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興奮と感動に包まれたソチ冬季五輪、もうすぐ閉幕です。
海外開催で、日本人の活躍が目立った大会となり、メダルは合計8個と
なりました。
日本人のパフォーマンスを、寝不足になりながら応援した2週間が終了。
勇気や元気をたくさんもらい、印象に残った大会でした。
さて、2/17~週の日経平均は、週間ベースの週足が7週間ぶりに上昇した
大引けとなりました。
ポイントは、2/18の日銀金融政策決定会合の結果(貸出支援基金の2倍)を
受け、海外勢の好感を誘い、先物主導で急騰しました。また、2/20は、中国
製造業PMIが予想を下回ったことで、先物主導の売り仕掛けが入り、2/18
上昇分を掃き出すも、週末は、その過剰反応による反動から買い戻され、週足
陽線を示現しました。
結局、日経平均は、1週間で552円上昇(↑3.86%)の14865円の大引け。
週末のNY市場は、寒波による経済指標の一時的な悪化も、底堅い展開となって
おり、ダウは小幅安の中、16100ドル台で終了しました。
2月最終週(2/24~2/28)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。
商いが細る中、先物主導の展開が目立った先週同様、明日から週も要注意ですが、
節分の週の急落による需給悪化も改善しつつあり、ファンダメンタルズの観点から
割安さや2月、3月決算企業の配当権利取りなどもあり、テクニカル的なライン突破
期待される所です。
国内では、月末に日銀の黒田総裁の講演や1月雇用関係の指標に注目しています。
また、米の経済指標では、2/25の2月消費者信頼感指数、2/26の1月新築住宅
販売件数、2/27の11月耐久財受注などが注目されそうです。
また、G20も「今後5年間で世界経済の成長率を2%幅超引き上げる事をめざす」
という文言を盛り込んで、閉幕したようです。
日経平均、2月最終週(2/24~2/28)レンジは、14600円~15100円程度を
想定しています。
1.2月最終週(2/24~2/28)主なイベントと予定
2/24
日本 アインファーマシーズ 決算
米 1月シカゴ連銀全米活動指数
米 グリーンスパン元FRB議長、講演
独 2月Ifo景況感指数
英 HSBCホールディングス 決算
西 世界最大の携帯見本市(~2/27、スペイン)
EU 1月ユーロ圏消費者物価
2/25
日本 2月末権利(株式分割、配当、株主優待 等) 取り最終売買日
日本 プラネット 決算
日本 気象庁、3カ月予報(3~5月)
米 2月消費者信頼感
米 12月S&Pケースシラー住宅価格
米 2月カンファレスボード消費者信頼感指数
米 国債入札 2年債(320億ドル)
米 ホーム・デポ、メーシーズ、オフィス・デポ 各決算
EU 欧州委員会、経済見通し公表
世 ラガルドIMF専務理事、講演
2/26
米 1月新築住宅販売件数
米 ボストン連銀総裁 講演
米 クリーブランド連銀総裁 講演
米 JCペニー 決算
米 国債入札 5年債(350億ドル)
2/27
日本 パーク24、日本駐車場開発、ウチダエスコ 各決算
日本 終値で各種TOPIXリバランス
米 1月耐久財受注
米 新規失業保険申請件数(~2/22の週)
米 イエレンFRB議長、上院銀行委員会で証言
米 アトランタ連銀総裁
米 カンザスシティー連銀総裁、講演
米 ベストバイ、ギャップ、コールズ 各決算
米 国債入札 7年債(290億ドル)
印 インド市場 休場
ブ ブラジル10~12月GDP
独 アリアンツ 決算
英 RBS 決算
EU ドラギECB総裁、講演
2/28
日本 黒田日銀総裁、講演
日本 1月完全失業率
日本 1月有効求人倍率
日本 1月家計調査
日本 1月全国消費者物価
日本 1月鉱工業生産
日本 竹中工務店(非上場)決算
米 第4四半期GDP改定
米 1月中古住宅販売成約指数
米 2月ミシガン大学消費者信頼感
米 スタインFRB理事 講演
米 ミネアポリス連銀総裁 講演
米 シカゴ連銀総裁 講演
米 フィラデルフィア連銀総裁 講演
米 国債償還 2年債(354億ドル)
5年債(337億ドル)
米 ギャップ 決算
印 10~12月GDP
英 カーニー英中銀総裁、講演
EU 1月ユーロ圏失業率
EU 2月ユーロ圏消費者物価速報
3/1
日本 サッカー、Jリーグ開幕
中国 2月製造業PMI
2.NY市場、為替/債券 各結果(2/21)
今日のNY市場は全般的に様子見気分が強い雰囲気だったように思われるが、
そのような中、ユーロの買いが目立っている。
ウクライナ情勢の終息期待が高まっており、ヤヌコビッチ大統領が、野党代表と
合意書に署名。また、ウクライナ議会が2004年の憲法に回帰することを可決。
2004年憲法は大統領の権限を制限し、議会の権限を高めている。2010年に
