明日から、6月です。上記フォトのレフト側は、横浜開港150周年記念式典で、
祝辞を述べる天皇陛下。連休明け以降、新型インフルの影響なのか、開港記念
の来場者は、伸び悩んでいる状況のようです。
因みに6/1~6/2は恒例の開港祭で、時間のある方、見物はいかが?
また、フォトのライト側は、待ちきれない夏に向け、水着メーカー「三愛」が、
「西銀座デパート」内で 新作水着ショーを開催。 「ハワイアン浴衣」姿での
杉本さんと09年三愛水着イメージガールの宮田さん。華やいだ感じがいい。
まぶしい夏は、もうすぐです。
さて 明日、GM破綻処理で、オバマ大統領のメッセ-ジに注目しています。
週末のGM株価は急落し、前日比33%安の0.75ドルで取引を終了して
1ドル割れ。 大恐慌下の1933年以来76年ぶりの安値らしい。
それでも、NY市場は続伸し、ダウは、8500ドル台になりました。週明けの
日本市場は、もみ合いの中、続伸が期待されますが、為替の円高シフトもあり
先物主導の仕掛けには注意したいところ。
また、6月第1週に為替が95円~97円程度の推移で、週末にかけ円安に向い、
若干の商品市況のジリ高なら、日経平均はレンジ切り上げもあります。
追い風のポイントは、円安と原油高にありそうです。
日本の経済指標の発表は少なく、米の経済指標の動向次第で動く相場でしょう。
NY市場は、6/1に 4月個人所得/消費支出、5月ISM製造業景況指数、4月
建設支出。 6/3に4月中古住宅販売成約指数、5月自動車販売台数、MBA
住宅ローン申請、5月ADP雇用統計、5月ISM非製造業景況指数、4月製造業
受注。また 6/4に1~3月非農業部門労働生産性。6/5に新規失業保険申請
件数、5月チェーンストア売上高、5月雇用統計など、目白押しです。
景況感が改善傾向にあるものの、雇用関係の悪化が懸念されるところです。
GMのチャプター11申請は、週末の動きから、影響は軽微と思われますが、雇用
状況がポイントで、NY市場の頭を押さえるかもしれません。
買い、売りを決め付けず 柔軟に対応し、NY市場が5/8高値8574ドルを上抜
けるようなら、日米共、市場環境の好転から、明確な「買い」シグナルです。
よって、日経平均の6/1~6/5のレンジは、9350円~9750円程度になる事を
想定しています。
1.6月第1週の主なイベントと予定(6/1~6/5)
6/1
日本 5月自動車販売台数
改正薬事法施行
EU 5月PMI製造業確報値
米 4月個人所得
米 4月個人支出
米 4月PCEコア・デフレータ
米 5月ISM製造業景況指数
米 4月建設支出
GM再建計画提出期限
6/2
日本 5月マネタリーベース
5月ユニクロ売上げ速報
EU 4月ユーロ圏失業率
6/3
EU 5月PMIサービス業確報値
EU 4月ユーロ圏生産者物価指数
EU GDP速報値
米 MBA住宅ローン申請指数
米 5月チャレンジャー人員削減数
米 5月ADP雇用統計
米 5月ISM非製造業景況指数(総合)
米 4月製造業受注指数
6/4
日本 外資週次売買動向
EU 4月ユーロ圏小売売上高
EU ECB金利発表
米 非農業部門労働生産性確報値
米 単位労働費用確報値
米 新規失業保険申請件数
6/5
米 5月非農業部門雇用者数変化
米 5月失業率
米 4月消費者信用残高
2.NY株式市場結果(5/29)
ダウ平均 8500.33(+96.53 +1.15%)
S&P500 919.14 (+12.31 +1.36%)
ナスダック 1774.33 (+22.54 +1.29%)
CME日経平均 9545 (大証比:+35 +0.37%)
出来高(億株)
NYSE 18.61
ナスダック 25.60
29日のNY株式市場は続伸。原油が66ドル台に上昇していることで、石油株が
上昇する一方、今日発表になったシカゴ購買部協会景気指数が予想を下回った
事もあり、方向感が出ずダウ平均は前日終値水準を挟んだ値動きが続いていた。
しかし、引け間際になってハイテク株などに買いが強まり、ダウ平均は一気に
100ドル近く上昇している。来月に期待感を示す強い動きとなった。
ダウ採用銘柄ではコカコーラ、ファイザー、メルクが上昇した。またシェブロン、
エクソンモービルも堅調。一方、GMは75セントまで値を下げている。6/1の
破産法第11条申請がほぼ確実視されており、それに向けての整理が進んでいる。
