「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

着る化粧品を開発!来春販売って!?

2015-11-30 23:59:39 | ニュ-スからひと言

              
今日、帝人は、子会社帝人フロンティア(大阪市)が、肌荒れを防ぎ皮膚に
潤いを与える効果のある化粧品成分を配合したウエア「ラフィナン」を開発
したと発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151130-00000125-jij-bus_all

女性用下着などを2016年春夏物から展開する。肌着分野での医薬品
医療機器法に基づく化粧品は日本で初めて。

「ラフィナン」はポリエステル繊維に、健康な肌に近い弱酸性の化粧品成分
であるリンゴ酸を配合しているのが特長。肌に直接触れるように着用する事
で、肌荒れなどを防ぐ。効果は複数回洗濯しても変わらないという。

帝人フロンティアは、「ラフィナン」を応用したTシャツなどのスポーツアイテム
をデサント向けに提供するほか、他のアパレルメーカーにも広げる計画。

 
これは、画期的な商品で、ポリエステル繊維にリンゴ酸を配合しているとの
ことですが、洗濯-脱水-乾燥の工程(加圧・過熱)の耐久性がどの位ある
のか、コスト・パフォーマンスの観点から興味あるところです。

女性の支持を得られるのか、来春以降の動向に注目しています。

さて、日経平均は下落し、136円安の19747円の大引けでした。
(出来高 概算24.6億株の商い。)

週末のNY株式市場がマチマチの中、ザラ場の上海市場が軟調(終値で
戻す)と日経平均は、値を落とし押し目買いは、中小型株の一部に限定的。

日経平均の続落で、ボリンジャーバンドの+1σを割り込み、25日線との
間に移行し、踏ん張りどころです。

注目のNY市場、小動きのスタートで、終了時にクリスマス商戦への期待
からプラス引けできるかポイント。

明日の日経平均、実質12月相場入りで、早速の反発を想定しています。


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12月第1週 相場展望と予定

2015-11-29 23:38:52 | 相場展望

              
11/24~週の日経平均は、膠着感の強い相場展開でした。節目の2万円台に
タッチできそうで、できない1週間で、終値での値幅は、わずかでした。

週後半の感謝祭を前に、商いが減少し節目の大台を捉えるのは、明日から週に
持ち越しです。

国内で見ると、注目のイベント、TPP政策大綱の取り決めや1億総活躍社会を
目指す取り決めなどありましたが、トルコ軍によるロシア機の撃墜など地政学的
リスクもあり、上値追いは限定的でした。

日経平均は、1週間で4円上昇(↑0.02%)の19883円で大引けでした。

12月第1週(11/30~12/4)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日からの週は、米が、ブラックフライデーを通過し、サイバーマンデイ突入する
クリスマス商戦が活況となるのを受けたNY株式市場の動向に注目です。

経済指標で、国内で11/30に10月鉱工業生産指数、12/1に法人企業統計、
12/4に10月勤労統計、11月消費動向指数などあります。

海外は、米で12/1に11月ISM製造業景況指数、12/2にベージュブック、
ADP雇用統計、12/3にイエレンFRB議長の議会証言、10月耐久財受注、
11月ISM非製造業景況指数、12/4に11月米雇用統計が発表されます。

ほぼ想定内なら、テロなどの新たな地政学的リスクの発生がなければ、年末高
暗示する師走相場へ向け、好需給の中、上値追いの展開に期待したい。

日経平均、12月第1週(11/30~12/4)レンジは、19750円~20250円
程度を想定しています。

1.12月第1週(11/30~12/4)主なイベントと予定
 11/30
 日本 10月鉱工業生産
 日本 10月商業動態統計
 日本 黒田総裁、名古屋で各業界代表者と懇談
  米   10月中古住宅販売件数
  米   11月シカゴ購買部協会景気指数
  米   サイバーマンデー
  世   COP21(~12/14、パリ)
  世   IMF理事会で人民元のSDR入りを決定
 12/1
 日本 7~9月法人企業統計
 日本 11月百貨店個社月次売上高
 日本 11月新車販売台数
 日本 伊藤園 決算
 日本 流行語大賞決定
  米   11月ISM製造業景況指数
  米   11月自動車販売
  米   シカゴ連銀総裁講演
 中国 11月製造業PMI
  印   インド金融政策決定会合
  ブ   7~9月ブラジルGDP
 EU  ユーロ圏10月失業率
 12/2
 日本 自公幹事長 訪中(~12/5)
 日本 国際ロボット展(~12/5、東京ビッグサイト)
 日本 ブラジル大統領来日
  米   11月ADP雇用統計
  米   ベージュブック(米地区連銀経済報告)
  米   イエレンFRB議長、講演
  豪   7~9月豪州実質GDP
 EU  ユーロ圏11月消費者物価
 12/3
 日本 インベスタークラウド 新規上場
  米   10月耐久財受注
  米   11月ISM非製造業景況指数
  米   新規失業保険申請件数
  米   イエレンFRB議長、議会証言
 EU  ユーロ圏10月小売売上高
 EU  ユーロ件11月サービス業PMI
 EU  ECB理事会
 12/4
 日本 鎌倉新書 新規上場
 日本 10月勤労統計
 日本 11月消費動向指数
 日本 HIS 決算
 日本 金属労協が春闘方針決定
 日本 ミシュラン東京発売
  米   11月雇用統計
  独   10月製造業受注
  世   OPEC総会

