「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

2月第1週 相場展望と予定

2010-01-31 22:15:59 | 相場展望

         
1/25週の日本市場は、外部環境の懸念から調整色を強めた展開になりました。

1)オバマ米大統領の新金融規制案
2)中国の金融引き締め策懸念
3)ギリシャの財政赤字問題

NY市場、経済指標を好感(GDP上方修正など)して買いが先行も、上記要因と
週末要因で、売りが優勢となり、下落して1月相場は陰線で終了
しました。 

日本市場も、上記要因やリスク回避の動きから若干円高にシフトし、さらにS&Pが
国債格付け見通しを引き下げるなどにより、買い意欲を後退させました。

また、トヨタのリコール問題が、米国/中国/欧州と「火の車」と広がり、対象台数
約1000万台。せっかくHV車で巻き返しを図り、復活の狼煙をあげ、成長の道筋も
見えたが、安全性・品質への信頼を揺るがし、ブランドイメージを毀損する格好に。
株価も、嫌気売りに押されました。

日経平均は、1週間で392円下落(3.7%)し、10198円の週末大引けでした。
1月相場、月足陰線
となりました。

明日からバンクーバ五輪 2月。2月第1週の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

引き続き、企業決算発表が目白押し。米国は経済指標が盛り沢山で、何と言っても
雇用統計がポイントになります。これらを確認しながらの相場展開になりそうです。

また、オバマ米大統領の新金融規制案は、G7で話題になる可能性もあります。

週末の雇用統計を前、好材料は、米国のGDPを始めとする改善された経済指標を
背景に、ドル買いの動きが見られること。
為替が90円以上で推移するなら、これまで発表された上場企業の第3四半期経常
利益は、前期比14%増と3期連続で拡大しており、下押しは限定的と見ておきたい。

日経平均の2月第1週(2/1~2/5)のレンジは、10100円~10600円程度を
想定
しています。

1.2月第1週(2/1~2/5)主なイベントと予定
 2/1
  日本 1月国内自動車販売台数 
   日本  住生活G(5938)、味の素(2802)、ダイハツ(7262)、塩野義製薬(4507)
      大阪瓦斯(9532) 、アサヒビール(2502) など決算
  米  1月ISM製造業景況指数     (予想、55.6) 
  米  12月個人所得、消費支出(PCE)  (予想、コアPCEで前年比+1.5%)
  米  ガイトナー米財務長官 議会証言
  中国 1月製造業購買担当景気指数
  英  1月製造業PMI
  米  エクソンモービル
 2/2
  日本 マネタリ-ベース 
  日本 三井物産(8031)、ソフトバンク(9984)、野村H(8604)、三菱電機(6503)
          アステラス製薬(4503)、タカラトミー (7867) など決算
  米  12月中古住宅販売保留指数    (予想、前月比+0.6%) 
  豪  中銀政策金利
  EU 12月ユーロ圏生産者物価指数
  米  ダウ・ケミカル、メットライフ、アフラック、ベリサイン
      D.R.ホートン、JDSユニフェーズ 各決算
 2/3
  日本 節分  
  日本  旭化成(3407)、武田薬品工業(4502)、新日鉱H(5016)、住友金属(5405)
          シャープ(6753)、三菱自動車(7211)、本田(7267)、 三菱UFJFG(8306)
          横浜銀行(8332) など決算
  米  1月ADP雇用統計           (予想、-4万人)
  米 1月ISM非製造業景況指数    (予想、51.0)
  英  1月非製造業PMI
  EU 12月ユーロ圏小売売上高
  米  クラフト・フーズ、タイムワーナー、ブロードコム、ファイザー
      シスコシステムズ 各決算
 2/4
  日本 カカクコム(2371)、ぐるなび(2440)、ドワンゴ(3715)、日本合成化学(4201)
      宇部興産(4208)、SANKYO(6417)、日立(6501) 、ソニー(6758)
      三洋電機(6764)、三菱重工(7011)、トヨタ(7203)、オリックス(8591)
      三菱地所(8802)、日本テレビ(9404)、ヤマダ電機(9831) など決算 
  米  12月製造業受注   (予想、前月比+0.5%)
  米  週間新規失業保険申請件数
  豪  12月小売売上高
  英  中銀      政策金利発表
  EU  ECB     政策金利発表
  EU  トリシェECB総裁 会見
  米  ケロッグ、CMEグループ
 2/5
   日本 12月景気動向指数速報(内閣府)
  日本  1月携帯電話契約数
  日本  サッポロ雪祭り(~2/11)   
  日本  国際帝石(1605)、不二製油(2607) 、キッコーマン(2801)
      パナソニック(6752)、三井造船(7003)、スズキ(7269)、テレビ東京(9411)
      ベネッセH(9783) など決算
   米  1月米雇用統計  (予想、失業率が10.0%、
                     非農業部門雇用者数、前月比+1.3万人)
  加  1月カナダ雇用統計
  世  G7開催(~2/6 カナダのイカルイト)銀行規制を討議

2.NY市場、為替/債券市場(1/29)

 25日の週は、前週に引き続きリスク回避色が支配的となり、ドル買いが一段と
 進行。前週はオバマ大統領が金融規制案を発表し、市場がネガティブな反応を
 示していた。
 
