「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日銀、物価目標を後倒しで、追加緩和見送り!?

2015-04-30 23:47:45 | マ-ケット

           
今日、日銀は、金融政策決定会合で、半年に一度の 「経済・物価情勢の
展望(展望リポート)」を公表。2015年度物価見通し(生鮮除く消費者物価
指数、消費税の影響除く)を前年比0.8%と1月の1.0%から下方修正
しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150430-00000117-reut-bus_all

同時に2%物価目標達成時期を「2015年度中心」から「16年度前半」に
後倒しさせた。しかし、物価の基調は上昇を続けているとして追加緩和は見
送りました。

黒田総裁は記者会見で、目標達成時期が後ずれしても「日銀に対する信認が
揺らぐ必要はない」と指摘。2%の物価目標を「2年程度の期間を念頭に、出
来るだけ早期に実現するのコミットメントは、これを変更する考えはない」と
述べ、2年程度で2%の物価目標を達成するとの「旗」は、下ろさないという
姿勢を鮮明にしました。


昨晩、当ブログで予想したように、米GDP下方修正と金融緩和の見送りを
きっかけに、為替が一時的に円高にシフトすると、それと呼応して先物主導
売り仕掛けが入り短期ファンドの手仕舞い売りも追従し、今年最大の下落と
なりました。

黒田総裁、目標達成の後倒し予定と実現に向けた追加緩和を、これからも
実施するとのリップサービスがほしかった。

と言うことで、日経平均は、大幅に下落し538円安19520円の大引け。
(出来高 概算27.1億株の暴落下での大商い。)

欧米市場の下落で、売り先行で始まった日経平均は、後場に日銀金融政策
決定会合の「現状維持」の報が伝わると、先物主導の売り仕掛けが入り、
終日 軟調大幅下落で500円超の下落となりました。

日経平均、ギャップダウン下落で、25日線を下回り、ボリンジャーバンドの
ー1σ辺りまで下落。早期の25日線上への戻りを明日達成できるか正念場。

先程始まったNY市場、FOMCを控え、続落の展開ですが、米雇用状況の
指標の改善から、為替は戻りを試し、119円台中盤になっています。
終了時、ダウ・ナスダックがどこまで戻すかポイント。

明日の日経平均GW休場前ですが、反発を想定しています。

                                  
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明日の日銀追加緩和めぐり、金融界が分裂!?

2015-04-29 23:41:52 | マ-ケット

            
日銀がもう一段の追加緩和に踏み切る-。金融市場でこんな観測が高まってきた。
2月の生鮮食品を除く消費者物価指数の前年比伸び率(消費税増税の影響を除く)

が0%と低迷し、「平成27年度にも2%」という日銀の物価目標実現が、ほぼ
不可能となったためだ。その追加緩和について、証券会社が歓迎しているのに対し
銀行は猛反発している。同じ金融界が真っ向から意見が対立してるのはなぜなのか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150429-00000544-san-bus_all

「個人投資家の資金が本格的に株式に向かう足音が聞こえてきた。中長期的には
強烈な株価上昇があり得る」

日経平均株価が15年ぶりに一時2万円の大台を回復した4月10日。証券最大手、
野村証券の明渡執行役員は、期待に満ちあふれたコメントを発表しました。

この2年間、円安・株高を支えたのは、黒田総裁の日銀が導入した大規模金融緩和。
円安・株高をきっかけに、景気回復の足取りは地方にも波及しつつある。

日銀が13日に発表した地域経済報告(さくらリポート)では、全国9地域の内、東海、
近畿、北陸の3地域で景気判断を引き上げ。判断を引き上げる地域が出たのは1年
ぶりだ。

しかし、金融政策の柱である肝心の物価は伸び悩んでいる。日本経済研究センター
「ESPフォーキャスト調査」(4月)で、日銀が、数年以内に物価目標を「達成できない」
と考えている民間エコノミストは41人中21人と過半に達し、前回の3月調査より6人
も増えました。

また、年内の「追加緩和」を予想したのは23人に達した。緩和タイミングを分析すると、
7月と10月がともに8人で最多。今後の物価見通しを公表の4月30日も4人いました。

野村証券は、10月に国債の年間買い入れ額10兆円増と上場投資信託(ETF)
3兆円増を柱とする追加緩和を予想。SMBC日興証券も「物価目標未達は、ほぼ
確実とみられ、追加緩和は不可避」として、7~10月に踏み切ると予想した。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の嶋中景気循環研究所長は「4月30日の金融
政策決定会合で追加緩和すべきだ」と主張しています。

