「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4月第1週 相場展望と予定

2019-03-31 23:56:25 | 相場展望

    
3/25~週の日経平均は、週間で3週ぶりに下落。世界的な経済減速、景気後退を
示唆する様にNY市場の逆イールド(米長短債券利回りの逆転)や英ブレグジットの
合意無き離脱等を背景に、週初に暴落し、一時21000円を割り込む場面もあった。

ただ、3/26の3月期末の配当取りやその後の実質4月相場入り期待もあり、自律
反発し、21200円台を回復して終了した。

結局、日経平均は、421円安(↓1.95%)21205円の大引けでした。

さて、4月第1週(4/1~4/5)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。
週末NY市場は、懸念材料はあるものの、米・中貿易協議の進展期待の再燃で、ダウ
200ドル超の上昇をして終了。日経平均は、この流れを受けて上昇スタートになり
そうである。為替がドル/円で110円後半に戻しており、景気の不透明感はあるが
戻りを試す展開に期待したい。

国内は、4/1に新元号発表が発表され、特需期待や日銀短観に注目です。実質4月
相場入りで、需給面での改善や期間投資家の銘柄入れ替え等も想定
されるが、底堅い
展開を期待したい。

海外は、米中貿易協議継続の行方、4/3の米ADP雇用統計や4/5の雇用統計に
注目です。

明日からの日経平均は、世界経済減速懸念はあるものの、新元号の発表が社会マインド
を高揚させ、投資効果が生じる可能性もあります。また、日銀短観は悪い事が想定され
るが、先週の下落である程度織り込んでおり、個別株物色が活発になり始めてるので、
もみあい上昇を想定したい。

日経平均、4月第1週(4/1~4/5)レンジは、21000円~21850円程度
を想定しています。

1.4月第1週(4/1~4/5)主なイベントと予定
 3/31
 中国 3月製造業PMI
  ト トルコ統一地方選挙
 EU 欧州夏時間開始
 4/1
 日本 11:30頃 新元号公表
 日本 第1四半期 日銀短観
   日本 3月自動車販売台数
 日本 象印、クリエイトSDH、WNIウエザー、しまむら、キューソー 各決算 
  米 2月小売売上高
  米 3月ISM製造業景気指数
  米 2月建設支出
 中国 3月財新製造業PMI
 中国 付加価値税引き下げ
  英 下院、離脱案の代案巡り支持動向を探る拘束力のない投票を再び実施
 EU 2月ユーロ圏失業率
 4/2
 日本 3月マネタリーベース
 日本 キューピー、ライトオン、ナガイレーベン、西松屋チェ 各決算
  米 2月耐久財受注
  米 3月自動車販売
  米 イーストマン・コダック、ゲームストップ 各決算
  豪 中銀政策金利
 4/3
 日本 エスプール、バイク王、マルカキカイ 各決算
 日本 東名 IPO 
  米 3月ADP雇用者数
  米 3月ISM非製造業景気指数
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
 中国 副首相、ワシントン訪問
 4/4
 日本 サカタのタネ、アダストリア、7&I HD、三協立山、不二越、ハイデイ日高 各決算 
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
 4/5
 日本 2月景気動向指数・速報値
 日本 2月家計調査
 日本 2月毎月勤労統計調査
 日本 壱番屋、サンエー、薬王堂、スギHD、大有機、マニー、ワキタ、トーセイ 各決算
  米 3月雇用統計
  米 2月消費者信用残高
 中国 アトランタ連銀総裁、講演
   中国 休場(清明節)
   香港 休場(清明節)

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/29)
 29日のNY外国為替市場は、米株高の動きなどを好感して、ドル買いがやや
 優勢な展開となった。ドル円はリスク警戒後退の動きが円売りにつながった事
 もあり、しっかりの展開に。
 
   この所、下げが目立っていた米長期債利回りがやや回復し、一時2.43%台を
 付けたこともドル買い要因に。ドル円は110円95銭を付ける場面が見られた。
 もっとも111円手前の売りを崩すだけの勢いは見られず、米債利回りの上昇が
 一服すると、110円台後半でのもみ合いとなった。
 
 ユーロドルは1.12台前半での推移。ドル高基調もあって頭の重い展開。
 ポンド売りの動きなどもユーロの重石となり、一時1.1210近辺まで。
 もっとも、ドル円同様に大台を超えて動きが進むだけの勢いに欠けていた。
 
