「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

金融法案の行方と今後のシナリオ

2008-09-30 18:54:28 | 相場展望

今日のような日に、寄付きの成売りする投資家は、かなり意志に反しての
取引と推察します。

NY市場、29日に777ドルも下落し、株式市場の喜ばしくない歴史的
な過去最大の暴落日
となりました。

米人の多数は、パチンコを知らないと思いますが、777ドルの上昇なら
フィバーで、ウハウハでしょうが、777ドルの下落は、株式投資でなく
株式投機のギャンブル
にさえ、見えます。

10月にかけ、さらに下値もあるのか、と疑心暗鬼状態になりそうですが、
要は、「米改正金融安定化法案」の早期合意、成立にありそうです。

一部、エコノミストは、「米金利引下げ」を期待しているようですが、これ以上
米金利引き下げは、物価上昇分を加味すれば、マイナス金利となり、あまり
好ましいとは思いません。為替の円高シフトのトリガーにもなります。

その米金融安定化法案の成立に向けた、今後のシナリオですが、ロイタ-に
よれば、議員は交渉を継続する用意があると、伝えています。

1.法案を支持している上院指導部が、再召集される10月1日に審議を開始。
  10月2日に再召集される下院に先立って、動き始める。

2.議員は、ポールソン米財務長官とバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の
  救済策ではなく、共和党が好む内容の法案を可決する。
  ただし、このシナリオが現実になる可能性は小さいとみられる。

3.米財務省は、既存の法案を調整した上で、主要政党の片方からの支持拡大を
  目指す。超党派による法案支持が目標とされているため、つまりは、共和党
  議員の支持獲得を目指す、ということになる。

4.同法案の支持者が、穏健派の共和党議員らの姿勢転換を目指す。

5.下院金融委員で共和党のジュディ・ビッゲルト氏とスティーブン・ラトゥー
  レット氏が、ウォールストリートからの圧力を感じる。

6.下院の共和党議員で兄弟のリンカーン・ディアス・バラート氏と、マリオ・
  ディアス・バラート氏が、圧力を感じ始める可能性がある。両氏は、住宅市場
  不況の影響が大きいサウス・フロリダの選出

7.有権者の多くが住宅不況に苦しむカリフォルニア州、および南西部の州共和党
  議員らが、法案支持への圧力を感じる可能性がある。
http://special.reuters.co.jp/contents/uscrisis_article.html?storyID=2008-09-30T113919Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-340038-1.xml
   
さて、日経平均は、大幅下落となり、483円安の11259円の大引けでした。
(出来高 概算22.6億株と、狼狽売りもあり、商い増加。)

遂に、大幅下落でボリンジャーバンドの-2σを突き抜け、一時11160円まで
売られるも、少し買戻しもはいり-2σレベル。テクニカル陰転も、売られすぎで
NY市場の外部環境次第ですが、明日は、短期リバウンドしても良いレベル
です。

と言っても、多くの投資家は、底打ちを見極め後、押し目買いとなるんでしょうか。

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セプテンバ-・クライシス(米金融安定化法案否決!)

2008-09-30 07:45:06 | マ-ケット

米下院の「金融安定化法案」採決での否決は、グローバル金融テロであり、
大統領選を控えた否決行動とすれば、とんでもない愚である。

今日は、9/30ショックに・・・・。
個人投資家は、冷静な対応を!

1.ブッシュ、バーナンキ、ポールソン緊急協議

ポールソン米財務長官は、金融安定化法案が下院で否決されたこと受けて、
ブッシュ米大統領、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長と今後の対応に
ついて協議する。

デービス財務省報道官は「財務長官は今後の対応について、大統領、FRB議長、
議会指導部と協議する。金融市場と経済を守るため監督当局と連携し、利用可能な
すべての手段を用いる用意がある」と述べた。     <出典:9/29 ロイター>
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJS824766020080929?rpc=144 

2.米金融安定化法案の否決で市場の反応

29日のNY市場では、米金融安定化法案が下院で否決されたため、ドル売りが
進んだ。株式市場でダウは700ドル超の下げとなり、日中の下げ幅としては
過去最大
となった。

