「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

大阪万博誘致へ、資金集めはオールジャパン!?

2016-09-30 23:58:41 | ニュ-スからひと言

           
9年後の誘致を目指す大阪万博。その実現に向けては、2000億円以上
かかるとされる資金集めがカギです。財界からも早速、その集め方が注目
されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160930-00000062-mbsnews-bus_all

半世紀ぶりとなる2025年の大阪万博を誘致する動きが、本格化する中、
2000億円ともいわれる会場建設費等をずばりどうやって集めるのか?
30日大阪府の松井知事は、関西だけでなくオールジャパンで集めるべき
とコメントしました。

「民間について関西だけでなく、日本全体で。政府が手を上げた日本万博
なわけですから」(大阪府 松井一郎知事)

関西財界が最も懸念していたのが「奉加帳方式」。かつて神社や寺を修繕
する時に、横並びで金品の寄付を求め、収めた人の名前を記した奉加帳に
なぞられた方法で、否応無しに分担金を負担するというものです。これは
愛知万博でも採用されましたが、今回は「奉加帳方式」はとらず、新たな
「万博方式」を模索するとしています。

大阪商工会議所はオリンピックや大阪マラソンのように、スポンサーになっ
た企業がロゴなど使えるようになればと提案。また、関西経済同友会は・・。

「新たに夢洲の再開発に参加される事業者も、一緒に資金の議論ができる
可能性も」(関西経済同友会 蔭山秀一代表幹事)

夢洲の土地自体に企業を誘致する案も、とコメントしました。資金集めが
万博実現のカギを握ることは間違いなさそうです。


東京オリンピック後、投資や集客が落ち、経済の不活性化を危惧した政府
活性化したい大阪の思惑が一致して、実現したいプロジェクト。

08年の北京五輪後、上海万博の開催対応が思い出されます。資金集めを
民間からアイデアを集めるのは、どうでしょうか。

さて、日経平均は大幅反落し、243円安の16449円の終了でした。
(出来高概算18.1億株の商いでした。)
今朝方のNY市場がドイツ銀行の経営不安による金融システムへの警戒
から下落した事で、想定外の幅広い銘柄に売りが先行し下落しました。

日経平均は大幅に反落で、マドを空けての下落となり、前日の上昇部分を
掃き出した格好です。ボリンジャーバンドー1σと-2σレンジの推移で
ここから10月に巻き返しとなるか、注目です。

注目のNY市場、値頃感などから買い戻しが入り、反発してスタート。
終了時まで継続する流れとなるか注目したい。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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OPEC「原油減産の合意」の真相は!?

2016-09-29 23:58:02 | マ-ケット

           
石油輸出国機構(OPEC)は9月28日、非公式会合において「減産」を合意した
事を明らかにした。正式合意は11月のOPEC定例総会まで持ち越されることに
なるが、OPEC全体の産油量を日量3,250万~3,300万バレルに抑制する事が
合意されている。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kosugetsutomu/20160929-00062689/

OPECの9月月報によると、8月時点の産油量は3,324万バレルであり、これは
事実上の減産合意になる。イランのザンギャネ石油相は、「日量70万バレル
程度の減産」が決定されたと解説している。

事前のマーケットでは、今会合での減産合意は殆ど想定されていなかった。
4月の産油国会合でも協議されたのは「増産凍結」であり、まず減産以前の
問題としてOPECの増産傾向にブレーキを掛ける事が議論の第一歩とみられ
ていたためです。

実際に、サウジアラビアのファリハ・エネルギーは会合前に「28日の協議で
合意に達するのは困難」とした上で、「年内に産油量凍結を目指す」方針を
示していた。その意味では、今回の減産合意は明らかなサプライズと言える。

イランが経済制裁前の産油水準を目指して増産を続ける中、OPEC全体の産油
量上振れを凍結することさえ容易ではない。しかし、サウジアラビアがイランの
増産凍結の方向性を前提に減産の負担を担うことを決断した模様であり、原油
市場は改めてOPEC(実質的にサウジアラビア)が原油需給・価格の調整を行う
時代に回帰するか否かの分岐点に差し掛かっています。