 ポンドは、注目された英下院でのEU離脱案に対する採決が日本時間23時半に
 行われ、3度目の否決となったことで売りが出る展開となった。ロンドン市場で
 採決への悲観論から1.30ちょうど手前まで下落したあと、離脱強硬派などが
 政府案に賛同に回るとの思惑で1.3130台まで上昇するなど、不安定な動きを
 見せた後の下院採決。投票時からややポンド売りが進み、否決決定で1.2978
 近辺まで売りが出る流れとなった。もっとも、その後は買い戻しが入り1.30台
 を回復。採決前よりはポンド安の水準でもみ合いが続いた。
 
 ポンド円も同様でロンドン市場で144円10銭近辺から145円台半ば迄上昇し、
 144円台後半へ戻して採決の実施。その後144円割れまで売り込まれたものの、
 144円台半ばで週の取引を終えている。
 https://fx.minkabu.jp/news/98685 
 
 米国債利回り
  2年債        2.260(+0.024)
  10年債      2.405(+0.010)
  30年債      2.814(-0.008)
  期待インフレ率   1.875(+0.013)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 このところ低下が目立った米長期債利回りは、週末を前に回復傾向に。ロンドン
 市場から上昇傾向にあった10年債利回りは、株高などを受けたリスク選好の
 動きに、一時2.43%台まで上昇する(債券価格が下落する)展開となった。
 世界的なリスク警戒からの米長期債への資金流入の流れに対する調整が入った格好。
 その後はやや調整が入り、2.405%前後で週の取引を終えてる。昨日2.33%
 台を付けた状況から、2.40%台を維持しての推移と、利回り低下が一服といった
 ところに。
 https://fx.minkabu.jp/news/98684

3.NY株式市場 結果(3/29)
 NY株式29日
  ダウ平均       25928.68(+211.22 +0.82%)
  S&P500       2834.41(  +18.97 +0.67%)
  ナスダック        7729.32(  +60.15 +0.78%)
  CME日経平均       21290     (大証比:+80 +0.38%)

 29日の米国株式市場は堅調な動きが続いた。主要指数は寄り付きからプラス圏で
 推移し、その後もしっかりの展開。午前中は英議会がEU離脱案に対して3度目の
 否決を決めた際の世界的なリスク警戒の動きなどから調整が入る場面も、プラス圏
 を維持した推移となり、その後も堅調な地合いを継続。引けにかけて上げ幅を拡大
 する展開となった。
  
 ダウ30種平均は29銘柄がプラス圏で引けており、幅広い買いが入っていた。
 唯一マイナス圏の3M藻0.36%安にとどまっており、全体にしっかり。
 
 朝から買いが目だった建設機械大手キャタピラーに加え、ヘルスマネジメント大手
 ユナイテッドヘルスが2%超の上昇、薬局チェーン大手ウォルグリーン、コングロ
 マリットのユナイテッドテクノロジーズ、化学ダウデュポン、航空大手ボーイング、
 システム開発のシスコシステムズ、半導体大手インテルなどが1%を超える上昇に。
 
 FANG・GAFAなど新興ハイテク関連ではエヌビディアが1.3%高としっかり。
 その他は小幅高。
 
 個別銘柄ではバイオ医療関連でゼーロス・セラピューテクス、マーカー・セラピュー
 テクスなどが強い。アプリケーション開発のプログレスソフトウェアも15%高と強い。
 IT関連のスマートグローバルホールディングスが19.5%安。 
 https://fx.minkabu.jp/news/98678

4.NY市場、原油先物5月限/金先物6月限
 NY原油先物5月限(WTI)
  1バレル=60.14(+0.84)
 
 NY原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.80~0.84ドル高。
 その他の限月は0.12ドル安~0.77ドル高。
 
 米中の通商協議に対する期待感から株高に振れたことなどを受けて堅調となった。石油
 輸出国機構(OPEC)の協調減産にロシアが9月までの延長の可能性を示したことも支援
 要因となり、5月限は昨年11月以来の高値60.73ドルを付けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/98677
 
 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1298.50(+3.20)
 
 金6月限は反発。時間外取引で、株高などを受けて軟調となり、7日以来の安値1291.3
 ドルを付けたのち、ユーロ安一服を受けて下げ一服となった。日中取引では、米PCE
 デフレータでインフレの落ち着きが示されたことを受けて堅調となり、1304.6ドルまで
 上昇した。ただ買い一巡後は株高を受けて上げ一服となった。  
 https://fx.minkabu.jp/news/98674


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ソフトバンクとトヨタ合弁「モネ」に、ホンダと日野が出資!?

