「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

決算ピーク!営業益11.8%増も、まだ伸びる!?

2014-07-31 23:59:03 | 企業を斬る

            
今日、東証1部上場企業の2014年4~6月期決算の発表が、ピークを迎えました。
4月の消費増税の影響が注目されたが、自動車や電機など製造業を中心に増収増益が
多く、SMBC日興証券によると、営業利益は前年同期比11.8%増と2ケタ増でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000110-mai-brf

ただ、小売りや不動産は増税前の駆け込み需要の反動で減益になり、明暗が分かれて
います。

SMBC日興証券が、30日迄に決算発表の316社(東証1部全体の22.8%)、集計
しました。売上高は前年同期比5.1%増、営業利益は11.8%増、最終利益は7.1%
増。通期の業績予想を上方修正の企業は13社で、下方修正の4社を上回る。

ホンダは売上高が4~6月期として過去最高の2兆9882億円で、通期予想も上方
修正。日産も、売上高が過去最高でした。円安を背景に、海外での販売が好調だが、
国内での消費増税の影響が「想定以上に厳しい」(マツダの藤本執行役員財務本部長)
との声も漏れました。

電機は日立やパナソニック、東芝、ソニーなどの営業利益が軒並み2ケタ増でした。
インフラや自動車関連機器の受注が伸びた。鉄鋼や化学等 素材関連メーカーも増収
増益となっています。

一方、小売りは、営業利益が16.3%減。不動産は36.6%減と、消費増税後の販売
減が響いた格好です。円安に伴う燃料費の高騰で、倉庫・運輸関連14.3%減となり
ました。昨年は、アベノミクスによる株高の恩恵を受けた銀行や証券も減収減益となっ
ています。

SMBC日興証券の太田クオンツアナリストは「業種によって濃淡はあるが、消費増税
影響はおおむね想定内にとどまった。今後は物価上昇や人手不足への対応が注目
される」と話しています。

概ね 想定内の増収増益で、決算良好な企業群が下値支えになりそうです。

さて、日経平均は、5日ぶりに反落し25円安の15620円の大引けでした。
(出来高 概算24億株の商いでした。)

NY市場は下落も、シカゴ先物が底堅く、寄付きから15700円台をつけたものの、
大引けにかけ、先物主導で売られ、マイナスで終了しました。

日経平均の小幅下落も、ボリンジャーバンド+2σ辺りにあり、決算に裏打ちされた
ファンダメンタルズを見ても、株価水準は上値追いできる状況にあります。
さらにリバウンドの余地ありと診ています。

注目のNY市場、先程発表になったシカゴPMIは弱い内容でも、昨日のイベントを
受けて米利上げ期待が高っており、週末の雇用統計前、NY株式市場は、大きく下落
したスタート。終了時 どこまで戻せるかポイント。

明日の日経平均、欧米の株安を受けてのスタートになろうが、下ひげをつけて陽線
引けとなるか、注目されます。


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米利上げを織り込み始めた市場?為替の円高是正進むか!?

2014-07-30 23:58:14 | マ-ケット

            
膠着相場を抜け出してきたドル/円の原動力は、米2年債利回りの上昇です。
堅調な米経済指標を背景に米利上げを織り込み始めており、5月の0.3%前半
から0.5%半ばまで上昇しています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140730-00000111-reut-bus_all

ただ、今晩のFOMCやGDP発表などを前の投機的な動きである可能性もあり、
これらのイベントを通過した後もトレンドが続くかが焦点となります。

世界的な金利低下傾向に逆行する動きを見せているのが米2年債です。
7/29市場では0.547%まで上昇。2011年5月以来、約3年2カ月ぶりの
高水準となっています。一方、5年債や10年債利回りは低いままで、金利曲線は
いわゆるフラット化が進んでいます。

短い年限の金利上昇の背景は、FRBの利上げを市場が織り込み始めたからだ。
現在進めているテーパリング(量的緩和縮小)は10月に終了。
当局者から引き締めに至る「出口戦略」の道順は明確に語られていないものの、
市場はいち早く利上げを織り込み始めています。

その裏付けは堅調な米経済指標。寒波の影響で1~3月期GDPの落ち込みは
2.9%減と大きかったが、その後は順調に改善し、7月に入っても フィラデルフィア
地区連銀業況指数や、消費者信頼感指数などが大きく改善しています。

急激な連続利上げが想定されていないこともあって5~10年債利回りは低いまま
だが、「金融政策が動き出そうという時は、短い国債金利に注目が集まり易い。」
(東海東京調査センター・シニアストラテジストの柴田氏)という。

