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7/22(21日祝日)週~の日経平均は、過度な地政学的リスクへの反動と、国内
企業も決算へ突入し、注目企業の内容が良かった事などから、安心感が広がり、
上昇しました。
NY市場もインテルやフェイスブックなど好決算となり、底堅い展開になり東京市場
追い風となった格好です。
結局、日経平均は、1週間で242円上昇(↑1.59%)の15457円の大引けでした。
さて、7月最終週(7/28~8/1)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。
週末のNY市場が下落で終了してるが、為替が円安に戻っており、週明けも為替の
大きな変動がなければ、下値は限定的で済みそうです。
国内企業も決算本格化となり、決算確認してからの参入もありそうです。
ただ、昨日アップしたように、国内で7/29の雇用統計、7/30の6月鉱工業生産、
8/1の大手百貨店売上高など、注目されます。
また、米で7/30のADP雇用統計や週末の6月雇用統計などポイントになります。
注意点は、アルゼンチンのデフォルト危機からの波及であろう。
ただ、東証1部のPERは、15倍弱となって、ここからの下値は限定的と診たい。
日経平均、7月最終週(7/28~8/1)レンジは、15300円~15650円程度を
想定しています。
1.7月最終週(7/28~8/1)主なイベントと予定
7/28
日本 7月末割り当て権利付(配当/分割/株主優待)最終売買日
日本 日産、JSR、キーエンス、ヒューリック 各決算
米 6月中古住宅販売成約指数
米 国債購入 2年債(290億ドル)
米 タイソンフーズ 決算
イス イスラム教 ラマダン明け予定
世 第一次世界大戦開戦から100年
7/29
日本 6月有効求人倍率
日本 6完全失業率
日本 6月家計調査
日本 6月小売売上高
日本 野村HD、OLC、ガンホー、ホンダ、花王、JAL 各決算
日本 マツダ、チノー、大末建 等 100株へ変更
米 FOMC(~7/30)
米 5月S&Pケースシラー住宅価格
米 7月コンファレンスボード消費者信頼感
米 国債購入 5年債(350億ドル)
米 ファイザー、メルク、アメリカン・エキスプレス、UPS、アムジェン
アフラック、コーニング、ニューモント・マイニング 各決算
独 ドイツ銀行 決算
ス UBS 決算
7/30
日本 日銀議事録
日本 6月鉱工業生産(7、8月予測調査)
日本 JFE、任天堂、JR東日本、三井住友、NEC、コロプラ 各決算
米 FOMC
米 第2四半期GDP速報値
米 7月ADP雇用統計
米 国債購入 7年債(290億ドル)
米 グッドイヤー、ホールフーズ、メットライフ、ウェルポイント
バレロ・エナジー、ヒューマナ 各決算
英 バークレイズ 決算
ス 第2四半期スペインGDP速報
7/31
日本 6月毎月勤労統計調査
日本 三菱地所、日立、三菱UFJ、ベネッセ、東武、ソニー 各決算
日本 鈴木(東証2部 → 東証1部へ変更)
米 新規失業保険申請件数(~7/26までの週)
米 国債償還 2年債(350億ドル)
5年債(399億ドル)
米 エクソンモービル、アンハイザー・ブッシュ、コノコ・フィリップス
マスターカード、ディレクTV、CMEグループ、エイボン 各決算
独 7月失業率
EU 6月ユーロ圏失業率
EU 7月ユーロ圏消費者物価
8/1
日本 黒田日銀総裁 講演
日本 7月大手百貨店売上高
日本 7月自動車販売台数
日本 武田、キッコーマン、旭化成、三菱ケミ、菱ガス化学、イビデン 各決算
米 7月雇用統計
米 7月自動車販売統計
米 7月ISM製造業景況指数
米 7月ミシガン大学消費者信頼感指数 改定値
米 7月自動車販売台数
米 シェブロン、P&G、ロイヤルバンクスコットランドグループ
中国 7月製造業PMI
仏 アクサ ソシエテ ジェネラル 各決算
2.NY市場、為替/債券 各結果(7/25)
今日のNY市場はドル買いが優勢となった。欧米がロシアへの制裁強化の姿勢を
示す中、懸念が高まっており、為替市場は逃避的なドル買いが強まった。一方、
円相場は円高が強まっている。
EUがロシアへの制裁を強化する姿勢を見せており、来週にはエネルギー技術へ
のアクセス制限などが追加されるとの見方も強く、石油産業が標的となりそうだ。
一方でロシアから分離派に、早ければ週末にも強力な武器が引き渡されるとの
観測も伝わっている。来週も引き続きリスクが意識されそうな情勢。
また、きょうは6月の米耐久財受注が発表され、市場予想を上回る結果となった。
ただ、それ自体の反応は限定的。受注は好調だったものの、6月の米製造業出荷
(非国防/除航空機)が予想外の減少となったことが嫌気。出荷指数はGDP算出
に使用される指標でもあり、この結果を受けて、来週の第2四半期GDP予想を
下方修正する向きも多く見られた。
きょうのドル円は102円台を試す動きも見られたが、結局、達成できずに伸び悩ん
でいる。米株の下落も圧迫したが、前日のアマゾンの決算が嫌気されていたようだ。
102円付近はオプション絡みなど、かなり強い抵抗が出ており、一旦、短期筋も諦
