「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

パナソニック・ショックは限定的となるか!?

2012-10-31 23:59:17 | 企業を斬る

           
今日、パナソニックは、13年3月期連結決算の最終(当期)損益の見通しを
従来予想の500億円の黒字 → 7650億円の赤字へ大幅下方修正しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000084-mai-bus_all

過去最大だった12年3月期の7721億円に迫る2期連続の巨額赤字で、
製造業で過去最悪の日立製作所の最終赤字7873億円(09年3月期)にも
匹敵するものです。

韓国や中国企業などの競争激化による価格急落を受け、投資に見合う収益が
望めないとして携帯電話と太陽電池、リチウムイオン電池の3事業の損失処理
迫られたことなどが響いた格好です。

業績悪化に伴い、従来10円を予定していた13年3月期の年間配当もゼロに
します。無配転落は、1950年5月期以来約63年ぶりのこと。

問題の3事業は、ブランド力や販売競争力などへの対価を示す「のれん代」
2378億円を損失処理。その他の資産の損失処理を含む事業構造改革費用と
して3555億円を計上した。さらに、業績悪化を受け、将来の税負担軽減を
見込んで計上していた繰り延べ税金資産4125億円を取り崩したことも最終
赤字に影響したようです。

東京都内で記者会見した津賀社長は「2年連続で巨額赤字を計上するのは身を
切られる思いだ。何としても早期に業績を回復させ、安定した配当を出せる姿に
戻す」と話しました。

この結果を受け、事業構造の再編や追加リストラも視野に入り、大ナタを振う
場面となり、ほかの電機メーカーへの影響も少なからずあります。

松下幸之助の「水道哲学」の原点に戻り、事業の取捨選択をしながら成長事業を
進展させる舵取りが必要です。今後の動向 要チェックです。

さて、日経平均は、反発し86円高の8928円の大引けとなりました。
(出来高 概算18.2億株の商いでした。)

休場続きのNY市場、日銀の事前予想内の追加緩和でしたが、一先ず 買戻しと
月末ドレッシングに支えられた格好です。

昨日の下落分を埋め戻すに留まった日経平均ですが、踏ん張り所となっています。

注目のNY市場、取引が再開され、買い先行後 下落基調となっており、終了まで
どこまで、持ち直すか、注目しています。

明日の日経平均、パナソニック・ショックを吸収できるかポイントです。


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日銀、想定内の追加緩和で、市場と対話する姿勢なし!?

2012-10-30 23:53:05 | マ-ケット

          
今日、日銀の白川総裁は、金融政策決定会合後の会見で、資産の買い
入れ基金の積み上げ期間が終了する2013年末以降も、目標である1%
以上物価上昇率が見通せるまでゼロ金利と資産買い入れ続ける方針
変らないとし、強力な金融緩和を推進する姿勢を強調しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000153-reut-bus_all

また、象牙の塔のようなコメントをしたもので、後5カ月で任期終了と、
大胆な政策を打ち出さないで、リタイアする腹積りの様です。

事実上無期限の量的緩和第3弾(QE3)を打ち出したFRBと日銀の
政策運営は共通していると、弁明しています。

また、同日公表した経済・物価情勢の展望リポートでは、物価見通しを
めぐり木内氏と佐藤氏の両委員が異論を示したことを明らかにしました。

白川総裁は、9月に続き2カ月連続で異例の金融緩和に踏み切った理由に
ついて「海外経済の減速が強まったことが大きな理由」と説明しています。

14年度の物価上昇率見通しを0.8%(この見解に木内氏と佐藤氏が
異論)としたが、その時点で目標とする「1%に近づくものの1%が見通
せるとの判断には至っていない」と語りました。

今回の会合に関しては、物価見通しが目標の1%に到達できないとの見方
から市場や政府・与野党から追加緩和期待が盛り上がっていたが、総裁は
「市場の動きや声に機械的に反応することはない」と強調しています。

