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10/24~週の日経平均は、ドル円が3ケ月ぶり105円台の円安となり
相場の追い風となり、上昇しました。週初は、日本電産が円高を跳ね除けて
上方修正など、他企業の決算期待が高まりました。
日経平均は、17200円辺りを底固めに、投資マインド向上となってます。
結局、日経平均は週間で、約281円上昇(↑1.64%)17466円でした。
11月第1週(10/31~11/4)主なイベントと予定は下記1の通りです。
週末、日経平均が17400円台で終了したことにより、17200円処を
サポートとして、17700円台を目指す底堅い展開を想定したい。
また、国内も主要企業の決算発表が継続して行くが、上期決算が円高の
影響による大幅な減益でも、下期決算は悪くないと想起され、物色意欲が
高まっていく展開と診たい。
日経平均、11月第1週(10/31~11/4)レンジは、17200円~17750円
程度を想定しています。
1.11月第1週(10/31~11/4)主なイベントと予定
10/30
EU 欧州は夏時間終了、冬時間へ移行
10/31
日本 日銀金融政策会合(~11/1)
日本 9月鉱工業生産
日本 旭硝子、ファナック、村田製作所、三菱重工、各決算
米 9月個人所得/支出
米 10月シカゴ購買部協会景気指数
EU 第3四半期ユーロ圏GDP速報値
11/1
日本 日銀金融政策会合
日本 日銀展望リポート
日本 黒田日銀総裁、記者会見
日本 バロックジャパンリミテッド、岐阜造園 新規上場
日本 ヤフー、新日鉄住金、住友電工、ソ二-、各決算
米 FOMC(~11/2)
米 10月自動車販売台数
米 10月ISM製造業景況指数
米 9月建設支出
中国 10月製造業PMI
中国 10月財新製造業PMI
豪 中銀政策金利
11/2
日本 10月マネタリーベース
日本 10月消費者態度指数
日本 マツダ、オリンパス、三井物産、各決算
米 10月ADP雇用者数
米 FOMC声明
米 フェイスプック、AIG、各決算
11/3
日本 休場(文化の日祝日)
米 9月製造業受注
米 10月ISM非製造業景況指数
米 新規失業保険申請件数(~10/29までの週)
米 スカイワークス決算
中国 10月財新サービス業PMI
英 中銀政策金利
英 中銀四半期インフレ報告
EU ECB経済報告
EU クーレECB理事、講演
11/4
日本 三菱商事、ユ二チャーム各決算
米 10月雇用統計
米 アトランタ連銀総裁、講演
米 フィッシャーFRB副議長、講演
EU コンスタンシオECB副総裁、講演
11/6
米 夏時間終了、冬時間へ移行
2.NY市場、為替/債券 各結果(10/28)
今日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。きょうの最大の注目は第3四半期
米GDP速報値であったであろう。結果は、前期比年率換算で+2.9%となり予想
(+2.6%)を上回っている。発表直後はドル買いの動きが強まったものの、その後
は伸び悩んでいる。
前日、前々日と今回のGDPは予想を上回るのではとの期待が高まり、為替市場も
既にドル買いが強まっていた。今週発表になった9月の貿易統計(前渡商品ベース)
を受けて純輸出への上振れ期待が高まり、市場関係者の一部には、3%台半ばに
拡大するのではとの強気な見方も出ていた。
しかし、実際は+2.9%となったことから、予想は上回ったものの、少し物足りなか
った印象だ。そのため、ドル買いの動きも限定的となったようだ。詳細を見ても個人
消費の伸びは予想通り鈍化しており、やや心もとない内容ではある。
今回のGDP速報値は12月の米利上げ期待を裏付ける内容ではあったが、来年も
利上げが続くことを強く期待できるほどの内容ではなかったようだ。ただし、まだ
速報段階ではある。
それでもドルは崩れることなく底堅い推移を続けていたが、午後になって売りが加速
している。FBIがクリントン氏のメール問題を再調査すると伝わり嫌気された模様。
米国債利回りも下げに転じている。
FBIのディレクターであるコメイ氏は、クリントン氏が国務長官だった時期にプライベート
のメールサーバーを使って送信していたメールに機密事項が含まれてるかどうか再調査
すると述べた。まもなく大統領選という中、市場はクリントン氏が優勢との見方を強めて
おりドル高の支援となっていた。
ドル円は一時105.50付近まで上昇していたが、メール問題の再調査のニュースが伝
わると一気に売りが強まり、一時104.50付近まで下落した。
一方、ユーロドルは買戻しが強まり、心理的節目の1.10台を伺う展開も見られている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338635
米国債利回り)
2年債0.853 (-0.034)
10年債1.847 (-0.007)
30年債2.615 (+0.002)
期待インフレ率1.738 (+0.008)
※期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場、利回りは低下した。朝方発表になった米GDPは予想を上回っ
たものの、事前に期待したほどではなかったとの見方や、詳細も先行き不安が残る
中味であったことから、利回りの上げは一時的な動きに留まった。
ただ、GDPの反応は限定的だったものの、12月の米利上げ期待を裏付ける内容
ではあった。
午後になってFBIがクリントン氏のメール問題を再調査すると伝わり、10年債や
2年債利回りは下げに転じている。OPECの増産凍結への不安感が高まる中、原油
が急落していたことも10年債利回りを押し下げた。
政策金利に敏感な2年債利回りは、GDP発表直後に0.89%まで上昇したものの、
0.85%台まで低下。10年債利回りは一時1.83%まで低下した。
ただ、2-10年債の利回り格差は+99(前日+97)までスティープ化している。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338631
