「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

今そこにある危機!「日本を為替政策の監視リスト」へ!?

2016-04-30 23:50:10 | ニュ-スからひと言

              
連休2日目。緊急で、今宵もトピックスをアップしておきます。

29日、米財務省は、主要貿易相手国の為替政策を分析した半期為替報告を
公表。

多額の対米貿易黒字などを抱える日本や中国、韓国、ドイツ、台湾を為替
政策の
「監視リスト」に初めて指定。円の対ドル相場については「秩序立って
いる」と
して、日本の安易な市場介入をけん制した。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20160430-00934009-fisf-market

外国為替市場で円高/ドル安が急速に進行。29日の海外市場では約1年半
ぶりに1ドル=106円台前半を付けた。米政府が日本の為替介入に否定的な
見解を示したことで、今後は円高がさらに進む可能性もある。

監視リスト指定は、2月に成立した貿易円滑化・貿易執行法に基づく措置。自国
通貨安を誘導する介入を繰り返す国などを監視する。
米政府の指摘に従わなければ、制裁を科す可能性がある。日本は中韓独と共に
対米貿易黒字と経常黒字額の大きさが問題視され、指定された。 


28日の日経平均先物が16500円に対し、29日は15880円となっており
620円下落。

為替が、わずか2日で5円強動くこと自体が、異常事態。ここは、政府・日銀が
指をくわえて見るだけでなく、「今そこにある危機」として、黒田総裁が有言した
事を実行に移す時、 「非常事態は、できることは何でもする。」と。

政府も米の牽制を恐れず、果敢に為替安定政策に取り組んでほしい。

黒田総裁は、有言実行をしないと、市場からの信頼を失いかねません。

それでは、また。

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ドル/円が一時106円台、GW波乱相場を暗示!?

2016-04-29 23:58:54 | マ-ケット

               
GWの初日、風雲急を告げる円高が進んでいます。投資家にとって、このピンチを
チャンスに変えるしかありません。

今宵は、休稿する予定でしたが、ドル/円状況を残しておきます。

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円高ドル安、株安はどこで止まるのか
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160429-00116255-toyo-bus_all

海外市場で一段と円高ドル安が進んでいる。4月29日にはついに1ドル106円台に
突入した。これは日銀の追加緩和に対する過度な期待が剥落した結果。

起点は28日の昼。日銀の金融政策決定会合の結果が12時01分頃 市場に伝わっ
た時。先週末の22日には外資系の大手通信社が「日銀、金融機関へ貸し出しにも
マイナス金利適用を検討」と報道したこともあり、日本株は急騰した。

「もし金融機関貸し出しへのマイナス金利適用がなくても、ETF(上場投資信託)の
買い入れ枠拡大や、日銀当座預金におけるマイナス金利幅拡大など、市場では
さまざまな追加金融緩和策が期待されていた」(中堅証券マーケット担当者)。

だが結局、28日の日銀会合の結果は「金融政策の現状維持」という「ゼロ回答」。
このネガティブ・サプライズを受けて、午後になると1万7500円台で推移していた
「225先物」は28日の終値ベースで1万6500円まで急落。29日の円建てのCME
先物は、16時台に入って、ほぼ1万6000円まで下落している。

つまり、日銀の発表後、わずか1日と少しで1500円超も下落したことになる。一方、
111円80銭台で推移していたドル円相場は、29日の16時30分には106円91銭
まで円高加速した。ドル円で見ると、会合の前後では約5円も円高に振れている。

追加金融緩和への期待が高まった前後を比べてみると、追加緩和前の水準(日経
平均は16500円、ドル・円は108円後半水準)以上に株安・円高が進行したことに
なる。「追加の金融緩和」期待で踊った市場は、「イベント・ドリブン」(今回のような
大きな出来事を軸にした取引などを指す)以上の円高への巻き戻しを受け、ドル安
株安の下げ止まり地点が確認できない状況に陥っている。

 以下 省略
------------------------------------

5/2 or 5/6に押し目のチャンスを見越して、GW後にリバウンド期待大の銘柄を
紹介していたので、興味のある方は、参考をクリックして下さい。 


参考 → 売り込まれた高ROE銘柄12社   

投資のヒントにすると良いかもしれません。

それでは、また。

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日銀、為替番人を放棄する追加金融緩和の見送り!?

