「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

7月第1週 相場展望と予定

2013-06-30 23:45:27 | 相場展望

               
6/24~週、日経平均は、リバウンド機運を高め上昇となりました。週前半は、波乱
となるも、週後半に盛り返し7月相場につながった格好です。

週明け、参院選の前哨戦とも位置付けられた都議会選挙で、与党の自民・公明の圧勝
に終わり、来月選挙となる参院選のねじれ国会解消に向け、期待が膨らむも、FRBの
量的金融緩和で規模縮小の影響が燻る中に、中国リスクも持ち上がり、軟調な展開
スタートとなりました、ただ、週末にかけバーナンキ・ショックや上海市場下落一服に加え
投信設定や月末ドレッシング買い等あり、リバウンドの上昇となり、日経平均は、25日
移動平均線を上放れする格好となった。

結局、日経平均は、1週間で447円上昇(↑3.38%)13677円大引けとなりました。

7月第1週(7/1~7/5)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

6/28週末のNY市場は、4日ぶりに反落していますが、経済指標は、改善傾向となっ
ており、為替は、ドル/円で99円台と、為替の円高是正が、週明けの東京市場を支え
そうです。

ただ、7/1の中国6月製造業PMIや7/3の米6月ADP雇用者数、6月ISM非製造業
景気指数、新規失業保険申請件数(~6/28までの週)など、節目の経済指標へ注意
が必要です。

また、国内は日銀短観や7/4参院選公示で政策期待も高まり、外部要因が想定通り
着地となれば、少しずつ上値を切り上げるリバウンド相場となって良い状況です。

日経平均、7月第1週(7/1~7/5)のレンジは、13250円~14000円程度を想定
しています。

1.7月第1週(7/1~7/5)主なイベントと予定
 7/1
 日本  第2四半期 日銀短観
 日本  2013年 路線価(国税庁)
 日本  キューピー 決算
 日本  日立金属/日立電線 統合
 日本  コカ・コーラG統合
  米   6月ISM製造業景気指数
  加   休場
 中国  6月製造業PMI
 香港  休場
 クロ   クロアチアがEU加盟
 リト    リトアニアがEU議長国に就任
  英   中銀のカーニー新総裁が就任
 EU   5月ユーロ圏失業率
 EU   6月ユーロ圏消費者物価
 7/2
  日本  良品計画 決算
 日本  6月マネタリーベース 
  米   5月製造業新規受注
  米   6月自動車販売台数
  豪   中銀政策金利
 EU   5月ユーロ圏生産者物価指数
 7/3
 日本  サントリー食品 新規上場
  米   6月ADP雇用者数
  米   6月ISM非製造業景気指数
  米    新規失業保険申請件数(~6/28までの週)
  米    株式・債券市場は短縮取引
  中国   6月非製造業PMI
  豪    5月小売売上高
  英   イングランド銀行金融政策委員会(~7/4)
 EU   5月ユーロ圏小売売上高
  世   IOC委員への五輪開催都市計画説明会(~7/4)
 7/4
 日本  セブン&アイ、ファミリーマート 各決算
 日本  日銀「地域経済報告」公表
 日本  黒田日銀総裁、あいさつ要旨公表 
 日本  参院選 公示
   米    休場 独立記念日
  英   BOE政策金利
  西   スペイン国債入札
 EU   ECB政策理事会/金利
 EU   ドラギECB総裁の記者会見
 7/5
 日本  ローソン、オンワードHD、吉野家HD 各決算
 日本  5月景気動向指数
 日本  ユニクロ、バングラディッシュでオープン
  米    6月雇用統計

2.NY市場、為替/債券 各結果(6/28)

28日のNY市場、この日は期末と週末が重なったこともあり持ち高調整の動きが
中心となった。
そのような中、序盤は、本邦勢など日本時間0時のロンドンフィキシングに向けた
実需の動きも観測され、ドル買いが優勢となった。ミシガン大消費者信頼感指数が
上方修正されたことも追い風となっている。フィキシング通過後はドル買いの動きも
一服したが、市場のQE縮小観測は根強く、ドル高の傾向は維持された。

この日もラッカー・リッチモンド連銀総裁やスタインFRB理事、サンフランシスコ連銀
総裁などの講演が伝わっていたが、いずれもQE縮小と利上げを切り離す姿勢を強調
しており、直近の市場の動きをけん制していた。ただ、経済指標次第では9月FOMCで
QE縮小を実施する可能性も示唆している。