2019-03-28 23:55:33 | 企業を斬る

      
ソフトバンクとトヨタ自動車の合弁会社であるモネ・テクノロジーズは、
ホンダと日野自動車と資本業務提携する。2社の出資で昨年発足した
同社にとって、初の外部資本受け入れとなる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190328-39355880-bloom_st-bus_all

今日の発表によると、ホンダと日野自はモネに約2億5千万万円をそれ
ぞれ出資し、約10%の株式を取得する予定。出資完了は5月末の予定。

ソフトバンクとトヨタは昨年、移動手段とIoT融合を目指す合弁会社
モネを設立した。今回の増資後の出資比率はソフトバンクが40.2%、
トヨタが39.8%になる。設立当初の資本金は20億円だったが、
両社は将来的に100億円まで増資する計画を既に表明している。

次世代移動サービスでの連携に向け「MONETコンソーシアム」も設立。
JR東日本や三菱UFJ銀行など88社が参加する。自動運転時代の事業
展開を見据え「モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS、マース)」
の開発を共同で進める。

コンソーシアムの1社であるサントリーHDが提案してるマースの具体的
なイメージは、サラリーマンが退社後モネの車両を呼び出し、リラックス
した空間の中でビールを飲みながら帰宅するというものの様です。

モネの宮川社長は都内ホテルで開催したイベントで、「ホンダ、日野以外
もさらに多くの企業に声をかけていく」と発言。さらに、「『GAFA』
誕生した様に、マースで、モネが世界中で活躍できる存在になりたい」と
述べ、将来的には「ウーバー、ディディ、グラブなどと連携を取りながら、
国際展開を目指すかもしれない」と海外進出に意欲を示した。


将来の自動運転社会の実現を見据え、社会インフラの一旦を担うことで
成長性を求める企業は、CSR(企業の社会的責任)を取りつつ、次世代
オンデマンドモビリティサービスの提供に参加しようと、出資企業だけで
なく、自治体も巻き込んだイノベーションに注目しています。

さて、日経平均は大幅続落して、344円安の21033円の大引でした。
(出来高 概算12.2憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、逆イールドカーブの再燃で下落。その流れから日経
平均は、為替の円高も加わり、負のバイアスが掛かった格好で、続落した。
一時、先物主導で21000円割れあったが、終了時は21000円台を
何とかキープして終了した。

日経平均は大幅続落。チャートは、マドを空けて下ヒゲ陰線引け。ボリン
ジャーバンドー2σ~ー1σレンジで、今日の続落をダマシとし25日線
付近迄戻せるか、正念場です。

今晩のNY市場、上昇してスタートももみ合いで、上昇して終了できるか
ポイントです。

明日の日経平均、週末でも、自律反発と月末ドレッシング買いから、早速
反発を想定したいが、先物主導の買戻しに注目しています。


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パイオニアの栄枯盛衰、株式市場から退場!?

2019-03-27 23:57:06 | 企業を斬る

      
今日、パイオニアは、東京証券取引所第1部で取引される株式が上場廃止
となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000113-kyodonews-bus_all

1938年に創業して約80年。老舗の音響機器メーカーとして多くの人々に
親しまれたが、2000年代に入って経営が悪化し、株式市場から姿を消した。
今後は、出資を受ける香港ファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・
アジア」の完全子会社となって再建を目指す。

パイオニアは、多くの世界初の商品を手掛けた。1990年に発売した衛星利用
測位システム(GPS)搭載のカーナビなどが有名で、当時のパイオニア株は
商品開発力や将来性から人気を集め、株価は同年3月に6880円の最高値を
記録した。


1980年代は、音響機器メーカーとしてオーディオで、特にスピーカーは、
マニアの垂涎の的でした。90年代は、GPS搭載のナビシステムが人気が
あった。経営のかじ取りを誤ると、企業も栄枯盛衰です。

