「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

新型肺炎で、3か月ぶり安値も過剰反応か!?

2020-01-30 23:58:09 | ニュ-スからひと言

            歓迎カエル
今日の東京株式市場は新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大で、
世界経済の下振れ懸念が強まり、日経平均株価(225種)が大幅反落
した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200130-00000131-kyodonews-bus_all

下げ幅は、一時480円を超え、終値は今年の最安値を更新しました。

朝方から新型肺炎による影響が不安視され、売り注文が膨らんだ格好。
昨日、トヨタは、中国にある全完成車工場の春節後の操業再開時期を
延期するとを明らかにしました。


中国本土全域で新型肺炎 7千人以上が感染、170人以上が死亡
しており、この推移でいくと、月末には、1万人以上で、200人
以上が亡くなるかもしれません。

致死率は、2~3%程度でも、感染者数は、02~03年にあった
Sersを上回る感染者数で、パンデミックにならない封じ込めが
必要と思います。

という事で、日経平均は大幅反落して、401円安の22977円
大引けでした。(出来高 概算13.7億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、FOMC声明の想定内の着地や好企業決算
など散見され、新型肺炎下で小幅上昇。ただ、日本は、国内感染者
が新たに発生するなど、コロナウイルスの感染拡大が起こっており
経済の下振れリスクに目が向いた。

弱含みでスタートし、ジリっと下落して、日経平均23000円台を
割り込むと、一時22800円台迄下げ、3か月ぶり23000円台
を割り込み終了した。

日経平均は、大幅反落。長い上ヒゲ陰線で終了。ボリンジャーバンド
-2σ~ー3σに沈み、売られ過ぎ商状と引き続き懸念ある商状です。

今晩のNY市場、弱含みスタート。企業決算に支えられ上昇して終了
するのか、ポイントです。

明日の日経平均、週末であるが、売られ過ぎから23000円台回復
して終了できるか、注目しています。

  
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楽天の三木谷氏、送料無料は予定通りで、リークは「時代錯誤」と!?

2020-01-29 23:59:02 | 企業を斬る

    歓迎カエル
今日、楽天の三木谷浩史会長兼社長は、一定額以上の購入者に対する
送料無料サービスを「予定通り実施する」とツイッターに投稿した。
同サービスが独占禁止法に違反する可能性があるとして、公正取引
委員会が聞き取り調査を始めたとの報道に反発した格好。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-54297356-bloom_st-bus_all

三木谷氏は、原則計3980円以上の商品の送料を無料化する施策は、
「消費者のニーズであり、店舗の売り上げを上げるため」だと主張。

公取委が調査するとの報道については、「公取や行政のマスコミに
リークをして、けん制をかけるやり方は、あまりに時代錯誤でひど
すぎる」と批判した。

三木谷氏は、講演で、楽天市場が「アマゾンに負けている理由は
送料」だとし、3/18から無料化すると述べた。一部店舗運営者
から反対されていることも認めた上で、「結局、皆さんのところで、
買わなくなったら何の意味もない。何が何でも皆さんと一緒に成功
させたい」と語った。

NHKは、公取委が調査を始めた、と関係者の話を基に報じた。
送料無料化を巡っては、出店者から反対の声が上がっていた。

公正取引委員会の菅久事務総長は、会見で「調査をしているかして
いないかを含め、何も申し上げられない」と話した。情報提供に
ついては「法と証拠に基づいて対応する。」とも述べています。

楽天の広報担当者は「個別の調査については答えられないが、調査
には全面的に協力する」としている。

送料無料化の余波で、楽天市場から撤退する動きも出ており、作業服
販売大手のワークマンは、1/Eで販売を停止します。広報担当者は、
1万円以上の購入で無料となる自社サイトと比較し利用者に不公平感
が出ることもあり、撤退することにしたと説明した。


楽天と出店者の要望、出店者側からの事情を聴き、出店者に一方的に
送料負担を強いると判断した場合は、排除措置命令といった行政処分
に踏み切る様です。

商品の種類や売れ筋価格帯によって、出店者側で営業が成り立たない
店舗も出る事でしょう。

公取委の判断と楽天/出店舗の対応に注目しています。

さて、日経平均は反発して、163円高の23379円の大引けでした。
(出来高 概算10.3億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、テク企業の高決算も散見され、大幅上昇。この
流れを受け、日経平均は買い先行でスタート。中国発の新型肺炎の拡大
懸念がくすぶる中、戻り売りも入って値を下げる画面もあったが、後場
23300円台後半まで買い戻され、終了した。

日経平均は、3日ぶり反発して終了。ボリンジャーバンドは、-1σ~
ー2σに戻ったが、新型肺炎の状況次第で、予断を許さない商状です。

今晩のNY市場、続伸してスタート。このまま終了するか、ポイントです。

明日の日経平均、新型肺炎の国内感染者の新たな出現有るかで、相場の
方向性を決めそうだが、先物主導に振り回されない様 注意したい。

  

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映画入場、48年ぶり1.9億人超で、興行収入は過去最高って本当!?