ドル円は一時99.45付近まで上昇したものの、米株に調調整売りが入っていたことも
あり、100円を目指す動きまでは見られていない。実需に伴う上昇との印象も強かった。

一方、ユーロドルは朝方1.31付近まで上昇し、200日線を回復する場面も見られたが、
その後失速し、再び1.30割り込む動きも見られた。1.30台は維持された格好だが、
200日線に跳ね返されており、下向きの流れへの回帰兆候は続いている。

なお、フィッチとS&Pがキプロスの格付けをデフォルト級に格下げし、ECBも同国国債を
担保として受け入れることを一時的に停止することを発表していたが、市場の反応は
限定的だった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=188640
米国債利回り
   2年債         0.355(+0.004)
   10年債       2.488(+0.015)
   30年債       3.497(-0.038)
   期待インフレ率  1.990(+0.006)
               *期待インフレ率は10年債で算出

28日のNY債券市場、10年債利回りは小幅上昇。序盤はQE縮小への期待から利回りが
上昇。きょうもFOMCメンバーからの発言が出ていたが、QE縮小と利上げ期待は切り離す
べきとの発言が繰り返された一方で、経済指標次第では9月FOMCでのQE縮小開始の
可能性も示唆していた。

ただ、後半にかけて利回りは上げ幅を縮小し、10年債利回りは小幅な上昇、30年債は
低下している。期末の調整の動きもあったようだ。

2-10年債の利回り格差は213(前日+211)。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=188639

3.NY株式市場 結果(6/28)

NY株式
   ダウ平均      14909.60(-114.89 -0.76%)
   S&P500      1606.28 (   -6.92 -0.43%)
   ナスダック      3403.25(   +1.38 +0.04%)
   CME日経平均  13840    (大証比:+160 +1.16%)

28日のNY株式市場、ダウ平均は4日ぶりには反落。寄り付き前に発表になったブラック
ベリーの決算が失望的な内容だったことから、序盤はハイテク株中心に売りが先行した。
その後、消費者信頼感指数が強い内容だったこともあり、買戻しも入ったものの、FRBに
よるQE縮小懸念も根強く、期末でもあることから、利益確定売りが優勢となっている。

ダウ平均は15000ドルを再び下回る展開となった。

ダウ採用銘柄ではホームデポやインテルが上昇した一方で、IBM、デュポンが下落。

ITコンサルティングのアクセンチュアが商いを伴って下落。冴えない売上高見通しを
発表したことが嫌気されている。この発表を受けIBMも連れ安となった。

ナスダックは小幅続伸。アップルが下げ一服となったこともあり、指数はプラスで引けた。

ブラックベリーは失望売りで27%急落。最終利益が予想外の赤字だったほか、売上高も
予想を下回った。新型モデル「Q10」と「Z10」を投入したものの、需要は低迷。
中南米や南アジアなどでは厳しい価格競争に直面しているという。

バイオジェンが上昇。欧州医薬品庁(EMA)ヒト医薬品委員会(CHMP)がサノフィ社の
多発硬化症(MS)治療薬「Aubagio」に承認勧告を付与したことは、バイオジェンの同
治療薬「Tecfidera」にとっても朗報となると指摘したことが買い手掛かり。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=188636

4.NY市場、原油先物8月限/金先物8月限 各結果(6/28)

NY原油先物8月限(WTI)
   1バレル=96.56(-0.49 -0.50%)

28日のNY原油先物相場は5日ぶりに反落。為替市場でドル高が優勢となったことや、
今週は上昇が続いていたことから、月末・週末とあって利益確定の動きが優勢となった。

8月限は96ドル台に下落し、時間外に入ると96ドル台前半まで値を落としている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=188630

NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=1223.70(+12.10 +1.00%)

28日のNY金先物相場は反発。一時1200ドルを割り込む場面も見られたものの、期末・週末
とあって調整の買い戻しが優勢となった。ただ、自律反発の域は出ず、下向きの流れに
変化はない。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=188631



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3Dプリンターは、商品化プロセスに革命!?