ドル/円は長らくの膠着相場を脱し、102円台を突破、さらなる上値を伺うう勢い。

今夜の米GDPに注目です。

さて、日経平均は、4日続伸し28円高の15646円の大引けとなりました。
(出来高 概算19.4億株の商いでした。)

NY市場が下落も、為替の円高是正を好感した動きが、東京市場の追い風になり、
上値追いは慎重も、15600円台中盤に来ました。先高感あります。

日経平均の続伸により、ボリンジャーバンド拡大に伴う上方線に添い、上を目指す
展開。明日の月末終了時に延ばせるかポイント。

注目のNY市場、先程の米GDP発表の上方修正を受け、ドル買いが続いており、
ドル/円は102.8円台まで行っており、米国債利回りも、短期ゾーンが上昇して
います。NY株式市場は、当初GDPを好感し買われた後、下落となっています。

終了時、どこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、為替の円高是正を背景に、5日続伸にチャレンジです。


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視界広がり、日経平均16000円は通過点!?

2014-07-29 23:58:14 | マ-ケット

            
今日、東京株式市場で、日経平均株価が3日続伸。終値で前日比88.67円高の
15618.07円となり、約6か月ぶりに15600円台を回復しました。

海外ではウクライナ情勢やパレスチナ情勢、国内でも4月の消費増税の影響が懸念
されるなどマイナス要因が目立つのに、「16000円も通過点」との声があがるほど、
「超強気」の見方もある様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140729-00000006-jct-bus_all

日経平均株価が、15600円を上回るのは、今年1/23以来のこと。外国為替
市場でやや円安ドル高が進んだのにつれて、日経平均先物に買いが入ったことで、
現物株の買いを誘ったとされ、前日比の上昇幅は一時100円を超えました。

7/28、好業績を発表した日産やキーエンスをはじめ、企業の業績は悪くない。
とはいえ、29日に発表となった家計調査や失業率などをみると、株価の勢いほど
強気にはなれそうもありません。

最近は円安も一服。1ドル101円~104円程度で推移。輸出量が減り貿易赤字は
広がっています。エネルギーコストは高止まりしたままです。

総務省の6月家計調査によれば、2人以上の世帯消費支出は約27.3万円/世帯で
物価変動の影響を除いた実質ベースで、前年同月に比べて3.00%減少。
これで減少は3か月連続で、消費税率の引き上げの反動減が続いています。

一方の実収入も、6.6%減の約71万円と、9か月連続のマイナス。また、6月の
有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.10倍。

バブル経済が崩壊して直後の1992年6月(1.10倍)に並ぶ22年ぶりの高
水準となったものの、完全失業率は、3.7%で前月比0.2ポイント上昇。
10か月ぶりの悪化となるなど、どうもすっきりしない。

第一生命経済研究所経済調査部のエコノミスト、藤代氏は「金融市場ではウクライナ
パレスチナの情勢はすでに織り込み済み。例えば、マレーシア航空機の撃墜事件でも
市場がほとんど反応しなかったのはそのためといえます。国内では、6月の失業率は
悪化しましたが、日本全体としてはそれほど悪いわけではありません。

賃金も一人あたりは横ばいですが、雇用のすそ野は増えているので全体では2%程度
増えています。消費増税の影響は想定の範囲内です」と、楽観的です。

「心配された消費増税の影響がそれほどでもないことから、このところ様子見をして
いた投資家がこれから動き出すはずです」とみています。

エコノミストが楽観論を言うと「大幅下落は忘れた頃にやって来る。」の例えもあり、
8月お盆に向け、株価がどう動くか、注目しましょう。

という事で、今日の日経平均は、冒頭に書いたとおりでした。
(出来高は、概算16.8億株と薄商いでした。)

日経平均、東証1部の値上がり数は、1000を超え、全体の過半数です。

日経平均、ボリンジャーバンドは、拡大傾向で、上値追いの素地が出来上がり、月末
どこまで伸ばせるか、注目しています。

さて、注目のNY市場、上昇してのスタートで、終了時プラス引けが期待できそう。

明日の日経平均、為替がドル/円で102円台維持なら、4日続伸にチャレンジで
先物がどう動くか注目しましょう。


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ソニー本社の土地売却も、売却先が!?