英フィナンシャル・タイムズは3月下旬、日本の物価の伸びが横ばいになった事を
受け、 「日本、デフレの瀬戸際に」と報じました。

嶋中氏は「日銀が追加緩和を見送れば、海外投資家の失望売りも懸念される」と、
予想しています。

裏を返せば、証券業界は“追加緩和大歓迎”というスタンス。


銀行関係は、「もう勘弁してくださいよ」のスタンス。
昨年10月末の追加金融緩和以降、日銀幹部は地方銀行関係者から「超低金利で
利ざやが取れなくなった」と苦情を受ける機会が増えたという。

集めた預金を使って、貸し出しや国債などの運用でいくら稼いだかを示す「利ざや」
(国内)は縮んでおり、既に、一部銀行では運用利回りで資金調達コストをまかなえ
ない「逆ざや」に陥っています。

低金利で、住宅ローンの利用者は恩恵を受けるが、銀行収益は悪化しています。
主力の「10年固定型」最優遇金利は今年2月、3メガバンクとも過去最低水準の
年1.1%まで低下した。その後、国債金利が上昇したため、4月の最優遇金利は
三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は1.25%、みずほ銀行が1.20%まで上昇
しましたが、それでも低水準。

明日の黒田日銀総裁、英断に踏み切れるか、注目しています。

注目のNY市場、先程発表になった第1四半期の米GDPは、+0.2%(予想
+1.0%)と下フレ着地。FRBの金利引き上げ時期は、年後半にずれ込む事
濃厚になりそう。週末のFOMC声明も、GDPに言及しそうです。

これを受け、序盤は、下落してのスタート。企業業績を背景に終了時にどこまで
戻すかポイント。

明日の日経平均、日銀決定に注目が集まりますが、現状維持なら、イベント通過の
アク抜けより、一時的な円高進行による先物主導売り仕掛けに注意が必要です。

                                  
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パナソニック、成長にウエイト!?

2015-04-28 23:59:49 | 企業を斬る

            
今日、パナソニックは、2016年3月期の連結当期純利益が前年比
0.3%増の1800億円になると発表しました。構造改革が一巡し、
車載・住宅事業のけん引で売り上げ拡大を図ります。

M&Aや設備投資も拡大。利益重視の経営から成長優先に舵を切る。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150428-00000108-reut-bus_all

通期の売上高予想は、前年比3.7%増8兆円、営業利益予想は12.6%
増の4300億円。トムソン・ロイターの調査によると、アナリスト9人の予測
平均は4119億円で、会社予想はこれを上回ります。

売上げは、車載や産業向け事業のほか、海外の住宅事業で伸ばす。「戦略
投資(新規M&A、研究開発、宣伝投資)1兆円」は、今期2000億円を充て
る。通常の設備投資は2850億円(前年同期は2267億円)に拡大します。

また、連結営業利益率は5.4%を計画。エアコンや2次電池など、営業
利益率が5%未満である事業を集中的に改善することで達成を目指します。
今期の構造改革費用は海外の拠点再編などに充てるが、400億円(前年
同期は949億円)に圧縮することで、当期純利益も増加する。

当期純利益は前年比で0.3%増にとどまるが、15年3月期は、今後の
業績拡大の見通しから繰延税金資産1302億円を再計上したため、同
49%増の1794億円に跳ね上がった。この押し上げ分を除くと、今期
純利益の増加額は1300億円を超える見込みです。

利益重視も大事だが、成長にウエイトを置いた戦略で、同社の業績に注目
しています。

さて、日経平均は、反発し75円高の20058円の大引けでした。
(出来高 概算20.8億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、大引けに小幅マイナスに沈みましたが、為替が119円
台前半となり、前日決算を発表したファナックが相場を牽引した格好で、
日経平均は20000円台回復しました。ただ、祝日前で上値追い限定的。

日経平均の反発で、20000円台回復し、ボリンジャーバンド+1σを上
回り、これに添った動きとなっています。

注目のNY市場、FOMCを前に様子見の小幅安となっており、終了時どこ
まで戻すか、ポイント。

明日の東京市場が休場で、明晩のNY市場が上昇してくれれば、4/30
東京市場が楽しみになります。

それでは、また。

                                  
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日本でも存在感増す太陽光発電!?