2013-06-29 23:59:04 | ニュ-スからひと言

             
2013年度も前半が終了し、6月最終の土曜日を迎えました。今晩は、製造の
プロセスに納期短縮をもたらす3Dプリンターを取り上げます。

コンピューターのデータを基に、印刷感覚で立体物を造形できる「3Dプリンター」に
注目が集まっています。リアルな再現力に加え、試作などが容易になり開発期間や
コストの削減につながると産業界の需要も高い。その実力と将来性は?(横山三加子)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130629-00000029-mai-bus_all

3D(スリーディー)プリンターは、プラスチックや樹脂、金属粉などの層を積み重ね
ながら造形する技術。3Dスキャナーで取り込んだりCAD(コンピューター利用設計
システム)で、作成したりしたデータがあれば、複雑な形状でも数時間から数日で
完成する事ができます。高性能品は着色も自在。産業用の1億円超えから十数万円
普及品まであり、米国メーカーが強い現状があります。

「3Dプリンターは、自動車産業などでは部品の試作に欠かせない機器」。

丸紅情報システムズ常務執行役員、木全氏は、1990年代初めから米ストラタシス社
製品を企業向けに輸入販売してきました。約10年前に1000万円を切る製品が登場
すると需要拡大。飲料メーカーが持ち易い容器を開発したり、おもちゃ会社が新製品の
デザインを確かめるのに用いたりと使途は多様化している。実物に近い試作品が簡単に
作れることで、設計上の不備や改善点がいち早く分かるメリットがあります。

「大企業に対抗するため、スピードが命のベンチャー企業にはなくてはならない技術」
と期待するのは、ネットを使った映像配信装置などのヒット商品がある家電ベンチャー、
セレボの岩佐社長。新製品の設計データを3Dプリンターを持つ制作会社に外注して
試作しています。

タカラトミーは2009年、ミニカー「トミカ」の新モデルのサンプル製作などに導入。
木や樹脂から手作業で削り出していた時代に比べ「時間もコストもざっと半分になった」
(広報)。さらには試作にとどまらず、航空機の本物の部品の製作にも使われ始めている。

一部の大学病院では患者の臓器を内部の血管や神経まで再現した模型を、手術方法
検討や患者への説明に用いたりしています。

政府が、6/7にまとめた13年度版「ものづくり白書」は、3Dプリンターの普及について
「ものづくりの方法が大きく変わる可能性がある」とする一方、熟練工の高度な加工技術が
不要になりかねないと指摘。例えば大量生産に欠かせない金型製作は日本が強い分野
だが、「3Dプリンターの性能が高まれば脅威になる」(中小企業関係者)。

ただ今のところ3Dプリンター自体で大量生産するところまではいっておらず、白書は
「わが国の製造業にとって脅威なのか、競争力を向上させるチャンスなのか、注目する
必要がある」としています。

3Dプリンターの需要は益々高まり、遅くない時期に物作りの方法として、大量生産に
活用されるときがきそうです。政府として見極めるなどと、悠長なことを言わず、即
競争力アップのため、米国にキャッチアップしなければ、ならないでしょう。

ものづくりのDNAを残すだけでなく、経済成長を継続させるためにも、必要な技術。
政府の「ものづくり」に対する政策とスピーディな対応が求められます。

それでは、また。 


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麻生財務相「デフレ脱却から財政再建へ」と抱負!?

2013-06-28 23:32:44 | 政治に物申す

             
今夕、麻生財務相は、都内で講演し、今後の政策運営について「財政規律をきちっと
して、まずはデフレ不況からの脱却し、その後きっちり財政再建と一緒に事を進めて
いこうと思っている」との考えを示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00000096-reut-bus_all

財務相「政府の借金は大変」と財政問題に懸念を示しながらも、国債を自国通貨建て
で発行する数少ない主要国であること、国債保有の9割が国内投資家である事などを
指摘して、日本の財政を「しっかりした内容」だと評価しました。

講演では、政権発足前の安倍首相とのやりとり披露。首相の自民党総裁就任後、政権
交代を起こした昨年の衆院選までの間に、憲法改正や安保などに前向きな姿勢を示す
首相に対して「やりたい事はわからないでもないが、野党として全国を歩き、憲法改正や
有事法制を今やれと言う人より、まずは、景気と言っている人のほうが、圧倒的多いと
思わないか」と助言し、デフレ脱却に向けた「3本の矢」の政策を策定したという。

今後は、実際の政策運営を加速させるため、参院のねじれ解消が必要です。

さて、日経平均は、続伸し463円高の13677円の大引けとなりました。
(出来高 概算31.9億株の商いでした。)

アベノミクス効果が翳りを見せた5/23以降、1カ月余りの6月最終週、ようやく
日経平均が、保ちあいレンジから上放れの週末となり、7月相場につながりました。

日経平均の大幅続伸により、25日移動平均線を上抜け、ボリンジャーバンドでは
中心値と+1σとのレンジに移行しており、14000円台の戻りも視野に入った
格好です。

