「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

3月第1週 相場展望と予定

2010-02-28 22:13:48 | 相場展望

          
バンクーバー五輪の終盤戦、女子パシュートが0.02秒差で金を逃したが、堂々の
銀メダル獲得。小平、穂積、田畑のスタミナ3人娘のナイス滑りでした。

これで、日本勢は、金は0個だが、銀3個、銅2個の計5個と、前回のトリノの1個に
比べて健闘した方でしょう。それにしても、韓国勢の躍進は 眼を見張るものがあり、
選手強化法と精神力に差が現れた結果のようでした。

そんな中、ゴルフで快挙のニュース。米国女子ツアー第2戦 「HSBC女子」で、
宮里藍チャンが、2位に2打差の通算10アンダーで優勝。開幕戦からの2連勝は
44年ぶりで、米人以外で初めて
の事です。

さて、2月相場を振り返ると、バンクーバー五輪は盛り上りましたが、相場の方は、
今一で、2月月足が陰線となりました。

ギリシャ財政赤字問題によるユーロ安、米の雇用/住宅関連指標の翳りや中国、
ブラジル金融引き締め懸念等 外部環境の懸念に加え、トヨタリコール問題が、日経
平均の重しとなった
様です。

週末のNY市場は、1月中古住宅販売件数が、大幅に下回ったものの、第4四半期
GDP改定値や2月シカゴ購買部協会景気指数は、予想を上回り、反発して引けた。
結局、日経平均は、1週間で約2.5円(0.02%)上昇の10126円の大引けでした。

3月相場の初日は、NY市場の結果から 底堅い展開のスタートになりそうです。
尚、3月第1週(3/1~3/5)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

3月入りし、ギリシャ問題に対し、救済の具体策の進展となれば、ユーロ安の是正が
あっていいのですが、予断を許さない状況です。為替相場が円高一服となり、90円
程度の戻しとなるか、欧米の経済指標発表から若干好転に期待したいところです。

米国で、雇用情勢の悪化が警戒されており、雇用統計の前哨戦3/3ADP雇用や
3/5の雇用統計が注目されます。

3月相場入りより、配当も意識し、需給妙味の大きい銘柄については、期末要因に
よる買い戻しも意識されやすいが、商いが膨らまないと欧州外資の先物主導による
仕掛けも念頭に入れておく必要もありそうです。

日経平均の3月第1週(3/1~3/5)のレンジは、10000円~10500円程度を
想定
しています。

1.3月第1週(3/1~3/5)の主なイベントと予定
 3/1
 日本 2月自動車販売台数(自販協)
 日本 積水ハウス、ザッパラス 各決算
  米  1月PCEコアデフレータ
  米  1月個人所得・消費支出
  米  2月ISM製造業景況指数 (予想、58.0)
  米  1月建設支出
  米  ラッカー・リッチモンド連銀総裁 講演
  米  HSBC HD 決算
  加  12月GDP
  中   2月製造業PMI
  豪   第4四半期経常収支
 EU  2月ユーロ圏製造業PMI改定
 EU  1月ユーロ圏失業率
  英  2月製造業PMI
       インド、韓国、タイは休場
  世  国際原子力機関(IAEA)理事会(~3/5、ウィーン)
  独  IT見本市「CeBIT」(ドイツ・ハノーバー)
 3/2
 日本 1月完全失業率、有効求人倍率、家計調査(総務省)
 日本 2月マネタリーベース(日銀)
 日本 伊藤園、泉州電業 各決算
  米   2月自動車販売
  米   上院運輸委員会、トヨタのリコール問題 公聴会を開催
  米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁 講演
  米   ガイトナー米財務長官、ドノバン米住宅都市開発長官 議会証言
  米   オートゾーン、ステープルズ 各決算
  加   カナダ中銀政策金利
  豪  1月小売売上高
  豪  中銀政策金利
  ス   第4四半期スイスGDP
 EU 2月ユーロ圏消費者物価指数
 EU 1月ユーロ圏生産者物価指数
 3/3
 日本 1月毎月勤労統計
 日本 トップカルチャ、アインファーマ 各決算
 日本 IPO、アニコムHD(8715)(東証マ)
  米   2月ADP雇用統計    (予想、-1万人)
  米   2月ISM非製造業景況指数(予想、51.0)
  米   ベージュブック(米地区連銀経済報告)
  米   ローゼングレン・ボストン連銀総裁 講演
  米   ロックハート・アトランタ連銀総裁 講演
  米   スタンダードチャータード、コストコ 各決算
  豪   第4四半期GDP
  英  2月サービスPMI
 EU  2月ユーロ圏サービスPMI改定値
 EU 1月ユーロ圏小売売上高
 3/4
  日本 10-12月期法人企業統計
 日本 綜合HD、サガミチェ-ン、野田SC 各決算
  米   新規失業保険申請件数(2/27の週)
  米  1月製造業新規受注
  米  1月中古住宅販売成約指数 (予想、+1.5%)
  米  2月ICSCチェーンストア売上高 

