「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

7月第1週 相場展望と予定

2019-06-30 23:57:15 | 相場展望

           
6月最終週の日経平均は、4週連続で上昇した。ただ、週末の米・中会談を控えて
膠着感ある相場展開であった。ただ、投資マインドは改善しており、月間で2カ月
ぶり上昇に転じている。

結局、日経平均は、週間で17円上昇(↑0.08%)の21275円だった。

さて、7月第1週(7/1~7/6)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週明けの東京市場は、米・中会談でトランプ大統領は「中国との交渉を継続する」との
認識を示した。また、中国通信機器ファーウェイに対し、国家安全に関わらない部品/
製品の貿易を許可するとのコメントで、不透明要因を抱えながらも協議再開が示された
事で、週明けにアク抜け感が浮上する事が想定されます。

主な経済指標は、国内で、7/1の6月日銀短観や7/5の5月家計調査、5月景気
動向指数、G20後の為替動向に注目です。

海外は、米で7/3のADP雇用統計や7/5雇用統計に注目です。
G20イベント通過、米・中貿易協議再開や米朝会談での緊張緩和、投資マインド
が改善されており、為替の円高是正と相まって上値追いもありそうである。

日経平均、7月第1週(7/1~7/5)レンジは、21400円~21900円
程度を想定しています。

1.7月第1週(7/1~7/6)主なイベントと予定
 6/29
 米中 首脳会談
   世 G20首脳会議、議長国会見
 6/30
 米朝 米、北朝鮮 緊急会談(板門店) 
 中国 6月製造業PMI
 7/1
 日本 第2四半期 日銀短観(6月調査)
 日本 6月消費者態度指数
 日本 6月自動車販売台数
 日本 路線価(国税庁)
 日本 象印、ダイセキソリュ、ダイセキ 各決算
  米 6月ISM製造業景気指数
  米 クラリダFRB副議長、講演
 中国 6月財新製造業PMI
  世 OPEC総会
  世 夏季ダボス会議(~7/3)
 7/2
 日本 6月マネタリーベース
 日本 放電精密、ライトオン 各決算
  米 6月自動車販売
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  米 NY連銀総裁、講演
  米 対中関税に関する公聴会後の意見公募期間終了 
  豪  中銀政策金利
 EU 欧州議会本会議
  7/3
 日本 アスクル、サムテイ、川口化学、マルか、ニトリHD 各決算
  米  5月貿易収支
  米 6月ADP雇用統計
  米 6月ISM非製造業景気指数
  米  株式債券市場は短縮取引
 7/4
 日本 参院選公示
 日本 わらべや、USMH、7&I、クスリのアオキ、不二越、マニー、イオンモール 各決算
   米 独立記念日祝日で休場
 7/5
 日本 5月家計調査
 日本 5月景気動向指数
 日本 サンエー、ウエルシアHD、ファンタジー、イオン、トーセイ、アークス 各決算
 日本 フィードフォース IPO
  米 6月雇用統計
 
2.NY市場、為替/債券 各結果(6/28)
 今日のNY為替市場、ドル円は107円台後半での推移が続いた。NY時間に入っ
 てやや売りが出たものの、ロンドンフィキシングにかけ買いも見られた。きょうは
 第2四半期末の取引ということもあり、期末に絡んだ実需の動きも出ていたようだ。
 
 また、フィキシングを通過したあともドル買いが優勢となっており、107.90円
 近辺まで上昇した。ただ、108円台に近づくと戻り売り圧力も強まるようだ。
 全体的には狭い範囲での振幅に終始している。明日の米中首脳会談の結果待ちでポジ
 ションを傾ける雰囲気はない。108円台には慎重なものの107.50円水準は
 維持しており自律反発の流れを続けている。
 
 明日の米中首脳会談は約90分間が予定されている。この時間数に市場の一部からは、
 事前に合意した政策の微調整を追認するだけとの見方も出ている。市場は、最終合意
 はないものの、今回は中国からの輸入3000億ドルに対する新たな関税発動は見送
 られ、今後も協議継続というのがメインシナリオとなっているようだ。
 
 しかし、週明けの市場がポジティブに反応するかは未知数。あくまで短期的な措置で、
 今後も追加関税のリスクなど不透明感は長引くとの見方も出ている。ドル円も米中
 首脳会談を受けての週明けの反応を確認したいといったところのようだ。
 
 ユーロドルはロンドン時間の早朝に1.1360ドル近辺まで下落したものの、NY
 時間にかけて買い戻しも見られていた。しかし、1.14ドル台を回復することなく
 戻り売りに押された。
 
 きょうは6月の消費者物価指数(HICP)の速報値が発表になっていたが、コア
 指数は前年比1.1%と依然としてインフレ上昇の気配は見せていない。市場では、
 ECBが7月にも利下げを実施する可能性も徐々に聞かれ始めている。市場はその
 可能性を十分に織り込んではいないが、その利下げが実施されたとしても、せいぜい
 ユーロドルの上値を抑える程度で、再び下値模索を強める可能性は小さいと見る向き
 もいるようだ。
 