 今週は、一般教書演説で雇用対策中心の施策が発表されたが、市場は反応薄
 だった。米FOMCでは前回から若干の経済改善が示唆された。
 市場を驚かせたのがホーニグ委員が反対票を投じたことだった。これまでの、
 異例の低金利政策を長期的に維持、との文言に反対を唱え、ドル買いが強まる
 一因となった。
 その他、リスク回避材料が目白押しだった。
 
 引き続きギリシャ財政問題がギリシャ国債売りを誘い、ユーロ安材料となった。
 また、日本の長期格付け引き下げ懸念や英銀行システムの脆弱性の指摘など
 米格付け会社から各国に警鐘が鳴らされた。中国株は引き続き金融引き締め
 懸念で軟化、米株式も予想以上に強い米GDP速報に対し、売りで反応して週末を
 迎えている。
 
 ダウ平均は年初来安値を更新して引け。ユーロドルは1.38台へと下落し、約半年
 振りのドル高水準となった。
 
 ドル円は89円台から90円台へ小幅上昇したが、クロス円全般で円高が進行した。
 ドル高進行とともに、円高も強まった週だった。

  米国債利回り
      2年債      0.820(-0.040)
      10年債    3.596(-0.039)
      30年債    4.498(-0.051)

 29日のNY債券市場は質へ逃避買いが強まり、各期間で長期債利回りは低下。

 序盤に発表された米第4四半期GDP速報値は、年率換算5.7%増と市場予想を
 大幅に上回った。在庫や外需主導での回復だった。この結果を受けて債券は
 売られ、10年債利回りは3.6889%まで上昇した。その後のシカゴPMIやミシガン
 大学消費者信頼感指数も予想を上回ったことで、利回りは前日比プラス圏で
 推移した。

 しかし、週末や月末要因でポジション調整が進んだことや、米株式市場が次第に
 売り優勢となったことから、長期債に質への逃避買いが強まっていった。10年債
 利回りは引けにかけて下げ続け、3.59%を割り込む水準へと低下した。

 市場関係者の中に、GDP上昇で消費の寄与度が低い点を指摘、自律的回復には
 懐疑的な意見も聞かれた。

 2-10年債利回り格差は277.6bpと前日の278.3bpとほぼ同水準だった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=61202
3.NY株式市場(1/29)

  NY株式
    ダウ平均     10067.33(-53.13 -0.52%)
    S&P500    1073.87 (-10.66 -0.98%)
    ナスダック     2147.35 (-31.65 -1.45%)

  CME日経平均   10235    (大証比:+75 +0.73%)

  出来高(億株)
   NYSE       15.81
   ナスダック     31.78

 29日のNY株式市場は、ダウ平均0.52%安、ナスダック1.45%安など軟調に取引
 を終えた。
 序盤は一連の強い米経済指標を好感して買いが先行した。ダウ平均は10200ドル
 台へと上昇。しかし、次第に売りが優勢となって、上げ幅を縮小。下げに転じると
 終盤に10050ドルを割り込む場面もあった。結局。1月相場は陰線で終了している。

 市場では引き続き中国の金融引き締め措置やユーロ圏の財政赤字問題など懸念
 材料が重石となっていた。また、米GDPの内容からは在庫および外需の寄与度の
 高さが指摘される一方で、内需の弱さが浮き彫りになったとの見方もあった。

 個別には上下まちまちだが、特にハイテク系が弱かった。マイクロソフト3.36%安、
 インテル2.61%安、IBM1.10%安など。また金融株も規制への懸念で弱かった。
 JPモルガン1.37%安、バンカメ1.24%安等。一方、消費関連に見直し買いもあった。
 ウォルマート1.56%高、ホームデポ2.45%高など。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=61203

4.NY市場 原油先物3月限、金先物4月限(1/29)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=72.89(-0.75 -1.02%)

 29日のNY原油先物は前日比0.75ドル安の72.89で通常取引を終了。米GDPなど
 一連の米経済指標が強かったことから一時74ドル台後半まで上昇したが、為替
 市場でのドル高進行やNY株式市場の軟調により売りが優勢になった。
 73ドルを割り込んで昨年末以来の安値水準で取引を終えた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=61196

 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1083.80(-1.00 -0.09%)

 29日のNY金先物は前日比1ドル安の1083.80で通常取引を終了。
 序盤は米第4四半期GDP速報値が5.7%成長と予想を上回ったことが好感されて
 1090台まで上昇したが、その後は軟調に推移した。
 ユーロドルが1.39割れとなるなどドル高が進行した事で代替資産売りが強まった。
 一時1077.50まで下押し。終盤にかけては下げ渋り小幅安で引けた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=61192

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1月相場検証と雪解け間近の製造業回復!!

2010-01-30 20:16:43 | 役立つ投資情報

         
米国発の「オバマ・ショック」から1週間が過ぎ、具体的な内容について不透明感が
燻る中、週末NY市場は、上方修正された第4四半期GDPを始め、強い経済指標の
発表があったけれど、続落
となってしまいました。

その米国第4四半期GDP速報値は、実質年率5.7%(予想、4.7%)でしたが、
内訳は、在庫と輸出が大きく貢献した格好
。オバマ大統領はGDPの予想以上高い
伸びを 「これまでの刺激策の賜物。」 と評価する声明を出しました。

ただ、内需の貢献度が低く、EU(ギリシャ・スペイン・ポルトガル)の財政問題を
めぐる不透明感から、週末売られたと診ています。

で、日経平均1/29月末の着地点は、10198円と09/12末終値10546円から
348円下落(約3.3%)し、前月末比マイナス。また、1/4の終値10654円から
456円下落(約4.3%)と、月足陰線
となりました。


