「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

鉱工業生産(2010年)の高い伸びも、さらなる金融緩和を!?

2011-01-31 23:55:32 | マ-ケット

        
2011年、1月も月末を迎えましたが、今月は寒波の影響か、厳しい寒さとなり
ました。コート、マフラーと手袋が手放せません。

明日から、「気候が緩む」と天気予報が言ってますが、信じていいんでしょうか。

ところで、今日、経産省が発表した平成22年の鉱工業生産指数速報(平成17年
=100)は94.0で、前年比伸び率は、現行基準でデータがある15年以来で
過去最高となる15.9%増となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110131-00000113-san-bus_all

年間の伸び率がプラスとなるのは3年ぶり事で、リーマン・ショック後の大幅な落ち
込みの反動で伸びが大きくなったようです。

また、同時に発表された昨年12月鉱工業生産指数速報(季節調整済)は94.6で
前月比3.1%増となり、2ヶ月連続でプラスでした。基調判断は「持ち直しの動き
がみられる」で、前月の「弱含みで推移している」との判断から上方修正されました。

業種別で、自動車等の輸送機械工業が輸出向け生産が好調だった事から5.1%増。
スマートフォン向けの部品等が増加した電子部品・デバイス工業も7.7%増と、大きく
伸びました。

12月の伸びも、エコカー補助金の終了や家電エコポイントの縮小など政策効果の
はく落が懸念されたものの、国内の需要減を海外の新興国向けなど、輸出の伸びが
補填した格好です。

今月以降、輸出の伸びが牽引するとの予想もあり、2番底回避の話も出ていますが、
懸念は円高の高止まり。日銀の追加金融緩和等のサポートがほしいところです。

さて、日経平均は、続落し122円安の10237円の大引けとなりました。
(出来高 概算19.7億株の商いでした。)

週末のNY市場、エジプトの反政府デモによる政情不安などを背景に、下落。その
影響が出た日経平均は、大きく値を下げ、一時10200円台を割る場面もあったが
下値は、押し目も入り、やや下げ幅を縮めて終了となりました。

日経平均は続落し、25日移動平均線(約10415円)や5日線(約10338円)を
大きく下回り、1月最終日が、年初来の安値となり、「月足陰線」になりました。

過去半年余りの月別動きは、月末に下げ、月初に戻す展開となっており、明日2月を
迎え、月初の戻りが期待されるところです。

注目のNY市場ですが、経済指標は12月PCEコア・デフレータ、12月個人所得、
支出、1月シカゴ購買部協会景気指数などあります。

12月PCEコアデフレータは、0.0%(予想、0.1%)の着地で、12月個人支出は、
0.7%(予想、0.5%)で、個人所得は、0.4%(予想、0.4%)となっています。 

ほぼ、予想通りの着地となっており、NY市場の反発が期待されます。

明日の日経平均、反発しても良い水準ですが、マーケットは、どう評価するでしょうか。

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2月第1週 相場展望と予定

2011-01-30 22:35:13 | 相場展望

        
アジアカップ、最後までヒヤヒヤの試合でしたが、豪州を下し日本4度目のVを
ものにしました。 「柔良く、豪を征す」の勝負でした。

これで、 「ドーハの悲劇」を払拭し、「ドーハの誇り」に変更で、良かった!

さて、1/24週は、オバマ大統領一般教書演説やFOMCイベント通過となり
政策金利は据え置き、量的緩和の継続が確認され、NY市場は、2年7ヶ月ぶり
ダウは高値12000ドル台をつける場面もありました。

ただ、週末に、エジプトでの反政府デモによるエジプト情勢不安を嫌気した売りや
ダウが08年6月以来12000ドル台まで上昇した事で、目先一服感と、週末に
下落しました。

東京市場は、米格付け会社S&Pが1/27、日本の財政赤字を主要因に長期国債の
格付けを「ダブルA」から「ダブルAマイナス」に1段階引き下げました。

債券市場への影響は限定的でしたが、株式市場は、週末要因による利益確定売りや
中国の利上げ懸念からアジア市場が軟調に推移したことで、先物主導の売り仕掛けが
入り、週末の日経平均は、118円安の10360円の終了となりました。