  米  ブラード・セントルイス連銀総裁 講演
  米  エバンス・シカゴ連銀総裁 講演
  加  2月カナダIvey購買部協会指数
  豪  1月貿易収支
  英  中銀政策金利
 EU 第4四半期ユーロ圏GDP改定値
 EU ECB政策金利
 EU トリシェECB総裁 記者会見
 3/5
 日本 2月携帯電話契約数
 日本 バルス、土屋HD、くら、クックバッド 各決算
 日本 IPO エスクリ(東証マ)
  米  2月雇用統計 (予想、失業率9.8%、
                     非農業部門雇用者数、前月比-5.0万人)
  中  中国全国人民代表大会(全人代)開幕
  英  2月生産者物価指数
  独  1月製造業受注
 独ギ メルケル独首相とパパンドレウ・ギリシャ首相会談(ベルリン)

2.NY市場 為替/債券市場 結果(2/26)

 22日の週は、リスク回避の動きが強まった。米経済指標は、消費マインドの
 落ち込みや住宅関連の回復の鈍化など弱いものが相次いだ。

 円買いの動きが強まり、ドル円は91円台から89円割れ、ユーロ円は124円台から
 120円割れまで軟化した。
 資源国通貨も反落、豪ドル円は82円台から78円台、カナダ円も88円台から83円台
 まで下げた。

 日本サイドからはリパトリとの観測もでていた。また、ポンド安の動きが目立った。
 英国について、景気回復の遅れから金融緩和策の拡大観測が強まった。
 
 ギリシャ問題引き続き懸念材料だったが、ユーロは円以外の各通貨に対してやや
 巻き戻された。

 26日のNY市場はドル円主導で円高に振れた。この日発表された1月の米中古
 住宅販売件数は505万件と、市場予想550万件を大幅に下回る水準だった。住宅
 販売不振でダウ平均は一時50ドル近く下落、ドル円は89円台前半から88円台後半
 まで下げた。
 
 クロス円はドル円連れ安なり、ユーロ円は121円台前半から120円台半ば、豪ドル
 円は79円台半ばから78円台後半まで下げた。ただ、値ごろ感でダウ平均が持ち
 直すと円高圧力は一服した。ユーロドル主導でドル安に振れたこともあり、ユーロ
 円は一時121円台半ば、豪ドル円は一時79円台後半ま切り返した。一方、ドル円
 はユーロドル主導のドル安に押され、88円台後半で揉み合いが続いた。

 米国債利回り
     2年債   0.804(-0.016)
     10年債  3.612(-0.021)
     30年債  4.557(-0.018)

 26日NY債券市場は上昇、利回りは低下した。朝方発表された1月の米中古住宅
 販売件数が市場予想を大幅に下回ったことで逃避買いが進んだ。2年債利回りは
 一時0.79%、10年債利回りは一時3.58%台迄低下。この日発表された第4四半期の
 米GDP・改定値は市場予想を上回る伸びを示したが、個人消費の伸びが予想を
 下回ったため、国債相場の反応は乏しかった。

 2-10年債の利回り格差は281ベーシスポイント(前日と同値)だった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63930
3.NY株式市場結果(2/26)

 NY株式26日
   ダウ平均     10325.26(+4.23 +0.04%)
   S&P500    1104.49(+1.55 +0.14%)
   ナスダック    2238.26 (+4.04 +0.18%)

 CME日経平均   10160   (大証比:+60 +0.59%)

 26日NY株式市場は小反発。ダウ平均は4.23ドル高の10325.26ドルで終了した。
 この日発表された米経済指標は強弱まちまちで、ダウ平均は前日終値を挟んで
 振幅した。

 朝方発表された1月米中古住宅販売件数は505万件と予想の550万件を大幅に
 下回った。住宅販売の悪化でダウ平均は一時50ドル近く下げた。唯、事前に発表
 された第4四半期の米GDP・改定値や2月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)は
 市場予想を上回るなど概ね好調。 発表直後の売りが一巡すると、値ごろ感で、
 押し目買いが入り、ダウ平均はプラス圏に持ち直している。

 ダウ採用銘柄では金融株や産業関連株が高い。JPモルガンは3.2%高とダウ採用
 銘柄で上昇率トップ。ダイモンCEOが投資家向け会合で早期に配当を引き上たい
 と述べたことが材料。
 
 GEは0.8%高、ボーイングは0.4%高、キャタピラーは0.4%高。為替がドル安に振れた
 ことで輸出競争力の向上が期待された。

 一方、消費関連株は冴えない。クラフトは1.3%安、P&G 0.6%安、ディズニー 0.3%安。
 この日発表された第4四半期の米GDP・改定値で個人消費が前期比年率1.7%と、
 市場予想の同2.0%を下回ったことが嫌気された。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63925
4.NY市場、原油先物4月限、金先物4月限(2/26)各結果

 NY原油先物4月限(WTI)
   1バレル=79.66(+1.49 +1.91%)