2月第1週の相場展望は、明日に譲るとして、1月の日経平均「月足陰陽線」と「年間
相場」の相関性を、過去データから拾って見ると、下表1.の通りでした。
                            (来月2月も参考に掲載、過去60年)
                               (参考:日本証券新聞10/01/27) 
  
  表1 日経平均「月足陰陽線」と「年間相場」の相関性

     1月     年間勝敗      勝率
      陽線   32勝10敗    76.2%
      陰線    7勝11敗    38.8%

     月足と年足
     の一致率           (71.7%)

     2月    
      陽線   19勝14敗    57.6%
      陰線   20勝 7敗    74.1%

     月足と年足
     の一致率           (43.3%)

1月相場が陰線で終了すると、年足も71.7%の確率で陰線になる可能性となり、
2010年の寅年が期待できないかと言うと、必ずしもそうでは、ありません。

直近10年の2000年以降を抜き出したものが、下表2.です。

     表2 2000年以降、「1月相場」と「年間相場」の関係

            1月相場    年間相場    相関性      備考
    2000年     ○        ●      一致せず   ITバブル崩壊
    2001年     ○        ●      一致せず   米同時多発テロ
    2002年     ●        ●      一致
    2003年     ●        ○      一致せず    りそなHD国有化
    2004年     ●        ○      一致せず
    2005年     ●        ○      一致せず   ペイオフ全面解禁
    2006年     ○        ○      一致       ライブドア事件
    2007年     ○        ●      一致せず   サブプライム問題
    2008年     ●        ●      一致      リーマン・ショック
    2009年     ●        ○      一致せず   上記、余波

過去10年で見ると、70%の確率で一致しておらず、年足陽線の可能性が大いに
あることを示しています。


現に、29日に4~12月期の決算発表がピークを迎え、企業業績の回復傾向が
鮮明になってきました。東証に上場する企業の09年対象企業1755社中、2割に
当る344社が公表しました。業績が回復し、通期の業績見通しを上方修正企業も
増加傾向で、08年9月のリーマン・ショックの痛手から、立ち直りつつある姿が
浮かび上がっています。
           http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100129-00000002-fsi-bus_all

中でも製造業の改善が目立ちますが、中国など新興国の成長に頼っているのが
現状で、本格回復には、内需と設備投資の拡大が不可欠と言えそうです。

-------------------------<以下引用>-----
新光総研の発表集計によると、東証1部上場企業(金融除く)で、28日迄に決算を
公表した167社のうち43社、4社に1社が10年3月期見通しを従来予想より上方
修正しました。前年同期は12社しかなかったが、4倍近くに増えました。

逆に下方修正組は大幅に減少し、86社から11社に減りました。

業績の明るさの背景にあるのは、中国などの旺盛な需要にあります。

◎NECエレクトロニクス

「当初の想定を上回っており、生産が追いつかないこともあった」。半導体大手の
NECエレクトロニクスの山口社長は27日の決算発表で笑顔をみせた。09年、
10~12月期の営業損益の赤字幅は7~9月期に比べ61億円圧縮しました。
中国向けのシステムLSI(大規模集積回路)の受注が上向いたためです。

◎京セラ

通期の連結営業利益見通しを上方修正し、前期比42%増の620億円としました。
09年10~12月期の営業利益は前四半期と比べほぼ倍増。中国向けパソコン用
電子部品等が好調の様です。満田経営管理本部長は「情報通信と環境エネルギー
市場で確実に成長したい。」と語りました。低迷していた自動車向けなどの電子部品
受注も、5四半期ぶりに前年同期を上回りました。

◎新日鉄

今期は7年ぶりに最終赤字に転落する見込みの新日本製鉄も、09年10~12月期
に限ると最終利益は259億円と4四半期ぶりに黒字転換。谷口副社長は「旺盛な
海外需要を受けて輸出が増えている」と説明しています。

日本経済の牽引役である自動車メーカーの4~12月期連結決算発表は、来週から
相次ぎます。09年の新車販売台数が米国を抜き世界一となった中国での販売が
好調なため、業績の上振れ要因となりそうです。なかでも、日産自動車の09年の
中国での販売台数は前年比38.7%増で、日米の販売台数を初めて上回った事が
“海外頼み”を 象徴しています。

ただ、中国頼み業績改善はもろ刃の剣。中国政府が、バブルともされる景気過熱の
コントロールを誤れば、日本企業への打撃も大。現に、中国人民銀行は金融機関が
人民銀行に預け入れる預金準備率を0.5ポイント引き上げ貸し出し抑制に動いて
いるが、この反動による景気減速も懸念される所。

急激な円高リスクや慢性的な内需不振も不安材料として残っています。
------------------------------------
上記、取り上げられた企業の他に、住友鉱山、キーエンス、ファナック、東芝、
日本ガイシ、キャノン、日本電産、グリー、Yahoo、サイバーA、楽天など 中期で
保有したい銘柄です。

週末続落したNY市場ですが、米GDPの上方修正などドルが買われ、円高一服と
なれば、過剰な下押し場面は、銘柄選定をしっかりし、時間と資金の分散投資で
対応したいところです。
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調整モードで、2月バンクーバー五輪相場へ!?

