「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

NEC照明事業から撤退し、収益改善!?

2018-11-29 23:57:04 | 企業を斬る

      
今日NECは、照明事業から撤退すると発表した。照明事業を手掛
ける全額出資子会社のNECライティング(東京都港区)を、投資
ファンドに売却する。NECは、10月29日から11月9日まで
募っていた希望退職に、2170人が応募したことも発表した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181129-00000602-san-bus_all

リストラや非中核事業の売却で収益を改善したい考え。
2019年4/1に、NECライティングの全事業を、日本みらい
キャピタル(同千代田区)へ譲渡。NECは対価として、受け皿と
なる新会社の株式5%を受け取る様です。

NECライティングの社員数は約400人で、18年3月期の売上高、
172億円。発光ダイオード(LED)照明の競争激化で赤字が続い
ていました。

一方、
希望退職は、間接部門などに在籍する、45歳以上で勤続5年以上の
社員を対象に募った。事業構造改革費用として、約200億円を計上
するが、19年3月期の業績予想には織り込み済みです。ほかにも約
400人を取引先や協力会社に転籍させ、年度換算で約240億円の
収益改善効果を見込みます。

同社は今回の希望退職などで、1月に打ち出した3千人規模の削減に
メドがついたとしています。


経営資源を得意分野や収益ある事業に振り向けることで、経営体質を
強化。一時の痛みを伴うが、選択と集中する事で事業の活性化を行い
収益改善がスムーズに運ばれるようなら、株価にも反映されます。
NECの今後の動向にも注目です。

さて、日経平均は5日続伸、85円高の22262円の大引でした。
(出来高 概算13憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、パウエルFRB議長講演の話から、利上げの打ち
止め時期が来年にもとの期待から、ダウが600ドル超の上昇を見せ
ました。日経平均は、その流れから買い優勢でスタートするも、戻り
待ちの売りに押され、上げ幅を縮めて終了した。
結局、22600円台と、やや物足りない終了も5日続伸でした。

日経平均は、5日続伸。5日線が25日線を上回るGCを示現。強気
相場暗示するトレンド入り。ボリンジャーバンド+1σ~+2レンジ
へ移行、上値追いを狙える状況です。

注目のNY市場、昨日の大幅高の反動もあり、売りスタートですが、
底堅い終了を期待したい。

明日の日経平均、実質の師走相場入りと、週間で日々プラス引けと
負けなしチャレンジです。

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ミシュランガイドに「おにぎり」登場って本当!?

2018-11-28 23:58:56 | ニュ-スからひと言

      
11/30、今年も「ミシュランガイド東京2019」(日本ミシュラン
タイヤ)が発売される。それに先だって11月27日に掲載店のリストが
発表となったが、『すきやばし次郎本店』(寿司)『カンテサンス』
(フランス料理)など4軒が12年連続で「そのために旅行する価値の
ある卓越した料理」を意味する三つ星を守ったほか、『ロオジエ』
(フランス料理)が9年ぶりに三つ星に返り咲くなど、創刊されて
12年目も話題を集めている。

そんな中でひときわ注目を集めているのが、星はつかないものの「価格
以上の満足感が得られる料理」「良質な食材で丁寧に仕上げており、
5,000円以下で楽しめる」として設定されている「ビブグルマン(Bib
Gourmand)」に世界で初めて「おにぎり」のカテゴリが登場したこと。

そして世界初のミシュラン掲載おにぎり専門店として、浅草の『おにぎり

浅草 宿六』(東京都台東区浅草3-9-10)が新たに掲載されたことが
大きなニュースとなっている。
https://news.yahoo.co.jp/byline/ymjrky/20181128-00105661/

今回、世界で初めてミシュランガイドに掲載される事となったおにぎり
専門店『おにぎり 浅草 宿六』の創業は、今から64年前の1954年
の事。白いご飯が「銀シャリ」と呼ばれたご馳走だった頃に、子供から
年輩の客にまで幅広く食べて貰えるようにと、浅草観音裏の地おにぎり
の専門店として開業した。創業以来三代続く、東京で一番古いおにぎり
専門店として今もなお多くの人たちに愛されている老舗の様です。

凛とした空気が感じられる佇まいの小さな店は、浅草の街並にすっと馴
染んでいる。暖簾をくぐり落ち着きのある店に入れば、そこは、まるで
お寿司屋さん風。カウンターの前には具が並べられ、その具を見ながら
注文をすると目の前で手際よく握ってくれる。具の種類は常時20種類
ほどで、時には季節限定のものも。

茨城産の葉唐辛子や、和歌山産の梅、高知産のおかか等、具となる食材
はその年に一番良いものを全国から厳選して使うため、年によって変わ
るものもあるが、ひとつひとつていねいに仕込んだ創業以来、変わらぬ
具材の数々は、どれも手作りの優しさにあふれているそうです。

おにぎりにとって大切な米は、その年に選んだ食材に合う産地を厳選し
単一原料米を使う。大釜で炊かれたごはんは、ふっくらツヤツヤで甘み
がある味わい。そのごはんを天然塩と共に江戸前の海苔で包んだ「東京
のおにぎり」は誰もが懐かしさを覚える味。

しかし、他のおにぎりと決定的に違うのは、ごはんと具そして海苔の
見事なバランス感。一つ一つの具材を一から仕込み、その美味しさを
包み込むようにていねいに優しく握ったおにぎりを一口頬張れば、その
調和に驚くとともに長年愛されてきた理由がきっと分かるとのこと。


たかが、おにぎりと侮るなかれ、と言った所でしょうか。具の素材や厳選
されたお米のシナジー、コスパが良いグルメとして掲載されたのでしょう。
初詣の寄り道で、ちょっと立ち寄ってみたくなりました。