2020-01-28 23:58:33 | ニュ-スからひと言

     歓迎カエル
今日、大手映画4社で作る日本映画製作者連盟(映連)は、2019年
興行収入が2611億8千万円(前年比386億9千万円増)となり、
現在の発表形式に変わった00年以降で過去最高になったと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200128-00000041-asahi-movi

発表によると、入場者も1億9491万人(同2570万人増)を記録
しており、1億9千万人を超えたのは、1971年以来48年ぶり。

映連によると、邦画と洋画のシェアは54.4%vs45.6&とほぼ
前年並み。邦画と洋画を合わせた興収のトップは、新海誠監督の新作の
アニメーション「天気の子」(140億6千万円、現在上映中)だった。

また、洋画の1位はディズニーアニメの続編「アナと雪の女王2」が、
(127億9千万円、上映中)だった。邦画上位10作のうち東宝関連
7作、洋画上位10作のうちウォルト・ディズニー・ジャパンの配給が
6作を占めた。


映画鑑賞の人数は、1年間で1.5回/人も劇場に足を運んでいる事に
なり、やや意外感を持った。昨今、Hulu、Netflix、Amazon
プライムなど、デジタルコンテンツのサブスクリプション(月額定額制)
ネット配信が多い中、映画入場者数が48年ぶりとは、サプライズ。

しかも、入場料1900円程度になってる現在、潤沢で贅沢な時間を持つ
人がいる現れで、景気は思ったほど悪くないサインかもしれません。

大スクリーンで堪能する映画ファンが何度も足を運んでると推察してます。
因みに、無料や割引で映画観賞券を優待にしている会社は、東宝、東映、
松竹 以外にも、東京テアトル、カドカワ、トップカルチャー、ゲオHD
スバル興業、武蔵野興業、東急レクリエーションなどあります。

上記ニュースが流れると、個人投資家で映画ファンは、長期保有したく
なるかもしれません。

さて、日経平均は続落して、127円安の23215円の大引けでした。
(出来高 概算11.8億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、中国発新型肺炎の感染拡大を受け世界経済鈍化へ
懸念が広がり、大幅下落。この流れが東京市場も継続して、売り先行と、
なった。しかし昨日の下落である程度織り込んでいたため、大引けにかけ
下げ幅を縮小して、23200円台で終了した。

日経平均は、2日連続マドを空けて続落も、下ヒゲ陽線を引いて終了。
ボリンジャーバンドは、-2σ~ー3σに移行して、売られ過ぎ商状で
終了。分水嶺に差し掛かり正念場です。

今晩のNY市場、大幅下落の反動と好企業決算の散見から反発スタート。
反発して終了できるか、ポイントです。

明日の日経平均、売られ過ぎから自律反発を想定してるが、新型肺炎の
新たなバッドニュースが出ない事を祈りたい。

  

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新型肺炎で中国の大手企業、春節休暇延長や在宅勤務へ!?

2020-01-27 23:58:13 | ニュ-スからひと言

    歓迎カエル
中国の大手企業の間で、店舗を一時閉鎖したり、社員に在宅勤務を
指示したりする動きが出てる。湖北省武漢市で発生した新型コロナ
ウイルスによる肺炎の感染が拡大していることを受けた措置。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000065-reut-bus_all

火鍋レストランチェーンを展開する海底撈国際は、中国全土の店舗を
26日から31日まで閉店します。 

中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセントHDやIT
企業の字節跳動(バイトダンス)は、社員に在宅勤務を指示しました。

金融大手UBSや不動産大手の碧桂園控股(カントリーガーデンHD)
を含む複数の企業は、武漢または湖北省を訪問した社員に対し、自宅
待機を命じています。

香港取引所(HKEX)は、29日に予定されていた記念行事を中止
した。

工業都市として製薬など多くの工場を抱える江蘇省蘇州市は26日、
少なくとも、2/8まで工業団地の操業を停止すると発表しました。

一方、電子商取引大手アリババ・グループは、マスクの価格が高騰
していることを受け、電子商取引サイト「淘宝網(タオバオ)」で
マスクの販売を停止しました。


中国の新型コロナウィルス感染拡大は、12月の初期患者の発症から
1/Mになり武漢市を封鎖したが、初動対応を間違え、パンデミック
になり、世界経済を減速させる可能性が出てきています。小生も中国
からの情報が、当初少なかったせいもあり、甘く捉えていて反省です。

さて、日経平均は大幅下落して、483円安の23343円の大引け。
(出来高 概算11.8億株の商いでした。)

週末のNY株式市場、中国のコロナウイルス肺炎で、武漢市を含む近郊
都市封鎖令などが出て、世界経済の活動に影響懸念から下落した。

この流れを東京市場が受け、売り先行となり、日経平均は、一時550円
強下落する場面もあった。終了時は500円弱下落し、23300円台に。

日経平均は、マドを空けて陰線引。ボリンジャーバンドは、-1σ~
ー2σに移行して、-2σ辺りと売られ過ぎ商状となってます。

今晩のNY市場、大幅下落スタートと、下げ止まりから戻りがあるのか、
ポイントです。

明日の日経平均、今日の大幅下落で半分織り込み、続落しても限定的と
なるか注目しています。

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1月最終週 相場展望と予定

2020-01-26 23:59:08 | 相場展望

                     
1月第4週の日経平均は、下落の展開となりました。

1/20明け週、米中貿易協議や中東情勢悪化の懸念一服も、中国発新型
 肺炎の感染拡大が投資マインドに影を落とし、リスクオフの動きとなった。

NY株式市場が週末まで底堅い動きをする中、地理的に近い日本は、新型
肺炎の懸念から買い手控えが起こった格好。また、為替も1ドル=109円台
円高に傾き、株価の押し下げ要因となった。