2010-01-29 17:52:34 | マ-ケット

         
1月最終日は、ザラ場中に、為替の円高傾向が見られ、手仕舞い売りに押された
格好でした。

ところで、国内も経済指標が目白押し、経産省が発表した昨年12月の鉱工業生産
指数は、前月比2.2%上昇の89.9(05年=100、季節調整済み速報)で、
10ヶ月連続で、前月を上回りました。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100129-00000013-maip-bus_all

一方、年度ベースで見ると、09年は前年比22.4%下落の80.5となり、05年
基準で最低となりました
。1年前の09年1~3月期の生産が、世界的な金融・経済
危機で急減した影響が大でした。

ただ、新興国向け中心に、電子部品や機械部品の生産増加傾向も見られてます。
経産省は「生産の水準は、引き続き低い」として、12月の基調判断を「持ち直しの
動きで推移している」に据え置きました。

先行き予測は、1月が1.3%上昇、2月が0.3%上昇と、引き続き回復を見込んで
います。


また、厚労省が発表した 09年12月の有効求人倍率は0.46倍で、11月より
0.01P上昇し、4ヶ月連続で改善。12月の完全失業率も5.1%と0.1P改善

しました。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100129-00000215-yom-bus_all

年間を通した09年の有効求人倍率が0.47倍となり、統計を取り始めた1963年
以降で過去最悪
でした。リーマンショック以降、企業の人員削減が大きく影響しました。

さて、日経平均は大幅反落し、216円安の10198円の大引けとなりました。
(出来高 概算22.5億株の商いでした。)

今朝のNY市場下落を受け、売り優勢の展開も自律反発や月末ドレッシング買いを
期待しましたが、ザラ場で90円割れと、投資マインドを冷やし、先物主導で引け安と
後味の悪い月末最終日
となりました。

日経平均は、26週線を割り、13週線所で踏み留まった格好ですが、ボリンジャー
バンドの-2σを超えて 押しており、1/4の終値10654円から大きく乖離して、
月足陰線となりました。(小生の週間相場展望も、下へ外れて残念

企業業績発表も1回目のピークを迎え、上方修正する銘柄も多く散見され、2月に入り
為替が90円台で落ち着けば、見直される銘柄も多そうです。
週明けの自律反発に期待したい。

週末NY市場、第4四半期GDPや1月シカゴ購買部協会景気指数、1月ミシガン大学
消費者信頼感指数など、経済指標目白押しです。

予想通りの着地なら、週末でもNY市場の反発に期待したい。さてどうなるか。

ブロガー、読者の皆さん良い週末を!!

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iPad(タブレット型PC)発表で、業界激変!?

2010-01-28 23:49:51 | 企業を斬る

        
新製品の発表予告をしていたアップルは、今日、タブレット型パソコン 「iPad
(アイパッド)」*1をお披露目
しました。 (ロイターから)

フォトで見ると、携帯電話iPhoneを大きくした格好で、目玉は「電子書籍」。

発表会で、ジョブズCEOは、電子書籍のアプリケーション「iBooks」と電子書籍
販売の「iBookストア」を実演して見せ、オンラインで簡単に本を買って読むことが
できることをPRし、新しい読書の形を提案
しました。

当然PC機能もあり、ネット閲覧、メール送受信、映画鑑賞、新聞閲覧、ゲームなど
できます。

電子書籍の形態は、既に10年前から提案され、ソニーも国内でリリースしましたが
スペック不足や時期尚早で受け入れられなかった経緯があります。

ここ数年、ソフトやハードが飛躍して、米の電子書籍市場で、アマゾンのキンドルが
シェアー60%程度、ソニーのリーダーが30%程度と思います。

この牙城に、アイポッドや音楽・映像配信アプリ「iTunes」を有して、世界に旋風を
巻き起こしたアップルの実績をバックに参入です。 確かに電子書籍業界だけでなく、
出版・新聞などの業界にもインパクト大
です。

ただ、音楽の楽しみ方を変えた、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」と同様に
ヒットするかは、コンテンツ次第で決まりそう。 電子書籍を切り口にすれば、40歳
以下の電子書籍の購買意欲にあります。 そして、購買余力のある団塊世代以降の
人達は、紙媒体に愛着がありますよね。 独断と偏見で、期待値50%程度でしょう。

 *1主なスペック
 1.厚さと重さ   :1.27センチ、680グラム
 2.ディスプレー : 9.7インチ、タッチスクリーン型カラー
 3.メモリー容量 :16GBが499ドル、32GBが599ドル、64GBが
              699ドル。
 4.OS      :iPhone OSで駆動
 5.アプリ     :アップル「iWork」サポート
 6.通信      :無線LAN接続、Bluetooth機能を内蔵  etc.

3月以降、発売予定のようで「iPod」の様な普及となったら、サプライズですが
動向は注目です。


さて、日経平均は反発し、162円高の10414円の大引けでした。
(出来高 概算23.6億株の商いでした。)

FOMCの発表を受け、イベント通過の安心感からNY市場が反発し、安心感を受け
日本市場も買い優勢となりました。また、ザラ場オバマ米大統領の一般教書演説が
あり、経済/雇用回復について言及し、前向きなコメントと捉えました。

日経平均は、ボリンジャーバンドの-1σを捉え、これを突破し25日線を目指す
動きが期待
されます。

注目のNY市場は、経済指標で、12月耐久財受注は、総合とコアで強弱まちまちで
米新規失業保険申請件数が、予想を上回り、若干円高シフトしています。
序盤は、反落してのスタートですが、終わって見れば続伸となるかどうか。

明日の日経平均、ドレッシング買いが入れば、底堅い展開もありそうです。 

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Yahooがヤッホーと叫ぶ!10/3月期利益 過去最高!?