2016-04-28 23:53:35 | マ-ケット

              
日銀は、金融政策決定会合を終了し、追加金融緩和の実施を見送った。
さらに2%の物価上昇目標の達成時期を「2017年度中」とし先送りした。

これに失望した市場では円相場が対ドルで一気に3円も急騰した。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6199400

円相場は朝方から1ドル=111円半ばから後半へと円安が進んでいたが、
日銀決定会合の終了を受けて、ドルが売られ円が買われる円高ドル安の
展開となり、108円台後半へと値上がりした。正午すぎには108円70銭
台まで上昇した。

市場では、追加緩和に踏み切るとの予想が多かったこともあり、日経平均は
600円以上も急落しました。これは、想定外の負のサプライズでした!!


部上場の時価総額は、昨日時点で513.3兆円で、今日16.3兆円を
失い、497兆円となりました。GPIFが年金運用の株式も含まれます。

今日の金融政策で、仮にETF/REITを5兆円買い増しする決定をして
いたら、日経平均は17000円台上をキープできたと思っています。

5兆円の出費で、10兆円の毀損を防ぐことができたのです。黒田総裁は、
円相場の分水嶺で、円高に誘導するばかりか、為替の円高シフトで企業の
業績先行き不安を市場に植えつけた格好です。

黒田総裁、もう少し市場と対話できる総裁と思っていましたが、残念です。

年末に、今年1年の相場の振り返った時、「あの時(4/28)、現状維持
でなく、少しアクション(ETF/REITの買い増し)していたら」と、相場
分水嶺にならないことを祈りたい。

と言うことで、日経平均は暴落し、624円下落の16666円の大引け。
(出来高 概算31.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、FOMCで利上げ見送りと6月利上げの明言を避けた
ため底堅い結果となった。前場の日経平均、NY市場の結果や追加緩和
(ETFやREIT買い増しなど)の思惑から200円程度上昇して17500円
前後も、後場に、日銀の金融政策現状維持をきっかけに、景色が一変。
暴落となった。

日経平均の暴落で、25日線レベルまで値を下げ、調整一循感となるか、
5/2 GW中の相場に注目です。

注目のNY市場、GDPはやや予想を下回ったものの、新規失業保険申請
件数は予想を上回り、底堅い状況で、序盤は下落してのスタート。終了時
日本と異なり、底堅い展開になりそう。

来週、5/2に閑散の中、買い戻されるか先物の動きに注目です。

ブロガー/読者の皆さん、辛抱しつつ、良いGW前半を!!


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国策テーマ株に妙味あり!?

2016-04-27 23:57:06 | マ-ケット

              
4/22日現在、日経平均は、2/12に15000円を割って安値をつけて
以降戻り高値を更新している。終値ベースでは安値からの戻り率で17%の
上昇だが、個別銘柄で見てみると、マザーズ銘柄を中心に中小型株さらに
値を飛ばし、株価2倍以上が続出。
中には株価5倍以上に上昇した銘柄も出現している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160427-00115740-shikiho-bus_all

問題はここから先をどう考えるかであり、乗り遅れまいと相場についていく
のか、それとも相場全体それなりに上昇しているので様子を見るのかである。

相場環境を考えると、世界情勢は各国の金融政策、米国選挙や英国EU離脱
行方、「パナマ文書」をきっかけとした投資資金の引き上げ等 不透明な要素が
多く、国内では熊本大地震の影響、安定しない為替相場、景気や企業業績の
下振れ懸念など、先行き慎重な見方をする向きが多い。

このような状況では、当面はテーマに沿った個別物色が有効と考えられるが、
相場の先行きがわからない今こそ、相場格言である「相場は相場に聞け」で、
上昇している銘柄から今流れているテーマをしっかり把握し、今後の投資の
ヒントにすることが大事です。


国策に沿った、バイオ/医療関連/インバウンド/IoT/AI/VRなど、テーマ
関連株を発掘するのも面白い。

GW明け後の上昇を想定すれば「相場は相場に聞く」トレンドを診て四季報
(特記記載やコメントに注目)を参考にし、明日辺り、仕込むのも方法です。

さて、日経平均は3日続落し、62円安の17290円の大引けでした。
(出来高 概算20.4億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が底堅い中、日経平均は、寄り付き直後に17400円台
つけるも先物主導で値を下げ、150円程度下げる場面もありました。
ただ、後場に入ると下げ渋って62円安となった。

日経平均の3日続落も、ボリンジャーバンド+1σ~+2σレンジ内にあり、
米FOMC結果を受け反発となるか注目です。

注目のNY市場、FOMC発表を控えて、小幅安の様子見姿勢のスタート。
明朝の結果を受け、ダウ/ナスがどう動くかポイント。また、日銀金融政策
決定会合で、追加緩和があるのかポイントです。

明日の日経平均、日米金融政策決定会合で、イベント通過。日銀の追加
緩和があり、前場様子見で後場に反発する状況を想定しています。


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三菱自、25年間も違法試験って本当!?