 ポンドドルはロンドンフィキシングにかけて買いが続いていていたものの、フィキシ
 ングを通過した後は戻り売りに押されており、1.26ドル台に再び値を落としている。
 一時1.2735ドル付近まで上昇する場面も見られた。
 
 きょうは第1四半期の英GDP確報値が発表され、高い成長を示した。第1四半期は
 企業がEU離脱に備えて在庫を大量に積み上げたことから、在庫投資の拡大が寄与した。
 このケースの場合、反動がが出ることが多く、エコノミストの中には第2四半期の英
 GDPはゼロ%成長になる可能性も指摘されている。
 https://fx.minkabu.jp/news/108581
 
 米国債利回り
  2年債        1.755(+0.010)
  10年債      2.005(-0.009)
  30年債      2.531(+0.002)
  期待インフレ率   1.702(+0.008)
            ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で10年債利回りは小幅に低下。明日の米中首脳会談の結果待ちで
 ポジションを傾ける雰囲気はない。10年債利回りは2%付近での推移が続き、政策
 金利に敏感な2年債も1.75%付近で推移。
 
 なお、この日の7年債入札は好調な入札だったことも利回りを圧迫した。
 2-10年債の利回り格差は27(前日28)。
 https://fx.minkabu.jp/news/108580

3.NY株式市場 結果(6/28)
 NY株式28日
  ダウ平均      26599.96(+73.38 +0.28%)
  S&P500      2941.76(+16.84 +0.58%)
  ナスダック       8006.25(+38.49 +0.48%)  
  CME日経平均   21320      (大証終比:+60 +0.28%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は反発。きょうは銀行株の上げが相場をサポートして
 いる。前日引け後にFRBが銀行のストレステストの結果を公表し、全ての大手行が
 通過したことが好感されている。ストレステストの結果を受けて早速配当を発表する
 銀行も見られた。
 
 市場は明日の米中首脳会談を控えて様子見気分も強い。明日の米中首脳会談は約90分
 間が予定されている。この時間数に市場の一部からは、事前に合意した政策の微調整を
 追認するだけではとの声も出ている。
 
 市場は最終合意はないものの、今回は中国からの輸入3000億ドルに対する新たな
 関税発動は見送られ、今後も協議継続というのがメインシナリオとなっているようだ。
 ただ、週明けの市場がポジティブに反応するかは未知数。あくまで短期的な措置で、
 今後も追加関税のリスクなど不透明感は長引くと見られている。
 
 ダウ平均は一時111ドル高まで上昇する場面も見られたが、後半に入って前日付近
 まで伸び悩んだ後、引け間際に上昇した。
 
 ダウ採用銘柄ではJPモルガンやゴールドマンが上昇したほか、3M、ユナイテッド・
 テクノロジーズ、インテル、キャタピラーが上昇。一方、シスコシステムズが下落
 したほか、ユナイテッド・ヘルス、ダウ・インク、ジョンソン&ジョンソンが売られた。
 ユナイテッド・ヘルスは、来年の米大統領選に向けた米民主党候補のテレビ討論会が
 きのうまでの2日間に渡って行われたが、医療保険を巡る議論が活発に行われる中で、
 医療保険株は警戒感を強めている模様。
 
 ナスダックは3日続伸。フェイスブックやマイクロン、エヌビディアが上昇。一方、
 アップル、AMD、マイクロソフトが下げた。
 
 モデロビール、コロナビールなどアルコール飲料の生産販売を手掛けるコンステレー
 ション・ブランズが上昇。株価は200ドルを回復している。3-5月期決算を発表
 しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。
 
 コンサートなどライブイベントなどを手掛けるライブ・ネーション・エンタテインメント
 が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。目標株価は63ドルとしている。
 https://fx.minkabu.jp/news/108576

4.NY市場、原油先物8月限/金先物8月限 各結果(6/28)
 NY原油先物8月限(WTI)
  1バレル=58.47(-0.96 -1.62%)
 NY原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.97~0.96
 ドル安。その他の限月は0.98~0.52ドル安。
 
 注目の米中首脳会談を控えて、米国とイランの対立を背景とした上げが調整された。
 トランプ米大統領が中国の習近平主席との会談について「最低でも生産的だろう」、
 
 「最終的にはうまくいくだろう」との認識を示したものの、楽観論による買いは限られた。
 時間外取引から通常取引にかけて8月限は前日終値水準で上下を繰り返した。ただ、引け
 近くに売りが強まり、57.75ドルまで下落した。
 https://fx.minkabu.jp/news/108579

 NY金先物8月限(COMEX)
  1オンス=1413.70(+1.70 +0.12%)
 
 金8月限は小反発。米国とイランの対立激化を背景とした安全資産を求める買いは一巡し、
 イランや米国に次の動きがないなかで模様眺めとなっている。米中首脳会談を控えている
 ことも値動きを抑制した。
 https://fx.minkabu.jp/news/108577


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かんぽ生命、不利益販売が2.4万件って本当!?