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/27)

 今日のNY市場はドル買い優勢となっていたものの、感謝祭明けの通称ブラック
 フライデーで、他の市場は短縮取引となる中、全体的に動意薄の展開ではあった。

 中国の大手証券会社へ当局の調査が入っているとして、中国株が大きく下落して
 いたが、米株が落ち着いた反応を見せており為替市場への影響は小さかった。

 来週はECB理事会や米雇用統計、そして、OPEC総会など重要イベントが控える
 中、調整の動きが中心となっている。

 ドル円はNY時間にかけて買戻しが優勢となり、122円台後半まで戻した。中国株の
 急落でドル円も122円台前半まで下落していたが、122円台はサポートされた格好。

 きょうの21日線は122.45付近まで上昇してきていたが、きょうもそれを割り込むと
 押し目買いが活発に入りサポートされている。

 ただ、123円台を試す気配も一方でない。来週の重要イベントを控えて、そこまでは
 やる気にならないようだ。きょうも122円台でのレンジ取引ではある。

 一方、ユーロドルは下値模索が続き、きょうも1.05台に値を落としている。感謝前
 25日のNY市場では一時1.0565付近まで下落していたが、きょうもその水準を試す
 動きが出ていた。1.0550付近には強いサポートがあるようで心理的節目1.0500
  には接近できていないが、一方で買い戻しが入ると10日線(本日1.0650付近)を
  背にファンド勢からも積極的に戻り売りが出て上値を抑えられている。

 市場では来週のECB理事会を巡って様々な思惑が飛び交っている。中銀預金の
 マイナス金利拡大や、QEの期限延長、そして、月間の購入ペース拡大など。更に
 購入する債券も国債のみならず州や都市発行の地方債にも拡大する案や、中銀
 預金のマイナス金利を預ける額に応じて異なる金利を課す案などなどである。

 ECB理事会まであと1週間だが、具体的な内容に対して、いまひとつコンセンサスが
 形成できない状況が続いている。    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287307

 米国債利回り
   2年債          0.919(-0.016)
   10年債        2.220(-0.014)
   30年債        2.997(+0.002)
   期待インフレ率  1.635(-0.003)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、10年債利回りは低下。中国の大手証券会社へ当局の調査が
 入っているとして、中国株が大きく下落したことで利回りも下げている。

 ただ、きょうは短縮取引だったこともあり、感謝祭明けで様子見気分が強かった。
 2-10年債の利回り格差は+130(前日+130)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287306

3.NY株式市場 結果(11/27)

 NY株式27日
  ダウ平均        17798.49(-14.90 -0.08%)
  S&P500        2090.11( +1.24 +0.06%)
  ナスダック         5127.52(+11.38 +0.22%)
  CME日経平均   19885    (大証終比:+25 +0.13%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は小幅安。感謝祭明け俗に言うブラックフライデー
 で、きょうからクリスマス商戦スタートとなる。きょうは現地時間1時(日本時間28日
  3時)までの短縮取引で、来週以降の重要イベントを控える中、きょうは様子見気分
  が強まった。

 中国の大手証券会社へ当局の調査が入っているとして、中国株が大きく下落して
  いたが、米株は落ち着いた反応を見せている。

 ダウ採用銘柄ではディズニーが下落して始まっている。傘下のスポーツ専門チャン
 ネルESPNの加入者数が前年比3%減少したことが、明らかとなり嫌気されいる
 模様。

 ナスダックも横ばい。ディズニーの影響で21世紀FOXやバイアコムが軟調。一方、
 ネットフリックスは堅調なスタート。  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287304

4.NY市場、原油先物1月限/金先物2月限 各結果(12/27)

 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=41.71(-1.33 -3.09%)
 ブレント先物1 月限(ICE)(終値)
  1バレル=44.86(-0.60 -1.32%)
 ブレント-WTI 3.15(前日3.13)

