「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日銀、金融政策は現状維持も、物価見通しを下方修正!?

2018-10-31 23:58:06 | マ-ケット

       
今日、日本銀行は、消費者物価の見通しを7月に続き一段と下方修正した
上で、さらに下振れリスクの方が大きいとの判断を示した。日銀が目標と
している2%の達成がさらに遠のいた。同日の金融政策決定会合では、
現行金融政策をすべて据え置いた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-55948067-bloom_st-bus_all

今日、公表した経済・物価情勢の展望(展望リポート)で日銀は、消費者物価
(除く生鮮食品、コアCPI)の前年比上昇率見通し(政策委員の中央値)を
2018年度から20年度まですべて下方修正した。18年度が0.9%(前回
7月は1.1%)、消費増税の影響を除く19年度は1.4%(同1.5%)
20年度が1.5%(同1.6%)、実質国内総生産(GDP)成長率はおおむね
不変とした。

黒田総裁は会見で、「経済、物価共に下振れリスクの方が大きい」とし、米中
貿易摩擦のエスカレートが「米中のみならず世界貿易、世界経済全体に与える
下方リスクに一番注目している」と説明。「大きな下方リスクが顕在化して、
経済物価見通しに大きな影響が出てくることになれば、金融政策自体を調整
するということになる」と語った。


米・中貿易摩擦、ブレグジット、イタリア財政問題、中東情勢、とグローバル
に政治・経済情勢が動いてる中、2%の物価目標は、実現が難しい状況です。
日米金利差拡大による、もう一段の円安水準に期待したいところです。


さて、日経平均は大幅続伸して463円高の21920円の大引けでした。
(出来高 概算18.1憶株と、商い増加傾向でした。)

今朝方NY市場、米・中貿易摩擦の過度な警戒緩和、ADP雇用統計の上方
修正、好調な企業業績から上昇して終了。日経平均は、ソニーの好決算もあり、
投資マインドが好転し上昇した。前場21800円台を回復すると、後場には、
株式の配当などの金融所得への課税を見送るとのリリースもあり、先物主導で
買い戻され、21900円台を回復して終了した。

日経平均は続伸して、22000円台へもう一歩の所まで戻した。25日線と
乖離も縮小して、まだ自律反発が見込まれます。ボリンジャーバンドは-1σ
レンジ辺りの攻防です。まだ、水準訂正が見込めます。

注目のNY市場、好調な企業決算を好感して続伸してスタート。続伸して終了
するか、ポイントです。

明日の日経平均、戻り待ちの売りが出ても、底堅い展開での終了に期待したい。

 

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ゲーム好調 ソニー最高益更新!?

2018-10-30 23:57:53 | 企業を斬る

       
今日、ソニーが発表した2018年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業
利益が前年比20.1%増の4345億円、純利益が88.7%増3994億円となった。
いずれも2年連続で過去最高を更新した。

通期でも最高の見通しで、ゲーム事業がけん引する形で高水準の利益が続く。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000067-jij-bus_all

家庭用ゲーム機「プレイステーション4」のソフトウエア販売の好調で、
ゲーム事業は全体の4割に当たる1741億円の営業利益を稼いだ。同社は
自動車向けなどの需要増を見越し、18~20年度の半導体への設備投資額
を当初計画の5000億円から6000億円に引き上げる。全体の投資も、
1000億円増の1兆1000億円に増やす。19/3月期の通期予想も上方
修正。

営業利益は、前期比18.4%増の8700億円、純利益は43.6%増の
7050億円と、2年連続で最高を更新する見通しです。

200万を超える楽曲の著作権を保有・管理しているEMIミュージック・
パブリッシングの運営会社の完全子会社化が年内に完了、約1100億円の
営業利益押し上げ要因となる。

一方、不振が続くモバイル事業は、今年度のスマートフォンの販売計画を
当初の900万台から700万台に下げた上で、中間決算で162億円の
減損損失を計上した。

十時裕樹最高財務責任者(CFO)は「競争環境が厳しく商品力も十分では
ない」と指摘。コスト削減を徹底し、20年度の黒字化を目指す考え。


モバイル事業は苦戦も、ゲーム事業と音楽事業が好調で、2期連続で過去最高
を更新し、利益を押し上げた格好で、アナリスト予想も上回っており、明日の
ソニー株価は、6000円台へ復活すると診ています。 

さて、日経平均は反発して307円高の21457円の大引けでした。
(出来高 概算22憶株の大商いでした。)

今朝方NY市場、下落したが、日経平均は売り先行後、すぐに切り返して
上昇すると、コマツなど企業決算の好調が、投資マインドを明るくさせた。
売られ過ぎ中・小型株が見直されると、商いを伴って上昇。日経平均は一時
400円超上昇する場面もあった。

日経平均は上昇して、21000円台をキープ。25日線との乖離が大きい
ため、まだ自律反発が見込まれます。ボリンジャーバンドは-1σ~2σの
レンジで、水準訂正が見込めます。

注目のNY市場、経済指標や企業決算を好感して反発してスタート。底打ち
調整から反発して終了するか、ポイントです。

明日の日経平均、22000円台への復活に向けた、続伸の展開を想定。


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グローバル企業、プラスチック削減を宣言!?