2010-01-27 23:32:24 | 企業を斬る

        
今日、ヤフーが発表した10/3月の利益予想は、前年比8.4%~10.4%増の
809.65億円~824.65億円
としました。

また、09年/4~12月当期利益が、前年同期比7.4%増の601.65億円と
なった上に、10年/1~3月期も、主力のネット広告の回復が継続するようです。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100127-00000609-reu-bus_all

そして、10/3月期の配当予想も、1株当り279円~285円(前年の130円から
倍増)
となります。

不況の影響からネット関連で商品やサービスの提供を受ける顧客も多く、巣ごもりが
追い風になっているようで、ネット業界の成長は継続
しています。

明日は、持ち株のサイバーA(ameba ブログなど展開)の決算発表があり、若干
期待しています。


さて、日経平均は4日続落し73円安の10252円の大引けでした。 
(出来高 概算19億株の様子見の商いでした。)

今朝のNY市場、中国金融引き締め報道も、影響は限定的。僅かに下落も前日水準
を受けての日本市場。ザラ場に、為替が89円台前半迄円高に振れ、売り仕掛けが
入り、10300円割れとなってしまいました。 <残念!>

まだ下げるのか、と思った辺りが「まだは、もうなり。」かもしれません。数ヶ月の
レンジで見れば、大引け辺りが、押し目の絶好チャンスと週末に言えればOKです。 

日経平均ボリンジャーバンドの-2σに接近ですから、自律反発可能ですが、円高
一服もしくは円安シフトの支援材料がほしいところです。

NY市場は、ガイトナー米財務長官がAIG問題で議会証言予定です。また、オバマ
大統領が一般教書演説で、先の新金融規制案以外、前向きなコメントを出せるか、
注目
しています。

また、FOMC結果発表があり、金利据え置きは規定路線。出口戦略も、前回と同様
サプライズは、あまり期待できません。

経済指標は、12月新築住宅販売件数があり、予想の36.6万件で着地できれば、
FOMCイベント通過のアク抜けに期待したい
ところです。

明日こそ、反発する展開を想定しています。 

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日銀政策決定会合で先行き明るさも、中国金融引締めリスク!?

2010-01-26 23:58:41 | マ-ケット

         
今日、白川日銀総裁は、金融政策決定会合後に会見し、物価見通し上方修正し
「景気の先行きについて一時的に回復スピードが弱まっても、回復基調が途切れる
事はない。」
との見通しを示しました。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000318-reu-bus_all

その背景は、中国を始めとする新興国が牽引するグローバル経済成長。緩やかな
成長が継続するとのシナリオにあります。

ただ、日本国内の2番底を確実回避する意味で、資金供給の量的緩和等、追加の
金融政策実施が、追加の財政政策同様に不可欠
です。

金融政策と財政政策は、経済活性化の両輪ですから、政府と日銀は協力し遂行して
もらいたい。

さて、日経平均は、後場に下落して、187円安の10325円の大引けでした。
(出来高 概算23.7億株の商いでした。)

ランチタイム、中国の金融引き締めの観測が伝えられると、売りが先行する展開と
なりました。そこへ90円台割れの円高も重なり、輸出関連株を中心に幅広い銘柄
売られる展開になりました。

突然の「中国金融引き締めリスク!」でした。オバマ・ショック後、中国の一部銀行に
予定準備率の引き上げ指示との報道もあり、 為替が90円を割り込むきっかけと
なったようです。

また、夕方には、S&Pが日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けの
アウトルックを安定的からネガティブに変更したとの報道
も入りました。

S&Pも、変なタイミングでリリースするもので、90%を国内で手当てしているので、
安定的でOKなはず、大きなお世話です。

日経平均は、25日線を大きく割り込み、売られすぎ指標も出ています。ここから
買い下がりの押し目も、戦術のひとつでしょうか。

時間外、中国金融引き締めから、資源国通貨安・ドル高・円高の流れとなってます。
注目のNY市場、11月S&Pケースシラー住宅価格指数は-5.32%と前回から
改善も、予想の-5.0%を下回っています。

下落の寄り付きも、この後1月コンファレンスボード消費者信頼感指数の発表があり
予想、53.5程度の着地となるか、注視です。

NY市場、小幅でもいいから、続伸で終了してもらいたいところ。 

明日の日経平均、反発しても良い水準ですが、マーケットの評価は・・・?? 

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2次補正予算案 衆院通過し前進。市場も前進!?