2015-04-27 23:53:11 | ニュ-スからひと言

            
日本で石油火力発電所の老朽化が進む一方、東日本大震災による福島第1
原発の事故を契機に、総発電量に占める原子力発電の占める割合が、低く
とどまっている。そうした中、太陽光発電が代替エネルギーとして存在感を
強めつつあります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150427-00000059-reut-bus_all

自然エネルギー財団(JREF)によると、日本国内の太陽光発電は早け
れば今四半期中にも採算が合うようになる見通しだという。

日本は現在、ソーラーパネルで世界4大市場の1つで、兵庫県加東市の
水上メガソーラーや岡山県瀬戸内市の塩田跡地に建設中のメガソーラー
など、大規模な太陽光発電所も操業が始まっています。

JREFのトーマス・コーベリエル理事長は「日本では、ソーラーは十分発達
しており、今後は輸入されるウラン燃料や化石燃料に取って代わる様に
なる」と指摘。
「既存の火力発電所と原発を守ろうとする電力会社は、(太陽光発電の)
発展を遅らせることしかできない」と語った。

日本は2016年3月までに、約2.4ギガワット分の石油火力発電所を
引退させ、その分を代替燃料に切り替える。

また、福島原発事故後、国内の商業用原子炉43基は稼働を停止しており
再生可能エネルギーによる発電容量は、それまでの3倍25GWに伸びた
が、そのうちの80%以上を太陽光発電が占めています。

各国政府や業界、消費者団体のデータによると、日本で採算が合うように
なると、太陽光発電は先進7カ国(G7)すべてと主要20カ国14カ国で、
商業的に実現可能なテクノロジーとなります。

アナリストは、ソーラーパネルの価格急落と発電効率の向上により、太陽
光発電には、世界的ブームが訪れつつあるとみています。

エネルギー調査会社ウッド・マッケンジーは「シェール採掘が石油とガス
を書き換えたのと同様、太陽光発電の普及ほど、電力市場を変えるテクノ
ロジーは他にはない」と指摘しています。

米石油大手エクソン・モービルは「2010年から2040年迄に、太陽光発電
容量は20倍以上に拡大することが見込まれる」と予想しています。

投資家も太陽光発電の魅力を再発見し、2008/09年の世界金融危機
後に急落してたグローバル・ソーラー・エネルギー株指数は、今年に入って
40%上昇しています。

日本では2010年以降、住宅用太陽光発電の製造コストは、従来の1/2
以下となる1KW時当たり30円未満まで下がりました。

ウッド・マッケンジーは「まだ(発電)効率は理論上の最高値に遠く及ば
ない」ため、コストはさらに下がると予想しています。

太陽光発電は、欧州や北米ではすでに非常に確立した市場だが、アジアで
すきま産業からの脱却によるブーム到来が予想されています。

ベースロード電源であるLPG/LNGの代替として東京オリンピック開催
2020年頃、どの程度のウエイトになるか注目しています。

さて、日経平均は、続落し36円安の19983円の大引けでした。
(出来高 概算18.7億株の商いでした。

週末のNY市場が底堅い中、上昇して始まった日経平均も、為替の円高と
GW突入前であり、売り優勢となった。一時100円程度下落する場面も
戻しを試したが、大引け小幅安となりました。

日経平均の続落により、節目20000円を割り込んだ日経平均ですが、
ほど良い調整と捉えれば、切り返しは十分あります。

注目のNY市場、ハイテク株が相場を押し上げ続伸しています。
終了時まで底堅い展開と予想します。

明日の日経平均、祝日前でも、早速の反発を想定しています。

                                  
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4月最終週 相場展望と予定

2015-04-26 23:05:33 | 相場展望

             
4/20~週の日経平均は、底堅い展開から週後半にかけ上昇。大台2万円
に到達し、週末も維持しました。

週初は、ギリシャ債務問題の懸念で下押す場面も、中盤の中国金融緩和を
好感し上げると、欧米市場も呼応。月末の日銀金融政策決定会合に対する
期待から15年ぶりの大台を回復し、上値を試す展開になりました。さすがに
週末は、上昇ピッチの急展開を警戒し下げたものの大台をキープしました。

結局、日経平均は、1週間で367円上昇(↑1.87%)20020円の大引け。

さて、4月最終週(4/27~5/1)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末NY市場が底堅い終了。日経平均は、為替の円高影響も限定的な底堅い
スタートを想定しています。