週末、米金融安定化法案は政府と議会で基本的な合意にこぎつけたと報道
されていたが、僅差で否決され、内容・成立時期を巡って不安感が一段と
増した。本法案の否決後、政府・議会関係者のほか、オバマ大統領候補も、
平静を取り戻すよう呼びかけたものの、市場参加者の落胆はあまりにも大きい。
 
欧州や英国の金融機関の経営不安から、NY序盤まではドル高・欧州通貨安の
展開だった。その後、FRBが9主要中銀(カナダ中銀、日銀、英中銀、デンマーク
中銀、ノルウェー中銀、豪中銀、スウェーデン中銀、SNB、ECB)とのスワップ
協定を2900億ドルから6200億ドルに拡大、協定の期間も09年4月30日まで延長
された。
この発表後もドル売りの反応が見られたが長続きしなかった。
 
◆ドル円は高値から3円近い下落、米金融安定化法案の否決で

ドル円は東京市場の高値から3円近く下げ、104.00レベルまで下落した。
NY株式市場の通常取引開始後、欧州金融機関の先行き不安が伝播し、金融株に
売りが集まったことで、ドル円は104.53レベルまで急落。

その後、買い戻しから105円ちょうど前後まで戻したものの、米金融安定化法案の
否決を受けてドル売り・円買いが再度強まった。
 
クロス円ではユーロ円が150.10レベルまで、ポンド円が188.07レベルまで下落した。
カナダ円は99.56レベルまで値を下げた。

ポンド円は高値から7円超の下げ幅。米金融安定化法案の下院での否決を受けて、
ユーロドルやポンドドルは堅調だったものの、ドル円の下げがきつく、クロス円を
圧迫した。株式市場の大幅下落もリスク回避の円買いにつながった。
 
◆米金融安定化法案は下院で否決、ドル売り強まる

ユーロドルは1.8013レベルから1.8181レベルまで、ポンドドルは1.4344レベル
から1.4572レベルまで反発した。米金融安定化法案が下院の採決の結果、反対
228票・賛成205票で否決されたことを受けてドル売りが殺到し、ユーロドルは
瞬間的に東京市場朝方の水準まで急伸した。

米大幅利下げ観測が広がっていることもドル売りにつながった。ただ、ユーロ円や
ポンド円などクロス円の下げもあり、上値は抑えられた。
 
◆政府と議会側の溝は予想以上に深い

米金融安定化法案は下院での採決の結果、反対228票・賛成205票で否決された。
週末、議会と政府側で本法案に関して基本的に合意に至ったと報道されていただけに
ショックは大きい。票決は僅差ながら、何がどこまで合意されたのか理解に苦しむ。
 
米金融安定化法案は基本的な合意に至るまで様々な壁にぶち当たってきた。
その壁の一つは政府と議会の確執が深まったことだったとされている。米政府系
住宅金融機関(GSE)や保険大手AIGの救済など財務省とFRBは議会の意見を十分に
聞かず、行動に踏み切った。

状況が状況だったのは確かだが、議会側の反感を買う結果となったようだ。
納税者の負担など法案の内容以外の部分で齟齬をきたしているとすると、成立
までの道のりは予想以上に長いか。
 
◆日銀は緊急で会合を開催、総裁は「ドル市場の流動性はほぼ枯渇」と発言

29日、日銀は緊急の金融政策決定会合を行った。政策金利は0.50%で据え置かれた。
白川日銀総裁は緊急の金融政策決定会合後に会見を行い、「ドル流動性のひっ迫が
国内短期金融市場へ及ぼす影響は一段と高まっている」、「ドル市場の緊張しばらく
続く」、「ドル市場の流動性はほぼ枯渇した状態」、「ドル供給の増額、足元のドル
市場の緊張の高まりに対応」などと発言した。
                                    <出典:Klugクルーク>
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ベア相場はチャンス!?

