「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

コロナ関連倒産100件超に!緊急事態宣言延長で手当てが急務!?

2020-04-30 23:58:38 | ニュ-スからひと言

     歓迎カエル
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で倒産した企業件数が、
4月末までに109件に達した。東京商工リサーチが30日
発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200430-00000105-asahi-brf

外出自粛で売り上げが減り、中小零細を中心に資金繰りに行き
詰まる企業が増えています。上場企業でも業績の下方修正が相
次ぎ3兆円を超す売上高と2兆円超の純利益が失われる見通し。

新型コロナ関連の倒産(見込み含む)は2月2件、3月23件、
4月84件。政府が4月に緊急事態宣言を出して外出自粛が広
がったため、件数も急増した。地域別では東京都26件が最多、
北海道11件、静岡県・大阪府各7件。業種別で、訪日観光客
が急減し大きな打撃を受けた宿泊業24件、飲食業15件です。

上場企業も大きな影響を受けています。29日迄に全上場企業
の51%の1929社が新型コロナの影響に関する情報を開示。
うち359社は、売上高や利益の減少などで業績を下方修正。
従来予想と比べた減少幅は、売上高3兆1416億円、純利益
2兆3646億円。633社が「影響の懸念がある」「影響を
精査中」などとしています。

下方修正した企業を業種別にみると、製造業が最多の146社
(約41%)。サービス業68社(約19%)、小売業58社
(約16%)が続いた。

下方修正額が最も大きいのは、石油元売り大手「JXTGHD」
で、売上高が3500億円、純利益が4550億円落ち込んだ。

東京商工リサーチの担当者は「製造業は新型コロナの感染が広が
り始めた当初はサプライチェーンの分断で製品を作れず、最近は
欧米市場が縮小して苦しい。今後は中小企業だけはでなく、上場
企業倒産の恐れもある」と話しています。


コロナウイルス感染拡大を抑えるための、緊急事態宣言の延長が
5/E迄伸びたら、自粛対応する個人、企業を支えるため、第2
第3の補償が急務で、政府・与党には先を見据えた対応が求めら
れ、実行力が試されます。

さて、日経平均は大幅反発し、422円高の20193円でした。
(出来高 概算17.2億株の商い膨らみました。)

今朝方のNY市場が、FOMCでの大規模緩和の維持やコロナ治療
薬のレムデシビルでの効果が確認され、大幅上昇。これを受け日経
平均は2万円台回復してスタートすると、後場に上値追いする場面
もあった。節目20000円台を維持して終了した。

日経平均は、大幅反発。マドを空けて陽線引。ボリンジャーバンドは
+1σ~+2σレンジ内で、チャート形状の良化になっています。

今晩のNY市場、経済指標の悪化などから、反動安でスタート。持ち
直して終了できるか、ポイントです。

明日の日経平均、5連休前とあって、持ち高調整の売りから軟調でも
節目2万円台をわずかに下回って終了できるか注目しています。

   
☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング


GW初日、外出自粛でどこも閑散!?

2020-04-29 23:35:14 | ニュ-スからひと言

    歓迎カエル
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ゴールデンウイーク
初日を迎えました。外出自粛の影響で鉄道の駅や空港は閑散と
しており、例年とは様変わりしています。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200429-00000194-nnn-soci

JR東京駅の新幹線ホームでは、旅行カバンを持った人などの
姿が見られましたが、例年のような混雑はありません。

兵庫県へ帰省する会社員「家がシェアハウスなので、感染する
の嫌なので帰省する」

会社員「(行き先は)名古屋です。(Q.どういう用件で?)
仕事です」

各新幹線の今月24日から来月6日までの指定席の予約は、
去年のGWと比べて1割以下にまで減っているという事です。

一方、羽田空港でも旅行や帰省する家族連れの姿はほとんど
なく、知事が訪問しないよう求めた沖縄の那覇行きの飛行機も
搭乗率は1割台でした。

仕事で沖縄に向かう会社員「(予定が)決まっていたので。
仕事で。あした、また(東京に)戻ってきます。最小限で」

航空各社によりますと、大型連休中の最新の予約者数は前年と
比べて国内線で約93%、国際線は約98%それぞれ減少して
いるということです。 


4月以降、鉄道会社や航空会社は緊急事態宣言による移動自粛
要請で、売上げ急減し、かつ、かき入れ時のGWも利用急減で
4-6月は、大幅な赤字予想されます。
早期自粛の解除には、現在、治験中の有効なコロナ治療薬が、
必要です。小生は、アビガンに期待しています。


さて、昨日の日経平均は小反落、12円安の19771円でした。
(出来高 概算12.4億株の商いでした。)

昨日のNY市場が、FOMC前ということで、下落。日経平均は
一昨日の反動もあり、3ケタの下げになる場面もあったが、祝日
前のショートカバーもあり、下げ幅を縮小し19700円後半で
終了した格好でした。

日経平均は、小幅下落。ボリンジャーバンドは、+1σ~+2σ
レンジ内にあり、明日の月末ドレッシング買いがあるか注目です。

今晩のNY市場、新型コロナウイルス治療薬に効果ありの報道で
反発してスタート。終了時、どこまで反発できるか、ポイント。

明日の日経平均、4月末ドレッシング買いで2万円台の回復あるか、
期待しています。

  
☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング

 

 

 


経団連会長、はんこは「ナンセンス」って本当!?

