「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

アベノミクスに必要な次の視点!?

2015-10-31 23:54:50 | 政治に物申す

              
10月最終日。日経平均19000円台回復し、霜月相場に繋がった感じが
するも、アベノミクス効果の賞味期限が過ぎた感ある現実があります。

この後、日本経済をさらに奮い立たせるために、何が必要なのか?

共感できるコメントを記載した興味あるブログがあありますので、アップ
します。

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安倍政権の目玉政策であるアベノミクスの成果がなかなか上がりません。
 
日銀の黒田総裁は30日の記者会見で物価上昇率2%の政策目標(もともとは
13年4月から2年という目標だったのですでに期限を切れ)を2016年前半から
さらに繰り延べして「来年後半」としました。

一方、「物価が上がらないのは賃金が上がらないから」と、政府は昨年と
今年2年連続で企業に賃上げを要請。多くの企業が賃上げに踏み切りました
が、それでも目標達成にはほど遠く、新たなターゲットとして、黒字企業に
内部留保を取り崩して設備投資に回すよう圧力をかけ始めています。

「今こそ、企業が設備、技術、人材に対して積極果敢に投資をしていくべき
時だ」安倍首相は官民対話の初会合で経済団体のトップらを前にこう強調。

政府が、民間企業の経営判断に基づき行われる投資に口出しするのは異例の
ことだ。ここまで踏み込む背景には「企業収益は過去最高となったが、投資
の伸びは十分ではない」(安倍首相)との強い不満がある。 (中略)

甘利経済再生相は初会合で「過去最高の原資がありながら、投資を行わない
のは企業経営者として重大な経営判断の見誤りになる」といら立ちを隠さず、
経済界へハッパをかけた。

10月28日付J-CASTニュースではこのように伝えられ、安倍政権と財界の
蜜月時代も終焉を迎えるのでは、との危惧を示しています。

このように、いま真に日本経済を再生させるために必要なのは、経営不振の
スパイラルに陥っている赤字企業をソフト、ハード両面から支援し、再生させ
るための政策ではないかと思います。
 
ただ、補助金をばらまいたり、公共工事を増やすような一時しのぎでは意味
がありません。まず、問題点を分析し、確実に売り上げをアップさせていく
ための方針を策定するコンサルティングと教育。また、すでに少子高齢化で
縮小が始まっている国内マーケットだけでなく、今後も拡大が続くアジアを
中心とした海外マーケットの開拓支援。時代のニーズに即応する商品開発と
製造方法の改良など。考えられる支援は多々あります。
 
政府に言われなくてもしっかりと投資も内部留保も行ってきた黒字企業より、
行いたくても行えない赤字企業に対する支援こそ、いま最も求められている
のではないでしょうか。
(出典:「ASIAN NOMAD LIFE」http://sinlife2010.jugem.jp/?eid=158
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黒字企業が、内部留保を取り崩して設備投資に回したり、賃上げ原資にする
ことは、必要です。5年先を見据えて、豊かな社会を築く製品やサービスを
開発する中・小事業者で、付加価値が多いと見込める企業が、当面の赤字で
苦しんでいるとしたら、ソフト・ハード両面から支援する価値あります。

ドラマ「下町ロケット」に登場するような企業こそ、シーズを大きく育てて、
大木にしていく支援策があっても良いはずです。

それでは、また。

 
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ハウス食品、CoCo壱を買収!?

2015-10-30 23:58:51 | 企業を斬る

              
今日、ハウス食品G本社は、「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する
壱番屋を買収すると発表しました。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6179248

301億円で、51%まで株式を買い増し、連結子会社化を目指します。
壱番屋は、今回の公開買い付けに賛同を表明しています。

両社のノウハウを活用したメニュー開発や調達・生産での協働、海外
事業の強化、新規事業の創出などをシナジーとして見込んでいる。

ハウス食Gは、壱番屋に対して株式公開買い付け(TOB)を実施する。
買い付け価格は1株6000円。買い付け期間は11/2~12/1まで。

TOBにより、現在19.55%の保有株式を51%まで高める。TOB後も
壱番屋は上場を維持する。

カレーの老舗とカレーチェーンの新興とのコラボで、WinーWinの関係を
築く戦略です。両社が市場に刺激を与えて、業績をどこまで伸ばすか注目。

さて、日経平均は続伸し、147円高の19083円の大引けでした。
(出来高 概算26.6億株の商いでした。)

