「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

大納会は期待外れも、来年に期待!?

2009-12-30 17:01:15 | マ-ケット

     
今日、鳩山政権は、新たな経済成長戦略 「輝きのある日本へ」 の骨格となる基本
方針を発表
しました。

2020年までに環境、健康、観光の3分野で、100兆円以上の需要を創造して、
400万人以上の新規雇用を創出する目標を提示
しています。

今後、目標達成に必要な具体化作業を進め、実行計画となる行程表を作成し、
数年度予算を視野に入れた中期財政フレームの策定と合せて、来年6月をめどに
新戦略をまとめるようです。


さて、日経平均は、反落し、91円安の10546円の大納会、大引けでした。
(出来高 概算17億株の商いでした。)

新たな経済成長戦略策定も、年初来高値を更新できずに、大納会を終了しました。
後場ラスト30分の急落は残念。後付け解釈すれば、揉み合いの中、2つの要因が
トリガーとなった
ようです。

ひとつは、法的整理の可能性が高まったJAL急落と、もうひとつ、S&Pによる
日本の格付けで、債務軽減できなければ、引き下げの可能性に言及したこと。
そんな中、薄商いの中、手仕舞い売り優勢となりました。

ただ、昨年大納会の日経平均が 8859.56円で、大引け10546.44円は、
昨年比で、1686.88円(約19%)の上昇
となりました。

また、12/23に書き込んだ、年末ラスト5営業日のアノマリーは、生きてました。

下表は、年末ラスト5営業日の過去10年間の日経平均の推移を示したもの。

            年末ラスト5営業日の日経平均

        ラスト5営業日合計       大納会騰落     年足陰陽線
  
  1999年 △472.41円       △123.76円       ○  
   2000年 △358.61円       ▼161.27円       ●
  2001年 △108.10円       △ 85.01円       ●
  2002年 △172.07円       ▼135.10円       ●
  2003年 △304.13円       △176.02円       ○
  2004年 △279.32円       △107.20円       ○
  2005年 △170.06円       ▼232.77円       ○ 
  2006年 △120.87円       △  1.02円       ○
  2007年 △276.18円       ▼256.91円       ●
  2008年 △135.78円       △112.39円       ●
  2009年 △168.41円       ▼ 91.62円        ○

大納会の日を含め、年間「ラスト5営業日」を合計した日経平均騰落を見ると、直近
10年間で10勝(勝率10割)となっており、97年以降13連勝
となりました。

日経平均は、戻り高値更新後、5日移動平均線を割り込みましたが、ボリンジャー
バンドの+1σ(10445円)と、+2σ(10858円)のレンジ内にあり、リバウンド
基調は継続しているようです。

正月明けの好ダッシュに期待したいと思います。 


来るべく寅年、2010年が、良い年になればと思います。
来年も、宜しくお願い致します。

それでは、また。
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高値更新なるか、大納買い!?

2009-12-29 22:35:55 | マ-ケット

      
マーケットも後1日です。明日の大納会を残すだけ、正月にかけ、お酒を飲む事も
多くなりますが、来年のNHK大河ドラマ、「龍馬伝」に因んだ純米酒が、月桂冠から
出ました。(アルコール度は、15度台。)

メーカ-では、飲む際に、冷やか、常温がおすすめだそうです。
正月3日、大河ドラマ「龍馬伝」を見ながら1杯も、いいかもしれません。

ところで、NHK大河ドラマの視聴率がアップすると、株価も上昇する傾向にある
おもしろいアノマリーを紹介したのが、大和証券SMBC金証研の吉野貴晶さん。
                                      (mainichi 09/12/29)

「ビデオリサーチのデータを基に、85年以降の大河ドラマ平均視聴率と年末の日経
平均について、それぞれ前年の値から騰落関係を調べた所、約60%の相関あり」と
紹介しています。

人気の高い坂本龍馬のドラマだけに、来年の株価は、期待できるかもしれません。

因みに、04年の「新選組」、05年の「義経」、06年の「功名が辻」と、3年連続で
視聴率は、前年を上回り日経平均も3年連続で上昇しました。07年「風林火山」で
下落すると株価も下落。08年、09年は、視聴率と株価は、逆相関となりましたが、
08年~09年は、リーマンショックの特殊要因があったから止む無しです。
               
さて、日経平均は、小幅続伸の3円高の10638円の大引けでした。
(出来高 概算15.7億株の薄商いでした。)

NY市場の底堅さを受け、一時10683円まで上昇する場面もあったようですが、
終値での年初来高値に、あと少しの大引けでした。

日経平均は、ボリンジャーバンド+2σの10800円台をオーバしており、8月
高値を超えても、余裕があり、先高感あります。


注目のNY市場、10月S&Pケース・シラー住宅価格指数と12月コンファレンス
ボード消費者信頼感指数の発表
があります。

NY市場、予想内の着地なら、続伸もありそうです。

明日は、1日取引の大納会。先高感ある月末、年内最終取引のドレッシング期待で
大納買いになればおもしろい。
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年初来高値更新へ C D!?

