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6/19~週の日経平均は、上昇しました。NY株式市場で、FANG銘柄に
底打ち感が見られ、円高の一服感あり、膠着ながらも、2万円台を回復して
週末を迎えました。
結局、日経平均は週間で189円上昇(↑0.95%)20132円大引けでした。
また、週末のNY株式市場が、膠着感から高安マチマチと、底堅い終了でした。
さて、6月最終週(6/26~6/30)主なイベントと予定は、下記1.の通り。
主な経済イベントは、米で6/26に耐久財受注、6/27に消費者信頼感指数、
ロンドンでイエレンFRB議長講演、6/28に中古住宅販売成約指数、6/29
第1四半期GDP確報、6/30に6月個人所得/支出、シカゴ製造業景況指数
ミシガン大学消費者マインド指数などに注目です。
国内は、6/30に雇用統計と5月鉱工業生産など注目です。
6月最終週は、株主総会シーズン酣で、今年度決算見通しに前向きなコメントを
出す企業は、動意づく銘柄もありそうです。
膠着感の強い相場展開が想定される中、中・小型株や割安株に物色が継続する
なら、下値を切り上げ、日経平均のジリ高に期待したい。
日経平均、6月最終週(6/26~6/30)レンジは20000円~20350円程度
を想定しています。
1.6月最終週(6/26~6/30)主なイベントと予定
6/26
日本 日銀議事録(6/15、16日分)
日本 日本オラクル、壱番屋、しまむら、高島屋、パルコ 各決算
米 5月耐久財受注
米 国債入札 2年債(260億ドル)
独 6月Ifo景況感指数
6/27
日本 ライトオン、ハイデ日高、ヒマラヤ 各決算
米 6月消費者信頼感指数
米 イエレンFRB議長、講演(ロンドン)
米 国債入札 5年債(340億ドル)
米 KBホーム 決算
米 ミネアポリス連銀総裁、講演
米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
世 夏季ダボス会議(~6/29、中国)
6/28
日本 Jフロント、ミルボン、ニトリHD 各決算
米 5月中古住宅販売成約指数
米 6月卸売在庫
米 国債入札 7年債(280億ドル)
米 モンサント、ペイチェックス 各決算
米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
6/29
日本 ハローズ、銚子丸、クスリのアオキ、スター精 各決算
米 第1四半期GDP確報値
米 新規失業保険申請件数(~6/24までの週)
米 ウォルグリーン、マイクロン・テクノロジー 各決算
米 セントルイス連銀総裁、講演
EU 6月ユーロ圏景況感指数
6/30
日本 5月有効求人倍率
日本 5月完全失業率
日本 5月家計調査
日本 5月消費者物価指数
日本 5月鉱工業生産
日本 アダストリア、DCM、スター・マイカ、スギHD、ダイセキ、マルマエ 各決算
米 6月個人所得/支出
米 6月シカゴ製造業景況指数
米 6月ミシガン大学消費者マインド指数
米 ナイキ 決算
米 国債償還 2年債(260億ドル)
米 国債償還 5年債(353億ドル)
米 国債償還 7年債(308億ドル)
米 セントルイス連銀総裁、講演
中国 6月製造業PMI
7/2
日本 東京都議会議員選挙、投開票
2.NY市場、為替/債券 各結果(6/23)
今日のNY為替市場でドル円は111円台前半での推移が続いた。今日の為替
市場は欧州通貨が買われており、相対的にドル売りが優勢となっている。しかし、
円売りも出てたのであろうか、ドル売り・円売りの中、ドル円は111円台前半での
小幅な振幅に終始した。NY時間のレンジは20銭程度。
FRBの正常化に向けたタカ派姿勢と、インフレ鈍化懸念が混在する中、ドル円も
手掛けづらく方向感を失っているようだ。テクニカル的には10日線と21日線の
ゴールデンクロスを示現しており、ローソク足のチャートを見ても、6月15日に長
大陽線をつけ反転し、111円台で上値は止められているものの、連続で十字線を
描いて高止まっている。もう一段上がありそうなチャートではあるが、どうもその
気配はきょうのところは無かった。
この日はブラード・セントルイス連銀総裁とメスター・クリーブランド連銀総裁の
講演が伝わっていた。ブラード連銀総裁は前日のインタビューと同様に慎重姿勢を
示していたが、メスター総裁はタカ派な姿勢を堅持していた。特に大きな反応を見
せることもなかった。
また、朝方に米新築住宅販売件数が発表され、予想を上回る内容となっていた。
しかし、市場はさほどポジティブに捉えていないようだ。住宅価格が過去最高水準に
上昇しており、低価格帯での供給がタイトな状況となっていることが示唆されている。
一方、ユーロドルは1.12ドル台を回復した。この日発表になったユーロ圏のPMIは
強弱まちまちだったものの、ネガティブな反応は見せていない。全体的にサービス業
は予想を下回っていたものの、製造業は好調を維持しているようだ。
短期的には調整する可能性もあるものの、政治リスクも後退していることから、中長
期的にはもう一段の上値が見込めるとの指摘も大手欧州系銀から聞こえていた。
また、今日はドラギECB総裁がブリュッセルで開催されたEU首脳会談に出席して
おり、「成長は加速しつつあり、失業は2009年以来の低水準だが、インフレが上がっ
てこないため今のところ金融政策に変更はない」と発言。「低インフレ長期化の原因は、
賃金の伸び悩みと質の低い職だ」とも指摘していたという。
今日は円安も見られたことから、ユーロ円に二重の追い風が吹いており、124.70付近
まで一時上昇している。10日線と21日線ゴールデン・クロスが再び示現しそうな気配。
なお、ECBはイタリアベネト州の銀行2行が破綻したと発表した。イタリア政府も預金