2014-07-28 23:59:08 | 企業を斬る

            
今日、ソニーは、JR品川駅の近くにある本社(東京都港区)の土地を、子会社の
ソニー生命保険に528億円で売却すると発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00050119-yom-bus_all

売却する土地は、約18000㎡。2006年10月に完成した本社の建物(地上
20階、地下2階)はソニー生命が、土地はソニーが保有してるが、今回の売却で
土地もソニー生命が所有することになります。ソニー広報部は売却について「企業
体質を強化するために行っている保有資産の見直しの一環」と説明しています。

保有資産の見直しでは、これまでにもソニー創業の地と言われている「御殿山地区」
(東京都品川区)の旧本社など、複数の不動産の売却を進めてきました。

今回、売却しても、所有先がソニー関連会社になっており、固定資産を付け替え、
本体の9月中間期決算の営業外収益に含めるとしたら、中間期のP/LやB/Sの
体裁を整えるものに写ってしまいます。

ソニー生命保険に売却するメリットをどう説明するのか、今後に注目しています。

さて、日経平均は、続伸し71円高の15529円の大引けでした。
(出来高 概算19.3億株の商いでした。)

週末のNY市場、ダウが100ドル超下げる中、下値は限定的でリバウンド継続で
今年1/23以来 半年振りの水準に戻ってきました。

この情報トレンドが継続するのか、今週の株価の動きは注目です。

注目のNY市場、先程 発表になった6月の中古住宅販売件数は予想外マイナス。
米住宅市場の先行き不安感を残す格好で、好調な企業決算を受け、どこまで戻すか
ポイント。

明日の日経平均、もみ合いを想定していますが、下ひげをつけての陽線引けとなるか
先物の動きに注目しましょうか。


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7月最終週 相場展望と予定

2014-07-27 23:39:21 | 相場展望

           
7/22(21日祝日)週~の日経平均は、過度な地政学的リスクへの反動と、国内
企業も決算へ突入し、注目企業の内容が良かった事などから、安心感が広がり、
上昇しました。

NY市場もインテルやフェイスブックなど好決算となり、底堅い展開になり東京市場
追い風となった格好です。

結局、日経平均は、1週間で242円上昇(↑1.59%)の15457円の大引けでした。

さて、7月最終週(7/28~8/1)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

週末のNY市場が下落で終了してるが、為替が円安に戻っており、週明けも為替の
大きな変動がなければ、下値は限定的で済みそうです。

国内企業も決算本格化となり、決算確認してからの参入もありそうです。

ただ、昨日アップしたように、国内で7/29の雇用統計、7/30の6月鉱工業生産、
8/1の大手百貨店売上高など、注目されます。

また、米で7/30のADP雇用統計や週末の6月雇用統計などポイントになります。
注意点は、アルゼンチンのデフォルト危機からの波及であろう。

ただ、東証1部のPERは、15倍弱となって、ここからの下値は限定的と診たい。

日経平均、7月最終週(7/28~8/1)レンジは、15300円~15650円程度を
想定しています。

1.7月最終週(7/28~8/1)主なイベントと予定
 7/28
 日本 7月末割り当て権利付(配当/分割/株主優待)最終売買日
 日本 日産、JSR、キーエンス、ヒューリック 各決算
  米   6月中古住宅販売成約指数
  米   国債購入 2年債(290億ドル)
  米   タイソンフーズ 決算
 イス イスラム教 ラマダン明け予定
  世   第一次世界大戦開戦から100年
 7/29
 日本  6月有効求人倍率
 日本 6完全失業率
 日本 6月家計調査
 日本 6月小売売上高
 日本 野村HD、OLC、ガンホー、ホンダ、花王、JAL 各決算
 日本 マツダ、チノー、大末建 等 100株へ変更
  米   FOMC(~7/30)
  米   5月S&Pケースシラー住宅価格
  米   7月コンファレンスボード消費者信頼感
  米   国債購入 5年債(350億ドル)
  米   ファイザー、メルク、アメリカン・エキスプレス、UPS、アムジェン
      アフラック、コーニング、ニューモント・マイニング 各決算
  独   ドイツ銀行 決算
  ス   UBS 決算
 7/30 
 日本 日銀議事録
 日本 6月鉱工業生産(7、8月予測調査)
 日本 JFE、任天堂、JR東日本、三井住友、NEC、コロプラ 各決算
  米  FOMC
  米  第2四半期GDP速報値
  米  7月ADP雇用統計
  米  国債購入 7年債(290億ドル)
  米  グッドイヤー、ホールフーズ、メットライフ、ウェルポイント
     バレロ・エナジー、ヒューマナ 各決算
  英  バークレイズ 決算
  ス  第2四半期スペインGDP速報
 7/31
 日本 6月毎月勤労統計調査
 日本 三菱地所、日立、三菱UFJ、ベネッセ、東武、ソニー 各決算
 日本 鈴木(東証2部 → 東証1部へ変更)
  米   新規失業保険申請件数(~7/26までの週)
  米   国債償還 2年債(350億ドル)
               5年債(399億ドル)
  米  エクソンモービル、アンハイザー・ブッシュ、コノコ・フィリップス
     マスターカード、ディレクTV、CMEグループ、エイボン 各決算
  独  7月失業率
 EU 6月ユーロ圏失業率
 EU 7月ユーロ圏消費者物価
 8/1
 日本 黒田日銀総裁 講演
 日本 7月大手百貨店売上高
 日本 7月自動車販売台数
 日本 武田、キッコーマン、旭化成、三菱ケミ、菱ガス化学、イビデン 各決算
  米  7月雇用統計
  米  7月自動車販売統計
  米  7月ISM製造業景況指数
  米  7月ミシガン大学消費者信頼感指数 改定値
  米  7月自動車販売台数
  米   シェブロン、P&G、ロイヤルバンクスコットランドグループ
 中国 7月製造業PMI
  仏   アクサ ソシエテ ジェネラル 各決算
 