2009-12-28 23:41:13 | ニュ-スからひと言

       
激動の09年も後3日余りとなりました。西暦の末尾が、2桁台の2010年へ突入
しようとカウントダウン開始です。正月を迎える前、日経平均が年初来高値更新と
なれば、感慨深いものになります。(年初来高値更新へ CD:カウントダウン!?)

ところで、今朝 経産省が発表した11月鉱工業生産指数は、前月比2.6%上昇の
88.3で 上方修正し、9ヶ月連続
で、前月を上回りました。
         http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091228-00000006-maip-bus_all

上回ったと言っても、リーマンショック前の80%程度の水準です。(フォト参照方)
それでも、国内や北米、中国向け自動車や関連部品の生産も上向きとなっており、
経産省が言うように、「持ち直しの動きで推移している。」状態です。

尚、先行き予測は12月が3.4%上昇、1月が1.3%上昇の見通しです。


さて、日経平均は、反発し、139円高の10634円の大引けでした。 
(出来高 概算14.5億株の薄商いでした。)

NY市場先物堅調に加え、為替の円高一服や朝方の11月鉱工業生産も上方修正
され、薄商いから先物主導で上昇し、8/E以来の10600円台を回復しました。

終値での年初来高値更新が明日にも見られそうです。ボリンジャーバンド+2σが
10800円手前まで上昇しながらバンド幅を広げており、上値追いがありそう。

クリスマス連休明けのNY市場は、主要な経済指標の発表がありませんが、小売り
売上高も健闘し、商品市況(原油、金)も、堅調なようで、序盤から しっかり!

明日の日経平均、堅調な推移になりそうです。   

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12月最終週 相場展望と予定

2009-12-27 23:01:35 | 相場展望

       
12月21日からのクリスマス週は、 「閑散に売りなし」で、強い動きを見せました。
NY市場の年初来高値更新を始め、海外と比べた日本株の出遅れ感と、為替の
円高一服が追い風になったようです。

薄商いの中、10500円前後で底堅さも確認でき、大納会迄に年初来高値更新も
現実味を帯びた格好
です。

鳩山政権で、来年度予算も閣議決定され、国債の増発もやむなしの状況です。
ただ、国債の発行は、国内で90%以上を手当てでき、海外の格付会社による
日本国債の格下げは、杞憂になると思っています。むしろ、雪だるま式に膨れる
財政状況から 「日本売りに伴う円安が、いつ来るのか」 に関心があります。

白川日銀総裁、 「デフレと円高へ、迅速に行動」のリップサービスも、追い風です。

週末 日経平均は、小安い水準の42円安の10494円と陰線を描いたが、上昇
トレンドを崩すことなく、上昇過程での調整と見る事もでき、週間で352円上昇
(約3.5%↑)。NT倍率は、11.5倍程度
になりました。

5日移動平均線が10347円にあり、上昇局面を継続させるには、程良い調整。
週足の一目均衡表で、雲上限 約10300円を引値で上回り、雲突破は朗報です。
チャートで、株価が「雲」上限を上回るのは、07/10月第2週以来の事
です。

また、この形は、03年9月前後からの上昇相場局面に似ています。とすれば、
来年に向け、新たな上昇トレンドを暗示させます。

さて、年内取引は後3日となり、波乱なく上値追いとなるか、注目しています。
主な経済指標の発表は、下記1.の通りです。

参加者は限られても、NY市場が底堅く推移、為替の流れが円安にシフトすれば
10750円程度を狙える位置にあります。

日経平均、12月最終週(12/28~12/30)レンジは、10400円~10750円
程度を想定
しています。

1.12月最終週 主なイベントと予定
 12/28
  日本  11月鉱工業生産  (予想、前月比+2.5%、前年比-4.3%)
   豪    オーストラリア休場(ボクシングデー)
   英    イギリス休場(ボクシングデー)
   印    インド休場(ムハッラム)
 12/29
   米   10月S&Pケース・シラー住宅価格指数
   米   12月コンファレンスボード消費者信頼感指数 (予想、53.0)
 12/30
  日本  東証大納会(通常取引)
   米   12月シカゴ購買部協会景気指数       (予想、55.1)
 12/31
  日本  大晦日 休場
   米    新規失業保険申請件数
     英    12月ネーションワイド住宅価格
   世    ドイツ、タイ、韓国 各休場
 1/1
   世   元旦(主要欧米金融市場で休場)

