「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

ソフトバンクの決算は、織り込み済みか、それとも!?

2013-04-30 20:39:40 | 企業を斬る

              
今日、ソフトバンクが発表した13年3月期の営業利益(日本基準)は、前年比
10.3%増の7450億円で8期連続で過去最高を更新しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130430-00000134-reut-bus_all

営業利益はNTTドコモの8371億円に迫り、KDDIの5126億円を超えた
格好です。
 
アイフォーン5などスマートフォンの販売が伸びて通信料収入が拡大しました。
純増契約数は、年間で353万件となり、11年3月期から13年3月期の3年で
1000万件を超えた結果となりました。
 

13年3月期の売上高は、前年比5.5%増の3兆3783億円で、3期連続で
過去となりました。当期純利益は、前年比7.8%減の2894億円。スプリント
買収に伴う借入費用を営業外に計上したほか、前期に米ヤフーの持株売却や
出資先中国の人人網(レンレン)株式上場で特別利益を計上したことから、最終
利益は減益でした。

2014年3月期の連結営業利益は、国際会計基準で8000~9000億円に
なりそうだとの見通しを示しています。
 
国内事業の営業利益は、1兆円以上を目指して、買収を計画する米スプリント・
ネクステルの営業赤字が影響します。それでも通信料収入を上積みするなどし、
13年3月期の営業利益を上回る最高益水準を見込んでいます。

ガンホー買収による、キャピタルゲインが増加しても、買収先のスプリントが、足を
引っ張りそうな構図で、この決算内容は、ある程度織り込まれている感じがします。

明日のソフトバンクは、もみ合い/小幅上昇程度を想定していますが、いかに。

 
さて、日経平均は、小幅下落23円安の13860円の大引けでした。
(出来高 概算24億株と、GWの谷間で、商い減少しています。)

今朝方のNY市場が上昇も、為替がドル/円で98円弱と円高にシフトし、輸出
関連株を敬遠する流れから、下落となりました。ただ、TOPIXは、上昇しており
物色が幅広く、底堅いと診ることもできそうです。

今晩のNY市場がある地度、底堅ければ、明日の日経平均は、為替次第でしょうが、
決算発表銘柄や個人投資家好みの材料株がに賑わいそうです。



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ユーミンと米企業決算見通し!?

2013-04-29 22:31:27 | ニュ-スからひと言

              
4/29が「昭和の日」の祝日になって、その祝日名も市民権を得た感があります。
穏やかな行楽日和の祝日でした。

GW突入の中、ユーミン姉さん(松任谷 由美)が「春の褒章」である紫綬褒章に受章
しました。 学生時代からファンでしたので、これからもファンの想いを胸に、 歌って
ほしいと思っています。

荒井由実 :「あの日にかえりたい」 ~ エンディング ☆Live in 中野サンプラザ
                                              (1996.8) 



収録曲:
 1. 「あの日にかえりたい」
 2. 「中央フリーウェイ」
 3. 「12月の雨」
 4. 「まちぶせ」
 5. 「春よ、来い」  ~ エンディング

そこで、彼女の曲を聞きながら、東京市場休場のため、米企業決算見通しをアップ、
GWの東京株式市場が、波乱なくGW明けを迎えることを願いたいと思います。

ロイターの調査によると、米S&P総合500種指数採用企業の2013年第1
四半期決算は、前年同期比3.7%の増益になる見通しです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130429-00000014-reut-bus_all

これまで、500社中255社が第1四半期の業績を発表して、利益は68%が
アナリスト予想を上回りました。これは長期平均の63%や、過去4四半期平均の
67%を上回る水準です。

第1四半期の売上高は、43%の企業がアナリスト予想を上回った。これは長期的
平均である62%と、過去4四半期平均の52%を下回る水準です。
売上高の伸びは減少も、利益率が伸びている背景があります。

第1四半期の1株利益について悪化するとの見通しの企業は113社、見通しを
上回る予測を公表した企業は26社となっています。

これを割ったネガティブ/ポジティブレシオ(113/26)は4.3倍。現時点で01年
第3四半期以来の高倍率となっています。

500社の今後4四半期(13年第1~13年第4四半期)の予想株価収益率(予想
PER)は13.9倍。

4月29日からの週、S&P500種構成企業の内132社が13年第1四半期の決算
発表を予定しています。

という事で、企業業績がまあまあなら、週明けのNY市場が、底堅い動きになって
然るべきで、為替の98円台への戻りを期待したい。

それでは、また。

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5月第1週 相場展望と予定

2013-04-28 23:30:41 | 相場展望

               
4/22~週の日経平均は、G20財務相・中央銀行総裁会議で、「金融緩和と
円高是正」が事実上 容認され、週明けから東京市場の追い風となりました。

外部環境が底堅い中、週明けは、前面高商状で、4/12以来の年初来高値を
更新。黒田ロケット砲の異次元緩和効果により、4月SQ値(約13608円)を突破、
日経平均の14000円台も射程に入れた格好です。