サウジとしては、供給過剰で原油安が続いて利益が圧迫されるより、イランの
減産分を負担しても、原油価格を上げた方がメリット大と「損して得取れ」の危機
感を持った事が背景にあり、サプライズな結果でした。

さて、日経平均は反発し、228円高の16693円の大引でした。
(出来高概算17.6億株の商いでした。)

減産合意となった事で、原油高から鉱業、石油石炭等、エネルギー関連を中心
に買いが先行。また、円相場が、円安に振れて推移したことも安心感でした。

日経平均の反発で、マドを空けての上昇とジリジリと上げ、25日線を捉えて
きており、上方転換シグナルを発生させています。

注目のNY市場もみあいスタートも、底堅い終了を予想しています。

明日の日経平均、月末ドレッシング期待もあり、底堅い動きを想定してます。


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トクホの成分調査は、優良メーカーにチャンス!?

2016-09-28 23:57:59 | ニュ-スからひと言

            
大阪市内の業者が販売していた特定保健用食品(トクホ)の有効成分が、表示
通りに含まれていなかった問題を受け、消費者庁はトクホの全1270製品成分
調査をやり直すよう、業界団体を通じて関係メーカーへ指示した。

調査はできるだけ社外の専門機関が実施し、1カ月後までに同庁へ提出させる。
含有量が適切でない場合は速やかに報告するよう求めている。同庁によると許可
済みの製品のうち約半数がすでに市販されていないとみられ、その場合は許可を
取り下げる「失効届」を出させる。

また、同庁もトクホ製品の一部を店頭で買い、成分を調べる「抜き打ち調査」に
ついても、当初は来年度から始める予定だったが、今年度内に前倒しする。

トクホの制度では当初は許可が4年更新でその都度、試験結果を審査していたが、
規制改革で97年から永久許可制となった。岡村和美・同庁長官は「現制度では、
企業の良識に期待せざるをえない。製法や原料などの事情が変わればすぐに報告
すべきだ」としています


最近ネットにお試し価格で提供するCMが流れており、効果を過剰に記した胡散
くさい認知度が低いメーカーも散見されます。
この際、表示通りの成分を含有している優良トクホメーカーは、消費者の信頼や
安心を得て、今回の対応如何で、売り上げ増に繋がるチャンスになります。

さて、日経平均は大幅に反落し、218円安の16465円の大引けでした。
(出来高概算16.4億株の商いでした。)

今朝方NY市場が反発したものの、日経平均は権利落ち日で120円強ある所に
為替の円高、ドイツ銀行に端を発した銀行懸念を演出の先物主導の売りに押され
終日軟調でした。

日経平均の下落で、ボリンジャーバンドでー1σ辺りにあリ、踏ん張り所である。

注目のNY市場は上昇してのスタートも、戻り待ちの売りで値を下げたスタート。
終了時プラス引けとなるか、ポイントです。

明日の日経平均、下ヒゲ陽線引けとなるか注目しています。


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東宝、「君の名は。」で業績アップ!?

2016-09-27 23:56:45 | 企業を斬る

            
東宝は9月27日、2016年3~8月期の連結業績予想を上方修正し、純利益が
当初予想から50億5000万円増(+44.1%)の、165億円になる見通しだと、
発表しました。

「シン・ゴジラ」「君の名は。」の大ヒットが業績を押し上げた。

売上高は前回予想から36億9000万円増(+3.3%)の1149億円、営業利益は
前回予想から76億3000万円増(+45.5%)の244億円を予想。通期の業績
予想は「現在精査中」としている。

主力の映画事業で「ドラえもん」や「名探偵コナン」など定番アニメ作品が好調に
推移したほか、「シン・ゴジラ」「君の名は。」などの大ヒット作が後押し。映画興行
事業の高稼働にもつながった。

7月末から公開している「シン・ゴジラ」は興行収入70億円、8月末公開の「君の
名は。」は興行収入100億円を超えている。


圧倒的なリアリティと豪華キャストで話題の「シン・ゴジラ」。ストーリーの意外性や
アニメでありながら繊細な描写の「君の名は。」。アニメでここまでヒットした作品は、
スタジオジブリを除いてなかったと思います。
中高年以上にも足を運ばせた、これらの映画を配給した東宝に注目です。