2019-06-27 23:58:37 | 企業を斬る

          
今日、かんぽ生命保険は、顧客に不利益な保険に乗り換えさせていた疑いが
ある問題で、2014年4月以降の契約のうち、約2万3900件が問題がある可能性
があると発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190627-00000139-jij-bus_all

追加調査で判明した。健康上の理由で新契約が結べなかったケースが含まれ
ており、かんぽは顧客の意向を確認した上で、必要に応じ旧契約に戻すなど
の措置を取る予定です。

かんぽによると、乗り換え目的で旧契約を解約した後、健康上の理由で新た
な契約が結べず無保険となったケースが、14年4月~19年3月で約1万
5800件あった可能性があるという。

また、乗り換え後に契約者が病気の告知などを怠ったとして保険金が支払わ
れなかったケースも、同期間で約3100件あったとみています。


相次ぐ不適切販売の背景に、超低金利環境の長期化がある様で、かんぽ生命、
国債中心の資産運用をあてていたが、行き詰まってっました。そこで、金融
商品の販売増による手数料収入を得ることで、顧客に不利益な保険に乗り換
えさせていた疑いもあるようです。
無理な営業は、是正してしかるべき案件です。

さて、日経平均は大幅反発して、251円高の21338円の大引けでした。
(出来高 概算12億株の商いでした。)

NY市場が、米・中貿易戦争の一時中断見通し等もあり、底堅い展開。日経
平均も、このリリースを受け買戻しスタート。G20前で、売りより買戻し
優勢となり、上値を追う展開となった。
その結果、21300円台をつける引け高の終了となった。

日経平均は、下ヒゲをつけた陽線引け。ボリンジャーバンド+1σ~+2σ
レンジへ移行して、チャート改善となっています。

今晩のNY市場、もみあいスタート。底堅い終了となるか、ポイントです。

明日の日経平均、週末であるが、円高進行がなければ、底堅い展開に期待。


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東芝、社外取締役8割で、「物言う株主」に配慮!?

2019-06-26 23:58:35 | 企業を斬る

          
今日、東芝は、東京都内で株主総会を開催。取締役12人全員の8割に
当る10人を社外取締役とすることが可決された。米投資ファンドなど
「物言う株主」に配慮したとみられ、候補者には大株主でもある外国
籍の投資ファンド出身者も含まれている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190626-00000064-jij-bus_all

車谷会長兼最高経営責任者(CEO)は、株主から社外取締役増加の
理由について問われ、「外国籍、投資家出身、経営者等多様な価値観
やスキルを持った方々に入ってもらい、中期経営計画の精度を上げて
いきたい」と強調した。

株主から、投資会社出身者が複数いる社外取締役の人選について「もの
づくりの経験や能力があるのか」といった批判の声が上がった様です。
また、経営が混乱するLIXILグループの社長を務めた藤森義明氏の選任
に関し、経営能力を疑問視する向きもあった様です。


東芝は、19/3月期の営業利益率は1.0%に留まっており、「稼ぐ
力」に課題があります。昨秋の「東芝Nextプラン」公表したものの
事業の選択と集中による改善も、生え抜きのトップ層形成より、社外の
人に大ナタを振るってもらい、再生を計る戦略です。今後の事業活動に
注目です。 

さて、日経平均は続落して、107円安の21086円の大引けでした。
(出来高 概算9.3億株の商いでした。)

NY市場の株安を受け、日経平均は、売り先行でスタート。ただ、FRB
のコメントから、米利下げの早期実行が遠のいた形から、円高進行は一服。
21050台どころで、下げ渋り。下値を売り込む結果とならなかった。
その結果、21100円台を少し割り込んだ終了となった。

日経平均は、短下ヒゲをつけた陽線引け。ボリンジャーバンド25日線~
+1σレンジでの展開で、戻りに含みを残した格好です。

今晩のNY市場、反発してスタート。底堅い終了となるか、ポイントです。

明日の日経平均、円高一服を受け反発する展開に期待したい。


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高島屋が中国から撤退って、本当!?