注目のNY市場、経済指標で、6月シカゴ購買部協会景気指数は、51.6(予想 
55.0)と予想を下回ったものの、雇用指数は57.8(前月 56.9)と
改善を示しています。また6月ミシガン大学消費者信頼感確報値は84.1(予想
83.0)と景気回復がジワリと進んでいるようです。
ただ、序盤は下落してのスタート。終了時 どこまで戻せるかポイント。

為替がドル買いの動きになっており、たとえ、NY市場が下落して終了しても東京
市場の7月相場 下支えになりそうです。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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株主総会の集中日!出席者数は団塊世代参加で増加!?

2013-06-27 23:42:49 | ニュ-スからひと言

             
今日、安倍政権の経済政策「アベノミクス」で株式市場が活況をみせる中、株主総会
集中日を迎えました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130627-00000945-yom-bus_all

東証によると、東証上場企業で同日総会を開いたのは3月期決算上場企業の約4割で、
分散開催の傾向が続いてます。この影響で、出席者数が過去最多を塗り替えるケース
続出です。「団塊の世代」が退職時期を迎え、平日の日中に開かれる総会に出やすく
なったことも後押ししているようです。

また、このところの企業業績の回復で、総会参加者の中には、 「お土産をもらえるし
時間もあるので参加しよう。」と、時間と金に余裕ある団塊世代のリタイア組の参加
大きいですね。

円安で原料価格が上昇し、マヨネーズの一部値上げを決めた味の素。午前10時から
都内のホテルで開いた株主総会では、個人投資家を意識し、人気調味料を詰め合せた
1000円相当のおみやげを用意したとのことです。

ブロガーの中にも、株主総会へのはしご出席して、その様子をアップしてる投資家が
いますね。リタイア後は、そんな投資スタイルも一考でしょうか。

さて、日経平均は反発し、379円高の13213円の大引けとなりました。
(出来高 概算26.9億株の商いでした。)

NY市場 続伸などを受け、反発して始まった日経平均。警戒していた上海市場を睨み
上昇幅縮小した状態から、上海市場反発により安心感につながりました。先物主導で、
上げ幅を広げ、大引けにかけ13200円台をつけ終了しました。

日経平均の反発により、チャート形状は、保ち合いレンジから上昇へトリガーとなる
分水嶺となった可能性あります。明日、25日移動平均(約13328円)を突破すれば
7月相場につながります。

注目のNY市場、先ほど発表された5月消費支出が3カ月ぶりの高水準と個人所得も
予想以上の伸びを示すなど、米消費の底堅さが示され、ダウは15000ドルを回復
する堅調なスタートとなっています。終了まで、続伸しそうな状況です。

明日の日経平均、週末の月末ドレッシング買い期待もあり、続伸を想定しています。


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「脱原発提案」相次ぐ! 廃炉ドミノを恐れたトレードオフ!?

2013-06-26 23:32:47 | ニュ-スからひと言

             
今日、原発を持たない沖縄電力を除く全国の電力9社は、一斉に株主総会を開いた。
このうち東電、関電など8社では、原発からの撤退など「脱原発」を求める議案を一部
株主が提出したが、いずれも否決されました。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/review_nuclear_power_policy/?1372229451

原子力規制委員会の新規制基準が7/8に施行されることを控え、再稼働の申請を
予定しています。中でも、北海道、関西、四国、九州の四電力は火力発電の費用が
かさみ経営が厳しくなっているとし、早期の原発再稼働に意欲を示しています。

原発の廃炉を求める株主提案は、昨年の各社の株主総会でも出ていたが、否決され、
各社の取締役会は、株主提案に反対する構えを見せて、今年も否決される可能性が
高い様です。

安全・安心を第一に考え、脱原発に踏み切れば、エネルギーコストが増加、経済の
合理性や企業の競争力低下で、国力が衰退します。一定レベルの安全を担保した
原発の再稼動の選択を余儀なくしようという、「トレード・オフ」の関係。株主に対して
軸足を再生エネルギーに移行する、マイルストンの提示が必要です。

悩ましい問題ですが、国の政策判断のアカウンタビリティも必要です。

さて、日経平均は下落し135円安の12834円の大引けとなりました。
(出来高 概算24.8億株の商いでした。)

NY市場、下げ止まり感のある中、中国リスクを材料に、先物市場のネタになった
格好で、先物市場の売りに現物が売らされている状況で、13000円台回復を
期待も、大きく下落して終了です。

日経平均は、下降する25日線に阻まれている格好ですが、ボリンジャーバンドの
バンドは収束に向かい、そろそろ反発して良い水準。

注目のNY市場、GDP改定値の程良い着地で、金融緩和継続への期待につながり
また、中国の短期金利の上昇が一段落したことも不安材料を弱めた格好。上昇して
スタート。終了時まで、継続できるかポイント。

明日の日経平均、「大幅下落の木曜日」から決別して、13000円台の戻りを想定
していますが、先物はどう動くでしょうか。


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西武HD株主総会、サーべラス提案蹴散らす!?