さて、日経平均は4日続伸、224円高の22177円の大引でした。
(出来高 概算13.8憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、関税引き上げによる米・中貿易摩擦懸念あるものの
年末商戦へ向け、好スタートをきった思惑から上昇した。その流れから
日経平均は、22000円台を回復して上昇すると、中・小型株も活発
と、投資マインドがアップして、22100円台後半で終了した。

日経平均は、4日続伸。ローソク足はマドを空け陽線引けと25日線を
上回り継続。上昇トレンド入りで、ボリンジャーバンド+1σレンジ→
+2σレンジへ移行です。

注目のNY市場、続伸スタートです。この後のパウエルFRB議長講演、
株式市場の追い風となるコメントがあるかどうか、ポイントです。

明日の日経平均、投資マインド改善から5日続伸にチャレンジです。

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ベルギー高級チョコ「ゴディバ」日本事業売却って本当!?

2018-11-27 23:58:14 | ニュ-スからひと言

      
トルコの大手食品会社ユルドゥズHDが、傘下のベルギーの高級チョコ
レート会社ゴディバの日本事業などの売却手続きに入った事が分かった。
この程1次入札を実施し、三菱商事Gや投資ファンドなど10社近くが
名乗りを上げたもようだ。
売却額は1千億円超となる可能性もある。国内チョコレート市場は成長
続いてるだけに、優良ブランドの争奪戦は熱を帯びそう。(上原すみ子)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-00000616-san-bus_all

1次入札は日本、韓国、オーストラリアなどのゴディバ事業が対象で、
その中心は日本のゴディバジャパン。百貨店内や路面店等で約300店
を展開し、平成29年度の売上げは22年度に比べ3倍弱の398億円
と大幅に増加している。

好調な日本のゴディバ事業が売りに出された背景に、親会社の台所事情が
ある。ユルドゥズは、日清食品と即席パスタ麺の合弁会社も展開する大手
食品会社。2007年に米キャンベル・スープからゴディバ事業を買収し、
その後も買収による拡大路線を続けた。

だが、今年夏以降のトランプ米政権とトルコ政府の関係悪化によるトルコ
通貨リラの急落で外貨建て債務が増大。早期に現金収入を得られる好調な
ゴディバの一部事業売却を迫られた。

入札には三菱商事がグループの丸の内ファンドと組んで応じた他、米投資
ファンドのベインキャピタルやカーライル・グループなど10社前後が名
を連ねる。年内から来年にかけ、2次入札が締め切られる見通しで、来年
半ばに売却先が決まりそうだ。


以前、当ブログでも、国内少子化の中、カカオの持つ健康効果が着目され、
子供のおやつだけでなく、大人の市場開拓も伸びている旨、紹介した。

少子化の中でも、昨年の国内メーカーのチョコレートの販売額は前年比

4,6%増の5500億円と、7年連続で過去最高を更新している様た。
ゴディバは高級チョコレート市場での存在感が大きく、魅力的な投資で、
争奪戦の行方に注目しています。

さて、日経平均は3日続伸、140円高の21952円の大引でした。
(出来高 概算13.2憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ブラックフライデーの販売好調や原油相場の上昇を
好感し、大きく上昇した。日経平均は、その流れを受け大きく上昇して
一時22000円台にタッチする場面もあったが、達成感から売り買い
交錯し、大台の手前で引けた。

日経平均は、3日続伸。2週間ぶりに25日線を超え、上昇基調を継続する
反騰トレンドを暗示してます。ボリンジャーバンド25日線~+1σレンジ
へ移行で、リバウンド継続に期待持てます。

注目のNY市場、サイバーマンデー期待もある中、大幅上昇の反動から売り
優勢スタート。サイバーマンデーの売上げ状況や年末商戦への状況が出ると
もどりも期待でき、底堅い終了となるか注目です。

明日の日経平均、円安継続なら4日続伸にチャレンジです。

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コンビニ、レジ袋の有料義務化に反対!?

2018-11-26 23:58:53 | ニュ-スからひと言

      
海洋プラスチックごみ問題での国際連携が進む中、環境省がレジ袋
有料化を義務付ける方針を打ち出したことについて、対策を進めて
きた自治体は歓迎する一方、コンビニやプラスチック業界は、慎重
な議論を求める声が出ている。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6304609

「全国的に同じルールで取り組むのは良いこと。まだ始めていない
事業者にもお願いしやすくなる」。東京都武蔵野市の担当者はこう
話す。市は市内のスーパー11社とレジ袋削減の協定を締結。

有料化、会計金額からの割引、ポイントの付与など各社がそれぞれ
の方法で取り組んでいる。

山梨県は2008年に行政とスーパーが協議会をつくって有料化を
始めた。321店舗(今年6月末時点)が参加し、6月迄に約7億
9660万枚を節約できたという。

東京都杉並区は08年に小売店に削減計画の提出を義務づける全国
初の条例を制定。16年度は08年度比で約16%削減した。

一方、コンビニ各社が加盟する「日本フランチャイズチェーン協会」
(東京)の伊藤広幸専務理事は「移動中などに急に立ち寄ることが
多いコンビニではエコバッグを持たない客が多い。総菜や氷・アイス
クリームなどは品質管理や衛生面でレジ袋が望ましい」と話す。
その上で、「業種や業態にあった方法を考えてほしい」と求めており、
一律の義務化には反対している。


日本フランチャィズ協会が、義務化に反対している理由は、有料化に
よる売上高の減少を危惧しているのかもしれません。

レジ袋を否定するつもりもないし、必要です。地球温暖化に影響する
CO2抑制を考えたプラスチックの使用が、有料化によりポイ捨てや
使用削減に結びつくので、「義務化」は時代の流れの現れでしょう。
運用は、レジ袋を使用しない場合の割引やエコポイント付与で実施
すると、廃棄抑制に一定の効果ありそうです。
大切な事は、ポイ捨てをしないことにつきそうです。