2019-06-25 23:57:24 | 企業を斬る

          
今日、高島屋は、中国の上海高島屋を8月25日で閉店すると発表した。運営
する現地法人が家主との間で家賃減額交渉を進めてたが折り合わなかった。
現地法人は清算する予定。これに伴い2020年2月期で20億~30億円の損失が
発生する見通し。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190625-00891136-wwdjapan-bus_all

上海高島屋は、2012年12月に売り場面積4万㎡のフルラインの日本型
百貨店としてオープンしています。出店エリアの人口や就業者の増加を見込
んでいたが、周辺開発が計画よりも遅れたことや販管費の高止まりもあって
苦戦を強いられ、開業以来、営業赤字が続いていた様です。他の商業施設や
ECとの競合激化に加えて、米中貿易摩擦による個人消費の落ち込みが痛手
になっていました。

米・中貿易戦争で個人消費の落ち込み、加えてテナント減額交渉も決裂して
営業赤字が継続するリスク大となり、上海店を閉鎖する決断をした様です。

閉店に伴う最大30億の赤字は、一時的なもので、得てしてマーケットは、
将来赤字を回避したとして、好感されるもの。明日、仮に軟調な展開にあっ
ても逆向高をするかもしれません。

さて、日経平均は下落して、92円安の21193円の大引けでした。
(出来高 概算10.2億株の商いでした。)

NY市場が底堅い展開も、トランプ米大統領によるイラン追加制裁報道で
地政学リスクが高まった。後場になって、トランプ米大統領が、日本との
安全保障条約を破棄する言及との怪情報が流れた。その結果、前場底堅っ
た日経平均は、円高進行に伴う先物主導の売りで、21110台迄売られ
る場面もあった。大引けにかけ、若干戻したが、21200円台を割り込
んで終了した。

日経平均は、上下ヒゲをつけた陰線引け。ボリンジャーバンド25日線
~+1σレンジへ移行して、踏ん張りどころです。

今晩のNY市場、もみ合いスタート。底堅い終了となるか、FRB議長の
講演に注目が集まりそうです。

明日の日経平均、今度こそもみ合い陽線引けの展開に期待したい。

 

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走行中ハンドルのロックで、自転車343万台リコールって本当!?

2019-06-24 23:58:52 | ニュ-スからひと言

          
ブリヂストンサイクルとヤマハ発動機は、自転車と電動アシスト自転車で
走行中に誤ってハンドルがロックされる不具合が見つかり、経済産業省に
届け出ました。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190624-00000049-ann-bus_all

少なくとも3人が転倒し、骨折や靭帯(じんたい)損傷などのけがをして
いる様です。2003年から2015年迄に製造された後輪の鍵を掛ける
とハンドルもロックされるタイプの自転車、合せて343万台が対象です。
消費者庁は、ハンドルロックのケースが壊れている場合、使用を中止する
よう注意を呼び掛けています。


ニュースによれば、2003年以降に製造された後輪の施錠に連動されて
ハンドルがロックする防犯自転車で、システムの不具合によりハンドルが
ロックする事故が17年以降、6件報告されている様です。

製造から15年経過して明るみに出たという事で、それ以前の事故が無か
ったのでなく、レアケースとして個別に対応していたのかもしれません。
近年、自転車事故による対人賠償訴訟で、億単位の支払いの事例もあり、
ロックによる自損事故で他人を巻き込んだ場合、見過ごせない事例となる
事も想定され、300万台以上出荷したブリヂストンが、経産省へ届け出
たのかもしれません。この様な事例は教訓とし、異業種も点検材料になる
様に思います。

さて、日経平均は小幅反発して、27円高の21285円の大引けでした。
(出来高 概算8.31億株の商いでした。)

週末のNY市場が小幅下落となったが、週末に日経平均は大きく下落して
いた事もあり、G20首脳会議前でありながら、戻りを試しマイナスから
切り返す相場展開となった。何とか、21200円台後半で終了した。

日経平均は、小幅下ヒゲをつけた陽線引け。ボリンジャーバンド+1σ~
+2σレンジで、底堅いリバウンドトレンドの継続です。

今晩のNY市場、小幅反発してスタート。反発して取引終了できるかキー。

明日の日経平均、G20を前に、もみ合い陽線引けの展開を想定したい。


 

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6月最終週 相場展望と予定

2019-06-23 23:57:48 | 相場展望

            
6月第4週の日経平均は、3週連続で上昇した。NY株式市場が、金利引き下げ期待
から上値追いのリードもあり、日経平均は、21000円台の値固めの底堅い展開と
なった。週末こそ、円高や米のイラン攻撃懸念を材料にした売りから約200円下落
となったが、上昇基調をキープした格好だった。

結局、日経平均は、週間で141円上昇(↑0.67%)21258円だった。

さて、6月最終週(6/24~6/29)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週明けの東京市場は、週末NY市場の底堅さを受け、下落からスタートしても底堅い
展開が想定されます。ただ、円相場は1ドル/107円台前半と年初の円高水準に達し
中東の地政学リスクの高まりに加え、米長期金利が再び2%割れを窺う展開となり、
円高進行が懸念材料。

だとしても、6/27に株主総会集中日や週末のG20開催を控え、下値を売り込む
リスクは低いと思いたい。

主な経済指標は、国内で、6/28の日本版雇用統計やG20の動きに注目です。
海外で、米で6/25のパウエルFRB議長講演、住宅関連指標、6/26の耐久財
受注、6/27のGDP確報値、6/28の個人所得/支出に注目です。