2010-01-25 23:02:34 | 政治に物申す

         
今日、国会審議で09年度第2次補正予算案が、衆院を通過し、1/28にも成立
する見通し
となりました。

2番底を回避する意味で、前進したことは評価できるし、マーケットにも追い風に
なりそうです。経済対策の財政支出が7.2兆円、事業規模で24兆円強ですから、
下支えの効果
になります。

野党の「政治とカネ」問題を追及する事もわかるが、民意は、景気浮揚にあるから
予算審議を優先したことは良かったと思います。

さて、日経平均は続落し77円安の10512円の大引けでした。 
(出来高 概算19.1億株の様子見の商いでした。)

週末のNY市場が大幅続落の割りに、日経平均が終値で10500円台で終了した
事は、評価できると思います。10400円近辺に接近した所で、押し目も入って、
下げ渋り、後場は円高も90円台を維持し、想定通りに下げ幅を縮めました。

日経平均は、25日移動平均線を割っていますが、陽線引け。明日にも25日線を
回復する展開に期待したい。となれば、早いタイミングで、調整終了からの反転も
視野に入ってきます。

NY市場は、円買い圧力が一服しており、ギリシャ国債の需要が旺盛との話もあり、
ユーロ買いも入ってる様で、円高一服は支援材料です。

注目のNY市場、経済指標は、12月中古住宅販売があります。
また、オバマ・ショックによる嫌気行き過ぎの買戻しが入って良い水準と考えます。

明日の日経平均の反発に期待しています。 

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1月最終週 相場展望と予定

2010-01-24 23:04:13 | 相場展望

          
1/18週のNY市場、前半は昨年来高値更新していたが、週末にかけて、オバマ
大統領が発表した新金融規制案が、引き続き投資マインドを悪化させました。
結局ダウは、約217ドル安の10173ドルで取引を終了。3日続落となり大幅調整と
なりました。

為替市場は、週末にかけ円高・ドル高の流れとなったが、円/ドルで見ると円高に
シフトしました。

また、商品市況で原油が1バレル74ドル台と1ヶ月ぶりの安値水準となり、金も
1100ドル台を割り込んで取引終了と、リスク回避色が強まりました。

注目の新金融規制案は、高リスク投資や事業規模を制限し、金融機関の巨大化を
牽制、金融システムの安定化を高めるのが狙い
のようです。99年に銀行と証券の
分離を定めた「グラス・スティーガル法」を廃止して以降、金融業の融合を進めて
きた従来の規制体系を転換する形となっています。

日経平均、11000円台を目前に調整色を強め、オバマ大統領の新金融規制案を
嫌気したNY市場の流れで、1週間で391円(↓3.6%)下落の10590円の週末と
なりました。このオバマ・ショックで想定外の下落、残念でした。

正念場となる1/25週の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

1/25週は、米国に続き日本でも、第3四半期累計(09年4月~12月)の決算
発表が本格化します。業績を増額修正してくる企業がどの位あるのか注目です。
また、通期予想の着地点にも眼が向けられます。

週末NY市場下落を受け、週初の日経平均への影響は避けられませんが、前場安
から後場どれだけ持ち直すか、週間安値が週初の前場に出るならOKです。
その意味で、押し目(ナンピン)を拾えるかどうか。

為替の円高一服となれば、日経平均のボリンジャーバンド、-1σ(10300円)迄
下げないと予想します。

1/25週の日経平均バンド幅は、10350円~10950円程度を想定しています。

1.1月最終週(1/25~1/29)主なイベントと予定
 1/25
  日本  2次補正予算の採決  
      KDDI(9433)、カゴメ(2811)、日立キャピタル(8586)、JSR(4185)
      松井証券(8628) 各決算    
  米  12月中古住宅販売
  米  テキサス・インスツルメンツ、ハリバートン、AKスチール 各決算
 1/26
  日本  日銀金融政策決定会合
 
日本  1月末権利付最終日 
  日本  オービック(4684)、コメリ(8218)、花王(4452)、キヤノンMJ(8060)
      日立ハイテク(8036)
  米  11月S&Pケース・シラー住宅価格
  米  国債入札 2年債 440億ドル
  独  1月景気動向指数
  英  第4四半期GDP速報
  英  キング英中銀総裁他、議会証言
  南ア  中銀政策金利
  米  ジョンソン・エンド・ジョンソン、ベライゾン、ギリアド・サイエンシズ
      デュポン、トラベラーズ・カンパニーズ、ヤフー、USスチール
      ペプシ・ボトリング 各決算
 1/27
  日本  グリー(3632)、ヤフー(4689)、日本電気硝子(5214)、日立建機(6305)
            NECエレ(6723)、キヤノン(7751) 各決算 
  米  12月新築住宅販売件数
  米  FOMC結果発表(1/26~27)
  米  オバマ大統領 一般教書演説
  米  アップル新製品(?)記者会見 
  独  ドイツ政府2010年 経済見通し
  豪  第4四半期消費者物価
  ニ  ニュージーランド中銀政策金利
  世  世界経済フォーラム開催(スイスのダボス1/27~31)
  米  アボット・ラボラトリーズ、クアルコム、コノコ・フィリップス
      ユナイテッド・テクノロジーズ、ボーイング、キャタピラー、シマンテック
      バレロ・エナジー、サン・マイクロシステムズ、イー・トレート 各決算
 1/28
  日本 TOPIX浮動株比率見直し(終値基準に)
      トーメンデバイス(2737)、日清食品H(2897)、ステラケミファ(4109)
           テルモ(4543)、サイバーA(4751)、資生堂(4911)、新日本製鐵(5401)、
      小松製作所(6301)、日本電産(6594)、エルピーダ(6665)、京セラ(6971)
      日本車輌製造(7102)、幸楽苑(7554)、任天堂(7974)、三井住友FG(8316)
  米  12月耐久財受注
  米  新規失業保険申請件数(1/23週)
  米  国債入札 7年債 320億ドル
  米、 マイクロソフト、P&G、AT&T、3M、アマゾン・ドット・コム
      アルトリア、ロッキード・マーチン、タイコ・インターナショナル
      モトローラ、サンディスク、イーストマンケミカル 各決算
 1/29
  日本  12月消費者物価指数 (予想、前年比-1.3%程度(生鮮品除く))
  日本  12月鉱工業生産速報 (予想、前月比+2.5%、前年比+5.7%)
  日本  白川日銀総裁講演
  日本  関電工(1942)、協同飼料(2052)、江崎グリコ(2206)、ヤクルト(2267)
      ハウス食品(2810)、日立化成工業(4217)、LTTバイオ(4566)
      マンダム(4917)、JFEH(5411)、住友金属鉱山(5713)、東芝(6502)
      ワコム(6727)、ナナオ(6737)、ファナック(6954)、日東電工(6988)
      メディパルH(7459)、リコー(7752)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)
      ユニ・チャーム(8113)、りそなH(8308)、みずほFG(8411)、東急不(8815)
      JR東海(9022)、日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)、
      NTTドコモ(9437)、関西電力(9503)、東京瓦斯(9531)、王将FS(9936) 
  米   第4四半期GDP速報
  米  1月シカゴ購買部協会景気指数
  加  11月カナダ月次GDP
  印  インド準備銀行、金融政策銀行
  EU   12月ユーロ圏 失業率
  EU   コーンFRB副議長講演(金利リスク)
  米  シェブロン、フォード・モーター、ハネウエル 各決算
 1/30
  日本   柔道WC(~1/31)
 1/31
  日本 普天間基地移設について与党案提出期限 