さて、日経平均は小反落して、49円安の21378円の大引でした。
(出来高 概算13.1憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、逆イールドカーブの一服や原油相場の上昇で、上げて終了。
その流れから日経平均は、配当落ち(170円強)であったが、2/3を吸収し
落ち分を考慮すると、100円超の上昇して21350円台超えで引けた。

日経平均は小幅反落。3月期末配当の権利落ちの2/3以上を埋めており、実質
100円超の続伸と解釈できます。チャートは、下ヒゲ陽線引け。チャート形状
良くなり、ボリンジャーバンドー1σ~25日線、中心線に近い所での推移。
実質新年度、4月相場に期待を持たせた格好です。

今晩のNY市場、小幅続伸してスタートしており、底堅い展開で終了となるか、
ポイントです。

明日の日経平均、円高が進行しなければ、もみ合いを想定していますが、先物の
動きに注目です。
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就活新ルール、政府が順守要請を開始!?

2019-03-26 23:57:14 | ニュ-スからひと言

       
2021年春に入社する今の大学2年生から適用される就職活動新ルールに
ついて、政府は26日、国内約1100の経済・業界団体に順守を要請する
文書を送り始めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000026-asahi-soci

「会社説明会は3年生の3月、面接は4年生の6月解禁」というルールの
主要部分を維持しているが、罰則はなく、守るかどうかは企業の判断に委
ねられる。

今のルールを主導する経団連が昨年10月、現2年生からルールを作らない
事を決め、政府が代わりに主導することになった。学生の混乱を防ぐため等
として、日程などの骨格を維持。インターンシップと称しながら解禁前に、
実質的な説明会や選考をすることの禁止も、現行の規定を踏襲した。

一方、現2年生の就活期間は、20年の東京五輪・パラリンピックの開催と
重なる可能性がある。地方在住の学生が宿泊施設を確保しづらかったり、
ボランティアに参加する学生の就活の日程と重なってしまったりすることが
想定されるため、「学生の事情に十分に配慮」することも求める。


人手不足で売り手市場だけに、来年の東京五輪イベント前、GW前後は、
有望人材確保のため、面接を実施する企業も出てくる事も予想されます。
フライングするな、と新ルールを順守する様 要請しても、その実効性は
疑問かもしれません。

さて、日経平均は大幅反発して、451円高の21428円の大引でした。
(出来高 概算17.4憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、世界経済減速懸念が強いものの、底堅い展開で終了
して、日経平均は、前日の過度の悲観論から先物主導で売られており、自律
反発や配当取りも含め、買い戻された格好でした。21000円台を回復し
始まった日経平均は、その後上げ幅を広げ、21400円台で終了した。

日経平均は大幅反発して、昨日下落分の2/3戻して陽線引け。チャート
形状は良化して、ボリンジャーバンドー1σ~25日線、中心線に近い所
まで戻しており、相場の分水嶺の崖から生還した格好。明日、配当落ち分
170円強あることから、この落ち分をどこまで吸収できるか、注目です。

今晩のNY市場、ダウ続伸、ナス反発してスタートしており、どこまで値を
伸ばせるか、ポイントです。

明日の日経平均、配当落ち分170円強あり21300円台中盤より上で
終了できるか、注目しています。

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デサント石本社長退任へ!伊藤忠の敵対的TOB初成功!?

2019-03-25 23:56:15 | 企業を斬る

       
デサントは25日までに、石本雅敏社長(56)が退任し、後任を筆頭株主の
伊藤忠商事から迎える方向で最終調整に入った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190325-00000021-jij-bus_all

繊維部門トップの小関秀一専務執行役員が有力視されている。伊藤忠が
デサントに敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けて両社の関係は悪化
したが、トップを迎え入れることで関係修復を図るとみられる。

小関氏は中国事業に精通しており、現在は「繊維カンパニープレジデント」
を務めているが、今月末の退任が決まっている。 


国内で、大手企業同士による敵対的TOBは国内初の成功となりました。
伊藤忠はデサントへの影響力を強め、経営陣の刷新を迫り、経営のかじ取り
をします。
敵対的TOBなだけに、新経営陣と従業員との足並みがそろえば、いいです
が、しっくりいかないと、業績にも影響することでしょう。
今後の展開に注目です。