結局、日経平均は、週間で214円下落(↓0.89%)23827円となった。

さて、1月最終週(1/27~1/31)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末NY市場は、米でも中国由来の新型肺炎の発症があり、フローバル経済に
影響が出るとの思惑から下落。

東京市場は、上海、香港市場など春節休場する中、リスクオフを引き受ける形で
下落スタートになりそうです。

今週は、米で、第4四半期GDP、中国1月製造業PMI、EUで第4四半期
GDPの発表に目向けながらも、新型肺炎の拡大懸念が収まるかがポイント。

中国では、新型肺炎拡大阻止で、武漢を含む都市閉鎖や、集団移動禁止を発令し
2/B迄延長すると打ち出した。ヒト―ヒト感染も確認、2000人超感染者が
出ており、収束方向への目途が立つか注目されています。

国内は、企業決算の来期に移っており、企業決算も本格化します。決算をチェック、
コロナ新型肺炎の一服を想定し、押し目を物色する戦術が良さそうです。

日経平均、1月最終週(1/27~1/31)レンジ、23150円 ~23850円程度を想定しています。

1.1月最終週(1/27~1/31)主なイベントと予定
 1/27
 日本 松井証券、JSR、弁護士コム、コーエーテクモ、日東電工 各決算
  米 12月新築住宅販売件数
  米 DRホートン 決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
         5年債(410億ドル)
 中国 休場(~1/30 春節)
  独  1月IFO企業景況感指数
 1/28
 日本 企業向けサービス価格指数
 日本 OBC、エムスリー、信越化学、日立化成、オービック、キヤノンMJ、
    航空電、富士通ゼネ 各決算
  米 FOMC(~1/28) 
  米  1月消費者信頼感指数
  米 11月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 12月耐久財受注
  米 議会予算局、経済見通し公表
  米 アップル、ファイザー、ユナイテッド・テクノロジーズ、スターバックス
    3M、AMD、イーベイ、ザイリンクス 各決算
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
 1/29
 日本 日銀金融政策決定会合における主な意見(1/20、21日分)
 日本 消費者態度指数
    日本 サカイ引越、帝国ホテル、サイバーエージェ、ノエビア、日立建機
            オムロン、NEC、アドバンテ、ファナック、日野自、キヤノン、東北電
    スクリーン、ミスミG、LINE 各決算 
  米 FOMC声明
  米 パウエルFRB議長 記者会見
  米 12月中古住宅販売制約指数
  米 マイクロソフト、フェイスブック、マスターカード、AT&T、ボーイング
    マクドナルド、テスラ、ゼネラル・エレクトリック 各決算
  豪 第4四半期消費者物価指数
  独 2月GFK消費者信頼感
  西 サンタンデール銀行 決算
 1/30
 日本 東邦ガス、ゼオン、JPX、積水化、東海理化、M&A、野村不、NRI
    大日住薬、マンダム、ファンケル、日立金、日本精工、富士電、マキタ
    富士通、スタンレー、カシオ、京セラ、東エレ、アコム、野村HD、JR東
    ヤマトHD、ANA、ドコモ、大ガス、コナミ、日清粉、OLC、小糸製
    任天堂、三井住友、JR東海、東京ガス、中外薬 各決算   
  米 第4四半期GDP速報値
  米 アマゾン、ビザ、ベライゾン、コカ・コーラ、アムジェン、イーライリリー
    バイオジェン、デュポン、バレロ・エナ、E・アーツ、エクソン 各決算 
  独 1月失業率
  独 ドイツ銀行 決算
  英 中銀政策金利
  英 カーニー英中銀総裁 記者会見
 EU 12月ユーロ圏景況感指数
 EU 12月ユーロ圏失業率
 1/31
 日本 12月有効求人倍率
 日本 12月完全失業率
 日本 12月鉱工業生産速報
 日本 12月小売売上高 
 日本 1月都区部消費者物価
 日本 豊田織機、デンソー、東洋水産、アステラス、エーザイ、小野薬、郵船
    商船三井、清水建、関電工、日ハム、第一三共、LIXIL、ジェイテクト
    日通、三菱倉、ヤクルト、ALSOK、豊田合、山九、SMS、味の素
    ココカラファイン、三越伊勢丹、住友化学、東映アニメ、コーセー、小林薬
    TOTO、ガイシ、オークマ。東芝機械、コマツ、日立、TDK、ウシオ
    メディパル、トプコン、エフピコ、JR西、JAL、KDDI、SCSK
    キーエンス、豊田通、りそな、みずほ、ZOZO、三菱自、SBI 各決算
  米 12月個人所得/支出
  米 1月ミシガン大学消費者マインド指数
  米 シェブロン、キャタピラー 各決算
  米  国債償還 2年債(298億ドル)
          5年債(350億ドル)
          7年債(290億ドル)
 中国 1月製造業PMI
  英 EU離脱期限
 EU 第4四半期ユーロ圏GDP速報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/24)
 
 今日のNY為替市場でドル円は109円17銭まで一時値を落とす展開となった。
 序盤は米株が力強く始まったことなどを受けて、109円60銭台を付けるなど
 比較的しっかりの展開が見られたが、その後リスク警戒感からの円買いが優勢と
 なった。
 