週末のG20を控えて、株主総会集中や配当金の再投資効果、IPO5銘柄と投資の
マインドアップ、底堅さを演出しそうである。

日経平均、6月最終週(6/24~6/28)レンジは、21000円~21650円
程度を想定しています。

1.6月最終週(6/24~6/29)主なイベントと予定
 6/24
 日本 しまむら、あさひ、オプトエレ、壱番屋、パルコ 各決算
  米 ペンス米副大統領、中国を巡る演説
  独 6月Ifo企業景況感指数
 6/25
 日本 日銀議事録(4/24~25日開催分)
 日本 5月企業向けサービス価格指数
 日本 ピックルス、スギHD、高島屋、タキヒョー 各決算
 日本 インフォネット IPO
  米 5月新築住宅販売件数
  米 4月FHFA住宅価格指数
  米 6月消費者信頼感指数
  米 パウエルFRB議長、講演
  米 マイクロン・テクノロジー、フェデックス、レナー 各決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
  米 NY連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 リッチモンド連銀総裁、講演
  米 セントルイス連銀総裁、講演
 米中 閣僚級通商協議
 6/26
 日本 ヒマラヤ、オークワ、瑞光 各決算
 日本 ヤシマキザイ IPO
 日本 マクロン仏大統領、来日 
  米 5月耐久財受注
  米 ペイチェックス、KBホーム、ライト・エイド 各決算
    米 国債入札 5年債(410億ドル)
  米 民主党、大統領候補者討論会
 NZ 中銀政策金利
  英 カーニー英中銀総裁、議会証言
 6/27
 日本 5月商業動態統計
 日本 ハイデイ日高、平和堂 各決算
 日本 新日本製薬、あさくま 各IPO
 日本 株主総会集中日
  米 第1四半期GDP確報値
  米 5月中古住宅販売制約指数
  米 ナイキ、アクセンチュア、ウォルグリーン 各決算
    米 国債入札 7年債(320億ドル)
  米 FRB、銀行ストレステストの第2段階となる包括的資本分析結果発表
 6/28
 日本 5月有効求人倍率
 日本 5月完全失業率
 日本 5月東京都区部消費者物価指数
 日本 5月鉱工業生産指数
 日本 5月新設住宅着工戸数雇用統計
 日本 日銀主な意見(6/19、20日開催分)
 日本 アダストリア、Jフロント、日本オラクル、ストライク、マルマエ、ナガイレーベン
    ケーヨー 各決算
 日本 リビン・テクノロジーズ IPO
  米 5月個人所得/支出
 米中 首脳会談(6/28~29)
  世 G20首脳会議(~6/29、大阪)
 6/29
  世 G20首脳会議、議長国会見
 6/30
  米 国債償還 2年債(291億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(292億ドル)
 中国 6月製造業PMI
 EU 人事に関する臨時首脳会議開催

2.NY市場、為替/債券 各結果(6/21)
 今日のNY為替市場で、ドル円は序盤こそ買戻しが見られたものの依然として
 上値が重い。ドル売りの流れが続く中、序盤の買い戻しはトランプ大統領の
 イランに関する発言がきっかけとなっていたようだ。大統領は、イランに対する
 3箇所への空爆を承認したが、軍司令官に何人(イラン兵)が死ぬかと尋ねた所、
 150名との答えに、米無人機撃墜に対する報復としては、相応ではないと判断
 し中止したという。一時107.70円近辺まで上昇したものの、上げを維持で
 きずに後半は戻り売りに押された。
 
   米商務省が中国の5団体をブラックリストに追加したと伝わったことや、中国の
 環球時報が、米国が関税を維持するなら中国は合意しないと伝えたこともドル円
 を圧迫していた模様。
 
 今日は107円ちょうど付近まで一時下落した。この動きに一部からは105円
 を視野に入れるとの声も出ている。ドル円には2重の逆風が吹いている。今週の
 FOMCを通過して市場は早期の利下げを確信しおり、ドル売り圧力は続いている。
 加えてドル円にはイラン情勢の緊迫化という新たな懸念が台頭して来ている。
 今回は中止になったとはいえ、軍事行動の可能性は今後も燻る。
 
 今週の日銀決定会合後の黒田総裁の会見からは、ドル円が105円を下回る様で
 あれば、日銀が対応する可能性もありそうだが、日銀の追加緩和余地は小さく、
 効果に疑問もある中、ドル円は上値の重い展開が警戒されている。
 
 ユーロドルは買い戻しが強まり、1.1375ドル付近まで上昇する場面が見ら
 れた。ロンドン時間に発表された6月のユーロ圏PMI速報値が7ヵ月ぶりの高
 水準に達し、景気減速で最悪期は過ぎた可能性を示唆してるとの指摘も出ていた。
 