2020-04-27 23:59:14 | ニュ-スからひと言

    歓迎カエル 
今日の定例記者会見で、経団連の中西宏明会長は、新型コロナ
ウイルス感染拡大を防ぐため、「人との接触8割減」を求める
政府要請について、様々な書類に、はんこを押すために出社を
余儀なくされるケースが多い事に触れ、「はんこはナンセンス。
全て署名や電子署名でいい。はんこはIDシステムで、印影を
IDとして頼るカルチャーは今のデジタル時代に合わない」と
して、はんこは「美術品として残せばいい」と語った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00000546-san-bus_all

今日決定した日本銀行の追加金融緩和策について「国を挙げて
何としても(コロナによる経済停滞に)対処していく意思を示
した」と前向きに評価しました。

海外で経済活動を再開させる動きが出ている事に対し、「日本
では、感染拡大防止が第一の優先事項だ。安易な経済活動再開
を議論すべきでない」と牽制しました。


事務ワークのほとんどは、テレワークで済ます事ができる時代
にあって、書類の印が残っている現状。 これを機会に電子印
(電子証明)に移行すれば、業務効率改善に寄与します。

今回コロナの感染拡大が下火になっても、第2波が近い将来に
また来るだろうから、社内文書/稟議書/決済や社外取引等に
ついて、普及に向け推進した方が良いと思います。

さて、日経平均は大幅反発し、521円高の19783円でした。
(出来高 概算12.4億株の商いでした。)

今朝のNY市場が、経済活動の一部再開を好感して反発。この流れ
から、日経平均は、上昇してスタートすると、日銀の金融政策決定
会合で、国債購入額の上限撤廃の追加緩和や算通過後の値がさ株が
けん引して値を上げ、19700円後半で終了した。

日経平均は、マドを空けて上昇。ボリンジャーバンド+1σ~+2σ
レンジへ移行、先高感が出た格好です。

今晩のNY市場は、続伸してスタート。どこまで上値追いできるか、
ポイントです。

明日の日経平均、祝日前で、もみあいの展開を想定しています。


  
☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング


4月最終週 相場展望と予定

2020-04-26 23:58:29 | 相場展望

     歓迎カエル
4月第4週の日経平均は、下落した。NY原油先物市場で史上初めて
マイナスとなり、NY株式市場が波乱要因となり下落。その影響が、
東京市場に波及した格好でした。

新型コロナウイルス感染拡大は、広がっているものの、頭打ちの傾向
も見られている。トランプ大統領は段階的な経済活動再開についての
新方針を発表し、一部の州では、規制緩和の動きが出ている。

国内は、感染者数の増加対応のため、GW終了迄 Stay home
を実施して、感染拡大抑制に懸命。自粛要請の延長か、自粛緩和かの
判断をするため、PCR検査数を増やし、信頼性ある陽性率データを
取る必要に迫られています。

結局、日経平均は、週間で635円下落(↓3.19%)19262円
と反落した。

さて、4月最終週(4/27~5/1)主なイベントと予定は下記の通り。

新型コロナウイルス感染拡大は、米やEUで、増加傾向に頭打ちがみられ、
経済活動再開が一部にみられ、経済悪化懸念が和らいでいることが、相場
の下支え材料として働いている。

国内経済指標は、4/27の日銀金融政策決定会合で、国債発行の上限の
撤廃も期待され、東京市場にとって、マイナス材料となる見込みはないと
思われます。

海外は、4/29の米第1四半期GDP、5/1の米4月ISM製造業景況
指数などあるが、悪化はある程度想定しています。

国内企業決算発表が本格化する中、悪い決算となる事は、ある程度わかって
いるので、大型株が見送られる中、中・小型株に物色が向かう展開を想定して
います。

国内は、緊急事態宣言で、外出自粛要請を終了するのか、延長するのか議論、
科学的データである陽性率7%程度を下回っている事を示せないと、延長する
可能性大と、小生は思っています。

日経平均、4月最終週(4/27~5/1)は19200円 ~20100円 
程度を想定しています。

1.4月第1週(4/27~5/1)主なイベントと予定
 4/27
 日本 日銀金融政策決定会合
 日本 黒田日銀総裁会見
 日本 松井証券、インフォコム、第1三共、積水化学、きんでん、JSR
    花王、ルネサス、京セラ、日立ハイテク、メタウオーター、イビデン
    日東電、コクヨ、JR東海、コーエーテクモ、日立物流 各決算
 中国 3月工業利益
 4/28
 日本 3月有効求人倍率
 日本 3月完全失業率
 日本 3月住宅着工戸数
 日本 3月建設工事受注
 日本 3月都区部消費者物価
 日本 3月百貨店売上高
 日本 3月スーパー売上高
 日本 ヒューリック、東邦ガス、ゼオン、関電工、日通、京ガス、東海理化
    日本電設、山崎パン、信越化学、NRI、ポ-ラオル、小林製薬、富士通
    シマノ、コメリ、JR東、ANA、ドコモ、SCSK、キーエンス
         レーザーテク、OLC、ZOZO、LINE、マブチ、SBI 各決算 
  米 FOMC会合(~4/29)
  米 4月消費者信頼感指数
  米  2月ケースシラー住宅価格指数
  米 アルファベット、メルク、ファイザー、ペプシコ、スターバックス
    UPS、3M、AMD、キャタピラー、フォード・モーター
    サウスウエスト航空、ハーレー・ダビッドソン 各決算
  西 サンタンデール銀行 決算
 4/29
 日本 休場(昭和の日祝日)
  米 第1四半期GDP速報値
  米 3月中古住宅販売制約指数
  米 MBA住宅ローン申請指数(~4/24までの週)
  米 FOMC
  米 パウエルFRB議長会見
  米 マイクロソフト、フェイスブック、マスターカード、テスラ、クアルコム
    ボーイング、GE、ヒューマナ、イーベイ、ヤム・ブランズ 各決算
  豪 第1四半期消費者物価指数
  独 ドイツ銀行 決算
 EU 4月ユーロ圏景況感指数
 4/30
 日本 3月小売売上高
 日本 3月鉱工業生産
 日本 デンソー、JPX、CTC、アイシン、三菱倉、ジェイテクト、京成
    豊田合成、JT、メルカリ、ZHD、大塚商会、コーセー、TOTO
    日本電産、村田製、東京エレク、JR西、SGHD、東北電力、アイカ工
    ナブデスコ、豊田通、JAL、Jパワー 各決算 
  米 3月個人所得/個人支出
  米 新規失業保険申請件数(~4/25までの週)
  米 アップル、アマゾン、ビザ、マクドナルド、ギリアド・サイエンシズ
    クラフト・ハインツ、アフラック、ダウ・インク、ツイッター、
    ウエスタンデジタル、MGMリゾーツ、タペストリー 各決算
   米 国債償却   2年債(360億ドル)
         5年債(351億ドル)
         7年債(290億ドル)
 中国 4月製造業PMI
 中国 4月非製造業PMI
  独 4月失業率
  仏 第1四半期フランスGDP速報値
  西 サバデル銀行 決算
 EU 4月ユーロ圏失業率
 EU 第1四半期ユーロ圏GDP速報値
 EU ECB政策金利
 EU ラガルドECB総裁会見
 5/1
 日本 4月製造業PMI
 日本 三井物、野村不、協和キリン、TKC、アクシアル 各決算
  米 4月自動車販売台数
  米 4月ISM製造業景況指数
  米 エクソンモービル、シェブロン、アッヴィ、ハネウェル 各決算
  世 OPECプラス減産開始予定