さて、日経平均は反発し、139円高の16683円の大引けでした。
(出来高 概算22.3億株の商いでした。)

注目のNY市場、巨額の和解金を求められているドイツ銀行の財務不安を背景に
欧米市場が株安となり、その影響で、東京市場は下落スタートも、米大統領候補
による討論会が始まると次第に円安に振れて、値を戻してプラス引けで終了した。

日経平均の反発で、下値切り上げのトレンドは崩れていても、何とか下値底堅い
トレンドは継続です。

注目のNY市場、上昇してのスタートで、終了時まで継続するかポイントです。

明日の日経平均、配当落ち分100円強あるので、これを吸収できるか、注目して
います。


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迎賓館近隣にカフェ施設を計画って本当!?

2016-09-26 23:57:47 | ニュ-スからひと言

            
国宝で日本初の西洋風宮殿建築の迎賓館赤坂離宮(東京都)の観光地化を
進めるため、周辺にカフェなどの商業施設を整えることを政府が検討している。

訪日客の人気も高まっているが、近くに休憩スペースなどがなかった。
正面に隣接する公園のうち、国有地部分の地下スペースを活用する計画。

政府は近く調査を実施。公園を管理する新宿区等と調整し、整備案をまとめ
ます。2017年にも着工し、東京五輪・パラリンピックがある20年までの完成を
めざします。


施設建設や運営には、民間資金を活用するPFI方式の採用を検討してる様です。
確か、今年4月から外国人目当てで、一般公開してたと思います。カフェができる
としたら、行って見たいと思います。

さて、日経平均は大幅に続落し、209円安の16544円の大引けでした。
(出来高 概算15.2億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、原油安もあり軟調で終了。その流れを受け、下落して始まっ
た日経平均、後場に日銀の黒田総裁の今後の追加金融緩和の施策で、マイナス
金利に深掘りや長期金利の低下を示唆すると、機を診て敏なる所、先物主導の
売りが入り、値を下げた格好でした。

日経平均は、25日線上を下回り-1σとのレンジに戻り、ダマシの下げとなるか、
明日の先物の動きがポイントです。

注目のNY市場、アメリカ大統領選討論会が予定されており、ディベートどちらに
軍配が上がるかで、市場にも影響しそうです。

明日の日経平均、中間配当権利取り日でもあるので、下値を限定的と思えば、
寄安を想定した陽線引けになるか注目しています。


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9月最終週 相場展望と予定

2016-09-25 23:58:19 | 相場展望

            
9/19~週の日経平均は、日米金融政策に注目した値動きとなりました。

日銀金融政策では、これまでの金融緩和の総括と量から質への転換を含む
内容となり、これまで懸念されていたマイナス金利の深掘りはせず、10年債
利回りの0%目標により、イールドカーブの正常化で、長期の利回り向上に
より、保険業や銀行業だけでなく、GPIFによる年金運用への安心感を担保し
9/21は大幅上昇となりました。

一方、FRBは、想定通りの利上げ先延ばしとなり、ダウ、ナスダック共に決定
当日は、大幅高。

為替は、日米の金融政策を受け、一時円高に傾くも、利上げの方向を睨めば
円高が加速する状況でないものの、週末は売りに押された格好でした。

結局、日経平均は週間で、234円上昇(↑1.42%)の16754円の大引け。

9月最終週(9/26~9/30)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

9/26に臨時国会が召集され、政策期待が高まる可能性あります。安倍首相は
「アベノミクス加速国会」と位置づけており、TPP関連銘柄の底堅さを意識したい。

また、カジノ法案の関連銘柄も思惑が向う可能性があります。

さらに、日銀のETF銘柄別の買入限度の見直しがあり、TOPIX連動するETFを
対象に買入れるとしたことにより、10月以降も銀行株の見直し買いを暗示して
います。

日経平均は下値は限定的で、10月には17000円台に回復するプロローグの
最終週になればと思います。

日経平均、9月最終週(9/26~9/30)レンジは、16550円~17050円
程度を想定しています。

1.9月最終週(9/26~9/30)主なイベントと予定
 9/26
 日本 臨時国会召集日(~11/30)
  日本 安倍首相、所信表明演説
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 バリューデザイン 新規上場
 日本 あさひ、壱番屋 各決算