明日から、企業決算の発表もたけなわで、主要企業が連日登場します。4/29
祝日やGW前ということもあり、短期取引も想定されるため、寄りでの買いは
注意が必要になりそうです。

経済指標の注目は、国内で4/30の日銀金融政策決定会合を受けての政策で
現状維持がコンセンサスですが、黒田総裁のリップサービスに注目。また月替り
5/1は、日本版雇用統計や消費者物価の発表。

海外で、米で4/29に第1四半期GDPとFOMC。EUで4/30に失業率、消費者
物価。中国で5/1の製造業PMIなど注目されそう。

国内決算で、低ROE銘柄の上方修正がでるようだと、見直し買いなど入り易い
地合も想定されます。

ポイントは、日銀金融政策決定会合後の外資の動きで、相場展開は、上か下へと
動くことも予想されますが、下値は、限定的と捉えたい。

日経平均、4月最終週(4/27~5/1)レンジは、19800円~20300円
程度を
想定しています。

1.4月最終週(4/27~5/1)主なイベントと予定
 4/27
 日本  安倍首相、講演
  日本  ファナック、コマツ、東エレク、京セラ、大ガス、キヤノン 各決算
  米   アップル、BYD 決算
  米   国債入札 2年債(260億ドル)
  4/28
 日本  日米首脳会談
 日本  3月商業販売統計
 日本  ジグソー、Gunosy、リンクバル 各新規上場
 日本  OLC、パナソニック、ホンダ、NEC、ガンホー、JPX 各決算
  米    FOMC(~4/29)
  米    4月カンファレンスボード消費者信頼感指数
  米    2月S&Pケースシラー住宅価格
  米   ファイザー、メルク、フォード、UPS、アフラック、コーチ
       USスチール、AKスチール 各決算
  米  国債入札 5年債(350億ドル)
  英    第1四半期GDP速報
  西  サンタンデール銀行 決算
 4/29
 日本  休場(昭和の日 祝日)
 日本  安倍首相、演説(米 上下院 両院)
  米   FOMC(政策金利発表)
  米    第1四半期GDP速報
  米   3月中古住宅販売成約指数
  米  タイムワーナー、グッドイヤー、マスターカード、ツイッター  各決算
  米  国債入札 7年債(290億ドル)
  独   4月消費者物価指数速報
  独  ドイツ銀行、ドイツ証券取引所 各決算
  英  バークレイズ 決算
 4/30
 日本  日銀金融政策決定会合
 日本  黒田日銀総裁、記者会見
 日本  日銀展望リポート公表
 日本  3月鉱工業生産
 日本  4、5月製造業予測調査
 日本  テラスカイ、デザインワン・ジャパン新規上場
 日本  アサヒ、キリン、JT、富士フィルム、野村、JAL、郵船 各決算
  米    3月個人所得/個人支出
  米   3月PCEコアデフレータ
  米   新規失業保険申請件数(~3/25までの週)
  米   タルーロFRB理事、講演
  米   エクソンモービル、コノコ・フィリップス、AIG、セルジーン
      エイボン 各決算
  米  国債償還 2年債(349億ドル)
               5年債(428億ドル)
 NZ  中銀政策金利
  独    4月失業率/失業者数
  英  ロイヤルバンクスコットランドG 決算
  仏  BNPパリバ 決算
  西  第1四半期スペインGDP速報
 EU  3月ユーロ圏失業率
 EU  4月ユーロ圏消費者物価指数
 EU  ECB経済報告
 5/1
  日本  3月完全失業率
 日本  3月有効求人倍率
 日本  3月消費者物価指数
 日本  4月新車販売台数
 日本  伊藤忠、住友商事、サントリーBF、ヤフー 各決算
 日本  総務省、携帯電話のSIMロック解除の義務化
 日本  改正会社法施行
 日本  メーデー
  米   4月自動車販売統計
  米   4月ISM製造業景況指数
  米   4月ミシガン大学消費者信頼感
  米   シェブロン、ギリアド・サイエンシズ、CVSヘルス 各決算
  米   クリーブランド連銀総裁 講演
  米   サンフランシスコ連銀総裁  講演
 中国  休場(レーバーディ祝日)
  中国   4月製造業PMI
 中国  預金保険制度開始
 香港  休場(レーバーディ祝日) 
  英   ロイズ・バンキングG 決算
  EU   休場(レイバーデー祝日)

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/24)

 今日のNY市場はドル売りが優勢となっており、ドル円は118円台に値を落と
 している。この日発表になった3月の米耐久財受注が弱い内容となったことが、
 ドル売りを誘っている。