2018-10-29 23:55:29 | ニュ-スからひと言

       
プラスチックごみによる海洋汚染の深刻化を受け、コカ・コーラや衣料品
チェーン「H&M」といった多国籍企業を含む250社・団体が29日、
代替製品を使うなどの方法でプラごみ削減を目指す共同宣言を発表した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000034-asahi-bus_all

署名した企業のプラ生産量は、世界全体の20%を占めるという。
今日始まったインドネシア・バリ島で、海洋保全の国際会議で発表された。
宣言にはほかにペプシコーラ販売のペプシコや大手スーパーのカルフール、
食品飲料のネスレ、消費財のユニリーバ、包装資材のアムコア、英仏など
の政府機関なども署名した。

 宣言では、
 〇 プラ製品のリサイクルや代替品の生産を進める
 〇 不要なプラ包装をやめる、
 〇 同じ製品を繰り返し使うことを促す
 〇 2025年迄にプラ包装を100%再利用された商品か堆肥化できる
   商品にする ――としています。

今後、1年半ごとに目標を見直し、署名企業は達成度などを公表して
プラスチック製品の使用に関する3R(Recycle、Reduce
Reuse)を促すもの。日本では、自治体や個別企業で実施を推進して
いますが、グローバル企業のプラごみ削減は、海洋汚染の削減に効果あり
そうです。

さて、日経平均は続落して34円安の21149円の大引けでした。
(出来高 概算13.7憶株の商いでした。)

今朝方NY市場、下落したが、日本市場は、増幅・先取して下落していた
こともあり、自律反発してスタートした。ただ、戻り待ちの売りで、中小
小型株をメインに、値を消していき、後場にかけ中国市場が軟調になると
先週末の引辺りの攻防から、マイナスで終了した。

日経平均は小幅下落も、300円余りの陰線を引き、投資マインドは悪く
下値不安がまだある状況。25日線の乖離は8%超あり、イレギュラー的
下落となっています。ボリンジャーバンドは-2σ辺りの攻防です。

注目のNY市場、企業決算を好感して反発してスタート。値を保って終了
できるか、ポイントです。

明日の日経平均、21000円台をキープして陽線引けとなるか、先物の
動きに注目しています。
 
 

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11月第1週 相場展望と予定

2018-10-28 23:56:54 | 相場展望

       
10/22~週の日経平均は、大きく下落した。NY株を中心に世界的な
株安の動きが広がり、東京市場は、増幅された暴落した1週間だった。

米・中貿易戦争の実体経済への影響、イタリア予算に対する警戒、英の
EU離脱、中東情勢とネガティブな話題が多く、東京市場は、ファンドに
よる売り仕掛けが継続した形であった。

ただ、日米の本格化した企業決算では、業績好調な企業も散見されたのは
ひとつの救いであった。

結局、日経平均は、週間で1347円下落(↓5.98%)21184円
でした。

さて、11月第1週(10/29~11/2)主なイベントと予定は、下記1.
の通りです。

今週も、米中貿易摩擦、ブレグジッドと伊財政問題を抱えた欧州懸念、サウジ
アラビア問題、英EU離脱など海外材料は、不透明さを増しており、海外要因
で一喜一憂しそうです。

週末のNY株式市場が続落した。日経平均は、この2週間で1500円余り
下落。「まだは、もうなり。」で、相応のリバウンドがあっても良いタイミ
ングです。
週明けの東京市場、下落から始まっても、戻りを試す展開を想定したい。

主なイベントは、国内は、10/30 国内雇用統計、10/31 日銀金融政策
決定会合結果と黒田総裁会見、11/2 GPIFの7~9月期 運用報告など、
注目です。

米で10/31 9月ADP雇用報告、11/2の10月雇用統計など注目です。

週明け日経平均は、海外外部要因にさらされながらも、リバウンドをさぐる展開
想定したい。決算の発表が本格化、企業業績へ期待も高まりやすく、ここから下
押しは限定的と思いたい。
日経平均、11月第1週(10/29~11/2)レンジは、21000円~
21900円程度を想定しています。