2.NY市場、為替/債券市場結果(12/24)

 24日のNY市場は、ドルが買い戻されている。発表された米新規失業保険申請
 件数が、2008年9月以来の水準に減少した事から、景気回復や早期利上げへの
 期待感が高まった。
 
 ドル円は、東京時間にカストディアン系の売りなどで91.15近辺まで下落したが、
 一時91.75近辺まで戻している。ユーロ円や豪ドル円などクロス円も同様の動き。

 米国債利回り
     2年債     0.964(+0.042)
     10年債   3.799(+0.051)
     30年債   4.676(+0.069)

 24日のNY債券市場、利回りは上昇。この日発表になった米新規失業保険申請
 件数が、2008年9月以来の水準に減少した事から、景気回復や早期利上げへの
 期待感が高まった。また、来週の大型入札に対する警戒感も出ていたようだ。

 10年債の利回りは一時3.8%台に上昇し、2年債も0.96%台に上昇している。
 2-10年債の利回り格差は+283(前日+283)。

 この日はクリスマス・イブで午後2時までの短縮取引だった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=57949
3.NY株式市場結果(12/24)

 NY株式24日
   ダウ平均     10520.10(+53.66 +0.51%)
   S&P500    1126.48 ( +5.89 +0.53%)
   ナスダック     2285.69(+16.05 +0.71%)

 CME日経平均    10570  (大証比:+60 +0.57%)

 24日NY株式市場は続伸した。この日発表になった米新規失業保険申請件数が
 2008年9月以来の水準に減少したことから、景気回復への期待感が高まった。
 ダウ平均は堅調に推移し、年初来高値を更新。

 商品市場で金や銅が上昇していることで、アルコアやマクモランといった鉱山株が
 堅調。銅先物は18ヵ月ぶりの水準に上昇してる。USスティールなど鉄鋼株も上昇。
 石油関連株もしっかり。

 トラベラーズやアメックスといった消費者金融株も上昇。医療保険改革法案が可決
 したことで、テネットなどヘルスケア関連株の一角が上昇。

 ナスダックも年初来高値更新。景気回復期待からハイテク株は堅調に推移した。
 アップルが過去最高値を更新。一部報道が関係筋の話として、アップルが来年1月
 26日にサンフランシスコで重要な製品発表を行うと報じていた。
 新製品のタブレット型コンピューター発表への期待感が強まっている。iPhone や
 iPod に似た大きめのタッチスクリーン機器。

 サンディスク大幅高。携帯型音楽プレーヤーなど記憶媒体として使われるNAND型
 フラッシュメモリーで、合弁会社を設立している韓国のハイニックスが、2010年の
 設備投資を大幅に引き上げると発表したことで、思惑が先行したようだ。

 この日はクリスマス・イブで、午後1時までの短縮取引でした。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=57948

4.NY原油先物2月限、金先物2月限 各結果(12/24)

  NY原油先物2月限(WTI)
    1バレル=78.05(+1.38 +1.80%)

 24日のNY原油先物相場は大幅続伸。時間外取引ではマイナスで推移していた
 ものの、米経済指標がポジティブな内容だったこともあり、米景気回復期待感から
 買いが強まった。クリスマス休暇前で、薄商いの中、短期筋の買い戻しが終盤に
 かけて強まり、2月限は12月1日以来の78ドル台で終えている。

 この日はクリスマス・イブで、フロア取引は午後1時半までの短縮取引。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=57943

  NY金先物2月限(COMEX)
    1オンス=1104.80(+10.80 +0.99%)

 24日NY金先物相場は続伸。クリスマス前に短期筋の買い戻しが優勢となった。
 景気回復期待から銅価格が18ヵ月ぶりの高値を更新したこともサポートした。
 2月限は1100ドル台を回復している。

 きょうはクリスマス・イブで午後0時までの短縮取引。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=57942

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東証新システム、「ミリ秒時代」の投資戦略!?