3.NY株式市場 結果(10/28)
NY株式28日
ダウ平均 18161.19( -8.49 -0.05%)
S&P500 2126.41( -6.63 -0.31%)
ナスダック 5190.11(-25.87 -0.50%)
CME日経平均 17425 (大証比:-35 -0.20%)
今日のNY株式市場、ダウ平均は小幅に続落した。この日発表になった第3四半期
米GDP速報値は予想を上回る内容となったものの、為替市場ではドル買いが加速
する動きも見られず、米国債利回りも低下していることから、序盤の株式市場は底
堅い推移を見せていた。この日のGDPは12月の米利上げ期待を裏付ける内容だ
ったものの、来年以降の利上げ期待までは高めていない。
ただ、午後になって、FBIがクリントン氏のメール問題を再調査すると伝わったことで
株価は下げに転じた。FBIのディレクターであるコメイ氏は、クリントン氏が国務長官
だった時期に、プライベートのメールサーバーを使って送信していたメールに機密事
項が含まれているかどうか再調査すると述べた。まもなく大統領選という中、市場は
クリントン氏が優勢との見方を強めており株式市場の支援材料となっていた。
この日も決算を発表した銘柄を中心に商いが集まっていたが、アルファベットやシェ
ブロンは好決算を発表していたものの、アマゾンやアムジェンの決算は冴えなかった。
まちまちの決算に株式市場は方向感が掴めない展開が続いており、結局、ダウ平均
小幅安で通常取引を終えている。
この日発表の決算で医薬品の値下げ圧力の高まりが伝わっており、ヘルスケアが
全体的に軟調だった。
ダウ採用銘柄ではメルクやファイザー、エクソンモービルが下落。反面、シェブロン、
GE、ユナイテッドテクノロジーズが上昇している。
石油大手のエクソンモービルとシェブロンが決算を発表している。両社とも1株利益
は予想を上回ったが、生産量は予想を下回った。エクソンモービルは09年以来の低
水準。エネルギー市場の低迷が更に長引く場合、埋蔵資産について19%の評価損
計上を迫られる可能性があるとの見方も示していた。エクソンモービルの株価は下落
したものの、シェブロンは1株利益は予想を大幅に上回ったことから上昇した。一部
アナリストからは、過去最高水準に膨らんでいる負債水準を考慮すれば、原油価格が
60ドルを上回らなければ、生き残れない可能性もあるとの指摘も出ている。今日の
WTIは50ドルを下回る水準に下落している。
医薬品卸のマケッソンが急落。7-9月期の決算を発表しており、通期の見通しを
大幅に下方修正したことが嫌気されている。1株利益は12.35~12.85ドルと従来の
13.43~13.93ドルから下方修正した。同業他社との競争が激化しており、値下げを
余儀なくされている状況。思い切った値下げを断行せざるを得ないことから見通しを
下方修正したとしている。
ナスダックも続落。アマゾンが決算を嫌気して売りが強まっており指数を圧迫した他、
バイオ関連の銘柄の下げも目立った。好決算を発表していたアルファベットは横ばい
に終わっている。
バイオ医薬品のアムジェンが大幅安。前日引け後に決算を発表しており、1株利益は
3.02ドルと予想(2.80ドル)を上回った。通期見通しも11.40~11.55ドルに上方修正
している。ただ、主力製品の売上げが、医薬品の価格下落圧力が強まる中、下落して
いることが嫌気されている。主力製品の関節炎治療薬「エンブレル」の売上高14.5億
ドルと横ばいで、予想(14.8億ドル)も下回った。医療保険会社のコスト削減への取
り組みが圧迫しており、同社のブラッドウェイCEOは米国での薬価の問題は直ぐに
はなくならないであろうと述べた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338630
4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(10/28)
NY原油先物12月限(WTI)
1バレル=48.70(-1.02 -2.05%)
ブレント先物12月限(ICE)(終値)
1バレル=49.71(-0.76 -1.51%)
ブレント-WTI 1.01
28日NY原油先物期近12月限は反落。きょうとあす29日の非加盟国を招いての
石油輸出国機構(OPEC)会合の行方が注目されるものの、産油国の協調生産調整に
向けた取り組みへの懐疑的な見方は強く、週末前のポジション絡みの動きなどに押
されるなか、終盤には一段と切り下がった。
12月限は、夜間取引中盤以降は軟調に推移するなか、立会い開始後に49ドル台後半
まで持ち直したのが精一杯で、その後は戻りを売り押されると、終盤には26日に付
けた直近安値(48.47ドル)割れで投げも出て、一時、期近ベースで4日以来となる
48.42ドルまで値を沈めた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338623
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=1276.8 ( +7.3 +0.58%)
28日NY金先物相場は続伸。第3四半期・米国内総生産(GDP)速報値が予想を上
回り、2年ぶりの高い伸びとなったことに対する市場の反応は限られるなか、10月の
米ミシガン大消費者信頼感指数確報値が予想に反して下方修正されたことや、クリン
トン共和党候補に新たなメール問題が出てきたことから、ドル相場が一段と切り下が
ったことなどに下支えられた。
12月限は、通常取引開始後すぐに1262.0ドルと4営業日ぶりの水準へ下落したが、
売り圧力は続かず、すぐさま下値を拾われてプラスサイドを回復すると、引け際には
序盤の高値を上抜き、引け後には1282.6ドルと4日以来の水準へ値を伸ばした。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=338619
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