1.11月第1週(10/29~11/2)主なイベントと予定
 10/29
 日本 9月商業販売統計
 日本 大正薬HD、積水化、塩野義、三菱電、カルビー、野村不HD、JSR
    オービック、コマツ、ファナック、JR東日本、JR西日本、SCSK
    日清粉G、メルコ、ゼンリン 各決算
 日印 首脳会談
  米 9月PCE(個人消費支出)デフレータ
  米 9月個人支出/個人所得
 10/30
 日本 9月有効求人倍率
 日本 9月完全失業率
 日本 9月消費者物価
 日本 9月鉱工業生産速報
 日本 日銀金融政策決定会合(~10/31)
 日本 大東建、川重、田辺三菱、ローム、三井物産、M&A、山崎パン、八洲電機
    協和キリン、コニカミノルタ、ポーラオルHD、JFEHD、ディスコ
    マキタ、オムロン、ソニー、シャープ、ホンダ、H2Oリテイル、ガイシ
    OLC、任天堂、東電、SBI 各決算
 日本 VALUENEX IPO
  米 10月CB消費者信頼感指数
  米 アップル、製品発表会(NY)
    米 フェイスブック、ファイザー、マスターカード、コカ・コーラ、アムジェン
    GE、イーベイ、MGMリゾーツ、タペストリー、アンダーアーマー 各決算
  豪 ブロック総裁補講演
  独   9月失業率
  独 9月消費者物価指数
 EU 第3四半期ユーロ圏GDP
 10/31
 日本 日銀金融政策決定会合結果
   日本 黒田日銀総裁会見
 日本 9月鉱工業生産
 日本 10月消費動向調査
 日本 ALSOK、デンソー、豊田織機、アステラス薬、第一三共、日本ハム、LIXIL G
    三菱重、アイシン精、HOYA、ジェイテクト、東亜合成、東京ガス、JT
    ガンホー、住友化、武田、ヤフー、コーセー、住友重、パナソニック、TDK
    村田製、ヤマハ発、東エレ、野村HD、JAL、ドコモ、日東電、豊通商
    Jパワー、グリコ、ZOZO 各決算
  米 9月ADP雇用者数
  米 9月雇用コスト指数
  米 9月シカゴ購買部協会景気指数
  米 EIA週間石油在庫統計
  米 国債償還 2年債 (275.7億ドル)
         2年インフレ連動債 (419億ドル)
                        5年債 (350億ドル)
                        7年債 (301億ドル)
  米 スプリント、エクスプレス・スクリプツ、GM、AIG、
    ヤム・ブランズ 各決算
  加 カナダ9月GDP
 中国 9月製造業PMI
 中国 9月非製造業PMI
  豪 9月消費者物価指数
 EU 9月ユーロ圏失業率
 EU 9月ユーロ圏消費者物価指数
  ス スイス中銀ジョルダン総裁講演
  ブ ブラジル中銀政策金利(もしくは1日)
 11/1
 日本 双日、キッコーマン、エーザイ、小野薬、王子HD、三井化学、住友商
    三菱ケミ、阪急阪神、ハウス食G、住友電、IHI、スズキ、ヤマハ
    KDDI、キーエンス 各決算
  米 新規失業保険申請件数(~10/27)
  米 9月建設支出
  米 9月ISM製造業景気指数
  米 アップル、ダウ・デュポン、スターバックス、メットライフ
    CBS、シマンテック 各決算
  豪  9月貿易収支
 中国 財新PMI
 中国 一部品目の輸入関税引き下げ
  英 中銀政策金利
  英 四半期インフレ報告
  英 カーニー英中銀総裁記者会見
 EU EU設立から25年
 11/2
 日本 10月マネタリーベース
 日本 GPIFの7~9月期 運用報告
 日本 西松建、旭化成、レンゴー、伊藤忠、三菱商事、丸紅、アサヒ、サッポロHD
    ジョイ本田、新日鉄住、サトーHD、いすゞ、アシックス、SGHD、ANA
    NTTデータ、ヒロセ電、長瀬産 各決算
  米 10月雇用統計
  米 10月貿易収支
  米 10月製造業受注
  米 バークシャー・ハサウェイ、エクソンモービル、シェブロン 各決算
  加 カナダ雇用統計
  豪 10月小売売上高
  独 10月製造業PMI
 EU 10月ユーロ圏製造業PMI

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/26)
 今日のNY為替市場、リスク回避の雰囲気が強まりドル円は売りが強まった。
 一時111.40円近辺まで下げ幅を拡大している。
 100日線が111.55円付近に来ているがその水準を下回った。米株安
 一向に止まらず、きょうのダウ平均は一時500ドル超急落し、リスク回避
 の円高がドル円を押し下げている。

 これまではドル高の動きがドル円をサポートし、株急落の割にはユーロ円や
 ポンド円に比べて底堅さも見られていたが、きょうは米10年債利回りも一時
 3.05%付近まで低下する中、ドル高の動きも一服して、ドル円は見切り売り
 が出てしまった様だ。株安に関しては、取引開始前までに発表になったアマゾン
 やアルファベットなどIT銘柄の決算が冴えなかったことで、ネガティブな
 雰囲気が強まっている。

 昼にかけて米株が下げ渋った事からドル円も112円台に戻す動きが見られた。
 米株もさすがに下げ過ぎ感からの押し目買いが入ったものと見られるが、来週
 もアップルやフェイスブックなど主要企業の決算が続く中、上値は重く再び
 下値模索の動きも見られた。
 
 なお、この日発表された7-9月期GDPは個人消費が予想以上に強く予想を
 上回る成長となっていた。足元の米経済の力強さを示したものの、株式市場は
 先行き不安感を強めている。ドル円も買いの反応を見せたものの一時的な動き
 に留まった。
 
 ドル売りが優勢の中、欧州通貨が買い戻された。ユーロドルは1.14ドル台
 を回復。目先は前日高値の1.1430ドル付近が意識される。ECB理事会
 後のドラギ総裁の会見が始まって直ぐに付けた水準。

 ただ、ユーロに関してはイタリア財政への懸念が重しとなっており上値は重い。
 イタリアは予算案をEUに提出してるが、EUは再提出するよう要請している。
 しかし、イタリア政府は拒否の構えで難航している状況。

 英EU離脱協議が袋小路に入る中、ポンドは上値の重い展開が続いていたが、
 きょうはドル買い一服から、ポンドドルは買い戻しが優勢となった。ただ、
 離脱協議に合意の道筋が見えない限りポンドの買い戻しが強まるとは考え難い。
 来週は英中銀金融政策委員会(MPC)が予定され、同時に四半期インフレ
 報告も発表される。
 
 いわゆるスーパーザーズデー。ただ、ゲーム・チェンジャーになる可能性は
 低そうだ。

 なお、ポンド円は142円台まで下落していたが、143円台に戻している。
 こちらはドル円に歩調を合わせた格好。 
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=457535

