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1/9~週の日経平均は、NY株式市場が比較的良好な経済指標発表や大型
税制改革を受けたダウ26000台突入と高値更新を受け、円高傾向の中、上昇。
一時24000円台超える場面もあった。ただ、決算を翌週に控えて、先物主導の
売り仕掛けもあり、23800円台戻りの週末であった。
結局、日経平均は、週間で154円上昇(↑0.65%)23808円でした。
さて、1月第4週(1/22~1/26)主なイベントと予定は、下記1.の通り。
週末NY市場、米暫定予算の期限が迫る中、楽観的見方から小幅高で終了して
おり、日経平均は、国内決算発表が本格化する中、決算発表を受けた銘柄で一喜
一憂する場面もありそう。決算発表から買い出動する銘柄と材料出尽くし銘柄で、
拮抗しても、底堅い上昇を想定したい。
今週もテーマ株が循環的に買われ、調整一巡感の銘柄や出遅れ感ある銘柄等に
資金流入される事を想定したい。
日経平均、1月第4週(1/22~1/26)レンジは23600円~24050円程度
を想定しています。
1.1月第4週(1/22~1/26)主なイベントと予定
1/22
日本 日銀金融政策決定会合(~1/23)
日本 12月コンビニ売上高
日本 通常国会召集
日本 スーパーツール、大江戸温 各決算
米 ネットフリックス、ハリバートン 各決算
EU ユーロ圏財務相会合
世 IMF世界経済見通し発表
1/23
日本 日銀金融政策決定会合 結果
日本 黒田日銀総裁、会見
日本 12月百貨店売上高
日本 安川電、東製鉄 各決算
米 ジョンソン&ジョンソン、P&G、ベライゾン、トラベラーズ
テキサス・インスツルメンツ、スプリント、コンチネンタル 各決算
米 国債入札 2年債(260億ドル)
米 シカゴ連銀総裁、挨拶
米 グッドフレンド氏、FRB理事指名承認公聴会
北米 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉・第6回会合
独 1月ZEW景況感指数
世 世界経済フォーラム年次総会(ダボス、~1/26)
1/24
日本 12月貿易収支
日本 日電産、KABU.COM、カワチ薬品、沖電線、小松ウオル 各決算
米 12月中古住宅販売件数
米 コムキ、ャスト、GE、ユナイテッド・テクノロジーズ
アボット・ラボ、ロイヤル・カリビアン 各決算
米 国債入札 5年債(340億ドル)
独 12月製造業PMI
1/25
日本 12月全国スーパー売上高
日本 Monota、オービック、サイバエージ、信越ポリ、富通ゼ、日立国際 各決算
米 12月新築住宅販売件数)
米 新規失業保険申請件数(~1/20日までの週)
米 インテル、3M、ユニオン・パシフィック、キャタピラー、スターバックス、
セルジーン、バイオジェン、フォード、サウスウエスト航空、フリーポート、
アメリカン航空、ウエスタンデジタル、ウィン・リゾーツ 各決算
独 1月Ifo景況感指数
EU ECB政策金利
EU ドラギECB総裁、記者会見
1/26
日本 日銀議事録(12/20、21日分)
日本 12月消費者物価指数
日本 ファナック、エムスリー、信越化、日立ハイテク、小糸製、杉村倉、ジャフコ 各決算
米 第4四半期GDP
米 12月耐久財受注
米 アッヴィ、ハネウェル 各決算
米 国債入札 7年債(280億ドル)
2.NY市場、為替/債券 各結果(1/19)
今日のNY為替市場は米政府機関閉鎖のリスクを警戒し神経質な展開も
見られた中、ドル高・円高の動きが優勢となった。きのう下院は2/16
までのつなぎ予算を可決したが、上院は難航している模様。民主党が法案
を拒否できるだけの票を確保したとの報道もあり情勢は緊迫している。
シューマー上院民主院内総務とトランプ大統領がホワイトハウスで会談を行っ
た。シューマー議員は、進展は見られたものの協議はなお継続していると述
べていたが、その発言を受けて下落していたダウ平均は前日付近まで戻して
いる。終盤には為替市場も期待感からドル買いの反応も見られていた。
ドル円は売りが優勢となり、一時110.50円付近まで下落。ドル高よりも円高
が勝っていた格好。しかし、その水準は強いサポートとなっている模様で、終盤
には110.80円付近まで下げ渋った。
前日ドル円は111.45円付近まで戻し、リバウンド相場に回帰するか注目
されたが、きょうの動きを見た限りにおいては、111円台を維持できずに失速
している格好となっており、再び下値模索の様相も見せている。この場合、
110円割れを試す可能性が警戒される動きではある。
一方、ユーロは戻り売りが強まり、ユーロドルは1.22ドル台前半まで値を
落とした。ユーロ円の下げが圧迫した面もあったようだ。ユーロ円は135円
台前半迄下落。
きょうは一時1.2295ドルまで上昇していたが、1.23ドルに再び拒まれた
格好となっている。年初から快進撃を続けてきたユーロだが、ここに来て
一服感が出ているのかもしれない。
目先のユーロの重要イベントは来週のECB理事会であろう。特にガイダンス
には変更はないと見られている。しかし、ドラギ総裁の会見がこれまで通り
慎重姿勢を強調するようであれば、ユーロは調整が入るリスクも警戒される。
景気自体は好調だが、足元のインフレはまだ目標に向かう気配まではまだ
見せていない。
ドラギ総裁の会見でユーロに関して何らかの言及があるかも注目される所では
ある。今週はECB幹部から直近のユーロ高をけん制する発言が相次いでいた。
ただ、一部からは実効為替レートでのユーロ高は緩やかな上げに留まっており、
ECBが警戒を強めるレベルにはまだ達していないとの指摘も聞かれる。貿易
量の多い対ポンドでは上昇していないためであろう。
いずれにしろ、来週のECB理事会は注目だ。
ユーロと伴にポンドも戻り売りが強まり、ポンドドルは一時1.3840ドル近辺
まで値を落とした。ポンド円も153円台前半まで下落。このところ、EU離脱
交渉への楽観的な見方からポンドは買い戻しが強まっている。ただ、