 米耐久財受注については、予想を下回った他、変動の激しい輸送機器を除いた
 コアは予想外の減少となった。
 この結果を受けて来週発表の第1四半期の米GDP見通しの下方修正が相
  次ぎ、なかには年率換算で0.5%程度の成長率を見込む向きもいる。GDP
  算出に使用されるコア資本財の出荷が0.4%減と(訂正)マイナスとなった事が
 決定打だったものと思われる。

 詳細を見ると電子機器や機械はマイナスなものの、コンピュータが大幅に増加
 しており、明るさが全くないわけではない。ただ、全体的には不透明感を強める
 指標ではあった。

 ドル円は118円台に下落し、一時118.85近辺まで下落。
 118円台のサポートとしては118.50水準が強固で、更に下は 2月にサポート
 となっていた118.25水準が意識される。21日線から下放れする展開となって
 おり、120円から再び遠ざかっている。3月から見られる調整の流れは依然として
 続いている印象。

 ユーロドルは自律反発の流れが続いている。きょうはユーロ圏財務相の非公式
 会合が開催されていたが、前日は期待が高まっていたギリシャ問題に関しては、
 一向に進展は見られていないようだ。ただ、きょうの会合で結論が出ないことは
 以前から言われており、大きな驚きにはなっていない。

 6月まではギリシャも資金を持ちこたえられそうで、もうしばらく紆余曲折が続く
 ものと見られる。
 IMF融資返済期限前の5月11日に再協議となった模様で、ユーロ圏財務相は
 部分的なギリシャ支援金の支払いを拒否し、包括的な改革リストの提出を改めて
 要請している。

 ポンドの買い戻しが目立っており、ポンドドル、ポンド円とも100日線に接近してる。
 ここ来て政治リスクを意識したポンド売りは少し行き過ぎとの見方も出てきている。
 労働党と保守党の獲得議席数の予想は、依然として拮抗しており、いずれにしろ
 単独過半数には遠く及ばない。再び連立を余儀なくされそうだ。

 保守党と自由民主党、もしくは、労働党と3位につけているスコットランド国民党
 (SNP)の連立が有力視されるが、保守党政権であれば、ユーロ離脱の議論が
 強まり、労働党とSNPであれば、スコットランド独立が再浮上しそうだ。労働党は
 財政赤字削減に後ろ向きとも言われる。

 どちらの連立政権でもポンドは下押し圧力となるのかもしれない。しかし、ユーロ
 離脱の国民投票は早くても2年先の2017年、そして、スコットランド独立も更に
 先になるだろう。間近に迫っている話ではなく、むしろ、英中銀の利上げの方が
 早い可能性もある。今週公表された英中銀議事録からは、英中銀は原油下落の
 影響が剥落すれば、急激にインフレは高まるとのシナリオを変えていない。

 バイアスは利上げの方向で、市場も英経済のファンダメンタルズを見直し始めた
 のかもしれない。           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=254469

 米国債利回り
   2年債          0.504(-0.024)
   10年債        1.911(-0.047)
   30年債        2.611(-0.042)
   期待インフレ率  1.898(+0.010)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になった3月の米耐久財受注が
  弱い内容となったことで、利上げ期待が後退している。また、原油の買い戻しが
  一服していたことも、長期ゾーンの利回りを押し下げた。

 10年債は1.90%付近、2年債も0.50%台まで低下している。
 今日の耐久財受注を受けて、来週発表の第1四半期GDP見通しの下方修正も
  相次いだ。
 2-10年債の利回り格差は+140(前日+141)http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=254466

3.NY株式市場 結果(4/24)

 NY株式24日
  ダウ平均       18080.14(+21.45 +0.12%)
  S&P500       2117.69(  +4.76 +0.23%)
  ナスダック       5092.09(+36.02 +0.71%)
  CME日経平均  20090     (大証比:+40 +0.20%)

 今日のNY株式市場は続伸。決算を受けて、ITハイテク株が上昇しており、
 相場全体をサポートした。マイクロソフトやアマゾンがクラウドサービスへの
 期待で大幅高。