 米国債利回り
  2年債        2.810(-0.036)
  10年債      3.077(-0.039)
  30年債      3.314(-0.029)
  期待インフレ率   2.068(+0.019)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。アマゾンとアルファベットの
 決算が予想を下回った事で株安が強まり、債券市場への逃避買いから利回りは
 低下した。この日発表の米GDPは個人消費が力強く予想を上回る内容となっ
 たが、反応は一時的に留まっている。

 10年債利回りは一時3.05%付近まで低下し、2年債も2.78%まで
 一時低下した。
 2-10年債の利回り格差は27(前日27)。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=457543

3.NY株式市場 結果(10/26)
 NY株式26日
  ダウ平均      24688.31(-296.24 -1.19%)
  S&P500      2658.69 ( -46.88 -1.73%)
  ナスダック      7167.21 (-151.13 -2.07%)
  CME日経平均     21270     (大証比:+40 +0.19%)
 
 今日のNY株式市場は反落。前日引け後に発表になったアマゾンとアルファ
 ベットの決算が予想を下回ったことで株式市場は再びネガティブな雰囲気に
 包まれている。特にアマゾンの年末商戦を控える10-12月期の売上高見
 通しが弱い内容だったことは失望感を強めた模様。

 IT・ハイテク株をはじめ幅広い銘柄が売られ、ダウ平均は一時539ドル
 安まで急落した。
 ただ、このところの急落に値ごろ感の買いも出始め、中盤にかけて下げ渋る
 動きも見られた。ただ、プラス圏には戻せず戻り売りに押されている。
 ダウ採用銘柄ではホームデポやシスコシステムズ、ファイザーが下落した他、
 ユナイテッド・ヘルス、アメックスが下落。一方、同じく決算を発表した
 
 インテルは上昇。ウォルグリーン、シェブロン、キャタピラーも買われてる。
 インテルは前日比引け後に7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高
 とも予想を上回った。また、見通しについても予想を上回る強気な見通しを示し、
 企業のハードウエア更新が後押しし、PC需要が意外に好調なことを示唆して
 いる。
 
 ナスダックも上値が重い。インテルや予想外の黒字決算を発表し前日上昇した
 テスラが続伸しているほかは、アマゾンやアルファベット、ネットフリックス
 など主力のIT・ハイテク株は揃って下落している。
 
 アマゾンの決算はオンライン市場が米国内で飽和状態に達しつつあることを
 示唆し、広告事業を含む全分野の事業で収益の伸びは前四半期から鈍化した。
 アルファベットはトラフィック獲得コスト除いた売上高が予想を下回ったほか、
 広告単価も低下。
 
 米CATV2位のチャーター・コミュニケーションズが大幅安。7-9月期
 決算を発表しており、売上高は4%増収となったものの予想は下回った。
 きのう発表になったライバルのコムキャストを追随するのに苦戦を強いられて
 いる様子がうかがえる。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=457541

4.NY市場、原油先物12月限/金先物12月限 各結果(10/26)
 NY原油先物12月限(WTI)
  1バレル=67.59(+0.26 +0.39%)
 
 原油は続伸。米国のイラン制裁による供給減少が見込まれていることや、ドル
 安で買い戻しが入ったことが支援要因になった。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=457537

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1235.80(+3.40 +0.28%)

 金12月限は続伸。時間外取引では、中国人民元下落などで先行き懸念が出た事が
 下支えとなった。欧州時間に入ると、イタリアの財政問題に対する懸念が支援
 要因となって堅調となった。日中取引では、米株価急落やドル安を受けて上値を
 伸ばし、7月17日以来の高値1246.0ドルを付けた。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=457536
 

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株暴落の中、日立が仏社にクラリオン売却って本当!?

2018-10-25 23:56:05 | 企業を斬る

       
今日、日立製作所が、カーナビゲーションシステムなどを手がける連結子
会社クラリオンの売却を検討していることが25日、分かった。約63%
保有するクラリオン株の大半を、仏自動車部品大手フォルシアに譲渡する
とみられる。売却額は800億円規模の見込み。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6301271

クラリオンは2008年に日立傘下に入り、日産自動車やマツダなどへ
カーナビを供給しているが、価格競争で業績が低迷している。売却は、
日立が進める非中核事業の整理の一環で、フォルシアはクラリオン買収
を通じて日本市場への浸透を図るとみられる。


日立が、クラリオンを外国企業に売却するとは意外でした。選択と集中、
収益改善のため、売却検討。売却額が国内企業と折り合いがつかず、仏
フォルシアが日本市場への足掛かりとして高額提示したのでしょうか。

家電の営業利益率8%(現状は、4、5%程度)を目指す日立と日本市場
へ食指を伸ばし、クラリオンを通して日本参入したいフォルシアと戦略が
一致
したのでしょう。日立の家電部門の変化に注目しています。

さて、日経平均は暴落して822円安の21268円の大引けでした。
(出来高 概算16.4憶株の商いでした。)

今朝方NY市場、ダウが600ドル超下落。その影響が増幅して日本市場
へ伝播しました。日経平均は大きく下げて寄りつくと、先物主導の売り仕
掛けが入り、ジリジリ値を下げ、売られ過ぎの800円超の下落となった。
結局、半年ぶりの安値水準21200円台で終了した。

日経平均は暴落。ローソク足は上ヒゲをつけた。ボリンジャーバンドは
-2σレンジをつき破り、売られ過ぎ状態です。NY市場が軟調でも、
下落率がハンパでない東京市場。チャート上の下げがダマシとなる自律
反発して良い水準。今日の引け買いできた投資家は、勝ち組でしょう。

注目のNY市場、企業決算を好感して反発してスタート。半値戻しできる
か注目です。

明日の日経平均、上値は重くとも、今日の暴落をダマシとした自律反発の
展開を想定しています。
 

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日清フーズ、来年早々に家庭用小麦値上げ!?