さて、日経平均は続伸して、165円高の21812円の大引でした。
(出来高 概算13.3憶株の商いでした。)

週末のNY市場が軟調に終了したが、2025年の大坂万博の決定や
米での週末商戦が活況であった事が週明けニュースになり、日経平均、
予想に反して強含みスタート。師走相場に向かうアノマリーから上昇
に拍車がかかり、ジリ高となると値を保ち21800円台で終了した。

日経平均は続伸。5日線を上回り、上昇トレンド入りを示唆する動き。
ボリンジャーバンド25日線に接近して、25日線~+1σレンジへ
移行できるか、明日以降、期待が持てるチャートの良化です。

注目のNY市場、ブラックフライディ好調さや年末商戦盛り上がりの
期待もあり、上昇してスタート。サイバーマンデー期待や原油相場の
反騰も加わり、どこまで上昇して終了できるか、注目です。

明日の日経平均、円安傾向継続すると、3日続伸にチャレンジです。

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11月最終週 相場展望と予定

2018-11-25 23:55:24 | 相場展望

      
11/19~週の日経平均は小幅下落した。世界経済の減速懸念からNY株式
や原油相場などには売り圧力がかかり、やや円高圧力となった。
米週末のブラックフライデー売上げ増期待も、世界景気に翳りが出てきたとの
思惑からNY株式は下落。日経平均は、底堅さを発揮したものの小幅続落した
ただ、日経平均は21500円台を割れると、買い需要を喚起し、業績の良い
銘柄を買い戻す動きも散見された。

結局、日経平均は、週間で33円下落(↓0.16%)21646円でした。

さて、11月最終週(11/26~11/30)主なイベントと予定は、下記1.
の通りです。

週末のNY市場は、感謝祭明けのNY株式市場で、ダウ平均は続落。原油相場
下げが止まらず、マインド向上に繋がらなかった。

明日からの日経平均は、その流れから下落スタートが想定される。ただ、買い
手掛かり材料に欠ける中で、2025年、大阪万博が決定。下値21300円
台上の底堅さを想定。12月の「クリスマスラリー」を控え、株高アノマリー
を意識する展開を期待したい。

日本市場の決算発表一巡し、上場企業の営業利益の伸びの鈍化は見られるが、
PERは依然、割安水準にある。中・小型株を物色する、下値の限定的な相場
展開を期待したい。

日経平均、11月最終週(11/26~11/30)レンジは、21300円~
22000円程度を想定しています。

1.11月最終週(11/26~11/30)主なイベントと予定
 11/25
 EU U臨時首脳会議
 11/26
 日本 10月製造業PMI
 日本 ウチダエスコ、タカショー 各決算
  米 サイバーマンディ
  米 国債入札 2年債(390億ドル)
  米 米ロサンゼルスモーターショー
  独 11月Ifo景況感指数
  英 カーニー英中銀総裁、グリーンスパン元FRB議長 対談
 11/27
 日本 10月企業向けサービス価格指数
 日本 プラネット、DyDo、菱洋エレ 各決算
  米 9月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 10月消費者信頼感指数
  米 クラリダRB副議長 講演
  米 セールスフォース 決算
  米 国債入札 5年債(400億ドル)
  米 カンザスシティー連銀総裁、アトランタ連銀総裁、シカゴ連銀総裁 討論会
  米  上院、ミシシッピ州補欠選挙決選投票
 中国 10月工業利益
 11/28
 日本 内田洋行 決算
 日本 霞ヶ関キャピタル IPO
  米 第3四半期GDP改定値
  米 10月新築住宅販売件数
  米 パウエルFRB議長 講演
  米 ティファニー 決算
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
 11/29
 日本 10月対外・対内証券投資
 日本 10月商業動態統計
 日本 ラクーンHD、共和工業 各決算
  米  10月個人所得/個人支出
  米 10月中古住宅販売成約指数
  米 FOMC議事録(11/7、8 開催分)
  米 HP、ダラー・ツリー 各決算
  米 シカゴ連銀総裁 討論会
  独 10月失業率
  世 G20財務相会議
 11/30
 日本 10月有効求人倍率
 日本 10月完全失業率
 日本 10月消費者物価
 日本 10月鉱工業生産速報
 日本 11月消費者動向指数 
 日本 東和フード、大和コン、はてな、トリケミカル、キタック、ダイサン、ACCESS 各決算
 日本 ソフトバンク、IPO仮条件決定
  米 NY連銀総裁 講演
  米 国債償還 2年債(287億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(303億ドル)
 中国 11月製造業PMI
  世 G20サミット

2.NY市場、為替/債券 各結果(11/23)
 今日のNY為替市場はドル買いが優勢となった。原油相場が50ドル台
 前半まで急落するなど商品相場の下げがドルをサポートしている。昼に
 入って米国債利回りが下げ幅を縮小していることもフォロー。
 
 そのような中、感謝祭明けの米株が下げていることで序盤は円高圧力から、
 ドル円は売りが先行したが、ドル高がサポートし下げ渋る動きを見せた。
 週初は見切売りも出て112円台前半まで値を落としていたが、リスク
 回避のドル高の動きがサポートし113円台まで戻していた。しかし、
 株式市場が依然として不安定で、景気の先行き懸念も台頭する中、FRB
 利上げ期待も後退しており、ドル円の上値は重い。
 