 今日のNY原油先物相場は大幅反落。ロシアとトルコとの緊張が緩むとの期待や、
 リビアの供給拡大観測が戻り売りを強めた。

 供給過剰懸念が根強い中、きょうもドル高が優勢となっていたこともあり、1月
 限は41ドル台まで再び下落している。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287300

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1056.20(-13.50 -1.26%)

 今日のNY金先物相場は続落。ECBの追加緩和期待や、FRBの利上げ期待で、
 きょうも為替市場でドル高が優勢なっており金を下押ししている。
 ロシアとトルコの緊張が緩むとの期待も圧迫。

 2月限は一時1050ドル付近まで下落し安値を更新。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=287301

 
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不動産、ミニバブル!ピークは2017年にかけて!?

2015-11-28 23:59:48 | ニュ-スからひと言

               
11月最終土曜の晩、ニュース記事から一言つぶやきます。

金融機関の不動産業向け融資が高水準で推移している。国内銀行の2014年
度 新規貸し出しは10兆円を上回り、バブル絶頂期の1989年度やミニバブルと、
言われた07年度の水準にほぼ並んだ。

金融庁は、融資の焦げ付きなどで各地の地方銀行や信用金庫の経営に影響を
与える恐れがないか、監視を強めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151128-00000042-jij-bus_all

日銀の統計によると、14年度の不動産業向けの設備資金の新規貸し出しは、
銀行が10兆1549億円と7年ぶりに10兆円を超え、信用金庫も2兆円を超える
水準です。

大手行では、都心の物件に投資する大手再開発業者や不動産投資信託(REIT)
向け融資がけん引。これに対し、地銀や信金は個人の資産管理会社など中小向け
融資の伸びが高いのが特徴のようです。

地銀・信金の不動産業向け融資の増加の背景には、今年から相続税が増税の
影響もある。

借入金で不動産を購入すれば資産家は相続税を抑えられるため、地方の県庁
所在市を中心に、「相続税対策で賃貸用のアパートやマンションを建設する
ニーズが増えている」(有力地銀)という。

日銀の大規模金融緩和で超低金利が続く中、利ざやを稼げる有望な貸出先が
少ないことも、地銀を不動産向け融資に走らせる要因になっています。


07年と言えば、不動産流動化ということで、不動産の証券化が異常に進み
サブプライム問題が表面化する沸騰前状況。今回のミニバブルは、同じ轍を
踏まない経済の英知が問われるところです。

建設業界のピークは、東京オリンピック前の2017年にかけてと、小生は
診ていますが、読者の皆さんは、どう判断しますか?

それでは、また。

 
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農業人口、5年で51万人減少し200万人割れ目前って!?

2015-11-27 23:58:56 | 政治に物申す

               
今日、農水省が発表した2015年の農林業センサス(速報値)によると、
日本の農業就業人口は10年の前回調査から51万6000人減少して
209万人になった。

減少率は19.8%で過去最大だった前回の22.3%とほぼ同水準と
なりました。平均年齢は66.3歳で、前回調査の65.8歳よりも、高齢
化が進行しました。                                【松倉佑輔】
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6182288

高齢化で農業をやめる人が多い一方、若者の新規就農は伸び悩んで
おり、農業の体質強化を急ぐ必要性が明確になった。

農業就業人口は1985年は542,8万人だったが5年ごとに約2割
ずつ減少する傾向が続いている。

年齢別で見ると、65歳以上は132.6万人で、全体に占める割合が
63.5%。39歳以下の割合は6.7%に留まっており、若手農業者
数は伸び悩んでいる。

農業を主な仕事にしている基幹的農業従事者は176万8000人で、
13.8%減でした。

耕地面積が30a以上であるなど経営規模が一定以上「農業経営体」の
数は137,5万で、前回調査より18.1%減少したものの、法人経営は
2万7000と25.5%増加。一方、東日本大震災の被災地である岩手、
宮城、福島の3県では農業経営体が22.6%減の13.9万と全国平均
より減少率が大きかった。


農業を何とかしなければいけないと、10年前から言われていたけれど、
具体的な施策なしに進んだ結果でしょう。食料自給率は、40%をきり
危機的な状況。

オランダの様に、ICTを駆使した競争力ある輸出型に活路を見出せれば
ドメスティックなマーケットもカバーできるかもしれません。収益が出る
ブランド農業を、さらに推進していく必要がありそうです。

さて、日経平均は、60円安の19883円の大引けでした。
(出来高 概算18.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が、感謝祭の休場のため、EU市場が底堅い終了と
なり、寄り付き直後、2万円にタッチする寸前でしたが、売りに押され、
週末の手仕舞いもあり、終日マイナス圏でした。

日経平均は、反落したものの、下値の堅さを確認した1週間で、来週に
向け2万円大台への充電期間と捉えれば、師走相場に向け良しと・・・。

注目のNY市場、やや売り先行のスタートですが、ブラックフライデー期待
あり、終了時にプラス引けするか、ポイント。

月末、2万円台にタッチするか、期待持ちながら師走相場になりそうです。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

 
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経団連会長、「今年上回る賃上げ呼びかけ」で効果は!?