さて、日経平均は大幅反落して、650円安の20977円の大引でした。
(出来高 概算13.2憶株の商いでした。)

週末のNY市場は、EU市場の軟調に加え、国債イールドカーブがが再び
逆転して経済減速懸念が台頭で、ダウが400ドル超下落した。この流れ
から日経平均は、為替の円高も加わり、アンダーシュートの暴落となった。
日経平均は、節目21000円台を割り込んで引けた。

日経平均は大幅反落して、イレギュラーなチャート形状で、ボリンジャー
バンドー2σを破り、一気に悪化した格好です。ダマシの下げで、早々と
21000円台に戻れるか、明日の3月末期末配当取りが相場の分水嶺。
明日この異常値を脱する急反発を想定していますが、NY市場次第か。

そのNY市場、もみ合いスタートでスタートし、そのまま底堅い終了と
なるか、ポイントです。

明日の日経平均、今日の下げは行き過ぎで、早速の反発を想定してます。

 

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3月最終週 相場展望と予定

2019-03-24 23:56:50 | 相場展望

    
3/18~週の日経平均は、上値は重いものの2週連続上昇した。米・中貿易交渉の
進展期待や、中国の景気刺激策の継続発表を好感した流れを受けて、週初から続伸と
米・中の底堅い株価の形成もあり、追従する動きであった。ただ、春分の日の祝日や
週後半の米FOMCを前に、積極的に上値を追い切れず、重い状況であった。
それでも、米・中からの株価の出遅れもあり、2週続けての上昇となった。

結局、日経平均は、176円高(↑0.82%)21627円の大引けでした。

さて、3月最終週(3/25~3/30)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末NY市場は、米国債のイールドカーブの逆転と、独・仏の製造業PMIが予想を
下振れて、世界経済の減速懸念の台頭で、ダウは460ドル余り下落して、週明けの
日経平均は、大幅下落のスタートになりそうである。為替がドル/円で110円割れ
も、嫌気を誘いそうである。

国内は、3/26が3月期末権利付き最終売買日、3/29が日本版雇用統計など
注目です。
海外については、3/28~29の米・中貿易協議、3/29のブレグジットの
進展などが注目されそうです。

明日からの日経平均は、世界経済減速懸念や為替の円高を背景に、日経平均が一時
21000円割れをするかもしれないが、3/26配当取りや翌日の配当落ち分を
吸収する動きとなれば、企業業績の期待感から週末には戻りを試す展開を期待したい。

日経平均、3月最終週(3/25~3/29)レンジは、20850円~21700円
程度を想定しています。

1.3月最終週(3/25~3/30)主なイベントと予定
 3/25
 日本 1月全産業活動指数
 日本 原田日銀審議委員、講演
 日本 大光、アークランド 各決算
 日本 GDH IPO
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米 アップル、新製品・サービス発表イベント開催
  独 3月Ifo景況感指数
 3/26
 日本 3月期末、権利付き最終売買日
 日本 日銀金融政策決定会合の主な意見(3/14、15開催分)
 日本 2月企業向けサービス価格指数、
  米 2月住宅着工件数
  米 1月ケースシラー住宅価格指数
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  米 ボストン連銀総裁、講演
  米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
 NZ 2月貿易収支
 3/27
 日本 ニイタカ、ヒマラヤ 各決算
  米 1月貿易収支
  米 第4四半期経常収支
  米 国債入札 5年債(410億ドル)
  米 カンザスシティ連銀総裁、講演
 中国 1月工業利益
 EU ドラギECB総裁、講演
 3/28
 日本 夢の街、ストライク、セキチュー、タキヒョウ 各決算
 日本 NATTY SWANKY、フレアス、日本ホスピスHD 各IPO
 日本 JPX清田CEO記者会見
  米 第4四半期GDPP確報値
  米 2月中古住宅販売制約指数
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  米 ボウマンFRB議事、講演
  米  クラリダFRB副議長、講演
  米 クオールズFRB副議長、講演
  米  NY連銀総裁、講演
  米 セントルイス連銀総裁、講演
 米中 閣僚級貿易協議(~3/29まで)
 EU 2月ユーロ圏マネーサプライ
 3/29
 日本 2月有効求人倍率
 日本 2月完全失業率
 日本 2月労働力調査
 日本 2月鉱工業生産
 日本 2月商業動態統計
 日本 ハニーズHD、スターマイカ、ミタチ、クラウデイアH、日本エンタ―、マルマエ
    宝印、ジャステック 各決算
 日本 Welby、エードット 各IPO
  米 2月個人支出
  米 2月個人所得
  米 2月新築住宅販売件数
  独 3月失業率
  英 EU離脱期限→4/12へ延期
 3/31
  米 国債償還 2年債(291億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(296億ドル)
 中国 3月製造業PMI
 EU 夏時間へ移行
  ト トルコ統一地方選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(3/22)
 週末のNY市場でドル円はドル安円高の動きが加速した。
 米国のPMIの弱さが世界的な景気鈍化懸念を誘う格好で、ドル円は110円80銭近辺の
 揉み合いから、ロンドン市場で110円台半ば割れ。
 その後もドル売り円買いの動きが続き、110円近辺でいったん揉み合った後、109円
 70銭台まで。
 