ただ、週末にかけ、日銀金融政策で、「現状維持」となると、為替が若干 円高に
シフトし99円台から98円台に押し戻され、GW前の持高調整の流れから伸び
悩んで終了です。

結局、日経平均は、1週間で567円上昇(↑4.26%)13884円の大引けでした。

4月最終週~5月第1週(4/29~5/3)の主なイベントと予定は、下記.1の
通りです。

GW谷間に3日間取引があり、週末にかけての米雇用統計を前に、上値追いの
展開は、想定しづらく、個人投資家による材料株中心の商いを想定しています。

企業決算も継続し、4/30のソフトバンクの決算に好反応を示すようだと、GW
突入前の大商いにならなくても、マインドを高揚させる材料になりそう。

企業決算は、概ね堅調なので、個別の盛り上がりもありそうです。
為替が、連休谷間に99円弱程度を維持するようなら、14000円台にタッチ
する場面も想定しておきたい。

日経平均、4月最終週~5月第1週レンジは、13650円~14050円程度を
想定しています。

1.4月最終週~5月第1週(4/29~5/3)主なイベントと予定
 4/29
  日本  祝日で休場(昭和の日)
  日本  安倍首相、ロシア訪問
  米    3月PCEデフレータ
  米   3月個人所得/個人支出
  米   3月中古住宅販売成約指数
  米   ニューモント・マイニング 決算
  中国  上海市場 休場(労働節、~5/1)
   伊  国債入札
 4/30
  日本  3月有効求人倍率
  日本  3月完全失業率
  日本  3月家計調査
  日本  3月鉱工業生産
  日本  花王、JAL、JPX、郵船、ソフトバンク、JR東日本 等決算
  米   FOMC(~5/1)
  米   2月S&Pケースシラー住宅価格
  米   4月消費者信頼感指数
  米   ファイザー、AMD 各決算
  独   4月失業率/失業者数 
  西   第1四半期スペインGDP速報
  EU   3月ユーロ圏失業率
  EU   4月ユーロ圏消費者物価指数
 5/1
  日本  4月新車販売台数
  日本  大和証券、ベネッセ、CTC、コロプラ 等 決算
  日本  メーデー
  米   4月ADP雇用者統計
  米   4月ISM製造業景気指数
  米   FOMC政策金利
  米   FRB、バーナンキ議長会見
  米   4月新車販売台数
    米  フェイスブック、ビザ、マスターカード、メルク 等 決算
  中国  4月製造業PMI
  香港  休場(労働節)
  EU  欧州市場休場(英国を除く)レイバーデー
 5/2
  日本  日銀議事録
  日本  4月マネタリーベース
  日本  住友商事、アサヒHD 各決算
  米   新規失業保険申請件数(~4/27までの週)
  米   3月貿易収支
  米   AIG、GM、ケロッグ、エスティ、ローダー 各決算
  EU   ECB理事会
  EU   ECB政策金利
  EU   ドラギECB総裁、記者会見
 5/3
  日本  休場(憲法記念日)
  米   4月雇用統計
  米   4月ISM非製造業景気指数
  米   3月製造業受注
 5/4
  日本  休場(みどりの日)
  中国  4月非製造業PMI
  EU   欧州委員会、春季経済見通し発表
 5/5
  日本  休場(こどもの日)
  日本  立夏
  日本  NHKマイルカップ

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/26)

 26日のNY市場、この日発表になった米GDP速報値が予想を下回ったことで、
 ドル円は失速している。100円を突破できるか、きょうのイベントに対する反応が
 注目されたが、東京時間の日本の消費者物価や日銀決定会合に対する反応は
  鈍く、100円を期待する投資家のセンチメントは後退。

 更に米GDPへ望みをつないだが、予想を下回る結果となってしまっため、一旦見
  切売りが強まった格好。一時97.55付近まで下落し、21日線の水準に到達した。
  ただ、弱いGDPにもかかわらず、米株が底堅さを見せていたことから、後半は下げ
  渋る動きも見られた。

 GDPに関しては個人消費や設備投資は底堅かったものの、政府支出の減少が足
  かせとなった。特に第4四半期同様、国防費の減少が予想以上に続いたことがネガ
  ティブサプライズに繋がった模様。

 景気減速示唆まではないが、3月以降、政府の歳出削減が始まっており、4-6月期は
 その影響も予想される中、少なくともFRBがQE縮小のバイアスを強める内容ではなか
 ったものと思われる。

 ユーロドルは1.30台前半でのレンジ取引に終始。目下ユーロの関心は、利下げを
 実施するかどうか、来週のECB理事会に注がれている。スペインやフランスの雇用が
 依然として回復の兆しが見えず、直近のドイツ景況感指標も弱かったことから、
 市場は利下げ期待を強めている。なかには、利下げはあくまで通過点で、その先の
 非伝統的措置が注目との意見まで聞かれる状況。ただ、利下げについては、効果が
 ないとしてドイツの抵抗も予想され、まだまだはっきりせず、予断は許さない状況
 ではある。            http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182301