 しかし、いまのところは下押しする動きまでは見られず、意識されるポイ
 ントの112.50円の水準は維持されている格好。
 
 一方で113.15円付近に来ている21日線は強い上値抵抗となってる。
 来週はG20首脳会談が行われるが、その際に米中首脳会談が予定されて
 いる。トランプ大統領からは期待感も高まる発言が出ているが、市場では
 合意は何も出ないとの見方が優勢。大枠の議論が中心との見方も出ていた。
 いずれにしろ、来週はその動向が最大の注目ポイントになりそうだ。
 
 ユーロドルは戻り売りが強まった。NY時間に入って下げが一服していた
 ものの浮上の気配も見せず、1.13ドル台前半まで下落。ロンドン時間
 にドイツがGDP確報値を発表していたが、マイナス成長となっていた他、
 個人消費が落ち込んでいる。また、ドイツのPMIも発表になっていたが、
 製造業は2016年3月以来の低水準となっていた。米貿易政策や中国
 経済へ懸念でドイツ製造業のモメンタムは低下している模様。
 
 ECBは年内で資産購入を終了し、来年夏終わりまでの金利据え置きを
 コミットしている。ECBの強気姿勢から市場の一部では、夏より前の利上
 げ予想も出ていたが、景気先行きへの懸念も台頭する中、その期待はやや
 後退している模様。21日線が1.1365ドル付近に来ているが、その
 水準を下回ってきており、来週以降の動きが警戒される。
 
 ポンドも戻り売りが優勢。ロンドンフィキシングにかけて売りが再度強ま
 った。前日は英国とEUが離脱の最終草案に合意したことから、ポンドドル
 も1.29ドル台まで急速に買い戻されていた。その上げを維持できていな
 い状況だが、市場ではメイ首相とEUが合意したとしても英議会の承認は
 得られないのではとの警戒感も根強い。また、ジブラルタルや漁業権問題は
 未解決で残っていることも不安感を強めている。
 
 25日日曜日に臨時のEU首脳会談が開かれ、そこで合意文書に調印が行わ
 れる予定のほか、その前日にメイ首相と欧州委員会のユンケル委員長が会談
 する予定となっている。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=461982
 
 米国債利回り
  2年債        2.809(-0.005)
  10年債      3.039(-0.024)
  30年債      3.302(-0.015)
  期待インフレ率   1.967(-0.023)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。原油が50ドル台前半まで
 急落しており、インフレ懸念が後退している。また、感謝際休暇明けの米
 株が下落したことから、債券への逃避買いも見られた。
 10年債は一時3.03%まで低下しており、3%をうかがう展開が続い
 ている。
 
 2-10年債の利回り格差は23(前日25)に縮小し、フラット化が続
 いている。
 なお、本日は現地時間午後2時(日本時間午前4時)までの短縮取引。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=461977

3.NY株式市場 結果(11/23)
 NY株式23日
  ダウ平均       24285.95(-178.74 -0.73%)
  S&P500     2632.56(  -17.37 -0.66%)
  ナスダック      6938.98(  -33.27 -0.48%)
  CME日経平均   21495   (大証比:-205 -0.95%)
 
 感謝祭明けのNY株式市場でダウ平均は続落。原油相場の下げが止まらず、
  きょうは50ドル台まで急落している。サウジの生産が過去最高との見方が
 強まっており過剰供給への懸念が根強い。これを受けてエネルギー株の下落
 が相場を圧迫。 
 
 IT・ハイテク株は売り先行で始まったものの、値ごろ感からの買い戻しも
 入っている。ただ、アップルの下げが続いており、IT・ハイテク株の上値
 は依然として重い。米当局が中国のファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)
 への圧力を強めているとの懸念も高まっているようだ。
 
 きょうは感謝祭明けのブラックフライデーで米消費者は1年で最も買い物を
 する日になっている。過去最高の売れ行きとの予想も出ているが、利益も薄く
 なっているとの指摘も聞かれる。市場もその動向に注目しているが、きょうの
 小売株は軟調な動き。
 
 ダウ採用銘柄ではシェブロン、エクソンモービルが指数を圧迫したほか、
 アップル、ゴールドマン、ボーイングが下落。一方、ユナイテッドテクノロ
 ジーズ、ウォルグリーンが上昇。
 
 アップルが4日続落。アイフォーンの需要に対する懸念が高まっているが、
 ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、アイフォーンXRの
 日本での販売促進のため携帯電話業者に補助金を出す計画だと伝えた。
 
 ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)は航空部品のロックウェル・コリ
 ンズの買収を中国当局が条件付きで承認したことが材料視。
 
 ナスダックも下落しているものの、序盤の下げを取り戻しプラス圏に浮上する
 場面も見られている。アップル、テスラ、フェイスブック、ネットフリックス
 が下落。一方、エヌビディア、AMDが上昇。
 テスラが4日続落。「モデルS」と「モデルX」の中国での値下げを発表。
 
 値下げ率は12%から26%。米国からの輸入時に中国が課している関税相当
 分をテスラが吸収することに決めたと説明している。
 
 eコマースのオーバーストックが大幅高。ウォールストリート・ジャーナル
 (WSJ)が同社のバーンCEOのインタビューを伝えており、2月までに
 リテール事業の身売りを検討していると述べた。同社はブロックチェーン事業
 にも進出しており、そちらに経営資源を集中したいようだ。
 
 なお、本日は現地時間午後1時(日本時間午前3時)までの短縮取引。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=461973

4.NY市場、原油先物1月限/金先物12月限 各結果(11/23)
 NY原油先物1月限(WTI)
  1バレル=50.42(-4.21 -7.71%)
 
 NY原油は大幅反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が4.21ドル
 安。その他の限月は4.21~1.32ドル安。年初来安値を再び塗り替えた。
 供給過多を警戒した売りが続いている。世界的な景気減速による石油需要の下
 振れが警戒されている。ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)が低下を続
 けていることで不透明感が強まった。米中貿易戦争も引き続き警戒されている。
 
 来月の石油輸出国機構(OPEC)総会に向けて減産が協議されているものの、
 下げに歯止めがかからない。
 時間外取引から1月限は軟調に推移。期近つなぎ足で年初来安値を更新した。
 通常取引開始後も売りが止まらず、50.15ドルまで一段安となった。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=461984
 
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1223.20(-4.80 -0.39%)
 
 金12月限は反落。ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)が低下を続けて
 いることや原油安で世界的な景気減速見通しが強まり、逃避的なドル高に振れた
 ことが重しとなった。安全資産として金を求める動きは強まっていない。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=461983
 

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不動産「おとり広告」、対策に業界が始動!?