ナスダックも引け際に上げを加速。アップル、グーグル、マイクロソフトが上昇、
一方、RIM、シスコは軟調。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=39301
★米経済指標結果(5/29)
①実質GDP第1四半期改定値 ②GDPデフレータ第1四半期改定値
結果 -5.7% 結果 2.8%
予想 -5.5% 前回 -6.1%(前期比年率)予想 2.9% 前回 2.9%(前期比年率)
③個人消費第1四半期改定値 ④5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)
結果 1.5% 結果 34.9
予想 2.0% 前回 2.2%(前期比年率) 予想 42.0 前回 40.1
⑤5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
結果 68.7
予想 68.0 前回 67.9
3.NY債券市場結果(5/29)
2年債 0.922(-0.040)
10年債 3.463(-0.149)
30年債 4.341(-0.147)
29日のNY債券市場、長期ゾーン中心に利回りは急低下している。
今週の計1010億ドルの大型入札を通過し、来週は予定されていないこともあり、
一気に 利益確定の動きが強まった。
10年債は3.5%を割り込み、30年債も4.34%台まで低下。今週過去最大まで拡大
した、2-10年債の利回り格差は+254(前日+266)にまで急速にフラット化している。
今週の動きが一過性の物とは思えないが、とりあえず落ち着き取り戻したようだ。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=39305
25日からの週は、円安・ドル安の動きが強まった。週初は北朝鮮の核実験報道が
波乱材料だったが、リスク回避的な円買いよりは地政学的リスクの円売りが先行。
その後あまり材料視されず、むしろ株式市場の安定した動きが円安材料となった。
ドル円は週初の94円台から週末にかけて一時97円台へと上伸した。
日経平均は週末に年初来高値で引けた。
また、ドル相場でドル売りが強まった。米経済指標の一部に強さが見え始めた事で
リスク回避色が薄れた。クロス円のリスク選好買いの影響もあった。
ただ、米財政赤字拡大懸念から米長期債利回りが急騰したり、6/1のGM破綻
懸念など波乱材料もあった。
ポンドドルが1.62手前、ユーロドルが1.41台に上昇するなど年初来のドル安水準を
記録する通貨が相次いだ。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=39315
4.NY原油先物7月限(WTI)、金先物8月限(COMEX)結果(5/29)
NY原油先物7月限(WTI)
1バレル=66.31(+1.23 +1.89%)
29日のNY原油先物相場は6日続伸。米債券市場で利回りが低下していることも
あり、為替市場でドル安の動きが出ていることから、原油は買いが強まった。株式
市場も底堅く推移する中、景気底打ちへ期待感が先行、原油買い戻しが続いた。
昨日発表になった米週間石油在庫統計で原油在庫が大幅に減少していたが、
製油所が原油を石油製品に精製する動きが非常に活発化しており、しばらく
設備稼働率は80%台後半で推移するのではとの分析も出ていた。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=39296
NY金先物8月限(COMEX)
1オンス=980.30(+17.10 +1.78%)
29日のNY金先物相場は3日続伸。金への資金流入が続いている。米債券市場で
利回りが低下している事もあり、為替市場でドル安の動きが出ていることから金は
買いが継続している。
8月限は3月20日の高値を突破し、2月以来の980ドル台に上昇。 月間ベースで
10%上昇、昨年11月以来の上昇率となった。ドル安や低金利と 過剰流動性、
原油高によるインフレ懸念等、これからも金に資金が向かいそうな材料は豊富だ。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=39302
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