結局、日経平均は、1週間で85円上昇(↑0.8)の10360円でした。


2月第1週(1/31~2/4)主なイベントと予定は下記1.の通り。

明日からも、今3月期第3四半期累計(昨年4~12月)の決算発表が佳境に入ります。

エコカー補助金の終了や家電エコポイントの縮小など政策効果のはく落が懸念された
ものの、思った程悪くない決算を開示しています。

週明けの明日は、NY市場の結果から売りからのスタートでしょうが、下値も限定的
と思われます。

2月第1週(1/31~2/4)の日経平均の予想レンジは、10200円~10500円
程度を想定
しています。

1.2月第1週(1/31~2/4)主なイベントと予定
 1/31
  日本  昭和シェル、味の素、JSR、資生堂、東芝、パナ電工、川重、ホンダ
        三菱商事、東京エレ、みずほ、JR西日本、郵船、東電、東ガス等 各決算
  米  12月PCEコア・デフレータ
  米  12月個人所得・支出
  米  1月シカゴ購買部協会景気指数
  米  国債償還 2年債(416億ドル)
  米  ロックハート・アトランタ連銀総裁、大学生とのパネル討論に参加
  米  エクソンモービル、ガネット各決算
  加  11月GDP
  NZ  12月貿易収支
 2/1
  日本  DeNA、イビデン、エーザイ、出光興産、アサヒHD、ダイハツ等 各決算
  米  12月建設支出
  米  1月ISM製造業景気指数
  米  ファイザー、アフラック、ブロードコム、シスコ、エレクトロ・アーツ各決算
  中  1月中国PMI製造業
  豪  中銀政策金利発表
  独  1月失業率・失業者数
  EU   12月ユーロ圏失業率
  EU   トリシェECB総裁講演
 2/2
  日本  グリー、カカクコム、三菱電、パナソニック、タカラトミー、伊藤忠、
       住商、野村等 各決算
  米  1月ADP雇用統計
  米  タイムワーナー決算
  NZ   第4四半期失業率
  中  上海市場休場(春節、~2/8)
 2/3
  日本  ドワンゴ、三菱ケミHD、武田薬品、SANKYO、日立
        ソニー、三菱重工、マツダ、日テレ、ヤマダ電、ソフトバンク
  米  新規失業保険申請件数(~]1/29日までの週)
  米  12月製造業新規受注
  米  1月ISM非製造業景気指数
  米  バーナンキFRB議長、ナショナル・プレスクラブで講演
  米  デュークFRB理事講演
  米  メルク、ダウ・ケミカル、CMEグループ、ケロッグ、グッドリッチ
      ムーディーズ、ニューヨーク・タイムズ等 各決算 
  中  1月中国非製造業PMI
  豪  12月貿易収支
  独  独・スペイン首脳会談
  独  ドイツ銀行、ミュンヘン再保険 各決算
  ス  サンタンデール銀行(スペイン)決算  EU  12月ユーロ圏小売売上高
  EU   ECB政策金利発表
  EU   トリシェECB総裁定例会見
 2/4
  日本  タムロン、ドンキ、国際帝石、ぐるなび、ダイワボウ、帝人
       宇部興産、セガサミー、三井造船、三菱地所、ベネッセ等 各決算
  米  1月米雇用統計
  米  コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演
  加  1月雇用統計
  EU   EU首脳会議
  EU   ゴンザレス・パラモECB理事講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/28)

 28日のNY市場はクロス円が売られる展開となった。反政府デモでエジプト情勢が
 悪化しており、リスク資産からの回避の動きが見られた。NY株式相場は大きく反落し
 米債券相場は上昇(利回りは低下)、ユーロ円は20日以来の111.51近辺、ポンド円は
 26日以来の129.82近辺、カナダ円は5日以来の82.04近辺まで下落した。

 リスク資産回避の動きはスイスフラン買いにもつながり、対ユーロで1.29台前半から
 1.28台前半までユーロ安スイス高が進んだ。また、カナダ円の下落でドルカナダは
 パリティ(1ドル=1カナダ)までドル高カナダ安が進んだ。

 ドル円はクロス円の売りに押されて81.98近辺まで値を下げた。ただしそのレベルは
 今週に入って何度か止められており、下値も限定的となった。
                       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=98087
   米国債利回り
     2年債         0.539(-0.039)
     10年債        3.327(-0.060)
     30年債        4.533(-0.036)
     期待インフレ率   2.257(+0.016)
                          *期待インフレ率は10年債で算出

 28日のNY債券市場で利回りは低下。エジプト情勢が悪化したことでリスク回避の
 思惑から債券市場に目が向かい、債券価格は上昇(利回りは低下)した。朝方は発表
 された米GDPの良い数字を好感して利回りは上昇する場面があった。30年債の利回りは
 一時、昨年4月末以来約9ヵ月ぶりとなる4.6419%まで上昇した。

 2-10年債の利回り格差は+278(前日+280)
                       http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=98084
3.NY株式市場結果(1/28)

   NY株式28日
     ダウ平均     11823.70(-166.13 -1.39%)
     S&P500     1276.34(  -23.20 -1.79%)
     ナスダック     2686.89(  -68.39 -2.48%)

     CME日経平均  10235  (大証比:-135 -1.30%)

   出来高(億株)
     NYSE       13.23
     ナスダック    23.80

 28日のNY株式市場は大きく反落した。エジプトの騒乱が拡大していることを嫌気
 した売りが入っている。また、今週に入ってダウ平均は2008年6月以来の12000ドル台
 まで上昇したことで目先一服感も漂っていた。

 NY朝方は、発表された第4四半期米GDPが前回より良い数字だった事から買いが先行し、
 ダウ平均は12012ドルまで上昇する場面もあった。
 ただ反政府デモが拡大しているエジプト情勢が不安視され、その後は売り方優勢に。

 ダウ採用銘柄はほぼ全面安。純利益が5四半期ぶりの減益だったマイクロソフトが
 3%超の下落。また北京最後の店舗、閉鎖との報道があったホーム・デポも3%安と
 なった。

 その他、決算発表が良くなかったフォードは13%安、連れてGMも5%超下落している。

 ナスダック市場では、サンディスクが9%近くの下落。昨日NY夕方に発表された決算は
 市場予想を上回ったが利食い売りが入っていた、との指摘があった。また、2011年
 第1四半期が減益となる可能性を示したアマゾンは7%安。