2.NY市場、為替/債券 各結果(7/25)

 今日のNY市場はドル買いが優勢となった。欧米がロシアへの制裁強化の姿勢を
 示す中、懸念が高まっており、為替市場は逃避的なドル買いが強まった。一方、
 円相場は円高が強まっている。

 EUがロシアへの制裁を強化する姿勢を見せており、来週にはエネルギー技術へ
 のアクセス制限などが追加されるとの見方も強く、石油産業が標的となりそうだ。

 一方でロシアから分離派に、早ければ週末にも強力な武器が引き渡されるとの
  観測も伝わっている。来週も引き続きリスクが意識されそうな情勢。

 また、きょうは6月の米耐久財受注が発表され、市場予想を上回る結果となった。
 ただ、それ自体の反応は限定的。受注は好調だったものの、6月の米製造業出荷
 (非国防/除航空機)が予想外の減少となったことが嫌気。出荷指数はGDP算出
  に使用される指標でもあり、この結果を受けて、来週の第2四半期GDP予想を
  下方修正する向きも多く見られた。

  きょうのドル円は102円台を試す動きも見られたが、結局、達成できずに伸び悩ん
  でいる。米株の下落も圧迫したが、前日のアマゾンの決算が嫌気されていたようだ。

  102円付近はオプション絡みなど、かなり強い抵抗が出ており、一旦、短期筋も諦
  めたようだ。ただ、101円台後半は維持されており、102円台回復への期待感は
  残している。

  ユーロドルは1.34台前半まで下落。この日発表になったIfo景況感指標が弱い内容
  となったことをきっかけに、再び売りが優勢となった。

  きょうの動きで2月につけた年初来安値の水準を完全に下放れしており、下値警戒
  感を更に強めている。ロシアへの制裁強化が見込まれる中、ユーロ圏との結びつき
  が強いロシア経済への懸念もユーロの重石となっている模様。目先は昨年11月に
  つけた1.3300が視野に入りそうだ。   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224828

 米国債利回り
   2年債         0.488(-0.004)
   10年債       2.466(-0.037)
   30年債       3.239(-0.057)
   期待インフレ率  2.270(+0.027)
                 *期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表になった6月の米耐久財受注は
 予想を上回る内容だったものの、ポジティブな反応はなく、来週発表になる逆に
 第2四半期のGDPへの懸念を高めた。

 米製造業出荷(非国防/除航空機)が予想外の減少となったことが圧迫。出荷
 指数はGDP算出に使用される指標でもあり、この結果を受けて、第2四半期の
 GDPを多少高めに見積もっていた向きから予想の下方修正が相次いでいる。

 きょうはアマゾンやビザの決算を受け株価が利益確定売りに押されていたことも、
 利回りを押し下げている。欧米がロシアへの制裁強化を検討しており、リスク
 回避的な雰囲気も強まっている。

 10年債利回りは2.46%台まで低下し、30年債も3.23%台まで低下。
 2-10年債の利回り格差は+198(前日+202)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224827
3.NY株式市場 結果(7/25)