つまり、「市場の声には、聞く耳を持たん」と、対話せず「日銀の分析は
確かなもんだ。」と、経済・金融の実体を無視した政策となっています。

納期を区切って、13/3月迄(自分の任期満了)に1%の目標を達成
させる位の気概があれば、上記のようなボケた追加緩和にはならない
でしょう。

事前リリースの10兆円に対し、11兆円の買い増しでは、マーケットは
失望になってしまいます。(まあ、何もしないよりましですが・・・。)

日銀の仕事も、インフレ目標を決めたら納期を区切って実施するように
していれば、今年2月の追加緩和以降、無政策を続ける事もなかった
様に思います。

来月も10兆円程度追加して、大いに市場と対話してほしい。

さて、日経平均は、3日続落し87円安の8841円の大引けでした。
(出来高 概算20.3億株の商いでした。)

大引け直前まで、堅調な動きも日銀金融政策決定会合の中身の速報が
流れると、予想通り 失望売りに急降下しました。

日経平均の下落で、25日移動平均線(約8844円)や75日移動平均線
(約8860円)の攻防となり、正念場となっています。

注目のNY市場、ハリケーン「サンディ」の影響で、休場。米株式市場が
2日連続で休場となるのは1888年以来、124年ぶりだそうです。

明日の日経平均、さすがに自律反発と月末の化粧買いに期待したい所。


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日銀金融政策前の静けさとNY市場ハリケーン前の静けさ、月曜に「サンディ」!?  

2012-10-29 23:31:27 | マ-ケット

           
巨大ハリケーンが北米東海岸に上陸するとの報道で、NY市場は、週明け
29日の
米株式(ダウ、ナス)取引を全面的に取りやめると発表しました。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/ny_stock_market/?1351493623


月曜なのに「サンディ」とは、まさにNY株式市場を日曜日にしたハリケーン。
7年前の「カトリーナ」の様なハリケーンにならないことを祈るばかりです。

「カトリーナ」ジャス発祥の地や観光都市でもあったニューオリンズが、堤防
決壊から 水没した大災害の記憶は、はっきり覚えています。このとき、メキシコ
湾岸にある原油精製所がダメージを受け、原油価格が高騰しました。

米国の経済指標が改善が見られる中、自然禍による経済損失は侮れず、
ボディーブローの様に効いてきます。
何とか、想定内で収まってほしいと思います。

さて、日経平均は、小幅続落の3円安の8929円の大引けでした。
(出来高 概算14.1億株の薄商いでした。)

週末のNY市場が底堅い展開の中、上昇して始まった東京市場でしたが、
明日の日銀金融政策決定会合前を受け、嵐の前の静けさとなった格好です。

注目のNY市場、ハリケーン「サンディ」の影響で休場。明日も休場の懸念が
出ており、NYを避けて通過してもらいたいところ。

明日、思い切った金融政策を出せるか、白川総裁は男気を見せるチャンスです!


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10月最終週~11月初週 相場展望と予定

2012-10-28 23:56:23 | 相場展望

           
10/22~週、東京株式市場は、NY株式市場の下落にも、過剰反応を
示さない底堅い展開。年間を通じても 珍現象(こういう自立的な商状は、
歓迎)となりました。

背景は、10/30開催される日銀金融政策決定会合での追加緩和観測で、
プレスリリースによれば、10兆円超 規模の資産買入積み増し(案)の
浮上です。

その背景は、「デフレ脱却」にあります。インフレターゲット1%目標に
届かないのは確実で、何とかインフレ浮上にしたい政府の期待や、
効果ある金融政策を実施してこなかった日銀の宣言不履行に対する
免罪符もあり、異例の2カ月追加緩和になりそうです。

NY市場、経済指標は、GDPや個人消費の改善が見られる中、企業決算に
バラツキがあり、調整・下落 印象となり、ダウは週間で1.77%下落の
13107ドルの終了でした。