 一方逆行したのは通信サービスのテールマーク・ワールドワイド、34%超の上昇を
 見せている。ベライゾンがテールマークを買収することで合意したことを好感して
 いる。昨日の取引終了後に発表された決算が予想を下回ったアマゾンは7%超の下落。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=98083
4.NY市場、原油先物3月限、金先物4月限 各結果(1/28)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=89.34(+3.70 +4.32%)

 28日のNY原油先物は大きく反発した。米GDPが前期より良い数字だったことで
 景気回復期待を誘発、買いが先行し、エジプト情勢の悪化が伝わると一段と買い
 進まれた。今週の下げを取り戻す大きな上昇となった。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=98078
 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1341.70(+21.90 +1.66%)

 28日のNY金先物は反発した。エジプト情勢の悪化を嫌気した安全資産投資の動き
 と、ここ数日下げていた反動もあることから買いが優勢となった。NY金先物は、時間
 外取引で昨年9月末以来の安値水準となる1310ドル割れまで一時下げていた。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=98077
 
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農産物の国際価格が急騰!国内への影響は!?

2011-01-29 19:31:23 | マ-ケット

        
土曜の晩、夜半に行われるアジアカップで、豪州に勝利してV前祝いにビールでも
飲みながらエールを贈ります。

さて、昨日のブログに、コーヒー豆の高騰について触れましたが、気になる記事が
目に留まったので、アップします。

=====================================
昨年末からコーヒーや食用油、砂糖が相次いで値上げされた。新興国での需要の急
拡大で、世界的な需給バランスが崩れていることに加え、金融緩和で市場にあふれた
資金が商品市場に流れ込むなど、投機的な要因も見られる。

消費不況の中では、原材料価格の上昇分を商品価格へ転嫁するのは難しく、家計に
加え企業業績への影響も懸念される。

コーヒーチェーンのスターバックスコーヒージャパンは28日、売れ筋のショート
(最小)サイズの価格を2月15日から10~20円値上げすると発表した。
コーヒー豆の相場が、この1年間で6割以上も上昇したためで、値上げは2008年
7月以来となる。

1年間で約5割値上がりした大豆などを原料とする食用油でも、日清オイリオGなど
大手2社が今月、一部商品の卸売価格を15%値上げした。食用油はマヨネーズや
ドレッシングの原材料で、「食品業界に影響が広がる可能性がある」(大手調味料
メーカー)との懸念も強まっている。
=====================================
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110129-00000282-yom-bus_all

さらに、関連記事で、「日本経済を襲う資源や農作物価格の高騰。」

コーヒーは、中国やブラジルなど、新興国の需要の急増や、天候不順で、2010年の
平均価格は前の年の1.3倍に上昇した。価格高騰を受け、スターバックスコーヒーは
28日、2月15日から、売れ筋の小さいサイズの価格を、10~20円値上げすることを
発表した。(昨日のブログに掲載済)

高値が続く砂糖や食用油でも、大手メーカーを中心に値上げの動きが相次いでいる。
原料高騰の荒波は、ビゴの店・ドゥースフランスにも及び、シェフ・藤森さんは、
「やはりですね、直接われわれの方に全部かぶってきますよね」と話した。

小麦の国際価格は、2010年6月に比べ、およそ2倍に高騰し、パン販売店にとって、
それはまさに死活問題となる。しかし、安易な価格転嫁は、売り上げに直結する畏れ
もある。そんな状況の中、編み出した秘策が、おきて破りともいえるフランスパンの
切り売りだった。

シェフ・藤森さんは「以前は1本でお売りしたんですけれども、お客さまがお求め易い
ように、こうして半分でお売りするようになりました。値段を上げたりとか、個数を減ら
したりするんだったら、これは商売としては失格だと思うんですよ」と話した。

原料価格高騰の影響は、製造業にも及んでいる。

大手タイヤメーカー「ブリヂストン」の千葉・市原市にある工場で作られているのは、
使用済みのタイヤに、新しいゴムを張りあわせた再生タイヤ。

タイヤの原料となる天然ゴムの価格は、半年間で65%上昇した。この会社では、3月
からトラックやバスの新品タイヤを、7%値上げすることを決めた。トラックやバスの
タイヤに使われるゴムのおよそ6割が天然ゴムとなっている。
ユーザーの負担を少しでも減らすために、使用済みのタイヤを再生するサービスを
始めたという。

ブリヂストンの塩見 氏は「新品タイヤと比較して、再生タイヤでは使用する原材料が
約30%で済むのが大きな特色です。原材料高騰の影響をできるかぎり内部努力で
吸収していくべく、さまざまな努力を行っております」と話した。

まさに資源高との攻防戦。

第一生命経済研究所・永濱利廣主席エコノミストは「最終製品のところでは、デフレが
続いていると。一番消費者に近い、小売りのところがなかなか価格に転嫁できなくて、
自分のところで、資源高を吸収しなきゃいけないという状況になるんじゃないかなと
思いますね。このまま資源価格が高止まれば、2011年度の企業業績も、金額で言うと、
3.5兆円ぐらい押し下げるというインパクトになると思います」と指摘しています。

こうした状況の中、世界経済フォーラム出席のため、スイスに向かった菅首相。
果たして有効な解決策を見いだせるのか、注目が集まっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110129-00000089-fnn-bus_all

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スタバ、コーヒー値上げ発表は穀物相場の上昇、株価は先物主導売り仕掛け!?