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/24)
 今日のNY為替市場、ドル円はNY時間に入ってやや売りが見ら
 れたものの、基本的な空気に変化はなく、107円台半ばでの膠着
 した展開が続いた。前日は日銀が来週の決定会合で、国債の購入枠
 を撤廃し、社債・CPの買い入れも拡大するとの報道が流れ、ドル
 円は108円台に上昇する場面も見られた。ただ、108円台での
 戻り売り圧力は強く、上げは続かず、結局、元の位置に戻している。

 朝方に3月の米耐久財受注が発表され、前月比14.4%減と予想
 以上に悪化していたが、反応は皆無。3月分の経済指標の悪化につ
 いてはすでに、新鮮味のある材料にはなっていないようだ。むしろ、
 しばらく先だが、経済活動が再開した後の状況を示す指標を確認し
 たいといった段階に気持ちが移っているのかもしれない。

 いずれにしろ、次の展開待ちの状況に変化はなく、ドル円は米株を
 にらみながら、低い波の上での上下動に終始しているようだ。

 ユーロドルは買い戻され、一時1.0820ドル近辺まで上昇する
 場面も見られた。ただ、前日高値の1.0845ドル付近には届い
 ていない。ユーロの先行きに対してネガティブな見方も少なくなく、
 1.08ドル台に入ると上値が重いようだ。

 前日のEU首脳によるテレビ会談では、欧州委員会が提案した復興
 対策は合意できなかった。欧州委員会は2兆ユーロ規模の復興計画
 を提案した模様。しかし、復興対策が必要との認識では合意しており、
 財源をどう紐づけるのかについて意見がまとまらなかった模様。
 詳細も必要としている。5月6日までに再び案を模索するようだ。

 この結果にユーロはネガティブな反応を見せていたが、きょうの動き
 を見た限りでは、もう少し成り行きを見たいといった雰囲気のようだ。
 来週はECB理事会が予定されている。一部からは預金金利を現行の
 マイナス0.5%からマイナス0.7%に引き下げるとの予想も出て
 いる。

 ポンドドルも1.23ドル台での狭い範囲での上下動。ウイルス感染
 の影響で一時中断していたEUとの貿易交渉が、今週に入り再開した。

 ただ、バルニエEU首席交渉官は、今後の関係を巡る交渉に英国が十分
 に取り組んでいないと非難。ジョンソン英首相は年末までのEU離脱を
 固持しており、6月までに合意できるよう急いでいるが、交渉は進んで
 おらず、合意の遅れまたは破談のリスクも高まっている。バルニエ氏は
 「英国は移行期間の延長を拒むことはできない。同時に重要な分野につ
 いての協議を遅らせることも認めない」と言明していた。

 新型ウイルス感染による景気後退も去ることながら、EUとの合意なき
 離脱もポンドにとっては依然としてリスクとして残っている。
 https://fx.minkabu.jp/news/142235

 米国債利回り
   2年債        0.221(+0.001)
   10年債      0.602(+0.001)
   30年債      1.174(-0.006)
   期待インフレ率  1.115(+0.074)
             ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは横ばい。前日の終値を
 挟んで上下動する展開。終盤にはS&Pがイタリアの格付けを
 維持したことから、下げていた利回りは前日付近に戻している。

 市場ではジャンク級に格下げされるリスクが警戒されていた。

 米10年債は0.60%付近、2年債は0.22%付近で推移。
 2-10年債の利回り格差は+38(前営業日+38)。
 https://fx.minkabu.jp/news/142234

3.NY株式市場 結果(4/24)
 NY株式24日
  ダウ平均      23775.27(+260.01 +1.11%)
  S&P500       2836.74(  +38.94 +1.39%)
  ナスダック       8634.52(+139.77 +1.65%)
  CME日経平均    19495     (大証終比:+305 +1.57%)

 今日のNY株式市場、後半になって買い戻しが強まり、ダウ平均は
 3日続伸。取引開始直後は買いが先行し、ダウ平均は続伸して始ま
 った。米国の複数の州から、一部の企業への操業規制解除の計画が
 発表されており、都市封鎖解除と経済再開への期待感が徐々に高ま
 っている。

 ダウ平均は200ドル超上昇して始まったが、直ぐに戻り売りが強
 まり、一時下げに転じる場面も見られた。ボーイングの下げがダウ
 平均を圧迫した。

 ボーイングは787ドリームライナーの生産を従来の半分に削減する
 計画を明らかにした。

 ただ、後半にかけてIT・ハイテクの買いがサポートし、再び買い
 優勢となった。来週に決算を控えたアップルやマイクロソフトが堅調。
 グローバル企業が新型ウイルス感染の影響をどのように捉えているか
 注目されるところのようだ。ダウ平均は終盤にかけて上げ幅を加速し
 一時300ドル超上昇する場面も見られた。