 26日のNY原油先物は大幅反発。4月限は1.49ドルの79.66ドルで終えた。為替
 市場でドル安が進んだため、4月限は一時80.05ドルまで上昇した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63928

 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1118.90(+10.40 +0.94%)

 26日のNY金先物は続伸。4月限は10.4ドル高の1118.90ドルで終えた。ユーロ
 ドルが一時1.36台後半迄上昇するなどドル安が進んだ事が金価格を押し上げた。
 一時1119.50ドルの高値を付け、1120ドルに迫る動きとなった。原油先物が、大幅
 反発したことも金先物の上昇要因となった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63924

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制度改正関連に注目!?(新年度迄、後1ヶ月)

2010-02-27 22:06:26 | 役立つ投資情報

          
昨日 国内でもフィーバーした女子フィギュア。

昨日の浅田真央チャン銀メダル獲得の経済効果を、100億円程度と推定したのは
明治大学の高木教授。トヨタ問題を含め、海外の経済環境が厳しい中、明るい材料

になったようです。 

真央チャン、ミキティには、4年後のソチを目指して頑張ってもらいたい。

バンクーバー五輪も2/28閉会に向け、カウントダウンですが、女子パシュートが
4強に入り、明朝 ポーランドを破れば、銀メダル以上が確定です。

小平、穂積、田畑のスタミナ3人娘の走りに注目です。頑張れ!!


さて、本題。4月1日の新年度入り間近、株式市場でも そろそろ新制度や法改正
などに対応した投資戦略を考える時期になりました。日本証券新聞の10/2/23号に
表題関連の記事が載ってましたので、参考にアップします。

まず、新たな諸手当てについては、現政権の目玉政策「子供手当」について、その
スタートは6月で、まだ先。一方で 「農業者戸別所得補償制度」 は米農家を対象に
この4月当初から先行実施されることが決定している。

食料自給率の向上を目的に、主要農産物(米、麦、大豆など)の生産農家に対して
生産に要する費用(全国平均)と販売価格(全国平均)との差額を基本とする交付金
を交付する制度だ。

予算の概算要求では水田作を対象として総額5618億円のモデル対策が示されて
おり、同制度に参加するすべてのコメ農家には、米価水準に係わらず、10アール
当り、1万5千円が全国一律の定額補償が支払われることになる。

株式市場では、関連銘柄として井関農機(6310)やクボタ(6326)など、農機関連
が挙げられることが多いが、実際には小額の可処分所得増によって、小売関連へ
の波及効果を読む声もあるようです。

都道府県別で「コメ農家」が多い県は新潟県、秋田県、福島県、山形県と続くこと
から新潟地盤、農業資材から生活必需品なども取り扱う コメリ(8218)のほか
秋田県のマックスバリュー東北(2655、2部)や山形県のヤマザワ(9993)、福島
県のダイユーエイト(2662)などの動向にも注目しておきたい。

新法で「改正省エネ法」の施行が注目される。4月からはエネルギー管理の義務が
従来のような大手製造者のみならず、サービス業や金融業、小売・流通業者などを
全国展開するような企業へも適用範囲が大きく広がることになる。

また、自動車の排ガス規制条例の導入で、周辺自治体に類似法制導入きっかけを
作った東京都でも、これと同時に環境保全条例がスタート。大規模事業所の二酸化
炭素排出量削減を義務付ける国内初の取り組みを開始させる。

エネルギー使用量が原油換算で年間1500kl以上の事業所で、その対象は都内
約1300ヶ所に上り、特に都内では、ビル、建物の更新需要の顕在化も読まれる
状況です。

エアコンのダイキン(6367)やLED照明の三菱電機(6503)などが徐々に動き
出したようだが、周辺の安川電機(6506)タムラ製作所(6768)のほか、光波
(6876)、ニッポ電機(6657・JQ)
などの小型株への人気が波及する可能性。

空調関連の山武(6845)や環境配慮型建物に関するコンサル事業で明豊エンタ
(8927)
なども今後、物色対象となる可能性はある。

上記 銘柄の値動きは、要注目です。
それでは、また。
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真央、頑張る銀!日経平均も頑張るSQ値越え!?

2010-02-26 18:01:45 | バンクーバ五輪

          
週末、注目の女子フィギュアフリー、浅田真央チャンが銀盤で輝き、堂々の銀メダル
獲得
しました。キムヨナのサイボーグの滑りに及ばないものの、トリプルアクセルも
決まり、点差ほどの開きは無かったように思いました。 

しいて言えば、選曲でヨナに軍配あり、と言う感じでしょうか。「鐘」は、重厚すぎ。
ヨナのピアノ協奏曲の方が、軽やかに演技をアピールできそうです。

この2人は、どちらも相当なプレッシャーの中、兎に角すばらしい演技でした。

また、ミキティ5位や明子の初出場8位も立派で、3人娘 仲良く頑張りました。
フィギュア団体戦があれば、文句無く金メダルでした。

さて、日経平均は、4日ぶり小幅反発し24円高の10126円の大引けでした。
(出来高 概算15.7億株の薄商いでした。)