 米国債利回り
   2年債          0.211(-0.014)
   10年債        1.663(-0.045)
   30年債        2.860(-0.044)
   期待インフレ率  2.377(-0.020)
                 *期待インフレ率は10年債で算出

 26日のNY債券市場で利回りは低下。この日発表された米GDP速報値が予想を下
 回る内容で、景気の先行きに不安感が強まった。来週はFOMCが控えている中、今回は
 QE縮小の議論は一歩後退するとの見方が優勢となっている。

 10年債利回りは一時1.65%台、30年債は2.85%台まで低下している。
 2-10年債の利回り格差は145(前日+148)。
                       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182300
3.NY株式市場、結果(4/26)

 NY株式26日
   ダウ平均       14712.55(+11.75 +0.08%)
   S&P500        1582.24(  -2.92 -0.18%)
   ナスダック        3279.26(-10.72 -0.33%)
   CME日経平均    13840     (大証比:-110 -0.80%)

 26日のNY株式市場、ダウ平均は小幅高。この日発表された米GDP速報値が
  予想を下回る内容で、全体的には上値が重い雰囲気だったものの、意外に底堅い
  動きを見せている。

 ハイテク株の一角や資源関連株が指数をサポート。ダウ平均は前日終値を挟ん
  での一進一退が続いたが、結局、小幅高で終えている。

 ダウ採用銘柄ではHPやシェブロンが上昇。シェブロンは決算を発表し、原油価格
 下落で減益となったものの、予想は上回る内容となった。一方、アルコアや3Mが
 下落。アルコアはS&Pが格付け見通しをネガティブに引き下げていた。

 JCペニーが大幅高。ソロス・ファンドが保有比率を7.91%に引き上げ、第4位の
  株主となったことが明らかとなり思惑を呼んでいる。

 ヘルスケア製品のコビディエンが商いを伴って下落。この日発表になった決算は
  好調な内容だったものの、説明会で下期は研究開発費がかさみ苦戦を強いられる
  可能性を示したことが嫌気されている。

 ナスダックは反落。アップルやフェイスブックは堅調だったもの、アマゾンの大幅安が
 指数を圧迫した。前日引け後に発表になった決算で、4-6月期の営業収益の見通しが
  弱かったことが嫌気されている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182297

4.NY市場、原油先物6月限/金先物6月限 各結果(4/26)

 NY原油先物6月限(WTI)
   1バレル=93.00(-0.64 -0.68%)

 26日のNY原油先物相場は反落。この日発表になった米GDP速報値が予想を下回り、
 景気の先行きに対する不透明感が強まった。週末ということもあり、ファンド勢から
 売りが活発に出たようだ。

 6月限は一時92ドル台前半まで下落。弱い米GDPにもかかわらず、米株が底堅く推移して
 いたこともあり、93ドル台まで戻している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182292
 NY金先物6月限(COMEX)
   1オンス=1453.60(-8.40 -0.57%)

 26日のNY金先物相場は反落。16日の急落から今週は買い戻しが続いていたが、その
 動きが一服。値ごろ感からの買戻しが続いているが、ETFを通じた資金は流出が続いて
 おり、完全回復との見方は少数派。

 6月限は一時1484ドルまで上昇後、1450ドルまで下落している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=182294



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GW前後の相場を歴史から学び、5月相場を斬る!?

2013-04-27 12:17:38 | 役立つ投資情報

             
昼に投稿するのは珍しい事ですが、GW初日なので、トライします。

過去のGW前後の日経平均の歴史をひも解き、5月相場の参考に
なれば
と思います。

日経平均は、4/25の引けにかけ、14000円まで 「後26円」に
迫る場面がありました。

今月始め12135円(4/1終値)を約15%も上回り、残り1日で、
余程の大事件でもない限り、4月も9カ月連続月足陽線となる事は、
確定的な情勢です。

この「9カ月連続」と言うのは、2005年~06年(郵政解散相場)
1988年~1989念(バブル期相場)と、肩を並べる大記録。 仮に
5月相場も勢いを引き継いで、「10カ月連続」に伸ばす事ができれば、
実に40年ぶりということになるが、5月の季節習性自体は、必ずしも
芳しくありません。

戦後の5月相場の日経平均(月足陰陽線)は、31勝33敗。月別での
負け越しは、5月を除けば9月のみであり、昨年までも3連敗中(月別で
唯一)です。

勿論、「異次元相場」にあっては、過去のデータも参考記録程度に留めて
おくべきでしょうが、4月相場と5月相場を隔てる大型連休と、株式相場の
動向には密接なつながりも、指摘されています。

下表は、過去10年間での「連休直前・連休直後の各3営業日の日経平均
推移」です。

2003年や2009年のようになれば、サプライズです!