2011-01-28 18:17:44 | ニュ-スからひと言

          
今日、コーヒーチェーンのスターバックスコーヒージャパンは、店舗で販売している
ドリンク商品の一部の価格を改定し、ドリップコーヒーなどで、売れ筋の「ショート
(最小サイズ)」 商品を、2/15から10~20円値上げするとと発表しました。 

一方、「グランデ」、「ベンティ」など、容量の大きいサイズは10~20円値下げ
する様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110128-00000581-san-bus_all

昨夏以降、小麦、大豆、砂糖など穀物価格の上昇が見られ、コーヒー豆も例外では
ないようです。

昨夏以降、コーヒー豆の国際相場が値上がりしており、大手コーヒーチェーンで価格
改定を表明したのは初めて。

今回の価格改定により、ドリップコーヒーのショートサイズは現行の290円から
300円に、「スターバックスラテ」の同サイズは320円から340円に値上げ予定。

コーヒー豆は、直近14年ぶりの高値をつけているようで、気候変動の影響を大きく
受ける農作物ですから、ブラジル、コロンビア、インド等その他主要生産国における
悪天候が影響しているかもしれません。一方、穀物類、食料品価格高騰は、利上げの
バロメータとなり、しいては、新興国の株価に影を落としてます。

とにかく、便乗の穀物投機は、良くありません。

良くないと言えば、今日、厚労省が発表した10年/12月有効求人倍率(季節調整
値)は0.57倍
で、前月比横ばいだったようです。

新規求人数は、前月比0.5%減となり、5ヶ月ぶりに減少。前年比は15.8%増と
10ヶ月連続で増加しましたが、11月(22.6%増)から鈍化しています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110128-00000500-reu-bus_all

一方、総務省が発表した労働力調査によると、12月の完全失業率(季節調整値)は
4.9%
となり、前月に比べ0.2%ポイント低下しました。完全失業率が5%を下回る
のは、2010年2月(4.9%)以来10ヶ月ぶりのことです。
ただ、正規従業員を諦め、非正規に流れているとの調査もあり、引き続き注意が必要
です。


さて、日経平均は、下落し118円安の10360円の大引けでした。
(出来高 概算21億株の商いでした。)

今朝方のNY市場が小幅上昇と底堅い展開の中、日本国債の格下げで若干の円安
にシフトし、輸出株の追い風。週末でも小幅続伸の展開を想定してましたが、フタを
明ければ、国債格下げを株売りのきっかけにした先物主導の売り仕掛けが入り、
3ケタの下落となりました。(本来なら円安を招くから底堅くなるはずです。)

日経平均は急反落し、昨日奪回していた5日移動平均線(約10410円)や25日
移動平均線(約10420円)を割り込んでしまいました。ちょうど1週間前の下落を
彷彿とさせるものでした。

ここ半年、毎月 月末になると過度の売り浴びせが出ており、月初に値をもどす形と
なっており、1/31の先回り的仕掛けとすれば、月末ドレッシング買いが入るか、
注目です。

今晩のNY市場、底堅い展開で終了してほしいところ。

ブロガー、読者の皆さん、良い週末を!!

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S&Pによる国債格下げは、株式相場の変曲点!?

2011-01-27 23:47:38 | マ-ケット

       
今日、S&Pは日本の外貨建て・自国通貨建ての長期ソブリン格付けをAAから
AA─に引き下げました。アウトルックは安定的です。
尚、外貨建て・自国通貨建て短期ソブリン格付けはA─1+に据え置いてます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110127-00000355-reu-bus_all

昨秋以降、国債の格下げのうわさがありましたが、S&Pによると、格下げは、
日本の政府債務比率がさらに悪化するとの見方を反映し、8年9ヶ月ぶり。

S&Pの分析は、日本の財政赤字が今後数年にわたって高止まりし、それに伴い
財政の柔軟性がさらに低下すると予想している様です。

知っての通り、日本の債務比率は、格付け先ソブリンの中で最も高いレンジにあり
S&Pが、世界的な景気後退以前に予想してた水準を上回る水準まで上昇してます。

2020年代半ばまで下降に転じないとみており、なかでも、一般政府財政赤字の
対国内総生産(GDP)比率は、2010年度の概算値である9.1%から、2013年度
には8.0%へと若干の低下に留まると予想しています。中期的には、大規模な
財政再建策が実施されない限り、2020年より前に基礎的財政収支(プライマリー
バランス)の均衡、は達成できないとジャッジしてます。

失われた20年と揶揄され続け、長引くデフレも日本債務問題をさらに深刻化させ
物価の下落は、1992年以降の日本のGDPの推移と一致しています。

さらに、急速な高齢化が日本の財政・経済見通しを悪化させ、社会保障関連費は、
2011年予算案の31%を占めており、2004年度の社会保障制度改革を上回る
規模の改革を実施しなければなりません。