2.NY市場、為替/債券結果(1/22)

 22日のNY市場は、円高およびドル高水準での揉み合いだった。
 米株はマイナス圏での推移が続き、発表されたオバマ大統領の金融規制強化案
 の影響が残っていた。
 ただ、為替市場では昨日の様な急速な動きは影を潜め、比較的狭いレンジ取引と
 なった。

 ドル円は90円台前半から89円台後半へと軟化も、東京の安値水準89.80レベルは
 サポート。ユーロドルは一時1.41割れとなったが、1.41台後半まで買い戻された。
 
 ロンドン市場で大きく下げたポンドドルも1.60台後半まで下押しした後、1.61台前半
 に戻して揉み合った。

 クロス円は米株がマイナス圏推移を続けたことで上値が押さえられたが、値動きは
 限定的だった。
 ユーロ円は、127円近辺から127円台後半、ポンド円は、144円台後半から145円台
 後半での振幅が続いた。
 全般的に円高水準での取引が続き、リスク回避色が払拭された訳ではなかった。

   米国債利回り
     2年債      0.788(-0.042)
     10年債    3.599(+0.014)
     30年債    4.523(+0.030)

 22日NY債券は短期ゾーンがNY株式市場が軟調だった事から逃避買い利回りが
 低下した。一方、長期ゾーンの利回りは、来週の大量入札を控えた需給懸念から
 売られて利回りが上昇した。

 2年債利回りは0.83%台から引けにかけて0.78%まで低下した。
 一方、10年債や30年債の利回りは上昇。来週26日に2年債(440億ドル)、27日に
 5年債(420億ドル)、28日に7年債(320億ドル)の大量入札を控えており、需給懸念
 が台頭していた。10年債利回りは序盤に3.63%手前まで上昇、その後はNY株安で
 低下したが、3.6%水準と前日比プラス水準を保った。

 2-10年債の利回り格差は281bpと前日の277bpから拡大、スティープ化が進んだ。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=60408
3.NY株式市場結果(1/22)

 NY株式22日
   ダウ平均     10172.98(-216.90 -2.09%)
   S&P500     1091.76 ( -24.72 -2.21%)
   ナスダック     2205.29 ( -60.41 -2.67%)

 CME日経平均   10380   (大証比:-210 -1.98%)

 出来高(億株)
  NYSE       14.73
  ナスダック     28.45

 22日のNY株式市場は昨日オバマ大統領が発表した金融規制案が引き続き投資
 意欲を減退させた。
 ダウ平均は216.90ドル安の10172.98ドルで取引を終了、3日続落となり19日に
 つけた高値10729.89からは500ポイントを越える大幅調整となった。

 ダウ平均はほぼ全面安だった。金融が引き続き下げを主導、バンカメは3.68%安
 JPモルガンは3.40%安だった。昨日取引終了後に決算が発表されたアメックスが
 8.47%安と大幅に下げた。

 また、来週に控えているバーナンキFRB議長の上院での再指名投票が僅差と予想
 されていることから、不透明感が金融セクターのリスク要因として指摘された。

 ハイテク株もグーグルが5.66%安、アップルが5.13%安となるなど軟調だった。

 マクドナルド、GE、ウォルマート、P&G等消費関連の一角が業績期待から上げたが
 上げ幅は小幅に留まった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=60411

4.NY市場原油先物3月限、金先物2月限(1/22)各結果

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=74.54(-1.54 -2.02%)

 22日のNY原油先物は1.54ドル安の74.54ドルで通常取引を終えた。終値としては
 2009年12月下旬以来、約1ヶ月ぶりの安値水準だった。 昨日発表されたオバマ
 大統領の金融規制案が、銀行のリスク投資を抑制する内容だったことからリスク
 マネーが大量に投じられている商品市況が引き続き売られた。
 米株が続落したことも米エネルギー需要を抑制するとしてマイナス材料だった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=60405

 NY金先物2月限(COMEX)
   1オンス=1089.70(-13.50 -1.22%)

 22日のNY金先物は13.50ドル安の1089.70ドルで通常取引を終えた。
 米株がマイナス圏での推移を続け、ダウ平均が100ドル超の下落となるなどリスク
 回避色は払拭できなかった。金先物は原油とともに売られ、一時1081.90ドルまで
 下値を広げる場面もあった。
 ただ、ドル買いの動きが一服したことで終盤はやや下げ渋った。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=60401

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JAL、株より株主優待券の裏技!?