2018-10-24 11:58:08 | ニュ-スからひと言

       
今日、日清製粉グループの日清フーズは、家庭用小麦粉を、来年1月4日
出荷分から約1~3%値上げすると発表した。政府が輸入小麦の売り渡し
価格を今月から引き上げた上、物流費や人件費が高騰しているため。
業務用については今年12月からの値上げを既に発表している。https://news.yahoo.co.jp/pickup/6301136

税抜きの想定価格は、薄力粉「日清 フラワー」(1㎏入り)が264円
から270円、強力粉「日清 カメリヤ」が325円から327円となる。
天ぷら粉やお好み焼き粉などのミックス粉も、来年1月家庭用約2~44%
業務用約1~5%それぞれ値上げする。


小麦粉の国際価格の上昇を受け、周り回って、色々な食品に波及する事が
想定できます。身近な食生活でのパン類の値上げ、早速に追従するでしょう。
パンメーカーも値上げをどこで吸収できるか、内容量を減らし価格を抑える
と、一回り小ぶりになったパン類が出現しそうです。

さて、日経平均は小反発して80円高の22091円の大引けでした。
(出来高 概算14.1憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、行って来いの下げ幅縮小して終了。世界経済の不透明感
から不安定な展開で終了。ただ日経平均、前日の下げ過ぎから自律反発し、
22000円台での大引けであった。

日経平均は小反発。ローソク足は下ヒゲをつけたが、前日下落分1/3戻し
とならず、下値圧力を残した格好。ボリンジャーバンドは-2σレンジで、
「もうは、まだなり」の下落に注意したい。

注目のNY市場、連日下落トレンドで、下げ止まり感となるか注目です。

明日の日経平均、昨日下落分の1/3戻しとなっておらず、22000円
大台割れに、注意が必要です。
 

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暴落の中、J&Jがドクターシーラボ買収って本当!?

2018-10-23 23:55:04 | 企業を斬る

       
化粧品「ドクターシーラボ」を展開するシーズHD、東京都渋谷区)は
10月23日、米ヘルスケア大手Johnson&Johnson(J&J)が実施する
株式公開買い付け(TOB)に賛同すると発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181023-00000083-zdn_mkt-bus_all

J&JはTOBと創業者らからの譲渡で全株式の取得を目指しており、
シーズHDは、上場廃止(東証1部)になる見通しです。

TOBは18/10/29~19/1/10にかけて行い、1株当たり
5900円で買い付ける。買い付け総額は約1500億円。TOB後、
J&JはシーズHDの創業者、城野会長らの保有株式を約800億円で
取得する予定。城野会長は名誉会長兼上級相談役に退き、J&Jへ助言
などを行うという。


スキンケア市場で、今やデパートの化粧品売り場で、その一角を占める
ドクターシーラボですが、少子高齢化や人口減少に伴い、国内の化粧品
市場が縮小していくことが予想される中、中長期的な収益向上を実現し、
成長していくために、J&Jの傘下に入る事を決断したようです。

ブランド価値を高め、商品ラインナップを拡充しつつ、J&Jのアジア
太平洋地域の事業を拡大する狙いで、一致した形。

買い付け価格5900円に対し終値3800円で、明日の市場が不安定
でも、ストップ高確定です。

さて、日経平均は暴落して604円安の22010円の大引けでした。
(出来高 概算14憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、軟調で終了。サウジアラビアを巡る地政学リスクから
売り先行でスタートすると、後場にかけ中国市場も下落すると、先物主導
売りが加速して、東京市場を翻弄しました。
下げ過ぎの600円超安で、ギリギリ22000円台で終了です。

日経平均は暴落。ローソク足は大陰線で、ボリンジャーバンドは-2σ~
レンジをオバーして、売られ過ぎ水準です。
明日、自律反発してOKです。

注目のNY市場、弱含みスタートですが、どこまで戻すか注目。

明日の日経平均、NY市場や上海市場が軟調でも織り込み済で、少なく
とも、今日の下落分の1/3戻しで、22200円台を想定してます。
 

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リニア談合 大林と清水に罰金!?

2018-10-22 23:58:04 | 企業を斬る

       
リニア中央新幹線工事をめぐる談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)
罪に問われた法人としての大林組(東京都港区)と清水建設(中央区)の
判決が22日、東京地裁であった。

鈴木巧裁判長は「談合体質は根深い」と述べ、大林組に罰金2億円、清水
建設に1億8000万円(いずれも求刑罰金2億円)を言い渡した。両社は談合
を認めていた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000049-jij-soci

判決で鈴木裁判長は、幹部職員らが受注予定業者を決めた上、見積価格や
積算資料などを周到に連絡し合ったと指摘。「ゼネコン業界トップ一角を
占める両社が、国家的プロジェクトで違法な受注調整をし、社会に与えた
影響は大きい」と非難した。

大林組に対しては「他社に先駆け捜査に協力した」としつつ、「清水建設を
談合に誘い入れる等、刑事責任は重い」と断じた。一方、清水建設について
「関与した時期は、他社に比べて遅い」とし、求刑より減額した。