NY市場が小幅安ながら底堅い展開の中、日銀金融政策決定会合の現状
維持がリリースされると、後場寄り付きは、先物主導売り崩しも、すぐに買い
戻され、日経平均、19000円台回復しました。大引けにかけ、上値は押さ
えられたものの、2カ月ぶりの19000円台回復しました。

日経平均の続伸で、75日線や200日線を捉え、先高感が出てきました。
来週の11月相場へ向け、19000円台値固めが期待されます。

注目のNY市場、もみ合い展開でのスタート底堅い終了を想定しています。
米では、12月利上げの含みをもたしたFOMC声明で、為替は円安シフト
暗示しているので、11月以降、株式市場に追い風になりそうです。

ブロガー/読者の皆さん、ハッピーHalloween週末を!!

 
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富士通、選択と集中の加速か!?

2015-10-29 23:57:07 | 企業を斬る

              
富士通は、来年(2016年)春にも、PC事業を100%子会社として分社化
する計画を明らかにしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000080-impress-sci

10/29に行なわれた経営方針説明会の中で、田中達也社長が言及。
田中社長は、「機動性を求められる事業はグループ会社として独立させ、
単独でも競争に勝ち抜く製品開発と、ビジネス展開を目指す。独立した
事業とする事で、責任が明確になり、甘えの構造がなくなり、持続的な
利益成長に向けてのマネジメントを強化できる。そのために分社化する」
としています。

同時に、携帯電話事業も、100%子会社化する方針も明らかにした。

「コモディティ領域の分社化で、経営判断を迅速化し、子会社は独立した
事業として確実な利益体質と成長を目指す。これにより、これまで以上に
競争力のある新商品を、タイムリーに市場に提供していくことになる」と
した。

一方、グループ内に分散しているIoTに関連する技術や、企画、開発、製造、
営業体制を、全社IoT部門に集約し、中核事業として強化していく姿勢も明
らかにした。

PC事業の新会社は数千人規模となり、携帯電話の新会社は数百人規模に
なる見込みです。
2014年度の富士通のPCおよび携帯電話事業の売上高は7,093億円でした。

電機メーカーは、シャープ・東芝を始め、さらなる選択と集中が進みそうですね。
各企業動向に注目しましょうか。

さて、日経平均は小幅上昇の32円高の18935円の大引けでした。
(出来高 概算27.2億株で、商いは膨らみました。)

NY市場、FOMC通過で、12月利上げの可能性を残す声明文で、一旦
大きく下げましたが、折込済みから終了にかけ大幅高。この流れで、大きく
上昇すると思われた日経平均でしたが、日銀会合での現状維持が既定
路線なのに、追加緩和後退と、後付けの解釈で上げ幅を縮小しました。

日経平均の上昇も、19000円台回復ならず。膠着相場となっていますが
明日の日銀決定会合通過のアク抜けで、19000円台に乗せれば、11月
相場につながります。

注目のNY市場、GDPが1.5%増と思ったほど悪くなく、12月利上げ
可能性を残したことで、ドル/円で121円台となっており、これが支援と
なれば、日経平均の週末上昇する芽も残っています。

明日の日経平均、19000円台に乗せるか、先物主導にかかっています。

 
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任天堂、5年ぶり営業黒字で!?

2015-10-28 23:58:42 | 企業を斬る

               
今日、任天堂が発表した2015年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す
営業利益が89億円(前年同期は2億円の赤字)となり、5年ぶりに黒字転換
しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00000040-kyt-bus_all

据え置き型ゲーム機「Wii U(ウィー・ユー)」や関連ソフトが好調で、収益性が
改善した。

任天堂の中間営業損益は、為替が円高で推移し、ゲーム機の値下げに踏み
切った11年に573億円の赤字に転落した。ウィー・ユーの不振も重なり、4期
連続の赤字に陥っていた。

