                                  
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日経平均がダウを抜いた日、スカイマーク失速!?

2015-01-28 23:58:29 | ニュ-スからひと言

              
日経平均がダウを明確に超えた(単位を除く数値)日に、厳しいニュースが
入ってきました。

国内航空会社3位で経営不振に陥っているスカイマークは自主再建を断念、
民事再生法の適用を申請しました。複数の関係筋が28日、明らかにした。
運航は当面継続するが、今後は裁判所の管理下で経営再建を目指します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150128-00000111-reut-bus_all

関係筋によると、夜に開く臨時取締役会での決議を経て、東京地方裁判所に
申請。西久保社長は経営悪化の責任を取って退任し、有森取締役が社長に。

大型旅客機の購入中止をめぐって欧州航空機大手エアバスから請求されて
いる違約金などもあり、負債総額は1000億円超になる模様です。

JALが経営破たんした2010年1月に会社更生法を申請しましたが、今回は、
民事再生法で、5年ぶりとなります。

JALの場合(会社更生法)は、株主は株式を無くし、経営者は経営から排除され、
会社は新たなスポンサーの下で、人的・物的な財産を用いて新しい布陣で経営を
していく方法。再上場したのは周知の通りです。

スカイマークの場合(民事再生法)は、経営破綻が深刻化する以前の早期再建を
目的としており、債務者から今晩、申請されました。

原則として、監督委員が選任され、裁判所や監督委員の監督の元、再生債務者
自身が事業主体の地位を継続したまま、会社の再建を行っていくが、今回は、
社長は引責辞任して、取締役が就任します。

民事再生開始があっても、会社は、そのまま変わらず事業継続しますが、明日の
株価は、さすがに厳しい状況かもしれません。

さて、日経平均は、小幅上昇27円高の17795円の大引けでした。
(出来高 概算23.1億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が大幅安で、下落からの陽線引を昨晩想定してましたが
想定外のプラス引で、今日は、珍しく日本株の底堅さを感じました。
17500円台値堅めから、リバウンド継続しています。

日経平均は、下ひげ付けての陽線引で、ボリンジャーバンド+1σを超えて
リバウンド継続期待大となっています。

注目のNY市場、流石に大幅安から自律反発からスタート。終了時までに
どこまで値を伸ばせるか、ポイント。

明日の日経平均、続伸できるか、先物の動きに注目しています。

                                  
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JR九州が16年度に株式上場!?

2015-01-27 23:59:44 | ニュ-スからひと言

              
今日、国交省は、国が全株を保有してるJR九州を、2016年度中に
上場させる方針を発表した。国から与えられていた経営安定基金は
返還せず、JR九州の財務内容を良くすることなどに活用します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150127-00000105-mai-bus_all

JR九州の完全民営化に向けた課題を検討する、国交省PJチームが
報告書を発表した。経営の自由度を高めるため、代表取締役選びや
事業計画作りなどに国交相の認可を必要とするJR会社法の改正案を
今通常国会に提出します。

JR九州を同法の適用対象から外す。国は、独立行政法人「鉄道建設・
運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)」を通じ、JR九州の全株を
保有している。上場の日程や株式売却規模などはこれから詰めます。


90年代、93年JR東日本、96年JR西日本、97年にJR東海が上場
しており、採算性が厳しい路線を抱えた九州の上場は、地方活性化と
採算性が向上すれば、残る北海道や四国の先鞭をつけ、注目してます。

さて、日経平均は、大幅に反発し299円高の17768円の大引け。
(出来高 概算21.8億株の商いでした。)

今朝方のNY市場で、ギリシャ総選挙の影響は、想定内で底堅い終了
となっている中、為替がドル/円118円台となり、業績期待が高まる
中、先物主導で大引けにかけ、大きく上昇しました。
今日は、日本株式の割安感が意識された格好です。

注目のNY市場、軟調な決算続出?で300ドル近い下落から始まるも、
新築住宅販売件数12月は、48.1万件(予想45万件)や1月消費者
信頼感指数は102.9(予想95.5)と予想を上回っており、終了にかけ
どこまで戻すか、ポイントです。

明日の日経平均、上昇一服の下落も、陽線引けを想定しています。 

                                  
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恵方巻の予約販売、錦織も相場も「えーほう」へ!?