2015-11-26 23:58:30 | 政治に物申す

               
来年春の賃上げについて異例の言及です。経団連の榊原会長は政府要請を
受け入れ、業績が好調な企業には“今年を上回る水準の賃上げを呼びかけて
いく”方針を表明しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151126-00000026-jnn-bus_all

「産業界から示された方針を高く評価したいと思います。しっかりと実行して
いただくように期待しています」(安倍首相)

26日に開かれた政府と経済界との「官民対話」で、経団連の榊原会長は
政府からの賃上げの要請を受け入れ、来年の春闘で業績が好調な企業に
対してベースアップやボーナスを含めた年収ベースで今年を上回る水準の
賃上げを呼びかけていく方針を表明しました。経団連が政府からの賃上げの
要請を受け入れるのは3年連続です。

「名目3%成長も視野におきながら、昨年を上回る水準の賃金引き上げを
期待したいと呼びかけたい」(経団連 榊原 会長)


今回、経団連会長の発言には、政府の強い要請があります。

安倍首相は、東京オリンピック開催の2020年頃に、名目GDP600兆円
目標を設定しており、最低賃金を毎年3%程度引き上げる事も目指す方針
です。

企業収益を伸ばしている大企業は賃上げ可能でしょうが、中小企業に浸透
していくか、「笛吹けど踊らず」にならなければ、と思います。

また、政府は、2017年4月の消費税増税に合せて、加工食品を含む生鮮
食品の減税(据え置き)を是非、実施してもらいたいと思います。

さて、日経平均は反発し、96円高の19944円の大引けでした。
(出来高 概算18.6億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、底堅い展開で返るも、為替がやや円高に振れましたが、
EU市場の大幅上昇や先高感から先物も悪さをせず、19900円台の底
堅い展開となりました。

日経平均の戻り高値更新で、3カ月ぶりの199円台中盤まで戻し、大台
2万円台まで後一歩です。この心理的節目を突破できるか、外資と先物の
買い意欲次第と言った格好です。

注目のNY市場は、感謝祭で休場。EU市場は概ね上昇しており、週末の
明日、日経平均は、底堅い展開を想定しています。

 
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旧村上ファンドのドン、相場操縦で強制捜査!?

2015-11-25 23:58:29 | ニュ-スからひと言

               
今日、特定の上場企業の株価を意図的に下げるなどした疑いが強まったとして
証券取引等監視委員会は、金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で、旧 村上
ファンドの村上世彰元代表(56)の自宅など関係先を強制調査した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2015112500665

監視委は刑事告発を視野に、押収した資料の分析や関係者の聴取を行い、実態
解明を進める方針。

関係者によると、強制調査を受けたのは、村上元代表や投資会社代表を務める
長女が住む、東京都渋谷区のそれぞれの自宅など。

村上元代表は特定の上場企業1社の株式を大量に売って、株価を意図的に引き
下げるなどした疑いが持たれている。


もう引退して、ファンド運営を長女に任せていると思いきや、やはり曲者。
かつて、もの言う株主として君臨。記憶ではライブドア強制捜査に入った06年
夏前に村上ショックがあったと記憶しています。

今回も「火のない所に煙はたたず」で、灰色の印象。上記の上場企業の売り操縦
ターゲットになった企業は、気の毒ですが、企業名が気になります。

さて、日経平均は、反落し77円安の19847円の大引けでした。
(出来高 概算20億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、序盤はトルコがロシア軍機を墜落させたとの報で、地政学的
リスクオンで売られたものの、原油相場が上昇すると、資源株の戻りから、+に
転じました。その地合いの中、為替が円高に向かい、下落して始まると終日軟調。
下値は限定的でしたが、陽線引けとななりませんでした。

日経平均は、反落したものの、5日線辺りをサポートに、ボリンジャーバンドで
バンドが上昇に転じており、リバウンドの芽を残した格好です。

注目のNY市場、感謝祭休日前に小動きの展開ですが、「閑散に売りなし」の
商状でジリ高を終了まで維持できるかポイント。

明日の日経平均、早速の反発を想定しており、先物の動きに注目です。

 
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ゴールド色で、爆買い誘う製薬会社の戦術って!?