2016-04-26 23:18:13 | 企業を斬る

             
三菱自動車工業の相川哲郎社長と中尾龍吾副社長は4月26日、国土交通省で
燃費データの不正問題について記者会見し、この日、同省に提出した社内調査
結果などを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160426-00000050-rps-bus_all

調査の中で、走行抵抗データの計測は国が1991年「惰行法」の採用を決めたが、
同社は米国で採用されている「高速惰行法」を1978年から使い続けてきたことが
判明したという。

また、問題の発覚となった軽自動車『eKワゴン』などの走行抵抗データ測定では、
最も良い燃費を訴求した量販グレードのみ試験を行ったうえでデータを改ざん。
ターボ車や4輪駆動車などは、そのデータを基にいずれも机上計算で算出したと
いう、極めてずさんな測定内容が示された。

なぜこのような不正が続けられたのかは「自浄作用が働かなかったということ」
(中尾副社長)と指摘したものの、原因究明などは今後の外部者による調査に
委ねると説明した。軽自動車以外の不正についても詳細の調査はこれからという。


「高速惰行法」について、道路運送車両法により走行抵抗の測定法が「惰行法」
と指定された1991年より、国内向け車両の計測で使い始めて、25年も不正に
使用していたことになります。

2000年代前半のリコール問題発覚した時、是正処置だけでなく水平展開して
いれば、このような事にならなかった事でしょう。
このピンチ、企業風土を変えなければ、おさまりそうにありません。
今後の対応に注目しています。

さて、日経平均は続落し、86円安の17353円の大引けでした。
(出来高 概算22.2億株の商いでした。)

日銀の金融政策決定会合を前に、サプライズ追加緩和が無いことを織り込む形で
GW前のポジション調整となった感があります。幾分過度の期待がなくなった事
明後日の結果の緩衝材になりそうである。

日経平均は下落したものの、5日線上にありボリンジャーバンドの+1σ~+2σ
レベルで、底堅いレベルをキープしています。

注目のNY市場、FOMC結果に向け、どう織り込んでいくか注目されます。

明日の日経平均、もみ合いを想定しています。

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配送用ドローン、実用化の一歩はゴルフ場!?

2016-04-25 23:58:21 | ニュ-スからひと言

             
楽天は、小型無人機「ドローン」を使ってモノを運ぶサービスを千葉県の
ゴルフ場で来月9日から始めます。配送用ドローンの実用化は初めて。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160425-00000021-ann-bus_all

ゴルフプレーヤーがスマートフォンを使って飲み物やゴルフ用品などを注文
すると、重さ2kgまでであれば、ドローンがクラブハウスからコース迄自動的
に届けてくれます。ドローンは、日本国内で空撮などに利用されてますが、
配送用のドローンを実用化するのは初めて。楽天は、ドローンによる宅配
サービスや災害時に孤立した地域への物資の運搬などを目指しています。

ドローンを使った配送について、2週間前「ドローン宅配、ワインボトルは
OK!?」と、記事にアップしたように、安全面を担保した配送でなければ
ならない旨、書きました。


ゴルフ場なら、実用実験に相応しい場所で、客の反応や要望、問題点を洗い
出していけば、過疎住宅氏での実用化へノウハウの蓄積になりそうです。

さて、日経平均は5日ぶり反落し133円安の17439円の大引けでした。
(出来高 概算23億株の商いでした。)

週末のNY市場が小幅上昇。日経平均先物が17700円台に乗せたので
寄り付きもっと高く始まると思いきや、為替のやや円高(111円台前半)で
17600円台でスタートも、値を落とし17400円台で終了しました。
GW前、外資の持高調整の動きもあったようです。