S&Pでは、生産年齢人口の高齢化と減少を踏まえ、日本の成長率を約1%と予測
しています。

格下げなので、うれしいニュースでありませんが、半年スパンで見れば、株式相場
に追い風になりそうです。何故なら、投機筋の円ロングのポジションを円ショート
に傾けたり、個人を含む資本筋が円キャリー取引を拡大するという流れになれば、
一段の円安が進む可能性を秘めています。

さて、日経平均は上昇し、76円高の10478円の大引けでした。
(出来高 概算20.1億株の商いでした。)

今朝方、NY市場がFOMC声明公表を受け、小幅上昇し安心感につながりました。
前場小幅高から、後場にかけ上海市場の堅調もあり、底堅い上昇となりました。

日経平均は、反発し、5日移動平均線(約10392円)に続き、25日移動平均線
(約10415円)オーバーとなりました。チャート軟化を乗り切り、1月SQ値を伺う
展開です。円安が少し続けば、弾みがつきそうな雰囲気あります。

さて、注目のNY市場、新規失業保険申請件数(~1/22までの週)は、45.4
万件(予想、40.5万件)と若干悪化しました。

また、12月米耐久財受注は、-1.3%(予想、前月比+1.5%)と悪化してます
が、輸送を除くコアで見ると2.4%(予想、0.9%)と思った程、悪くありません。

序盤のNY市場、これらの指標を受け、前日値と同水準からのスタートです。
ただ、FOMCイベント通過で安心感もあり、底堅い展開になりそう。

明日の日経平均、続伸にチャレンジです。

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ユニクロ、錦織と契約。Win-Winのコラボ!?

2011-01-26 23:58:25 | 企業を斬る

        
寒波が続いている中、暑い契約ニュースが流れてきました。

全豪で3回戦まで進んだ男子テニスの錦織圭が、ユニクロと5年契約でスポンサー
契約をしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110126-00000060-jijp-bus_all.view-000

今日、「ユニクロ」とスポンサー契約締結の記者会見を行い「世界一になるという
共通の目標がある。何年か後には、グランドスラム(4大大会)で優勝したい」と
抱負を述べたようです。

スポンサー契約は5年で億円か、何て言う野暮な詮索は止めにして、錦織圭の
日本男子46年ぶりとなる3回戦進出は、すごいの一言。ユニクロも、この逸材に
ユニクロブランドを着てもらえれば、契約金なんて、安い広告宣伝費でしょう。

実際、全豪オープンで着用した、ユニクロ製ユニホーム姿で登場した錦織は、
「自分用にカスタマイズしてもらっているので、気持ちよく戦えている」と笑顔を
見せたようです。

ユニクロと錦織、Win-Winのコラボ関係強化でしょうか。

さて、日経平均は下落し、62円安の10401円の大引けでした。
(出来高、概算16.2億株の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、この日は冴えない決算企業も散見されても、終わって見れば、
底堅い展開でした。これを受けた東京市場でしたが、オバマ大統領による一般教書
演説の内容を見極めたいとする手控えや、ザラ場での円高進行から、弱含んだ日経
平均となりました。

日経平均は反落し、5日移動平均線(約10384円)上にあるものの、25日移動
平均線(約10408円)を割り込みました。方向感が出ていませんが、昨日、白川
日銀総裁が、さらなる金融緩和を打ち出していれば、円高是正となり続伸の展開も
あっただけに残念でした。

注目のNY市場、オバマ大統領による一般教書演説で、予想通り、法人税減税を打ち
出したようです。ただ、再選をめざし中道路線(民主党+共和党)の政策を実行して
いるように写ります。

序盤のNY市場は、FOMC声明発表前の様子見からのスタートです。FOMCで、
政策金利は据え置きがコンセンサスのようですが、声明での文言変化に注目と言った
ところでしょうか。

明日の日経平均、反発となるか注目しています。

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白川総裁よ、景気の踊り場脱却を確実にするため、追加緩和を!?

2011-01-25 23:45:03 | ニュ-スからひと言

        
アジアカップ、対韓国戦セミファイナルは押してますが1VS1となってます。是非
勝ってほしい。どうなるか。

今日、日銀金融政策決定会合後の記者会見で、白川総裁は、日本経済の先行き
について 「早晩、緩やかな回復基調に復していく蓋然(がいぜん)性が高い」 とし、
早期踊り場脱却の可能性に言及
しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000899-reu-bus_all

背景として世界経済の成長の高まりやエコカー補助金終了に伴う反動減一巡等を
指摘。世界経済は、米経済の先行きに対する悲観的な見方が後退しているとしな
がらも、欧州のソブリンリスク問題や高成長継続が見込まれる新興国経済の景気
過熱やインフレ懸念は払しょくされていないと指摘しています。

そのうえで、金融政策運営について、金融市場機能や金融緩和の効果・副作用など
を総合判断して、包括的な金融緩和政策を進めると語りました。

輸出は「先行き、緩やかに増加していく」とし、自動車の反動減の影響も「徐々に
薄まっていく方向にある」との見方を示しています。

こうした内外の需要動向の下で「生産は増加に転じていく見通し」と指摘。
先行き日本経済は「1─3月と確定的に言うのは難しいが、早晩、緩やかな回復
基調に復していく蓋然性が高い」と早期の踊り場脱却に言及しました。