   - 「5/3~5/5の大型連休」前後の日経平均推移 -

    西暦      直前3営業日      直後3営業日
    2003年   △299.31円     △124.36円
    2004年   ▼402.10円     ▼877.09円
    2005年   ▼ 33.72円     △157.35円
    2006年   △ 39.23円     ▼201.84円
    2007年   ▼ 34.25円     △353.20円
    2008年   △154.89円     ▼393.92円
    2009年   △251.03円     △474.61円
    2010年   ▼108.39円     ▼526.70円
    2011年   △445.51円     ▼185.44円
    2012年   ▼181.58円     ▼335.19円
    2013年     ???         ??? 

便宜上、29日の昭和の日など除き、「5/3~5/5を含む連休」の
前後を対象とし、上がるにせよ、下がるにせよ、連休明け後の値動きが
荒っぽさを増している事がわかります。(10年間で300円以上の騰落が
10回)

さらに連休明け3日間の騰落と、5月の月足陰陽線の方向が、10回中
9回一致しています。(唯一の例外は、2008年)

要するに、一時的に、市場参加者が減少して流動性が落ちると、相場が
一方向にブレやすくなり、ここでの値動きで月間の方向性も決まってしまう
と言う流れでしょうか。

国内機関投資家不在の大型連休中は、投機資金の介在で海外円相場が
大きくブレることがしばしば。また、一昨年には4月下旬に銀相場暴落、
5/1に「ビンラディン殺害」が生じるなど、この時期、不思議と海外発で、
大きなニュースも生じました。

さて、足元の相場について「連休控え要因」を指摘するのが大和證券の
木野内投資戦略部長。証券株指数をTOPIXで割った「証T倍率」が昨年末
今回GW連休前に急上昇している点について、「国内機関投資家が、これまで
買いにくく、アンダーウエート状態となっていた銘柄を増やして、連休入り迄に
ポジションをスクエア(中立)に戻す動きが背景にある」(木野内 氏)と言う。

実際、かつて不祥事を起こした銘柄や消費者金融株など、そこそこ時下総額は
大きいが、機関投資家好みとは言えない銘柄の上げが、この所 目立っている。

「金融緩和期待」のくくりで買われてきたこれらの銘柄群は、連休入りと共に
買い一巡感が生じ、これまでの物色の流れが変わると共に、相場全体も、一旦
調整に入ると言うのが、木野内氏の読み筋である。
                            (出典:日本証券新聞13/04/26号)


横浜ザルは、 「新たな支援材料不足に陥りがち」と見られる5月相場について、
株価指数の下値切り上げは継続して、投資家の押し目買い意欲の高さが強い中、
金融政策イベントを通過した上昇トレンドは、継続中と診ています。

円安一服の中、内需株主導の流れを想定し、決算銘柄に着目しつつ、スマホや
タブレット関連、ネット、ゲーム、不動産、空運、陸運、その他金融の活躍に期待
寄せています。

5月下旬、どんな解答が用意されてるか、多次元方程式の解は「神のみぞ知る。」
ことでしょうが、上記 銘柄群に注目しています。

それでは、また。

  
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日銀展望リポート、15年度に物価1.9%は可能か!?

2013-04-26 23:51:07 | マ-ケット

               
今日、日銀は、「異次元緩和」を打ち出して以降初となる「経済・物価情勢の展望
(展望リポート)」を公表し、2015年度の物価上昇率が1.9%に達するとの見通し
を示しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130426-00000136-reut-bus_all

2年で2%を目指す、との政策方針に平そくを合わせた形で、黒田東彦総裁は達成に
自信をのぞかせたが、各審議委員の物価予想に、ばらつきが見られた。異次元緩和で
国債市場が混乱したことを受け、黒田総裁は今度も必要な調整を行うと強調しました。

金利が上昇する場合は、長期国債の買い入れで「ある程度抑えらえる」との見解を
示しています。

日銀は、3カ月に一度先行きの経済成長率や消費者物価の上昇率について、9人の
政策委員の見通しを集約し公表しており、今回は2013年度物価上昇率を1月の
+0.4%→0.7%に、14年度(訂正)は0.9%→1.4%にそれぞれ上方修正しま
した。また見通し期間を従来の2年間から3年間に延長し、2015年度見通しを初めて
公表。「見通しを示した期間の後半には、2%程度に達する可能性高い」としています。

ただこの記述をめぐり、佐藤健裕・木内登英の両審議委員は反対したことを黒田
総裁は会見で明らかにしました。

物価目標を2年から3年先程度に伸ばすことにより、異次元緩和も期間延長となり
為替の円高是正に、まだ伸びしろがあることになり、輸出企業にとっては追い風。

また、インフレの伸びを賃金上昇が追いつくにも時間が必要で、株式・不動産等に
資金のシフトが継続しそうです。

さて、日経平均は、小幅下落し41円安の13884円の大引けとなりました。
(出来高 概算39.4億株の商いでした。)

寄り高となったものの、日経平均は、連日で年初来高値更新しており、日経平均の
14000円台は、GW中または後にも達成しそうな状況です。

注目のNY市場、米GDPは、年率2.5%成長と底堅い動きで、小幅上昇の開始。
終了まで、底堅い動きに期待。

4/30に月末ドレッシング買いがあるか、注目です。

ブロガー/読者の皆さん、良いGW前半を!!