めたようだ。ただ、101円台後半は維持されており、102円台回復への期待感は
残している。
ユーロドルは1.34台前半まで下落。この日発表になったIfo景況感指標が弱い内容
となったことをきっかけに、再び売りが優勢となった。
きょうの動きで2月につけた年初来安値の水準を完全に下放れしており、下値警戒
感を更に強めている。ロシアへの制裁強化が見込まれる中、ユーロ圏との結びつき
が強いロシア経済への懸念もユーロの重石となっている模様。目先は昨年11月に
つけた1.3300が視野に入りそうだ。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224828
米国債利回り
2年債 0.488(-0.004)
10年債 2.466(-0.037)
30年債 3.239(-0.057)
期待インフレ率 2.270(+0.027)
*期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になった6月の米耐久財受注は
予想を上回る内容だったものの、ポジティブな反応はなく、来週発表になる逆に
第2四半期のGDPへの懸念を高めた。
米製造業出荷(非国防/除航空機)が予想外の減少となったことが圧迫。出荷
指数はGDP算出に使用される指標でもあり、この結果を受けて、第2四半期の
GDPを多少高めに見積もっていた向きから予想の下方修正が相次いでいる。
きょうはアマゾンやビザの決算を受け株価が利益確定売りに押されていたことも、
利回りを押し下げている。欧米がロシアへの制裁強化を検討しており、リスク
回避的な雰囲気も強まっている。
10年債利回りは2.46%台まで低下し、30年債も3.23%台まで低下。
2-10年債の利回り格差は+198(前日+202)。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224827
3.NY株式市場 結果(7/25)
NY株式25日
ダウ平均 16960.57(-123.23 -0.72%)
S&P500 1978.34( -9.64 -0.48%)
ナスダック 4449.56( -22.54 -0.50%)
CME日経平均 15445 (大証比:-5 -0.03%)
今日のNY株式市場は利益確定売りが強まった。前日のアマゾンやビザの決算が
冴えず、消費関連を中心に利益確定売りが強まった。EUがロシアへの制裁を強化
する姿勢を示しており、来週にはエネルギー技術へのアクセス制限などが追加される
との見方も強く、石油産業が標的となりそうだ。ウクライナ情勢への懸念も株価を圧迫
している。
ダウ採用銘柄ではビザの他、アメックスも連れ安。ユナイテッド・ヘルス、ナイキも軟調。
一方、シスコやベライゾンなど通信関連が堅調。
ドラックストアのライトエイドが商いを伴って下落。ヘッジファンドが顧客に対して、同社
株のロングを第2四半期に閉じたことを明らかにした。
インターネットラジオのパンドラメディアが大幅安。4-6月期決算は大幅な増収だった
ものの、見通しが弱く、リスナーの伸びも予想ほど拡大していなかったことが嫌気され
ている。
ナスダックも下落。アマゾンが9%下落し指数を圧迫した。一方、アップルやフェイス
ブックは堅調。
きのうに引き続き不動産サイトのジローが大幅続伸。同業のトゥルーリアの買収方針を
引き続き好感されている。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224826
4.NY市場、原油先物9月限/金先物12月限 各結果(7/25)
NY原油先物9月限(WTI)
1バレル=102.09(+0.02 +0.02%)
ブレント先物9月限(ICE)(終値)
1バレル=108.39(+1.32 +1.23%)
ブレント-WTI 6.30(前日5.00)
今日のNY原油先物相場は横ばい。需給懸念が後退しており、序盤は売りが優勢で
NY時間に入ってきたものの、NY時間に入って急速に買い戻されている。
ウクライナ情勢が再び混沌としてきており、EUがロシアへの制裁を強化する姿勢
を示している。来週にはエネルギー技術へのアクセス制限などが追加されるとの見
方が強く、石油産業が標的となりそうだ。
9月限は101.00付近まで下落していたが、短時間に一気に102ドル台に買い戻される
動きとなった。 http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224820
NY金先物12月限(COMEX)
1オンス=1305.30(+12.60 +0.97%)
今日のNY金先物相場は反発。ウクライナ情勢が再び混沌としてきており、EUが
ロシアへの制裁を強化する姿勢を示している。来週にはエネルギー技術へのアクセス
制限などが追加されるとの見方が強く、石油産業が標的となりそうだ。
逃避買いから12月限は1300ドル台を回復している。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224822
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