また、国際商品市況高で 11年度CPI上方修正で、デフレ脱却「展望開けている」
としました。「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の中間評価で、11年度
の消費者物価指数(除く生鮮食品、CPI)見通しを前年度比プラス0.3%とし、
昨年10月時点の同プラス0.1%から上方修正しました。

白川総裁は、世界経済動向に比較的明るい見通しを示しながら、さまざまなリスク
も指摘。先行きのリスクについても「新興国・資源国は上振れ、先進国は下振れを
意識しながら、全体としておおむねバランスしているとの判断は変わっていない」
としました。

今後の金融政策運営について、金融市場の機能や金融緩和の効果・副作用などを
点検し、「総合判断で包括緩和を進めていく」と表明しています。


ただ、米国のQE1(75兆円)に続き、QE2(50兆円)の資金供給に対し、日銀の
資金供給は、まだ少ないと思います。包括緩和の内、リスク性資産買い入れ(社債、
REIT)も重要だが、市場に数10兆円規模のお金をばら撒けば、ドル安/円高の
是正効果となり、経済下支えになります。

白川総裁、この際、思い切った追加金融緩和を実施してもらいたい。

さて、日経平均は続伸し、119円高の10464円の大引けでした。
(出来高 概算19.6億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、企業業績期待から、ダウが2年7ヶ月ぶりの高値更新して
東京市場に帰って来ました。前場12月SQ値(約10420円)を捉えた日経平均は
後場に入りジリ高基調となり、1月SQ値(約10470円)まで後1歩でした。

日経平均は、5日移動平均線(約10415円)と25日線(約10404円)のデッド
クロスを回避し上抜き、リバウンド継続です。

注目のNY市場、経済指標は、11月S&Pケースシラー住宅価格と1月コンファ
レンスボード消費者信頼感指数があります。

S&Pケースシラー住宅価格は、-1.59%(予想、-1.6%)とほぼ予想
通りの着地でした。NY市場は売りからスタートですが、底堅い展開を想定。
 
この後、オバマ米統領が一般教書演説を予定しており、法人税減税に言及するか
注目です。

明日の日経平均、3日続伸の底堅い展開を想定しています。

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薄型テレビの10年出荷台数が過去最高も、反動減に対処せよ!?

2011-01-24 23:31:52 | ニュ-スからひと言

       
今日、電子情報技術産業協会(JEITA)が発表した10年の薄型テレビ出荷台数は、
前年比84.9%増の2519万3000台となり、ブラウン管時代を含めてテレビの
出荷統計を取り始めた1966年以降、過去最高を記録
しました。 【弘田恭子】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110124-00000027-maip-bus_all

今年7月の地デジへの移行を控え、エコポイント効果を追い風に買い替え需要が
膨らみ、異例の高水準となったようです。
因みに、これまでの最高は09年に記録した1362万6000台でした。

10年の出荷台数をサイズ別で見ると、売れ筋の30~36型が890.6万台と
前年(442.5万台)の2倍以上に拡大。サッカー・ワールドカップ効果もあり、
37型以上も前年比68.5%増の825.6万台と好調でした。

また、2台目需要を取り込み、29型以下も同86.8%増803.1万台と高い伸びを
示しています。

この流れに伴い、販売競争の激化で価格下落は止まっていないようです。調査会社
BCNによると、薄型テレビの平均単価は、09年12月の9万8400円から10年
12月には7万400円と、1年で3割近く下落。電機大手各社は、薄型テレビをフル生産
態勢で供給したが、薄利多売の状況となっています。

パナソニックやソニーなど各社は価格下落に歯止めをかけようと、10年春に相次いで
映像が立体的に見える3D対応テレビを投入。SF「アバター」など映画での3D人気も
追い風に「3Dテレビ元年にしたい」(パナソニック幹部)と意気込んだが、価格の高い
3D薄型テレビ全体に占める台数割合は、年末商戦期の10年12月で約5.3%。

ソフト不足から当初の期待ほど普及が進んでいないのが実情のようです。

40型以上の3Dテレビの平均単価は、国内用で10年4月の35万7700円から、10年
12月には19万2500円となっており「3Dという高付加価値化で値崩れを防止したい」
(大手幹部)各社の思惑通りには進んでいない様です。

11年は3月にエコポイント制度が終了し、薄型テレビの販売台数をある程度維持する
には、各社が更なる値下げを求められる可能性もある。
BCNの岩渕恵アナリストは「今年7月の地上デジタル放送への完全移行に向けて、
買い替え需要が残っているとはいえ、10年ほどの特需はとても望めない」と指摘。
業界も「11年の出荷台数は例年並みの1000万台規模」(JEITA 下村会長=三菱電機
会長)と前年比約6割減を見込んでいます。

こんな中、エコポイント制度は昨年12月以降、順次縮小され今年3月で終了です。
今年は「需要の先食い」に伴う大幅な反動減も予想され、メーカー各社の頭を悩ます
展開になりそうです。