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京セラ、今期 最高益更新って本当!?

2013-04-25 23:40:59 | 企業を斬る

               
企業業績の決算発表が目白押しとなる中、京セラは、2014年3月期の連結営業
利益(米国基準)が1400億円(前年比82.0%増)になる見通しを発表しました。

連結売上高予想は、9.4%増の1兆4000億円と過去最高を更新の見通しです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130425-00000110-reut-bus_all

スマートフォン市場の拡大、デジタル関連機器の生産回復による部品需要増などを
見込むほか、国内向け太陽光電池システムも前期に続き需要が増加するとみてます。

為替変動が、今期の業績に及ぼす影響額は、売上高で前期比950億円増、税引前
利益で、300億円増としています。

大阪市内で会見した山口社長は、為替相場について「もとの円高に戻ることはない様
期待をしている」と話し、対ドルで「95円から100円ぐらいの間」が自社にとり、適正な
為替水準だとの認識を示しました。

トムソン・ロイターによると、アナリスト16人が過去90日間に出した通期営業利益
予測の平均値は、1359億円で、会社予想はこれを上回りました。

税引前利益は、48.0%増の1500億円、純利益は44.4%増の960億円の見通し
です。通期の想定為替レートは、ドル/円が95円(前期83円)、ユーロ/円が123円
(同107円)。

京セラは、連結配当性向について、従来の「20~25%程度の水準」から「30%
以上の水準」で維持する方針に変更したと発表。これを受け、年間配当予想は40円
増配の160円としています。今期設備投資額は750億円(前期は567億円)と増額
する計画です。

替の円高是正が進み、それまでの企業努力に加え、製品競争力をもどしつつあり、
スマホの高性能化や通信ネットワークの高速化に伴う高性能部品が魅力を増した証拠
でしょう。さらなる需要拡大があるかもしれません。

京セラの業績に注目するとともに、株式市場の電子部品企業の出遅れ銘柄にも、注目
して良さそうです。

さて、日経平均は、続伸し82円高の13926円の大引けでした。
(出来高 概算43.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、小幅安の中、円高是正が一服の中、海外勢の「日本買い」の継続が
見られ、13900円台の終了です。

日経平均の続伸により、利益確定売りをこなしながら、14000円大台に向け、カウント
ダウンの様相です。

注目のNY市場、決算目白押しの中、小幅高でスタート。終了まで底堅い展開になりそう。

明日の日経平均、日銀金融政策決定会合で、新たな金融緩和が示されなくとも、黒田
日銀総裁の「異次元緩和」が背後に見え隠れするため、3連休前でも、底堅い展開を
想定しています。


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任天堂の14年通期業績は7.7倍へ。復活なるか!?

2013-04-24 23:57:11 | 企業を斬る

              
今日、任天堂は、2014年3月期の連結当期利益が前年比674.7%増の
550億円となる見通しを発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130424-00000105-reut-bus_all

有力ソフトの投入などで、携帯型ゲーム機 「ニンテンドー3DS」や 据置型
ゲーム機「WiiU」の販売活性化を見込んでいます。

今年1月に公表した公約通り、連結営業利益予想は1000億円に設定。大阪
市内で会見した岩田社長は、同公約について「やるべきことをやれば達成可能だ」
と話し、自信を見せました。

ロイターによると、主要アナリスト13人が過去90日間に出した営業利益予測の
平均値は761億円で、会社予想はこれを上回っています。

任天堂の今期のハード販売計画は、「WiiU」が900万台(13年3月期実績
345万台)。「Wii」が200万台(同9984万台)、「ニンテンドー3DS」
1800万台(同3109万台)。

今期連結売上高は、前年比44.8%増9200億円、経常利益は758.6%増の
900億円と予想しています。

今期の前提為替レートはドル/円が90円(前期中平均は83.10円)、ユーロが
120円(同107.14円)と保守的に設定しています。

年間配当予想は前年比160円増配の260円。13年4~9月期の業績予想について、
同社の事業の性質上、上半期の重要性が低いとし、今期から非開示としています。

任天堂の復活は、株式市場に取ってインパクト。業績達成できるか、注目しています。

さて、日経平均は、大幅反発し313円高の13843円の大引けとなりました。
(出来高 概算45.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場の大幅上昇と、為替の99円台を支援材料に、前場は13800円
手前でしたが、後場の引けにかけ、先物主導で上げ、日経平均チャートのWトップを 
つきぬけ、月末に14000円台タッチも現実味を帯びた格好です。

注目のNY市場、弱い経済指標の発表と、好決算業績の綱引きスタートで、もみあい。
終了時、底堅い展開に期待。

明日の日経平均、もみ合いを想定しています。


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ユニクロ、世界同一賃金の採用って本当!?