  米   8月新築住宅販売件数
  米   ダラス連銀総裁、講演
   米   大統領選、討論会
  独   9月Ifo景況感指数
 EU   ドラギECB総裁、議会証言
  世  IAEA年次総会(~11/30)

 9/27
 日本 9/末 中間配当/優待等 権利付最終売買日
 日本 日本 シルバーエッグ、チェンジ 各新規上場
  日本 DCM,スギ、ニトリ 各決算

 日本 日銀議事録(7/28、29日分)
  米   9月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   7月S&Pケースシラ 
  米  ナイキ 決算ー住宅価格
  
米   国債入札 2年債(260億ドル)
  9/28
 日本 中間配当落ち日
 日本 西松屋、ハイディー日高 各決算
 日本 小池東京都知事 施政方針演説
  
  米  8月耐久財受注
  米  イエレンFRB議長、下院証言
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  シカゴ連銀総裁、講演
   米  クリーブランド連銀総裁、講演
  米  カンザスシティー連銀総裁、講演
  米  国債入札 5年債(340億ドル)
   世  OPEC非公式会合
  世  WTO、ロシアに関する貿易施策レビュー
 9/29
 日本 黒田日銀総裁、挨拶
 日本 シンクロフード 新規上場
 日本 ウエザーニュース、スター精密 各決算
 
 米   第2四半期GDP確報値
  米  8月中古住宅販売成約指数
  米  新規失業保険申請件数(~9/24までの週)
  米  コストコ、アクセンチュア、ぺプシコ 各決算
  米  イエレンFRB議長、講演
  米  パウエルFRB理事、講演
  米  ミネアポリス連銀総裁、講演
  米  アトランタ連銀総裁、講演
   米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
   独  9月独消費者物価指数・速報値
 9/30
 日本 日銀主な意見(9/20、21日分)
  日本 8月有効求人倍率
 日本 8月完全失業率
 日本 8月家計調査
  日本 8月消費者物価指数
 日本 G-FACTORY 新規上場
 日本 スターマイカ、キャリアリンク、三益半導体 各決算

  米   8月個人所得/個人支出
  米   9月シカゴ購買協会景気指数

  米   国債償還 2年債(290億ドル)
               5年債(360億ドル)
               7年債(295億ドル)  
 中国 9月財新製造業PMI
 EU 9月ユーロ圏消費者物価指数
 10/1
 日本  10株→1株など、株式併合を116社実施
 日本  足利HDと常陽銀行が経営統合

 中国  9月製造業PMI
  中国  9月非製造業PMI

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/23)

 今日のNY為替市場、全体的には方向感のない展開となった。FOMCや日銀決定
 会合を通過した週末ということもあり、様子見気分も強く商いは薄い。

 重要イベントを通過したものの、為替市場は消化仕切れずに方向感を出せていない。
 特にFOMCについては、年内利上げの可能性は温存したのの、以前よりはトーンが
 落ちた印象も強い。今のところ12月の利上げ確率を半々程度で織り込んでいるよう
 だが、今後の指標次第では無くなる可能性もある。市場も動向を確認といったところ
 のようで、来週以降の米経済指標の行方次第といったところかもしれない。この日も
 複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、大きな反応は見られなかった。

 NY時間のドル円は101円台前半の狭い範囲での振幅に留まった。序盤はボストン
  連銀総裁のタカ派な発言に敏感に反応し、買いが優勢となったものの、101円台に
  入ると売り圧力も強く、それ以上の伸びはない。一方で下値では買いも見られ、100円
  を試す動きもない。方向感がなかなか出せない中、米経済指標など次の材料探しと
  いった様相だ。

 ユーロドルは1.12台前半で推移。ユーロドルも上下動はするものの、レンジ内に留まっ
 ている。きょうも1.12割れが何度か見られたが、1.12台に戻されている。1.1190付近
 100日線が来ており、強いサポートとして機能しているようだ。 1.1200のオプション
 のまとまった清算も来週にかけて観測されており、それに絡んだ動きや、対ポンドでの
 買いもユーロの下値をサポート。

