ソフトバンクグループは3日、保有する中国の電子商取引大手アリババG・HD株の売却総額が、
100億ドル(1兆0900億円)に達すると発表した。1日の発表時は79億ドル以上を予定して
いたが、投資家の需要が強かった事から2日に10億ドル、3日に11億ドルの追加売却を決めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160604-00000021-reut-bus_all
売却は財務体質の強化が主目的で、調達資金は有利子負債の返済などに充てる。この結果、
連結純有利子負債/調整後EBITDA倍率は16年3月末時点の3.8倍から3.2倍程度まで
改善する見通し。
同社のアリババ持株比率は32.2%から約27%に低下するが、持分法適用会社の位置づけ
は変わらない。売却について広報担当者は「財務の健全化が目的で、何か案件があるわけで
はない」と語った。
また、保有するガンホー・オンライン・エンターテイメント株の売却も併せて決めた。
1日にガンホーに株式売却を打診。ガンホーは3日に自己株式の公開買い付けで取得することを
伝えた。
財務体質の強化と、グローバル経営の視点から業務再編の狙いもあるとされてますが、水面下で
何か、M&Aの匂いがするのは、小生だけでしょうか。
週明け、ソフトバンクは底堅い株価になりそうな反面、ガンホーは、公開買い付け294円にさやよせ
しそうです。
ソフトバンクとガンホーに注目しましょうか。
それでは、また。