 週末ということもあり、安値からは一旦買い戻しも110円10銭台までと戻りは鈍い。
 ロンドン市場で値を落としたユーロドルはNY市場でもう一段下値を試し、1.1270台
 まで。ドル全面高ではなく、リスク回避での円買いが主導する展開に。
 
 ユーロ円は126円台からロンドン市場で124円台まで。NY市場では円高主導で123円台
 まで値を落とす大きな動きに。
 ドル買い新興国通貨売りの動きなども見られリスク警戒感が強い展開に。
 
 ダウ平均が400ドルを超える下げとなるなど、為替市場以外でもリスク警戒の動きが
 広がっている。
 
 ポンドはロンドン市場での1.3080近くの安値トライから一転して買い戻しが優勢に。
 週末を前に突っ込んだ動きを避けたいとの思惑がポンドの買い戻しに。
 ブレグジット期限延長で目先の合意なき離脱が先送りされたことも大きい。
 https://fx.minkabu.jp/news/97905
 
 米債利回りの低下傾向が継続。ベンチマークとなる10年債利回りは一時2.416%
 と約1年2カ月ぶりの低下。3カ月物の利回りを下回る逆イールドが発生した。
 サププライムショックの渦中である2007年以来の現象。
 
 米株が大きく値を落とす中、世界的にリスク警戒感が強まり、質への頭皮から米長期
 債に資金が流れ込んでおり、米債利回りが低下する状況が続いている。
 
 米10年債利回りは2.416%を付けた後一旦少し戻したが、2.46%超えまで。
 節目の2.50%を海外市場でしっかりと下回ってからは頭の重い展開が続き、
 2.439%近辺で週の取引を終える展開に。
 https://fx.minkabu.jp/news/97902

3.NY株式市場 結果(3/22)
 ダウ平均      25502.32(-460.19 -1.77%)
 ナスダック       7642.67(-196.29 -2.50%)
 CME日経平均       20990     (大証比:-350 -1.67%)

 22日の米国株は、金融やハイテク中心の大きな下げに押される形で、全体に大きく
 値を崩す展開となった。朝からマイナス圏で始まった米国株は、その後も売りが優勢に。
 米国債利回りの低下などを嫌気した米金融株の売りが全体の重石となった。
 
 ダウ採用銘柄ではゴールドマンサックスとJPモルガンの二行が大きく売られている。
 売上報告が失望を誘ったナイキの6%を超える下げなども目立った。
 ダウ平均30業種中26業種が下げと、幅広い業種で売りが出ている。

   上記以外で目立ったのは3.5%超さげたダウデュポン、2.5%超下げたインテルと
   マイクロソフト等。
 ダウでも見られるIT系の下げもあり、ナスダックはダウ平均以上の下げ率で2.5%安。
 
   ネットフリックスが4.5%弱の大幅安。テスラ、アマゾン、エヌヴィディアなどが3%
 を超える下げなど、軒並みの大幅安に。
 その他ではアルツハイマー病治験薬の後期試験注中止発表で昨日29%も下げたバイオ
 ジェンが約4.5%の続落。
 https://fx.minkabu.jp/news/97897

4.NY市場、原油先物5月限/金先物6月限 各結果(3/22)
 NY原油先物5月限(WTI)
  1バレル=59.04(-0.94 -1.57%)