 NY株式25日
   ダウ平均       16960.57(-123.23 -0.72%)
   S&P500        1978.34(   -9.64 -0.48%)
   ナスダック         4449.56( -22.54 -0.50%)
   CME日経平均  15445     (大証比:-5 -0.03%)

 今日のNY株式市場は利益確定売りが強まった。前日のアマゾンやビザの決算が
  冴えず、消費関連を中心に利益確定売りが強まった。EUがロシアへの制裁を強化
  する姿勢を示しており、来週にはエネルギー技術へのアクセス制限などが追加される
  との見方も強く、石油産業が標的となりそうだ。ウクライナ情勢への懸念も株価を圧迫
  している。

 ダウ採用銘柄ではビザの他、アメックスも連れ安。ユナイテッド・ヘルス、ナイキも軟調。
  一方、シスコやベライゾンなど通信関連が堅調。

 ドラックストアのライトエイドが商いを伴って下落。ヘッジファンドが顧客に対して、同社
  株のロングを第2四半期に閉じたことを明らかにした。

 インターネットラジオのパンドラメディアが大幅安。4-6月期決算は大幅な増収だった
 ものの、見通しが弱く、リスナーの伸びも予想ほど拡大していなかったことが嫌気され
 ている。

 ナスダックも下落。アマゾンが9%下落し指数を圧迫した。一方、アップルやフェイス
 ブックは堅調。

 きのうに引き続き不動産サイトのジローが大幅続伸。同業のトゥルーリアの買収方針を
 引き続き好感されている。       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224826

4.NY市場、原油先物9月限/金先物12月限 各結果(7/25)

 NY原油先物9月限(WTI)
   1バレル=102.09(+0.02 +0.02%)
 ブレント先物9月限(ICE)(終値)
   1バレル=108.39(+1.32 +1.23%)
 ブレント-WTI 6.30(前日5.00)

 今日のNY原油先物相場は横ばい。需給懸念が後退しており、序盤は売りが優勢で
 NY時間に入ってきたものの、NY時間に入って急速に買い戻されている。

 ウクライナ情勢が再び混沌としてきており、EUがロシアへの制裁を強化する姿勢
 を示している。来週にはエネルギー技術へのアクセス制限などが追加されるとの見
 方が強く、石油産業が標的となりそうだ。

 9月限は101.00付近まで下落していたが、短時間に一気に102ドル台に買い戻される
 動きとなった。            http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224820

 NY金先物12月限(COMEX)
   1オンス=1305.30(+12.60 +0.97%)

 今日のNY金先物相場は反発。ウクライナ情勢が再び混沌としてきており、EUが
 ロシアへの制裁を強化する姿勢を示している。来週にはエネルギー技術へのアクセス
 制限などが追加されるとの見方が強く、石油産業が標的となりそうだ。

 逃避買いから12月限は1300ドル台を回復している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=224822

 


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リバウンド相場継続!17年前の夏相場は!?

2014-07-26 23:58:43 | 役立つ投資情報

           
今日も、猛暑日が全国各地で観測されましたね。暑い夏到来で、相場もヒート
アップしていくのが注目されます。

今宵は、8/28週を占うトレンド記事をアップすることにします。

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上場企業の今3月期第1四半期(4~6月)決算発表が、いよいよ来週(7/28~
8/1)から本格化する。決算敏感型の個別物色人気もボルテージは上がっていく。

同時に注目されるのが、30日朝発表の6月鉱工業生産をはじめとする統計数値だ。

消費増税の影響を探る上で見逃せない。17年前の消費増税時では6月の鉱工業
生産落ち込みが、その後の株価崩落の引き金になった経緯がある。ミクロ(個別企業)
とマクロ(景気)――この両面から、株式相場は来週、重要な分岐点を迎えます。

17年前の夏相場とは異なり、今回は上昇トレンドを再確認する週になるだろう。

4~6月決算発表の先行組のうち、特にマーケットの関心が高かったのは日本電産と
ファナック。いずれも堂々たる増益を達成した。

こうした決算内容は、来週以降に相次ぐ、後続の実力企業のいわば「先行指標」だ。

7/29のコマツとホンダ、7/30の三菱電機、NEC、7/31の新日鉄住金といった
主力銘柄は、上期や通期業績予想の増額修正を予期させる内容になるだろう。

もちろん、先取りを争う株式市場が一筋縄でいかないのも事実。
決算発表翌日の日電産が利益確定売りを浴びて高値波乱となったように、前評判が
高かった銘柄は材料出尽くしムードが広がる可能性はある。