上記、米市場の動きの中、追加金融緩和期待により、為替の円高が一服。
一時 ドル/円で 80円台に入り、東京株式市場を底堅くさせました。

結局、日経平均は、1週間で 約69円下落(0.77%)の8933円の
大引けとなりました。 

10月最終週から11月第1週の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

注目は、日銀金融政策決定会合の追加策の中身になりそうですが、報道
通りの積増し額なら、一端材料出尽くしになりそうです。

また、明日から、国内企業決算も本格化し、月末には企業決算もピークを
迎え、決算内容により一喜一憂する場面もありそう。

日経平均、10月最終週から11月第1週(10/29~11/2)の
レンジは、8850円~9200円程度を想定しています。

1.10月最終週(10/29~11/2)主なイベントと予定
 10/28
  EU  英国、欧州が冬時間に移行
 10/29
  日本  臨時国会召集
  日本  キーエンス、本田、野村HD、JR東海 等 決算
  米   9月個人消費/所得
  米   9月PCEコア・デフレータ
   伊   西との首脳会談
    西   スペイン国債償還(53億ユーロ)
 10/30
  日本  日銀政策決定会合
  日本  白川日銀総裁、記者会見
   日本  日銀展望リポート
  日本  9月有効求人倍率、完全失業率、家計調査
  日本  9月鉱工業生産
  日本  9月自動車販売台数
  日本  アサヒ、JT、OLC、コマツ、日立、JR東 等 決算 
   米   8月S&Pケースシラー住宅価格
  米   10月消費者信頼感指数
  米   ダドリーNY連銀総裁、講演
  米   エレクトロニック・アーツ、ファイザー、フォード・モーター
       エイボン、バレロ・エナジー、オフィス・デポ 各決算
  印   インド中銀政策金利発表
   独   10月失業率・失業者数
  西   第3四半期スペインGDP速報
 10/31
  日本  9月住宅着工件数、建設工事受注
  日本  東芝、武田、資生堂、TDK、ユニチャーム、三菱地所
  米  10月ADP雇用者数
  米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁、講演
  米  国債償還 2年債(357億ドル)
                5年債(155億ドル)
  米  GM、メットライフ、マスターカード
  西  スペイン国債償還(150億ユーロ)
  EU  9月ユーロ圏失業率
  EU  10月ユーロ圏消費者物価指数速報
 11/1
  日本  10月新車販売台数
  日本  ソニー、アステラス、イビデン、ニコン、丸紅 等 決算
  米  新規失業保険申請件数(~10/27の週)
  米  10月ISM製造業景況指数
  米  10月新車販売台数
  米  ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
  米  ローゼングレン・ボストン連銀総裁、講演
  米  エクソンモービル、AIG、スターバックス
      ニューモント・マイニング 各決算
  中国  10月製造業PMI
  ブ   10月ブラジル鉱工業生産
 11/2
  日本  三菱商事、大和証券、塩野義、クボタ 等 決算 
  日本  アップルの「iPad mini」発売
  日本  日銀議事録(10/4、5分)
  米   10月雇用統計
  米   9月製造業受注指数
  米   フレディマック、シェブロン 各決算
  豪   第3四半期生産者物価指数
  伊   10月イタリア財政収支
  EU   10月ユーロ圏PMI製造業
 11/3
  日本  文化の日
  中国  10月非製造業PMI
 11/4
  世  G20財務相・中央銀行総裁会議(~11/5 メキシコ市)

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/26)

 26日のNY市場、ユーロは買戻しが入っていたものの、ドル円は軟調な
 動きが続いた。スペインの失業率は過去最悪の水準に上昇し、ロンドン
  時間にユーロは売りが強まっていたが、NY時間にかけて買い戻しあり。
 前日発表になったアップルの決算が弱く、先行き不透明感も出ていたが
 米株がさほど下落しなかったこともユーロの買戻しを後押しした。
 