 徐々に経済再開への期待感は高まっているものの同時に、景気の先行
 きへの警戒感も根強い。朝方に3月の米耐久財受注が発表され、前月
 比14.4%減と予想以上に悪化していたが、反応は皆無。3月分の
 経済指標の悪化についてはすでに、新鮮味のある材料になっていない
 ようだ。むしろ、しばらく先だが、経済活動が再開した後の状況を示
 す指標を確認したいといった段階に投資家の気持ちが移っている面も
 あるのかもしれない。

 ダウ採用銘柄ではホームデポやアップル、IBMが上昇したほか、ダウ・
 インク、シスコシステムズ、3Mも堅調。一方、ボーイングのほか、
 ジョンソン&ジョンソン、P&Gが軟調。

 ナスダックも終盤にかけ上げ幅を拡大。テスラやアップル、マイクロ
 ソフトが上昇したほか、フェイスブックも上昇。一方、ズームビデオ
 が利益確定売りに押された。

 フェイスブックはインスタグラムのユーザーは動画のライブ配信機能
 を利用できるようになると発表したことが買い手掛かり。半面、その
 発表がズームビデオの利益確定売りを誘った格好。

 プロレスのワールド・レスリング・エンターテイメント(WWE)が
 上昇。1-3月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を
 上回った。また、減価償却前営業利益(OIBDA)が7730万ドル
 と前年の6.2倍に急上昇した。

 百貨店のJCペニーが下落。同社は、新型ウイルス感染による店舗閉鎖
 を余儀なくされ、経営再建を断念し、破たん申請を視野に入れていると
 伝わっていたが、その準備を始めたと伝わっている。

 天然ガスのチェサピーク・エナジーが急伸。原油暴落で株価の水準が低下
 する中、同社は買収防衛策の一つであるポインズンピル(毒薬条項)を
 採用した。
 https://fx.minkabu.jp/news/142231

4.NY市場 原油先物6月限/金先物6月限 各結果(4/24)
 NY原油先物6月限(WTI)
  1バレル=16.94(+0.44 +2.67%)

 NY原油は続伸。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のクウェートが
 協調減産を前倒しで実施すると伝えられたことが支援要因になったが、
 買い一巡後は貯蔵施設に対する懸念が残ることから戻りは売られた。

 一方、米国の原油掘削装置(リグ)数が減少し、押し目を買われて
 プラスサイドを回復した。
 https://fx.minkabu.jp/news/142232

 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1735.60(-9.80 -0.56%)

 金6月限は反落。時間外取引はドル高を受けて軟調となったが、欧州
 時間に入ると、押し目を買われて地合いを引き締めた。日中取引では、
 株高などを背景に利食い売りが出て軟調となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/142228


  
☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング     


景気判断「急速に悪化」、リーマン後以来の「悪化」に思う!?

2020-04-23 23:57:29 | 政治に物申す

    歓迎カエル
今日、政府は公表した4月の月例経済報告で、景気判断を引き下げ、
「新型コロナウイルス感染症の影響により、急速に悪化しており、
極めて厳しい状況にある」との見方を示した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000051-asahi-brf

「悪化」の文言を使うのはリーマン・ショック後の2009年5月
以来、約11年ぶり。感染拡大と緊急事態宣言が続くなか、景気は
いっそう落ち込んでおり、2カ月連続で大幅な判断引き下げを余儀
なくされた格好です。

月例経済報告は景気に対する政府の公式見解で、経済運営の土台と
なります。2カ月連続の下方修正は、14年10月以来のこと。

3月分では、それまでの「回復」との文言を6年9カ月ぶりに削除
し、「足下で大幅に下押しされており、厳しい状況にある」とした
が、今回は経済指標の下落が続く現状を踏まえ、落ち込みの表現を
「悪化」に強めた。状況認識についても、アジア通貨危機後の19
99年6月以来、約21年ぶりに、「極めて厳しい」としました。

個別項目では、14の内6つで判断を下方修正。GDPの半分以上
を占め、外出自粛や営業休止などの影響を直接受ける個人消費は、
「急速に減少してる」とし、「このところ弱い動きとなっている」
とした3月に続き2カ月連続で下げました。

輸出は「このところ減少してる」と1年3カ月ぶり、生産について
も「減少している」と4カ月ぶりに、それぞれ下方修正しました。

国内外で自動車の販売が振るわず、生産調整の影響が幅広い産業に
及んでいることを反映しています。


今回の景気悪化は、大不況への扉を開けたコロナウイルスの影響に
よる所だが、先のリーマンショック時とは、異なります。

リーマン時は、行き過ぎた金融市場の自由化がバブルを生み、それが
弾けて需要<供給の関係になり、景気悪化を食い止める必要から規制
の強化や巨額の財政出動に乗り出す経緯があった様に思います。
言わばケインズ政策の復活にあったということでしょう。

今回、成長率の低下や格差の拡大といった資本主義ひずみあるものの
需要>供給の不等式関係を保った中での発生でした。コロナウイルス
の流行とコロナとの戦いに勝つため、人の移動を抑える=経済活動の
低下が、結果的に需要を減らし、供給過剰となったジレンマです。

近年、ピケティの「21世紀の資本」やクル―グマンが指摘してる様
に、政府の役割が重要で、コロナ対策と経済再生という二律背反する
状況では、財政出動して人材を守る事が、近い将来の経済再生に結び
つきます。車の両輪、もう1つの片輪、金融政策も必要でしょう。

経済の再開=人の移動制限の緩和は、まだ先です。経済に関わる人の
生命・身体を守り、人がいれば経済再生も可能だが、人がいなければ
経済復活もままなりません。

ここは、自粛指示しながら、最低限の補償してコロナ禍を下火にする
ことが急務で、政府に、第2、第3の財政出動が求められます。
景気悪化の大不況の扉を閉めるためにも、政府の英断が必要です。


さて、日経平均は反発して、291円高の19429円でした。
(出来高 概算11.77億株の商いでした。)

今朝のNY市場が、反発。原油先物相場が落ち着き、中小企業追加の
支援策期待から反発しました。この流れから、日経平均は、上昇して
スタートすると、後場にかけても強含み、19400円台で終了した。

日経平均は、マドを空けて4日ぶり上昇。ボリンジャーバンド+1σ
レンジを超え、来週にかけつなげた格好です。

今晩のNY市場は、続伸してスタート。終了時にプラス圏続伸となる
か、ポイントです。

明日の日経平均、週末でもあり、弱含みのもみあいを想定しています。

  
☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング  


外出自粛でも銀行は混雑、その理由って!?

