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2010年度の取引も残すところ、後4日とカウントダウン開始ですね。
12/20~週は、週末のクリスマスを控え、商いが低調でした。閑散取引の中、NY
市場は、高値水準を維持して終了しました。一方、中国株は軟調でした。
日本株は、朝鮮半島の地政学リスクに警戒感を見せる場面もありましたが、欧州の
ソブリンリスクなどにより、ドル/円は83円台割れ、ユーロ/円は108円台とやや
円高にシフトしたことが、株価の上値を押さえた格好です。
結局、日経平均は、週間で24円下落(↓0.2%)の10279円の大引けでした。
12月最終週(12/27~12/30)の主なイベントと予定は下記1.の通りです。
為替の円安シフトなど、支援材料がほしいところですが、材料不足の膠着感の強い
相場展開ながらも、材料系の銘柄や中小型株の短期的な値幅取り狙い売買が活発
継続と診ています。
大納会に向けて「掉尾の一振」アノマリーに期待したいところです。
日経平均、12月最終週(12/27~12/30)想定レンジは、10200円~10550円
程度を想定しています。
1.12月最終週(12/27~12/30)主なイベントと予定
12/27
日本 日銀金融政策決定会合議事要旨(11月分)
日本 11月自動車生産(日本自動車工業会)
日本 11月住宅着工戸数(国土交通省)
米 国債入札 2年債 350億ドル
豪 オーストラリア市場休場(ボクシングデー)
世 英国、カナダ、ニュージーランド、香港市場休場(クリスマス振替)
12/28
日本 11月鉱工業生産(経産省)
日本 11月失業率、家計調査(総務省)
日本 11月有効求人倍率(厚労省)
日本 11月毎月勤労統計(厚労省)
日本 11月全国消費者物価指数(総務省)
米 10月S&Pケースシラー住宅価格
米 12月コンファレンスボード消費者信頼感指数
米 国債入札 5年債 350億ドル
仏 第3四半期実質GDP確報値
世 英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド市場休場(ボクシングデー)
12/29
米 国債入札 7年債 290億ドル
独 12月消費者物価指数速報値
独 12月調和消費者物価指数速報値
12/30
日本 東京証券取引所、大納会
日本 12月財務省、外国為替平衡操作(為替介入)実施状況
米 新規失業保険申請件数(12/25までの週)
米 12月シカゴ購買部協会景気指数
米 11月中古住宅販売成約指数
12/31
日本 大晦日
日本 年末ジャンボ宝くじ、抽選会
米 NY市場休場(ニューイヤーの振り替え休日)
1/1
日本 元旦
ハ ハンガリー、欧州連合議長国に就任(~6/E)
エ エストニア、ユーロ導入
ブ ブラジル、ルセフ新大統領就任
2.NY市場、為替/債券 各結果(12/23)
この日は他の金融市場の休場が相次いだことで、為替市場は手掛かり難だった。
NY金先物やNY原油先物の電子取引が休場となったほか、独フランクフルト株式市場も
休場だった。南欧の重債務国でも株式市場は休場が多かった。また、債券市場もほとんど
取引されず。欧州10年債利回りの格差も前日並みの気配値の状況。
その中では、ロンドン石油市場で北海ブレント先物が2年来の高値水準となった事が
話題となっていた。ただ、ドルカナダが1.0080レベルから1.0050台へ小幅安となる
程度で反応は限定的だった。北海ブレントは、結局は反落して短縮取引を終えている。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=94563
ドル円はアジア、ロンドン時間にかけ円高の動きから、サポートとなっていた83.50水準を
割り込み、82円台まで下落していた。しかし、NY時間に入ると買い戻しも入り、一時下げ
渋ったが、83.50の水準までは戻せず、ユーロドルが買い戻された事もあって、ドル売りの
動きから軟調な展開となった。
本日の下げで、ドル円のローソク足は移動平均の下に出てしまった格好となっている。
テクニカル的には下向きのサイン示現といった所だが、本日は薄商いの中での円高による
下落という事もあり、やや信頼度に欠ける。米長期金利は上向きを維持しており、判断は
クリスマス明けの動きを待ちたいところではある。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=94484
米国債利回り(12/23)
2年債 0.655(+0.025)
10年債 3.389(+0.043)
30年債 4.470(+0.023)
期待インフレ率 2.321(+0.003)
*期待インフレ率は10年債で算出
23日のNY債券市場、利回りは上昇した。この日発表になった米経済指標は予想程は
強くなかったものの、概ね景気回復傾向を示したことから、利回りは上昇している。
また、米財務省が来週の米国債入札要領を発表したが、2年,5年,7年債で計990億ドルの
入札になることから、入札に絡んだ債券売り(利回り上昇)も入っていたようだ。
クリスマス休暇前の短縮取引とうこともあり、動意薄の展開だったが、利回りは後半に
かけて上昇傾向を示していた。
10年債は一時3.40%台まで上昇し、2年債は0.66%台まで上昇している。
2-10年債の利回り格差は+271(前日273)。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=94482
3.NY株式市場 結果(12/23)
NY株式(12/23)
ダウ平均 11573.49(+14.00 +0.12%)
S&P500 1256.77 ( -2.07 -0.16%)
ナスダック 2665.60( -5.88 -0.22%)
CME日経平均 10320 (大証比:-10 -0.10%)
出来高(億株)
NYSE 6.15
ナスダック 12.72
23日のNY株式市場、ダウ平均は小幅に続伸。明日からのクリスマス休暇を控えて
様子見気分が強い展開が続き、前日終値水準でのもみ合いに終始している。上昇して
始まった金融株も利益確定売りに押され失速。資源株はプラス圏を維持したものの、
終盤にかけて伸び悩む動き。商いも少なめで調整の動きが中心となった。
ダウ採用銘柄ではアルコア、シェブロンといった資源関連がプラス圏を維持。HPなど
ハイテク株は買戻しが入っていた。反面、バンカメ、JPモルガンは利益確定売りに
押されている。
個別に米布地小売りのジョアン・ストアーズが商いを伴って30%超急伸。投資会社に
現金約16億ドルでの身売りで最終合意。1株当りの金額にさや寄せする形となった。
ナスダックは小安く推移。家庭用品小売りチェーンのベッド・バス・アンド・ビヨンドが
商いを伴って大幅高。第3四半期の決算と自社株買いが評価された。アナリストも投資
判断を引き上げている。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=94488
4.NY原油先物2月限、金先物2月限 各結果(12/23)
NY原油先物2月限(WTI)
1バレル=91.51(+1.03 +1.14%)
23日のNY原油先物は5日続伸。欧米の主要都市が寒波に襲われていることや、米経済
指標が概ね米景気の回復傾向を示したこともサポートした。クリスマス休暇前で参加者も
細る中、2月限は91ドル台を回復。中心限月としては約2年2ヵ月ぶりの水準に上昇した。
なお、本日はクリスマス休暇前で1時間早く通常取引を終了。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=94479
NY金先物2月限(COMEX)
1オンス=1380.50(-6.90 -0.50%)
23日のNY金先物相場は続落。クリスマス休暇前で参加者も細る中、利益確定の調整
売りが先行した。2月限は一時1370ドル台に下落。
金のETFであるSPDRゴールドトラストの金保有高は10トン近く大幅に減少している。
クリスマス前に現金化の動きが出ていたようだ。
なお、本日はクリスマス休暇前で1時間早く通常取引を終了。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=94480
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