7月に急逝した岩田前社長が一昨年から収益構造の立て直しに着手。広告宣伝
費を抑え、利益率が高いゲームソフトのダウンロード販売を強化した。

15年9月中間はゲームソフト「スプラトゥーン」などヒットでウィー・ユーソフト販売
本数が前年同期比で3割増えたほか、為替の円安も貢献し、黒字化。

君島社長は大阪市内で「上半期の業績は予想通り。年末商戦に向け手応えある」
と述べた。16年3月期の営業利益を前期比2倍の500億円とする当初計画を
維持した上で、早期に1千億円達成を目指す考えを示しました。

任天堂は、DeNAとコラボしており、DeNAの決算も注目しましょうか。

さて、日経平均は反発し、125円高の18903円の大引けでした。
(出来高 概算17.1億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場が弱含みで終了しましたが、アップル決算がまずまずで時間外
上昇しており、過度の悲観論とならず安心感から、日経平均は昨日下げ過ぎから
買い戻しが入った格好です。

日経平均の反発で、18900円台回復。ボリンバンドの+1σと+2σの間で
過熱感もないため、上値追いの素地はできた感じです。
明日にかけて、FOMCの結果次第では、ぶっ飛ぶ可能性も・・・。

注目のNY市場、FOMC声明の発表を午後に控えて様子見ムードが広がる中、
値ごろ感から買い戻しが入って反発しています。年越し直後の利上げ方向なら、
想定内で、市場は好感するでしょう。

明日の日経平均、19000円台にチャレンジするか注目されます。

 
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黒田総裁、物価目標の公約維持するには!?

2015-10-27 23:40:51 | マ-ケット

             
今月上旬、日銀の黒田総裁は、金融政策決定会合後の会見で「物価の基調は
着実に高まっている」として追加緩和を見送った背景を説明した。一方で、2%
物価目標の早期達成に必要なら、躊躇無く追加緩和に踏み切る姿勢を強調。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151007-00000060-reut-bus_all

新興国経済の減速が国内の輸出・生産に影響を与えている点にも言及し、市場
追加緩和期待をつなぎとめたのは、記憶に新しい所。

消費者物価指数(生鮮除くコアCPI)のマイナス転落や景気の下振れ懸念から
市場関係者の間では、追加緩和観測が高まっており、2017年度迄の経済・
物価見通しを示す月末の次回会合に向けて、今後も市場の憶測が高まりやすく
なっています。

黒田総裁は、2%の物価目標を実現できる時期について、従来の「2016年度
前半とみている」としつつ「原油価格動向で多少前後する」と繰り返して、原油
価格が日銀の想定(ドバイベースでバレル50ドル~70ドル)を大幅に下回る
現状では、後ずれする公算が大きいと事実上認めた格好でした。

こういう現状から2%目標の公約(16年度前半)を守るためには、迷わず
追加緩和がほしいところ。
週末会合で、現状維持がコンセンサスだが、黒田総裁の英断に期待したい。

さて、日経平均は、反落の170円安の18777円の大引けでした。
(出来高 概算18.9億株の商いでした。)

NY株式市場がマチマチの底堅い中、小幅に上昇して始まったものの、膠着の
中、前場終了30分前から、中国が領海を主張する公海に米駆逐艦が入った、
ニュースを材料に先物主導の下げがあり、後場に入っても軟調な展開でした。
いつものことながら、過剰反応の下落です。

日経平均の下落で、ボリンバンド+1σ~+2σレベルに下がり、過熱感は
ありません。ここから戻りを試すか正念場です。

注目のNY市場、8月S&Pケース・シラー住宅価格指数は、前年比+5.09%
と、7月+4.91%から伸びが拡大し、1年ぶりの大幅な伸びで、良い結果。
ただ、株式市場は、下落からスタート。経済指標や企業業績も悪くないので
終了時にどこまで戻すか、FOMCの行方もポイントです。

明日の日経平均、日銀の政策は現状維持が大筋だから、過剰な下落反応は
ナンセンス。下ひげをつけての陽線(プラス)引けとなるか注目です。

 
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日本郵政、売出し価格は1400円/株に決定!?