2013-04-23 23:41:28 | 企業を斬る

              
今日、 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井会長兼社長は、店長
候補として採用した、全世界で働く正社員すべてと役員の賃金体系を統一する
「世界同一賃金」を導入する考えを明らかにしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130423-00000006-asahi-ind

海外で採用した社員も国内と同じ基準で評価、成果が同じなら賃金も同水準に
します。

すでに役員や上級部長らは実施し、今後、一部の店長まで広げる。企業のグローバル
展開が加速するなかで、賃金体系の統一にまで踏み込む企業が出てきた格好です。

日本の働き手たちは、新興国や欧米の社員と共通の土俵で働きぶりが評価され、
世界規模の競争を強いられることになる。新制度が根づけば、給与水準が全世界で
均一化していき、比較的高い日本の給与が下がる「賃金のフラット化」につながる
可能性もあります。

最初、記事を目にした時、世界の同一職掌/資格で実施するのかと思ったら、役員、
店長などに限定です。それでも、仕事のパフォーマンスで、年間を通して高成果を
上げた役員等も同賃金だと、モチベーションが上がるか疑問です。

きっと、ボーナスで差をつけるのでしょう。社内英語公用化など、思い切った事をする
柳井社長のファーストリテイリングの動向に注目しています。

さて、日経平均は、小幅下落し38円安の13529円の大引けでした。
(出来高 概算43.4億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、戻りを試しプラス引けでしたが、為替が円高に傾き、東京市場の
重石となり、小幅安の終了となりました。

日経平均の反落により、下落したものの、押し目の強さもあり、節目13500円台
キープしました。明日につながる状況です。

注目のNY市場、3月新築住宅販売件数は、41.7万件(予想、41,6万件)と
改善し、ダウは100ドル超上昇となっています。
また、為替がドル/円で99円台半ばになり、明日の日経平均の追い風になりそう。

明日、4月SQ値の13600円所を超え、年初来高値更新になるかもしれません。


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麻生財務相、「景気回復は、2~3年先」と慎重!?

2013-04-22 23:39:10 | 政治に物申す

              
昨日、麻生財務相は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、
WSJ)に対し、日本の自律的な景気回復は、少なくとも「2~3年先」になると述べ、
デフレ脱却には2年以上かかるとの見通しを示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130422-00000051-jij_afp-bus_all

麻生財務相は「数年かかるだろう。2~3年とみている」と述べるとともに、2年間で
2%の物価上昇率を実現するとの日本銀行の目標について、「日銀の予想よりも
長くかかるのではないかと考えている」と語りました。

週末に行われたG20(主要20か国・地域 財務相・中央銀行総裁会議)は、日本の
大型金融緩和策について、デフレ脱却のために必要だとみなして慎重ながら是認
する共同声明を採択しています。

米国など多くの国は、日本が意図的な円安誘導で輸出拡大を狙っている、との
懸念を表明していたが、共同声明では日本の政策は「デフレ脱却と内需支援を
目指したもの」との認識を共有した格好です。

週明けは、この流れを受け為替の円高是正が進行し、99円台となり、株式市場の
追い風になった格好です。

麻生財務相、「日銀の物価目標より、少し遅くなる。」と言う予想をするなら、政府に
よる財政政策や成長戦略の進捗を早め、足並みをそろえる必要があります。
それとも、消費税の増税時期を延期するのでしょうか。

さて、日経平均は、大幅に続伸し、251円高の13568円の大引けでした。
(出来高 概算44.1億株の商いでした。)

週末NY市場、小反発に加え、G20の「日本の金融緩和と円高是正」へ批判軽減し、
為替のドル/円で99円台が相場を牽引しました。

日経平均の続伸により、5日移動平均線(約13341円)を上回るだけでなく節目
13500円台を超え、4月SQ値を目指す展開です。

為替の100円台の定着となれば、あっさりクリアしそうです。

注目のNY市場、中古住宅販売が予想に届かず、ダウが下げに転じており、終了
まで、どこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、為替が98円台になるようなら反落しそうで、小幅安を想定して
います。


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4月第4週 相場展望と予定

2013-04-21 23:19:07 | 相場展望

               
4/15~週の日経平均は、下落しました。週末のG20会議を控える中、為替
相場が、円高(98円台→96円切れ)に振れ東京市場にアゲンストの風が吹く
結果となりました。