2020-04-22 23:58:46 | ニュ-スからひと言

     歓迎カエル
新型コロナウイルスの感染拡大で全国に緊急事態宣言が出される
中、銀行の支店への来店者が減少せず、銀行側は対応に苦慮して
いる。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6357890

外出を自粛して自宅を整理していたら古い通帳が出てきたため、
解約に訪れた――など、不要不急とみられる来店も目立つという。

銀行は国民生活や中小企業の資金繰りを支える「金融インフラ」
と位置付けられており、緊急事態宣言後も原則として通常営業を
続けている。

ある銀行では、在宅勤務で時間に余裕ができたため、古い貨幣や
記念硬貨の両替のために訪れたケースもあったという。大手行の
支店長は「銀行と顧客との間に、不要不急かどうかの判断に違い
がある」と嘆いています。

三井住友銀行では、4月の1日あたりの全体の来店者数は2月に
比べて15%減少したものの、約3割の支店では増えた。増加は
住宅地にある支店が中心で、川崎市では来店者が25%以上増え
た支店もあったという。

店舗に人が密集すると感染につながる恐れがあるため、各行は、
感染防止策を徹底している。

三菱UFJ銀行は全国約490の支店窓口に、透明なアクリル板
を約4700台設置する。りそな銀行や三井住友銀の一部店舗では、
待合スペースにマスコットのぬいぐるみを置くことで来店者同士の
距離を確保している。住所変更や口座開設、振り込みなどの手続き
や取引はインターネットやアプリで行える場合が多いため、銀行側
は活用を促している。


コロナ対応で、外出自粛や在宅勤務(SOHO)になると、気分転換
のため、整理などして通帳が出てくると、古い通帳などの解約や新規
更新、貨幣や記念硬貨の両替など、ありえる話です。が、不要不急の
用事ではないから、この時期に銀行の窓口に行く事は、控えるに限る
のは、心掛けたい所です。

さて、日経平均は3日続落して、142円安の19137円でした。
(出来高 概算12.4億株の商いでした。)

今朝のNY市場が、下落。原油先物市場の下落が継続して軟調。この
流れを引き次ぎ、日経平均は、指数大のソフトバンクなどが下落して
前場早くに19000円台を割り込む場面もあったが、後場に米先物
もみ合いで、下げ渋りから19300円台で終了した。

日経平均は、下ヒゲをつけて3日続落。ボリンジャーバンド25日線
~+1σレンジ辺りで、何とか19000円所で買い需要があり踏み
留まった恰好で、明日以降の反発に希望を持たせた格好です。

今晩のNY市場は、反発してスタート。中小企業への追加支援が遂行
される希望が相場を支える形で、このまま終了するかポイントです。

明日の日経平均、19000円台をキープして反発するか、注目です。


  
☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング 


日産、新型コロナ感染防止で、27日から臨時休業!?

2020-04-21 23:58:07 | 政治に物申す

     歓迎カエル
今日、日産自動車は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、
横浜市の本社など神奈川、栃木両県の事業所について27日から
5月1日まで臨時休業すると発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00000045-jij-bus_all

対象は事務など間接部門の約15000人。生産については一部
非稼働日を設けた上で、工場ごとに操業を続けます。

臨時休業するのは本社のほか、研究開発拠点がある神奈川県厚木、
横須賀両市と栃木県の拠点等。大型連休を含めると4/25から
5/10までの16日間を最低限の人員で運営する予定です。


日産は工場での完成車の生産や販売は続ける様ですが、GWの
連休前後に休みを充当して、感染防止に一役買う方針です。

大手企業では、東芝がすでに休みに入っており、内部留保ある大手は
他企業も追従する動きとなっています。中・小企業は、そのアオリを
受け「青息吐息」状態で、政府のスピード感ある支援をしなければ、
GW明け後の倒産ラッシュが想定され、サプライチェーンが破壊され
まさに危機的状況です。政府・自治体の有事の対応が急務です。

さて、日経平均は続落して、388円安の19280円でした。
(出来高 概算12.8億株の商いでした。)

今朝のNY市場が、下落。原油先物市場の暴落が引き金で、需要より
供給過多で、お金を払うから原油を引き取ってくれと、マイナス価格。

これを受けた日経平均は、売り先行で始まり、一時500円安の値段
をつける場面もあったが、19200円台後半で終了した。

日経平均は、続落。ボリンジャーバンド25日線~+1σレンジ辺り、
25日線を下回る状況になったチャート形状の悪化です。
明日、日経平均19000円台割れも視野に入った格好です。

今晩のNY市場は、続落スタートしており、下げ止るかポイントです。

明日の日経平均、続落覚悟しても大台19000円台キープする相場
期待したい。 

  
☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング  


ANA、20年3月期の通期営業益が6割減!?