 ここ数日のユーロドルの動きを見ると、上に行きたがっている雰囲気も見られる。FO
 MC以降は1.1250水準で上値が止められているが、来週はその水準を突破してくるか
  注目される。ユーロ発の材料は無さそうで、むしろ、米経済指標の行方次第といった所
 かもしれない。

 ポンドはきょうも売りが目立ち、対ドルでは一時1.29台前半、対円では130.50付近まで
 下落した。きょうはジョンソン英外相が来年初めにもリスボン条約50条のEU離脱を宣言
 するとの発言が伝わったことがポンド売りを誘っていた模様。市場では予想以上に早くEU
 を離脱するのではとの警戒感が強まっており、ポンド売りの材料となっている模様。

 足元はEU離脱問題による経済への悪影響は予想ほどではないようだが、実際、EU離脱
 という事になれば、先週、ハモンド英財務相が言及していたが、EU単一市場へのアクセス
 ができなくなる可能性がある。それによって、英国から出て行く企業なども多くあらわれる
 可能性もあり、英経済にとっては打撃になりそうだ。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332923

  米国債利回り
   2年債          0.754(-0.016)
   10年債        1.618(+0.000)
   30年債        2.345(+0.010)
    期待インフレ率   1.582(+0.017)
                 ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で10年債利回りは横ばい。FOMCや日銀決定会合を通過した週末と
 いうこともあり、様子見気分が強まった。日米金融政策を通過したものの、市場は消化仕切
 れずに方向感を出せていない。来週以降の米経済指標の行方次第といったところのようだ。
 この日も複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、大きな反応は見られなかった。

 政策金利に敏感な2年債は、0.75%に低下。10年債利回りは前日水準を挟んで振幅。
  2-10年債の利回り格差は+87(前日+85)。

                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332918
3.NY株式市場 結果(9/23)

  NY株式23日
   ダウ平均       18261.45(-131.01 -0.71%)
   S&P500        2164.69(  -12.49 -0.57%)
   ナスダック        5305.75(  -33.78 -0.63%)
   CME日経平均    16630    (大証比:+60 +0.36%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は反落。今週のFOMCを受けて買いが続いていたが、今日
 週末ということもあり、上げ一服となっている。FRBは利上げを急がないとの見方が強まり、
 株式市場はナスダックが最高値を更新するなどポジティブな反応を見せている。 しかし、
 S&P500採用銘柄の株価収益率(PER)は17.4倍となっており、過去平均の14.7倍を上
 回るなど、一部では足元の業績見通しからすれば、株価の上げはやや行き過ぎとの指摘も
  出ているようだ。

  ダウ採用銘柄ではゴールドマンやアップル、P&Gが下落。3Mやキャタピラーも軟調。
 ゴールドマンは、FRBが米銀に対して商品投資規制の導入を提案したことも圧迫た模様。
 反面、ファイザー、ベライゾンが堅調。

  ツイッターが商いを伴って20%超急伸。米CNBCテレビが買収提案をもらった可能性がある
  と伝えた。提案した企業は明らかではないが、アルファベットやセールフォース等々が噂されて
  いる。セールフォースは他のメディアで買収検討と伝わっているが、買収の効果は薄いとの
  指摘も多く聞かれ下落している。

  ナスダックは反落。最高値更新が続いていたこともあり、きょうは上げ一服となっている。
  フェイスブックが軟調。サイト上で提供している動画広告の平均視聴時間を誤って過大に
 算出していた事を明らかにした。一部では60~80%の過大算出になっていた可能性が
 あるとの報道も出ている。前日、2014年に5億人分のユーザー情報が盗まれたことが明ら
 かとなった米ヤフーも下落。

  ジェネリック医薬品のエンドーが大幅高。カンパネリ新CEOが会見で、ブランド医薬品と
  ジェネリックの分野で買収を模索していると語った。また、通期の業績見通しも発表しており、
  1株利益は4.50ドル~4.80ドルと市場予想を上回っていた。