2015-01-26 23:54:29 | ニュ-スからひと言

              
コンビニ各社で恵方巻の予約販売をやっています。

そんな中、恵方巻の販売を増やそうと、流通大手が工夫を凝らした新商品を
売り出す様です。イオン大型店では、伊勢エビなど高級食材を使った高額品や
変わり種が目立っています。フォトはイオンが大型店で販売する「まるごと伊勢
海老の恵方巻」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150126-00000039-jijp-bus_all.view-000

フォトを見ると、プチ贅沢な品ですね。ゲンかつぎで、購入する人もいることで
しょう。

そんな中、全豪OP4回戦で、錦織がフェレールをセットカウント3-0で撃破。
ベスト8進出が決まりました。この勢いで、次も頑張ってほしいですね。

また、相場も日経平均が200円超の下落から戻りをためし、43円安「えーほう
巻き」戻しと今週末にかけ、イベント期待ありますね!?

さて、日経平均は、反落し43円安の17468円の大引けでした。
(出来高 概算18.4億株の商いでした。)

週末のNY市場の下落やギリシャ総選挙の結果を受けたユーロ安などの影響が、
寄り付きの東京市場を急襲しましたが、為替が落ち着きを取り戻すと、買戻しも
入り、戻りを試す展開になり小幅安の大引けとなりました。

日経平均は、反落したものの下ひげをつけての陽線引けとなり、25日線辺り、
13週線を越えた水準にあり底堅さを示しています。この辺りの底堅さから
リバウンドの芽が残っています。

注目のNY市場、ギリシャ総選挙で第1党となった急進左派連合のツィプラス
党首が首相に就任し、EUからの離脱の可能性がほぼ無くなったギリシャ情勢
これを好感するより、原油の下げが止まらす、下落からのスタート。
どこまで戻すかポイントです。

明日の日経平均、為替がドル/円で118円台となっており、これを追い風に
反発を想定していますが、先物やいかに。

                                  
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1月最終週 相場展望と予定

2015-01-25 23:58:09 | 相場展望

              
1/19~週の日経平均は、週を通して戻りを試す1週間となりました。

注目はEU市場で、週の中頃にECBの量的緩和を匂わせたフランスの
オランド大統領の発言でEU市場が好転する中、週後半にかけ、ドラギ
総裁が量的金融緩和に舵を切った事で、世界の株式市場が好感し、株
高となり、東京市場にも追い風で、年初水準の日経平均17500円台を
回復して週末となりました。

原油価格の安止まりも市場にリスクオンの兆しが出た格好でした。

結局、日経平均は、1週間で647円上昇(↑3.84%)17511円の
大引けでした。

1月最終週(1/26~1/30)の主なイベントと予定は下記1の通りです。

明日から国内も企業決算が本格化し14年度期末決算(15/3)も見通し
公表で、銘柄によってどの程度の上方修正となるか、注目されます。
週末には、日本版雇用統計の発表を控えています。

経済指標では、独で1/26にIfo景況感指数、米で1/27に12月耐久財
受注、12月新築住宅販売件数、11月S&Pケースシラー住宅価格1/28
FOMC 1/29に12月中古住宅販売成約指数、新規失業保険申請件数
(~1/24までの週)など注目です。