 この日発表になった米耐久財受注は弱い内容となったものの、株式市場の
  反応は限定的となっている。

 ダウ採用銘柄ではマイクロソフトが10%急伸した他、マクドナルド、ウォル
  マート上昇。反面、ユナイテッドテクノロジーズやボーイングなど産業株が下落。

 タイム・ワーナー・ケーブル(TWC)が商いを伴って大幅高。前日から伝わっ
 ていたが、コムキャストが米連邦通信委員会(FCC)の反対もあり、TWCの
 買収撤回を正式に発表している。そのような中、今度はチャーター・コミュニケー
 ションズがTWC買収に名乗りを上げると伝わっており、チャーターのアドバイ
 ザーがTWCに接近していると伝わっていた。

 ナスダックは最高値更新が続いている。決算を受け、マイクロソフト、アマゾンが
 急伸し、指数を支援した。

 アマゾンは配送サービスやデータセンターなどへの莫大な積極投資から最終
  利益は依然として赤字の状態が続いているが、売上高が予想を上回った事に
 市場は注目したようだ。特にその積極投資が奏功し、アマゾン・ウェブ・サービ
 シズ(AWS)を通じたクラウドサービスの売上高が49%増加したことが、目を
 引いている。

 バイオジェンが軟調。決算が予想を下回ったことが嫌気されている。多発性
 硬化症経口薬「テクフィデラ」の販売が不調だったことが圧迫。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=254464
4.NY市場 原油先物5月限/金先物6月限 各結果(4/24)

 NY原油先物6月限(WTI)
  1バレル=57.15(-0.59 -1.02%)
 ブレント先物6 月限(ICE)
  1バレル=65.28(+0.43 +0.66%)
 ブレント-WTI 8.13(前日 7.11)

 今日のNY原油先物相場は反落。年初来高値圏に上昇しており、60ドルが視野に
 入る中、きょうは利益確定売りが優勢となっている。供給過剰懸念が依然として
 根強いことも上値を抑えている。

 ただ、反転の流れが強まっており、下値ではショートカバー意欲も強いようだ。
 6月限は一時56ドル台半ばまで下落する場面も見られた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=254458
 NY金先物6月限(COMEX)(終値)
  1オンス=1175.00(-19.30 -1.62%)

 今日のNY金先物相場は反落。米企業決算が本格化している中、米株式市場は堅調に
 推移しており、金の逃避買い需要も後退。

 6月限は1200ドルから再び下放れの動きとなってきている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=254460

                                  
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GW前のカレンダーの焦点

2015-04-25 23:32:26 | 役立つ投資情報

             
テニスのバルセロナOP、錦織が昨年の全仏1回戦で黒星となったクリザンに
ストレート勝ちで、決勝に進出。内容がいいので、昨年に続き連覇の可能性も
ありますね。

さて、来週から国内の主要企業の決算発表が本格化します。GW前とあって、
祝日を挟むほか、短期的な商いが中心になりやすい面もありだが、どっしりと
構えたいもの。

そこで、土曜の晩は、来週の焦点を記事からアップします。、

------------------------------------
週4日立会い日。休み明け30日の日銀金融政策決定会合が焦点。内閣官房
参与の浜田宏二氏が21日の講演で『(エネルギーと食品を除いた)コア:コア
消費者物価指数でも、物価目標を達成できないなら追加緩和する必要』と発言
したのが拡大解釈されたほか、安倍首相側近とされる、山本幸三衆院議員が
実際30日会合での追加緩和の必要性を指摘したことが、2度にわたって報じ
られ一気に思惑が高まった。

最もエコノミストサイドには、消費者物価指数発表前日の今、会合で緩和実施
を読む声は乏しく、再三のサプライズ演出は、むしろ、「市場との対話」路線を
傷つけるだけに、日銀も対話に苦慮しよう。

緩和見送りの際の市場の反応が注目されそうだ。ほかの日程で関心を集めそう
なのは、日米首脳会談や、日本人初となる米国上下両院合同会議での安倍首相
演説。日米同盟の結束が確認されれば、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)
関連などにも視線が向いやすい。

5月1日は、改正会社法施行で、企業ガバナンスが問われることに。あと勿論
個別企業の決算動向には最大限のマークを。(出典:日本証券新聞15/04/27号)
------------------------------------

4月最終週の相場展望と予定は、明日書き込みします。
それでは、また。

                                  
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純金製 仮面ライダーが販売されるって、本当!?