 新型コロナウイルスの感染拡大懸念が重石。米疫病感染予防センター(CDC)が米
 国内で二人目の感染者が見つかったことを発表したことなども、市場の警戒感を
 強める格好となった。

 120ドル超の上昇を見せていたダウ平均が、300ドル超の下げを一時記録する
 など、リスク警戒感の動きが広がる中で、ドル円は109円17銭まで下落。

 安値から少し戻したものの109円30銭前後のドル安円高圏で週の取引を終える
 展開となっている。
 
 安全資産とされる米長期債に資金が流れ込む状況も見られ、米10年債利回りは
 ロンドン市場の1.76%から1.66%台まで9BP超の低下(債券価格上昇)と
 なり、ドル売り円買いに寄与する格好となった。

 クロス円も売りが優勢。ユーロ円はロンドン市場で英PMIの好結果を受けた
 ポンドの買いに121円27銭を付けてたが、NY市場午後には120円42銭
 と、80銭以上ユーロ安円高が進行してる。ユーロは対ドルでも1.106台から
 1.102前後まで下げる動きに。

 ポンドは対ドル、対円で大きく振幅下。ロンドン市場午前の英製造業・非製造業
 PMIともに予想を超える好結果となり、いったんはポンド買いが進行。
 ポンドドルは1.3173、ポンド円は144円42銭を付ける動きとなった。
 
 しかし、来週の英中銀金融政策会合(MPC)で利下げに踏み切る可能性が指摘
 される中で、ポンド買いは続かず、売りが優勢に。ポンドドルは1.3057、
 ポンド円は142円72銭まで大きく値を落とす展開となっている。
 https://fx.minkabu.jp/news/131119

 米国債利回り 
  2年債        1.495(-0.019) 
  10年債      1.684(-0.049) 
  30年債      2.132(-0.046) 
  期待インフレ率  1.683(-0.038) 
            ※期待インフレ率は10年債で算出 

 米長期債市場は、リスク回避で投資資金が流れ込む展開となった。米10年債利
 回りはロンドン市場で付けた1.76%から1.66%台まで9BP(0.09%)超の下げ(債券
 価格上昇)となる場面も見られた。そこから少し戻したが1.70%を回復しきれず、
 1.68%台前半で引けており、利回り低下傾向が強まる展開となっている。
 
 米30年債なども利回り低下が目立っており、リスク警戒感から安全資産とされる
 米長期債を買う流れがかなり強まる週末となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/131122

3.NY株式市場 結果(1/24)
 
 NY株式24日
  ダウ平均      28989.73(-170.36 -0.58%)
  S&P500       3295.47(  -30.07 -0.90%)
  ナスダック       9314.91(  -87.57 -0.93%)
  CME日経平均先物  23635     (大証比   -160 -67%)
                     
 今日のNY株式市場で、ダウ平均は朝方一時120ドル超の上昇を見せた後、
 高値から400ドル以上下げて前日比でも300ドルを超える下げとなるなど、
 激しい振幅を見せる展開となった。

 ナスダックやS&P500もプラス圏で始まり、最初は買いが優勢となって、
 ナスダックが史上最高値を更新する動きなどを見せながら、その後は値を落と
 す展開に。

 中国武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大懸念が重石。米疫病感染
 予防センター(CDC)は、シカゴで米国内では二例目となる感染者が見つか
 ったことを公表。警戒感を誘った。

 ロンドン市場で109円60銭台を付けていたドル円が109円17銭まで値を
 落とすなど、市場はリスク警戒感が強まる展開に。
 
 ダウ平均は6銘柄が上昇、24銘柄が下落と、全般に売りが優勢。第4四半期
 決算が強めに出たアメックスやインテルが大きく上昇したものの、JPモルガン
 ゴールドマンサックスといった銀行株、新型コロナウイルスがらみでは薬局大手
 ウォルグリーン、医薬品のファイザーなどが売られている。

 ナスダックもインテルの上昇の影響が大きい。新興IT関連ではネットフリックス
 しっかりも、ツイッター、アルファベット、テスラ、アマゾンなどが軟調。

 その他銘柄、ウイルス関連で連日動き大きいノババックスは振幅を経てプラス圏。
 第4四半期決算が弱めに出たハースコなどが大幅安。
 https://fx.minkabu.jp/news/131117

4.NY市場、原油先物3月限/金先物2月限 各結果(1/24)

 NY原油先物3月限(WTI)
  1バレル=54.19(-1.40 -2.52%)

 NY原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.41
 ~1.40ドル安。その他の限月は1.43~0.51ドル安。
 
 中国の武漢を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、石油需要の
 下振れが引き続き懸念されている。中国国家衛生健康委員会によると、23日
 時点の新型コロナウイルスによる死者は25人、感染者数は830人まで拡大
 している。

 米疫病予防管理センター(CDC)は、米国内で二人目となる感染者を確認した。
 春節の大移動によって、世界各地で感染者が増加することが警戒されている。

 時間外取引で3月限は買い戻しが優勢となる場面はあったが、高値は55.95
 ドルまでだった。通常取引開始後は売りが強まり、昨年10月31日以来の安値
 である53.85ドルまで下落した。
 https://fx.minkabu.jp/news/131111

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1571.9(+6.5 +0.42%)
 
 金2月限は続伸。中国を中心に新型コロナウイルスが感染拡大を続けているほか、
 春節の大移動によって世界各地で感染者が増えることが懸念されている。

 米疫病予防管理センター(CDC)は、米国内で二人目となる感染者を確認した。
 https://fx.minkabu.jp/news/131112


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新型肺炎、中国からマスク発注 128倍って本当!?