一方、ギリシアの総選挙の行方がどの程度EU市場に与えるか明日の夕方
以降ははっきりするが、不確定要素だが、日本市場へは限定的と診たい。

また、テクニカル的には、大発会の水準に戻して、日経平均の13週線や
25日線をクリアーし、先高感があるのも事実です。

為替が118円前後から円高に動かなければ、日経平均18000円台への
助走の週となる可能性もあります。

日経平均、1月最終週(1/26~1/30)レンジは、17300円~17750円
程度を想定しています。

1.1月最終週(1/26~1/30)主なイベントと予定
 1/25
  ギ  ギリシャ総選挙
 1/26
 日本  通常国会召集(~6/24)
  日本 麻生財務相 演説
 日本 日銀議事録(12/18、19日分)
 日本 12月貿易収支
  日本 KOA、JSR,東陽テク、マクニカ、岩井コスモ 等 決算
  米   議会予算局、財政・経済見通し発表
  米   マイクロソフト、D.R.ホートン、シーゲイト 各決算
  豪    休場
  印   休場
  独   1月Ifo景況感指数
 EU  ユーロ圏財務相会合
 1/27
 日本 1月末 株式分割/配当/優待 権利付最終売買日
 日本 三井住友FG、栄研化学、日立ハイテク、キヤノンMJ等 決算
 日本 経団連関西地方経済懇談会
  米  FOMC(~1/28)
  米  12月耐久財受注
  米  12月新築住宅販売件数
  米  11月S&Pケースシラー住宅価格
  米  1月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米  エレクトロニック・アーツ、TI、アップル、P&G、ファイザー
     AT&T、アムジェン、3M、ユナイテッド・テクノロジーズ
    キャタピラー、ヤフー、デュポン、フリーポート・マクモラン
    コーチ、USスチール、AKスチール 各決算
  米  国債入札 2年債(260億ドル)
  英  第4四半期GDP速報
 EU 財務相理事会
 1/28
 日本 富士フィルム、コマツ、中外薬、ファナック、キヤノン等 各決算
  米    FOMC結果
  米   ボーイング、フェイスブック、バイオジェン 各決算
   豪   第4四半期消費者物価指数
 NZ  中銀政策金利
 1/29
 日本 12月商業販売統計
 日本 終値を基準に各種トピックスリバランス
 日本 新日鉄住金、東芝、NEC、川崎重工業、野村、ドコモ、スカイマーク等 決算
  米  12月中古住宅販売成約指数
  米  新規失業保険申請件数(~1/24までの週)
  米  グーグル、アマゾン、クアルコム、コノコ・フィリップス
      バレロ・エナジー、フォード、ダウ・ケミカル、セルジーン
     ブロードコム、ハーレーダビッドソン 各決算
  独  12月失業率 
  独  ドイツ銀行 決算
  伊  イタリア大統領選出投票
   ウ   第4四半期ウクライナGDP
 1/30
 日本 12月完全失業率
 日本 12月有効求人倍率
 日本 12月消費者物価指数
 日本 12月鉱工業生産
 日本 12月設備稼働率
 日本 四半期決算ピーク 郵船、東エレ、京成、みずほ、住友化学、日通
      日東電工、セイコーエプソン 等
 日本 USJ 入場料金値上げ(2.0%~3.2%)
 日本 朝日新聞で池上氏のコラム復活
  米   第4四半期GDP速報
  米   1月シカゴ購買部協会景気指数
  米   ボストン連銀総裁 講演
   米   シェブロン、マスターカード、ゼロックス、イーストマンケミカル 各決算
   西   第4四半期GDP速報
  露   ロシア中銀政策金利
 EU  12月ユーロ圏失業率
 EU  1月ユーロ圏消費者物価指数
 1/31
  世  サッカーアジアカップ 決勝
  米  国債償還 2年債(349億ドル)
                 5年債(426億ドル)

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/23)

今日のNY市場はロンドン時間に強まったユーロ売りも一服していた。
前日のECBの大規模QEの発表を受けてユーロは売りが強まっているが、
今日は更に売りが強まり、ユーロドルは一時1.11台前半まで急落している。

ただ、ECBのQE発表以降、一時500ポイント超急落しており、さすがに
ショートカバーも入ったようだ。

来週はFOMCもあり、週末にはギリシャ総選挙も予定されていることから、
少しショートポジションを調整して置きたいという意向もあったのかもしれ
ない。

ユーロドルは1.11台から1.12台後半まで一時戻していたが、1.13台には
慎重なっている。

一方、ドル円は上値の重い展開が続いている。ユーロの急落で相対的に
ドル高の動きが見られ、前日は118円台後半まで上昇していたが、その
付近に来ていた21日線に上値を抑えられた格好で戻り売りに押されている。

きょうの動きを見ると、120円台回復はまだ遠いようで、再度115円台を試そうな
気配もうかがえる。           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241941

 米国債利回り(NY時間16:26)
   2年債          0.486(-0.031)
   10年債        1.793(-0.071)
   30年債        2.369(-0.069)
   期待インフレ率  1.602(-0.040)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

今日のNY債券市場、利回りは低下。ドイツ国債の利回りが最低水準を更新する
中、米株が利益確定売りで下落していたこともあり、利回りは低下している。

来週のFOMCは少なくともタカ派な内容にはならないとの見方も、利回りを押し
下げている。

10年債は再び1.8%を下回り、2年債も0.5%を下回った。
2-10年債の利回り格差は+131(前日+136)。http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241940

3.NY株式市場、結果(1/23)