日経平均の反落も、上昇する5日線に沿った動きで、ボリンジャーバンド+1σ
~+2σレンジの推移で、先高感は残っています。

注目のNY市場、FOMCを控えて警戒感が広がる中、欧州市場の株安を受け
反落してのスタート。終了時どこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、為替が111円前後ならば、もみ合いを想定していますが、
先物次第になりそうです。


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4月最終週 相場展望と予定

2016-04-24 23:58:21 | 相場展望

              
4/18~週は、原油相場を眺めた相場展開になった。週明けは、ドーハ
産油国会合で、減産凍結が合意できず、リスクオフの展開となった。

日経平均は、600円近い暴落16270円台に沈んだ後、原油相場下げ
止まりから買いが優勢になると、米株式市場は、ダウが18000ドル台へ
独DAX指数も年初来高値となった。

為替も週初の107円台→109円台と徐々に円高是正され、週末には、
日銀の追加金融緩和の思惑が流れると週末の持高調整も、吹き飛ばし
200円超の上昇となった。

日経平均、週間で724円上昇(↑4.3%)17572円の大引けでした。

4月最終週(4/25~4/29)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

注目するのは、日米金融政策決定会合。米で4/26、27に行われ、金利
引き下げは、見送りがコンセンサスだが、イエレンFRB議長が6月利上げ
示唆するコメントを出すか、注目されます。

また、日銀金融政策決定会合では、追加の金融緩和実施がコンセンサス。
熊本地震もあり、ここで実施しないとインフレ誘導どころか、デフレへ逆戻り。
また、熊本地震もあり、来年4月の消費税増税見送りも、大義名分がたつ。

こんな背景の中、追加緩和見送ったら、株価暴落でアベノミクス崩壊リスク。
この舵取りで、日銀は、少なくともETF/REITの大幅買い付けを実施する
施策を取る様に思います。

また、国内企業決算が本格化する中、好調不調の企業選別が起こると共に
GW前の持高調整があるかもしれない。

但し、ここへきて為替の円安傾向が継続するようなら、大きく売り込まれる
ことはないように思う。

日経平均、最終週(4/25~4/28)レンジは、16850円~18050円
程度を想定しています。

1.4月最終週(4/25~4/29)主なイベントと予定
 4/25
  日本 JSR、日立化成、日本電産 各決算
 日本 東京五輪エンブレム決定
 日本 気象庁3カ月予報
  米   3月新築住宅販売件数
  米   ハリバートン  決算
 中国 北京モーターショー(~5/4))
  独   4月Ifo景況感指数
 4/26
 日本 エムスリー、信越化学、JFE、東京エレ 各決算
  米    FOMC
  米   3月耐久財受注
  米   4月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   2月S&Pケースシラー住宅価格
  米   アップル、AT&T、P&G、3M、デュポン、アフラック、イーベイ)
      フリーポート・マクモラン、コーチ 各決算
  米   大統領選
  米   国債入札 2年債(260億ドル)
 4/27
 日本 日銀金融政策決定会合(~4/28)
 日本 花王、富士フィルム、ファナック、京セラ 各決算
  米   FOMC結果
  米   声明発表
  米   3月中古住宅販売成約指数
  米   コムキャスト、ユナイテッド・テクノロジーズ、ボーイング
      サンディスク 各決算
  米   国債入札 5年債(340億ドル)
   豪   第1四半期消費者物価指数
  英   第1四半期GDP速報値
  英   バークレイズ 決算
  独   ドイツ証券取引所  決算
   西  サンタンデール銀行 決算
 4/28
 日本 日銀金融政策決定会合 公表
 日本 黒田日銀総裁、記者会見
 日本 3月有効求人倍率
 日本 3月完全失業者数
 日本 3月家計調査
 日本 3月消費者物価指数
 日本 キリン、ヤフー、ソニー、JAL 各決算
  米   第1四半期GDP速報値
  米   新規失業保険申請件数(~4/23までの週)
  米   テキサス・インスツルメンツ、アマゾン、ギリアド・サイエンシズ
      アムジェン、マスターカード、UPS、セルジーン、ダウ・ケミカル
      コノコ・フィリップス、フォード、エクスペディア 各決算
  米   国債入札 7年債(280億ドル)
  独   4月失業率
  独   4月消費者物価指数
  独   ドイツ銀行 決算
  英   ロイズ・バンキング・グループ 決算
  西   バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア 決算 
 4/29
 日本 休場(昭和の日祝日)
 日本 ドワンゴが「ニコニコ超会議」(~4/30)
  米   3月個人所得/支出
  米   4月シカゴ購買部協会景気指数
  米   エクソンモービル、シェブロン 各決算
  仏   第1四半期GDP 
  英   ロイヤルバンクスコットランドグループ  決算
  西   第1四半期GDP
 EU  ユーロ圏第1四半期GDP速報値
 EU  4月ユーロ圏消費者物価指数
 4/30
  米  国債償還 2年債(349億ドル)
              5年債(408億ドル)