3D、Internet、インタラクティブ、Twitter、Skype等 新たな需要を掘り起こす仕掛けや
ソフトコンテンツの充実が求められそうです。

さて、日経平均は、3日ぶりに反発し70円高の10345円の大引けでした。
(出来高 概算18.7億株の商いでした。)

週末のNY市場、ダウとナスがマチマチも、底堅い展開を受けての東京市場でした。
週末に予想した通り、先物主導による深押しによる反発と読んでいましたが、後場に
かけ若干 円安に振れ、押し目買いとなりました。

日経平均は、ボリンジャーバンド-1σと25日移動平均線とのバンド内での底堅い
値動きと言った感じです。また、ローソク足も下ヒゲ陽線に転換し、投資家心理は
改善しつつも、チャート上で5日移動平均線(約10426円)や25日移動平均線
(約10398円)を下回る位置にあり、デッドクロスに要注意
と言った所でしょう。

注目のNY市場、主要経済指標の発表や要人の発言予定はありませんが、企業業績
期待で、底堅い展開を想定。

明日の日経平均、25日移動平均に向けチャレンジです。 

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1月第4週 相場展望と予定

2011-01-23 22:30:24 | 相場展望

       
1/17~週は、週末にかけ日経平均が、調整色を強めた1週間となりました。

NY市場、ゴールドマン・サックスの低調な決算や好決算ながらグーグルやアップルの
材料出尽くし売りで、株価が調整しました。また、経済統計を受けた中国の金融引締め
(利上げ)観測によるアジア株の下落が影響。欧州のソブリンリスクは落ち着く方向と
なり、グローバルインフレ懸念が広がりを見せる中、日経平均は、年初からの上昇分を
帳消しにしました。

日経平均は、1月SQ値(約10470円)ばかりか12月SQ値(約10420円)をあっさり
割り込み、利益確定の流れが一気に強まった格好で、週末に、先物主導の売り仕掛け
が入り、押し目狙いを駆逐する動きとなりました。

結局、日経平均は1週間で225円下落(↓2.1%)、10274円の大引けでした。

1月第4週(1/24~)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日から11/3月期 第3四半期累計(昨年4~12月)の決算発表が本格化します。

エコカー補助金打ち切り反動や、輸出産業に一部 陰りが見え始めてきたのは事実でも、
これらは想定内の着地になりそうで、概ね好調をキープと願いたい。通期の業績予想を
上方修正してくる企業が出れば、調整モードの中で好業績を下支えに、底堅い展開に
なればと思います。

1月第4週(1/24~1/28)の日経平均レンジは、10200円~10500円程度を
想定しています。

1.1月第4週(1/24~1/28)
 1/24
  日本  第177回通常国会召集
  日本  日銀金融政策決定会合(~1/25)
  日本  メルコ、KDDI、カブドットコム証券、マクドナルド等 各決算
  米   マクドナルド、アメリカン・エキスプレス、アムジェン、T.I
       ハリバートン 各決算
  豪   第4四半期生産者物価指数
  ハ   ハンガリー中銀政策金利発表
 1/25
  日本  日銀政策金利発表
  日本  白川日銀総裁記者会見
  日本  気象庁3ヶ月予報(2~4月)
  日本  信越化学、日本電産、ヤフー、KOA等 各決算
  米   11月S&Pケースシラー住宅価格
  米   1月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米   オバマ米大統領一般教書演説
  米   国債入札 2年債(350億ドル)
  米   ジョンソン・エンド・ジョンソン、ベライゾン、3M、デュポン
       コーニング、トラベラーズ、ヤフー、USスチール 各決算
  加  12月消費者物価指数
  印  インド中銀政策金利発表
  豪  第4四半期消費者物価指数
  独  2月GFK消費者信頼感調査
  英  第4四半期GDP速報値
 1/26
  日本  日銀金融経済月報(1月分)
  日本  1月末 株式分割 配当 優待 権利付 最終日
  日本  日立建機、キヤノンMJ、山陽特鋼、マネックス 等 各決算  
  米   12月新築住宅販売件数 (予想、30万件程度)
  米   FOMC政策金利発表
  米   国債入札 5年債(350億ドル)
  米  コノコ・フィリップス、クアルコム、ユナイテッド・テクノロジーズ
      ボーイング、スターバックス、バレロ・エナジー、シマンテック
      イーストマン・コダック 各決算
  豪  オーストラリア市場休場(建国記念日)
  NZ   中銀政策金利発表
  印  インド市場休場(共和国記念日)
  英  MPC議事録
  ノ   ノルウェー中銀政策金利発表
  EU   シュタルクECB理事講演(ドイツ・キール)
  世  世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)(~1/30)
 1/27
  日本  キヤノン、京セラ、任天堂、コマツ、アドテスト 等 各決算
  米   12月米耐久財受注 (予想、前月比+1.5%)
  米   12月中古住宅販売成約指数 (予想、前月比+1.0%)
  米   新規失業保険申請件数(~1/22までの週)
  米   金融危機調査委員会(FCIC)報告書を公表
  米   国債入札 7年債(290億ドル)
  米   マイクロソフト、P&G、AT&T、キャタピラー
       ロッキード・マーチン、D.R.ホートン
  EU   ビニ・スマギECB専務理事、講演(ボローニャ)
  EU   ファンロンパイEU大統領、講演(ブリュッセル)
  EU   ゴンザレス・パラモECB専務理事、講演(マドリード)
  EU   トゥンペルグゲレルECB専務理事、講演(ドイツ・マインツ)
  マ  マレーシア中銀政策金利発表
 1/28
  日本  12月日本雇用統計
  日本  12月全国消費者物価指数 (予想、前年比-0.5%)
  日本  終値基準に、大塚HD、ポーラなどTOPIX算出対象
  日本  新日鉄、JFE、ヤクルト、花王、ドコモ、JR東 等 各決算 
  米   第4四半期GDP速報値  (予想、前期比年率+3.5%)
  米   第4四半期個人消費速報値
  米  1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
  米   シェブロン、アマゾン、フォード、ハネウェル
      アメリカン・エレクトリック・パワー 各決算