NY市場 下落し、週末に続落の危機も、今朝方発表された1月鉱工業生産指数が、
前月比2.5%増(予想、1.1%増)を上回る着地となり、先物主導の売り仕掛けも
入れ難く、投資マインドが改善した格好
です。

また、円高基調も高止まりとなり、押し目も入ったようです。

日経平均は、2月SQ値を上回り、ボリンジャーバンドは、バンドが収束する中で、
25日線と-1σレンジ内で推移と、来週3月相場につないだ格好です。

週末のNY市場、第4四半期GDP、2月シカゴ購買部協会景気指数、2月ミシガン
大学消費者信頼感指数、1月中古住宅販売件数など、経済指標目白押しです。

予想通りの着地となれば、反発があるかもしれません。

ブロガー、読者の皆さん、良い週末を 

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バーナンキFRB議長、円高誘導!議会証言の正当化!?

2010-02-25 23:58:43 | マ-ケット

       
昨晩、バーナンキFRB議長の議会証言があり、金利を低水準に維持する事で、
金融政策の舵取りを正当化するようです。でも、公定歩合を引き上げて、長期間に
渡り、政策金利を低水準にする事は、直感的に無理がありそう
です。

議長も、「ある時点で金融引き締めを始める必要あり。」と話しており、ある時点が
半年先か、1年先なのか、出口戦略をさらに意識し始めたという事でしょう。

それでも、NY株式市場は、FRBの早期利上げ後退と捉え、上昇しました。
また、ドル売り/円買いにより、日本市場に、円高シフトの悪材料となりました。

バーナンキFRB議長は、今晩も、さらに踏み込んで話すのか、注目しています。

さて、日経平均は、96円安の10101円の大引けでした。 
(出来高 概算18億株の商いでした。)

NY市場の上昇を受け、日経平均は上昇して始まるも、為替の円高シフトで90円
割れが嫌気され、輸出企業を中心に売られ、軟調な展開となりました。
トヨタのアク抜けも円高にしてやられた!!

日経平均は、5日、25日線を割り込みSQ値(10099円)レベルの攻防ですが、
為替が89円を割れるようだと、下押し場面10000円程度も視野に入ってきます。

注目のNY市場、新規失業保険申請件数(2/20迄の週)は、49.6万件と予想
46万件より、若干悪化
しています。
また、1月耐久財受注は、3.0%(予想、1.5%)から上方修正されました。

ただ、上記 雇用関係の悪化に過剰反応し、下落して始まっています。もっとも、大雪
の影響なども統計に関係してるかもしれません。終了までに、どこまで戻せるか。 

為替が89円台を維持するようなら、半分は、今日織り込んでますので、明日の日経
平均が軟調になっても、下押し場面は、押し目のチャンスかもしれません。

明日、フィギュアの真央チャンにメダルを取ってもらい、投資マインドを明るくして
もらいましょうか。 
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トヨタ、公聴会で表明し、アク抜け!?

2010-02-24 23:48:12 | ニュ-スからひと言

        
まずは、女子フィギュアSP、日本の3人娘が頑張りました。2位の浅田真央チャン、
4位の安藤美姫チャンにメダルのチャンスが出てきました。

特に真央チャンは、ハチャトリアン作曲「仮面舞踏会」のバック曲を自分の物にし、
オリンピックの桧舞台で、ほぼ完璧にすべりきり、ナイスでした。

自由でも、トリプルアクセルをドンドン決めれば、逆転も可能ですね。

ところで、トヨタの公聴会で8時間も質疑応答が行われた様で、日本パッシングにも
写る米マスコミ報道で、困ったものです。何か米民主党の政治的臭いがプンプンし、
米国 内政の不満を日本に向けた戦術、「政治ショー」です。

リコール問題について、トヨタのクレームに対する、初動対応のまずさがあっても
ここまで来ると、やり過ぎの気がします。

そんな中、トヨタの豊田社長は、公聴会で「謝罪」表明と品質管理についてのトヨタ
の考え方、リコールの原因、今後の品質管理の扱いについて説明します。
(全文はこちら→http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100224-00000032-rps-bus_all)

真摯な対応で、リコール問題が早く沈静化するといいですね。
 
さて、日経平均は、続落し、153円安の10198円の大引けでした。
(出来高 概算17.4億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、昨晩期待していた2月コンファレンスボード消費者信頼感指数が
50を割って下落、為替も若干円高に振れ、薄商い中、先物主導で値を下げました。

日経平均は、25日線を割り込みましたが、26週線辺りに位置しており、為替が
90円台であるなら、ここからの下げは限定的と見ておきたい。

NY市場、1月新築住宅販売件数(予想、35.4万件)の発表があり、改善が
確認できる展開になってほしいところ。

また、バーナンキFRB議長の議会証言で、金融政策について、突っ込んだ発言、
マーケットへのリップサービスがあるかどうか。

明日は、トヨタのリコール問題で豊田社長の公聴会通過後のアク抜けとなるか、
反発に期待しています。 

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2月 月例報告、「景気持ち直し」も両輪政策必要!?