事件では、大成建設(新宿区)元常務執行役員大川孝(67)、鹿島(港区)
専任部長大沢一郎(61)両被告と、法人としての両社も起訴され、公判前
整理手続きが続いている。

判決によると、大林組と清水建設の担当者は、大川、大沢両被告らと共謀し、
2014年4月~15年8月ごろ、都内の飲食店などで品川、名古屋両駅新設工事の
3工区について受注予定企業を決めたり、JR東海に提出する見積価格を教え
合ったりした。
大林組と清水建設はそれぞれ「判決を厳粛に受け止め、信頼回復に努める」
などとするコメントを出した。


公共事業を巡る談合事件は、大手企業のコンプライアンス重視でやや下火に
なったと思いましたが、既得権を持つ組織があるから、リニア談合が起きた
のでしょうか。

大型PJでの談合、歴史が繰り返されています。7、8年前、池井戸潤の
小説「鉄の骨」がテレビドラマ化、建設業界や官庁との生々しい人間模様
や仕事のやり方を思い出しました。

談合を破棄、競争原理を導入した競争入札は、形骸化しています。談合が
工事費を吊り上げ、最終的に利用者に跳ね返ると言った単純なものでなく、
国家PJの場合、「企画・調査」「設計」「施工」の各ステージで責任費用
分担を受発注時に決めて競争入札できれば、コストも下げる事が、できる
ではないか?と、シロウト目に思いますが、どうでしょうか。

さて、日経平均は反発して82円高の22614円の大引けでした。
(出来高 概算11.3憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウ/ナスはマチマチでしたが、ハイテク株が軟調。
その流れで売り優勢スタート。地政学リスクの高まりから一時200円超
下落する場面もありました。ただ、後場にかけ中国市場が大きく上昇する
と、値を戻してプラス圏へ浮上し上昇して終了した。

日経平均は上昇。ローソク足は陽線で、200日線を超えて終了した格好。
ボリンジャーバンドは-1σ~ー2σレンジのー1σ辺りの攻防。ここから
25日線を目指すか、NY市場や中国市場の追い風がほしいところです。

注目のNY市場、やや弱含みスタートですが、底堅い終了となるか、注目。

明日の日経平均、今日と同様に、陽線引けを期待しています。
 

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10月第4週 相場展望と予定

2018-10-21 23:55:11 | 相場展望

       
10/15~週の日経平均は、3週連続の下落となった。17日は、米企業
好決算や経済指標を好感して、NY株が大きく上昇し、日経平均も上昇した
が、上昇幅は米ほどなかった。週末にかけ、9月日本貿易統計22カ月ぶり
減少(台風禍や北海道胆振地震の影響)、やや円高シフト、サウジ記者殺害
疑惑による地政学リスクなどあり、市場にリスク回避の動きが広がり、東京
市場は、下落した。

結局、日経平均は、週間で162円下落(↓0.72%)の22532円の
大引けでした。

さて、10月第4週(10/22~10/26)主なイベントと予定は、下記1.
の通りです。

週末のNY株式市場がマチマチも、米・中貿易戦争の不透明感や、サウジ問題、
上海株式市場の見極めなど、日経平均は、大型株を避け、軟調スタートが想定
されるが、戻りを試す東京市場の始まりを想定したい。

主なイベントは、国内は少なく、10/22 日EUハイレベル貿易経済対話、
10/24 8月景気先行指数、10/25 安倍首相、訪中など。

米で10/24 ベージュブック、9月新築住宅販売件数、10/25 9月中古
住宅販売、9月耐久財受注、10/26 第3四半期GDP速報値に注目です。

週明け以降、日経平均は、為替、上海・香港市場、NY市場の動向に反応する
展開になりそうです。

日経平均は、22500円を回復しているが、値がさ株が停滞して、方向感を
掴みづらくさせている。好決算機体の中・小型株に投資妙味がありそうである。
また、4~9月決算の発表がスタートし、企業業績へ期待も高まりやすく、ここ
から下押しは限定的と捉えたい。