2013-06-25 23:59:45 | 企業を斬る

            
今日、上場時期などをめぐり筆頭株主の米投資会社サーベラスと対立している西武
HDは、定時株主総会を開催。サーベラスが提案していた8人の取締役選任は否決
され、会社側が提案した社外取締役2人を含む4人が取締役として選出された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130625-00000085-reut-bus_all

両社の対立はひとまず会社側に軍配が上がる形となったが、上場に向けた協議が
実現する見通しは立っていません。

総会終了後、記者団の取材に応じた後藤社長は「可及的速やかに上場したい」と
述べサーベラスに対し「上場に向けた話し合いをしっかり呼び掛けたい」と語りました。

一方、サーベラスのS.M.ディレクター、ルイス・フォースター氏は記者団に対し、
西武は右手で握手をし、左手で拳を上げているのと同じと指摘。オープンな協議を
表明しながらサーベラスからの提案を拒否している西武側の姿勢を批判しました。
事前に提出していた質問に満足する回答がなかったことについても「株主に対する
説明責任の意欲を欠いている」と語りました。

総会でサーベラスは、西武のコーポレート・ガバナンスを強化する必要があるとして
元米副大統領ジェームス・ダンフォース・クエール氏や元金融庁長官の五味広文氏ら
8人の取締役選任を提案した。西武側は、株主に対して賛成しないように呼び掛けて
いた。

総会には、サーベラスのフォースター氏と弁護士ら計7人が出席して提案理由を説明、
一般株主に賛同を呼びかけた。
フォースター氏は、西武の株主への対応姿勢や経営実績などに対して問題があると
強調。

議長を務めた後藤社長は「サーベラスの提案は取締役会の支配を意図したもの。
中長期
的に企業価値を損なう」として、会社側の提案への理解を求めました。

サーベラスは経営全般に関する全36項目に渡る事前質問事項を西武HDへ送付。

業績予想が二転三転するのはおかしいなどの指摘に対して、西武側は適切に対応して
いるなどと回答。後藤社長は「コーポレートガバナンスや内部統制システムの強化を
経営の最優先課題として取り組んでいる」などと説明した。他の株主からは、上場が
遅れているのではないかとの指摘も出てました。

サーべラスは、西武の支線廃線や西武球団売却など、提案したとされ、短期的な企業
価値を上げ、IPO時の株価引き上げを狙っているとも、うわさされてました。

田舎の住人にとっては、支線廃止は死活問題で、株主である沿線住民にとって、乗車券
優待のある西武支線は、生命線と言ったところでしょうか。
今後の動向に注目です。

さて、日経平均は、下落し93円安の12969円の大引けでした。
(出来高 概算27.1億株の商いでした。)

寄り付きは、前日の下落の反動から買い先行し、前場はプラス引けも、後場に上海株安
に引き寄せられるように急落し、大引け間際に戻すも13000円台を割り込み終了。

日経平均は、下落も、6/13安値をボトムとしたリバウンドのトレンド自体はキープ
した格好です。

注目のNY市場、先程 発表になった消費者信頼感指数と新築住宅販売が共に予想を
上回ったことで、経済回復が穏やかに進んでいるとのジャッジで反発スタート。
為替も、ドル買いの反応を見せており、明日の東京市場への追い風。

明日の日経平均、反発の13000円台回復を想定しています。


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絵画がバカ売れ! 閉店セールのデパート!?