2010-02-23 23:45:33 | マ-ケット

         
今日、内閣府は、2月の月例経済報告で「景気は持ち直してきているが、依然と
して厳しい状況にある。」との認識を示し、昨年7月以降8ヶ月連続で、「持ち直し」
の判断
を示しました。

一方、白川日銀総裁は、2月例経済報告に関する閣僚会議で、日本経済について
「将来の成長に対する期待が、このところ必ずしも十分ではない。」 と話ました。
           http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100223-00000209-reu-bus_all

白川総裁は 「政府の成長戦略などを通じて需要創出シナリオを示し、国民・企業が
信頼していくプロセスが必要。」と認識を示し、このコメントは、多くの社会人が感じて
いる、
現政権の成長戦略の道筋が見えていない事を代弁した格好だ。

財政政策を担当する政府、菅経済財政担当相は「日銀は、金利上昇を心配している
ようだが、政府はやるべきことを ちゃんとやるので、日銀もやるべきことを 大いに
やってもらいたい。」 と語ったらしいが、これも半分当ってます。

金融政策面で、日銀に さらなる量的緩和を実施してもらい、財政政策面で、成長を
促す財政出動を 政府にやってもらう。日銀も政府も、金融政策と財政政策は、経済
成長に必要な両輪なのです。

協調して需給ギャップを埋め、デフレから脱却、成長軌道に乗せなければなりません。

さて、日経平均は、反落し48円安の10352円の大引けでした。
(出来高 概算17億株の薄商いでした。)

薄商いの中、先物主導で相場が上へ、下へと振らされ、昨日の上昇、先週末の先物
主導による大幅下落のクレディ・スイスの買戻しであり、今日、逆に仕掛けた格好で
120円程度下落し、10300円割れの場面もありました。

さすがに行き過ぎで、買戻しも入り、日経平均は、25日線をクリアーして、何とか
リバウンド形状を維持した格好です。

注目のNY市場、経済指標の12月S&Pケースシラー住宅価格指数は、-3.08%
(予想、-3.10%)と前回のー5.34%から下げ止まり、改善傾向の結果
でした。

この後、2月コンファレンスボード消費者信頼感指数(予想、55.0)があります。
上方修正の着地となるか、注目しています。

NY市場、軟調なスタートも、切り返す底堅い展開に期待しています。
為替が、やや円高にシフトしてるのが、気になります。

明日、女子フィギュアでメダル獲得となれば、マインドが良くなりそうで、出場3人に
頑張ってもらい、特に浅田 真央チャンと安藤 美姫ちゃんメダルを!!  

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第一生命 上場決定!ドコモ以来のインパクトあり!?

2010-02-22 23:35:31 | ニュ-スからひと言

         
今日、東証は 第一生命の上場を承認したと発表しました。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000562-san-bus_all

想定時価総額は、1株16万円程度となれば、発行株数が1000万株で、1.6兆円
程度になり、東証1部に上場したNTTドコモ(98/10月上場)2.1兆円以来の大型
上場
になります。

今回のミソは、発行株式1000万株に対し、約700万人の保険契約者に株式か、
現金がアサインされ、一度に大量の個人投資家が誕生する点
にあります。

新ホルダーは、新規資金を投入せず株主となり、棚ボタ気分、長期保有可能です。
また、150万人とも言われる個人株主の誕生で、証券界にとり、手数料収入特需や
証券の新規顧客を掘り起こすチャンスになりそうです。

さて、日経平均は、大幅反発し276円高の10400円の大引けでした。 
(出来高 概算16億株の薄商いでした。)

先週末、米FRBによる公定歩合引き上げを懸念した先物主導による売りも、週末、
NY市場の小幅反発を受け、先物主導による買戻しが入り、下落分を埋める事が
できました。

日経平均は、25日移動平均線を突破し、ボリンジャーバンドも25日線と+1σの
レンジに移行し、リバウンド基調継続
です。

注目NY市場、主要な経済指標の発表はありませんが、ホームセンターのロウズが
予想を上回る決算を発表した他、資源関連や食品会社のM&Aの動きが、株価を
下支えしそうで、底堅い展開に期待しましょうか。

日経平均、為替が大きく円高にシフトしなければ、続伸にチャレンジです。 

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2月最終週 相場展望と予定

2010-02-21 22:35:39 | 相場展望

          
バンクーバー五輪も明日から後半戦に突入しますが、日本は、銀1個、銅2個と
思いの他 活躍しており、前回のトリノ大会に比べて盛り上がっているようです。

日本選手が活躍すれば、必然的にテレビを見る機会も多くなり、自信や勇気を
もらい、気分も良く、マインドを明るくさせます。

ジャンプのラージヒルは、メダルに届かず残念でしたが、団体戦につながるもの、
また、カー娘のカーリングも、対英国戦の勝利は見応えがあって、その面白さは
スポーツとしてだけでなく、頭脳ゲームのように思えました。

ところで、米ツアー開幕戦のホンダLPGA、宮里 藍チャンが、最終日63で回り
大逆転でツアー2勝目をあげました。今夜のスポーツニュース、トップでしょう!!