 今日の上げで200日線を回復してる。現値が200日線の上を回復するのは、
 2018年5月以来。
 
 ただ、ECBの追加緩和への期待は根強い。ドラギ総裁は今週のポルトガルでの
 シンポジウムで緩和姿勢を一段と強調していたことから、市場には追加緩和期待が
 高まっている。追加緩和の手段としては、フォワードガイダンスの強化、量的緩和
 の再開、利下げなどが挙げられている。
 
 政策金利については0.2%の引き下げが期待されているほか、量的緩和について、
 国債の追加購入が想定されるが、ECBが現在とっている発行残高の33%までを
 上限とするルールを撤廃するとの見方も出ている様だ。例えば50%に引き上げた
 場合、1.3兆ユーロの緩和余地が生まれるとの試算も出ているようだ。
 
 ドル売りが続く中、ポンドドルも買い戻しが優勢となっている。ロンドン時間に1.
 2650ドル近辺まで下落する場面も見られ、21日線を下回る動きが見られてた
 ものの、NY時間に入ると、FOMCメンバーの発言や米製造業の景況感指標が弱
 い内容だったことで、再びドル売りが強まりポンドドルは買い戻しを強めている。
 21日線にサポートされた格好となり、リバウンドの流れを堅持している。
 
 ただ、ポンド自体に関して状況に変化はない。前日の英保守党党首選ではジョンソン
 前外相とハント外相が決選投票に駒を進めた。明日から全国16万人の保守党員に
 向け、1ヵ月間の選挙活動が開始される。その間に郵送による投票が実施され、結果
 は7月22日に判明する予定。いまは一服しているが、その辺に再び市場の注目が集
 まる様であれば、ポンドは上値が重くなる可能性もある。6月前半に上値を拒んだ
 水準が1.2765ドル近辺にあるが、目先はその水準を試すか注目される。
 https://fx.minkabu.jp/news/107743
 
 米国債利回り
  2年債        1.770(-0.008)
  10年債      2.057(+0.029)
  30年債      2.586(+0.046)
  期待インフレ率   1.735(-0.011)
              ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇したものの、2年債利回りは下げて、
 イールドカーブは再びスティープ化している。この日発表の米住宅指標が強い内容
 だったことから10年債利回りは上昇したものの、カシュカリ・ミネアポリス連銀
 総裁が今週のFOMCで0.5%の利下げを求めていたことが明らかとなり、政策
 金利に敏感な2年債利回りは上値を抑えられた。
 
 10年債利回りは2.06%まで戻し、政策金利に敏感な2年債も前日水準を挟んで
 上下動した。
 
 2-10年債の利回り格差は29(前日25)と再びスティープ化している。
 https://fx.minkabu.jp/news/107741

3.NY株式市場 結果(6/21)
 NY株式21日
 ダウ平均      26719.13(-34.04 -0.13%)
 ナスダック     8031.71(-19.63 -0.24%)
 CME日経平均   21205      (大証比:+15 +0.07%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに反落。序盤は利益確定売りも出て、前日
 付近で売買が交錯していたが、次第に買いが優勢となった。来週の大阪G20サミット
 での米中首脳会談に関心が移る中、ペンス副大統領が予定していた演説を延期すると
 伝わったことが好感された模様。
 
 ペンス副大統領は中国の人権問題に関する演説を行うとも見られていた。これが延期
 となったことで、市場はポジティブは兆候と受け止めたようだ。
 ダウ 平均も一時2万6900ドル付近まで上昇したものの、その後は伸び悩んだ。
 
 米商務省が中国の5団体をブラックリストに追加したとの報道が伝わったことに加え、
 中国の環球時報が、米国が関税を維持するなら中国は合意しないと伝えたことも圧迫
 していた模様。大引け間際に売りが強まり下げに転じて終えた。
 
 ダウ採用銘柄ではウォルマート、ユナイテッド・ヘルスが上昇したほか、エクソンモー
 ビル、シェブロンも堅調。一方、ディズニー、ダウ・インク、ホームデポ、ウォルグ
 リーン、ユナイテッド・テクノロジーズが下落。
 
 ナスダックも反落。AMDやマイクロンなど半導体関連株の下げが圧迫。アマゾン、
 アップルも下落した。一方、フェイスブックやアルファベット、ネットフリックスが
 上昇。
 
 マイクロンはアナリストが目標株価を従来の32ドルから28ドルに引き下げたことが
 嫌気されている。NANDメモリーの低迷が2020年まで長引く可能性を指摘。
 バイオ医薬品のAMAGファーマシューティカルズが上昇。同社は女性版バイアグラと
 呼ばれる性的欲求低下障害(HSDD)治療薬「Vyleesi」の承認をFDAに
 申請している。アナリストからは、もし承認されれば、株価反転のきっかけになる可能
 性があると指摘した。FDAはきょうまでに判断を下す見込み。
 