2015-04-24 23:59:34 | ニュ-スからひと言

             
今日、貴金属メーカーの徳力本店(東京都、山口社長)は、「純金製仮面
ライダー新1号」を発売し、同店で開かれる「春の逸品会」(24、25日)で
初公開した。12月31日まで期間限定で販売します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150424-00010002-asahit-bus_all

1970年代前半、テレビ放送を機に多くの子どもたちの心をつかみ「変身
ブーム」が社会現象になるなど、その後も絶大な人気を誇る「仮面ライダー
シリーズ」。

中でも不動の人気を誇るのが「仮面ライダー新1号」だ。その変身ポーズを
江戸時代から続く金の老舗である同社が純金で忠実に再現しました。

「日本独自のフィギュア-は制作した事がなかったので、何か夢のある物を
作ってみたかった。金は古来から重宝されてきた物。仮面ライダーも永遠の
ヒーローとして人を魅了し続けている。この二つを結びつけました」と福岡
宝飾品部長は語ります。ポーズをとったときの腕や脚のしわなどが、細かく
作り込まれています。

大小二つのサイズがあり、大きいサイズは全高約200mm、重さ100g
555万円。小さい方は全高約100mm、重さ35gで77.7万円
(税別)。徳力本店(東京都千代田区)で販売し、全国有名百貨店などでも
扱う予定です。

金価格は5000円弱/gだから、フィギュアとしてプレミア価格で、かなり
上乗せされてますね。それでも購入する人いるんでしょうね。
何体、販売されるのか興味あるところです。

さて、日経平均は、反落し167円安の20020円の大引けでした。
(出来高 概算21.3億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が底堅い中、為替市場で円高が進行。週末とあいまって、
利益確定売りが進み、反落しましたが、2万円台はキープしました。

日経平均の反落も、2万円台をキープした事により、心理的サポートとなった
格好。来週以降の決算本格化に向け、先高感は維持した格好です。

注目のNY市場、小幅安から始まったが戻りを試す展開。終了時プラス引け
となるかポイントです。

好業績決算が散見される中、GWにかけ下値限定で株価維持できる可能性を
残しています。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

                                  
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ホンダのジェット初披露!カッコいい!?

2015-04-23 23:59:07 | ニュ-スからひと言

              
今日、ホンダのビジネスジェット機「ホンダジェット」が、日本で初披露
されました。創業者の本田宗一郎氏が描いた「空への夢」が半世紀を
経て
かなった形で、将来は国内でも販売を目指します。ただ同事業の
黒字化の
めどとするのは5年後で、当面は業績の重荷になりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150423-00000092-mai-bus_all

「本田宗一郎の夢を実現できた」。ホンダの伊東社長は記念式典で、
感慨深げに挨拶。「自動車、二輪車に加え、航空機という新しい技術の
開発に挑戦していく」と意欲を示しました。

ホンダの航空機開発の歴史は長い。「陸や海だけでなく空でも自由な
移動手段を」という宗一郎氏の強い決意で、1962年からエンジン、
86年から機体の研究を始めた。2006年には航空機事業を手がける
「ホンダエアクラフト」を米国に設立。12年から機体の量産を始めていた。

公開されたホンダジェットは、主翼の上にジェットエンジンを備えた独特な
形状をしている。GEと共同開発したエンジンは、内部の羽根の形状等を
改善し、空気が効率良く流れるようにした。同クラスの競合機に比べて
燃費15%程度、速度を10%、室内の広さを15%改善することに成功。

エアクラフト社の藤野格社長は、記者会見で「世界で最も進んだ、小型
ビジジェットだ」と胸を張りました。

概観がシャープで、欧米での受注も100機を超えているとも言われます。
今後のビジネス展開が楽しみです。

さて、日経平均は、3日続伸し53円高の20187円の大引けでした。
(出来高 概算27.5億株と、連続の大商いでした。)

今朝方のNY市場が上昇し、日経平均の追い風になった。ただ2日連続の
200円超上昇しており、利益確定の売りがあるものの再投資、循環取引
と、小幅上昇出の終了でした。

日経平均の続伸で、15年ぶりの高値水準を連日で更新と、やや過熱感
あるものの、先高感継続です。

注目のNY市場、先程、発表された新規失業保険申請件数は、29.5万件
(予想29万件)とやや悪化した内容。下落スタートの株式市場が終了時に
どこまで戻すか、ポイント。

明日の日経平均、権利付き最終売買日も、週末で調整の日を予感させます。
2万円のどのレベルで終了するか、注目しています。

                                  
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訪日外国人客数、15年3月初の150万人超え!?