 1.28台に下落していたユーロドルは、IMFが「スペインは金融セクターの
 改革において重要な進展を遂げた」と述べたことをきっかけに買いが加速し、
 一時1.2950付近まで上昇する場面が見られている。ただ、続かなかった。
 
 21日線が1.2965付近にあるが、前日ブレイクして以降、その水準の
 レジスタンスは強化されている模様。
 ただ、完全に下向きの流れが強まったとの印象まではない。
 
 一方、ドル円は軟調な展開が続き、一時79.50付近まで下落したが、
 79.45付近に来ていた10日線はひとまず維持した状況。80.30から上の
 水準は輸出企業の売りも相当程度観測されており上値も重く、過熱感も
 出ていたことから、短期筋が利益確定売りを出したものと思われる。
 
 日本の財政政策への不安や貿易赤字、そして、来週の日銀による追加緩和
 期待から円安の動きがドル円を押し上げた。今週は80円台に上昇し、約4ヵ月
 ぶりの水準まで上昇している。しかし、日銀の追加緩和策も概ね伝わっており
 ほぼ織り込み済みとなる中、発表が続いている米企業決算からは、景気の
 先行き不透明感が燻る状況でもあり、現時点で更に上値を追う雰囲気までは
 無かったようだ。少なくとも来週の日銀決定会合を受けての市場の反応を確認
 する迄は動きにくい展開か。
 
 この日発表になった米GDP速報値は2.0%と予想を上回った。個人消費が
 強かったことが寄与。ただ、企業の設備投資や輸出が弱く、先行きに不安感を
 残す内容。           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=164716

 米国債利回り
   2年債          0.297(-0.014)
   10年債        1.747(-0.076)
   30年債        2.908(-0.069)
   期待インフレ率  2.473(-0.014)
                  *期待インフレ率は10年債で算出
 
 26日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になった米GDP速報値は
  予想を上回る内容となったものの、アップルの決算が弱かったことなど米企業
  決算の弱さに先行き不透明感が強まっている。
 
 10年債は1.74%台、30年債も2.89%台まで一時低下。また、2年債も0.3%台を
 割り込んでいる。

 2-10年債の利回り格差は145(前日+150)とイールドカーブはフラット化。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=164715
3.NY市場、株式市場結果(10/26)

 NY株式26日
   ダウ平均      13107.21(+3.53 +0.03%)
   S&P500       1411.94(-1.03 -0.07%)
   ナスダック       2987.95(+1.83 +0.06%)
   CME日経平均   8975    (大証終比:+45 +0.50%)
 
  26日のNY市場、ダウ平均は横ばい。この日発表になった米GDP速報値は
  予想を上回ったものの、前日発表になったアップルの決算が弱い内容となった
  ことから、先行きに対する警戒感も根強い。ただ、今週の大幅な下げで値ごろ感
  からの買戻しも入り下げ渋っている。
 
 ダウ平均は一時63ドル安まで下落する場面も見られ13000ドルを視野に入れたが、
 その後は13100ドル台に戻す動き。
 
 ダウ採用銘柄ではマイクロソフト、ベライゾン、ディズニーが上昇。反面、P&Gが
  反落した他、GE、ファイザーも軟調。
 
 グッドイヤーが大幅安。決算が予想を下回り見通しも弱かった。欧州や中東の
  不調が影響した。また、米国でのタイヤ交換の需要が10-12月も前年比で減少
  するとの見通しも嫌気されている。
 
 イーストマン・ケミカルが大幅高。決算が予想を上回った。買収した特殊化学品
 メーカーのソルーシアが貢献している。また、原材料価格下落でコスト負担軽減も
 寄与。
 
 油田、ガス田開発のキャボットが大幅高。ディンゲスCEOが他社との提携を模索
  していることを明らかにしたことが好感されている。6月には大阪ガスと2.5億ドル
  規模の提携を発表したが、同規模の提携を模索しているという。
 