  ウエアラブルカメラのゴープロが大幅に3日続伸。この3日間で株価は20%上昇し、1月
 以来の水準を回復した。今週、ウッドマンCEOがイベントで、ゴープロ初のドローンとなる
 「カルマ」を発表。また、そのドローンに搭載できる新製品のカメラ「ヒーロー5」も同時に発表
 された。市場の評判も上々で、年末商戦に向けての目玉商品になるとの期待も高まっている。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332917

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(9/23)

  NY原油先物11月限(WTI)
   1バレル=44.48(-1.84 -3.97%)
    ブレント先物11月限(ICE)
      1バレル=45.89(-1.76 -3.69%)
  ブレント-WTI 1.41 
   
  23日のNY原油先物期近11月限は急反落。来週の石油輸出国機構(OPEC)非公式会合への
 期待感なども、短期的な上げすぎ感から上値が押さえられると、サウジアラビアが増産凍結合意
 に否定的な見方を示したことから下げに転じた。
        
  11月限は、夜間取引では一時、46.55ドルと期近ベースで2週間ぶりの水準へ一段と切り上
  がったものの、立会い開始後は積極的な買いの勢いが続かず、中盤以降は大きく下値を切り
  下げた。 
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332909

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1341.7 (-3.0 -0.22%)
  
  23日のNY金先物相場は反落。米利上げ見送りを好感した前日までの流れは続かず、ドル
  相場が 持ち直し底堅く推移したことが嫌気され、上値重く推移した。
               
  12月限は、時間外取引では1337.4ドルへ下落した後に持ち直し、通常取引開始後には
  1344.5ドルまで強含むもその後が続かず、狭いレンジ内で戻りが押さえられた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=332906


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格安スマホ参入、東京ガスって本当!?

2016-09-23 23:57:20 | 企業を斬る

            
今日、東京ガスが格安スマートフォン事業に参入する方向で検討している事が
わかった。「フリーテル」ブランドで格安スマホ事業を手掛けるプラスワン・マーケ
ティング(東京都港区)と提携協議をしている。首都圏の営業網を生かし、年内
にも販売を始めます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00000538-san-bus_all

来年4月に都市ガス小売りが全面自由化され、新規参入企業との競争が始まる。
東ガスは、今年4月に始めた家庭用電力販売に加え、格安スマホも合せて販売
することで顧客の囲い込みを狙います。

プラスワン・マーケティングは格安スマホの製造、販売などを手掛ける企業で、
東ガスは首都圏に200以上あるガス器具販売店「ライフバル」などを通じて
同社製のスマホを家庭向けに販売する見通し。ガスや電気とのセット割引など
料金メニューの導入も検討しています。

格安スマホ事業は、専門通信事業者、大手通信事業者の子会社、イオンや楽天
なども参入。無料通話アプリを手掛けるLINE(ライン)も今月から販売を始める
など、競争が激しくなっています。

東ガスは、ガス器具販売店の営業力を生かして、家庭用電力販売の契約件数で
新電力で首位。今年度目標の40万件を7月に早期達成し、目標を53万件に
上方修正しました。本業の都市ガス小売りの全面自由化をにらみ、ガス、電気、
携帯電話の顧客を一体的に取り込む戦略です。


さらに、ガス・電気・携帯の垣根がなくなり、メイン業1つあればコラボして、この
3業種をパッケージにして販売する競争は、加速しそうで、特に、ガスと
電気は
仁義無き戦い」になりそう。この価格競争により、消費者の選択する
余地が
広がり、賢く選択したいところです。

さて、日経平均は反落し、53円安の16754円の大引けでした。
(出来高 概算19.6億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、高値更新する中、米利上げの先送りで、円高高止まり
して、東京市場の買戻しの動きに水を差す形となりました。ザラ場に101円
割れも、大きく下押す動きに鳴らす、週末として底堅い動きと解釈できます。

日経平均の反落も25日線を上回り、為替の円高是正が進めばリバウンドの芽
残した格好です。

注目のNY市場、材料不足で戻り待ちの売りも散見され、やや軟調な展開。
ただ、終了時は底堅い展開を想定しています。

来週以降、日経平均は17000円台回復に向けた動きがあると思ってます。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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今年度の日本人ノーベル賞候補!?