 NY株式23日
   ダウ平均       17672.60(-141.38 -0.79%)
   S&P500       2051.82(  -11.33 -0.55%)
   ナスダック       4757.88(   +7.48 +0.16%)
   CME日経平均  17440     (大証比:-70 -0.40%)

今日のNY株式市場、ダウ平均は反落。今週は今年に入って始めて上昇が続
いた週となったこともあり、きょうは利益確定売りが優勢となっている。この日
発表になった宅配大手の決算が冴えなかったことも圧迫している。

ダウ平均は17600ドル台まで下落し、再び21日線を下回る動きとなっている。

ダウ採用銘柄ではエクソンモービルやシェブロンが下落した他、ユナイテッド・
ヘルスも反落している。決算を発表したマクドナルドも軟調。一方、好決算を
発表したGEが上昇した他、IBMも上昇。

米宅配大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が商いを伴って下落。
暫定決算を発表しており予想を下回ったことが嫌気。

ナスダックは小幅に続伸。アップルやアマゾン、グーグルが上昇。

スターバックスが大幅高。前日発表になった決算は予想通りだったものの、純
利益は前年比80%超増加しており、サイドメニューの拡充や年末商戦向けの
ドリンク投入で客足が伸びたことを評価しているようだ。アルステッドCOOが
3月1日から長期間の休職扱いになるが、創業者のシュルツCEOは後任に
ジュニパーネットワークス前CEOのジョンソン氏が就任することを正式に発表。

畑違いではあるが、その手腕への期待感も出ている。
ヨガ用品のルルレモン・アスレティカが大幅高。米大手証券のアナリストが投資
判断を引き上げており材料視されている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241939

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/23)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=45.59(-0.72 -1.55%)
 ブレント先物3月限(ICE)
   1バレル=48.79(+0.27 +0.56%)
 ブレント-WTI 3.20(前日 2.72)

 今日のNY原油先物相場は続落。サウジアラビアのアブドラ国王が死去し、政策が
 変更されるのではとの観測も高まったが、新国王に就任したサルマン皇太子が政策
 に変更はないとの意志を示したことで、戻り売りが優勢となった。

 3月限は47ドル台から45ドル台に下落している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241934

 NY金先物2月限(COMEX)
 1オンス=1292.60(-8.10 -0.62%)

 今日のNY金先物相場は反落。週末ということもあり、このところの上昇からの
 利益確定売りが優勢となった。

 米大手証券が2016年と2017年の金価格の見通しを下方修正したこともきかっけと
 なった模様。

 2月限は1300ドルを下回り、一時1284ドルまで下落する場面も見られている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241936

                                  
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15年未年相場を、過去の歴史から検証!?

2015-01-24 23:58:11 | 歴史に学ぶ

             
土曜の晩、まずはイスラム国の人質になった後藤さん、湯川さんの無事帰還を
切に願いたいと思います。

また、錦織の3回戦もギアがかかり、ベスト16進出と、さらなる頂上に向けて
期待も高まり応援したいと思います。

今宵の書き込みは、年初に書き込むのが良いネタですが、「歴史から学ぶ」を
テーマに雑誌記事からアップし、投資のヒントにします。

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2014年は、終盤に日銀の異次元金融緩和のさらなる拡大、GDPの2・四半期
連続のマイナス。衆院解散・総選挙とサプライズの連続であった。

2014年の干支 甲馬(きのえうま)は「引き続き新しい創造に向けて確信の歩みを
進めなければならぬが、今まで伏在していた反対勢力が頭をもたげて複雑紛糾する。
そこで、これをどう処理するかで運命が一変する。決して馴れ合わずに革新し続けな
ければならぬ。名人が悍馬を御するように優れた指導者がおおいに腕をふるうべき」
とのご託宣であった。

はたしてどうであったろうか。

日銀の異次元金融緩和やアベノミクスノ効果で、4月からの消費税引き上げも消化。
景気は、回復の兆しを見せた。外交面でも中国や韓国との雪解けまでは進展しなか
ったものの、終盤に至ってわずかに好転の兆しが感じ取られた。

ただ、第2次改造内閣は女性登用の目玉であった、女性閣僚の2人の政治資金
問題に絡んで頓挫、磐石と見られた安倍政権に亀裂が入りかけた。しかし、間髪を
入れずに2人を交代させ、さらに2015年10月の消費税、引き上げの見送りに関連
して、一挙に衆院解散総選挙に打って出たのは、これまでの首相には見られなかった
手綱さばきと言える。