しかし、それはあくまでもスピード調整にとどまるはず。需給思惑が幅を利かせる
材料株や仕手株とは違って、好業績実力株は、目先調整を終えれば、よほど買わ
れ過ぎの状態でない限り、繰り返し「実態が株価を突き上げる」のが通例だ。


マクロの統計で注目したいのは、7/29発表の6月家計調査と小売売上高、それに
7/30朝発表の6月の鉱工業生産など。このうち、鉱工業生産は、17年前7月末
その後のアジア通貨危機に先立って株価暴落の引き金を引いた経緯がある。

1997年4月、消費税率が3%から5%に引き上げられたものの、日経平均株価は
4月中旬から6月下旬まで順調に戻し、増税による景気失速懸念は和らいだかに見
えた。ところが、同年7月30日発表の6月の鉱工業生産は前月比マイナス3.1%と
なり、在庫も増加。これを受けて、株価は7月末から崩れ始める。8月2日発表の7月
新車販売台数は前月比10%減と、ボーナス商戦は不発に終わった。

8月中旬以降は、タイ・バーツ等アジア通貨危機が猛威を振るい、11月の山一証券
の破たんなど金融パニックにつながっていく。しかし、株価下落の「始点」は国内景気
の不調表面化にあった。


「17年前の悪夢」は甦(よみがえ)るのか――。そのリスクはほとんどない、というの
が現状での株価診断である。

17年前とは、景況感がまるで違う。雇用過剰感があった97年当時に対し、現在は
直近5月の有効求人倍率が1.09倍と約22年ぶりの高水準。97年7月30日には
多田建設が破綻するなど建設業界は冬景色に染まったが、受注拡大に沸く今回全く逆。

日経平均ベースでのPERも17年前の7月末の53倍に対し、現在は14.8倍
(24日時点)。
マネタリーベースをほとんど増やさなかった17年前の日銀と、異次元緩和策をとる
黒田・日銀とのスタンスは決定的に違う。

戻り売りが正解だった17年前の夏。今回は逆に、「押し目買い一貫」の夏。
日経平均は25日、7月4日の戻り高値1万5437円を抜いた。1万5600円台を
目指すだろう。
--------------------------------------

さて、明後日から、どのような展開が待っているでしょうか。

7月最終週 相場展望と予定は、明日書き込みします。


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素直な決算に株価が反応!?

2014-07-25 23:59:29 | 企業を斬る

            
本格化し始めた国内企業の4~6月期決算発表に対する株価の反応は、市場
予想を基準とした「素直」な反応となっています。予想中央値を上回れば、株価は
上昇、下回れば下落する銘柄が多い。

事前の期待値が高過ぎも低過ぎもせず、ポジションの偏りが小さいためです。ただ、
中国など世界経済の足取りは弱く、国内も消費増税後のマクロ指標はマチマチ。
今後の業績には不安が残り、日本株の先行きも不透明感が濃いようです。

24日の東京株式市場では、同じ好決算でも、市場予想に届いたかどうかで、株価
反応の明暗が分かれました。

半導体検査装置大手のアドバンテストが、昨日 発表した2014年4~6月期連結
決算は、営業損益が24億円の黒字と前年同期実績(33億の赤字)から回復した。
しかし、市場コンセンサスは約29億円。今日の株価は前日比83円(6.7%)安と
なり、東証1部の値下がり率2位と沈みました。

一方、同じく昨日4~6月期決算を発表したファナックは、930円(5.3%)と大幅高。
ロボマシン部門売上高が前年同期比で約3.7倍となった事などを原動力に営業利益
664億円の黒字と、市場予想の620億円程度を上回ったためです。
売買代金は東証1部の4位と膨らみ、25日の日本株市場のけん引役となりました。

2014年12月期の連結売上高予想を1000億円下方修正したキヤノンは売りが
先行したが、営業利益予想は市場予想とほぼ変わらないこともあり、終値では5円安
(0.15%)とほぼ横ばいでした。

日経平均が1.13%上昇したことから、相対的には低パフォーマンスだが、業績を
材料とする動意は乏しかった。

決算に対する株価の反応が業績増減ではなく、予想が基準であるのは、「ノーマル」
といえるが、現実の市場では「ノーマル」な反応になるとは限らない。
期待の織り込み度合い次第などで、市場予想を上回っても買いとならない場合もある。