2015-04-22 23:43:07 | ニュ-スからひと言

              
今日、JNTO(日本政府観光局)が発表した訪日外客数15年3月推計値に
よると、訪日客数は前年同月比45.3%増の152万6000人で、単月の過去
最高を記録しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150422-00000003-awire-bus_all

単月で150万人を突破するのは初めて。出国日本人数は4.2%減の153万人
でした。

これまで単月の最高記録は、2015年2月の138万7000人。2カ月連続で単月の
過去最高を更新。月間の訪日客数は、14年3月から1年1カ月連続で100万人を
突破しました。

JNTOでは今回の結果について、ビザ(査証)の緩和や消費税免税制度の拡充、
円安の継続によるものと分析。桜シーズンに向けた訪日喚起などによる需要
増も要因に挙げています。

方面別に見ると、アジアで中国が前年同月比83.7%増の33万8200人でトップ。
全体を通して1位。以下、台湾が33.2%増の27万7900人、韓国が39.6%増の
26万8200人で続いた。
香港は11万7200人(81.8%増)、インドは8200人(19.0%増)でした。欧州で
英国が2万5200人(25.8%増)でトップ。北米では米国が9万5600人(18.1%増)

JNTOは、4月は桜の観賞で訪日需要が拡大すると予想。欧州などのイースター
休暇(3日から6日)、中華圏の清明節(4日から6日)、タイのソンクラーン(13日
から15日)など、各国の休暇により堅調に推移すると見ている様です。

外から外国人が日本にやってきて、消費をすれば、国内消費の活性化になり
経済にも好影響。そう言えば、15年3月の貿易収支が2年9カ月ぶりに黒字
なったことも、今日の株価の背中を押したかもしれません。

さて、日経平均は、大幅に続伸し224円高の20133円の大引けでした。
(出来高 概算27.9億株の大商いでした。)

寄付き後に、4月SQ値を超えると、先物主導の買いが現物株の追従を招き、
概ね堅調な推移で上昇し、この2日で500円余りの上昇となりました。
結局、15年ぶりの高値圏、20100円台の終了となりました。

日経平均の大幅続伸で、ボリンジャーバンド+1σから+2σに向けた動きで
拡大するバンドに添ったものです。月末の追加金融緩和を先取りする動きだと
現状維持の反動減が気になる、贅沢な心配となります。

注目のNY市場、先程発表された3月中古住宅販売件数は、519万件(予想
503万件)と予想を上回る着地。上昇して始まった株式市場ですが、売りに
押されマイナス圏。終了時プラス引けできるか、ポイント。

明日の日経平均、3日続伸になるか、注目しています。

                                  
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リニア時速603kmって、ギネス級!?

2015-04-21 23:58:24 | ニュ-スからひと言

              
今日、JR東海は、リニア最新型車両「L0(エルゼロ)系」が山梨リニア
実験線(山梨県上野原市-笛吹市、全長42.8km)で時速603kmを
記録したと発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150421-00000013-mai-soci

ギネス記録に認定されている鉄道の有人走行での世界最高速度を22km
上回りました。同社は新記録をギネスに申請する方針です。

史上初めての時速600km以上での走行は21日午前10時48分、実験
線内にあるトンネル内で10.8秒間、走行距離1.8kmにわたった。
これまでの最高速度は2003年12月試験車両の「MLX01」が出した
581km。今月16日の走行試験でもL0系が590kmを記録していた。

JR東海はリニア中央新幹線について、27年に品川-名古屋間開業を、
45年に大阪までの全線開業を目指しています。営業時の最高速度は
500km見込み。より高速での走行試験は、車両への空気抵抗や揺れ
などのデータを取るために実施しています。

新幹線に乗った時の3倍余りの速さですから、身近な景色は、動体視力が
あっても、素通り感覚でしょう。12年後に開業する名古屋まで乗ってみたい。

さて、日経平均は、大幅に反発し274円高の19909円の大引けでした。
(出来高 概算22.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場の大幅高を背景に、日経平均の追い風になりました。
寄付き19700円辺りで寄り付くと、ジリ高基調になった。後場に入ると、
為替の円安基調の中、先物主導の買いも入り、ほぼ引高で終了しました。

日経平均の大幅高で、25日線をはっきり上回り、ボリンジャーバンド+1σ
クリアし、先高感出てきた格好です。今週にも2万円再挑戦濃厚に。

注目のNY市場、前日の大幅高の反動から、利益確定売りですが底堅い
状況。終了時に続伸できるかポイント。

明日の日経平均、続伸の展開ありそうです。

                                  
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