2008-09-29 18:49:05 | マ-ケット

今日は、麻生首相の所信表明演説がありました。

冒頭に表明した「日本は強く、明るくなければならない」ですが、実体は、
もう、かなり危機感を持っての、衆院解散/総選挙へのカウントダウンへ。

危機感は、自民党だけでなく、投資も総悲観症状で、ベア相場です。

麻生首相は、民主党に対して対決姿勢鮮明で、08年度補正予算案を
早急に通したい所。また、民主党も、ただ反対でなくて、財源を明確にした
対案を提示しないと、国民不在の政局至上主義と思われ、得策とは思えません。

麻生首相の骨子は、下記で、日本経済の建て直しのために、
 〈1〉当面は景気対策
 〈2〉中期的に財政再建
 〈3〉中長期的には改革による経済成長
    の3ステップを表明し、正論であるように思います。

「日本経済は、全治3年」を短縮させる施策、党派を超えて遂行が望ましい。
 
さて、日経平均は、3日続落し、149円安の11743円の大引けでした。
(出来高 概算17.1億株と薄商い。)

米金融安定化法案の成立に向け、合意があった材料も長続きせず、景気や
企業業績の先行き懸念から、ベア相場となりました。

こうなると、明朝にかけて、NY市場の底堅い展開となるか 注視しましょう。
東証銘柄のPBRは、日経平均8000円割れした03/4末の水準に達して
おり、割安とわかるレベルで、ベア相場はチャンスでもあります。
ここから資金分散、時間分散で打診買いも・・・。

明日は、国内機関投資家やファンドのドレッシング買いに、期待しましょうか。

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グローバル金融恐慌を回避せよ!

2008-09-28 11:35:02 | 役立つ投資情報

米金融安定化法案の成立、日本時間の明朝までの発表待ちです。

米金融機関の破綻、それも 9/15のリーマン・ブラザーズの破綻が、金融
業界再編を加速させる結果になったように思います。

FRBのリーマンに対する公的資金未投入/救済見送りで、世界金融危機と
世界大恐慌を連想させ、危機感を浮き彫りにさせました。

この後、AIG危機に対しては、事の重大性を認識したFRBや関係当局が
公的資金投入に踏み切り救済しました。10年先 振り返った時、リーマン
破綻が失策であったと述懐することに
なると思います。 

そして、9/15から1週間で、金融王国のシンボル的存在だった投資銀行の
変更、ビジネスモデル崩壊へ、金融工学の修正を
余儀なくさせました。

サブプライムローンを組み込んだ証券化商品により、中身が見えにくい物に
なり、レバレッジ取引で、住宅価格上昇過程は 巨万の富を生む錬金術として
機能しても、下落過程で、巨額な損失を抱え込む、負の連鎖の失金術に変化
してしまい、投資銀行の消滅
となりました。

ブッシュ大統領も2回のテレビ演説で、金融安定化法案成立へ向け米市民へ
メッセージを送ったのは、金融恐慌前夜であり、大恐慌となった1930年代
(フーバー大統領の自由放任主義で傷口を広げた。)同じ轍を踏まない意志の
表れでしょう。
 
実体経済を さらに悪化させる前にグローバルに対応、デカップリングの芽を
つぶさないことが急務
です。

 < 08年金融危機の動向 >
 08年                                                        (出典:9/25ロイタ-)
 1/11:米バンク・オブ・アメリカ が、住宅ローン大手カントリーワイド・
        フィナンシャルを40億ドルで買収。

 1/30:スイスの金融大手UBSが40億ドル評価損を追加計上すると発表。
            その結果、サブプライム関連の評価損は総額184億ドル。

 2/17:資金調達が困難となった英中堅銀行ノーザン・ロック国有化が決定。

 3/16
  ~17:米ベアー・スターンズがJPモルガン・チェースに1株当たり2ドル
        で身売り。
 7/13:米財務省と連邦準備理事会(FRB)が連邦住宅抵当金庫(ファニ-
       メイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の政府系住宅金融
             機関(GSE)支援策を表明。
 
 9/15:米国株式市場が急落、01年9月11日の米同時多発攻撃後に市場が
       取引を再開して以来の大幅な下落。
             リーマン・ブラザーズが経営破たん。
             メリルリンチはバンク・オブ・アメリカに身売り。
       アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は資本増強を迫られる。

 9/16:緊張緩和と世界金融システムの凍結回避に向け日米欧中銀が大量
             資金供給。AIGの株価が急落。
             米連邦準備理事会(FRB)AIGに最大850億ドルの融資を実施
             する一方で、約80%の株式取得権を得ると発表。
             英バークレイズがリーマン・ブラザーズの北米資産一部を17億5千万
             ドルで取得。

 9/17:米国株式市場ゴールドマン・サックスモルガン・スタンレーが急落。
       英銀行大手ロイズTSBが、住宅金融最大手HBOSを買収。
             米証券取引委員会(SEC)が新たな空売り規制を導入。