マーケットも東京株式市場が7年ぶりに17000円台を回復し、外国為替市場でも
7年ぶりに1ドル=118円をつけるなど、活況を呈し、企業収益も好調に推移。
マーケットを見る限り、アベノミクスは機能し、日本経済は好循環軌道に乗る入口に
たどり着いたかに見える。

ただ、11/17発表された7~9月期のGDP成長率が年率マイナス1.6%と、
連続後退したのは予想外であった。このため、公約であった2015年10月の消費
税引き上げを延期せざるを得なくなり、国民に信を問わざるを得なかった。

前回の総選挙でねじれ国会を解消し、今回の総選挙でリセットし直し、3年目に入る
安倍首相。しかし、新年を展望すると、延期した消費増税。予想以上の景気後退に
よるアベノミクスの成否、集団安全保障問題、原発の再稼動、財政問題、膨れ上がっ
たマネーサプライの収束など、解決すべき課題は決して少なくない。

こうして見ると、安倍政権はこれまでにも増して非常に難しい舵取りを強いられそうだ。

新年の干支は、乙羊(きのとひつじ)だが、干支から見て2015年は、どのような年回り
になるのであろうか。結論を急ぐと「引き続き新しい改革創造の歩みを進めなければな
らない。しかし、まだまだ障害はある。色々抵抗があって紆余曲折し、悩む事も出てくる
が、改革を進めていかなければならない。所持、筋を通して曖昧や暗いことを排して明
るくしていかなければならぬ」というご託宣である。

以下、詳しく見てみよう。

十干十二支の干の乙(きのと)は、甲に続く2番目のもので、草木の芽が曲がりくねって
いる様を示す象形文字である。その意味するところは「新しい改革創造の歩みを進める
も、まだまだ抵抗力が強い。しかしいかなる抵抗があっても、それを進めていかなければ
ならない」と言う。

また、乙の語源は、乙型の骨ベラで、糸の乱れを解く道具の象形文字であり、「乱」を
治めると読む根拠になる字とも言われている。こうして見ると、新年は在来の殻を破り
春気に応じて新しく芽を出したのは良いが、それがまっすぐに伸びないで、いろいろと
外界の寒気・抵抗に遭って紆余曲折する、というのが「乙」の字である。

一方、十二支の「未」は、8番目である。この文字は、上の短い一と木から成り立って
いる。一は木の上、すなわち枝葉の繁茂を表している。枝葉が繁茂すると暗くなること
から未を暗いと読む。未は暗に通じ、暗くしてはならぬ、ということを教えてくれている。

茂りすぎて処置を誤れば暗くなる恐れがあるのは何か。それはマネーサプライ。
すなわち、お金の有り余る量。米国は量的緩和策に終止符を打った。今度は、日本の
番で、いずれ異次元金融緩和の出口の議論が始まる。しかし米国がそうであった様に
金融政策の舵取りは極めて難しく、まかり間違えば、これまでの成果を失いかねない。

そこで、「乙」「未」を組み合わせると、冒頭の通りとなる。

では、こうした年回りの株式市場はどのような展開を見せるであろうか。参考までに
過去の乙未・未年の出来事と、未にちなんだことわざを見て、エネルギーのサイクル
と先人教えを仰いでおきたい。

            乙未の主な出来事

 1775年  アメリカ独立戦争
 1787年  アメリカ憲法成立
 1859年  安政の大獄
 1871年  廃藩置県
 1895年  ノーベル賞設定、三国干渉
 1931年  満州事変
 1955年  ワルシャワ条約機構結成、冷戦激化
 1967年  第3次中東戦争勃発、中国の水爆実験
 1979年  イラン革命
 1991年  ソ連崩壊
 2015年  ???  