 ナスダックも横ばい。決算を発表したアップルは売り優勢となり、600ドルを一時
 割り込む場面も見られた。ただ、600ドルを割り込むと押し目買いも入っている。
 アナリストからは、利益率が低いとの指摘もあり目標株価の引き下げが相次いで
 いた。
 
 一方、アマゾンは上昇。出資している共同購入クーポンサイトのリビング・ソー
 シャルに絡んだ特別損失で最終損益は予想を下回ったものの、営業損益の赤字は
 予想ほどではなかったことが手掛かりとなっている。
 
 オンライン旅行代理店のエクスペディアが上昇。ユーロ危機が続いてるにも係らず
 米国以外での売上高を伸ばしていることが好感されている。
                  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=164711

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(10/26)

 NY原油先物12月限(WTI)
   1バレル=86.28(+0.23 +0.27%)
 
 26日のNY原油先物相場は小反発。ロンドン時間には軟調な動きとなっていた
 ものの、NY時間に入って買い戻される動き。今週は急ピッチな下落が続いたが、
 週末になって買い戻しも入ったいた。東海岸ではあるが、ハリケーン「サンディ」が
 フランケンストーム(破壊的な勢力のハリケーン)に発達しており、それに対する
 警戒感もある模様。
 
 12月限は前日に引き続き85ドル付近まで下落していたが、86ドル台に戻る展開と
 なった。            http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=164707

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1711.90(-1.10 -0.06%)
 
 26日のNY金先物相場は横ばい。ロンドン時間には軟調な動きとなっていたものの、
 NY時間に入って前日付近まで買戻されている。この日発表された米GDPが予想を上
 回ったことや、為替市場でドル買いが一服していたこともフォローした。
 
 12月限は1700ドル付近まで下落していたが、一時1720付近まで戻す動き。
                  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=164708


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日産、中国向け輸出停止って!経済下支えの特効薬は!?

2012-10-27 23:32:35 | 政治に物申す

           
10月最終週の週末、国内大手自動車メーカーの9月中国生産・輸出実績が
リリースされました。

尖閣諸島問題の影響で、9月 中国での大手合計生産台数は、前年同月比
28%減少したようです。

そんな中、日産は、日本から中国への完成車の輸出を来年1月まで止める
方針を固めたようです。尖閣諸島の国有化以降、中国で新車販売の低迷が
続いているためとしています。
http://www.asahi.com/business/update/1027/TKY201210260736.html?ref=infoseek

中国販売に占める輸出の割合は小さいが、輸出の大半は利幅の大きな高級車、
収益への悪影響は避けられそうにありません。

日産はこのほど、取引先の大手部品メーカーに対し、今年11月から来年1月
までの3カ月間、中国向けの輸出台数を「ゼロ」とする計画を示しました。

日系メーカーで中国の販売シェア首位を走る日産は、2011年度に中国で
124万7千台を販売。うち約2万台は日本からの輸出で、その大半が栃木
工場で作る高級車ブランド「インフィニティ」です。

残念ですが、苦渋の決断になった格好です。中国市場は、魅力あるマーケット
ですが、リスクある市場であることを露呈したことになります。

ここは、中国市場の穴埋めをワールドに展開していくより他ありません。


そこで、10/30の日銀の金融政策決定会合での追加金融緩和の規模が
大事になります。

国債など、資産買い入れ額を10兆円積み増す案が検討されていますが、
「デフレ脱却」のため、物価上昇率がインフレターゲットの目標であった
1%を2%程度に目標再設定し、2カ月連続の金融緩和で、デフレ脱却への
姿勢を明確にすることです。

また、場合によっては、3カ月連続も辞さない決意が必要です。そのため、
20兆円規模程度あって、然るべきです。

この政策が実行されれば、為替の偏った円高是正ばかりでなく、国内産業や
輸出産業の競争力アップにつながることになります。

経済実体を予見性を持って診るなら、白川総裁の英断が求められます。

それでは、また。


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ウインドウズ8発売!マウスなし時代の到来か!?