2018-11-22 23:57:28 | ニュ-スからひと言

      
賃貸マンション広告にひかれてクリックしたのに、とっくに契約済み。
そんな「おとり広告」の排除に、不動産業界が本腰を入れている。
自主規制団体の「近畿地区不動産公正取引協議会」はこれまで12業者
に対して、サイト掲載停止処分を出した。(中島嘉克)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00000062-asahi-soci

協議会は昨年8月から「アットホーム」や「スーモ」など大手不動産
情報サイトと連携して、対策を取りだした。
景品表示法にもとづいて定めた自主ルールに違反した業者は、1カ月
以上サイトから締め出す。

今年10月下旬までに大阪6、兵庫5、京都1の計12業者を処分した。
「契約済みの物件を11カ月半の間、広告した」「家賃3万円、共益費
5千円、敷金0円、保証金0円、礼金0円という架空の物件を、8カ月
間広告した」ことなどが、処分理由だ。

協議会によると、「消し忘れただけで悪意はない」と説明する業者もいた。
だが「意図的ではなくてもおとり広告になる」(協議会の担当者)という。

大手不動産情報サイトでは昨年度、大阪で全国最多の503件のおとり
広告が見つかったほか、兵庫で198件、京都では54件あった。客は
物件をサイトで探すことが多いため、サイトから排除されると業者には
痛手だ。サイト側にとっても、おとり広告があるとサイトの信頼が落ちる
ため対策は急務になっている。

サイトから締め出す同様の対策は、首都圏不動産公正取引協議会が17
年1月に始めたほか、九州でも今年8月から始まっている。


不動産業も競争にさらされ、ネット「おとり広告」で誘客して、一部の
心許ない不動産屋が、自社物件の販売や賃貸を促して、売上げ増を狙っ
ている事例、ありそうです。

住宅や賃貸を求めている顧客に、物件の提供、紹介する不動産業界は、
良識をもって顧客に提供することが必要です。
その意味で、「おとり広告」の排除に不動産業界が本腰を入れてる事、
良い取り組みだと思います。

さて、日経平均は3日ぶり反発して、139円高の21646円の終了。
(出来高 概算12憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウが下げ止まり傾向、ナスが反発。その流れから
日経平均は、米のサンクスギビングディや、国内勤労感謝祝日3連休を
控えて市場参加者が少ない中、買い優勢でスタート後、値を下げる場面
もあったが、後場に押し目も入り、やや上げ幅を広げて大引けとなった。

日経平均は3日ぶり反発。5日線は上回らなかったものの、下ヒゲ陽線
引けとボリンジャーバンド25日線~ー1σレンジをキープした。下落
傾向に歯止めがかかるか、来週以降のトレンドに注目。

注目のNY市場、サンクスギビングディで休場。明日、ブラックフライ
ディや週明けサイバーマンディを控えて、消費者購買力アップに期待が
出てくると、来週以降、師走ラリーとなる展望も・・・。

3連休前、反発で引けたので、良しとしましょう。
ブロガー/読者の皆さん、良い3連休を!!

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高所得者層への児童手当継続で、その他への対応は!?

2018-11-21 23:58:03 | ニュ-スからひと言

      
政府は21日、子育て世帯が受け取る児童手当のうち、高所得層に支給される
月5千円の「特例給付」を2019年度も継続する方針を固めた。財務省は収入
の多い家庭への支援は優先度が低いと廃止を求めてきたが、来年10月には、
消費税増税を予定しているため、給付の削減によるさらなる負担は難しいと
判断した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181121-00000156-kyodonews-bus_all

ただ、財務省の審議会が20日に公表した意見書でも「特例給付は必ずしも
子育て費用に充てられていない」と厳しく指摘されており、将来的な廃止に
向けた検討は続ける。児童手当は中学生までの子どもがいる世帯が対象。


子ども手当てから児童手当に代わり、所得制限が加わりましたが、例えば子供
2人いる世帯の場合、年収が960万円以上あると児童手当は無支給で、その
代わり、子供1人当たり月5000円が特例として支給される事になった特例
給付です。

高所得者層にとり、子育て費用に充当されない現実が多ければ、「特例給付」
は、小遣いになります。来秋に控える消費税増税に、中・低所得者層向けに、
加算給付でもしないと、不公平感が出るかもしれません。

さて、日経平均は続落して、75円安の21507円の大引けでした。
(出来高 概算13.9憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、大きく続落。その流れから日経平均は、21300円を
割り込みスタート。ただ、半導体関連の一部銘柄に買戻しの動きがでると、
下げ幅を縮小していき、上海市場など底堅い動きで、節目21500円台を
キープして終了した。

日経平均は続落。ただ、下げ幅を縮小して下ヒゲ陽線引けと、ボリンジャー
バンドー1σレンジ辺りをキープしたが、下落傾向に歯止めをかけたい所。

注目のNY市場、大きく下がった反動から自律反発の上昇してスタート。
上昇して終了するか、ポイントです。

明日の日経平均、3連休前ですが、底堅くプラス引けを想定したい。

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ゴーン流の負の側面、綻びが噴出!?