2015-10-26 23:59:26 | 企業を斬る

            
今日、日本郵政は、新規株式公開(IPO)に伴う売出価格を1株あたり
1400円にすると発表し、郵政3社の売出価格が出そろった。
3社をあわせた売出の金額は約1.4兆円となり、民営化IPOとしては、
ともに2兆円を超えたNTT、NTTドコモに次ぐ3番目の規模となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151026-00000054-reut-bus_all

日本郵政は、子会社のゆうちょ銀行、かんぽ生命と共に11/4、東京
証券取引所に上場する予定。ゆうちょ銀行、かんぽ生命の売出価格は
共に仮条件上限で決まっており、底堅い需要を裏付けている。

郵政3社は、短期の値上がり益を狙うより、長期に持ち続けることで価値が
高まる「資産銘柄」としてとらえられているもよう。

投資家にとっては、配当利回りの高さも魅力となっている。日経平均株価の
対象銘柄の配当利回りは約2%だが、郵政3社の配当利回りは、最も低い
かんぽ生命でも約2.5%(今期業績予想ベース)、日本郵政とゆうちょ銀行
配当利回りは3%台と、市場平均を上回ります。

11/4どんな初値が付くでしょうか。興味深いところです!

さて、日経平均は続伸し、121円高の18947円の大引けでした。
(出来高 概算18.1億株の商いでした。)

週末の欧米市場の株高を反映、19100円台で始まった東京市場でしたが、
ザラ場に戻り待ちの売りに押され、値を下げ、節目19000円台割れの終了
となりました。

日経平均の続伸で、一時8/31以来の19000円台を回復。ただボリン幅
+2σ辺りにあったため、上値を狙うより値を下げた格好でした。連日の上昇、
75日線や200日線を越えると、リバウンドトレンドが明確になってきます。

注目のNY市場、FOMCを前にもみ合いの展開。ただ、底堅い終了を想定。

明日の日経平均、19000円台回復の終了が期待されます。

 
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10月最終週 相場展望と予定

2015-10-25 23:40:25 | 相場展望

            
10/19~週の日経平均は、本格化する決算を前にポジション調整の
売りも見られ、週初2日間は、混沌相場。週中頃辺りから、9月貿易統計、
中国向け輸出減少など赤字で、月末の日銀追加金融緩和への思惑から
買いが入った。

週末にかけドラギマジック(EU追加緩和示唆)や中国金融緩和を受けて
欧米市場も好感。その流れから東京市場も上昇して、日経平均が一時的
18900円台を回復する場面もありました。

結局、日経平均は週間で533円上昇(↑2.92%)18825円でした。

10月最終週(10/26~10/30)の主なイベントと予定は下記1.の通り。

来週は、週末の欧米株高と為替のドル高/円安を受け、上昇してスタート
しそうです。また、決算発表の第1ピークを迎え、これまでの決算発表から
好決算をリリースする企業も少なくない期待があります。

経済指標では、日銀金融緩和決定会合(現状維持)、米FOMCの結果と声明、
中国の5中全会で、さらなる経済浮揚・景気刺激策として、何を打ち出すのか、
各国の政策がポイントになります。

何れにせよ、世界的な金融緩和ムードの中、リバウンド継続が期待できそう。

日経平均、10月最終週(10/26~10/30)レンジは、18750円~19450円
程度を想定しています。

1.10月最終週(10/26~10/30)主なイベントと予定
 10/25
  英  夏時間終了
 EU 夏時間終了
 10/26
 日本 日銀金融システムリポート別冊
  日本 エムスリー、JSR日立化成 各決算
  米   9月新築住宅販売件数
  米   ブロードコム、ゼロックス 各決算
 中国 共産党第18期中央委員会第5回総会(~10/29)
  独   10月Ifo景況感指数
 10/27
 日本 信越化学、ファナック、キヤノン、日立キャピタル 各決算
 日本 パートナーエージェント上場
  米   FOMC(~10/28)
  米   9月耐久財受注
  米   8月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米   10月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   アップル、ファイザー、コムキャスト、メルク、フォードM
      イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール、アフラック  各決算
  英   第3四半期GDP速報値
 10/28
 日本 富士フィルム、コマツ、任天堂、JR東日本 各決算
 日本 バルニバービ上場
  米   FOMC政策金利
  米  FOMC声明