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/22)

 今日のNY市場はドル買いが優勢となった。原油高も寄与した面もあるが、やはり
 ドル円の急上昇がドルをサポートしたものと思われる。ドル円は終始買いが続き、
 一時111.80近辺まで上昇した。

 東京時間にブルームバーグが関係筋の話として、日本銀行は金融機関が資金を
  預ける当座預金の一部にマイナス金利を適用しているが、金融機関に対する貸し
  出しに対しても、マイナス金利の適用を検討する案が浮上していると伝えたことで、
  来週 日銀決定会合への期待感が高まっている。

 ドル円は110円を突破してきたことで、上値に弾みがついた格好。きょうの動きに
 ショートを大量に組んでいたファンド勢も巻き戻しを余儀なくされたのであろう。
 この日の終盤に発表になっていた4月19日週のIMM通貨先物の建玉は、投機筋
  の円買い越しが7万枚を超え過去最高を更新している。

 かなりの円ロングポジションが溜まっており、巻き戻しがいつ入ってもおかしくは
 ない状況ではあった。今週はじりじりと110円に向かって踏み上げられる中で、
  日銀観測報道にファンド勢も我慢できなくなったのかもしれない。

 ユーロ円が125円台半ばで上昇。前日のドラギ会見を通過してユーロは売りが
  強まっているものの、円安の動きがユーロ円を支援している。

 前日を振り返ると、3月31日から4月18日にかけての下降波のフィボナッチ50%
  戻し (124.95付近)に跳ね返され、上記フィボナッチ38.2%戻しの水準より下に
  押し込められてしまっていた。

 テクニカル的には下向きの流れに戻りそうな気配が高まり、ここ数日のリバウンドの
 流れも終了とも思われたが、きょうは土壇場で逆転し、21日線も上回ってきている。
 ユーロ自体が軟調な動きをしている事から、継続性は未知数だが、リバウンド期待
 十分に残した格好。          http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=309619
 
 米国債利回り(NY時間16:32)
  2年債          0.818(+0.012)
  10年債        1.886(+0.025)
  30年債        2.706(+0.022)
  期待インフレ率  1.651(+0.007)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、原油高や米株も底堅く推移したことで利回りは上昇している。
 来週はFOMCが予定されているが、市場では6月利上げは示唆しないとの見方が
 優勢になっている。しかし、市場の期待感は幾分上がっているようで、確率は以前
 よりは若干上がっている。

 政策金利に敏感な2年債は0.82%台、10年債も一時1.89%台まで上昇。
 2-10年債の利回り格差は+107(前日+106)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=309618

3.NY株式市場 結果(4/22)

 NY株式22日
  ダウ平均        18003.75(+21.23 +0.12%)
  S&P500         2091.58(  +0.10 0.00%)
  ナスダック         4906.23( -39.66 -0.80%)
  CME日経平均   17785     (大証比:+215 +1.21%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は小反発。きょうは原油が上昇していたことから
 底堅い動きが見られている。

 前日にマイクロソフトとアルファベットが決算を発表していたが、ともに弱い内容
 だったことからハイテク株が軟調。ダウ平均もマイナス圏で推移していたが、後半
 にかけ買い戻されている。

 ダウ採用銘柄ではコカコーラやトラベラーズが反発し、ベライゾンも上昇。一方、
 マイクロソフトが7%下落したほか、ビザ、インテルが下落した。ビザも前日に
  決算を発表していたが、予想を上回る決算となっていたものの、ビザ・ヨーロッパ
  の買収完了が第3四半期にずれ込んだことから、第2四半期の増収率は下方修正
  している。