 NY原油は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.94~0.91ドル安。
 その他の限月は0.90~0.35ドル安。
 欧州の製造業PMIが一段と低下したことで、ユーロ圏の景気減速懸念がさらに
 強まった。景気減速による石油需要の下振れが警戒されている。
 時間外取引から5月限は軟調に推移し、通常取引開始後は58.28ドルまで一段安
 となった。ただ、安値からは若干切り返して引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/97898

 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1318.70(+5.1 +0.39%)
 
 金6月限は続伸。欧州の製造業PMIが一段と低下したことで、世界的な景気減速懸念
 強まり、逃避的な需要が強まった。ただ、ドル高に振れたことは代替資産である金の
 上値を抑えた。 
 https://fx.minkabu.jp/news/97899
 

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イチロー現役引退を発表!平成ピリオドも相場は始まる!?

2019-03-21 23:57:34 | ニュ-スからひと言

    
今晩 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が、アスレチックス戦の後、
正式に引退すると発表した。球団がリリースを発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000174-dal-spo

リリース文には「シアトルマリナーズのイチロー外野手が今夜限りで第一線
を退くことを発表した。日本での第2戦の後に決めた」と記されている。

イチローは「私は野球で多くの夢をかなえてきました。日本でのキャリア、
そして2001年からはメジャーリーグと両方でです」、「シアトルで始め
たメジャーでのキャリアをマリナーズとともに終えられることを光栄に思い
ます。

プロ選手としての最後の試合を、母国の日本で出場できた事は良かった」と
思いをつづった。
また、マリナーズだけではなく、ヤンキーズ、マーリンズそして、メジャー
リーグで対戦した全ての相手にも謝意を示した。その上で「日本とアメリカ
のファン両方に、私を支えてくれた全ての人に感謝します」とした。


この後、0時過ぎから引退会見を行うようですが、100年に一人の天才も
輝かしい記録を残して引退します。記録と記憶に残る不世出の英雄に日本人
として誇りに思うし、長い間お疲れ様でしたと言いたい。

今晩のNY市場、新規失業保険申請件数、フィラデルフィア連銀製造業指数、
CB景気先行指標など、経済指標が上方修正され、もみあいから上昇に転じ
る気配で、終了時に昨日の下落分を吸収できるか、ポイントです。

明日の日経平均、週末で多少の円高となっても、底堅い展開を期待したい。
 

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景気判断を3年ぶり引き下げで、景気回復に翳り!?

2019-03-20 23:57:20 | ニュ-スからひと言

    
今日、政府は国内の景気について、判断を3年ぶりに引き下げた。
景気をめぐる公式見解である月例経済報告の3月分で示した。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190320-00000069-asahi-brf

中国経済の減速が響き、日本から輸出や企業の生産活動が鈍っている。
景気が既に後退してる可能性を示すデータが出ており、政府は公式な
判断も引き下げざるを得なくなった。
景気の現状を「このところ輸出や生産の一部に弱さもみられるが、緩や
かに回復している」と表現した。


中国経済の鈍化が、日本の輸出や生産に影を落としてる格好で、GDP
に占める割合が合わせて7割になる、個人消費と設備投資が堅調を維持
している点で、内需を中心に景気回復が続いているとの見方もあります
が、予断を許さない状況です。

いざなみ景気(86か月)超えが幻になるか、今後発表される日銀短観が
良くない事も想定できるので、景気の踊り場を迎えている様です。

さて、日経平均は反発して、42円高の21608円の大引でした。
(出来高 概算11.4憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、小幅下落も底堅い終了。日経平均は、祝日休場前と
あって、一時21500円割れの場面もあったが、売り方の買戻しも入り、
プラス引け、21600円台を回復して終了した。

日経平均は反発。25日線を上回り、上昇基調の継続です。ボリンジャー
バンド25日線~+1σレンジで、週末にかけ上放れできるか、FOMC
結果後のNY市場に注目です。

今晩のNY市場、FOMC結果を受け、どう反応するか、また明日以降の
動きで、底堅く展開できるか、ポイントです。

祝日明けの日経平均、NY市場の展開次第で、上放れもあります。明朝の
NY市場の結果に一喜一憂することなく、でんと構えたいものです。

ブロガー/読者の皆さん、今日の結果を良しとして良い祝日を!!
 

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地方の住宅地が、27年ぶり上昇って本当!?