日経平均、10月第4週(10/22~10/26)レンジは22200円~
23000円程度を想定しています。

1.10月第4週(10/22~10/27)主なイベントと予定
 10/22
 日本 日EUハイレベル貿易経済対話
 日本 8月全産業活動指数
 日本 LIFULL、日立化成、ADワークス、ナガワ 各決算
  米 ハリバートン 決算
 10/23
 日本 栄研化、高純度化、東製鉄、日本電産、シマノ、小松ウオール 各決算
 日本 リーガル不動産 IPO
 日本 長銀破綻から20年
  米 10月リッチモンド連銀製造業指数
  米 ベライゾン、マクドナルド、3M、ユナイテッド・テクノロジーズ
    テキサス・インスツルメンツ、ロッキード・マーチン、キャタピラー
    バイオジェン、ウィン・リゾーツ、ハーレーダビッドソン 各決算
  米 ダラス連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  米 国債入札 2年債(380億ドル)
 イネ インドネシア中銀政策金利
  英 カーニー英中銀総裁、講演
 サウ フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(サウジアラビア、~10/25)
 10/24
 日本 8月景気先行指数
 日本 小野測器、ベリサーブ、花王、キヤノン電子、富士通コンポ、中外、LINE
    蝶理 各決算 
 日本 臨時国会召集
 日本 気象庁3カ月予報 
  米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
    米 9月新築住宅販売件数
  米 8月FHFA住宅価格指数
  米 マイクロソフト、ビザ、AT&T、ボーイング、UPS、アフラック
    フォード、AMD、フリーポート・マクモラン 各決算
  米 国債入札 5年債(390億ドル)
  米 世界恐慌(暗黒の木曜日)から89年
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 カンザスシティ連銀総裁、講演
  独 9月製造業PMI速報値
  独 ドイツ銀行 決算
 EU 9月製造業PMI速報値
  世 WTO閣僚会合
 10/25
 日本 石塚硝、SMK、積水樹脂、リコーリース、アイカ工業、エムスリー
    ピエトロ、サイバーエー、日立建機、富士電機、アクセル、ネットワン
    キヤノン、キヤノン、日立ハイテク、東北電、ソフトバンクテク 各決算
  日本 安倍首相、訪中(習近平国家主席と首脳会談)
  米 9月耐久財受注
  米 9月中古住宅販売成約指数
  米 アマゾン、アルファベット、インテル、メルク、コムキャスト
    アルトリア、ギリアド・サイエンシズ、セルジーン、サウスウエスト航空
    エクスペディア、ニューモント・マイニング、ウエスタンデジタル
    アメリカン航空、チポトレ・メキシカン 各決算
  米 国債入札 7年債(310億ドル)
  米 クラリダFRB副議長、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
 トル トルコ中銀政策金利
 EU ECB政策金利
 EU ドラギECB総裁、記者会見
 10/26
 日本 10月東京都区部消費者物価指数
 日本 松井証券、新電工、三晃金属、アツギ、ルネサンス、BBT、グリー
    さくら、信越化学、ミルボン、日立、リコー、JSP、オリックス
    日精化、日車両、Vコマース、富士通ゼネ、小糸 各決算
  米  第3四半期GDP速報値
  米 チャーター・コミュニケーションズ、グッドイヤー 各決算
 10/28
 EU 夏時間から冬時間へ移行
   ブ ブラジル大統領選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(10/19)

 今日のNY為替市場でドル円は買い戻しが優勢となった。米株の下げが
 一服しており、ひとまず買い安心感に繋がった模様。ポイントとして意識
 される112.50円水準を上回り、一時112.60円近辺まで上昇。
 
   ただ、米株は依然としてIT・ハイテク株中心に上値が重い展開が続いて
 おり、ドル円も買い戻しの勢いを強めるまでには至っていない。ただ、
 112.50円付近の水準は維持しており、来週以降の動きが注目される。
 
 為替市場は株にらみの状況に変わりはない。来週は米企業決算が本格化し、
 大手ITや産業株の決算なども発表が予定されているが、それらを通じて
 株式市場が本格的に落ち着きを取り戻して行くかが、ドル円がリバウンド
 相場に戻せるかの鍵となる。
 
 目先は前日高値の112.75円付近と、21日線が控える113円丁度
 付近が上値レジスタンスとして意識される。
 
 きょうはユーロの買い戻しが優勢となり、ユーロドルは1.15ドル台を
 回復、ユーロ円も129円台半ばまで上昇した。株安が一服しているほか、
 イタリア財政への懸念が緩んでいることもユーロの買い戻しを誘っていた
 模様。NY時間に入って欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制
 担当)の発言がフォローとなった面もあるようだ。委員は「イタリア政府
 の優先的な経済課題を理解している。イタリアの経済政策には干渉しない」
 と述べていた。また、イタリアの地元紙で、イタリア政府は2019年の
 財政赤字の目標を現在の2.4%から2.1%に上方修正する可能性がある
 とも伝わっていた。
 
 ユーロドルは一時1.1520ドル近辺まで上昇。目先は1.1530ドル
 が上値レジスタンスとして意識される。
 
 ポンドは急速に買いが強まる場面が見られた。ポンドドルは一時一気に、
 1.31ドルちょうど付近、ポンド円も147円台に上昇している。
 ブルームバーグが関係者の話として、メイ英首相が、アイルランド国境問題
 で膠着しているEU離脱協議を打開するため要求の一つを取り下げる用意が
 あると伝えた。メイ首相の修正案では、英国がEUの関税同盟に無期限に残る
 可能性を開くという。ただ、英国内の離脱強硬派からの反発が強まりそうだ、
 メイ降ろしが加速する可能性もあるという。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=456382

  米国債利回り
  2年債       2.904(+0.030)
  10年債      3.192(+0.013)
  30年債      3.377(+0.013)
  期待インフレ率  2.115(+0.003)
           ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。この日発表の住宅指標は6ヵ月
 連続の減少となり、米住宅市場の減速を示したものの債券市場の反応は限定的。
 専ら株にらみの展開の中、米株式市場でダウ平均が反発したことで債券市場へ
 の逃避買いも緩み利回りは上昇している。

 10年債利回りは一時3.20%台に上昇したほか、2年債は2.9%台まで
 上昇している。
 2-10年債の利回り格差は29(前日30)。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=456381

3.NY株式市場 結果(10/19)
 NY株式19日
  ダウ平均      25444.34 (+64.89 +0.26%)
  S&P500       2767.78(   -1.00 -0.04%)
  ナスダック          7449.03( -36.11 -0.48%)
  CME日経平均    22485      大証比:-45 -0.20%)
 
   今日のNY株式市場、ダウ平均は下げが一服したものの、ナスダックは続落して
 いる。きょうは中国株が急反発したことから米株も前日の大幅安から買い戻しが
 先行した。取引開始前までに発表になったP&Gやアメックスの決算が好調だっ
 たことで、来週から本格化する決算を楽観視する向きもいるようだ。
 