2009-12-26 21:13:48 | 役立つ投資情報

        
泣いても笑っても、年内の取引が、後3日間となりました。日経平均は、昨年末の
終値が8859.56円で、今年の発会終値が、9043.12円でしたので、前年比
プラスと年足陽線は、ほぼ間違いなさそうで、興味は年末の着地点に移ります。

来週の相場展望は、明日に譲るとして、年明け「東証新システムの稼動」について
おもしろい記事を見つけたので、紹介します。

-------------------------------------
                                  (出典:日本証券新聞09/12/10)
                               夕凪所長のイベント投資100% 
来月年明け、2010年1月4日から東京証券取引所の次世代売買システムである
arrowhead が稼動します。5msec の注文応答時間、3msec の情報配信時間、即時
に付き合わせ処理となるので、リアルタイムで板状況や売買状況を把握することは
人間の目では不可能でしょう。

デイトレーダーには、大きな戦略変更を強いられる人も出るであろう。 また、デイ
トレーダー程ではないとしても、イベント投資家にとっても、ある程度の影響が発生
する可能性があるようだ。

イベント投資の多くは、売却日があらかじめ決まっているものが多い。株主優待
投資であれば、優待権利日の2~3日前、TOPIX買いであれば、その当日、公募
増資であれば、公募価格決定予定日の初日などである。
そして、その多くは「大引け」で決済させる。従って、大引けでの成り行き注文を
事前に発注しておくことが多い。

現行の東証システムは、急激に株価の上昇や下落が発生したとしても、スピードは
目で追っていけるし、ストップ高やストップ安まで移動するまでには、かなりの時間が
かかる。

ところが、arrowheadでは、一瞬にしてストップ高やストップ安まで移動してしまう
可能性がある。その防止のために、連続約定気配が新設されているようであるが、
その適用ルールが、文章からは、わかりにくい。

実際にどう運用されるか分からないが、どうも1回の注文の場合に限って動作する
ように思える。細切れで注文すれば回避できそうな感じがする。

この結果、もし大引け間際で、株価の急激な変化が起こってしまった場合、大引け
での成り行き注文が、いくらで約定するのか、まったく想像つかなくなる。自分の
想定通りの側に移動すれば、問題ないが、その反対側に移動した時は、想定外の
損失を抱えてしまうことになる。

大引けでの成り行き注文株数の存在は、一般の投資家には配信されていないが、
多くのディーラーに配信されるので、そういった仕分けを受ける可能性がゼロでは
ない。よほど流動性の確保されている銘柄以外は、当面ポジションを抑え目にした
方が良い
であろう。

それでも悪いことばかりではない。変化は新たな投資チャンスとなるはずである。
例えば、ミスプライス狙いなどである。第2金曜日のSQ算出日や場中の業績発表
銘柄に対しては、売られすぎ、買われすぎの状況が発生する可能性がある。
その場合は、一瞬でストップ安やストップ高に到達することがあり得るので、そこで
指値で待っていて、反転を狙うのである。

また、もしプログラム知識があれば、ニュース配信に合せた自動売買も一考だろう。
ニュース配信の中に、TOB銘柄が入っている言語パターンを見つけ出しニュースが
配信されたとたんに、その該当銘柄を買い上げるのである。

現行の東証システムであれば、上昇スピードが遅くて買い上げが中々進まず、その
間に気づいた人の注文に追いつかれてしまう可能性があったが、これから、最初に
気づいた人が総取りできてしまう。資金力にもよるが、ワンチャンスで、生涯遊んで
暮らせるほどに稼ぐことも、夢ではないかもしれない。
                                             以下 略
-------------------------------------

まず、「東証の新システムにバグなどない。」と思うが、かつて大手行など統合時に
システムエラーがあったことなど思うと、100%ないとは言えないでしょう。

来年の発会時に注意したいし、思わぬチャンスがあるかもしれませんね。
それでは、また。

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噴火前の調整クリスマス!?