2019-03-19 23:57:48 | ニュ-スからひと言

    
今日、国土交通省は、2019年1月1日時点の公示地価を発表した。
東京、大阪、名古屋の三大都市圏を除いた地方圏の住宅地が、前年比
0.2%上昇した。(北見英城、田中美保)
上昇は1992年以来27年ぶり。これまで都市部で目立っていた
地価の回復が、地方にも広がりつつある。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000074-asahi-brf

地方圏の商業地は1.0%上がった。上昇は2年連続で伸び率は前年
(0.5%)より拡大した。住宅地、商業地、工業地などを含めた全
用途も0.4%上昇(前年は0.04%上昇)した。

地価の回復は、これまで三大都市圏や札幌、仙台、広島、福岡といった
都市部で進んできた。今回は、地方都市でも訪日客の増加や駅前などの
再開発が進み、上昇に転じる地点が増えた。ホテルや商業施設の需要が
増え、交通利便性が高い駅前などではマンション開発が活発です。

日本銀行の金融緩和策によって超低金利の投資資金が地方の中心部にも
流れ込んでいる。

都道府県別では、地価が上昇に転じたのは、住宅地で4道県増えて18、
商業地で1県増えて22になった。

全国の商業地の最高価格は、東京・銀座4丁目の山野楽器銀座本店で、
5720万円/㎡。伸び率は3.1%と前年の9.9%より鈍化した。


訪日外国人客の増加やそれに伴う地方駅前都市の再開発で、バブル崩壊
以来の地方都市の宅地の上昇となっています。回遊人口増やグルメ体験
無形文化遺産の観賞など、民泊活用などが地価を押し上げているのかも
しれません。東京五輪開催の来年まで、上昇は続きそうです。

さて、日経平均は小幅反落して、17円安の21566円の大引でした。
(出来高 概算11憶株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、底堅い終了。ただ、為替の円高傾向から反落して
始まると、一時3ケタ下落する場面もあった。ただ、切り返して上昇も
もみあいとなり、21500円中盤で終了した。

日経平均は下落。ただ25日線を上回り、チャート形状は、きっかけ待ち
商状。ボリンジャーバンド25日線~+1σレンジで、先高感を継続です。
祝日をはさみ週末にかけ、値を切り上げるか外部環境のサポート待ち状況。

今晩のNY市場、もみあいスタートも上昇傾向を示しており、底堅い展開
終了するか、ポイントです。

明日の日経平均、祝日前で動きづらく、底堅いもみ合いを想定してます。
 

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大卒内定率、2月初旬で90%超えって本当!?

2019-03-18 23:57:11 | ニュ-スからひと言

    
今春卒業予定の大学生の就職内定率は、2月1日時点で91.9%だった。
前年同期を0.7ポイント上回って8年連続で改善し、同日時点の調査を
始めた1999年度以降の最高を3年連続で更新した。厚生労働省と文部
科学省が18日発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000052-asahi-brf

国公立24大学、私立38大学の4770人を抽出して調べた。国公立が
前年同期より0.3P低下91.5%で、私立は同1P上昇92.1%。
男女別では、男子が同1.5P上昇の91.4%、女子は0.2P低下の
92.6%でした。


この抽出調査では、9割強の学生が内定を取っている事で、企業の「青田
買い」姿勢は、積極的の様です。景気回復や人手不足で、企業の採用意欲
が高まってることが背景にあるとは言え、売り手市場にあることは、若者
にとって、良い事です。

さて、日経平均は続伸して、133円高の21584円の大引でした。
(出来高 概算10.3憶株の商いでした。)

先週末のNY市場は、上昇。その流れを受けた日経平均、上昇してスタート
し戻り売りもあったが、切り返し一時21600円台をつける場面もあった。
その後、米FOMCを前に膠着したが、21500円台後半で終了した。

日経平均は続伸。チャートは十字線の示現で、形状は良化した。25日線を
上回り、ボリンジャーバンド25日線~+1σレンジで、先高感を維持。
今週末にかけ、もうひと伸びがあるか注目しています。

今晩のNY市場、もみあいスタートもナスが強い動きでスタートしています。
底堅い展開で終了するか、ポイントです。

明日の日経平均、為替の円高への進行がなければ、続伸して良い状況ですが、
先物主導の動きに注意しつつ、注目しています。
 

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