2012-10-26 23:59:22 | ニュ-スからひと言

           
今日、マイクロソフト(MS)の新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」が
世界中で相次いで発売されました。日本では、同社日本法人が昨晩、
秋葉原で、発売記念イベントを開催し、樋口社長が「(一大ブームとなった
1995年発売の)ウィンドウズ95を超える画期的なOSだ」と「エイト」の
魅力に自信を見せました。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201210/2012102500991&rel=y&g=eco

MS-DOSやウインドウズ3.1から使用している小生にとって、懐かしい
響きです。

秋葉原では、パソコン専門店「ツートップ秋葉原本店」などで26日午前0時
販売が始まり、店頭で待ち構えていたパソコン愛好家らが次々と「エイト」を
手に取りました。

パソコンメーカー各社は「エイト」搭載の新機種を一斉に売り出し、年末商戦の
盛り上がりに期待しています。

スマートフォンやタブレットの急速な普及で、ホームPC市場へも、この流れが
広まった形です。マンーマシンインターフェースとして、マウス出現から20年
余り。遂にユーザーインターフェースは、画面にタッチし、使い勝手向上時代の
到来です。タップ(クリック)やピンチ(縮小など)、スワイプ(スクロール)する
タッチパネルのスマートフォン感覚です。

何か、キーボードやマウスなしの時代がひしひしと迫っています。

さて、日経平均は、反落し122円安の8933円の大引けとなりました。
(出来高 概算17.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、小反発も、為替が若干円高に振れたのと、週末要因が
重なり、昨日の上昇分を掃き出しました。

日経平均は、9000円割れしたものの、週足では13週線と26週線との
ゴールデンクロスとなっており、来週につながった格好です。

注目のNY市場、揉み合い小幅安からのスタートですが、7~9月GDPは
予想を上回った着地です。終了まで、底堅い展開となるか注目です。

来週の日経平均、日銀との市場対話ができるか、注目されます。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

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日銀追加緩和へ! マーケットがびっくりする規模の増額を!?

2012-10-25 23:45:06 | マ-ケット

           
今日、日銀は、月末の金融政策決定会合で初めて示す2014年度の消費者
物価指数(CPI)上昇率見通しについて、消費増税の影響を除いて0%台後半
とする方向で調整に入りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121025-00000137-jij-bus_all

勿論、事実上のインフレ目標である1%には届きません。

海外経済の減速長期化を背景に、景気と物価の下振れリスクは強まっており、
日銀は追加金融緩和に踏み切る方針と伝えています。

先週からの株価の日本株式市場の堅調さは、上記の追加緩和観測を受け、
円の対ドル、対ユーロで円高一服から、やや円安傾向で、株式市場を支えた
格好です。

10/30に開く同会合では、経済・物価情勢の展望(展望リポート)を改定し、
14年度までの実質GDP伸び率やCPI上昇率の予想を提示。

中国経済などの減速長期化で、景気持ち直しの時期は当初の想定より半年
程度遅い来年春にずれ込む見通しです。また、9月以降の日中関係悪化 等
景気が一段と下振れするリスクが高まっており、回復のタイミングはさらに
遅れる恐れがあります。

従来の予想では、12年、13年度のCPI上昇率は0.2%と0.7%。
今回は、それぞれ0%前後、0%台前半に引き下げる方向です。12年度の
GDP伸び率(2.2%)も1%台に下方修正する見通しです。

追加緩和は、国債などを買い入れる基金の10兆円程度の増額を軸に検討
するが、額が上積みされる可能性もあります。

買い入れ枠の上限に近づいている株価指数連動型上場投資信託(ETF)や
上場不動産投資信託(J-REIT)の増額も議論されるようです。

10兆円規模の増額では、10/30の会合後に、材料出尽くしで、為替が
円高に振れ、株価下落(調整)になるかもしれません。

ここは、最低でも20兆円規模の増額をしないと、政策決定会合後の失望と
なりかねません。

マーケットとの対話を重視し、デフレ脱却に向け倍増以上(20~30兆円)
増額できるか、白川総裁の力量が試されます。

さて、日経平均は、100円高の9055円の大引けとなりました。
(出来高 概算15.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場の小幅安で、日経平均の9000円割れが濃厚の中、上記
日銀金融政策決定会合での追加緩和報道により、為替が若干円安に振れ、
相場上昇を演出しました。
 