さて本題、2/15週は、PIIGSに注視も、ソブリンリスクのギリシャ支援が出され、
具体策の提示3/Mまで小休止と言ったところでしょうか。視線は、サプライズで
あったFRBの公定歩合引き上げを実施したアメリカにいきます。

金融正常化への一環として、出口戦略へのプロローグであり、近い将来のFF金利
引き上げを示唆するものとして、ドル買いが広がりました。

NY株式市場は、序盤こそ、公定歩合の引き上げを嫌気し下落も、インフレ率の
低下などの指標も出て、金融引き締め懸念も後退、小幅上昇しました。

商品市況も持ち直し、金、原油も値を戻し、原油は、1/M以来の80ドルを視野に
入れています。

日本市場は、リバウンド基調の中、週末 FRB公定歩合の引き上げ、疑心暗鬼の
先物主導で、大幅下落し、1週間で 31円(0.3%)上昇の大引けでした。

明日から2月最終週に入りますが、主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週初は、NY市場の追い風と為替水準を背景に、過度な下落の戻りを試す展開。
また、中国市場が春節明け再開となり、その動向が注目されます。

米市場は、住宅関連指標の発表相次ぎ、悪いながらも一定の水準を維持してるか
注視する必要があります。

日本市場は、第3四半期の決算も出揃い、業績回復傾向が鮮明で、為替が92円
前後で推移すれば、株価の下支えから見直し買いが入って良い水準です。
また、トヨタの豊田社長が、リコール問題の公聴会に出席・説明しますが、これで
アク抜けとなるか、見守りたい。

2月最終週(2/22~2/26)の日経平均は、10100円~10500円程度を
想定しています。

1.2月最終週(2/22~26)主なイベントと予定
 2/22
  米  財務省30年物価連動債(TIPS)入札
  米  イエレン・サンフランシスコ連銀総裁 講演
  中  中国が春節(旧正月)明け
 2/23
  日本  日銀金融政策決定会合議事録(1/25、26開催分)
  米  12月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米  2月コンファレンスボード消費者信頼感指数 (予想、55.0)

  米  財務省2年債入札
  米  ブラード・セントルイス連銀総裁 講演
  米  ホームデポ、ターゲット、シアーズ・ホールディングズ
      メーシーズ、オフィス・デポ 各決算
  独  2月Ifo企業景況感指数 
 2/24
  米  1月新築住宅販売件数  (予想、35.0万個程度)
  米  バーナンキFRB議長 半期金融政策報告
  米  ガイトナー財務長官 2011年度予算 議会証言
  米  トヨタ車に関する公聴会(下院監視委員会)
  米  財務省5年債入札
  米  ゼネラル・グロース・プロパティーズ、TJXカンパニー (0.888)
      フロンティア・コミュニケーションズ、ワシントン・ポスト 各決算
  独  第4四半期GDP確報値
  独  3月Gfk消費者信頼感指数
  独  コメルツバンク
  EU  12月ユーロ圏製造業受注
  G   ギリシャ、官民合同ゼネスト
 2/25
  米  1月耐久財受注  (予想、前月比+1.5%)
  米  新規失業保険申請件数(2/20迄の週)
  米  バーナンキFRB議長 半期金融政策報告
  米  ブラード・セントルイス連銀総裁 講演
  米  財務省7年債入札
  米  ニューモント・マイニング、ハインツ、ギャップ、インチュイト 各決算
  独  2月失業率)
  EU  2月ユーロ圏消費者信頼感確報
  独  アリアンツ 決算
  仏  クレディ・アグリコル 決算
  英  RBS
 2/26
  日本 1月全国消費者物価指数(予想、前年比-1.4%程度)
  日本 1月鉱工業生産速報  (予想、前月比+1.0%、前年比+16.5%)
  米  第4四半期GDP改定値
  米  2月シカゴ購買部協会景気指数 (予想、59.0)
  米  2月ミシガン大学消費者信頼感指数
  米  1月中古住宅販売件数 (予想、550万戸程度)
  米  2010米金融政策フォーラム
      コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁、ダドリーNY連銀総裁、
      エバンス・シカゴ連銀総裁、タルーロFRB理事 各講演
  米  サウスウエスタン・エナジー、アメリカン・キャピタル 各決算
  独  2月消費者物価指数速報値
  英  第4四半期GDP改定値
  英  ロイズ・バンキング・グループ 決算
  EU 1月ユーロ圏消費者物価指数改定値
 2/28
  世  バンクーバー五輪閉会式

2.NY市場、為替/債券 結果(2/19)