2009-12-25 17:55:55 | ニュ-スからひと言

        
週末のクリスマス、国内でも色々な指標発表がありました。

総務省が発表した11月の家計調査によれば、全世帯(単身世帯除く2人以上世帯)
実質消費支出は、前年比2.2%増となり、4カ月連続のプラスとなりました。
       http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000077-reu-bus_all

ロイター調査によれば、前年比0.4%増程度で、予想外の上方修正でした。
やはり、エコポイント制度の効果で、テレビの寄与度・増加幅が大きかった様です。

1年前、リーマンショック直後のクリスマス「GMやクライスラーの破綻は何時だ?」と
関心が向っていた頃と比べれば、体感マインドも、若干改善しています。

また、日本自動車工業会が昨日発表した、10年の国内新車販売台数(軽自動車を
含む四輪車合計)が、前年比4.1%増の約480万台
になると予測しました。
6年ぶりにプラスに転じる見込みで、来年9/Eまで半年延長することが決まった
新車買い替え減税の効果あり
そうです。(上記フォト参照。)

一方、総務省が公表した労働力調査によると、11月の完全失業率は5.2%で、
前月より0.1P悪化しました。悪化は4ヶ月ぶり。
また、厚労省が発表した有効求人倍率は0.45倍で、前月比で0.01ポイント
改善しました。
         http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091225-00000016-maip-bus_all

明るい経済指標がある反面、雇用など厳しい状況が続いており、デフレの影響や
2番底を回避する上でも、政府の財政政策(経済成長戦略)の2の矢、3の矢が
ほしい
ところです。


さて、日経平均は、小幅反落の42円安の10494円の大引けでした。
(出来高 概算12.4億株のクリスマス閑散症状でした。)

NY市場がダウ、ナスダック共年初来高値更新や円高一服を好感するも、今週は
昨日までの3営業日で約400円上昇してましたから、上昇過程での調整です。

日経平均は、ボリンジャ-バンドの+2σが10700円近くまで上昇。来週の
大納会までに、年初来高値更新が現実味を帯びてきました。
もう一段の円安があれば、想定外の噴火があるかも
しれません。

SQ週通過後、トレンドは上昇転換となっており、どこまで上値を伸ばせるか、
興味あるところです。

今日は、NY市場始め、主要市場が休場ですから、週明け出直しスタートです。

ブロガー、読者の皆さん、良い週末を!!

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Merry Christmas!セイヤ-(聖夜)と上昇!?

2009-12-24 23:56:54 | マ-ケット

       
いつも、当プログへ寄り道ありがとうございます。

クリスマスイブの深夜、ささやかなBGMをバックに、いつもの独り言を・・・。
選曲は、竹内まりや の「クリスマスは一緒に」 

竹内まりや :「クリスマスは一緒に」

今日、日銀白川総裁は、都内で講演しました。「経済、物価に関する日銀の先行き
見通しや金融政策の運営方針、物価の安定に関する考え方が浸透する事は、金融
市場における金利形成にも相応の影響を与える。」との見方を示しました。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000963-reu-bus_all

先日デフレを許容できず、の発信に続きマーケットに対する前向きなメッセージに
なりそう
です。

経団連評議委員会で述べたキーワードは、下記の通りです。

① 世界経済は回復基調維持も、不確実性なお高い状態。
② 日本経済の回復の動きが、途切れる可能性は大きくない。(要は2番底回避?)
③ デフレの根本原因は、供給能力に比べた需要の弱さにある。
④ 金融市場の安定損なわれれば、迅速・果断に行動する。 etc.

④ですが、必要に応じて、さらなる金融緩和、資金供給、国債買取りなどをやり、
過度な円高牽制発言になっており、効果あります。
株式市場に追い風になりそうです。

 
さて、日経平均3日続伸し、158円高の10536円の大引けでした。
(出来高 概算19.3億株の商いでした。)

NY市場や商品市況の上昇、為替の91円台の円安が輸出企業やハイテク企業の
上昇を演出しました。

為替レート90円前後の企業も多く、91円台になると、食指が動きます。

日経平均は、ボリンジャーバンド+1σをサポートに、+2σを意識したトレンドに
なっており、バンド幅を広げ、+2σが10600円を超えており、先高感継続です。
大納会までに、年初来高値更新の芽も出てきました。

注目のNY市場ですが、経済指標は概ね好調の様で、耐久財受注(総合)は前月比
0.2%(予想0.5%)と、予想を下回っても、輸送機器除くコア指数は、前月比
2.0%(予想1.1%)と市場予想の2倍近い伸びになりました。
また、新規失業保険申請件数は、45.2万件(予想47万件)に改善し、今年最低
水準
となっています。