2016-09-22 23:45:33 | ニュ-スからひと言

             
秋分の日の祝日、横浜は午後にかけて、激しい雨模様となりました。

明日の相場は、「雨降って地固まる。」にあるように、底堅い値動きを想定
しています。

今日は、気も早いが日本人ノーベル賞候補のロイター電をアップすると共に
その他の候補もリストしておきます。

----------------------------------
米情報調査会社トムソン・ロイターは21日、今年のノーベル生理学・医学賞と
化学賞の有力候補者に、日本人計3人を選んだと発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160922-00050025-yom-sci

生理学・医学賞の候補者は、免疫細胞の働きを抑制するたんぱく質「PD―1」
を発見した本庶佑(ほんじょたすく)・京都大客員教授(74)。化学賞の候補者は
がん細胞を狙って薬を送り込む「ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)」
研究を
進めた前田浩・崇城(そうじょう)大特任教授(77)と松村保広・国立
がん研究
センター分野長(61)。

同社は2002年から毎年、生理学・医学、物理学、化学、経済学の4分野で
候補者を発表しており、今年は日本人3人を含む計24人を選んだ。
----------------------------------

一方、朝日新聞(16/09/22朝刊)にも、科学欄に「自然科学3賞の候補」を取り
上げており、興味ある内容なので、引用しておきます。

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医学・生理学賞  氏名                   内容            
            本庶  佑(上記ロイター参照)   免疫で癌を治す研究     
            <京都大客員教授>        (オプチーボに結びつく)

            坂口  志文               制御性T細胞の発見 
            <阪大特任教授>          (免疫が過剰に働くのを抑える)

              大隅 良典                オートファジーの仕組みの解明
              <東工大栄誉教授>        (タンパク質の分解、リサイクル)

              森 和俊                  小胞体の品質管理の働き
             <京都大教授>             (異常なタンパク質の修復)

              遠藤 章                  スタチンの発見
             <東京農工大特別栄誉教授>  (コレステロール値を下げる物質)

化学賞         向山 光昭                向山アルドール反応          
             <東大名誉教授>           (有機物同志をつなぐ反応)

             柴崎 正勝                 目的物だけ収穫の反応
             <微生物化学研究所長>

             山本 尚                   構造を様々に工夫した酸を使う反応
             <中部大教授>

             村井 真二                 有機物の炭素と水素の結合を切り、
            <阪大名誉教授>           新たな有機物をつなげる反応

            吉野 彰                    リチウムイオン電池の開発
            <旭化成顧問>
            水島 公一                  リチウムイオン電池の開発
            <東芝リサーチC.Eフェロー>
         
            藤島 昭                    光触媒反応
            <東京理科大学長>         (水を酸素と水素に分解)

物理学賞    十倉 好紀                   電子を操り、新素材の開発
           <創発物性科学研究C長>

           細野 秀雄                   超伝導の研究
           <東工大教授>              (鉄系超伝導物質の発見)

           佐川 真人                   強力磁石の発見
           <インターメタリックス社 最高技術顧問>(鉄にネオジムを添加) etc.
===================================
   尚、当ブログでは、過去に上記以外の人を取り上げているので、参照願います。


10/3~発表されるノーベル賞。日本人の受賞となれば、人類/社会に貢献した
技術を活用し、商品化した日本企業は、化けるかもしれません。

それでは、また。


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黒田総裁、10年債利回りの目標を示し、市場が好感!?

2016-09-21 23:59:03 | マ-ケット

             
今日、東京金融市場は日銀の金融緩和策を好感して円安・株高で推移した。
銀行株を中心に、株価はほぼ全面高の展開で、日経平均は前日比300円超
反発。外国為替市場では円相場が円安・ドル高基調で推移した。長期金利の
指標である新発10年物国債利回りも一時、約半年ぶりにプラスとなった。
【松倉佑輔、中島和哉】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00000111-mai-brf

午前中は、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めようと、様子見ムードが
広がった。午後1時過ぎに緩和策の一報が伝わると相場は乱高下した。

東京・大手町の野村証券の為替トレーディングルームで「追加(緩和)維持!」
「スティープ(長短金利差の政策)だけ!」等の声が飛び交い、トレーダーが
対応に追われた。