 9/19:米政府による不良資産買い取り策を好感し世界の株式市場が上昇。

 9/20
  ~21:米政府による最大7000億ドルで、不良資産買い取り案に関する
             詳細が明らかに。
             ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが銀行持株会社に
             移行。従来型の投資銀行モデルと決別。

 9/22:野村ホールディングスがリーマン・ブラザーズのアジア部門を買収。
             続いて欧州・中東部門の買収でも合意。
             三菱UFJフィナンシャル・グループが、モルガン・スタンレーの
             普通株式を最大20%取得することで合意。出資額は最大85億ドル。

 9/23:著名投資家ウォーレン・バフェット氏率の米バークシャー・ハザウェイ、
             ゴールドマン・サックス株式最大9%を50億ドルで取得で合意。
             米連邦捜査局(FBI)が、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)、米
       連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)、AIG、リーマン・ブラザーズの
             各会社および経営幹部を住宅ローン関連の不正疑惑で捜査。

 9/24:ブッシュ米大統領が国民向けテレビ演説で、米国は深刻な金融危機に
             あるとし、000億ドルの金融安定化策を支持するよう訴える。

 9/25:米当局が、ワシントン・ミューチュアルを閉鎖し、同社の一部資産を
             JPモルガン・チェースに19億ドルで売却。

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米、メンツにかけ、

2008-09-26 18:43:09 | マ-ケット

金融安定化法案の成立が、急務となりました!!

今朝のNY市場4日ぶりの大幅高も、米貯蓄貸付組合大手のワシントン・ミュ-チュアルの
破綻ニュースで、金融混乱継続、マインド悪化
になりました。
尚、預金や支店などは19億ドル(約2000億円)で、米金融大手JPモルガンが買い取り
となりました。
http://news.livedoor.com/article/detail/3834528/

さて、日経平均は、上記の破綻ニュースを受け、続落し113円安の11893円の大引け。
 (出来高 概算18.2億株と商い盛り上がらず。)
 
日経平均は、ボリンジャーバンドの-1σレベルでの値動きですが、米の法案可決次第の
展開
です。こうなると、法案の協議 難航云々している場合でなく、早期成立、政治的決断も
必要で、米のメンツにかけて、通さなければならない状況でしょう。
 
それにしても、週末ハラハラさせますが、来週 月曜にアジア市場が始まる前に、法案成立と
なるシナリオを想定していますが、どうでしょうか。

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リップサービスも実を伴ってこそ!?

2008-09-25 23:39:56 | マ-ケット

小泉元首相の引き際は、賛否両論あるにせよ、世渡り上手ですね。

自民党の小泉元首相は、9/25に横須賀市で開いた支援者の会合で、
次期衆院選には出馬せず、今期限りで引退すると表明しました。
後継者は、次男を充てるらしい。
http://news.livedoor.com/article/detail/3834035/

構造改革も道半ば、破壊のツケ=手当てを必要とする施策が結構ある
総裁選に立候補した小池氏の地方票ゼロで「自分の時代は終わった。」と
世論の風を読んだのかもしれませんね。

それにしても、小泉元首相の、国民の人気を得るリップサービスに感心

ところで、リップサービスと言えば、MSのジョン・アルカイア氏、三菱UFJの
出資に対するお礼だろうか。日本株式市場にポジテブな見方を示しました。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK827242720080925?rpc=144

リップサービスも、実を伴ってこそですが、実際にお買い上げしてもらいたい
ものですね。

さて、今日の日経平均は、4日ぶりに反落し、108円安の12006円でした。
(出来高 概算15.9億株と、様子見姿勢で薄商いでした。)

中間配当権利落ち分が、83円程ですから実質は、若干のマイナスです。
やはり、バーナンキ議長証言「異常な緊張にあり、(略)潜在成長率を下回る。」と
景気下振れリスクに言及しましたから、米金融安定化策の行方を見極めたいとの
思いは、強いですね。

早く、米金融問題解決に向けた道筋と手続きが急務です!!
そうすれば、マインドは変わります。

明日の日経平均、遠慮せず上昇し12200円レベルを超えられるか、注目です。

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麻生レジェンド内閣発足!?