2013-06-24 23:36:23 | ニュ-スからひと言

             
6月末で閉店する東京の松坂屋銀座店が、閉店セールにもかかわらず、商品の追加
確保に追われる事態になっている。と報じられています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00001062-yom-bus_all

景気回復への期待感から絵画を中心に予想以上の売れ行きとなっている様です。

閉店セールは、4/3から特設会場を設けて約3か月行っています。銀座店の売上
高は、4月が前年同月の2.7倍、5月が2.4倍、6月が15日までで3.4倍増えた
という。

特に好調なのが絵画で、すでに約1800点が売れました。絵画の売上高は、5月
中旬までに、当初見込みの5億円を上回って8億6000万円にのぼりました。
富裕層を中心に、「想像以上の購買意欲」(担当者)で、追加で商品を仕入れ、取り
扱い点数は延べ5000点を超えたらしいです。

アベノミクス効果の衰退が、5/23の株価暴落と共に、経済誌 等で取りざたされ、
疑心の芽生えも、昨日の都議選の結果で払拭されると共に、中期で見れば、期待は
まだ継続しています。

閉店セールの売り上げ増は、良くある話ですが、先行きデフレ脱却にむけた美術品
高騰を目論んだ富裕層が動いた結果とも受け取れます。参院でのねじれを解消し、
政策遂行力アップに期待したいところです。

さて、日経平均は、下落し167円安の13062円の大引けとなりました。
(出来高 概算22.9億株と出来高は少し減っています。)

昨日の都議選の自民大勝で、寄り付きこそ祝儀の買いで始まるも、ジリジリと戻り
待ちの売りに押され、米国の量的緩和縮小の余波が継続した形で、アジア市場の
軟調も、先物売りの口実を与えた格好です。

日経平均は下落したものの、今日の所は、何とか13000円台をキープしました。
ただ、5日移動平均線(約13112円)を割り込みました。

注目のNY市場、中国株が金融市場の混乱で大幅安となり、その影響に加え、先週
バーナンキFRB議長会見(金融緩和縮小示唆)のバーナンキショックが継続しており、
大幅下落のスタートとなっています。

終了時、どこまで戻せるかポイント。

明日の日経平均、円高シフトが重石も、下落から底堅さを見せ、陽線引けとなるか、
正念場になりそうです。


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6月第4週 相場展望と予定

2013-06-23 23:45:31 | 相場展望

             
6/17~週の日経平均は、緩和マネーの逆流が一服した週となりました。先物
主導による売り買いがある中、何とか下ひげをつけてリバウンドした格好。

6/17、18のFOMC後、バーナンキFRB議長による金融緩和縮小、出口
戦略に向け示唆されると、NY市場は軟調な展開でしたが、為替相場が94円
→98円程度と、円高是正と進み、G8サミットではアベノミクス再評価、株価を
下支えした格好。週末に、日経平均300円安から為替の追い風と、急速に
切り返し13200円台回復は、6月末最終相場につながります。
 
結局、日経平均は1週間で543円上昇(↑4.28%)の13230円でした。

6月第4週(6/24~6/28)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。 

5/23大暴落から1カ月経過し、十分な調整と需給整理も進んだと思いたい。
また、底堅い展開と、為替の円高是正(先安感)があるので、外資による買戻しも
意識されます。また、東京都議選は、自民党と公明党で全員合格と、過半数獲得と
なり、7月参院選への期待感などが物色意欲を高めそうです。

日経平均、6月第4週(6/24~6/28)レンジは、12800円~13800円程度
を想定しています。

1.6月最終週(6/24~6/29)主なイベントと予定
 6/24
 日本  キリン堂決算
  米   5月シカゴ連銀全米活動指数 
  米   ダラス連銀総裁、講演
  独    6月Ifo景況感指数
 6/25
 日本  6月末 株式分割/配当/優待 等 権利付最終売買日
 日本  Jフロント、アオキスーパー、UCS、NaITO等 各決算
 日本  西武HD 株主総会
 日本  気象庁3カ月予報
  米   6月カンファレンスボード消費者信頼感指数
  米    5月耐久財受注
  米   5月新築住宅販売件数
  米    4月S&Pケースシラー住宅価格
  米   国債入札 2年債(350億ドル)
  米   ウォルグリーン、カーニバル、アポロG 各決算
  伊    国債入札
 6/26
 日本  リプロセル 新規上場
 日本  ミルボン決算
 日本  東電株主総会
 日本  通常国会会期末
  米   第1四半期GDP確報
  米   国債 入札5年債(350億ドル)
  米   モンサント 決算ベッド・バス&ビヨンド
  仏   第1四半期GDP確報
 6/27
 日本  4月全産業 活動指数
 日本  株主総会 集中日
 日本  スター精密、ハローズ、シーズメン 各決算
  米    新規失業保険申請件数(~6/21迄の週)
  米   5月個人所得/個人支出
  米    5月PCEコアデフレータ
  米   5月中古住宅販売成約指数
  米   パウエルFRB理事 講演
  米   アトランタ連銀総裁 講演
  米   国債入札 7年債(290億ドル)
  米   KBホーム 決算
 中国  5月工業利益
 NZ   5月貿易収支
  独   6月失業率/失業者数
  英   第1四半期GDP確報
  伊   国債入札
 EU   EU首脳会議
 6/28
 日本  5月有効求人倍率/完全失業率
 日本  5月全国消費者物価/東京都区部消費者物価指数
 日本  5月鉱工業生産
 日本  高島屋 決算
  米   6月ミシガン大学消費者信頼感確報
  米   6月シカゴ購買部協会景気指数
  米   サンフランシスコ連銀総裁 講演
  米   クリーブランド連銀総裁 講演
  米   リッチモンド連銀総裁 講演
  米   ナイキ 決算
  西   スペイン5月 財政収支