は保護など協議を行うようだが、特にユーロの反応はなく、ユーロドルは1.12手前で
の推移が続いていた。
ポンドも堅調な動きを続けており、ポンド円は一時141円台後半まで上昇する場面も
見られた。きょうの上げで21日線を回復してきており、来週以降も水準を維持できれば、
10日線と21日線のゴールデン・クロスも示現しそうな気配も出ている。
今月の金融政策委員会(MPC)では、利上げを主張した委員が、これまでのフォー
ブス委員に加え2名増え、5対3での据え置き決定となってた。それを受け市場参加
者の一部には、次回の8月MPCでの0.25%の利上げの可能性を指摘する向きも
いるようだ。8月はインフレ報告が発表になる月でもある。ただ、利上げは難しいの
ではとの意見も多いようだ。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=376896
米国債利回り(NY時間17:08)
2年債 1.340(+0.000)
10年債 2.142(-0.005)
30年債 2.716(-0.001)
期待インフレ率 1.710(+0.006)
※期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場で利回りは横ばい。原油が下げ渋っていたことや、この日発表の
住宅指標が予想を上回ったことから、利回りは上昇して始まったものの、終盤にかけ
て前日付近に戻している。インフレ鈍化懸念から長期ゾーンの利回りは下押し圧力が
根強い。また、株価が伸び悩んだことも利回りを押し下げた模様。
10年債は一時2.16%台まで上昇後、2.14%に低下。
2-10年債の利回り格差は80(前日81)。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=376895
3.NY株式市場 結果(6/23)
NY株式23日
ダウ平均 21394.76(-2.53 -0.01%)
S&P500 2438.30(+3.80 +0.16%)
ナスダック 6265.25(+28.57 +0.46%)
CME日経平均 20125 (大証終比:+45 +0.22%)
今日のNY株式市場でダウ平均は横ばい。きょうは原油相場も買い戻しが入っており、
この日発表になった米住宅指標も予想を上回ったことから、株式市場は底堅い動きを
見せている。為替市場でドル安が優勢だったこともサポート。調整売りが強まっていた
IT・ハイテク株も下げ一服感を示していたことも相場を下支えしたようだ。
ダウ平均は寄り付きこそ下げて始まったものの、売り一巡後は買い戻しも入りプラス
に転じていた。ただ、原油安への懸念も根強く、最高値更新を試す動きまでは出ず、
全体的にはまちまち。
前日FRBからストレステストの結果が発表になっていた大手金融株はまちまち。
ダウ採用銘柄ではビザやボーイングが上昇しているほか、アップル、シスコ、マイクロ
ソフトも堅調。一方ホームデポやユナイテッド・ヘルス、ウォルマート、ゴールドマン
が軟調。
ホーム・デポは同業のロウズと伴に下落が目立った。5月の米新築住宅販売件数は予想
を上回る内容となっていたものの、市場はさほどポジティブに捉えていない模様。住宅
価格が過去最高水準に上昇しており、低価格帯での供給がタイトな状況となっている事
が示唆されている。
一方、ナスダックは堅調。テスラやアップル、フェイスブック等主力のIT・ハイテク
株は買い戻しが優勢となった。一方、米上院共和党のヘルスケア法案提出で買いが強まっ
ていたバイオ株はきょうは上げ一服。エヌビディアも下落している。
ブラックベリーが大幅安。決算を発表しており、1株利益は予想を上回ったものの、
売上高が減少し予想を下回ったことが嫌気されている。
インテリアなどの家庭用品販売を手掛けるベッド・バス・アンド・ビヨンドが大幅安。
前日引け後に決算を発表しており、既存店売上高が予想外のマイナスとなったことが
嫌気されている。
キャタピラーはアナリストの投資判断引き下げが伝わり、序盤は売りが先行したものの、
原油相場が買い戻されていることから下げ渋りプラスに転じている。
eコマース管理システムなどを手掛けるシンクロノスが急伸。投資会社のシリス・キャ
ピタルが1株18ドルでの買収への関心を示したことが明らかとなった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=376892
4.NY市場 原油先物8月限/金先物8月限 各結果(6/23)
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=43.01(+0.27 +0.63%)
ブレント先物8月限(ICE) 45.65(+0.43 +0.95%)
NY原油は総じて小幅続伸。期近8月限は時間外取引から通常取引開始後まで方向
性を欠きながらも前日の修正高を引き継ぎ、下値堅く推移した。通常取引前半から
買い先行となり、中盤には43.20ドルまで強含みとなった。週末を控えた買い
戻しもあり、堅調な値動きが続き、43ドル台を維持して引けた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=376890
NY金先物8月限(COMEX)
1オンス=1256.4(+7.0 +0.56%)
NY金は続伸。8月限は、プラスを維持して買い賛成となったあとも、ドル安・原油
高やテクニカル改善で前日高値を抜いた。ただ、米国株の上昇や米住宅販売の増加で
上げ幅を縮小。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=376887
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