「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

世界の亀山、今昔物語で時代のうねり!?

2016-06-29 23:58:07 | 企業を斬る

             
「世界の亀山」。そう呼ばれてきたシャープ亀山工場が目の前にあった。
あまりにも巨大で、視界に収まらない。駐車場も広大だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160629-00000014-asahi-bus_all

かつて最先端の液晶技術で世界に知られた工場は2004年に操業開始。
最盛期には社員約3千人が働いていた。08年にリーマン・ショック、今年は
シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ることが決まった。
亀山工場で「有機ELパネル」を量産すると発表されたり、国内外で、7千人
規模の人員削減がささやかれたり。先行きが不透明の中、工場では今も
社員約2千人が働く。

工場がある「亀山ヒルズ」からJR亀山駅へ向かった。所要時間15分、タク
シー代は2250円。駅で客待ちする運転手によると、シャープの次はまた
シャープという状態だった乗客が、今はさっぱりで、「7割、いや半分かな」。
最近は工場へ台湾人を乗せることも多くなった。

「まさかシャープが台湾企業の傘下に入る時代が来るとは思わなかったよね」

亀山の街は、シャープの浮き沈みとともに生きてきた。駅近くの不動産屋の
男性に話を聞くと、「シャープ・バブル」の時代を語り出した。当時は入居希望
者があふれ続け、アパート建設が間に合わず、しまいに山を削って谷を埋め、
ワンルームアパートを増設したのだという。月6万円まで跳ね上がったという
家賃は今、3万円台になった。

「1週間前も単身の40代の社員さんが退去していきましたよ。早期退職に
応じたとかで」。かつて3人が働いていた不動産屋で、男性は1人で仕事を
続けている。

そんな中で参院選。どの候補者も経済発展や雇用確保を熱く訴えるが、この
街ではこの5年、経済も雇用も上向いていない。

空き店舗が目立つ駅前で戦前から商売を続ける「みつわ食堂」に入り、中華
そば550円を頼んだ。戦前からずっとここにいる林きみ子さん(80)に話を
聞くと、「シャープ? あかへんで」。食堂の傍らスナックを経営していた。
「1500円の明朗会計」がモットーだった。ママとして4人を雇っていたことも
ある。シャープの衰退とともに客もひき、8年前にスナックを閉めた。


シャープは、商品企画力でユニークなものを市場に出す「力」があり、この
DNAを継承して、事業を立て直してほしい。

また、シャープの「栄華盛衰」は、どの企業にも起こり得ます。企業経営者や
幹部は、事業のベクトルを見誤らない様に、「他山の石」として経営していく
信念が必要です。

さて、日経平均は続伸し、243円高の15566円の大引けでした。
(出来高 概算21億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、英のEU離脱懸念が一服し、欧州株高と共に大幅高。
日経平均は、円高一服した欧米株高に呼応するように上昇した格好。
週末の暴落の「半分戻し」の水準まで回復しました。

日経平均のギャップアップにより、ボリンジャーバンドのー1σ辺りまで復活。
この水準を維持すれば、7月上旬に16000円台へのリバウンド視野に。

注目のNY市場、英国のEU離脱決定を受けた過度の懸念が和らぎ、原油も
上げ、続伸してのスタートです。終了時まで底堅い動きになりそう。

明日の日経平均、4日続伸にチャレンジです。


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