2015-11-24 23:58:31 | ニュ-スからひと言

                
金色で爆買い誘え!--医薬品メーカーなどが相次いで、中国人が好む
金色の商品パッケージを採用している。観光客の目を引き、購買意欲を
駆り立てる狙いだ。今年1~9月に日本を訪れた外国人は、前年同期比
48.8%増の1448万人と過去最高で、うち4分の1を占める中国
人は、1人当たりの消費額が平均28万7000円と突出している。

中でも医薬品は「日本製が安全・安心」と人気が高く、まとめ買い需要が
大きい。パッケージの色が売れ行きを左右するほどで、爆買いの影響は
とどまるところを知らない。                 【岡田功、小坂剛志】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151124-00000033-mai-bus_all

小林製薬は、発熱時におでこに貼る「熱さまシート」の金色パッケージ
(16枚入り)を密かに1万箱作り、9月半ばから外国人の買い物客で
にぎわう大阪・心斎橋のドラッグストア19店舗で試験販売している。

青やピンクの通常パッケージ商品と色が違うだけで、中身も価格も同じ。

「金色包装」「限量銷售(限定販売)」の謳い文句と共に、店頭に並べて
いる。

熱さまシートは、中国のウェブサイトで「日本で買わなければならない
12の神薬」と紹介されている。同社によると、現地でも製造・販売して
いるが、中国では6枚入りが約400円なのに対し、日本では16枚入り
が同価格。

日本製の安心感も加わって、爆買い効果は今年度前半だけで5億円に
のぼった。

試験販売中の金色パッケージ商品は、「市場で全く認知されていない
のに通常商品と同等以上の売れ行きで、全体の販売量も増えている」
と手応え十分。
今後、正式なラインアップに加えるかどうかを検討する様です。

カイゲンファーマ(大阪市)は今年5月、感冒薬「カイゲン顆粒」胃腸
薬「新キーパーU顆粒」パッケージを光沢ある金や赤色に変え、心斎橋、
東京・銀座のドラッグストアを中心に投入した。パッケージには、英語で
「Made in Japan」と目立つように表記し、日本製アピール。

「中華圏では金や赤は縁起がいい色とされ、取引先の反応もいい。
確実に売り上げは伸びている」(商品企画部)という。

また、興和(名古屋市)の三次元マスクは、フィルター機能高いシリーズ
最高級品に金色パッケージを採用、「PM2.5対策」をうたう。
同シリーズは、市場シェアのトップクラス。同社は「インバウンド需要を
意識したわけではなく、これまでのシリーズとの差別化を図るために金色
を使った」というが、金色パッケージの商品だけ、店頭でワゴン販売する
心斎橋のドラッグストアもある。

その他、フルタ製菓(大阪市)は8月、口溶けを改良の「金の生クリーム
チョコ」をスーパーや量販店向けに発売。ネーミングに合わせて、金ピカ
包装に変えて、訪日外国人の間で抹茶味に続くブームを呼びたいと意気
込んでいる。


中華圏の人がゴールド色を好む特性を生かした商品パッケージ色使いは
日本製の信頼性・品質に加え、新たな需要を掘り起こしそう。この流れは
薬品業界だけに留まらず、化粧品・食品・小型家電・IT機器など追従の
動きがあるかもしれません。

さて、日経平均は小幅続伸し、45円高の19924円の大引けでした。
(出来高 概算20.6億株の商いでした。)

週明けのNY市場が小幅下落で終了し、その流れから小安く始まった東京
市場でしたが、押し目買いの動きがあり、後場にプラス圏に浮上すると、
小幅高を保って、終了しました。

政策期待などもあり、先物も悪さをする仕掛け所がなかったようです。

日経平均の5日続伸で、5日線が下値サポートしており、上昇するボリン
ジャーバンドの+1~+2σに添った動きで、多少上下はあっても、週末
日経平均、2万円台が視野に入ってきました。

注目のNY市場、下落してのスタート。シリアを巡るトルコvsロシアの
動きを警戒し、嫌気売りとなってますが、どこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、上昇一服を想定しており、陽線引けとなるか注目です。

 
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11月第4週 相場展望と予定

2015-11-23 23:31:43 | 相場展望

               
11/16~週の日経平均は、週初こそ、パリ同時多発テロを警戒した売り
先行も米FOMC議事録が公開され、米国12月利上げに向け環境が整い
つつあることを示しており、市場も利上げを織り込んだ底堅い展開となった。