ヤヌコビッチ大統領の下で廃止されていた。
また、きょうは円安の流れが出ており、対円での上昇も支援していたようだ。
ユーロドルはNY時間に入って買いが強まり、一時1.3760近辺まで上昇。今週
ユーロドルの高値は1.3770付近だが、この水準を突破できるか注目される。
ユーロ円も141円台前半まで一時上昇。
ECBの追加緩和期待は根強く、ファンダメンタルズ的にはユーロには慎重に
ならざるを得ないが、テクニカル的には買いサインも出ており、短期的な上値
期待は継続している模様。
ドル円も買い優勢で一時102.80近辺まで上昇している。さすがに102円台の
後半から103円の間の売り圧力も強く伸び悩んだが、底堅さは堅持している。
今日発表になった1月の米中古住宅販売件数は予想を下回り、2012年7月以来
低水準に落ち込んでいた。ただ、ネガティブな反応は見られていない。
米指標は寒波の影響で弱い内容が相次いでいるが、市場もそれを受け止めつつ
あるのか、次第に反応が鈍くなってきている面もうかがえる。
FRBがQE縮小を停止する気配までは無いように思われる。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=211057
米国債利回り
2年債 0.314(-0.004)
10年債 2.730(-0.021)
30年債 3.693(-0.031)
期待インフレ率 2.143(+0.008)
*期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になった米住宅指標が弱い内容
となった事をきっかけに利回りは下げに転じている。ただ、全体的にネガティブな
反応は限定的で、むしろ、2月以降の上昇の利益確定といった雰囲気が強い。
10年債は2.73%台まで低下し、30年債も3.69%まで低下している。
2-10年債の利回り格差は+242(前日+243)。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=211062
3.NY株式市場 結果(2/21)
NY株式21日
ダウ平均 16103.30(-29.93 -0.19%)
S&P500 1836.25( -3.53 -0.19%)
ナスダック 4263.41( -4.14 -0.10%)
CME日経平均 14800 (大証比:-30 -0.20%)
今日のNY株式市場、ダウ平均は小反落。この日発表になった住宅指標は弱い
内容だったものの、ネガティブな反応は限定的だった。ただ、このところの上昇
からの利益確定売りで上値も重く、ダウ平均は前日終値付近での振幅に終始。
ダウ採用銘柄ではベライゾンやシェブロンが軟調。
一方、ディズニー、ナイキが上昇した。
書店運営のバーンズ・アンド・ノーブルが上昇。買収への思惑が高まった。投資
ファンドが同社株式の過半数取得を提案したことが明らかになっている。
M&Aの思惑が高まっているスーパーのセーフウェイはきょうも上昇。
投資ファンドが数週間以内にLBOを提案で進展が見られたとの観測も聞かれた。
ナスダックも小反落。オンライン旅行サービスのプライスラインが商いを伴って
上昇。ホテル予約部門が好調で決算が予想を上回った。
グルーポンが大幅安。前日発表し業績見通しが、マーケティングや成長戦略に伴う
追加経費で予想外の損失になっていたことが嫌気されている。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=211059
4.NY市場、 原油先物4月限/金先物4月限 各結果(2/21)
NY原油先物4月限(WTI)
1バレル=102.20(-0.55 -0.54%)
今日のNY原油先物相場は続落。この日発表になった米住宅指標は弱い内容となった
ものの、FRBのQE縮小姿勢に変化はないとの見方が強く、原油は利益確定売りが
優勢となっている。暖房油の需要もそろそろ一巡するとの見方も売りを誘っている。
寒波の影響でやや上昇が急ピッチだったことから、行き過ぎとの見方も出始めている。
きょうから第1限月となった4月限は101ドル台まで一時下落。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=211052
NY金先物4月限(COMEX)
1オンス=1323.60(+6.70 +0.51%)
今日のNY金先物相場は反発。ウクライナ情勢が落ち着きそうな気配となった事から、
為替市場でユーロが買われ、一方でドル売りが優勢となったことが金をサポートして
いる。
4月限は一時1327ドルまで上昇し、200日線より上の水準をしっかりと維持されている。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=211053
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