   S&P500採用銘柄では22%の増益が見込まれている。これまで発表になっ
 ているS&P500採用銘柄の決算は78%が予想を上回った。
 しかし、序盤の買いが一巡するとIT・ハイテク株中心に戻り売りが強まり伸び
 悩む展開となっている。特に半導体などチップ関連の銘柄の下げが目立ち、ナス
 ダックは下げに転じている。IT・ハイテク株は上値での戻り売り圧力は依然と
 して根強いようだ。
 
   ダウ採用銘柄ではP&Gが8%の大幅高となったほか、アメックスも上昇。
 ディズニー、ファイザー、コカコーラも上昇した。一方、キャタピラー、ボーイ
 ングが下落したほか、インテルやIBMも軟調。ダウ・デュポンは農業事業の
 評価を46億ドル引き下げたことから売り優勢となった。
 
   P&Gは7-9月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
 また、通期見通しも売上高、利益とも据え置いている。市場ではドル高や競争
 激化、値下げ圧力などで利益見通しは下方修正が見込まれていた。
 
 ナスダックは上昇して始まったものの買い一巡後は戻り売りに押され下げに転じた。
 エヌビディアやAMDの下げがきつく、インテルも下落。AMDはアナリストが
 投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を18ドルに下げた。そのほか、テスラ、
 ネットフリックスも下げている。
 
   ペイパルが大幅高。7-9月期の決算を発表しており、1株利益、営業収益とも
 予想を上回った。見通しに関しても予想以上に上方修正している。特に投資家の
 目を引いたのがモバイル決済アプリ「ベンモ」。まだ黒字化はしていないが、
 収益化に向けて前進していることが示されている。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=456375
 
4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(10/19)
 NY原油先物11月限(WTI)
  1バレル=69.12(+0.47 +0.68%)
 
   NY原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.47~0.57ドル高。
 その他の限月は0.29~0.72ドル高。
 
   中国国家統計局が発表した9月の製油所原油処理量が過去最高水準の日量1249
 万バレルとなったことが好感された。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と減産
 協力国の9月の減産遵守率が111%となり、8月の129%から低下したと、
 伝わったことは各国が積極的に増産していることを示唆したものの、主要な産油国
 がイランやベネズエラの減産を穴埋めするために十分に増産できていないことも
 連想された。
 
   時間外取引で12月限は買いが優勢。68.62ドルまで小幅安となる場面はあっ
 たが、売りに持続性はなかった。通常取引開始後は69.90ドルまで堅調に推移
 した。 
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=456380
 
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1228.70(-1.40 -0.11%)
 
 金12月限は小反落。サウジアラビアの記者殺害疑惑が引き続き相場を支えたものの、
 年初来安値圏で下値を探っていた上海総合株価指数が当局者の口先介入から値を戻
 したことで中国に対する警戒感が緩み、金を圧迫した。イタリアの財政懸念がやや
 後退し、対ユーロでドル高となったことも金の重しとなった。ただ、オフショア人民
 元は下落基調を維持しているほか、7-9月期の中国国内総生産(GDP)は前年比
 6.5%増と2009年以来の低い伸びを記録するなど、中国の不透明感はあまり
 後退していない。
 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=456377
 

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連合、2019年春闘で6年連続ベア要求!?

2018-10-18 23:58:43 | ニュ-スからひと言

       
今日、連合の神津里季生会長は会見し、2019年春闘で基本給を底上げする
ベースアップ(ベア)について、「やらないことはあり得ない。」と述べ、
6年連続で求めることを表明した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000144-jij-bus_all

ただし、要求手法の見直し議論を深めるため、従来と異なり具体的な要求
水準を同日発表の基本構想に盛り込まなかった。闘争方針を決める11月末
までに示す方向。

連合の基本構想は、傘下の労働組合が要求を策定するベースとなる。連合
は過去5年、構想でのベア要求について「2%程度を基準」などと具体的
な水準を示してきた。今回、これを先送りしたのは、「数字ありきの議論
を避ける」(連合)のが狙い。

また、一律の上げ幅を中心に据えた従来手法では、大手企業と中小の格差
は是正されない。こうした状況を踏まえ、将来の望ましい賃金水準を実額
で示すなど、新しいベア要求の在り方を模索する構えの様です。


19/10月に消費税が10%になるのを想定して、一定額のベアを確保
しないと、勤労者の財布のひもは開かれず、消費の落ち込み予想されます。
連合は、存在感をもって、経営層に迫る気迫が必要です。

さて、日経平均は反落して182円安の22658円の大引けでした。
(出来高 概算12.2憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウ/ナス共下落したが、リバウンド状況の日本株は
小幅続伸のスタート。前場に22800円台後半まで行く場面もあった。
後場にかけ、上海株がより弱含み安値方向に向かうと、日経平均もジリ安
となり、下げ幅を広げて終了した。

日経平均は反落。ローソク足は陰線で、75日線を再び下回った格好。
ボリンジャーバンドは-1σ~ー2σレンジのー1σ辺りの攻防。再度戻り
売り圧力の強さが意識されてきた。

注目のNY市場、続落スタートだが、アジア市場の弱い動きが伝播しないか
注目で、米の底力を見せてほしい所。

明日の日経平均、週末でもあり、マイナスで終了しても陽線引けに期待。
 

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