ドル/円は122円~123円になり、日経平均の背中を押した格好でした。

結局、日経平均は1週間で276円上昇(↑1.41%)の19879円の大引け。

11月第4週(11/23~11/27)の主なイベントと予定は、下記1の通り。

明日からの週は、米国の感謝祭ウイーク、週末にブラックフライデーを控えて、
NY株式市場の堅調な展開が見込まれます。

さて、国内の経済イベントでは、11/21にTPPの大筋合意を受けた対策が
戦略的TPP関連対策大綱決定として11/25リリース予定。また一億総活躍
社会の実現に向けた緊急対策を11/26に取りまとめ予定です。
また、日本版の10月雇用統計があります。

海外は、米で11/24のGDP改定値、11月消費者信頼感指数、11/25
10月耐久財受注、同 新築住宅販売件数、同 個人消費/支出等 目白押し。

11/27のサンクス・ギビングデーと翌週月曜のサイバーマンデーを控え、個人
消費の底堅さにも注目です。

また、今日 勤労感謝の祝日、先物では一時 日経平均が20000円台をつける
場面もありました。

日本株式市場は、外部環境の改善、為替の円高是正、企業業績の底堅さを
背景に、リバウンド相場を想定しています。

日経平均、11月第4週(11/24~11/27)レンジは、19750円~20150円
程度を想定しています。

1.11月第4週(11/23~11/27)主なイベントと予定
 11/23
 日本 休場(勤労感謝の日)
  米   10月中古住宅販売件数
   米   シカゴ連銀全米活動指数
  米   国債入札 2年債(260億ドル)
  米   米議会休会(~11/27)
  独   11月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU  ユーロ圏財務相会合
 11/24
 日本 10月全国スーパー売上高
 日本 榊原経団連会長 会見
 日本 プラネット、DyDo 各決算
  米   第3四半期GDP改定値
  米   9月S&Pケースシラー住宅価格
  米   11月カンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   ヒューレットパッカード、キャンベルスープ、ティファニー 各決算
  米   国債入札 5年債(350億ドル)
 米仏 首脳会談
  独   第3四半期GDP
  独  11月Ifo景況感指数
 11/25
 日本 日銀議事録(10/30分)
 日本 戦略的TPP関連対策大綱決定
 日本 気象庁3カ月予報
 日本 内田洋行 決算
  米   10月耐久財受注
  米   10月新築住宅販売件数
  米   10月個人消費/支出
  米   新規失業保険申請件数(11/21までの週)
  米   国債入札 7年債(290億ドル)
  印  インド市場 休場
 11/26
 日本 1億総活躍社会実現に向けた対策第1弾
 日本 ラクーン、アインファーマシーズ 各決算
  米   休場(米国市場はサンクスギビングデー)
 露仏 首脳会談
 EU 10月ユーロ圏マネーサプライ
 11/27
  日本 10月有効求人倍率
 日本 10月完全失業率
 日本 10月全国消費者物価指数
 日本 10月家計調査
 日本 ネオジャパン、新規上場
 日本 日本駐車場 決算
  米   株式・債券市場は短縮取引(ブラックフライデー)

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/20)

 今日のNY市場はドル買いの動きが優勢となっている。材料は特に何もなかった
 が、FOMC議事録後のドルロングの調整がきょうは一服している。12月の米利
 上げ期待が確信に近づいている中、ドルの先高感は根強く下値での買い意欲は
  強い。

 ドル円は122円台後半での振幅が続いた。ドル高の圧力はあったもののクロス円
 下落の圧力もあり、123円台は重かったようだ。ただ、122.50水準に行くと買い
 意欲は強まり、しっかりと水準は維持され、崩れる気配まではない。先高感の強さ
 をうかがわせる動きではある。

 一方、ユーロドルは再び下値模索となっており、1.06台半ばまで値を落とした。
 市場は12月のECB理事会での追加緩和をほぼ確実視する中、きょうのドラギ総裁
 発言はその期待感を強めさせたようだ。

 総裁は「資産買い入れプログラムと中銀預金金利の調整を利用可能なツール」と
 して指摘し、「責務の範囲内で利用可能な全てのツールを利用する」と述べた。

 中銀預金金利のマイナス幅拡大と債券購入規模(現在月間600億ユーロ規模)を
 同時に打ち出してくる可能性を示唆したとも受け止められる。

 ユーロドルは心理的節目の1.0500水準と年初来安値の1.0460水準を視野に入れた
 動きは継続といったところだ。      http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286366

  米国債利回り
   2年債          0.913(+0.021)
   10年債        2.261(+0.012)
   30年債        3.017(+0.006)
   期待インフレ率  1.635(+0.025)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは後半にかけて上昇している。この日米経済指標の
 発表も無く手掛かり材料に乏しかった。序盤はFOMC議事録後の調整の動きが
 先行したことや、この日はドラギECB総裁が追加緩和に意欲を示したこともあり、
 利回りも下げが先行した。ただ、為替市場でも調整の動きが一服していたことも
 あり利回りも反転している。