2020-01-23 23:57:59 | ニュ-スからひと言

           
新型コロナウイルスによる肺炎の発症者は、中国本土で571人にのぼり、
死者は17人に達した。

こうした中、マスクや、うがい薬など、日本の製品を中国向けに販売
しているネット通販サイトには、現地からの注文が殺到している。
「インアゴーラ」によると、マスクの受注が22日、前の月の同じ日の
128倍にのぼった。(フジテレビ) 
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200123-00430838-fnn-bus_all

20日頃から受注が増えていて、千葉県内の倉庫では、出荷準備に追わ
れています。

現在の受注分は発送できているが、マスクは品薄になっているという。

インアゴーラ 広報・板野さんは「春節は、通常お客さまからの発注は、
比較的スローになる時期だが、今年に限っては、マスクの受注を非常に
多くいただいていて、できるかぎり在庫の補填をするべく取り組んでる」
と話した。


中国で感染が拡大する新型のコロナウイルスによる問題でWHOは緊急
委員会を開き、感染が他の国でも拡大する恐れがあるとしたが、緊急の
事態には、当たらないと発表(24日時点)しました。まだ、わかって
ない事もあり、感染源の特定や拡大を防ぐ対策の強化を呼びかけてます。

中国でのヒトからヒトへの感染は、主に家族や患者の治療にあたる医療
従事者に留まってる他、中国の外ではヒトからヒトへの感染が確認され
ていない様で、マスク/うがい/手洗いをして、悪戯にパンデミックを
あおらない冷静な対処が必要に思います。

さて、日経平均は大幅下落して、235円安の23795円の大引け。
(出来高 概算10.4億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、中国のコロナウイルス肺炎で、武漢市が一時的
都市封鎖令など出し、経済活動に支障をきたすのでは、という懸念から
小幅下落した。この流れが東京市場に増幅され、売り先行となった。
日経平均は、23800円台を割り込み、一時23900円台まで戻す
場面もあったが、先物の売りも入り200円超の下落となった。

東証1部の約70%が下落するリスクオフの動きが広がった。

日経平均は、上ヒゲをつけて下落。ボリンジャーバンドは、-1σ~
25日線に移行して、売り圧力を伺わす展開で、踏ん張り所です。

今晩のNY市場、下落スタートとなり、終了時どこまで底堅さを示すか
ポイントです。

明日の日経平均、週末を迎えるが、ここからの下げは、限定的と捉えたい。



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暖冬で野菜の値下がりは買い手良し、売り手悪し!?

2020-01-22 23:57:43 | ニュ-スからひと言

          
今日、農林水産省が発表した全国小売店の野菜販売価格の動向(13~15日
時点)によると、キャベツやハクサイなど調査対象の8品目で平年に比べて
4~35%安い価格となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00000140-kyodonews-bus_all

暖冬で生育が順調に進んで出荷が増える一方、鍋物用などの需要が伸び悩み
影響しえいる様です。消費者にとっては恩恵だが、農家は対応に苦慮してる。

農水省が全国470店舗の小売価格を調べた。鍋物の定番の具材として使わ
れるハクサイは平年より22%安く、146円/kgだった。キャベツは、
34%安の143円/kg、ネギは14%安の668円/kg、ダイコンは
20%安の146円/kgでした。レタスは35%安でした。


今年は、記録的な暖冬で、野菜を購入する消費者は良いが、作っている農家
打撃を受けています。野菜が育ちすぎて収穫も多く、一部で、破棄する所も
出ている様です。鍋物に使う野菜も供給過多で、値崩れが起きています。
農家にとって、死活問題でしょう。

雪も少なく、スキー場では開けず近隣のホテルは閑古鳥も・・。

温暖化の影響は負の側面も多く「売り手良し、買い手良し、世間良し」の
冬本来の気候がベターです。

さて、日経平均は反発して、166円高の24031円の大引けでした。
(出来高 概算10億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、中国の武漢由来のコロナウイルス肺炎で、米で
発症が確認され、リスクオフの流れでも底堅い終了。東京市場は、売り優勢
展開ながら、前日の下げ過ぎもあり買戻しから値を戻して、24000円を
回復するとキープして終了した。

日経平均は、5日線を上向きに反発し陽線引。ボリンジャーバンド+1σ~
+2σレンジに復帰し、上昇トレンドをキープした格好です。

今晩のNY市場、上昇スタートとなって、終了時に底堅さを示すかポイント。
為替がやや円高となって、先物日経平均が弱い事が気がかりです。

明日の日経平均、もみ合いを予想するが、先物の動きに注意したい。

 

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日銀、EU中央銀行とデジタル通貨で共同研究!?