その後、日経平均株価は上昇に転じて、ほぼ全面高の展開となり、前日終値比
315.47円の16807.62円で取引を終えた。マイナス金利の深掘りがなく、
長期金利を0%程度にする方針を示した事で、銀行や保険などの収益が改善
すると見込まれて金融株が上昇しました。

外国為替市場は「短期金利は下がるという思惑が働いた」(SMBC日興証券
太田投資情報部長)ことから、一時1ドル=102円後半まで円安・ドル高が
進行。ただ、その後は買い戻しの動きも広がり、午後5時時点では、1ドル=
101円80~83銭と前日比12銭の小幅な円安・ドル高に収まりました。


日銀にとって、物価上昇2%のターゲットは変えず、短期戦から長期戦への
戦術転換でしたが、9月に入ってから、マイナス金利の深堀を警戒した銀行
保険、証券の買い安心感を誘い、今後の展開に明るい方向性を示した格好。

明朝にかけ、FOMC結果のコメント次第では、円高進行も一時的になると
期待されます。

と言うことで、日経平均は、315円高の16807円の大引けでした。
(出来高 概算25.8億株で、商いを伴った買いで評価できます。)

日経平均の反発で、5日線・25日線を突破して、リバウンドの芽を残し
明後日のマーケット評価に注目です。

注目のNY市場、上昇してのスタートで、FOMCの結果(利上げ見送り?)
でどう着地するか注目。またイエレンFRB議長のコメントに「利上げできる
準備が整いつつある。」など、声明文に盛り込まれるか、為替の方向性を
探る上でポイントになります。

祝日前、黒田総裁の今回の決定は、市場との対話を考慮したものとして
評価。良しとしましょう。

ブロガー/読者の皆さん、良い祝日を!!


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三大都市圏の基準地価の上昇は、中国人富裕層の影!?

2016-09-20 23:54:54 | ニュ-スからひと言

            
国土交通省は20日、7月1日時点の基準地価(都道府県地価)を公表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160920-00000101-jij-pol

住宅地の全国平均は25年連続で下落したが、下げ幅は7年連続で縮小。
商業地の全国平均は下げ止まり、ほぼ横ばいとなった。
東京、名古屋、大阪の三大都市圏は、住宅と商業地で上昇。熊本地震で
被害を受けた熊本県は、住宅、商業地とも下落幅が拡大しました。

住宅地の地価は、低金利環境の継続や住宅ローン減税が需要を下支えし、
底堅く推移。全国平均の下落率は0.8%(前年1.0%)でした。商業
地は外国人観光客の増加や主要都市におけるオフィス空室率の低下に
より、全国平均は前年の0.5%下落から0.0%(0.005%の上昇)と、
9年ぶりにわずかにプラスに転じました。

三大都市圏の住宅地は0.4%(前年0.4%)の上昇。商業地は2.9%
(同2.3%)上がり、上昇基調を強めている。東京23区平均は、住宅地
2.7%(同2.1%)、商業地が4.9%(同4.0%)上昇しました。


訪日外国人の伸びで、観光業とインバウンド関連の商品やサービスが
注目される中、それらを提供する場としての不動産に注目した中国沿岸
都市にいる富裕層の中国人が目をつけているかもしれません。

上海などの不動産より、割安で購入できるので、日本の主要都市の観光
地周辺で住宅を購入し、民泊ビジネスを立ち上げたり、賃貸したりと、トン
でも国家の人民ならやりそうです。と、フト思った横浜ザルでした。

さて、日経平均は反落し、27円安の16492円の大引けでした。
(出来高 概算17.9億株の商いでした。)

週明けNY株式市場のわずかな下落も、日経平均は敏感に感応し、下落
スタートも、押し目も入りプラス圏に浮上する場面もありました。

やはり、日米金融政策を前に、先物も買いを入れずらく、大引けにかけて
小幅の下落となりました。

日経平均の反落も、強いて言えば陽線引毛となっているので、下値の堅さ
暗示をしているかもしれません。明日の日銀政策で、後場に大きく動くか、
ポイントです。

注目のNY株式市場、FOMCを前に利上げなしを見越して、底堅い上昇
スタートです。このまま終了するかどうか。

明日の日経平均、サプライズの日銀政策となるか、注目です。


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