  米   国債入札 5年債(350億ドル)
  豪   第3四半期 消費者物価指数
  英   ロイズ・バンキングG 決算
  独   ドイツ証券取引所 決算
  10/29
 日本 日銀金融政策決定会合(~10/30)
 日本 9月鉱工業生産
 日本 旭硝子、新日鉄住金、ソニー、オリックス 各決算
  日本 東京モーターショー(~11/8)
 日本 ららぽーと海老名 開業
  米   第3四半期 GDP速報値
  米   9月中古住宅販売成約指数
  米   新規失業保険申請件数(~10/24までの週)
  米   エレクトロニック・アーツ、アムジェン、マスターカード
      スターバックス、ニューヨーク・タイムズ 各決算
  米   国債入札 7年債(290億ドル)
  独   10月失業率/失業者数
  独   10月消費者物価指数 速報値
  独   ドイツ銀行 決算
  英   バークレイズ 決算
  西   サンタンデール銀行 決算
  10/30
 日本 日銀金融政策決定会合
 日本 黒田日銀総裁 会見
 日本 日銀経済物価情勢の展望(展望リポート)
 日本 9月完全失業率
 日本 9月有効求人倍率
 日本 9月消費者物価指数
 日本 9月家計調査
 日本 住友化学、アステラス、村田製作所、三菱地所
 日本 ヤマダ電機、東京駅前に開業
  米   9月個人所得/個人支出
  米   10月ミシガン大学消費者信頼感指数 確報
  米   SF連銀総裁 講演
  米   カンザスシティー連銀総裁 講演
  米   エクソンモービル、シェブロン、ムーディーズ 各決算
  仏   BNPパリバ 決算
  英   ロイヤルバンクスコットランドG 決算
  西   バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア 決算
 EU  9月ユーロ圏失業率
 EU  10月ユーロ圏消費者物価指数速報
 10/31
  米  国債償還 2年債(320億ドル)
         5年債(357億ドル)

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/23)

 今日のNY市場はドル買いが強まっており、ドル円は121円台まで上昇し、ユーロ
 ドルは一時1.10を割り込む場面が見られた。

 前日のドラギECB総裁の会見に引き続き、きょうは中国人民銀行が利下げを発表
 している。今回の中国の追加緩和実施を俯瞰すれば、先日の第3四半期GDPが
  発表通り前年比6.9%増であれば、今回のような緩和の必要はないとも思われる。
 それにもかかわらず実施してきたということは、はやり中国経済が深刻な状況に
 あるということの裏返しとも取れる。

 ただ、とりあえず株式市場を中心に市場はポジティブな反応を見せた。このまま、
 市場が落ち着くようであれば、12月の米利上げ期待も再び視野に入る。

 ドル円は121.40近辺まで上昇し、この2日間で完全に上値追いが強まった。前日
 ドラギ会見やきょうの中国利下げで、来週の日銀への期待感も高まっている模様。

 ユーロ円は続落しているものの、ポンド円、豪ドル円はしっかり。

 一方、ユーロドルは一時1.10を割り込み、200日線を下放れる展開となった。今日
 欧州債市場ではドイツ、仏に続いて、イタリア、スペインの2年債利回りまでが、
 マイナスを一時付けている。米欧の金融政策の格差拡大が更に広がることも予想
 されユーロドルは下押し圧力を強めている。心理的節目の1.100を完全にブレイク
 するようであれば、5月、7月に強いサポートとなっていた1.0800の水準が視野に
  入りそうだ。            http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282111

 米国債利回り
   2年債          0.637(+0.037)
   10年債        2.085(+0.059)
   30年債        2.899(+0.038)
   期待インフレ率   1.523(+0.037)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは上昇。IT関連企業の好決算や中国利下げで市場は
 リスク選好のムードも見られた。市場の落ち着きへの期待感から年内の米利上げ
 期待も再度高まりそうな気配も出ている。

 2年債は0.64%台まで上昇し、10年債は2.09%台まで一時上昇している。
 2-10年債の利回り格差は+145(前日+143)http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282110

3.NY株式市場 結果(10/23)