2018-11-20 23:57:24 | 企業を斬る

      
販売不振による経営危機に陥った日産自動車を「V字回復」させ、
業績の拡大を追い続けた会長のカルロス・ゴーン容疑者。電気自動車
(EV)に積極投資し、ブランドの象徴に育てる一方、ひずみが生産
現場にたまり、新車製造の最終工程をめぐる不正などが噴き出した。

これに続く金融商品取引法違反容疑による逮捕で、ゴーン流負の側面が
鮮明になっている。(臼井慎太郎)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000640-san-bus_all

平成12年に日産の社長に就いたゴーン容疑者。同年3月期連結決算で
6843億円という記録的な最終赤字を計上した日産の業績をV字回復
に導いただけでなく、商品開発での先見性も発揮した。

日産は競合他社が懐疑的だったEVを「次世代エコカーの本命」と位置
づけて開発を加速し、22年末には「リーフ」を日本と米国で投入。
仏ルノーや三菱自を合わせたEV全体の世界販売は、今年1月末に累計
54万台に達した。日産の国内販売関係者は「ゴーン氏の嗅覚はすごい。
『電動車なら日産』というイメージを広めた」とたたえる。

しかし、世界市場で利益を出すことができる車を重んじるゴーン流の弊害
も現れた。国内で「日本は世界戦略の一端に成り下がった」(販売担当者)
といった、国内向け商品ラインアップの少なさを指摘する声も浮上してる。

こうした実態の背景にはゴーン容疑者のトップダウン型の経営手法がある
ともみられる。ゴーン流経営は工場閉鎖や人員削減を断行した12年4月
からの経営再建策「日産リバイバルプラン」等では効果を上げたが、結果
として、日本市場向けの商品を求める販売現場の声が経営陣に届かなくな
っているとの指摘もある。

トップダウン型経営の裏側では生産現場の緩みも進んだ。

昨年9月には無資格者による完成検査問題が発覚し、今年に入っても燃費
などの検査データ改竄を公表するなど、社内管理の甘さを露呈している。
しかも、一連の不正をめぐる記者会見にゴーン容疑者は姿を見せなかった。

西川(さいかわ)広人社長は19日の記者会見で、「(社長就任の)初期
に大きな改革をしたのは事実。その後は功罪両方がある」とゴーン容疑者
の光と影を認めたが、責任のなすりつけ合いでは真相究明も信頼回復も進
まない。日産の最高執行責任者(COO)として、長くゴーン氏を支えた
志賀俊之氏(現・日産取締役)も含めて経営陣の責任も問われそう。


ワンマン、帝王として君臨したゴーン会長、ここへ来て負の側面が負出
した格好で、日産は経営体制刷新するため、株主総会前倒しも視野に入れ
ており、ルノーを支援するフランスと日産を支援する日本との間で政府間
の亀裂に発展しないことを祈るばかりです。

さて、日経平均は大幅反落して、238円安21583円の大引けでした。
(出来高 概算14.3憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウ/ナス共大きく下げ、それを受けた日経平均は
ギャップダウンから売り優勢でスタートした。ただ、ファンダメンタルズ
からここからの一段の下げは回避し、何とか21500円台をキープして
終了した。

日経平均は反落して、5日線/25日移動平均線が下降傾向の継続にあり
上下にヒゲを残した終了だった。ボリンジャーバンド、25日線~ー1σ
レンジにあるが、バンド下への吸引も視野に入り正念場。

注目のNY市場、継続して軟調な展開からスタート。終了時の戻りが期待
しにくい相場展開で、下げ止まって終了するかポイントです。

明日の日経平均、続落となっても陽線引けを想定したい。

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ゴーンと衝撃!日産のコンプライアンス!?

2018-11-19 23:58:25 | 企業を斬る

      
今日夕方、日産自動車は、カルロス・ゴーン容疑者の会長と代表取締役の
職を速やかに解くことを、22日の臨時取締役会に提案すると発表した。
代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の解職も提案する。取締役としての
善管注意義務に違反する両容疑者の重大な不正行為を確認したためとして
いる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00000075-asahi-soci

西川(さいかわ)社長は19日夜、横浜市の本社で開いた記者会見で、
ゴーン会長の不正行為について大きく3点あると指摘。役員報酬の過少
記載、目的を偽った投資資金の支出、私的な目的での会社の経費の不正
使用を挙げた。こうした不正に、ケリー代表取締役が深く関与している
ことも分かったという。

西川氏は、ゴーン会長に経営の権限が集中していたことが不正の背景に
あったと指摘。「株主、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけし、会社
を代表して深くおわびしたい」と謝罪した。

日産によると、内部通報を受けて数カ月間にわたり、両容疑者の不正行為
について内部調査をしてきた。その結果、開示されるゴーン会長の報酬額
を少なくするため、両容疑者が長年に渡って実際の報酬額より少ない金額
を有価証券報告書に記載していたことが判明したという。

日産は検察当局に情報を提供し、捜査に全面的に協力してきたと説明。
引き続き捜査に協力するという。

日産は仏ルノー、三菱自動車と資本関係にあるが、西川氏は「パートナー
関係に影響を与える事案ではない」として、提携関係を継続させる意向を
示した。


前からゴ-ン氏の報酬が高いと思ってたが、2011年から2015年に
かけての報酬、有価証券報告書記載で約50億円となってますが、実際は
2倍の約100億円。脱税の額、ハンパじゃない!