これを受け、しかりとしたスタートとなっています。

明日の日経平均も、堅調な展開になりそうです。 
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投資チャンスを見逃すな!?(年末ラスト5日アノマリー)

2009-12-23 18:39:58 | 役立つ投資情報

        
09年も、月日が経つのが早く、後わずか。カウントダウンDay開始です。

官公庁や大手企業は28日で仕事収めを迎えますが、株式市場は30日迄と
「掉尾(とうび)の一振」期待も出てきました。
今年は、昨年までの午前中取引から大納会も1日取引になりますね。

クリスマス休暇に入った外資系証券のオフィスが閑散なんて、うわさがあっても
昨日の出来高20億株超を見ると、トレンド転換を見すえて、休暇中もモバイル
PCや携帯からアクセスして取引する姿が見えてきます。(そんな訳ないか!?)

と言うことで、祝日(天皇誕生日)夕刻一時、表題について BGMをバックに
参考になる相場感を記します。

選曲は「マンボNo.5」 。ラスト5日取引から、軽快なテンポに合せて上昇機運?
でも、無謀な取引は 「チョンボNo.5」 になるのでご用心方。(笑)

 「マンボ No.5」 : ぺレス・プラード楽団


表1は、年末ラスト5営業日の過去10年間の日経平均の推移を示したもの。

       - 表1 - 年末ラスト5営業日の日経平均

        ラスト5営業日合計     大納会騰落   年足陰陽線
  
  1999年 △472.41円     △123.76円     ○  
   2000年 △358.61円     ▼161.27円     ●
  2001年 △108.10円     △ 85.01円     ●
  2002年 △172.07円     ▼135.10円     ●
  2003年 △304.13円     △176.02円     ○
  2004年 △279.32円     △107.20円     ○
  2005年 △170.06円     ▼232.77円     ○ 
  2006年 △120.87円     △  1.02円     ○
  2007年 △276.18円     ▼256.91円     ●
  2008年 △135.78円     △112.39円     ●
  2009年    ?             ?          (○)

上表は、直近10年間の「ラスト5営業日」合計の日経平均騰落を示したもの。

年足陰陽線(年末の株価が年初の株価を上回った場合○、逆が●)で見ると、
過去10年間は、5勝5敗となっています。取り立てて、トレンドは見えません。

しかし、大納会の日を含めて、年間「ラスト5営業日」を合計した日経平均騰落を
見ると、直近10年間で10勝(勝率10割)となっており、表には記載してない99年
以前を含めると、97年以降12連勝中
なのです。

大納会に下落した00年、02年、05年、07年を見ても、 「ラスト5営業日」で
100円以上のプラスとなっており、上昇トレンドが目立つ
と言えるでしょう。

年末高の背景を探ると、日米ともに「1月効果」と呼ばれる新春相場の高パフォー
マンス期待の高まりや、年末特有の売り需要がなくなって、需給面からの要因も
想定(「年末年始休暇入り前ポジション調整売り」 「節税対策の損失確定売り」
「国内機関投資家の売り注文」が少ない。)されるところです。

昨年、リーマンショック後の混乱が続く中でも、25日~大納会30日は4連騰の
341円上昇と、「ラスト5営業日」が上昇した事は特筆すべきことでした。

また、来年に向けて、明るいサインもあります。過去15年の年足陰陽線を見ると、
陰線が3年続くアノマリー(96年~98年、00年~02年の3年続けて下落)があり
ますが、今年は、どうやら陽線濃厚(上表に(○)と仮記入)になり、トレンド転換を
暗示
させるものです。

と言うことで、残る年内5営業日も高いと読むなら、投資法も見えてきます。

相場格言に 「株を枕に年越し」 があり、株券も電子化の死語となる中、リスク回避
「チョンボNo.5」回避で、小幅に利益が出た銘柄を売るも選択肢のひとつです。
それでも、「掉尾の一振」期待は、強そうです。

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冬至の日に税制改正決定。転機を迎えたマーケット!?