 中古車販売のカーマックスが上昇。3-5月期決算を発表しており、既存店売上高が
 予想を大きく上回ったほか、1株利益も予想を上回った。新車への需要が鈍化する中、
 中古車の価格がようやく下落するなか、そのギャップを上手く利益に結びつけたようだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/107739

4.NY市場、原油先物8月限/金先物8月限 各結果(6/21)
 NY原油先物8月限(WTI)
  1バレル=57.43(+0.36 +0.63%)

 NY原油は続伸。急騰した前日の地合いを引き継ぎ、さらに高値を更新したものの、
 米中貿易摩擦問題に対する楽観的見方が後退し、このところ騰勢を強めていた米株も
 上げ一服となったことで、原油は週末を控えた利食い売りをこなして、上げ幅は抑え
 られた。ただ、米国とイランが一触即発の様相で緊張が高まっていることで、強地合
 いは維持した。
 https://fx.minkabu.jp/news/107738 

 NY金先物8月限(COMEX)
  1オンス=1400.10(+3.20 +0.23%)

 金8月限は続伸。時間外取引では、米国債の利回り低下によるドル安を受けて堅調と
 なり、一代高値1415.4ドルを付けた。その後はドル安一服を受けて上げ一服となったが、
 6月の仏PMI速報値が予想以上となったことを受けて押し目を買われた。日中取引では、
 ドル安を受けて堅調となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/107737


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黒田総裁、口先介入より、追加緩和へ!?

2019-06-20 23:57:57 | マ-ケット

           
今日、日銀は金融政策決定会合で、長短金利操作を柱とする大規模緩和策の
維持を賛成多数で決めた。会合後に記者会見した黒田東彦総裁は世界経済に
ついて「今年後半から成長が加速するシナリオは変わっていない」と強調。
一方で米中貿易摩擦などをリスク要因に挙げ、「物価上昇の勢いが損なわれ
れば、ちゅうちょなく追加緩和を検討する」との考えを改めて示した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00000120-jij-bus_all

各国の金融政策をめぐっては、FRBが19日の会合で年内に利下げする
方針を示唆。ECBも利下げの検討を表明するなど、主要国で緩和姿勢が
鮮明になっています。

こうした動きに黒田総裁は、「主要国の金融政策が国際金融市場や世界経済に
影響を及ぼす可能性はある」と指摘。金融市場の動向なども注視しながら、
「適切な金融政策運営を行う」と語った。


このままだと、107円を切る円高進行も想定され、ETF購入額の増額など
マーケットに訴える施策を出してほしかったが、米・中貿易戦争が予断を許さ
ない中、円高進行に懸念が残ります。 

さて、日経平均は続伸して、128円高の21462円の大引けでした。
(出来高 概算10.1億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が続伸。FOMC声明文で、今年中の利下げを示唆してNY
市場は、好感が継続しています。その流れで日経平均は、やや円高傾向の中、
買い先行から21400円台で終了した。

日経平均は、続伸して陽線引け、ボリンジャーバンド+1σ~+2σレンジへ
移行してリバウンドトレンドの継続です。

今晩のNY市場、継続して強含みスタート。年初来高値に接近しての取引終了
となるか、ポイントです。

明日の日経平均、日銀が追加施策を表明しなかったことから、円高による上昇
一服の展開になりそうです。
 

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5月の貿易収支、4カ月ぶり赤字!?

2019-06-19 23:57:38 | マ-ケット

           
今日、財務省が発表した5月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出
から輸入を差し引いた貿易収支は9671億円の赤字だった。赤字は4カ月ぶり。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000079-kyodonews-bus_all

輸出は前年同月比7.8%減5兆8351億円で、特に米中貿易摩擦の影響で
中国向け輸出が9.7%減となったことが響いた。韓国と中国を中心に半導体
製造装置の輸出が振るわず、アジア全体で設備投資が抑制されている可能性が
あります。

国・地域別では、中国に対する貿易収支が3917億円の赤字だった。半導体
製造装置の輸出が27.5%減、自動車部品が19.7%減となった。韓国向
輸出は半導体製造装置が67.9%減となった。


米・中貿易戦争の影響で、日本の対中輸出に影を落としてる事が鮮明。アジア
での設備投資が抑制されているとすれば、自動車・機械など売上げが減少する
ことは必定で、月末G20で米・中トップによる関税合戦に歯止めをかける、
妥協点が見出せるか、注目です。

さて、日経平均は大幅反発して、361円高の21333円の大引けでした。
(出来高 概算11.6億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が大幅反発。EUの追加緩和姿勢に加え、FRBも追加緩和
するのでは、との期待が、NY株式市場を好感させました。その流れを受け、
日経平均は、やや円高膠着も買い先行から21200円台でスタートすると、
ジリ高の継続で、21300円台をキープして終了した。

日経平均は、ギャップアップ上昇して陽線引け。ボリンジャーバンド25日線
~+1σレンジへ移行してリバウンド機運が出た格好。明日、日銀も追加緩和
でETF買い入れ増額等の施策を出せば、続伸の展開もありそう。

今晩のNY市場、行き続き、もみ合い強含みスタート。続伸して終了できるか
ポイントです。

明日の日経平均、チャート形状の良化で、多少の円高を跳ね返し、続伸の芽も
ありそうです。


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大和ハウス、違反物件が倍増って本当!?