2.NY市場、為替/債券 各結果(6/21)

 21日のNY市場はFOMC後のドル高の動きが継続している。QE縮小が予想以上に
 早まるとの見方が強まっており、9月にも縮小開始との予想が半分程度に拡大して
 いる状況の中、米国債利回りの大幅な上昇が続いており、ドル買いをサポート。

 ユーロドルは1.31を瞬間割り込む場面も見られ、5月からのリバウンドの半値戻しの
 水準まで下落してきている。100日線(本日1.3085付近)と200日線(本日1.3070
 付近)が1.30台後半に控えているが完全にターゲットに入れている。

 一方、ドル円も堅調に推移したものの、上値にはまだ慎重といったところで98円
 台は、レジスタンスとなっている模様。きょうは米株式市場が反発していたが、
 本格的に落ち着けば、100円を目指す展開もありそうだが、まだ、警戒感は根強い
 ようだ。

 また、新興国の動きもリスクとして意識され始めており、ドル円はこれまでのように
 簡単に上がって行きそうにはない。まずは21日線の攻略といったところのように思わ
 れる。

 ウォール・ストリート・ジャーナルのFEDウォッチャーであるヒルゼンラス氏が今週の
 FOMCとバーナンキ会見の分析を示し話題を呼んでいた。バーナンキ会見は年終盤の
  QE縮小開始と来年の停止を示唆したものの、出口戦略である利上げにはかなり慎重
 姿勢を示しており、市場は会見内容をミスリードしているのではと指摘。議長はもし失業
 率がFRBがゼロ金利開始基準として示している6.5%を下回っても、当分の間はゼロ
 金利を維持する可能性を言及しており、また、6.5%の基準そのものを引き下げる可能
 性に迄言及。

 FOMC以来株価は大幅安で反応しているが、市場は議長が示した慎重姿勢を見落と
 しているとの見解を示していた。      http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187881

 米国債利回り(NY時間16:33)
   2年債         0.364(+0.037)
   10年債        2.542(+0.128)
   30年債         3.596(+0.083)
   期待インフレ率    1.939(-0.040)
                   *期待インフレ率は10年債で算出

 21日のNY債券市場、利回りは大幅上昇。FOMC後のQE縮小を織り込み、米国債を
  売る (利回り上昇)動きが続いている。米株が下げを一服させたこともその動きを加速。

 10年債利回りは2.5%台を一気に上回ってきており、2011年8月以来の水準に上昇。
 また、30年債も3.6%に接近。

 2-10年債の利回り格差は217(前日+209)までスティープ化している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187878
3.NY株式市場 結果(6/21)

 NY株式21日
   ダウ平均        14799.40(+41.08 +0.28%)
   S&P500         1592.43(  +4.24 +0.27%)
   ナスダック          3357.25(   -7.39 -0.22%)
    CME日経平均     13470     (大証比:+100 +0.76%)

 21日のNY株式市場、ダウ平均は小反発。序盤はFOMC後の流れを引き継いで、売りが
 優勢となった。ただ、中盤になると値ごろ感からの買いも入りプラスに転じている。
 QE縮小への警戒感は高まっているものの、その後の利上げなど出口戦略には慎重との
 指摘も出ていた。

 米金融監督当局が大手銀行に求める資本規制を強化するとの報道もあり大手金融株の
 下落が目立っている。

 ダウ平均は70ドル近く下落後、一時100ドル超上昇する場面も見られた。
 ダウ採用銘柄ではJPモルガン、バンカメ、HPが下落。一方、P&G、コカコーラ、メルク
  といったディフェンシブ性の強い銘柄が指数をサポート。