 ユーロ円やカナダ円が主導する形でクロス円は円安に振れた。
 ダウ平均一時50ドル安から一時40ドル高まで持ち直し、リスク投資再開へ期待感
 が円売りを誘った。

 ユーロ円は123円台後半から124円台後半、カナダ円は87円台前半から88円台
  前半迄昇した。

 この間、ポンド円は141円台前半から142円台前半、豪ドル円は81円台後半から
  82円台半ば、NZドル円は63円台半ばから64円台前半まで上昇した。

 ただ、ダウ平均が終盤に失速したため、円売り圧力はNY時間午前の時間帯で、
 ほぼ 打ち止めとなっていた。

 19日のNY市場は、FRBの公定歩合引き上げを背景としたドル高が一服した。
 ユーロドルは1.34台後半から1.36台前半まで上昇、公定歩合引き上げ発表後下げ
 をほぼ回復した。

 週末ということで一旦ショートカバーが入った形。この日発表された米インフレ
 指標の低下がポジション調整を誘った。1月米消費者物価指数は、総合指数が
 前月比0.2%、コア指数が前月比-0.1%と、いずれも市場予想を下回る伸びだった。
 
 コア指数(コアインフレ)の前月比マイナスは1982年12月以来、約27年ぶり。
 発表直後の反応は今ひとつだったが、コアインフレの低下でFRBの利上げ開始が
 遅れるとの見方が広がり、金融引き締めへの警戒感が後退した。

 米債券市場では2年債、10年債とも利回りが低下(価格は上昇)した。
 ドル円91円台後半から一時92円台に乗せたが、ユーロドル主導でドル安に振れた
 ため、結局は91円台半ばまで押し戻された。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63273

 米国債利回り
     2年債    0.916(-0.008)
     10年債  3.776(-0.025)
     30年債  4.709(-0.022)

 19日NY債券市場は上昇、長期ゾーン中心に利回りは低下した。朝方発表された
 1月米消費者物価指数、総合指数、コア指数とも市場予想を下回る伸びとなった。
 コア指数は前月比-0.1%と、1987年12月以来、約27年ぶりのマイナスとなった。

 インフレ懸念の後退で2年債利回りは一時0.89%台、10年債利回り一時3.77%台まで
 低下した。ただ、来週実施される大型の国債入札が警戒され、10年債利回り一時
 3.82%台まで上昇する場面もあった。

 前日過去最大となった2-10年債の利回り格差は286ベーシスポイント(前日:293
 ベーシスポイント)に縮小した。
 米財務省は22日に30年物価連動債(TIPS)(80億ドル)、23日に2年債(440億ドル)
 24日に5年債(420億ドル)、25日に7年債(320億ドル)の入札を行う。

 発行総額は計1260億ドルと、過去最大規模。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63264
3.NY株式市場結果(2/19)

 NY株式19日
   ダウ平均      10402.35(+9.45 +0.09%)
   S&P500     1109.17(+2.42 +0.22%)
   ナスダック     2243.87 (+2.16 +0.10%)

 CME日経平均     10285  (大証比:+145 +1.42%)

 19日のNY株式市場は小幅続伸。ダウ平均は9.45ドル高の10402.35ドルと、辛う
 じてプラスで終了した。朝方はFRBの公定歩合引き上げを嫌気して売りが先行、
 ダウ平均は一時50ドル超下落した。

 ただ、取引開始前に発表されたインフレ指標が蒸し返され、ダウ平均はプラス圏に
 持ち直した。

 この日発表された1月の米消費者物価指数は総合指数が前月比0.2%、コア指数が
 前月比-0.1%と、いずれも市場予想を下回る伸びとなった。
 コア指数の前月比マイナスは1982年12月以来、約27年ぶり。コアインフレ低下で
 FRB利上げ開始が遅れるとの見方が広がり、金融引き締めへの警戒感が後退。

 ダウ採用銘柄で産業関連株や医薬品株が高い。ファイザーは1.4%高、デュポンは
 1.2%高、ボーイングは1.1%高だった。一方、消費関連株やハイテク株は軟調。
 マイクロソフトは0.6%安、コカコーラは0.3%安、インテルは0.1%安だった。

 個別ではパソコン大手デルが6.6%安と急落。18日取引終了後に発表した11-1月期
 決算で粗利益率が低下したことが嫌気され、これがハイテク株全体を圧迫した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63261

4.NY市場 原油先物3月限、金先物4月限 各結果(2/19)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=79.81(+0.75 +0.95%)

 19日のNY原油先物は続伸。3月限は0.75ドル高の79.81ドルで終えた。通常取引
 開始後、為替のドル高が一服した事で買われた。仏石油大手トタルの製油所での
 スト、イランの核開発を巡る地政学的リスクも原油買いを誘った。
 3月限は一時79.95ドル迄上昇、1月14日以来となる80ドル台が視野に入っている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63270

 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1122.10(+3.40 +0.30%)

 19日のNY金先物は小反発。4月限は3.40ドル高の1122.10ドルで終えた。時間外
 取引で一時1100ドルを割り込む場面もあったが、通常取引開始後、為替ドル安や
 原油高を背景とした買いで持ち直した。4月限は一時1127.40ドルまで上昇した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=63267