2020-04-20 23:57:19 | 企業を斬る

    歓迎カエル
ANAホールディングスは2020年3月期の通期営業益の速報値が
600億円だったと発表した。従来見通しの1400億円を57%下回る。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-64419633-bloom_st-bus_all

発表資料で「新型コロナウイルス感染拡大に伴う世界各国の入国
制限や日本国内における移動自粛等の影響を強く受け、とりわけ
3月は需要が急激に減少」したと説明しました。純利益速報値は
270億円となり、従来見通し940億円を71%下回りました。

これに基づくと、1-3月期純損益は約594億円の赤字でした。


新型コロナウイルスの影響が、GW後も長引き、各国の入国制限、
国内の移動制限が続くと、ANAだけでなく、他の航空メーカー
も大打撃となります。オーストラリアのヴァージン航空のように
経営破綻に結びつく恐れもあります。

GW後に、コロナ感染を一定の水準に抑え、制限の緩和に移行し
ないと、国内だけでなく海外も含め、航空機業界の再編を想起。
海運や陸運、取り分け自動車業界も再編あるかもしれません。

国民ひとりひとりが、コロナとの戦に籠城戦で対抗し、アビガン
砲で時間稼ぎをして、ワクチンの早期開発が待たれます。

さて、日経平均は反落して、228円安の19669円でした。
(出来高 概算10.7億株の商いでした。)

週末のNY市場が、上昇。ただ、日経平均は、週末に想定以上の
上昇をして織り込んでおり、反動から売り優勢となった。尚、
中・小型株の物色が盛んで、19600円台半ばで終了した。

日経平均は、反落。ボリンジャーバンド25日線~+1σ
レンジ辺りで、下げても踏み留まった格好です。
何とか、持ちこたえるか正念場です。

今晩のNY市場は、下落スタートしているが、トランプ大統領が
経済活動の一部再開プランを打ち出し、下げ止るかポイントです。

明日の日経平均、下落しても、限定的と思いたい。

  

☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング 


4月第4週 相場展望と予定

2020-04-19 23:56:09 | 相場展望

     歓迎カエル 
4月第3週の日経平均は、続伸した。新型コロナウイルス感染拡大は、
広がっているものの、NY州で、頭打ちの傾向も見られてる。一連の
米経済指標が新型コロナの影響で大幅に落ち込んだ事もあり、今後の
回復は、不透明となっている。ただ、トランプ大統領は段階的な経済
活動再開についての新方針を発表しており、出口戦術がドル高を見せ
東京市場を下支えした恰好だった。

国内は、感染者数の増加ペースが上り、全国に緊急事態宣言が出され
GW明けまで、外出を抑える事で、オーバーシュート防止に努める。
医療崩壊を招かない自粛が、どこまで遂行できるか、ポイント。
今日の結果が、2週間前を反映してる事が、コロナの恐ろしさです。

PCR検査数は増やし、無症状者や軽度の感染者を隔離し、医療崩壊を
起こさない事が急務です。

結局、日経平均は、週間で398円上昇(↑2.05%)19897円
と、続伸した。

さて、4月第4週(4/20~4/24)主なイベントと予定は下記の通り。

新型コロナウイルス感染拡大は、米やEUで、増加傾向に頭打ちがみられ、
発展途上国への感染ペースが緩やかになるか、ポイントです。

国内は、緊急事態宣言で、外出自粛要請の平時の8割減を呼びかける中、
3月貿易統計、3月コンビニエンスストア売上高、3月全国消費者物価指数
3月企業向けサービス価格、2月全産業活動指数等の経済指標や国内企業の
決算が出始めます。

海外も悪い経済指標の発表がある中、米企業の注目決算発表されます。

来週以降、GWに向けて、大型株が見送られる中、中・小型株が物色の矛先
向かう可能性大と診ています。、


日経平均、4月第4週(4/20~4/24)は19350円 ~20250円 
程度を想定しています。

1.4月第4週(4/20~4/24)主なイベントと予定
 4/20
 日本 3月貿易収支 
 日本 3月コンビニエンスストア売上高
 日本 ライフフーズ、東天紅 各決算
  米 IBM 決算
 中国 最優遇貸出金利(ローンプライムレート、1年・5年)
 香港 3月失業率
 NZ 第1四半期NZ消費者物価指数
 4/21
 日本 3月スーパーマーケット売上高
 日本 2月工作機械受注   
 日本 クリレスHD、ネオス、KOA、ラピーヌ 各決算 
  米 3月中古住宅販売件数
  米 テキサス・インスツルメンツ、ネットフリックス 各決算
  豪 中銀議事録
  英 3月失業率
  独 4月ZEW景況感指数
 EU 4月ユーロ圏ZEW景況感指数
 4/22
 日本 モバイルファク、ジャフコ、光世証、サイバーエージェ、キヤノン電、
    魚喜、ベクトル 各決算
  米 MBA住宅ローン申請指数(~4/17までの週)
  米 2月FHFA住宅価格指数
  ト  トルコ中銀政策金利
  英 3月消費者物価指数
 EU 4月ユーロ圏消費者信頼感指数 速報値
 4/23
 日本 3月製造業・サービス業PMI
 日本 OBC、エレマテック、オービック、ディスコ、オムロン、ネットワン
    キヤノン、ナガセ、中外薬、蝶理 各決算
  米 3月新築住宅販売件数
  米 新規失業保険申請件数(~4/18日までの週)
  米 アマゾン、インテル 各決算
 韓国 第1四半期GDP
  英  4月CIPS製造業PMI 速報値
  独 5月GFK消費者信頼感
  独 4月製造業PMI速報値
 EU 4月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU EU首脳テレビ会議
 4/24
 日本 3月消費者物価指数
 日本 3月百貨店売上高
 日本 3月東京地区百貨店売上高
 日本 小野測器、カワチ薬品、MontaRO、アイチコーポ、シマノ、航空電子
    アドバンテスト、ファナック、沖縄セル、富士通ゼネ 各決算
  米 3月耐久財受注
  米 格付け会社S&P、英国とイタリアの格付け発表
  独 4月IFO景況感指数
  独 ロシア中銀政策金利