 おむつ、ティッシュなど生活用品メーカーのキンバリー・クラークが商いを伴って下落。
  決算が予想を下回ったことが嫌気されている。売上高は4.6%減の44.8億ドルと
  なり、予想(45.4億ドル)を下回った。ティッシュなど製品の半分は国外での販売に
  なるが、ドル高が売上高を7%下押しさせたとしている。

 地域金融のサントラストが大幅高。決算を発表しており、金利の利ざやを示す純
  金利マージンが3.04%と前四半期の2.98%から上昇。純金利収入も13.2億ドル
  と、前四半期の12.8億ドルから増収となった。FRBが12月に政策金利を引き上げ
  たことを受け、顧客への貸し出し金利を引き上げたことが増収に繋がった。

 ハイテク株の下落を受けてナスダックは下落。マイクロソフトとアルファベットが
 大幅安となったほか、アマゾンやフェイスブックなど他の銘柄も売りに押された。
 決算を発表していたスターバックスも大幅安。

 アメリカン航空が下落。決算は予想を上回ったものの、会社側が会見で、PRASM
 (有効座席マイル当たりの旅客収入)は2017年までプラスには回復しないだろうと
  述べたことが嫌気されている。航空各社は競争が激しくなっており、実質的な値引き
  が圧迫している。            http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=309617

4.NY市場 原油先物6月限/金先物6月限 各結果(4/22)

 NY原油先物6月限(WTI)
  1バレル=43.73(+0.55 +1.27%)
 ブレント先物6月限(ICE)(終値)
  1バレル=45.11(+0.58 +1.30%)
 ブレント-WTI 1.38(前日1.35)

 今日のNY原油先物相場は反発。買い戻しが続いている。米国内の生産縮小が続い
 ており、この日発表の米国内の原油掘削装置(リグ)稼動数も8基減少し343基と、
 なっていた。5週連続で減少している。

 産油国の増産凍結については依然として不透明ではあるものの、期待感は残って
 いる。
 6月限は一時44ドル台を回復していた。  http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=309612

 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1230.00(-20.30 -1.62%)

 今日のNY金先物相場は続落。為替市場でドル買いが続いており、金は利益確定
 売りが続いている。市場もリスク回避の雰囲気が後退しており、金への逃避買いも
 一服しているようだ。

 6月限は1230ドルまで値を落としている。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=309613


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FOMC来週の利上げ見送りも、6月濃厚!?

2016-04-23 23:54:24 | ニュ-スからひと言

              
土曜の晩、来週の株式市場の動向に、心がはずむ週末となっています。
原油安/円高に歯止めがかかり、株安に苦慮していたマーケットも勢い
でてきました。

そんな中、来週の日米の金融政策に注目が集まります。

FRBは4/26、27日の金融政策を決定する連邦公開市場委員会
(FOMC)を開きますが、昨年末以降、2回目となる利上げの是非を、
議論しますが、見送られる公算が大きいと、報じられています。
http://news.infoseek.co.jp/article/160423jijiX028/


次回6月会合での決定が示唆されるかどうか、小生は実施される
方向であると思っています。

一方、日銀は、追加緩和を実施し、少なくともETF/REITの追加、
買い増しを発表する、と思っています。

さらにマイナス金利に踏み込めば、日経平均18000円台が通過点
になるかもしれません。

また現状維持なら反動安となり、熊本地震の影響もあり、アベノミクス
効果継続の失敗、分水嶺にたたされます。

それでは、また。


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日銀追加緩和の思惑で、株価上昇!?

2016-04-22 23:59:12 | マ-ケット

              
今日の円相場は4月6日以来、約2週間ぶりに1ドル=111円台をつけた。
日銀が27、28日に開く金融政策決定会合で、金融機関へ貸し出しにマイ
ナス金利を検討しているとの一部報道を受け、円安・株高が進むとの思惑が
広がった。

2月にマイナス金利を導入した日銀が追加緩和に踏み切るのか不透明だが、
市場では「日銀に追加緩和を求める市場の流れが強まった」との見方が出て
いる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160422-00000084-mai-bus_all

4/22午後5時時点の円相場は1ドル=110円57銭。その後は一時的に
1ドル=111円台をつけた。日銀は金融機関の積極的な融資を促す目的で
成長産業に融資したり、貸出残高を増やしたりした金融機関に、金利0%で
資金を供給している。