2020-01-21 23:58:23 | マ-ケット

           
今日、日銀は、欧州など主要中央銀行とデジタル通貨の活用可能性に
ついて共同研究すると発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-00000118-jij-bus_all
キャッシュレス決済が浸透する中、中銀発行のデジタル通貨に関する
調査・研究を行うグループを設立して、技術面の知見や経済に対する
影響を共有します。

参加するのは日銀、欧州中央銀行の他、英国、カナダ、スウェーデン、
スイスの各中銀と国際金融機関である国際決済銀行(BIS)。

日銀は既に、ビットコイン等 暗号資産(仮想通貨)の基盤技術で
ある「ブロックチェーン(分散型台帳)」を使った銀行間決済への
応用を探る研究をECBと共同で進めています。日銀にとり、スウェ
ーデンなどデジタル通貨発行に前向きな中銀と、共同研究する事で
ノウハウを得やすくなる利点があります。


米フェイスブックが、暗号資産、いわゆる仮想通貨「リブラ」の発行を
計画しており、「待った」がかかったことは、周知の通り。キャッシュ
レス決済が進行している中、決済をめぐる環境に各国が対応して行こう
と共同歩調を取ろうとする動きです。

5年後は、デジタル通過がグローバル展開する可能性もあり、注目です。

さて、日経平均は大幅下落して、218円安の23864円の大引け。
(出来高 概算9.1億株の薄商いでした。)

週明けのNY株式市場が休場する中、外資の参加が限られる中、中国の
武漢由来のコロナウイルス肺炎で、「人から人感染」濃厚のリリースで
先物主導の売り仕掛けが入り、もみあい相場から急落した格好でした。

日経平均は、節目24000円を割り込むと、23800円台後半まで
売られて終了した。為替の円高も東京市場のアゲインストになった格好。

日経平均は、大幅反落し陰線引。ボリンジャーバンド25日線~+1σ
レンジに落ち、やや下げを増幅した格好です。

3連休明けのNY市場、もみ合いスタートとなって、終了時にげらくしても
底堅さを示すか。ポイントです。

明日の日経平均、今日の大幅下落で織り込んで、早速の反発に期待したい。
 
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日本郵便、かんぽ生命保険の不正販売問題を受け、社内飲み会禁止!?

2020-01-20 23:59:55 | 企業を斬る

          
かんぽ生命保険の不正販売問題を受け、金融庁から3カ月間の業務
停止命令を受けた日本郵便。期間中に命令違反が発覚すれば、さら
に厳しいペナルティーが科せられる恐れがあり、現場の郵便局には
ぴりぴりした緊張感が漂う。各局に対し、かんぽ関連物品を撤去す
るなど営業禁止を徹底させるほか、社内の飲み会を全面禁止に。
(宮崎拓朗)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6348716

同期会や誕生日会といった私的な会合への出席も自粛する様に呼び
掛けている様です。

業務停止命令の期間中、郵便局で顧客自らが加入を希望したケース
を除き、かんぽの保険営業が禁止される。違反があった場合、停止
期間の延長や保険業の免許が取り消される可能性がある様です。

同社は命令が出た昨年12/27以降、全局員に対しかんぽ商品の
勧誘禁止を繰り返し指導。各局から「かんぽ」のロゴが入った販促
用品や資料を全て撤去。監査担当者が各局を見回り、撤去漏れない
か厳しくチェックしています。

また、「綱紀粛正の徹底」と題した文書を各局に配布。社費を使用
した懇親会や職場の送別会の禁止を呼び掛けている。「実施を極力
控える行事」として、同期会や会議後の私的な飲み会、誕生日会等
を細かく列挙し、ソーシャルメディアによる不適切な情報発信など
しないよう注意喚起しています。


かんぽの商品で保険料の二重徴収など法令違反や社内規定違反疑い
ある契約が1万件以上あるとされ、それを受けた対応です。

日本郵政のグループ社長に就任した元総務大臣の増田社長は、早期
に信用を回復して、信頼される日本郵政にしようと、危機感から、
「綱紀粛清の徹底文書」をかんぽだけでなく、G全体の各郵便局へ
配布した様です。

かんぽ関連商品の営業停止処置に伴う関連パンフの撤去は、わかる
が、私的な飲み会/誕生会等も自粛するのは、行き過ぎの様な気が
します。働くモチベーションが下がって、逆効果にならなければ、
いいと思います。
 
さて、日経平均は3日続伸して、42円高の24083円の大引け。
(出来高 概算8.2億株の薄商いでした。)

週末のNY株式市場、小幅ながら高値更新した流れもあり、日経平均、
買い先行で始まり、一時24100円台に乗せる場面もあった。ただ、
週明けNY市場がキング牧師生誕祝日で、上値追いは限定的だった。

日経平均は、3日続伸。ボリンジャーバンド+1σ~+2σレンジに
あり、先高感を言いした格好。

今晩のNY市場、キング牧師生誕記念日の祝日で休場。

明日の日経平均、材料難からもみ合いでも、先物主導の動きに注意です。


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1月第4週 相場展望と予定

2020-01-19 23:58:18 | 相場展望

          
1月第3週の日経平均は、2週連続で続伸の展開となりました。

1/14連休明け、中東情勢悪化の懸念が一服。米中貿易協議の第1段階の調印
済み、NY株式市場が高値を更新する中、為替も1ドル=110円台を回復して、
出遅れ感ある日経平均は、節目24000円台を回復して終了した。