2、NY市場、為替/債券 各結果(4/17)
 NY時間の終盤に入ってドル円は107.60円付近での膠着した
 展開が続いている。きょうのNY為替市場でドル円は下げ渋る展開が
 見られている。

 トランプ大統領がきのう、経済再開の指針を示したことや、ウイルス
 治療薬の治験で好結果が出たとのニュースで市場には、リスク選好の
 雰囲気が広がっている。

 この雰囲気の中、為替市場はこれまでのリスク回避のドル買いの巻き
 戻しが優勢となっており、ドル売り圧力がドル円を下押ししていた。

 一時107.30円近辺まで下落する場面が見られたが、米株が伸び
 悩んでいることや、原油相場が一時17ドル台半ばまで急落する中、
 ドルの買い戻しも出ているようだ。

 ドル円は108円台は重い一方で、107円台もしっかりとサポート
 され、狭い範囲での値動きに終始している印象。トランプ大統領は
 経済再開に向けて一歩踏み出したものの、再開プロセスは3段階に
 分かれており、各プロセスの実施期間は最低で14日間となる。

 早ければ夏前かもしれないが、現実的な経済の完全再開となると、
 夏以降とも思われ、第3四半期のGDPも望み薄なのかもしれない。

 そのような中、ドル円は方向感を見出せず、107円台が踊り場と
 なっているようだ。

 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、1.08ドル台後半に一時上昇。
 ただ、ユーロに関しては弱気な見方が多い。オプション市場では、
 この1週間でユーロに最も弱気な取引が成立している。場合によっ
 てはユーロドルはパリティ(1.00)まで下落するリスクも指摘
 されているようだ。

 ユーロ圏は新型ウイルス感染の対応で財政出動を余儀なくされており、
 数千億ユーロの支援を打ち出している。これらによる債務負担の急増
 を今後、克服できるか懸念も強いるようだ。
 解決策の1つともされているユーロ共同債の構想も、北欧中心に反対
 が根強く、債務を共同で負担するスキームがなかなか実現しない状況。
 これをきっかけに再び債務危機が発生した場合、ユーロドルはパリティ
 の可能性もあるという。

 ポンドドルも買い戻しが優勢。1.24ドル台前半まで下落していたが、
 NY時間に入って1.25ドル台を回復する場面も見られた。
 ただ、ポンドに関しても弱気な見方は少なくない。英国が5月中旬迄に
 都市封鎖緩和を開始できる可能性は高いのかもしれないが、今度はEU
 との貿易交渉が待っており、市場はそちらに注目を集める可能性がある
 という。
 これまでのようにジョンソン首相は12月末に設定している移行期間の
 延長を拒否し続ける可能性は高く、その場合、ポンドの上値は重くなる
 と見られている。
 https://fx.minkabu.jp/news/141454

 米国債利回り)
   2年債       0.204(-0.003)
  10年債      0.648(+0.021)
  30年債      1.268(+0.045)
  期待インフレ率   1.019(-0.046)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは上昇。FRBの量的緩和(QE)が
 続く中、この日発表の景気先行指数が予想ほどではなかったものの、過去
 最悪の落ち込みだったことから、利回りは低下した。

 しかし、午後になってFRBが発表した来週の米国債購入ペースが1日
 150億ドルと、今週の300億ドルから減速した事で、利回りはプラス
 に転じている。
 
 3月13日にFRBは米国債購入を再開してるが、3月19日から4月1日
 までに実施した750億ドルをピークに、購入額は縮小傾向が続いている。

 米10年債は0.58%台まで一時低下したものの、0.65%まで戻す
 場面も見られた。2年債は小幅に低下。

 2-10年債の利回り格差は+44(前営業日+41)にフラット化が一服。
 https://fx.minkabu.jp/news/141458

3.NY株式市場 結果(4/17)
 NY株式17日
  ダウ平均     24242.49(+704.81 +2.99%)
  S&P500      2874.56(  +75.01 +2.68%)
  ナスダック      8650.14(+117.78 +1.38%)
  CME日経平均   19685     (大証比:-15 -0.08%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は大幅続伸。トランプ大統領がきのう、経済
 再開の指針を示したことや、ウイルス治療薬の治験で好結果が出たとの報道
 で、きょうの市場はリスク選好の雰囲気が広がった。ダウ平均は、伸び悩も
 場面が見られたものの、終盤にかけて買いが強まり、上げ幅は700ドルを
 超えた。
 トランプ大統領は経済再開に向けて一歩踏み出したものの、再開プロセスは
 3段階に分かれており、各プロセスの実施期間は最低で14日間となる。

 ギリアド・サイエンシズがシカゴで抗ウイルス治験薬「レムデシビル」の
 投与を受けている新型ウイルスの患者グループに、発熱や呼吸器官の急
 回復が見られていると報じられた。臨床試験を支援しているシカゴ大学の
 マレイン教授によると、投与を受けた大半の患者が退院し、死亡したのは
 2人だけだったと説明。シカゴ大学の治験には125人が登録、その大半は
 重症患者。

 ただ、上値での戻り売り圧力も強まっており、IT・ハイテク株中心に戻り
 売りも見られた。特にアマゾンやネットフリックスといった、外出規制で
 恩恵を受けるといった思惑から人気化し最高値を更新していた、いわゆる
 在宅銘柄の下げが目立った。特にネットフリックスは、アナリストが投資
 判断を「売り」に引き下げていたことも嫌気している様だ。直近の上昇は
 行き過ぎとの判断のようで、目標株価も327ドルに引き下げてる。前日
 終値から100ドル超下回った水準。