2008-09-24 23:26:22 | 政治に物申す

麻生内閣誕生で、組閣人事が発表されましたね。

それも、閣僚名簿は、官房長官が発表するのが慣例の中、首相自身が
発表する異例です。麻生首相のパーフォーマンスというより、意気込みの
表れ
でしょうか。

先日、日経平均は、ご祝儀買いも入り 下支えするような旨 ブログに
書き込みしましたが、想定以上に頑張りました。

人は、麻生新内閣を「お友達内閣」、「論行行賞内閣」、「つなぎ内閣」とか
色々、揶揄するけれども、麻生新首相は、幸運を味方につけてます。

昨日のNY市場の大幅続落から、ここまで頑張る日経平均の動き、プラス
引けを予想した人は、少なかった様に思います。

そんな意味で、組閣初日、麻生新内閣を材料にしないながらも、経済通の
麻生神話(レジェンド)内閣の序章かもです。

さて、日経平均は、小幅でも3日続伸となり、24円高の12115円。
(出来高 概算20.3億株で、売られすぎ好配当銘柄の押し目買い商状?)

グローバルな金融再編を巡る動きに、日本企業が参入し、株価の下支えと
なったように思います。

明日は、9月末の権利落ち日と、約80円分が マイナスとなりますが、
カオスな相場ながらリバウンド継続し プラス引けすれば、サプライズ!?
日本株見直しにつながるトリガーになりますが、どうでしょうか。

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グローバル金融再編へ

2008-09-23 20:16:54 | 役立つ投資情報

世界的な金融業界再編に向け、トリガーとなったリーマン破綻からの1週間。
表題のタイトルにあるように、潤沢な資金を持った日本企業も参戦、チャンスに。
内容は、文末参照。

さて今日のアジア市場、昨日のNY市場の大幅下落を受けても、韓国、台湾は
プラス引け
。上海は底堅いが、香港とシンガポールは、大幅下落ですね。

明朝にかけてのNY市場、反発となるか注目しましょう。

=====<2008.9.23 19:05 サンケイ>====================================
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/080923/fnc0809231912004-n1.htm

【米金融危機】国際金融再編劇に発展 日本勢も参戦

米国発の金融危機は日本をも巻き込んだ世界的な金融再編劇に発展した。
22日に 三菱UFJフィナンシャル・グループが米証券2位のモルガン・スタンレー
出資
し、野村ホールディングスも破綻(はたん)した米証券4位リーマン・ブラザースの
アジア部門を買収すると発表
した。

国際的な大型再編に相次いで名乗りを上げた格好だ。金融地殻変動はなお
続いており、世界の金融界の勢力図が大きく変わろうとしている。

「海外でも大きな存在感を示している金融機関に出資したいと考えていた所に
モルガンから話がきた。このチャンスは逃したくないと決断した。」普段は冷静な
三菱UFJ首脳も22日夜、興奮を隠し切れない様子で出資の経緯をこう説明した。

三菱UFJはモルガンの普通株式を10~20%取得する方針。出資額は 最大
9000億円規模の見通しで、約15%以上の取得で筆頭株主となる。
20%に達すれば、モルガンは三菱UFJの持ち分法適用会社という広い意味での
グループ会社となり、モルガンの業績が、三菱UFJの連結決算に反映される。

出資の打診は19日。モルガンは金融市場の混乱を受けて株価が急落し、出資・
提携先を模索していた。三菱UFJもモルガンに救いの手を差し伸べると同時に
「 米国内だけでなく、グローバルでのアライアンス(提携) 」(幹部)につなげる狙い
がある。

一方、野村もリーマンの部門買収で「アジアを代表する投資銀行」(渡部賢一社長)を
目指す。野村は国内に強固な顧客基盤を持つものの、M&A(企業の合併・買収)
の仲介・助言といった投資銀行業務の国際展開では、欧米の大手投資銀行に比べ
出遅れていた。

すでに欧米では米国の低所者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)
問題で経営難に陥った金融機関が再編に動き出している。3月に経営危機に
直面した米証券5位のベアー・スターンズが米銀大手のJPモルガン・チェースに
救済買収され、リーマンが破綻した今月15日、同3位のメリルリンチが米銀大手の
バンク・オブ・アメリカへの身売りで合意した。

今回、邦銀トップの三菱UFJと証券トップの野村が大規模な出資・買収を打ち
出したことは、日本勢の国際的な再編劇への参戦姿勢を鮮明にしたといえる。
日本勢はバブル崩壊後、海外事業の縮小を余儀なくされた。今後は国際金融の
舞台で完全復活することができるのか。真価が問われるのはこれから
だ。
                                          (本田誠)
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麻生 新総裁誕生!!