 NY株式23日
  ダウ平均        17646.70(+157.54 +0.90%)
  S&P500        2075.15(  +22.64 +1.10%)
  ナスダック        5031.86 (+111.81 +2.27%)
  CME日経平均  19195      (大証終比:+395 +2.07%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は続伸。前日に発表になったIT関連株の決算が
  好調だったことが相場をサポートした。また、中国が利下げを発表したが、ポジテ
  ィブな反応を見せている。

 ダウ平均は一時190ドル高まで上昇し、200日線の水準を回復。

 ダウ採用銘柄ではマイクロソフトが決算を受けて10%上昇した他、アップル、P&G
 堅調な動きとなっている。反面、ナイキやコカコーラは下落。

 医薬品アッヴィが大幅反発。前日は米食品医薬品局(FDA)が同社C型肝炎薬に
 対して警告を出したことで急落していたが、きょうは反転している。
 アナリストからは過剰反応との見解が出され、警告は特定の患者向けで市場に
  占める比率は3~5%程度だと指摘した。

 白物家電のワールプールが大幅安。第3四半期の決算を発表しており、利益は予想を
 上回ったものの、売上高は冴えない内容となっていた。また、通期見通しの上限も
 下方修正しており、失望売りに繋がっている模様。新興市場の需要低迷が続いている
 ことやドル高が収益を圧迫するとしている。

 ナスダックも大幅続伸。マイクロソフトの他、前日決算を発表したアルファベットや
 アマゾンが大幅高となった。

 医療廃棄物処理のステリサイクルが急落。決算が冴えなかったことが嫌気されている。
 顧客の廃棄物処理の量が落ち込んだことやドル高が影響した。また、ビジネスを確立
 するための支出が予想以上に多かったことも圧迫したとしている。アナリストからの
 投資判断引き下げもあり、株価は一時20%超急落。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282108

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(10/23)

 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=44.60(-0.78 -1.72%)
 ブレント先物12 月限(ICE)(終値)
  1バレル=47.99(-0.09 -0.19%)
 ブレント-WTI 3.39(前日2.70)

 今日のNY原油先物相場は反落。中国が利下げを発表し、市場はリスク選好的な
 雰囲気も高まったものの、原油市場はネガティブな反応を見せている。

 為替市場でユーロドルの売りが続いており、年内の米利上げ期待も高まる可能性
 もあることから、ドル高が原油を圧迫した。

 また、今週の米週間在庫統計でも示された通り、原油在庫が大幅に増加している
 ことから、供給過剰懸念は依然として根強い。

 12月限は一時44ドル台前半まで下落する場面も見られた。この水準を維持できな
 いようであれば、30ドル台を再び試しそうな気配も出ている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282103
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1162.80(-3.30 -0.28%)

 今日のNY金先物相場は続落。為替市場でドル高が強まっており、また、今日は
 中国が利下げを発表したことで、前日のECBに引き続き中央銀行の緩和姿勢が
 示されたことで、市場にはリスク選好の雰囲気も見られ、金への逃避買いが後退
 している。              http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282100

 
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年末の日経平均を予想!?

2015-10-24 23:37:17 | 役立つ投資情報

             
日経平均、今年12月末の株価はどうなっているだろうか?

週末にかけ、ドラギマジックや中国の追加緩和があり、週末の日経は
18825円となり、年末にかけて期待したいところです。

企業の中間期決算が本格化し、通期見通しに明るさが出る中、米金融
政策安倍政権の支持率、中国上海市場の動きに注視していく必要は
あります。

10/23時点での日経平均のPERは、約15.2倍程度。過去10年程
スパンで見ると、日経平均は15倍~20倍程度で推移しています。

リーマンショック時でPER11倍程度まで売られましたが、2012年11月
アベノミクス表明以降、PER14倍から2013年4月の黒田バズーカ砲に
より、PERは22倍程度まで上昇した。

ただ、企業収益の回復でEPSが増加したため、2013年5月以降は、
PER14~16倍程度となっています。

野村證券が、9/4にリリースした企業業績見通しでは、2015年度の
税引き後利益は16.4%増、2016年度は、8.2%増を見込んでいます。

前提条件は、鉱工業生産の2015年度と2016年度の予想がそれぞれ、
前年比3.8%増、2.3%増。原油(WTI)が同じく53.0ドル,59.5ドル。
為替がドル円118円、118円を見込んでいます。
 