結局、日経平均は、週間で190円上昇(↑0.80%)24041円となった。

さて、1月第4週(1/20~1/24)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、ダウ5日続伸と上げは限定的ながら、高値更新して終了。
本格化を迎える決算も、底堅い経済指標を背景に良好で、東京市場の追い風に
なりそうで、週明けの日経平均は、続伸のスタートになりそうである。

主な経済指標、国内は、 1/20鉱工業生産、1/21の日銀金政策と黒田
日銀総裁会見、1/22の全国百貨店売上高、1/23の貿易収支、1/24の
貿易収支など注目です。

海外は、1/21~24のダボス会議、米で1/22の12月中古住宅販売件数、
1/23の12月景気先行指数、1/24の1月製造業PMI値など注目です。

また中国では、1/24~30に春節で休場、中国人大移動でコロナウイルスの
影響が気になります。

マーケットの関心は3月期決算企業の来期に移っており、企業決算も本格化。
日本電産の決算後の株価の動きはハイテク株、ディスコは半導体製造装置関連の
株価動向がどうなるか、注目しています。

その他、通常国会召集や日銀総裁会見など、想定内と思われるが、NY株式市場、

主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株のキャッチアップできるか、注目。

円高一服で、日経平均24000円台を底固めに上値追いとなる展開に期待したい。

日経平均、1月第4週(1/20~1/24)レンジ、23800円 ~24250円
程度を想定しています。

1.1月第4週(1/20~1/24)主なイベントと予定
 1/20
 日本 日銀金融政策会合(~1/21)
 日本 12月鉱工業生産
 日本 安倍首相、演説
  日本 アサヒ陶 決算
  米 NY市場休場(キング牧師生誕記念日祝日)
  米 トランプ米大統領、就任から3年
  世 IMF世界経済見通し
 1/21
 日本 日銀金融政策政策会合
 日本 黒田日銀総裁 記者会見
   日本 東京製鉄、大江戸温泉 各決算 
  米 IBM、ハリバートン、ネットフリックス 各決算
    世 世界経済フォーラム、ダボス会議(~1/24)
 1/22
 日本 12月全国百貨店売上高
 日本 ゲンキードラ 決算 
  米 12月中古住宅販売件数
  米 J&J、アボットラボラトリーズ、テキサス・インスツルメンツ 各決算
  加 カナダ政策金利
 1/23
 日本 12月貿易収支
 日本 11月工作機械受注
 日本 日本電産、、ディスコ 各決算
  米 12月景気先行指数
  米 P&G、インテル、コムキャスト、トラベラーズ、スカイワークス・ 各決算
  豪 12月雇用統計 
 EU ECB会合、
 EU ラガルドECB総裁 記者会見
 1/24
 日本 12月消費者物価指数
 日本 ジャフコ、カワチ薬品、日置電、エンプラス、未来工業、ピー・シー・エー
    DNAチップ、KIMOTO、ブルボン 各決算
  米 1月製造業PMI速報値
  米 アメリカン・エクスプレス 決算
 中国 中国市場休場(春節祝日~1/30)
  独 1月製造業PMI速報値
 EU 1月ユーロ圏製造業PMI速報値

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/17)
 
 今日のNY為替市場でドル円は110円台を回復。この日発表の米経済指標が
 予想を上回る堅調な内容となったことや、米株が再び最高値を更新しており、
 ダウ平均の上げ幅が260ドルを超える中、ドル円は110円台に戻している。
 
 前日の米中合意の署名以降、109円台後半での狭い範囲での振幅が続いていた
 が、下値も堅かったことから買いが膨らんだ模様。
 しかし、さすがに買い疲れもあるのか、きょうの相場の雰囲気の割には上値追い
 の勢いは鈍いようにも感じられる。直近高値の110.20円を勢いよく試す
 雰囲気までは見られなかった。
 
 米中合意については、中国が米製品の購入を向こう2年間で2000億ドル
 増やすことや、それと引き換えに、中国製品への関税の一部引き下げで合意した。
 事前に伝わっていた内容とほぼ同様で目新しさはなく、市場の反応は限定的。
 
 第1段階の合意が成で、ひとまず安心感に繋がっているようだが、厄介な課題は
 なお山積みで、警戒は続くとの声も少なくない。
 
 この様な中、ロング勢も上値に慎重になってるのかもしれない。一方、ショート
 勢は戻り売りを試すタイミングを狙ってる雰囲気もあり、米株の調整待ちといっ
 たところかもしれない。
 いずれにしろ、ドル円は110円台を回復してるものの、次のアクション待ちの
 雰囲気が強いものと思われる。
 
 ユーロドルはNY時間に入って戻り売りが優勢となった。ロンドン時間には1.
 1170ドル付近まで上昇。200日線が1.1135ドル付近に来ているが、
 その付近に伸び悩んでいる。
 
 きょうはECBが議事要旨を公表していた。ラガルド総裁が就任後初の理事会
 だったが、メンバーの一部は「現在の金融政策措置の副作用の可能性に注意が
 必要だ」と強調していたことが明らかとなった。
 
 また、現在の金融政策がユーロ圏経済に効果を及ぼす時間を与える必要がある
 との認識も示していた。当面、ECBは政策を据え置く姿勢を示唆する内容でも
 ある。
 
 市場もECBの手詰まり感を既に認識して、これ以上の追加緩和はハードルが
 高いと見ている向きが多い。そのような中、今月末の理事会での戦略見直しに
 焦点を集めているようだ。特に2%弱としているインフレ目標をどうするのか
 注目されている。
 
