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6/18~の週は、ギリシャ再選挙の緊縮財政派の勝利で、ギリシャのEU
離脱の最悪のシナリオが回避され、欧米市場でもイベント通過のアク抜けで
株式市場は、買戻しの動きとなりました。
日本株については、為替の動きが追い風。ユーロ/円で大きく円高是正の動き
となり100円台へ、またドル/円も週末にかけ80円台へ水準訂正へ。
また、週末にかけては、FOMCのQE3の発表がなく、ドル安の流れを反転。
6/21のNYダウが250ドル下落する中、週末の東京市場は、為替の円高
是正を受け、小幅安に留まり、明日からのリバウンド継続につなげました。
結局、日経平均は、1週間で229円上昇(↑2.67%)の8798円の大引け
でした。
6月最終週(6/25~6/29)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。
明日からは、6/28~6/29に欧州首脳会議が開かれるため、EU情勢の落ち
着きに期待です。また、米でのQE3の見送りにより、円高是正の継続期待もあり、
国内では、消費税増税を柱とした一体改革関連法案が、6/26に採決予定で、
政局不安もあり、円が売られる方向なら、株式市場に追い風となります。
日経平均、6月最終週(6/25~6/29)のレンジは、8650円~9000円
程度を想定しています。
1.6月最終週(6/25~6/29)主なイベントと予定
6/25
日本 高島屋、Jフロント、イオンクレ、ライトオン 等 決算
日本 気象庁3ヶ月予報(7~9月)
米 5月新築住宅販売件数
独 短期債入札
独 7月GFK消費者信頼感調査
世 テニス全英OP
6/26
日本 株式分割/配当/優待 等 6月末権利付最終売買日
日本 大黒天物産 東証1部へ
米 4月S&Pケースシラー住宅価格
米 6月カンファレンスボード消費者信頼感指数
米 国債入札 2年債(350億ドル)
米 モンサント 決算
米 ユタ州予備選(すべての州で予備選終了)
ス スペイン短期債入札
伊 イタリア債入札
6/27
日本 ニトリ、ミルボン、乃村工、平和堂 等 決算
日本 東電 株主総会
米 5月耐久財受注
米 5月中古住宅販売仮契約
米 国債入札 5年債(350億ドル)
NZ 5月貿易収支
6/28
日本 株主総会 集中日
日本 日化薬、スター精、クスリのアオキ、バローズ 等 決算
米 第1四半期GDP確報値
米 新規失業保険申請件数(~6/23までの週)
米 国債入札 7年債(290億ドル)
米 ピアナルト・クリーブランド連銀総裁、講演
独 6月ドイツ失業率/失業者数
英 第1四半期GDP確報値
EU EU首脳会議(~6/29)
6/29
日本 5月失業率/有効求人倍率
日本 5月家計調査
日本 5月全国消費者物価指数
日本 しまむら、ウエザー、ポイント、さが美 等 決算
米 5月PCEコア・デフレータ
米 5月個人所得、個人消費支出
米 ナイキ 決算
米 ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
独 ドイツ連邦議会が欧州安定化メカニズムと財政協定を承認する公算
仏 第1四半期実質GDP確報値
EU 6月ユーロ圏消費者物価指数
6/30
米 国債償還 2年債(411億ドル)
5年債(159億ドル)
ポ ポルトガル第3四半期の短期国債発行計画の発表期限
7/1
日本 関東自動車など、3社合併 「トヨタ自動車東日本」発足
日本 電力各社 電力削減のため、料金プラン削減
日本 再生可能エネルギー 全量買取制度開始
日本 関空、大阪国際空港 合併
日本 レバ刺し、牛の生レバー提供禁止
中国 6月製造業PMI
豪 「鉱物資源利用税」と「炭素税」導入
香 香港返還15周年
EU 欧州安定化メカニズム稼動予定
2.NY市場、為替/債券 各結果(6/22)
22日のNY市場は材料に反応して上下動はしたものの、全体的に方向感の
ない展開となった。ECBがオペの担保要件の緩和を正式に発表したことや、
ローマで独仏伊西の4首脳が会談を行っていたが、GDPの1%の1300億
ユーロ規模の成長支援策を模索していることなども明らかになっており、
ユーロの下げは一服となっている。
メルケル独首相が銀行を直接支援することは違反で、スペインは自国の銀行