2009-12-22 23:57:48 | ニュ-スからひと言

        
今日は、昼の時間が最も短く、夜の時間が最も長い冬至です。少しずつ夜明けが
早くなると思えば、春は、もうすぐです。 こんな冬至の日は、ゆず湯でも入れば、
体の芯まで暖まり、風呂上りのエビスビールは、最高です。

ところで、政府は、臨時閣議で10年度税制改正大綱を決定しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091222-00000028-maip-pol

マニフェストの財源確保を優先し、ガソリン税の暫定税率水準を維持する等主要な
減税策を見送る一方、扶養控除や特定扶養控除の廃止・縮減
に踏み切りました。

もっとも、所得税・住民税の扶養控除に関して、成年分は現状を維持するが、特定
扶養控除は、高校生分を圧縮することで合意したようです。

たばこ税は、5円/本程度の増税。小生の吸っているキャビンマイルドは300円→
400円になる予定です。禁煙から節煙で対応しようかな・・・。

で、国と地方を合せた増税規模は、9800億円で、1兆円超の「減税型」だった
09年大綱から一変
しました。10年度改正の増税規模は、国税分が約5000億円、
地方税分が約4800億円。

ただ、控除廃止は、所得税が11年1月、住民税が12年1月のため、10年度の
増減税効果は、国税が400億円の減税、地方税が300億円の増税の予定です。


さて、日経平均は続伸し、194円高の10378円の大引けでした。 
(出来高 概算21.8億株の商いでした。)

NY市場が続伸し、ナスダックが年初来高値更新や為替の91円台の円安にシフト
して輸出型企業やハイテク企業の追い風になりました。

日経平均は、10/E以来の水準を捉え、節目の10200円台を上放れました。
ボリンジャーバンド+1σをサポートに、+2σは、10500円を超えており、想定
以上の強さと先高感
を示しています。
何といっても為替の91円台がインパクト大でした。

ドルキャリー取引の巻き戻しがもう少し進めば、年末92円~93円程度もあるかも
しれません。 「掉尾(とうび)の一振」 が、現実味を帯びてきました。

注目のNY市場、第3四半期のGDPは、前期比年率2.2%と予想の2.8%を
下回って着地しましたが、序盤の反応は限定的。とりあえず、小幅上昇の底堅い
展開になっています。
この後の11月中古住宅販売件数や10月FHFA住宅価格指数がどうか。

日本市場は明日休場ですから、NY市場は、揉み合い終了でOKです。 

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「閑散相場に売りなし」、10年予算編成、税改正で進展!?

2009-12-21 23:21:48 | 政治に物申す

        
今日、鳩山首相は、来年度予算案編成に当り、税制改正の決断を下しました。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091221-00000602-san-bus_all

懸案となっていた主な項目の決定事項は下記の通り。

1)ガソリン税などの暫定税率 → 暫定税率の仕組みは廃止。但し、新たに導入
                     する税で暫定税率分の約25円/ℓは維持する。

2)子供手当て          → 原則として、所得制限を設けない。

3)たばこ税            →  たばこ税率の引き上げ。(率は25日判明?)

優柔不断と思われた鳩山首相、予算編成に盛り込む10年度税制改正について、
上記の方向で考え
を示しました。

1)は、税収が落ち込んでいる今、選択は間違っていないと思う。昨夏の原油価格
高騰時から、ガソリン価格は2/3以下になっており、昨年と状況が異なります。
環境税として徴収する仕組み導入ならば、止むを得ない選択でしょう。

2)について、所得2千万円で線引きするなんて案があったけれども、2千万も所得
のある子供のいる世帯、全体の0.1%程度ですから、税収より地方自治体の支給
事務費用が高くなり、コストパフォーマンスにあいません。

子供手当て対象の高額所得者の方、内需を刺激する消費をしてもらいましょう。

3)は1~2円/本 程度の上昇なら止むを得ないが、30円/本の上昇なんて事に
なったら、小生も禁煙します。

何れにせよ、鳩山首相は閣議決定後、マニフェスト変更点をしっかり説明する事が
必要(アカウンタビリティ)
です。

さて、日経平均、3営業日ぶりに反発し41円高の10183円の大引けでした。
(出来高 概算15.6億株の記録的な薄商いでした。)

週末のNY市場の反発や円高一服を受け、上昇して始まるも、膠着感のある展開で
1日の値幅が32.02円と、24年ぶり(85/4/12の28.48円)狭い値幅の取引
でした。
さすがに、クリスマス週となり、出来高激減で外資の参加者も限られていた様です。
こんな日は、成長性のあるネット関連株に妙味がありました。

日経平均は、ボリンジャーバンドの+1σを回復し、+2σが10500円手前まで、
切り上げており、上値余地のあるリバウンド基調を維持しています。

注目のNY市場、大きな経済指標の発表はありませんが、底堅い展開に期待したい。
明日も、「閑散に売りなし。」に期待しましょうか。 
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