上表に見たれるように出来事を一瞥すると「革命」「戦争」といった言葉が目につく。
新年はこうしたワードが、要注意となりそうだ。

また、未(未)にちなんだ、ことわざは以下の通りである。

「羊虎を仮る」      ・・・ 外面ばかり立派で、内容の伴わないこと。

「羊の番に狼」          ・・・ 極めて危険なこと。

「羊を亡いて牢を補う」 ・・・ 過ちを悔い改めること。また手遅れになってから事を
                     始めることにもいう。

「羊を以って牛に易う」 ・・・ 小さなものをもって大きなものに代用すること。
                                                           (出典:投資経済2015年1月号)
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上記は、既に陳腐化された内容も含んでいますが、参考にもなります。年明け以降の
原油安の継続やECBによる量的金融緩和実行で、EUもお金ジャブジャブ政策に
でており、投資世界は、明日を読むのが難しく、「経済は生き物」です。

「1月最終週 相場展望と予定」は明日書き込みします。
それでは。また。

                                  
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AFCアジアカップ、日本UAEに敗れるも、日経平均は続伸!?

2015-01-23 23:58:49 | ニュ-スからひと言

              
今夜のアジア杯、スポーツバーで後半戦からテレビ中継を見ました。

1失点から後半の巻き返しに期待する中、途中後退で出場の柴崎の
左隅へのダイレクトシュートがゴールを突き刺し、1-1となり準決勝
への進出に期待も出てきました。

その後、延長戦も押しての試合運びでしたが、PK戦へ突入へ。

ここで、1番手 本田のまさかの大きくはずすミスキック。その後PKを
互いに決めての5人目。香川のキックがポストに嫌われて、PK戦
5-4で、準決勝前の敗退となりました。

ほろ酔いの中、勝利の美酒が、落胆に変わった瞬間でした。

インタビューでの本田と香川のコメントが対照的で、香川は責任を
強く感じ、自分を責めており、好感持ちましたが、本田のコメントは
反省の弁が欠けており、小生の評価を落とした格好。

香川に頑張ってもらいたいと思った横浜ザルでした。

さて、日経平均は、続伸し182円高の17511円の大引けでした。
(出来高 概算20.8億株の商いでした。)

何と言っても、ECBの量的緩和政策の決定が、世界の株価を押し上げ
日本市場にも、追い風になりました。ザラ場でドル/円で円高が進まず
週末のリスクオンも働きました。

日経平均は、マドを空け上昇し、25日線を大きく上回り、ボリンジャー
バンド+1σへ近づき、今年の高値水準にリバウンドし、来週に繋がった
格好です。

注目のNY市場、下落からのスタートですが、終了時どこまで戻すか。

サッカーは破れましたが、日経平均は想定外の上昇と良しとしましょう。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

                                  
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ECB、量的緩和決定!?

2015-01-22 23:57:46 | マ-ケット

              
今日、欧州単一通貨ユーロを使う、19カ国の金融政策を決めるECB
(欧州中央銀行)は、定例理事会を開き、ユーロ加盟国の国債を購入し、
お金を大量に金融市場に供給する「量的緩和政策」の導入を決めました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150122-00000133-mai-brf

ユーロ圏は、物価が下落し続けるデフレ懸念が強まっており、量的緩和は
これを払拭する狙い。量的緩和導入は1998年のECB創設以来初めて。

日銀や米連邦準備制度理事会(FRB)に続いて、異例の金融政策に踏み
込む(FRBは昨年10月に終了)ことになります。

ECBは、国債購入に伴うお金の大量供給によって、銀行から企業や個人
向けに融資するお金の金利が低下し、投資や消費を後押しすることを期待
しています。投資や消費が活発化すれば、景気が上向き、物価も上昇すると
見込んでいます。

アメリカ、日本に続きEUもいよいよ導入で、米の量的緩和は一定の成果を
上げ、出口戦略を模索中であり、「EUよ、お前もか」の流れです。

日本も更に大胆な追加緩和を今年5月位までに実施するのではとの予想は、
昨日のブログでも触れました。効果を出すのは、大胆な量が必要なことは、
米の事例を見ても明らかです。

さて、日経平均は、反発し48円高の17329円の大引けでした。
(出来高 概算19.7億株の商いでした。)

ECBの量的緩和施策が見え隠れする中、上昇して始まった日経平均です
が、様子見姿勢もあり、下落する場面もありましたが、大引けにかけ小幅上昇
終了しました。

日経平均の上昇により、25日線を上回っての終了で、先高感を継続した
格好です。明日にかけ維持するようなら、来週の噴火も期待できます。

注目のNY市場、もみ合い展開ですが、終了時にプラス引けとなるか注目。

明日の日経平均、もみ合いを想定していますが、25日線上で踏ん張れる
様なら、来週につながります。

                                  
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