また、商品市況が弱含み傾向の中、週初にかけNY市場の金が暴落。又ボストン
マラソンで爆弾テロも起こり、不安心理が投資マインドに冷や水をかけた格好。

結局、日経平均は、1週間で約169円下落(↓1.25%)の13316円の大引け
となりました。

さて、4月第4週(4/22~4/26)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

注目のG20、円安をめぐる議論が再燃する可能性が警戒さる中、麻生財務相に
よる「G20各国は、日本の経済政策を理解している。」との主旨が伝わる中、黒田
総裁政策も容認で終了し、為替は、99円台の円高是正が進む週明けとなり株式
市場の追い風になりそうです。

4/E~5/Bにかけ、国内企業の決算本格化する中、12年度決算だけでなく
2013年度の見通しも注目。特に輸出企業は、為替レートを円高に設定しており、
上方修正の期待度も高まります。

輸出型企業だけでなく、不動産/ネット/バイオ/ゲーム 等 食指が動く相場
展開になりそうで、連休前のリスクオンの駆け込み買いに対する、高値掴みは
注意が必要です。

日経平均、4月第4週(4/22~4/26)レンジは、13250円~13800円程度を
想定しています。

1.4月第4週(4/22~4/26)主なイベントと予定
 4/22
 日本 3月コンビニエンスストアー売上高
  米   3月中古住宅販売件数
  米   シカゴ連銀全米活動指数
  米   NY連銀総裁、講演
  米   キャタピラー、ハリバートン 等 決算
  米   3Dプリンター・カンファレンス(~4/23、NY)
 4/23
 日本 JFE、日本電産、シマノ、経理、沖縄セルラー 等 各決算
  米   3月新築住宅販売件数
  米   アップル、TI、AT&T、トラベラーズ、コーチ 等 各決算 
 中国 4月HSBC製造業PMI
 NZ   政策金利
 EU  OECD事務総長、講演
 4/24 
 日本 株式分割/配当/優待 等 4月末権利付 最終売買日
 日本 任天堂、キヤノン、松井証券、富士通ゼネ、JSR 等 各決算
  米   3月耐久財受注
  米   ボーイング、スプリント、ネクステル、P&G 等 各決算
 東ア ASEANサミット(~4/25、ブルネイ)
  印   インド市場 休場
  豪   第1四半期消費者物価指数
  独   4月Ifo景況感指数
  伊   イタリア国債入札
 4/25
 日本 オークファン新規上場
 日本 ヤフー、JT、コマツ、京セラ、カゴメ、信越化学、ダイハツ 各決算
 日本 気象庁3カ月予報(5~7月)
   米  新規失業保険申請件数(~4/19迄の週)
  米   エクソンモービル、UPS、ダウ・ケミカル、3M 等 各決算
  豪   市場休場
 NZ   市場休場
  英   第1四半期GDP速報
  4/26
 日本 3月全国消費者物価指数
 日本 日銀金融政策決定会合
 日本 黒田日銀総裁の記者会見
 日本 日銀展望リポート公表
 日本 野村HD、ドコモ、三菱重工、キリン、NEC、ホンダ等 各決算
      3月期決算 後半山場
  米   第1四半期GDP速報
  米   1月~3月期個人消費
  米   ミシガン大学消費者信頼感指数
 4/27
 日本 日銀展望リポート全文公表
 4/28
 日本 主権回復の日式典 開催
 日本 春の天皇賞

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/19)

 19日のNY市場は後半になって円安が加速している。G20が開催されていたが、
 麻生財務相と黒田日銀総裁のG20閉幕後の会見で、日銀の金融緩和は為替
  操作を目的としたものではなく、あくまで国内デフレに対処したものとの日本の
  見解を各国が理解したとしていた。

 G20声明でも「日本の最近の政策はデフレ回避と内需支援を目的とするもの」と
 言及している。円安非難は無く、G20を無難に通過したことで、安心感から更に
 円売りを進めたようだ。

 ドル円は麻生、黒田発言後に買いが強まり、一時99.70付近まで上昇し、100円を
 伺う動きが出ている。ユーロ円も一時130円台に上昇し、豪ドル円は一時101円台
 まで伸び悩んでいたが、102円台を維持した。

 その他、きょうはポンドが軟調。フィッチが英国をAAAからAA+に格下げを発表
 している。ただ、ムーディーズが既に格下げを実施していることや、見通しは安定的
  としていたことから、それ自体への反応は一時的となった。

 ポンドに関してはウィール英中銀委員が前日に、第1四半期GDPが若干のマイナス
 成長でも驚きはなく、弱いインフレ見通しで刺激策の可能性が増すと述べていた。

 前回の政策委員会で同委員は据え置きに賛成しており、追加緩和に慎重だったが、
 場合によっては緩和に傾きそうな気配も出ている。今月の政策委員会で資産購入
 プログラムは6対3で据え置かれたが、もしウィール委員が緩和に回れば拮抗して
 くる。いずれにしろ来週25日に発表される第1四半期の英GDP速報値が大きな鍵と
 なりそうだ。