今回の決算発表は始まったばかりだが、今のところ「素直」な反応が多いのは、ここ
1カ月間続く、こう着相場が背景とみられている。
「薄商いが続き、ポジションの偏りが小さいようだ。業績に対する期待値も高過ぎず、
低過ぎずニュートラル。こうしたことが素直な株価の反応になっている」とSMBC
フレンド証券・チーフストラテジストの松野氏は指摘しています。

ここからは、市場期待が高すぎず、放置されてきた銘柄の程よい決算だろう。
ジワリと
上がっていく銘柄を探すのも、おもしろいかもしれません。

さて、日経平均は、大幅に反発し173円高の15457円の大引けでした。
(出来高 概算20.9億株の商いでした。)

NY市場が小幅安の中、為替の円高一服が、株価押し上げの要因になり、大引けに
かけ、先物主導の買いも入り、引け高で週末を迎えました。

日経平均の大幅反発で、ボリンジャーバンドの+1σを突破し、先高感の週末。
来週に繋がった格好です。

週末のNY市場、6月の耐久財受注は、予想を上回ったものの、米製造業出荷受け
GDPの下方修正相模様となっており、下落しています。
どこまで戻すかポイント。

日経平均は、週末の引け味がよく、来週につながりました。

ブロガー/読者の皆さん、熱帯夜の中、良い週末を!!


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昔ながらのハッカ製品がバカ売れ!?

2014-07-24 23:58:59 | ニュ-スからひと言

            
連日暑さが増す中、清涼感を得られる日用品として、昔ながらのハッカが見直さ
れています。かつての名門商社「鈴木商店」の流れをくむ神戸の業者が売り出した
ハッカ製品も、口コミで反響が広がっています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140724-00000539-san-bus_all

ハッカの原材料を輸入・卸販売する鈴木薄荷(はっか)(神戸市)は、法人向け
事業が中心だが、6月から消費者向けに、「ハッカセット」(税込み600円)を
売り出したところ、月当たり100セットを売り上げる隠れた人気商品になった。

セットは、ハッカの油(10ml)と結晶(8g)の小瓶が1つずつ。油や結晶を溶か
したお風呂に入ったり、水で薄めて体に塗ったりすると、体感温度が下がり、
涼しさを感じると評判です。虫よけの効果もあるという。

もうひとつの注目点は、商品に貼られた「かね辰」マーク。明治から昭和にかけ
財閥系商社をもしのぐ売上高を誇った鈴木商店の商標を、鈴木薄荷が昭和2年に
ハッカ事業を継承した際に唯一引き継いだ。

年商約13億円、従業員25人の老舗中小企業がインドから輸入するハッカは、
高品質に定評があり、湿布材やたばこ、ガムなどに使われるおなじみの素材です。

セットは、摩耶ロープウエー「星の駅」の観光施設「摩耶ビューテラス702」で、
9月まで限定販売されるそうです。

鈴木薄荷の高畑取締役は「鈴木商店時代を含めると100年の歴史がある当社の
ハッカの良さを知ってもらうきっかけになれば」と話しています。

この際ネット販売すれば、口コミで広がり、全国区になるかもしれません。
この商品の今夏の状況に注目しています。

さて、日経平均は、続落し44円安の15284円の大引けでした。
(出来高 概算19.5億株の商いでした。)

上昇して始まった日経平均でしたが、決算本格化前の様子見を強く、膠着感の
相場展開の中、後場に先物主導で売りが入りましたが、大きく崩れることなく、
小幅安に留まった格好です。

日経平均の続落により、25日線を下回りましたが、ダマシの下げとなる可能性も
あり、週末の明日、早速反発すれば、来週に繋がる格好です。

注目のNY市場、もみ合い商状でもプラス圏で推移して、この底堅さが継続するか、
ポイント。

明日の日経平均、週末ですが、ズバリ反発を想定しています。


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15年度予算、概算要求基準の最終案は!?