 個別に医薬品のアラガンが商いを伴って下落。アナリストの投資判断引き下げが嫌気
 されている。製品の販売は堅調で目標株価は据え置いているものの、目先は1株利益を
 引き上げるような材料は無いと指摘。

 ナスダックは続落。前日引け後の決算を受けてオラクルが大幅安となったことが圧迫。
 クラウドに顧客を奪われ冴えない決算や見通しを発表していた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187877

4.NY市場、原油先物8月限/金先物8月限 各結果(6/21)

 NY原油先物8月限(WTI)
   1バレル=93.69(-1.45 -1.52%)

 21日のNY原油先物相場は大幅に3日続落。FOMC後の流れを引き継いでおり、為替
 市場でドル高が優勢となる中、原油は利益確定売りが優勢となっている。
 インドネシアでガソリン価格を引き上げられるなど、新興国経済への不安感も高まっ
 ており、需給緩和懸念が高まっている模様。

 きょうから中心限月となった8月限は一時93ドル台前半まで下落。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187872
 NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=1292.00(+5.80 +0.45%)

 21日のNY金先物相場は反発。FOMC後の市場の状況に変化は無いが、前日の急落
 から、値ごろ感の買いが入っていた模様。

 ただ上値は重く、8月限は1300ドルに接近したものの、突破できていない。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=187874


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東電、ビックリ株主提案とは!?

2013-06-22 23:46:28 | 企業を斬る

             
MSNニュースによると、6/26に開催予定の東電の株主総会だが、ビックリの株主
提案がなされています。それは、東電本店を売却して東電病院に本社機能を移せと
いうものです。
http://money.jp.msn.com/news/yucasee_column/

どちらとも同社を代表する超優良資産の上に、売却価値の高い本店、売却が困難な
病院の実情を踏まえており、注目を集めそうです。

東電は、売却前の段階の簿価で、1兆2000億円以上の不動産資産を保有してました。
まず、帝国ホテルの隣にある、東電本店(千代田区内幸町)はその中でも最も価値の
ある優良資産です。路線価などを参考にすれば、400億円ほどになります。敷地面積
5200㎡、地上15階、地下5階建てで、延べ床面積は 約6万㎡です。

福島第一原発事故が発生した一昨年22011年には、当時の西澤社長が、本店ビルを
一時的に証券化して、特定目的会社に売却する方法を検討していました。
もちろん、こうしたプランが現時点では実際に陽の目を見る事は、ありませんでした。

というのも、ビルの敷地内には、屋上の無線通信鉄塔などを始めとして、通常オフィス
ビルにはない、特殊な設備構造となっていることもあります。電力会社ならではの物で
電力の安定供給の拠点基地の役割を行うためです。

いくら一等地とはいえ、売却をする意思はないようです。だが、それ以上に東電病院
やっかいな存在でもあります。

株主提案の深層は、東電病院の売却をして、負債返済の一助にしてもらいたい意図が
あるかもしれません。 東電が、どう対応するのか、ポイントです。

東電への株式投資は遠慮するも、今後の動向には、注目です。

それでは、また。


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緩和マネーの逆流一服! 上昇トレンドの芽は残った!?

2013-06-21 20:20:07 | マ-ケット

             
昨晩 当ブログで、週末の日経平均、下ひげをつけての陽線引か、プラス転換と
期待を記したが、上出来の週末となりました。 

日経平均は反発し、13000円台の週末となってヤレヤレの心境の投資家が
多いのでは、ないでしょうか。
 
今朝方のNY市場、大幅続落で、朝方から売り先行で、一時300円超安となり、
先物主導のドテン売りが頭をよぎりましたが、何とか踏ん張りました。

後場寄り直後から先物主導の買いが、珍しく入り、下げ幅は徐々に縮小していき
ドル/円で97円台後半まで円安方向に、円高是正が働くと、先物主導買い戻し
の流れとなりました。

日本市場は、下落する時、増幅して下落するため、どこまで戻せるか気になった
ものの、昨日の下落部bbを取り戻す格好となり、週末としてはOKだと思います。

過剰反応から決別し、「取り戻す」相場であってほしいところ。

という事で、日経平均は、215円上昇の13230円の大引けでした。
(出来高 概算33.4億株の商いでした。)

明朝にかけてのNY市場、何とか踏ん張り反発すれば、東京市場も来週につながり
リバウンド継続になります。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!


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