に責任があると述べたことや、スペインが銀行の劣後債保有者に責任を負わ
せるといった報道もあり、売りが強まる場面があったものの動きは一時的。
スペイン政府はその観測を否定している。
ユーロドルは1.25台で上下動した後、1.25台半ばに収束する動きとなった。
円はじり安の動きが続き、ドル円は80.55付近まで上昇する場面も見られ、
豪ドル円も81円付近まで緩やかな買戻しが続いた。
ドル円はリバウンド相場の第1関門とも言える3/15-6/1下降波のフィボナッチ
38.2%戻しの80.15水準を突破し、100日線(本日80.45付近)の水準に差し
掛かった。第2関門である上記フィボナッチ50%戻しの80.90を視野に入れつつ
あるといった状況だが、この先、81円までの抵抗も強そうだ。米経済の減速懸念
もある中で、どこまで維持できるかは未知数だが、リバウンドを試す動きは続いて
いる。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=151883
米国債利回り
2年債 0.303(+0.004)
10年債 1.674(+0.058)
30年債 2.762(+0.075)
期待インフレ率 2.082(+0.008)
*期待インフレ率は10年債で算出
22日のNY債券市場、利回りは上昇。特に米経済指標の発表もない中、逃避
買いが一服している。ECBが担保要件の緩和を正式に発表したことで、欧州債が
落ち着いた動きをしていたことや、ムーディーズによる金融機関の一斉格下げ
にも関わらず、株式市場が堅調だったことも利益確定を強めた。来週の入札を
控えてのポジション調整も出ていた模様。
10年債は1.67%台まで上昇し、30年債は2.76%まで上昇している。
2-10年債の利回り格差は137(前日+132)に拡大。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=151882
3.NY株式市場結果(6/22)
NY株式22日
ダウ平均 12640.78(+67.21 +0.53%)
S&P500 1335.02( +9.51 +0.72%)
ナスダック 2892.42( +33.33 +1.17%)
CME日経平均 8835 (大証比:+55 +0.63%)
22日のNY市場、ダウ平均は反発。特に材料もない中、前日の大幅安から
値ごろ感の買いが優勢となった。ムーディーズが米大手銀の格下げを発表して
いたが、予想ほどの格下げ幅でもなかったことで金融株が反発していたことも
サポートとなっている。
ダウ平均は上値は重かったものの、終始、底堅い動きが続いた。
ダウ採用銘柄はウォルマートとメルクを除く28銘柄が上昇。バンカメやJP
モルガンといった金融株の他、マイクロソフト、メルクが上昇している。
ナスダックも反発。ハイテク株は買い戻しが強まっており、アップルやグーグル、
インテルなど主力株は揃って上昇。フェイスブックはアナリストの買い推奨も
出ていた。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=151881
4.NY市場、原油先物8月限/金先物8月限 各結果(6/22)
NY原油先物8月限(WTI)
1バレル=79.76(+1.56 +1.99%)
22日のNY原油先物相場は大幅反発。今日は特に米経済指標の発表もない中、
前日の急落で値ごろ感からの買戻しが強まった。ECBが担保要件の緩和を正式
に発表したことで、為替市場でユーロの下げが一服していたことや、メキシコ
湾に暴風雨が向かっていることもサポートしている。
8月限は一時80ドル台を回復する場面も見られた。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=151874
NY金先物8月限(COMEX)
1オンス=1566.90(+1.40 +0.09%)
22日のNY金先物相場は5日ぶりに小反発、きょうは特に米経済指標の発表も
ない中、前日の急落からの値ごろ感の買い戻しの動きが優勢となった。為替
市場でユーロの下げが一服していたこともサポートとなっている。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=151875
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