2010-01-23 23:01:55 | 企業を斬る

         
週末のNY市場、オバマ・ショック継続で大幅続落となり、1/25週の日本市場に
影響を与えるでしょうが、相場展望は、明日書き込みをします。

ところで、会社更生法の適用による経営再建を目指すJALですが、支援決定を
急いだ背景に、今月28日にも 約100億円の資金不足と債務超過に陥る見通しが
あったよう
です。
                    http://news.livedoor.com/topics/detail/4564674/ 

資金繰り破綻を回避するため、支援決定を急いだ1/19の会社更生法適用申請で
あったわけです。

そのJAL株、値上がりボードを見ると、50%上昇し、マネーゲームに参加したいと
思う投機家がいるかもしれませんが、手出し無用が無難
です。週末2円から3円に
1円上昇しても、早晩 収束点は1円で、やがて1円でも売れなくなります。

そんな中、夕方購入した「夕刊フジ BC統合版10/1/24号」の1面見出しに「JAL株
優待券ウラ技」
と題する記事が載ってましたので、概要を紹介します。

1月初旬にかけて値下がりしていた優待券が、5月末まで利用できることで、企業の
総務担当者らがまとめ買いをして、金券ショップなどで値上がりしているらしい。

この優待券で、8月も安く飛べる「ウラ技」があることが判明しました。

JALやANAでは、5月と11月の年2回、株主へのサービスとして優待券を発行。
国内線に正規料金の半額(片道1区間)で乗れる。株主以外でも使用できる事から、
金券ショップの人気商品として売られ、サラリーマンの出張や家族旅行などに利用
されているようです。

現在、流通しているのは昨年11月に発行された有効期限5月31日までのもの。

JAL優待券は、会社更生法を申請する1週間前の今月12日、東京・新橋や新宿の
一部の金券ショップで2000~2500円で売られていた。それが現在は 3300 ~
4000円に値上がりしているようです。

一方、ANA優待券は 4000~5000円で、ほとんど変動がない。

当初、利用不可になると思われた株主優待券で、客が敬遠した事で、値を下げたが
企業再生支援機構が、5月末まで通常通り使えると発表し、購入者が戻ってきた。

また、新橋の金券ショップ経営者も「売れ行きが一気に活発に。 社員の出張等に
使うため、まとめ買いしていく会社総務関係者や、日航が上場廃止になり割引券が
発行されなくなる可能性から、コレクション目的で購入する飛行機オタクもいる。」と。

そして、優待券にはウラ技があり、有効期限が5月31日の優待券を利用して、8月
下旬までの旅客機に乗るには、優待券でオープン航空券を購入するという方法。

オープン航空券は、購入時に搭乗者と発着地だけを決め、日時は、決めずに発行する航空券。
利用期間は発券した翌日から90日間のため、仮に5/31に発券すると、8/29
まで使えることになる。予約は、空席がある場合にできるようです。

金券ショップ経営者によると、「地方に単身赴任しているサラリーマンが夏休みで、
自宅に戻る際、結構この方法を利用している。」と言っています。

JAL株は、2/20に上場廃止されても、優待券は利用価値がありそうです。

それでは、また。
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オバマ大統領の新金融規制改革案で、激震!?

2010-01-22 18:01:54 | ニュ-スからひと言

         
週末においしいビールを飲むつもりが、苦いビールになりそうです。

オバマ米大統領は、「銀行がマンモスになってるので、つぶせない。」状況を打破
するため、新金融規制案をぶち上げました。
      http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100122-00000646-reu-bus_all


リーマンショック後、1年半がたち、失業率が10%台となってる中、「業績回復する
一部メガバンクがあり、巨額のボーナスを支給するのは けしからん。」と言う事らしい。

投資銀行的業務や拡大路線を規制し、金融危機の再発防止的意味合いと民主党の
中間選挙を睨んだ運営が、背後にあるみたい
です。

特に、ヘッジファンドへの投資禁止やトレーディング制限などがあり、これを嫌気した
NY市場の金融株を中心にした大幅続落の影響を、日本市場はモロに受けた
感じです。

昨夕までの為替92円台視野も、夜明けと共に90円割れですから、こりゃ痛い!
こんな展開になるとは、想定外でした。


さて、日経平均は、大幅下落し277円安の10590円の大引けでした。 
(出来高 概算28.6億株の大商いでした。)

冒頭の新金融規制案の発表を受け、NY市場の激震が、日本にも伝播しました。
また為替が1.5円以上円高に触れ、これも嫌気されました。

日経平均は、25日移動平均線辺りまで下落し、年初からの上昇分をはきだしました。
今週の調整により、来週早々にもリバウンドしても良い水準になっています。
今日は、日経平均300円以上、下げた段階で押し目を入れた方は、OKでしょう。

週末のNY市場がオバマ・ショックの悪材料出尽くしから、反発となるか注目です。
米のハイテク決算が比較的良好なので、ナスダック主導で持ち直してほしい所。

ブロガー、読者の皆さん良い週末を!!

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