 ダウ採用銘柄ではボーイングが大幅高となったほか、JPモルガン、エク
 ソンモービル、シェブロンが買い戻された。

 アメックス、レイセオン、ホームデポも上昇。一方ユナイテッド・ヘルスが
 反落したほか、アップル、インテルが下落。

 ボーイングは、来週から全ての商用機の生産を段階的に再開すると発表した
 ことが買い手掛かり。ワシントン州シアトル近郊のピュージェット湾地区の
 約2万7000人が「747」や「777」、「787ドリームライナー」 
 の最終組み立てラインに復帰する。「737MAX」の生産再開に向けた
 作業も始動させるとしている。

 アップルはアナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。4-6月期の
 アイフォーン販売が30%以上落ち込み、台数ベースでも36%減となる見
 通しを示している。

 ナスダックも大幅高。後半に伸び悩み、前日付近まで戻す場面が見られた
 ものの、終盤に買いが強まってる。アマゾン、ネットフリックス、アップル
 の下げが指数を圧迫。エヌビディア、AMDも下落した。一方、マイクロ
 ソフト、テスラ、フェイスブックが指数をサポート。

 映画館などを手掛けるAMCエンターテインメントが急伸。新型ウイルス
 感染の影響で映画館が閉館する中、同社の資金繰りへの不安が強まっていた
 が、5億ドル規模の社債発行を計画していることを明らかにしたうえで、
 夏の営業再開までの十分な資金を確保していることを投資家に強調していた。

 バイオテクノロジーのモデルナが大幅高。同社の新型ウイルスワクチン開発
 に米政府が最大4.83億ドルを拠出することで合意したとの発表が買い材料。 
 https://fx.minkabu.jp/news/141456

4.NY市場、原油先物5月限/金先物6月限 各結果(4/17)
 NY原油先物5月限(WTI)
  1バレル=18.27(-1.60 -8.05%)

 米株高などで期近3本を除く限月はプラス引けしたものの、5月当限が21日
 納会を控えて買い方の手じまいが先行して、安値を更新すると買い方投げが
 投げを呼ぶ展開となり、一時17ドル台まで急落して期近ベースで2001年以来
 の安値を付けたこと で、期近3本は軟調に引けた。また、米石油サービス
 大手、シュルンベルジェがこの日、第1四半期決算が赤字に転落したことを
 発表したことも期近に弱気インパクトとなった。
 https://fx.minkabu.jp/news/141460

 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1698.80(-32.90 -1.90%)

 金6月限は大幅続落。時間外取引では、トランプ米大統領が経済活動再開の
 指針を発表。
 新型コロナウイルスの終息期待から売り優勢となり、一時1,700ドル割れまで
 値を崩した。日中取引では、米株が続伸となり、金のリスクヘッジとしての
 側面が薄れ、手じまい売りが先行ムードとなり、再度1,700ドル割れとなり、
 この日の安値圏で引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/141459

☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆   感謝カエル


人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング


47都道府県、すべてに緊急事態宣言!?

2020-04-16 23:59:16 | 政治に物申す

    歓迎カエル
今日、安倍総理は、これまでの7都府県に加えて、40道府県
すべてに緊急事態宣言を発令した。対象期間は7都府県と同じ
5月6日までとなる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200416-00010029-abema-soci

さらに、7都府県と北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、
京都府を合わせた13都道府県を「特定警戒都道府県」に指定
した。

その理由について、西村経済再生担当大臣は「この13都道府県、
まさに感染が拡大している地域。すでに様々な自粛の要請がなさ
れているエリアと、感染者がまだ出ていない岩手県の様にそれ程
感染者の多くないエリアで同じ対応をとることは、必要最小限を
超えるだろうと。

(6道府県は)7都府県と同様の措置が求められるような感染の
地域になっている」と説明した。

また、諮問委員会の尾身茂会長は「7都道府県を(緊急事態宣言
の)対象にしたのと基本的に同じ考え方。累計の感染者数が一定
以上、倍加時間、孤発例の割合の3つを考慮した時、例えば茨城、
石川、岐阜等についても、13に入っていないその他の県と比べ
明らかに群が異なる。当初から(対象地域は)恣意的に選ぶべき
ではなく、ある程度わかりやすい客観的な資料が必要だというの
と同じ考え方」と説明しました。


コロナ感染拡大は、人数で見ると首都圏や関西圏、増えています。

感染しても、一定割合で無症状の人がいる以上、人口集中地域で、
自覚症状無い感染者が、知らずに感染を広めてる点が、コロナの
恐ろしいところです。

今回の全国展開は、感染者数増の7都府県から感染者数の比較的
少ない県へ移動を抑え、感染が地方へ波及するのを抑制するため
先手を打ったと取れる宣言です。

PCR検査が、素人でもコロナ感染疑いを抱く症状が出てる人に
検査できてないという背景もあり、警戒を全国に広げるべく危機
感の現れでしょう。

また、評判の悪い条件付き30万円給付を撤回し、一律10万円
給付にした施策の朝令暮改に対する言い訳の様に、穿った見方も
できます。政府与党には、国民目線のスピード感ある対応をして
ほしいと思います。

さて、日経平均は続落して、259円安の19290円でした。
(出来高 概算12.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が、米小売り売上高の悪化など大幅下落も戻りを
試し小幅上昇。日経平均は、その流れもあり、売り先行で始まり、
一時19100円台まで値を下げる場面も、中・小型株の物色も
あり、日経平均の下げ程マインド悪化のない、19300円台前
で終了。

日経平均は、十字線で続落。ボリンジャーバンド25日線~+1σ
レンジ辺りで、踏み留まった格好です。
ここからさらに下に向かうのか、予断を許さない状況です。

今晩のNY市場は、下落スタートしているが、トランプ大統領が
コロナ感染禍後の経済再生スタートプランを打ち出し、下げ止り
から戻りがあるのか、ポイントです。

明日の日経平均、週末だが、一律10万円効果を外資が評価すると
意外高の展開もありそうですが、先物やいかに。


☆ 各1クリック応援の協力を お願いします。☆  感謝カエル

人気投資ブログランキング

にほんブログ村

株式投資ランキング