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オバマ大統領、シテイとバンカメの国有化は ない。と必至に火消しを
しているようだ、とAP電が伝えています。噂も 現実味があるだけに
NY市場の銀行株が足を引っ張っているようです。
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2/16から1週間を振り返って見ると、GDP年率換算-12.7%の
落ち込みも、週初、市場は織り込んでいたと思われます。
ただ、NY市場の金融不安再燃や自動車の再建策行き詰まり感で、ダウの
下値抵抗線の8000ドル割れから、ずるずる下落、週末に7500ドルを
割り込む水準となり、日本市場も週明け下値模索の展開になりそうです。
また、G7後の中川前財務大臣の酩酊会見の世界配信で、麻生政権の政局
不安を助長させ、経済政策停滞を浮き彫りにした事が、為替の円高一服も
外資の売りを誘った、との見方も できるかもしれません。
週明けに昨年来安値(7162円)に接近しても、週後半に持ち直すか注目
しています。
当ブログで、この1~3月期が底で、株価が半年先を見る「ものさし」なら、
持ち直す兆候(トヨタ増産、ホンダのインサイト好調)もあり、昨年来の
安値更新はない、と思いたい。
また、日経平均は、昨年来安値を更新していませんが、TOPIXが25年
ぶりの安値水準と異常で、かなり売り込まれています。
「買いは危険」と10人中9人が思う相場で、株の持ち高を減らそうとする
動きが強まれば、打診買いの好機と見ることが できるかもしれません。
株価は、企業収益に収斂しますが、株式評価損を経常する前の営業利益に
注目し、3月にかけ、利益成長のある企業の銘柄選定チャンスになります。
何れにせよ、今週もNY市場の動向と為替に注目です。
1.日本市場、NY市場の主なイベント(2/23~2/27)
2/23
2月末権利付最終売買日
全国スーパー売上高
日銀、金融機関の保有株式買い入れ再開
2/24
日銀金融政策決定会合議事要旨
日米首脳会談(ワシントン)
米12月S&Pケース・シラー総合(前年比-18.3%程度?)
米2月消費者信頼感指数(36.0程度?)
米12月住宅価格指数
米2月リッチモンド連銀製造業指数
米バーナンキFRB議長の議会証言
2/25
1月貿易収支
1月自動車大手生産販売実績
第2回 国際太陽電池展 (東京ビッグサイト~2/27)
第5回 国際水素/燃料電池展(東京ビッグサイト~2/27)
米1月中古住宅販売(前月比1.3%程度?)
2/26
米1月耐久財受注 (-2.3%程度?)
米1月新築住宅販売(前月比-0.3%程度?)
2/27
1月全国消費者物価指数
1月失業率
1月有効求人倍率
1月住宅着工件数
1月建設工事受注
1月家計調査
1月鉱工業生産(予想 前月比-10%程度?)
1月自動車生産・輸出実績
米10~12月GDP改定値(前期比年率-5.4%程度?)
米2月シカゴ購買部協会景気指数
ユーロ圏1月失業率
2.NY株式市場結果(2/20)
ダウ平均 7365.67(-100.28 -1.34%)
S&P500 770.05( -8.89 -1.14%)
ナスダック 1441.23( -1.59 -0.11%)
CME日経平均 7290 (大証終比:-90 -1.24%)
出来高(億株)
NYSE 21.18
ナスダック 25.75
20日のNY株式市場は、米銀国有化をめぐり混乱した。米株先物が
ロンドンタイムから大きく下げていたことで、序盤から売りが先行した。
米銀行大手が国有化されるとの思惑から、シティやバンカメが大きく
値を下げた。両行とも国有化の可能性を否定するコメントを発表したが、
ドッド上院委員長が米銀の国有化の可能性を示唆したことで、株価が
一段安となった。ダウ平均は200ドル超下げて7200ドル台に突入
する場面があった。シティが2ドル割れへと売り込まれた。
ホワイトハウスが、民間による金融システムを擁護するコメントを発表
したことで、株価急落は収拾し、ダウ平均、ナスダックが一時プラス圏を
回復するに至った。しかし、引け際に再び売られて幕を閉じた。
ダウ平均では、シティが22.3%安、GMが11.5%安と値を崩した。
バンカメは3%超安に留まった。
インテルが0.8%高など半導体関連はプラス圏だった。
ナスダックでは、マイクロソフトが0.5%高、シスコシステムズが
0.27%高と主力株が比較的堅調で、指数全体の下げを緩和した。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=31023
3.米国債券市場結果(2/20)
米国債利回り
2年債 0.940(-0.040)
10年債 2.782(-0.071)
30年債 3.567(-0.103)
2-10年債 184 (-3)
20日のNY債券市場は、米株式動向に連動した。10年債は株価急落で
一時2.7%割れまで低下したが、2.78%まで回復した。ただ、
前日比では依然としてマイナス水準だった。2-10年債利回り格差は
184ポイントに縮小した。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=31024
4.NY原油先物3月、金先物4月 各結果(2/20)
NY原油先物3月限(WTI)
1バレル=38.94(-0.54 -1.37%)
20日のNY市場では原油先物は比較的狭いレンジでの振幅が続いた。
米株か大幅安となったことで、39ドル割れへと押し下げられた。3月限の
取引最終日で、商いは手控えられた。
NY金先物4月限(COMEX)
1オンス=1002.20(+25.70 +2.63%)
一方、金先物はリスク回避の安全資産としての買い圧力が継続。
1000ドル台に乗せる堅調な取引だった。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=31019
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