2014-07-23 23:58:04 | 政治に物申す

           
年末にかけて本格化する2015年度予算編成に向け、政府が25日の閣議了解を
めざす「概算要求基準」の最終案が明らかになりました。財政健全化目標達成を見
据え、公共事業などに充てる裁量的経費を今年度より10%削減するなど、聖域を
設けず歳出の抑制を促します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140723-00000130-reut-bus_all

一方、安倍首相が掲げる地方経済の振興といった成長戦略につながる重点政策に
「優先課題推進枠」を設け、各省庁から4兆円規模の要求を受け付ける方針です。

最終案では15年度予算編成にあたって「民需主導の経済成長と財政健全化目標
双方の達成を目指し、メリハリのついた予算にする」と明記。「施策の優先順位を
洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化する」と、して
います。

具体的には、年金や医療など社会保障にかかる費用について高齢化など伴う、自然
増8300億円は認めるものの、自然増に関し「高齢化による増加と、それ以外の要因
による増加など、その内容を厳しく精査していく事を含め、合理化と効率化に最大限
取り組む」としました。

また、人件費などの義務的経費についても「定員管理の徹底も含め、聖域を設ける
ことなく制度の根幹に踏み込んだ抜本的な見直しを行い、可能な限り歳出の抑制を
図る」と明記しています。

裁量的経費(14年度14.7兆円)は今年度より10%削減します。その上で15年度
予算では、骨太の方針や成長戦略を踏まえ、地方の創生と人口減少の克服に向けた
取り組みも含め「新しい日本のための優先課題推進枠」を設け、削減した裁量的経費
の3割に相当する4兆円規模の要求を認める仕組みとしています。

さて、週末の了解案は、概ね上記の内容になろうが、何かインパクトある項目が
あるかどうか、政府の追加項目ありや、に注目しています。

さて、日経平均は、小幅下落14円下落の15328円の大引けでした。
(出来高 概算17.8億株の商いでした。 )

NY市場が底堅い中、上昇して始まったものの、為替の円安一服で、膠着感の
強い相場展開に、煮詰まり感の中、小幅下落した格好です。

日経平均は、小幅下落も、バンド収れんからリバウンドへ行けるかポイント。

注目のNY市場、下げてのスタートですが、終了時どこまで戻せるか。

明日の日経平均、反発できるか注目しています。


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ホリエモン、コンビニ居酒屋提案!C/Pは!?

2014-07-22 23:59:37 | ニュ-スからひと言

            
元ライブドア社長で、ブロガーなどで活躍しているホリエモンこと、堀江貴文氏が
「コンビニ居酒屋」という新たなビジネスモデルを提案しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140722-00000005-jct-bus_all

「最近、おいしくなっている」といわれる、おでんなどのコンビニエンスストアの
惣菜のほうが、均一料金でメニューを提供する激安居酒屋よりも「断然おいしい」
というのが、その理由です。

堀江氏は、自身のブログ、HORIEMON.COMで14年7月20日、「コンビニ居酒屋
という新しいビジネスモデル」をテーマに、「コンビニの隣に小さな居酒屋スペース
作ってセルフサービス、どうだろう?」こう記しています。

「最近、金の蔵とかの一品280円とかで食べられる居酒屋が人気だけど、はっきり
いってマズい」… 堀江さんはたまに若い役者らなどとの飲み会に出かける際に
激安居酒屋を利用することがあるようだが、自分から利用したいとは思わない、と
いう。

どうやら提供されている料理が、口にあわない様で、「はっきり言ってセブンイレブン
のほうが金の蔵で出てくる物より断然美味い!」と、書いています。

「冬場はセブンイレブンのおでんはそこらの街のおでん屋より美味い。惣菜のバリ
エーションも物凄い。スイーツのバリエーションもすごいし、ソフトドリンクと焼酎と
ソーダと氷買ってくればどんなカクテルでも作れるというくらい、飲料類も充実して
いる」と、絶賛しているのだ。

まあ、激安居酒屋の場合、安くするため、質が落ちているのも事実で、C/Pに
表されるでしょう。C/P(コスト/パフォーマンス)で、味は多少我慢しても
酒を外で飲みたい「若者」や「オジサン族」などいそうです。

ホリエモンの発想は、今でも見かける酒屋の脇に、立ち飲みスペースを作る感覚。

単純化して、
コンビニの売上げ増(利益)>立ち飲みスペース賃料・維持費用etc. となれば、
コンビニ居酒屋ビジネスモデルも成り立ちそうですが、大手コンビニが参入するか
今後に注目です。 

さて、日経平均は反発し、127円高の15343円の大引けでした。
(出来高 概算23億株の商いでした。)

NY市場が下落となったものの想定内の下げで、東京市場は、過度なリスクオンに
対する反動から上昇して、終盤に値をさげたものの、何とか15300円台へ。

日経平均の反発で、25日線を回復してリバウンド継続となっています。

注目のNY市場、住宅指標関連の改善継続で反発しており、終了まで継続するか
ポイント。

明日の日経平均、続伸の展開ありそうです。


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