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10/19~週の日経平均は、本格化する決算を前にポジション調整の
売りも見られ、週初2日間は、混沌相場。週中頃辺りから、9月貿易統計、
中国向け輸出減少など赤字で、月末の日銀追加金融緩和への思惑から
買いが入った。
週末にかけドラギマジック(EU追加緩和示唆)や中国金融緩和を受けて
欧米市場も好感。その流れから東京市場も上昇して、日経平均が一時的
18900円台を回復する場面もありました。
結局、日経平均は週間で533円上昇(↑2.92%)18825円でした。
10月最終週(10/26~10/30)の主なイベントと予定は下記1.の通り。
来週は、週末の欧米株高と為替のドル高/円安を受け、上昇してスタート
しそうです。また、決算発表の第1ピークを迎え、これまでの決算発表から
好決算をリリースする企業も少なくない期待があります。
経済指標では、日銀金融緩和決定会合(現状維持)、米FOMCの結果と声明、
中国の5中全会で、さらなる経済浮揚・景気刺激策として、何を打ち出すのか、
各国の政策がポイントになります。
何れにせよ、世界的な金融緩和ムードの中、リバウンド継続が期待できそう。
日経平均、10月最終週(10/26~10/30)レンジは、18750円~19450円
程度を想定しています。
1.10月最終週(10/26~10/30)主なイベントと予定
10/25
英 夏時間終了
EU 夏時間終了
10/26
日本 日銀金融システムリポート別冊
日本 エムスリー、JSR日立化成 各決算
米 9月新築住宅販売件数
米 ブロードコム、ゼロックス 各決算
中国 共産党第18期中央委員会第5回総会(~10/29)
独 10月Ifo景況感指数
10/27
日本 信越化学、ファナック、キヤノン、日立キャピタル 各決算
日本 パートナーエージェント上場
米 FOMC(~10/28)
米 9月耐久財受注
米 8月S&Pケースシラー住宅価格指数
米 10月コンファレンスボード消費者信頼感指数
米 アップル、ファイザー、コムキャスト、メルク、フォードM
イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール、アフラック 各決算
英 第3四半期GDP速報値
10/28
日本 富士フィルム、コマツ、任天堂、JR東日本 各決算
日本 バルニバービ上場
米 FOMC政策金利
米 FOMC声明
米 国債入札 5年債(350億ドル)
豪 第3四半期 消費者物価指数
英 ロイズ・バンキングG 決算
独 ドイツ証券取引所 決算
10/29
日本 日銀金融政策決定会合(~10/30)
日本 9月鉱工業生産
日本 旭硝子、新日鉄住金、ソニー、オリックス 各決算
日本 東京モーターショー(~11/8)
日本 ららぽーと海老名 開業
米 第3四半期 GDP速報値
米 9月中古住宅販売成約指数
米 新規失業保険申請件数(~10/24までの週)
米 エレクトロニック・アーツ、アムジェン、マスターカード
スターバックス、ニューヨーク・タイムズ 各決算
米 国債入札 7年債(290億ドル)
独 10月失業率/失業者数
独 10月消費者物価指数 速報値
独 ドイツ銀行 決算
英 バークレイズ 決算
西 サンタンデール銀行 決算
10/30
日本 日銀金融政策決定会合
日本 黒田日銀総裁 会見
日本 日銀経済物価情勢の展望(展望リポート)
日本 9月完全失業率
日本 9月有効求人倍率
日本 9月消費者物価指数
日本 9月家計調査
日本 住友化学、アステラス、村田製作所、三菱地所
日本 ヤマダ電機、東京駅前に開業
米 9月個人所得/個人支出
米 10月ミシガン大学消費者信頼感指数 確報
米 SF連銀総裁 講演
米 カンザスシティー連銀総裁 講演
米 エクソンモービル、シェブロン、ムーディーズ 各決算
仏 BNPパリバ 決算
英 ロイヤルバンクスコットランドG 決算
西 バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア 決算
EU 9月ユーロ圏失業率
EU 10月ユーロ圏消費者物価指数速報
10/31
米 国債償還 2年債(320億ドル)
5年債(357億ドル)
2.NY市場、為替/債券 各結果(10/23)
今日のNY市場はドル買いが強まっており、ドル円は121円台まで上昇し、ユーロ
ドルは一時1.10を割り込む場面が見られた。
前日のドラギECB総裁の会見に引き続き、きょうは中国人民銀行が利下げを発表
している。今回の中国の追加緩和実施を俯瞰すれば、先日の第3四半期GDPが
発表通り前年比6.9%増であれば、今回のような緩和の必要はないとも思われる。
それにもかかわらず実施してきたということは、はやり中国経済が深刻な状況に
あるということの裏返しとも取れる。
ただ、とりあえず株式市場を中心に市場はポジティブな反応を見せた。このまま、
市場が落ち着くようであれば、12月の米利上げ期待も再び視野に入る。
ドル円は121.40近辺まで上昇し、この2日間で完全に上値追いが強まった。前日
ドラギ会見やきょうの中国利下げで、来週の日銀への期待感も高まっている模様。
ユーロ円は続落しているものの、ポンド円、豪ドル円はしっかり。