この件、内部告発から発覚してますが、取締役会や監査法人が見過ごして
いたとすれば、コンプライアンスが機能していなかったということです。
経営陣や監査法人にも責任の一端あり、「やっちゃえnissanからやったぜ
zussan」で、今後の動向に注目です。

さて、日経平均は反発して、140円高21821円の大引けでした。
(出来高 概算12.8憶株の商いでした。)

先週末のNY市場、ダウ上昇/ナス小幅安を受け、日経平均は小幅安から
買い優勢に転じて、後場の高値圏である21800円台を回復して終了。

日経平均は3日ぶり反発。5日線/25日移動平均線が下降傾向にあるが
陰線引けで終了。ボリンジャーバンド、25日線~ー1σレンジで、この
バンドから上抜けできるか、正念場です。

注目のNY市場、軟調な展開からスタートして、終了時に陽線引けるか、
ポイントです。

明日の日経平均、先物主導の売りに注意も続伸、陽線引けに期待したい。

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11月第4週 相場展望と予定

2018-11-18 23:57:27 | 相場展望

      
11/12~週の日経平均は下落した。週前半に、世界景気に翳りが出てきた
事を織り込み日経平均は急落した。NY株式市場がアップル決算を受け、軟調。
ハイテク株主体のナス株が軟調で、日経平均は、増幅して影響を受けた格好。
米・中貿易摩擦も燻り、為替もやや円高と、東京市場は、戻りを遅らせた状況。

ただ、日経平均は、21500円台割れで底打ち感を示し、業績相場に含みを
残した格好。

結局、日経平均は、週間で569円下落(↓2.56%)21680円でした。

さて、11月第4週(11/19~11/23)主なイベントと予定は、下記1.
の通りです。

週末のNY市場は、リスクオフムードが残る中、米・中首脳会談へ向け貿易摩擦
緩和期待も出て、ナスは弱含んだものの、ダウは上昇している。

今週の日経平均は、その流れから上昇スタートが想定される。ただ、米・中貿易
戦争の影響も、株式市場は先行して織り込んできたので、一旦、アク抜けの局面
を迎えると予想する。

日本市場の決算ピークを過ぎ、上場企業の営業利益の伸びに鈍化は、見られるが
PERの割安水準にあり、ここから下値の堅い相場展開を想定したい。

週明けの東京市場、週末3連休はあるものの、リバウンドする展開に期待したい。
日経平均、11月第4週(11/19~11/23)レンジは、21500円~
22250円程度を想定しています。

1.11月第4週(11/19~11/23)主なイベントと予定
 11/19
 日本 10月貿易収支
 日本 黒田日銀総裁、講演
 日本 MS&AD、東京海上、シェアリングT、SOMPO HD 各決算 
 米 NY連銀総裁、講演
 EU 10月経常収支 
 11/20
 米 10月住宅着工件数
 米 メドトロニック、ロウズ、ターゲット、ベストバイ、コールズ
   ギャップ、フットロッカー 各決算
 11/21
 日本 10月全国百貨店売上高 
 米 10月耐久財受注
   米 10月景気先行指数
 米 10月中古住宅販売件数
 米 ディア 決算
 世 OECD経済見通し
 11/22
 日本 10月消費者物価指数
 米 米株式・債券市場、休場(感謝祭祝日)
 南ア 南フリカ中銀政策金利
 EU 10月ユーロ圏消費者信頼感速報値
 11/23
 日本 東京市場休場(勤労感謝の日) 
 米 米株式・債券市場は短縮取引(ブラックフライデー)
 独 11月製造業PMI速報値
 独 第3四半期GDP改定値
 EU 11月ユーロ圏製造業PMI速報値

2.NY市場、為替/債券 各決算(11/16)
 今日のNY為替市場はドル売りが優勢となった。FRB幹部の発言に敏感に
 反応しているようだ。特にクラリダFRB副議長の発言に反応していた様で、
 副議長は米CNBCのインタビューで「世界経済に減速している証拠がある」
 と述べていた。今週、パウエル議長はFRBが来年直面する課題の一つに、
 海外需要の鈍化を指摘していたが、副議長の発言もその線に沿った内容とも
 言える。
 
 また、カプラン・ダラス連銀総裁が来年から2020年にかけて成長鈍化見
 通しを示したことも圧迫した可能性もありそうだ。
 
 ドル円は112円台に下落し、ストップを巻き込んで112.65円近辺迄
 一時下落。エヌビディアの決算を受けた株安もドル円を圧迫した。ドル円は
 きょうの下げで113.05円付近に来ている21日線を割り込んでおり、
 早期に回復できるか注目される。10月26日から11月12日の上昇波の
 50%戻しが112.80円付近に来ており、その水準での推移が続いた。
 
 一方、ユーロドルはNY時間に入って買い戻しが強まり、1.14ドル台を
 回復。ポンド安が落ち着いていることもユーロ買い戻しへの安心感につなが
 っているようだ。ただ、一部からはユーロ圏の経済は見た目以上に弱い可能性
 も指摘されており、ECBの出口戦略が期待通りにはならないとの見方も出て
 来ているようだ。
 
 ECBは来年夏の終わりまで金利据え置きをコミットしてるが、すぐに利上げ
 開始となるかは未知数な部分も多い。
 
 ユーロドルはきょうの上げで21日線を回復しており、来週以降の動きが注目
 されるもののイタリア問題も燻る中、上値での戻り売り圧力も強そうだ。
 ポンドは下げ一服。辞任が伝えられていたゴーブ英環境相が辞任をひとまず
 撤回しており安心感につながった模様。ポンド円は下値模索が続いているもの
 の、きょうはポンド安よりもドル円の下げが圧迫しているものと思われる。
 