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09年第3四半期 企業業績 回復基調鮮明

2010-02-20 23:47:57 | 役立つ投資情報

          
バンクーバー五輪も中盤戦に入っていますが、昨日は、男子フィギュアで、史上初
高橋が銅メダル獲得
し、その芸術性の高さをアピールしました。 前回、トリノで、
メダルを逃した後、靭帯断裂を克服し、リハビリ姿を見ているだけに、感動した。

BGMにフェリーニの映画「道」の選択も良く、ほんとに華麗なステップでした。

また、今日 ジャンプ陣のラージヒルも、予選で 葛西、伊東の1、2位通過と、明朝の
決勝のジャンプが楽しみです。
 
さて、土曜の夜、表題 「東証1部企業利益、危機前水準に 銀・証が牽引 回復
基調持続へ」
とサンケイビジネスアイが伝えてましたので、紹介します。

-------------------------------------
東証1部上場企業の2009年10~12月期の経常利益総額が、7兆1000億円
となり、08年秋の「リーマン・ショック」前 (08年7~9月期=7兆円)の水準を
わずかに上回った
ことが19日、日興コーディアル証券の調べで分かった。

企業業績が最悪期を脱し、回復基調にあることが改めて浮き彫りになった。

調査は、東証1部上場企業で3月期決算の1319社を対象とした。企業の経常利益
総額は、09年1~3月期(5兆2000億円の赤字)を底にして着実に回復に向かって
いる。

ただし、09年4~12月期は、上期がリーマンショック以前との業績比較となるため、
経常利益は前年同期比8.4%減と低い水準にとどまる。

リーマンショックを発端にして金融市場は世界的に混乱。この影響を受けて、急激
に悪化した銀行や証券の業績がここへきて、上向いてきた事が、経常利益を押し
上げた主な要因だ。

中国など新興国で景気回復やエコカー減税やエコポイント制度など各国政府による
景気刺激策の恩恵を受け、自動車や電機、精密機器などの業績回復も寄与した。

09年4~12月期で増収増益となったのは164社で、減収増益は427社だった。

一方、増収減益は53社、減収減益は675社だった。
ただ、金融を除く全産業(1189社)の経常利益総額は09年10~12月期6兆円で
08年7~9月期(6.9兆円)の水準にまだ回復していない。これは、建設や不動産、
情報通信、陸運など国内で事業を展開している企業の業績が依然、低迷しているため。

日興コーディアル証券では「足元の景気は外需が好調で内需が低迷している『外高
内低』の状況にある」(橘田憲和ストラテジスト)と分析している。

10年1~3月期は09年10~12月期と比べ、経常利益は減る見通しだ。
もっとも、電子部品の需要がノートパソコンや薄型テレビの好調によって支えられる
など、製造業を中心に全体的な流れは上振れ傾向で、業績の回復基調が続く見込みだ。                                        (川上朝栄)
-------------------------------------
           http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000040-fsi-bus_all

週明け、買戻しのスタートになり、週末の昨日、押し目を拾った方は、楽しみですね。
それでは、また。
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米公定歩合の突然引き上げってどう よう。動揺!?

2010-02-19 17:40:44 | マ-ケット

           
それにしても、今朝のNY市場終了後、FRBによる公定歩合の引き上げに、少し
驚かされました。
今日19日から、公定歩合を現行の0.50%から0.75%に引き
上げられました。 

先日のFOMC議事録にも、FRBバーナンキ議長の出口戦略で言及していたが、
FF金利据え置きも、公定歩合で これほど早く実施されるとは思っていなかった。

今回の公定歩合の引き上げ、金利政策の変更ではなく、金融危機対策の正常化に
向けた動きとの説明ですが、このタイミングでの引き上げは、マーケットに与える
影響大でありました。

今晩のNY市場の株式(売り程度)を見極めたいとする投資家と日本株には、為替で
円安にシフトの追い風で、その綱引きは、売りが買いを大きく上回った格好です。

それでも、行き過ぎの過剰反応とも見れます。

来週の米国債入札を控え、無事終了したいとの思惑が働いたとの穿った見方も出て
きます。

特に、中国が12月にかなり売却して、米国債保有1位の座から降りており、日本が
1位に帰り咲きました。
             (参照方→http://www.nhk.or.jp/news/k10015675431000.html

中国をけん制した水面下の対策としたら、この引き上げ決断が吉となるか、今晩の
NY市場の反応に注目で、また、春節明けの中国市場の反応にも目が向けられます。

また、米中関係で、中国外務省が、オバマ米大統領がダライ・ラマ14世と会談した
ことを非難しており、政治的報復でなく、経済的報復で、中国が米国債の持ち高を
減らすなんて、ことにならない事を祈りたい。


さて、日経平均は、大幅反落の212円安の10123円の大引けでした。 
(出来高 概算18.3億株の商いでした。)

今日のインパクトは、上記のFRBによる公定歩合の引き上げにつきます。先物
主導で、大きく値を下げた格好です。

日経平均は、5日線を割り込みましたが、この為替水準での大きな下落は限定的と
見ており、来週の反騰に期待したい。

さて、週末のNY市場の反応やいかに??

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