 ポンドは買い戻しが強まり、ポンドドルは1.3080ドル近辺まで急速に買い
 戻された。本日の21日線は1.3070ドル付近に来ているが、その水準を
 回復する動き。市場は英中銀の利下げ期待を高めており、ポンドドルは売りが
 強まっていた。その状況に変化はなく、特にポンドを買い戻す特段の材料は見
 当たらなかったが、1.30ドル割れでの押し目買いが強かったことから、
 ショートカバーが出たのかもしれない。
 
 市場では利下げを実施しても、英経済への効果は限定的との見方も出ている。
 
 英中銀はきょう、第4四半期の信用状況調査を発表していたが、信用の伸びは
 鈍化傾向が続いていることが示された。経済が低迷する中、企業の資金需要は
 鈍く、個人のクレジットカードの使用も手控えられている。この傾向は国民投票
 以降2年間続いているが、止まる気配を見せてない。市場の期待通りに英中銀が
 利下げを実施したとしも、資金需要自体が低迷してる中で、その効果は期待程は
 ないとも見られている。
 https://fx.minkabu.jp/news/130223

 米国債利回り
  2年債        1.563(-0.002)
  10年債      1.823(+0.016)
  30年債      2.284(+0.026) 
  期待インフレ率   1.753(+0.004)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で利回りは上昇。この日発表の米住宅着工が13年ぶりの高
 水準となるなど、このところの経済指標が米経済の底堅さを示していることで、
 利回りは上昇の反応を見せている。
 
 10年債は1.84%台迄一時上昇した他、政策金利に敏感な2年債は1.57%
 まで一時上昇した。
 2-10年債の利回り格差は+26(前営業日+24)にスティープ化。
 https://fx.minkabu.jp/news/130374

3.NY株式市場 結果(1/17)
 
 NY株式17日
  ダウ平均      29348.10(+50.46 +0.17%)
  S&P500      3329.61(+12.80 +0.39%)
  ナスダック        9388.95(+31.81 +0.34%)
  CME日経平均   24050        (大証比:+20 +0.08%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は5日続伸。ただ、小幅高に留まっている。米中
 合意の署名を通過して市場には楽観的ムードが広がっている。直近発表の米経済
 指標も好調で、今週の金融機関の決算も、まずまずの内容で来週以降に期待感を
 残している。
 
 きょうはGDPなど一連の中国の経済指標が発表になっていたが、2019年を
 底堅く終了していたことも安心感に繋がっていたようだ。取引開始前に発表になっ
 た12月の米住宅着工指数は13年ぶりの高水準を記録した。住宅ローン低下の
 中で住宅市場の回復が軌道に乗っていることを示唆。ただ、それ自体への反応は
 限定的だった。
 
 しかし、さすがに過熱感も出ており、3連休も控えていることから上値では利益
 確定売りも出て、上げは小幅に留まっている。
 
 ダウ採用銘柄ではビザ、トラベラーズが上昇したほか、ホームデポ、ダウ・インク、
 マクドナルドが堅調。一方、ボーイング、シェブロン、エクソンモービルが下落。
 ナスダックも続伸。IT・ハイテク株も上げが一服しており、ナスダックは下げに
 転じる場面も見られたが、来週から始まるIT・ハイテク株の決算への期待もあり
 下値は底堅い。
 
 ギャップが軟調。同社の主力ブランドである「オールドネイビー」部門の分離を
 今後追求しない方針を明らかにした。
 
 鉄道のCSXが下落。10-12月期決算を発表しており、コスト削減と効率化
 で1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。
 
 紳士服のテーラード・ブランズが上昇。主力ブランド「ジョセフ・アブード」の
 商標をアパレルへの投資を手掛けるWHPグローバルに1.15億ドルで売却した
 と発表した。
 
 レストランと娯楽施設運営のデイブ&バスターズ・エンターテインメントが上昇。
 投資会社KKRが発行済み株式の6.3%を保有したことが明らかとなった。
 
 SNSのピンタレストが小幅に4日続伸。アナリストが投資判断を「買い」に引き
 上げ、目標株価を30ドルに上方修正した。 
 https://fx.minkabu.jp/news/130372

4.NY市場 原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/17)
 
 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=58.54(+0.02 +0.03%)
 
 NY原油は反発。今週の米中合意や米上院の新たな米国・メキシコ・カナダ協定
 (USMCA)の法案を可決などを好感して、この日もダウ平均株価やナスダック
 指数などの米株式が過去最高値を更新していることなどで、リスクオンの動きと
 なり、前日の高値を小幅に更新したが、すぐに上値が重くなり、その後は週末を
 控えた利食い売りで上げ幅が抑えられた。米国の稼働中の掘削装置(リグ)数が
 増加していたことも米国の時間帯後半の圧迫要因となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/130368
 
 NY金先物2 月限(COMEX)
  1オンス=1560.30(+9.80 +0.63%)
 金2月限は反発。時間外取引では、株高が圧迫要因となる場面も見られたが、世界
 経済の先行き懸念から押し目は買われて堅調となった。日中取引では、ドル高を
 受けて戻りを売られる場面も見られたが、押し目は買われた。
 https://fx.minkabu.jp/news/130365

 

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