 しかし、離脱強硬派の閣僚からは、メイ首相がEUと結んだ離脱合意を全面的
 に見直す計画に取り組んでいるとも伝わっている。議会を通過できるか懐疑的
 で、与党内にメイ降ろしの動きも再び台頭する中、ポンドの買い戻し積極的に
 試そうという雰囲気はまだないようだ。合意なき離脱のリスクは依然として残
 っておりポンドの上値は重い。
 
 ポンド円は200日線を下放れる展開となっているが、目先は、10月安値の
 142.75円付近を視野に入れた動きが続きそうだ。
 なお、トランプ大統領が「中国は合意をしたがっており、追加関税は必要ない
 かもしれない」と述べていた。ロス商務長官はきのう、今月末G20首脳会議
 の際に行われる米中首脳会談では最終合意には至らず、対中関税1月に25%
 に引き上げる計画」と述べていた。トランプ政権も様々使い分けているのかも
 しれない。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=461002
 
 米国債利回り
  2年債       2.804(-0.050)
  10年債      3.065(-0.046)
  30年債      3.321(-0.038) 
  期待インフレ率  2.029(+0.012)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。クラリダFRB副議長が「世界
 経済に減速している証拠がある」と述べたことをきっかけに利回りは下げが加速。
 来年の利上げ期待を幾分後退させたようだ。今週、パウエル議長はFRBが来年
 直面する課題の一つに、海外需要の鈍化を指摘していたが、副議長の発言もその
 線に沿った内容とも言える。
 
 また、カプラン・ダラス連銀総裁が来年から2020年にかけて成長鈍化見通し
 を示したことも圧迫した可能性もありそうだ。
 10年債利回りは3.06%台まで低下、2年債は2.80%まで低下した。
 2-10年債の利回り格差は27(前日26)。 
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=461001

3.NY株式市場 結果(11/16)
 NY株式16日
   ダウ平均         25413.22(+123.95 +0.49%)
   S&P500       2736.14(  +5.94 +0.22%)
   ナスダック         7247.87( -11.16 -0.15%)
   CME日経平均         21765   (大証比:+115 +0.53%)
 
   今日のNY株式市場、前日引け後に発表になったエヌビディアの決算が失望的な
 内容だったことから、IT・ハイテク株中心に売りが膨らみダウ平均は反落して
 始まった。一時141ドル安まで下げ幅を広げる場面が見られたものの、売りが
 一巡すると買い戻しも入りプラス圏に浮上している。前日も下げから反転の流れ
 だったが、下値では見直し買いも入って来ているようだ。
 
 エヌビディアについては、主力のゲームPC部門が予想よりも弱かったほか、
 仮想通貨ブームの後退でマイニング用チップの販売が予想以上に不調で在庫の
 積み上がりが確認されている。市場ではしばらくは在庫処理が先行するとの弱気な
 見方が強まっているようだ。AIや自動運転などデータセンター部門は好調を維持。
 ただ、収益の割合はまだまだ小さい。
 
 ただ、上値では戻り売りも根強く、前日付近まで戻す場面も見られたものの、
 トランプ大統領の発言で後半にかけ再び上げ幅を広げている。大統領は「中国は
 合意をしたがっており、追加関税は必要ないかもしれない」と語っていた。
 
 ダウ採用銘柄ではユナイテッド・ヘルスやトラベラーズ、ベライゾンが上昇した
 ほか、マクドナルド、3M、シェブロンも堅調。一方、ウォルマート、ボーイング
 軟調に推移した。
 
 ナスダックは午後になってトランプ大統領の発言をきっかけに下げ幅を縮小。
 エヌビディアのほかAMD、マイクロンなど半導体関連には売りが強まり指数を
 圧迫。アマゾン、フェイスブックも売りが続いている。ただ、アップルの買戻しが
 続いたほか、マイクロソフト、テスラも買い戻されている。
 
 フェイスブックは下げが止まらず、10月にサポートされた140ドルを割り込
 んだ。NYタイムズが、サンドバーグCOOが、フェイスブック上でロシアが実施
 した虚偽情報による世論操作について、取締役会やメディアに全体像を知られない
 よう水面下で画策したと報じている。これに対して社内では経営幹部に対する
 不信感が強まっているようだ。
 
 カリフォルニア州最大の公益事業会社PG&Eが急反発。同州で大規模な山火事が
 発生したが、同社の機器が出火原因の可能性が指摘され、経営破綻への懸念が高ま
 っている。カリフォルニア州当局からの支援の声もなく前日の株価は急落していた
 が、同州の公益事業委員会(PUC)の委員長が、同社の破綻を容認することは
 考えられないと発言したことで、州政府の支援があるのではとの期待感が膨らん
 でいる。
 
 GEの下げが止まらず09年3月以来の安値水準の更新が続いている。きょうは、
 アナリストから目標株価の引き下げが伝わっていたが、四半期決算を徹底的に見
 直した結果、多くの疑問が生じたとしている。 
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=460999

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(11/16)
 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=56.46(0.00 0.00%)

 NY原油の期近は同値圏。今週、石油輸出国機構(OPEC)が来年から日量140万
 バレル減産する意向を示したことや、サウジアラビアの米国への原油輸出が減少
 していることが示されたことなどで、米国の時間帯の前半までは一貫して、急落
 後の戻り高値を更新する展開となった。しかしロシアがこの減産に難色を示して
 いることもあり、後半は売り崩され、結局は期近は前日同値圏まで上げ幅を削った。
 ただ、帳入れ後は小戻している。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=460993
 
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1223.00(+8.00 +0.66%)
 金12月限は続伸。時間外取引で、ユーロの押し目が買われたことを受けて堅調
 となった。日中取引では、クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長の発言など
 を受けてドル安に振れたことが支援要因となった。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=460992

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