来期税引き後利益の8.2%増で、来年度の日経平均の予想レンジは、
18800円~21500円に切り上がります。

来年3月に上記が反映されると仮定して、平均を取ると、20150円程度。
週明け、日経平均が19000円の大台に達したと仮定して、3月末までの
5カ月余りで、約1150円上昇する必要があり、年末まで2カ月を考えると、

年末日経平均 =19000+1150*2/5
           =約19500円

年末の着地点として、多少の上下があっても19500円程度を想定すると、
年末にかけての投資戦術が見えてくるように思いますが、どうでしょうか。

まあ、想定通りに行かないのが相場。あれこれ、予想するのも、秋の夜長の
一興かもしれません。

それでは、また。

 
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中国、経済下支えに利下げ実施!?

2015-10-23 23:57:04 | ニュ-スからひと言

             
今日、中国人民銀行(中央銀行)は、景気支援に向け政策金利と銀行の預金
準備率を引き下げた。利下げは昨年11月以降で6回目。預金準備率も再び
引き下げ、鈍化がみられる景気の浮揚を図る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000077-reut-bus_all

1年物貸出金利は0.25%引き下げ4.35%、1年物預金金利iは0.25%
引き下げ1.50%とした。24日から適用します。

銀行の預金準備率は0.50%引き下げた。適格機関には追加で0.50%
引き下げる。最大手行の預金準備率は17.5%となる。

キャピタル・エコノミクスのアナリストらは、顧客向けメモで「指標金利と預金
準備率がいずれも、年内もう1度引き下げられ、来年初めに追加措置が
取られるとの予想を維持する」と話した。

これは、景気浮揚策に効果ありそうで、中国の経済下支えに効果ありそうで
NY株式市場も好感しそうです。

さて、日経平均は大幅上昇し、389円高の18825円の大引けでした。
(出来高 概算21.2億株の商いでした。)

昨晩のドラギマジックで、欧米市場の株式市場が好感し、その流れが東京
市場を席巻しました。為替も120円台後半と、東京市場の追い風になった。
日経平均は、1カ月半ぶりの18800円台回復で、水準訂正に動いた格好。

日経平均のマドを空けての上昇で、リバウンドが始動した格好で、来週にも
日経平均、19000円台回復の芽が出てきた格好です。

注目のNY市場、冒頭の中国利下げを好感し、100ドル以上の上昇しての
スタート。終了まで堅調に推移しそうです。

日経平均、来週以降のリバウンドに期待が出てきました。良しとしましょう。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

 
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ECB、量的緩和PGの見直し示唆!?

2015-10-22 23:57:28 | マ-ケット

             
今日、欧州中央銀行(ECB)は、理事会で量的緩和プログラムの枠組みは
変更しないことを決定したが、12月の理事会で見直しを行う方針を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151022-00000073-reut-bus_all

ドラギ総裁は理事会後の記者会見で、「資産買い入れプログラムは順調に、
進んでおり、良好な影響を及ぼし続けている」と述べた。

ただ、コモディティー(商品)価格の下落の他、新興国経済に対する懸念が
出ていることで、インフレに対し下向き圧力がかかり続けていると指摘。
現行の政策を12月の次回理事会で見直す必要があると述べた。


このドラギ総裁のコメント、来月にも追加緩和に踏み切る可能性がある事を
示唆しており、欧米市場で、株買いの反応が見られています。
日本も、月末にサプライズの追加緩和があるのか、関心が向いそうです。

さて、日経平均は反落し、118円安の18435円の大引けでした。
(出来高 概算18.4億株の商いでした。)

NY市場が小幅安で終了し、東京市場は、下落からのスタートも値を戻し
前日値辺りのもみ合い商状。ただ、後場から大引けにかけ、上値追いより
ひとまず利益確定売りに押され、118円余りの下落でした。

日経平均の下落も、5日線を上回っており、ボリンジャーバンド+1σから
*2σへの移行に期待したいところ。

注目のNY市場、ECBドラギ総裁発言で、欧州市場の上昇を好感する中、
好調な企業決算も散見され、上昇してスタート。終了時まで継続するか、
ポイント。

明日の日経平均、週末ですが、反発を想定しています。

 
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