2019-06-18 23:56:26 | 企業を斬る

          
大和ハウス工業は18日、一戸建て住宅と賃貸共同住宅2074棟で建築基準法に
違反した手続きが見つかった問題で、新たに1885棟の違反物件が判明したと
発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000178-kyodonews-bus_all

違反物件は計3959棟と、4月の発表時から倍増しました。社内のシステム
から抽出したデータの母数に漏れがあったという。

4月の発表後、違法物件がさらにあるとの連絡が事業所から本社に入り、再
調査していた。芳井社長は、大阪市内で記者会見を開き「非常に申し訳なく
思う。われわれの精査が行き届かなかった」と謝罪しました。
1885棟は、いずれも基礎構造の仕様が不適合だった様です。


法令違反などが、内部告発で明るみにでると、決まってトップへの報告は、
過少申告になりやすく、コンプライアンス体制の不備や現場と本社のコミュ
ニケーション不足が問題になります。

建築業界に関わらず、他企業も「他山の石」と捉えず、コンプライアンスの
再確認や風通しの良い職場環境の確認が必要です。

さて、日経平均は下落して、151円安の20972円の大引けでした。
(出来高 概算10.2億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場が反発したものの、米FOMC前に利下げ思惑から、日経
平均は、円高へ進むのではとの疑心から、売り先行スタート。その後、上昇
する場面もあったが、先物主導と短期ファンド筋の売り仕掛けで、下落して
節目21000円台を割れて終了した。

日経平均は反落し、25日線割れて陰線引け。ボリンジャーバンド25日線
~-1σレンジへ移行して、投資マインド悪化です。今日の下げが、ダマシ
となれば、押し目のチャンスとも取れるが、相場の分水嶺です。

今晩のNY市場、やや強含みスタート。続伸して終了するかポイントです。

明日の日経平均、下げ過ぎからの自律反発に期待したい。


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農水ファンド、投資失敗でも役員報酬満額って、本当!?

2019-06-17 23:55:49 | 政治に物申す

          
投資が失敗続きの農林水産省所管の官民ファンドが、役員の報酬や退職
慰労金を運用成績に左右されない全額固定額にしていることがわかった。
常勤役員の報酬は毎年2千万円ほど。退職慰労金は、6億円超を投融資
した会社が経営破綻した案件を扱った役員でも、満額の1400万円が
支払われる。結果責任を問わない報酬の仕組みに疑問の声が出ている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000051-asahi-soci

このファンドは、農林水産物の生産から加工、流通・販売まで手がける
「6次産業化」を後押しする目的の「農林漁業成長産業化支援機構(A―
FIVE)」で、2013年1月に設立されたもの。大半を政府が出資
した319億円の資金を元手に、株式を購入する等して企業を支援して
いるが、今年3月末時点で、92億円の累積赤字を抱えています。

昨年10月に、国産のブランド農産物の海外販路開拓を進めていた東京
都内の会社が破綻し、出資金や返済の優先順位が低い「劣後ローン」の
計約6億5千万円の多くが焦げ付いた様です。この案件を担当していた
A―FIVEの役員は今月下旬に退任するが、1400万円の退職慰労
金は満額支払われる予定の様です。


政府系ファンドの事業がうまくいかずに、役員報酬や退職慰労金を考えた
場合、民間なら報酬カットや退職慰労金ゼロが当たり前。

運用成績に寄らず、全額固定額とは、民間では考えられない暴挙です。
また、経営陣が訴えられることを想定して保険をかけ、その保険料まで
国に負担させていたとは、呆れるし、政府関与の投資ビジネスのあり方、
再考し、報酬の仕組みは、即変更すべきです。農水省に喝!!

さて、日経平均は小幅上昇して、7円高の21124円の大引けでした。
(出来高 概算9.3億株の薄商いでした。)

週末のNY市場が小幅安の流れを受け、日経平均は売り優勢の展開から開始。
その後は、ファーストリテやソフトバンクなどが、日経平均を押し上げたが、
米中貿易戦争から中国経済の悪影響を懸念して、多くの銘柄が軟調地合いの
展開だった。ただ、21100円台をキープして終了した。

日経平均は小幅上昇して。25日線を上回って引けた。ボリンジャーバンド
25日線~+1σレンジを維持して、FOMCまで踏ん張りどころです。

今晩のNY市場、やや強含みスタート。反発してするかポイントです。

明日の日経平均、米FOMC前だが、底堅い展開を期待したい。


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