 前期比で小幅なプラス成長が見込まれており、三番底は回避できるとの見通しだが、
 ネガティブな結果であれば、早期緩和期待は再度高まりそうな可能性もありそうだ。
 ただし、足元のインフレは高い。

 ユーロドルは往って来いの動き。序盤はバイトマン独総裁が、17日のWSJ紙での
 発言は「ECBの金利政策のトレンド変化を示すシグナルではない」と否定した事で
 ユーロ買いの動きが強まった。

 WSJ紙「ECBは利下げを正当化できる情報が新たに出た場合は政策金利を調整
 する」と述べたことを伝えていた。ユーロドルは一時1.3120近辺まで上昇していた
 が、結局、1.3050近辺に戻している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=181629

 米国債利回り
   2年債          0.230(+0.004)
   10年債         1.702(+0.017)
   30年債         2.879(+0.020)
   期待インフレ率    2.319(+0.049)
                 *期待インフレ率は10年債で算出

 19日のNY債券市場で利回りは上昇。この日経済指標の発表も無く材料に乏しい中、
 商品市場の落ち着きや株価も底堅く推移、また、来週に入札を控えていることもあって
 利回りは上昇した。

 10年債利回りは1.7%台を回復し、30年債も一時2.88%まで上昇した。
 2-10年債の利回り格差は147(前日+147)。
                  http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=181626
3.NY株式市場、結果(4/19)

 NY株式19日
   ダウ平均       14547.51 (+10.37 +0.07%)
   S&P500         1555.25 (+13.64 +0.88%)
   ナスダック         3206.06 (+39.69 +1.25%)
   CME日経平均    13665     (大証終比:+295 +2.19%)

 19日のNY株式市場、ダウ平均は小幅高に留まったものの、S&P500やナスダックは
 堅調な動き。ダウ平均に関しては指数算出への寄与度が高いIBMが決算を受けて
 大幅安となったことが響いている。GEが軟調だったことも圧迫。

 ただ、その他のハイテク決算が予想を上回っていたこともあり、また、商品市場も
 落ち着きを取り戻していることから、相場全体は調整一服となっていた。

 ダウ平均は序盤に一時93ドル安まで下落したものの、その後は下げ渋る動き。
 ダウ採用銘柄ではIBMが8%超下落した他、GEも4%近く下落している。
 一方で決算を発表したマイクロソフト、そして、アメックス、ベライゾンが上昇。
 ボーイングも堅調な動き。

 IBMは第1四半期決算が1株利益が3ドルと予想(3.05ドル)を下回った。同社の
 決算が予想を下回るのは2005年以来となることから、市場には衝撃が走っている
 ようだ。ハードウェア、特に欧州での販売不調が響いており、IBMはフランスで
 1200~1400人の人員削減を計画しているという。
 また、同社はローエンド・サーバー部門の売却も検討しており、中国のレノボが
 候補にあがっている。

 ボーイングは米連邦航空局(FAA)が787の運航再開を承認。バッテリー問題解決
 と判断した。

 化学のセラネーゼが大幅高。同社は石炭や天然ガスからエタノールを製造する企業
 だが、アジアでの販売好調や、コスト削減が奏功し、最終利益が予想を大きく上回
 った。

 ナスダックは反発。決算を発表したマイクロソフトやグーグルがハイテク株を牽引。
 来週に決算発表を控えているアップルは下落。

 バイオ医薬品のバーテックスが急騰。同社の、のう胞性線維症治療薬「ivacaftor」
 と治療薬候補VX-661の併用療法における臨床試験で、患者の呼吸が緩和したと発表。
                     http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=181625

4.NY市場、原油先物5月限/金先物6月限 各結果(4/19)

 NY原油先物5月限(WTI)
   1バレル=88.01(+0.28 +0.32%)

 19日のNY原油先物相場は続伸。値ごろ感からの買戻しが続いている。為替市場で
 ユーロドルが上昇したこともフォローとなった。
 ベネズエラのラミレス石油・鉱業相が前日、原油相場の下落を受けたOPEC緊急会合の
 開催の是非について加盟各国が検討していると表明していたこともショートカバーを
 誘発。

 5月限はNY時間に入って伸び悩んだものの、88ドル台を回復している。ただ、上値が
 重い印象は否めない。    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=181619

 NY金先物6月限(COMEX)
   1オンス=1395.60(+3.10 +0.22%)

 19日のNY金先物相場は続伸。値ごろ感からの買戻しが続いており、6月限は一時
 1400ドル台を回復。しかし、金相場の先行きに対する警戒感は根強く、戻り売りが
 上値を抑えている状況は続いている。
                       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=181622


  
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