注目のNY市場、今度こそ自律反発する気配で、どれだけプラス引けとなるか
ポイントです。

明日の日経平均、9200円を目指す展開になるか、挑戦です。


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ドコモ、Xiの販売 どこもで伸ばす!?

2012-10-24 23:59:41 | 企業を斬る

           
今日、NTTドコモは、主にスマートフォンを対象にした次世代高速通信Xi
(クロッシィ)の関西地区(近畿2府4県)の契約数が、現在で約110万件
に上ったことを明らかにしました。

Xiサービスを関西でスタートした平成22年12月以降、割引キャンペーン
などの効果で順調に契約数を伸ばしている様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121024-00000582-san-bus_all

国内でアイフォーンを販売するKDDIとソフトバンクは、アイフォーン5の
発売に合わせ、次世代高速通信サービス「LTE」の提供をスタート。

アイフォーンを取り扱わないドコモ「激しい競合が予想される中、サービス力を
さらに高めるしかない」(広報)と力を込めています。

ドコモは10月から、全国でXiのデータ通信量の上限を設定して料金を安く
する新しい定額プランを導入して“アイフォーン勢力”に対抗する構えで、
どこまでユーザーを獲得できるか、注目しましょうか。

さて、日経平均は、反落し59円安の8954円の大引けとなりました。
(出来高 概算17.8億株の商いでした。)

今朝方のNY市場大幅安を受け、日経平均も大幅安からスタートしたものの、
ジリジリと下げ幅を縮小させ、一時プラス圏に浮上する場面もある程、底堅い
展開でした。

日経平均は、5日移動平均線(約8993円)を割り込んだものの、陽線引け
となり、明日再度の9000円台へのチャレンジ濃厚です。

注目のNY市場、さすがに自律反発しており、終了までどこまでプラス値を
伸ばすか、注目です。

明日の日経平均、大台にチャレンジしそうです。


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稲盛氏 吼える!「原発は必要悪」で「太陽エネルギーはマイナー」!?

2012-10-23 23:51:13 | ニュ-スからひと言

          
今日、JALの稲盛名誉会長が、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し
業績回復の背景について語りました。稲盛氏は、社員の意識改革の重要性を
繰り返して強調した。その上で、日本の多くの経営者について、企業戦略を
社員に説明する努力が足らない点を「心からの協力を得るのは難しい」など
と批判しました。

また、日本のエネルギー政策については、政府が打ち出している「原発ゼロ」
については否定的な見解を示し、自らが推進している太陽光発電についても
「メジャーなエネルギーにはなり得ない」と話しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000001-jct-bus_all

JALの再上場を果たした経緯や他企業の経営者のあり方についても言及
しましたが、それは、割愛しエネルギー問題について、拾い上げると、

「何とか原発なしで高度な文明社会を維持していくことで、できればいいが、
現在の科学技術では、私はそれは不可能だと思っている」と、政府が掲げた
「原発ゼロ」には否定的な見解を示しました。

稲盛氏は、京セラの創業者としても知られ、「太陽光発電については、私は
最も日本で先駆けてやってきた技術屋。現在日本で一番生産量も多いし、設置
をしているのが京セラの太陽光発電」と自負を見せながらも、「メジャーな
エネルギーにはなり得ないと思っている」と、太陽光発電は補完的な役割に
とどまるとの認識を示しました。