一方、ユーロドルは一時1.10を割り込み、200日線を下放れる展開となった。今日
欧州債市場ではドイツ、仏に続いて、イタリア、スペインの2年債利回りまでが、
マイナスを一時付けている。米欧の金融政策の格差拡大が更に広がることも予想
されユーロドルは下押し圧力を強めている。心理的節目の1.100を完全にブレイク
するようであれば、5月、7月に強いサポートとなっていた1.0800の水準が視野に
入りそうだ。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282111
米国債利回り
2年債 0.637(+0.037)
10年債 2.085(+0.059)
30年債 2.899(+0.038)
期待インフレ率 1.523(+0.037)
*期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場、利回りは上昇。IT関連企業の好決算や中国利下げで市場は
リスク選好のムードも見られた。市場の落ち着きへの期待感から年内の米利上げ
期待も再度高まりそうな気配も出ている。
2年債は0.64%台まで上昇し、10年債は2.09%台まで一時上昇している。
2-10年債の利回り格差は+145(前日+143)http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282110
3.NY株式市場 結果(10/23)
NY株式23日
ダウ平均 17646.70(+157.54 +0.90%)
S&P500 2075.15( +22.64 +1.10%)
ナスダック 5031.86 (+111.81 +2.27%)
CME日経平均 19195 (大証終比:+395 +2.07%)
今日のNY株式市場、ダウ平均は続伸。前日に発表になったIT関連株の決算が
好調だったことが相場をサポートした。また、中国が利下げを発表したが、ポジテ
ィブな反応を見せている。
ダウ平均は一時190ドル高まで上昇し、200日線の水準を回復。
ダウ採用銘柄ではマイクロソフトが決算を受けて10%上昇した他、アップル、P&G
堅調な動きとなっている。反面、ナイキやコカコーラは下落。
医薬品アッヴィが大幅反発。前日は米食品医薬品局(FDA)が同社C型肝炎薬に
対して警告を出したことで急落していたが、きょうは反転している。
アナリストからは過剰反応との見解が出され、警告は特定の患者向けで市場に
占める比率は3~5%程度だと指摘した。
白物家電のワールプールが大幅安。第3四半期の決算を発表しており、利益は予想を
上回ったものの、売上高は冴えない内容となっていた。また、通期見通しの上限も
下方修正しており、失望売りに繋がっている模様。新興市場の需要低迷が続いている
ことやドル高が収益を圧迫するとしている。
ナスダックも大幅続伸。マイクロソフトの他、前日決算を発表したアルファベットや
アマゾンが大幅高となった。
医療廃棄物処理のステリサイクルが急落。決算が冴えなかったことが嫌気されている。
顧客の廃棄物処理の量が落ち込んだことやドル高が影響した。また、ビジネスを確立
するための支出が予想以上に多かったことも圧迫したとしている。アナリストからの
投資判断引き下げもあり、株価は一時20%超急落。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282108
4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(10/23)
NY原油先物12月限(WTI)
1バレル=44.60(-0.78 -1.72%)
ブレント先物12 月限(ICE)(終値)
1バレル=47.99(-0.09 -0.19%)
ブレント-WTI 3.39(前日2.70)
今日のNY原油先物相場は反落。中国が利下げを発表し、市場はリスク選好的な
雰囲気も高まったものの、原油市場はネガティブな反応を見せている。
為替市場でユーロドルの売りが続いており、年内の米利上げ期待も高まる可能性
もあることから、ドル高が原油を圧迫した。
また、今週の米週間在庫統計でも示された通り、原油在庫が大幅に増加している
ことから、供給過剰懸念は依然として根強い。
12月限は一時44ドル台前半まで下落する場面も見られた。この水準を維持できな
いようであれば、30ドル台を再び試しそうな気配も出ている。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282103
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=1162.80(-3.30 -0.28%)
今日のNY金先物相場は続落。為替市場でドル高が強まっており、また、今日は
中国が利下げを発表したことで、前日のECBに引き続き中央銀行の緩和姿勢が
示されたことで、市場にはリスク選好の雰囲気も見られ、金への逃避買いが後退
している。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=282100
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