 政策金利に敏感な2年債利回りは0.9%台に上昇し、10年債も2.23%まで低下後、
 2.26%まで反転する動き。

 2-10年債の利回り格差は+135(前日+135)で変わらず。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286364

3.NY株式市場 結果(11/20)

 NY株式20日
   ダウ平均          17823.81(+91.06 +0.51%)
   S&P500          2089.17 (  +7.93 +0.38%)
   ナスダック          5104.92 (+31.28 +0.62%)
   CME日経平均      19945     (大証比:+55 +0.28%)

 今日のNY株式市場は反発。12月の利上げが織り込まれる中、投資家は利上げ
 開始後も緩和解除のペースは緩いとの期待感にシフトしている。きょうのドラギ
 ECB総裁の発言で追加緩和期待がより強まっていた事もフォローとなった様だ。

 ダウ採用銘柄ではナイキの上昇が相場をサポートしている。120億ドルの自社株
 買い設定や、株式分割、増配計画を同時に発表した。ナイキは5%超上昇している。
 その他、ホームデポやユナイテッド・ヘルスが上昇している。シェブロンやエクソン
  モービルといった石油関連株が軟調。

 きょうも小売りセクターの堅調な動きが目立った。その中でもアパレルのアバー
 クロンビー・アンド・フィッチが大幅高。小売セクターは好調な決算で堅調な動きが
  目立つ中、同社は第3四半期の決算を発表しており、こちらも既存店売上高が
  予想を上回った。特に同社の売上の半分を占めるカジュアルブランドのホリスター
  (Hollistar)が好調。既存店売上高が前年比で3%増加しており、予想(1.1%減)
  外の増加となった。

 ナスダックも反発。アルファベットやネットフリックスが上昇。クアルコムも買戻しが
  続いている。

 税務・会計ソフトのインテュイットが大幅高。決算を発表しており、売上高見通しが
  予想を上回った。11月~1月の1株利益は0.17~0.20ドルを見込み、予想(0.05
 ドル)を大きく上回っている。クラウドサービスの利用が増えており、同社のクラウドの
  「クイックブックス・オンライン」が奏功。

 電子機器設計ソフトのメンター・グラフィックスが30%超の急落。決算を発表しており、
  第3四半期は予想を若干下回る程度の利益だったものの、第4四半期の見通しが
  予想の半分程度となっている。アナリストの投資判断引き下げも相次いでいたが、
 半導体企業の統合が相次ぐ中、同社の経営環境も悪化しているとの指摘も聞かれた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286363

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果

 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=40.39(-0.15 -0.37%)
 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=41.90(+0.18 +0.43%)
 ブレント先物1 月限(ICE)
  1バレル=44.66(+0.48 +1.09%)
 ブレント-WTI(1月限)2.76(前日2.46)

 今日のNY原油先物相場は反落。12月限はきょうが最終売買日となったが、売りが
 優勢となっている。一時40ドルを割り込む場面も見られたが、きょうも40ドル台は
 維持している。買い意欲も根強いようだ。

 一方で来週から中心限月となる1月限は上昇。この日発表の米国内の原油のリグ
  稼動数は5年ぶりの低水準となっていた。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286357

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1076.30(-1.60 -0.15%)

 今日のNY金先物相場は反落。ドルロングの調整が強まっていることから序盤は
 上昇して始まったものの、NY時間に入るとドル売りの動きも一服し、金も戻り売
 りに押された。

 12月限は1075ドル付近まで低下。    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=286359

 
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貴族を目指して!? 

2015-11-22 23:24:44 | 役立つ投資情報

                
3連休の中日は、個別銘柄の紹介します。

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足元2400円前後ででのもみ合いが続く鳥貴族(3193)、12/4の今
7月期第1四半期(1Q,8~10月)決算発表を控えて、上放れの期待が、
高まってきた。

今7月期通期営業利益は13.84億円(前期比23.8%増)と連続で大幅
増益を計画している。年間配当金は4円となっており、8月に行われた1対3
株式分割を考慮すれば、実質的な増配。

中間経営目標は、3商圏500店舗、売上高250億円としており、今後も
新規出店を強化していくとともに、既存店売上高の維持向上を掲げている。
前年度は、順調な滑り出しとなり、今7月期においても当初計画を上回ると、
会社側では、計画している。

上期スタートとなった8月以降、3カ月間月次売上高は、いずれも前年同月を
14.2%増と大幅な伸びを見ている。店舗数は421店舗から430店舗に
増加。第1四半期の業績次第では、上方修正の発表も期待できそうだ。
                             (出典:日本証券新聞15/11/24号)
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尚、多くの人が知っている様に、この社長の息子が、関ジャニの大倉忠義で
将来は、幹部になる可能性もあります。

また、小生も興味を持って、立ち寄った事があるが、若者で賑わっており、1人
当り客単価は高そうではないが、回転率があり、繁盛していた印象。

この1Q決算の12/4までの動きに注目しています。
(投資の最終判断は、自己責任・自己判断でネ!)