市場の一部からは通商交渉は何も進展を見せておらず現時点で楽観的な
見方をするのは禁物との指摘も聞かれる。
また、この日は12月の英小売売上高が発表になっていたが、予想を下回る
数字が見られていた。直近の指標はまちまちな内容が多く、景気拡大を強く
示す内容までは見られていない。これらからもし、為替市場がドル高の流れに
戻せば、真っ先に売られるのはポンドと指摘も聞かれる。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411616
米国債利回り
2年債 2.061(+0.017)
10年債 2.657(+0.032)
30年債 2.931(+0.027)
期待インフレ率 2.073(-0.016)
※期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場、10年債利回りは終盤になって上げ幅を拡大している。
きのうは下院が12月16日までのつなぎ予算を可決したが、上院は難航して
いる模様。民主党が法案を拒否できるだけの票を確保したとの報道もあり、
なお情勢は緊迫している。
利回りも前日付近での推移が続いていたが、終盤に入って上げ幅を拡大。
シューマー上院民主院内総務とトランプ大統領がホワイトハウスで会談を行っ
ておりシューマー議員は、進展は見られたものの協議はなお継続していると
述べていたことで政府機関閉鎖回避への期待も出ていたようだ。
10年債利回りは2.65%まで上昇する一方で、政策金利に敏感な2年債利
回りも2.06%まで上昇。
2-10年債の利回り格差は60(前日58)とフラット化の後退の動きが
続いている。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411615
3.NY株式市場 結果(1/19)
NY株式19日
ダウ平均 26071.72(+53.91 +0.21%)
S&P500 2810.30(+12.27 +0.44%)
ナスダック 7336.38(+40.33 +0.55%)
CME日経平均 23860 (大証比:+60 +0.25%)
今日のNY株式市場でダウ平均は反発。米暫定予算の期限が本日に迫る中、
昨日下院が2月16日までのつなぎ予算を可決したが、上院は難航している
模様。民主党が法案を拒否できるだけの票を確保したとの報道もあり、なお
情勢は緊迫している。
ダウ平均もマイナス圏での推移が続いていたものの、終盤に入ってプラス圏に
浮上した。シューマー上院民主院内総務とトランプ大統領がホワイトハウスで
会談を行っておりシューマー議員は、進展は見られたものの協議はなお継続
していると述べていたことで政府機関閉鎖回避への期待も出ていたようだ。
IBMやアメックスなどが決算を受け下落しダウ平均を圧迫した。原油相場が
利益確定売りに押され、エネルギー株の下げも相場全体を圧迫。一方、銀行
株が買われている他、消費関連株が堅調で相場をサポートした。
ダウ採用銘柄ではIBMが4%下落したほか、アメックス、GE、ボーイング
が下落。エクソンモービルやシェブロンも軟調に推移した。一方、ナイキが
4%上昇したほか、マクドナルド、ホームデポも上昇。また、決算発表以降
下げが続いていたゴールドマン反発している。
IBMがは売上高や1株営業利益は予想を上回り、約6年ぶりの増収だった
もののメインフレームの売り上げが増収の主因で、新分野であるクラウドなど
が牽引したわけではなかったことから失望感が広がっている。
アメックスがは今年前半に自社株買いプログラムを中断することを明らかに
した。税制改革を受け資本を再構築するためと説明。
GEはきょうも売りが膨らんでおり、一時16ドルちょうど付近まで下落する
場面が見られた。下げが止まらず5日続落しており、約6年ぶりの安値水準を
更新している。
ナスダックはプラス圏での推移が続いた。エヌビディアやフェイスブック、
アルファベット、テスラが上昇。一方、アップル、マイクロンが軟調に推移。
バイオのアルコダが大幅高。バイオジェンやベルギーのUCBが同社の買収を
検討していると報じられた。
ホームセキュリティなどを手掛けるADTがきょう、NY証券取引所に上場。
しかし、初値はIPO価格14.00ドルを大きく下回る12.65ドルで寄り付き、
12.00ドルまで下落。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411613
4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/19)
NY原油先物2月限(WTI)
1バレル=63.37(-0.58 -0.91%)
NY原油は下落。前日の米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、
原油在庫は減少したものの、生産量が増加していたことで、アジアの時間帯
から売り直される形となった。さらにこの日発表された国際エネルギー機関
(IEA)の月報で、今年の米国産を中心とした石油輸出国機構(OPEC)
非加盟国の産油量の増加見通しが示されたことが嫌気された。
一方、米国内の原油稼働リグ数は前週から減少したが、あまり支援材料とは
ならなかった。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411623
NY金先物2月限(COMEX)
1オンス=1333.10(+5.90 +0.44%)
NY金は反発。2月限は堅調。時間外取引から米暫定予算審議の不調を背景に
政府機関の一部閉鎖の懸念を背景に買いが先行し、1338ドル台まで上昇。
日中取引ではドルの下値の堅さから上げ幅を縮小したが、強気ムードは崩れず、
1330ドル台半ば中心に推移。 http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=411622
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