3月時点の貸出残高は30兆円。資金供給の金利をマイナスに引き下げれば、
金融機関は借りれば借りるほど利益が出る事になる。また、金融機関の貸出
金利はさらに低下しやすくなり、企業や家計がお金を借りやすくなります。

このため、市場では「日銀が追加緩和の手段として採用するのではないか
との観測が広がっている。

ただし、2月に導入したマイナス金利政策で、金融機関等は取引システムの
変更などの対応に追われている。このため、日銀内では4月の段階で現行の
金融政策を変更することに慎重な意見も根強い様です。


思わぬ思惑(信憑性あり?)に、外資は、円売り/株買いへと、ベクトルを
チェンジさせ、週末のリスクオンとなりました。歓迎すべき想定外の動き。
これで、日銀は、何らかの追加緩和のアクションを取らなければ、市場から
しっぺ返しを食らうことになりそう。

日銀、来週のアクションが市場と対話できるか、深謀遠慮が求められます。

さて、日経平均は4日続伸し、208円高の17572円の大引けでした。
(出来高 概算30.1億株の大商いでした。)

今朝方のNY市場が下落。日経平均は、寄り付き直後に17200円を割る
場面も、値を戻す展開の中、後場に冒頭の追加緩和の思惑ニュースが流れ、
為替と株式の動きが急展開。ザラ場に110円台回復で株価急伸しました。
2カ月半ぶりの17500円台回復で、良い週末となりました。

日経平均の4日続伸で、下ひげ陽線のボリンジャーバンド+1σ~+2σへ。
チャート良化で、+2σに添ったリバウンドで月末18000円台へ回復の芽も
出てきました。

注目のNY市場、上昇から下落となるも、終了時に底堅い展開を想定。下落
しても、為替が111円台キープなら週明け以降の日経平均も下支えの予感。

来週、日銀の追加金融緩和がどのような形ででるのか、ポイントです。
取り合えず、良い週末となりました。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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熊本地震の影響で、訪日観光客への風評被害を払拭せよ!?

2016-04-21 23:58:14 | 政治に物申す

               
2015年度の訪日外国人旅行者数は、年度ベースで、初めて2000万人の
大台に乗せた。だが、熊本地震の被害が深刻化。訪日客足が鈍る可能性が
浮上して、政府には風評対策も視野に入れたきめ細かな対応が求められる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00000504-fsi-bus_all

昨日 観光庁の会見で、熊本地震の観光における影響に対する質問が集中。
田村長官は「ダメージを最小限に留めるためのプロモーションや情報提供を
したい」などと火消しに追われました。

観光庁が地震被害に神経をとがらせるのには理由がある。政府は訪日客数の
上積みを図るべく、旅館施設の整備など受け入れ態勢の強化や、地方誘客へ
取り組みに乗り出した矢先。

温泉や食材などの観光資源に恵まれた九州地方は、牽引役として期待されて
いた。実際、被災した熊本、大分両県内では、訪日客に人気の温泉地なども
大きな被害を受けた。熊本空港はターミナルビル損壊。海外の旅行サイトで
人気ランキング上位の由布院温泉(大分県)も地震発生後、観光客が引き揚
げた。

海外の旅行会社では「九州行きの旅行で大量のキャンセルが発生している」
(田村長官)という話もあります。


東日本大震災の教訓を生かし、観光庁は、信頼できる情報をグローバルに
発信し、九州内 他の観光地域に拡散しないようにすると共に、日本への
観光誘致に官民上げて取り組み、機会損失しないようする事が急務です。

(熊本、大分の被災者の皆さん、大変な時期で恐縮ですが、前向きに復興
するよう応援しています。)

さて、日経平均は続伸し、457円高の17363円の大引けでした。
(出来高 概算22.8億株の商いでした。)

今朝方NY市場が原油高を受け上昇。好感した日経平均は17100円台
始まると、為替の円安支援を受け、上値追いとなり、17300円台を回復
終了しました。

日経平均は、ギャップアプウで3日続伸し、抵抗帯と言われた17100円
を突破し、ボリンジャーバンドも+1σ~+2σレンジへ移行。リバウンドの
気運が高まった格好です。

注目のNY市場、ECB金融政策で追加なく緩和継続が決まり、EU市場は
小幅安程度。それを受けたNY市場は、小幅安から もみ合い底堅い状況。
終了時にプラス引けするか、ポイント。

明日の日経平均、週末であり、さすがに上昇一服の展開を想定しています。


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