それでは、また。

 
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3連休後の相場は、日経平均2万円台!?

2015-11-21 23:56:12 | 役立つ投資情報

                
3連休の初日は、日経平均がリバウンド基調にある中、ポジティブな展望を
記したモーニングスターからコメントをアップします。

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日経平均株価が2万円に迫ってきた。心理的なフシ目と意識されているこの
レベルを乗り越えていけるかどうかが来週(24~27日)の焦点だ。

もっとも、11月に入ってから順調な上値追いを続けているとはいえ、市場
環境を俯瞰すると、2万円接近で「胸突き八丁」に達したという印象は薄い。
中国株を含め株価の波乱リスクがかなり後退しており、仮に目先、下押す事が
あっても微調整にとどまるだろう。

15年9月中間期(4~9月)決算を洗い直す格好で、好業績株が循環物色さ
れる公算大。カラ売りをのみ込んだ好需給・好業績株や政策関連株をマークし
つつ、ここは相場の順風に乗る局面。押し目買い有利だ。

株式相場にまるごとの楽観は禁物だが、それにしてもこのところの株価を巡る
懸念材料の後退ぶりは7-10月当時に比べると顕著だ。

製造業で見ると、上場企業中間期(4~9月)の経常利益は前年同期比11%
増を達成(非製造業は10%増)。年内の米利上げ観測と背中合せに円安基調
再び強まりつつあり、これが輸出関連株にプラスに働き、夏場の相場を激しく
揺さぶった激震・中国株もすっかり落ち着きを取り戻した。11月初旬の郵政3社
の上場による「郵政祭り」がカンフル剤になった面もある。

20日の日経平均は大引け20円高。19日の日銀政策決定会合で追加緩和を
見送った「黒田バズーカ砲」不発への失望ムードが然程うかがわれず「それは
さておき」といった感じで、好業績株や好材料株が活発に物色されたところにも、
相場の強さが垣間見える。

東証が19日引け後に発表した11月第2週(9~13日)の投資部門別売買
状況では、外国人投資家が3003億円と3週連続の買い越しを記録。

外資系証券の動向から推して11月第3週も買い越しとなった模様だ。8月が
1兆1852億円、9月は2兆5772億円と息をのむような大量売り越しで
市場をかく乱した海外投資家は、ここへきて日本株買いのスタンスを再び強め
つつある。見逃せないのは、11月第2週に、信託銀行が外国人とは逆に3週
連続で売り越し、かつその金額1810億円という高水準だったにも関わらず、
それをこなして株価は上昇トレンドをキープした事実だ。

相場の順風を印象付けるこうした動きは来週も続くだろう。FRBによる年内利
上げ観測の拡大と背中合せに円安・ドル高基調が再び鮮明化し始め、自動車、
電機、精密といった外需関連株にもプラスに働いている。

業種別日経平均・精密株指数は19日、4307Pと、史上初の4300P台
乗せを達成。自動車株では、円安メリットが上場企業では最も大きいトヨタが
来週、戻りの関門とみられる13週移動平均線ラインの7770円所を抜けて
くるようだと、輸出関連株は一段と活気づく可能性がある。

留意したいのは、こうしたケースでしばしば見られる短期的な相場のオーバー
シュート(行き過ぎ)だ。こうなると、反動安は避けられない。しかし、足元では
機関投資家、個人共に機敏な“利食い回転”を利かせ、買い「一方通行」リスク
抑えられている。たぶん、来週も似たような動きだろう。

日経平均2万円は「目標」ではなく、「通過点」の色彩を帯びていく。

東証発表のカラ売り比率は19日現在、34.4%。建設、繊維、化学、ガラス・
土石、鉄鋼、非鉄、陸運、小売、保険、倉庫・運輸など幅広い業種で35%以上
カラ売り比率に達している。たっぷりカラ売りをのみ込んだ建設株は、景気テコ
入れを狙う政策期待とも相まって有望セクターの一つだ。    (赤間憲明)
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20151121-00930829-mosf-stocks
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それでは、また。
 
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