2008-09-22 18:57:13 | 政治に物申す

予想されていたとは言え、麻生太郎、圧勝で 自民党新総裁に選出されました。

1回目の投票で 他の4候補を大きく引き離し、2/3支持に当たる351票を
獲得。首相の後継となる第23代総裁となり、組閣に着手し始めました。

明後日の9/24には、第92代首相に指名され麻生政権の発足ですね。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080922/stt0809221510009-n1.htm

漫画オタクながら、経済に精通しており、先行きの経済政策に期待。また、証券
優遇税制に関しても、何ら進展を予感させ、株式市場にとってプラス材料です。

総裁任期は、福田首相残りの来年9月までの1年間ですが、小沢民主との対決が
迫っており、どうなるか注目です。

ところで、日本企業も外資へのM&Aのチャンス到来で、野村HDが、経営破綻
した米リーマンのアジア部門買収したとの報もあり、さらに欧州も食指を動かして
いるようで、資金潤沢な優良企業には、世界市場のシェアー獲得の好機到来です。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK826796320080922?rpc=144

さて、日経平均は続伸し、169円高の12090円の大引けで、約1週間ぶりに
12000円台の大台に戻しました。
(出来高 概算20.4億株と20億株超えの商状。)

週末のCMEが12475円と期待もありましたが、為替の106円台半ばと戻り待ちの
売りに押され、やや上げ幅縮小での引けとなりました。

それでも、日経平均は、ボリンジャーバンドの-1σを超え、パラボリックは買い転換
を示唆したようです。
NY市場がリーマンショック前の水準に戻していることもあり、明朝にかけて動向を
気にする向きもあるようです。

明朝にかけて、NY市場の続伸より、若干下げても、底堅い結果となれば、明後日の
日経平均は、麻生新首相のご祝儀買いや中間配当取りで、大幅続伸の展開になればと
思います。週末12650円程度を目指せば、リバウンド継続でしょうか。

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9月末、相場展望

2008-09-20 19:00:34 | 相場展望

NY市場大幅続伸で、ダウ平均は368.75ドル高の11388.44、ナスダックは
74.80ポイント高の2273.90で取引を終了しました。

金融安定化対策や空売り規制を好感しました。

MMF(マネー・マーケット・ファンド)の元本を保証する保険制度の導入や
数千億ドル規模の不良債権の買取機関設立に向けて議会との調整を行って
いることが明らかとなり、終日堅調推移となりました。

米政府が週末まとめた、金融安定化対策大枠は、下記。

(1) 公的資金を使った不良資産の買い取り機関を創設する。

(2) 貯蓄性の高い投資信託MMF(マネー・マーケット・ファンド)の
    保護に政府基金最大500億ドル(約5兆4000億円)を使う。

(3) 金融機関株式の空売りを全面禁止する、   などが柱。
*投入する公的資金の規模は数千億ドル(数十兆円)にのぼる見込み。

また、週末のCMEは、12475円と大幅高となっており、月曜の買戻しが
どの程度継続するか、注目
です。

まず12000円台回復ですが、東証1部の平均EPSは840円程度。
(08/9上旬推定)

12500円を超えると、上値も重くなり、簡単に、上値を買い上がって
いくものではないことを、個人は、考慮する必要がありそうです。

9/Eまで 6営業日あり、為替の円安継続(107円~108円程度)で
原油価格95±5ドル程度と 欧米も戻りを試すなど、条件が揃えば 上値を
PER15.5倍程度として、13020円程度となります。

9/1終値12834円を超えてくれば、月足陽線も視野に入ります。

「谷深ければ、山高し」となれば、昨日終値から約1000円の上昇も、
可能性 無きにもあらずですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

月末に、日経平均のファイナルアンサーに注目しましょうか。

PS
 商品市況、ここにきて 原油と金の値動きに大きな差が生まれ「有事の金」
 本領発揮とも言える局面の到来です。

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