原発のリスクや廃棄物の処理を含めた情報開示の徹底を求めた格好です。
現状認識として、経団連や同友会などの企業側にたったコメントで、小生も
ほぼ同意見です。

要は、エネルギーのベストミックスをし技術革新を進め、原発の比率を徐々に
下げる施策が現実味ある選択ということでしょう。

さて、日経平均は、7日続伸の3円高の9014円の大引けとなりました。
(出来高 概算15.7億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、底堅い展開の終了と、東京市場は6日続伸から売りに
押される展開となるも、円高一服継続で、節目9000円キープしました。

日経平均の小幅続伸は、ザラ場安値の8970が5日移動平均線(8963円)
支持線として働いた格好です。ミラクルの9000円台キープで、7日続伸は
1年4ヶ月ぶりのトピックスです。

注目のNY市場、デュポンなど冴えない決算に加え、EUの債務不安再燃で
大幅下落からのスタートとなっており、どこまで戻すかポイントです。

明日の日経平均、さすがに上昇一服となりそうです。


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貿易赤字拡大でGDP大幅マイナス成長?追加金融緩和は必要条件!?

2012-10-22 23:47:25 | マ-ケット

            
今日、9月貿易統計が発表され、外需の低迷が一段と強まっています。

9月貿易統計は過去最大の赤字を記録し、7~9月の日本経済は-3%
成長に陥る観測も浮上している。と報じています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121022-00000067-reut-bus_all

中でも、日中関係の冷え込みによる輸出への影響は10月以降本格的に
出てくるとみられ、反日不買運動が長期化すれば、10~12月は輸出の
停滞だけにとどまらず、生産への波及、企業収益への打撃、設備投資の
停滞など、様々な影響を及ぼす恐れがあります。

日本経済は、景気後退の瀬戸際に立っているとの見方が専門家の間で
広がっており、追加緩和の是非を議論する30日の日銀決定会合にも影響
する可能性があります。

「大幅なマイナス成長は避けられそうにない」 22日午前に発表された
9月貿易統計を受け、エコノミストの間で7~9月GDPへの悲観的な
見方が浮上しています。

9月貿易赤字幅は同月として1979年の統計開始以来、過去最大を記録。

輸出は17カ月ぶりの大幅減となった。外需の悪化は、燃料など輸入が再び
増加に転じた事、世界経済の減速がアジア新興国にも波及し、輸出減少幅を
拡大させていることが相まっている。

特に輸出は米国向け、欧州向け、アジア向けともに悪化したことが落ち込みを
大きくさせ、輸入の増加を相殺しきれていません。

このため7~9月の外需が大幅なマイナス寄与になることは確実だ。消費や
設備投資も減少が予想されているため、ニッセイ基礎研究所では、成長率は
年率2%を超えるマイナスに、第一生命経済研究所で3%程度のマイナスを
予想しています。

こういう状況下で、日銀は「景気動向が、当面横ばいで推移」などと、悠長な
コメントしており、危機感に乏しい分析と言わずるを得ません。

政府の経済政策不足(対中国では、経済の足を引っ張る)はあるにせよ、ここは、
議論の余地なく、果敢な追加金融緩和が求められるし、市場との対話を大切に
すべきです。

白川さん、晩節を汚さぬ様、思い切って総裁職を全うしてほしいと思います。

さて、日経平均は、小幅ながら続伸し8円高の9010円の大引けでした。
(出来高 概算 15.6億株の商いでした。)

週末のNY市場が、200ドル下落。日経平均は寄付きこそ、大幅安で開始
したものの、為替の円高一服を背景に、先物主導で買い戻しが入り、後場に
大きく円安に振れると、プラス圏に浮上と、想定外の展開になりました。

日経平均は、下方から急速に上昇している5日移動平均線と25日移動平均線
ゴールデンクロス形成が見込し、下値不安後退のチャートが、投資マインドを
改善した格好です。

注目のNY市場、大幅反落の反動から揉み合いスタート。明朝にかけて、プラス
引けする展開に期待したいところ。

明日の日経平均、さすがに明日は、一服しそうですが、何とか9000円台を
キープしたら、ミラクルになります。


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