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/21)

 ユーロは112円台半ばまで上昇した。ドル円も83円は重いが、底堅い動きも見られ、
 ユーロドルも力強い動きを続けていることから、二重の追い風が吹いている。
 前日は111円の壁を突破し100日線をクリアした。その勢いで本日は200日線を突破
 している。実線が200日線を上回るのは、昨年1月以来、約1年ぶり。
 ただ、長く滞在できるかどうかは未知数。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=97300

 21日のNY市場はユーロの強い推移が続いた。ロンドン時間からの流れがそのまま
 継続された格好で、ユーロドルは一本調子の上げを続け、1.36台まで上げ幅を拡大
 させている。

 一方、ドル円はユーロドル上昇からのドル売りの動きと、米国債利回りの下げから
 下押し圧力が続き、82円台半ばに値を落としている。前日の急上昇で回復した21日
 線の上は維持したが、やはり83円は重いということが確認できた一日でもあった。

 ユーロについては、ロンドン時間に発表になったドイツの景気指標が予想を上回った
 ことを材料に上昇に弾みが付いた格好だが、ドイツの足元の景気が好調なことは昨年
 から確認できていることで、驚くようなことでもないように思われる。

 ユーロの買い戻し意欲が高まっており、理由付けに使われた面もありそうだ。
 特に欧州債務問題に解決の糸口が見えたわけでもなさそうだが、アジア、中東、東欧
 のソブリン系の買いが強い支えとなり踏み上げ相場といった感も見られている。
 ショート勢は巻き返しを余儀なくされ、また、サインが出ているものとも思われ、
 モデル系などテクニカル勢も買い向かっているものと思われる。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=97299

 米国債利回り(NY時間16:35)
     2年債      0.609(-0.016)
     10年債    3.404(-0.045)
     30年債    4.562(-0.047)
 期待インフレ率    2.185(-0.141)
              *期待インフレ率は10年債で算出

 21日NY債券市場、利回りは低下。この日は目ぼしい材料も無かったが、前日の利回り
 急上昇からの利益確定の動きもあったようだ。原油が4日続落していることで、インフレ
 懸念もやや後退したようだ。

 10年債は3.40%台まで低下している。
 2-10年債の利回り格差も+279(前日+282)に縮小。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=97296
3.NY株式市場 結果(1/21)
 NY株式21日
    ダウ平均     11871.84(+49.04 +0.41%)
    S&P500    1283.35(  +3.09 +0.24%)
    ナスダック    2689.54 ( -14.75 -0.55%)

 CME日経平均     10320  (大証比:+40 +0.39%)

 出来高(億株)
    NYSE       12.66
    ナスダック    19.20

 21日のNY株式市場、ダウ平均は反発。GEやグーグルの決算が好調だったことが好感
 されている。また、欧州債市場が落ち着きを取り戻していることもフォローとなった
 ようだ。

 ダウ採用銘柄ではGEが7%超大幅高となりダウ平均をサポート。その他、エクソン
 モービルやシェブロンが上昇。ゴールドマンが世界的な景気回復から、大手石油会社
 のコールオプションの買いを推奨していた。一方、アルコア、マイクロソフト、
 バンカメが軟調に推移。バンカメは決算を発表し、住宅ローン債権の買戻しによる
 評価損計上から赤字が拡大。

 一方、ナスダックは反落。グーグルが決算を受けて序盤は堅調に推移していたが、
 その後マイナスに転じたことで、全般的に売りが優勢となった。アップルやアマゾン
 なども下落している。個別に手術システムのインチューイティブサージカルが12%の
 大幅高。決算が予想を大きく上回っている。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=97295

4.NY市場、原油先物3月限、金先物2月限 各結果(1/21)
 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=89.11(-0.48 -0.54%)

 21日のNY原油先物相場は4日続落。利益確定売りが続いている。特に材料は
  無かったが、 前日発表になった米週間石油在庫統計で、原油、ガソリンとも大幅に
  在庫が増加していたことや、中国の景気抑制策への警戒感を引き続き材料視して
  いるようだ。きょうから中心限月となった3月限は一時88ドル台まで下落する場面も
  見られている。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=97290
 NY金先物2月限(COMEX)
   1オンス=1341.00(-5.50 -0.41%)

 21日のNY金先物相場は続落。2月限は一時1337ドルまで下落、中心限月としては
  2ヵ月ぶりの水準に下落している。株価の堅調な推移が続いていることで、安全資産
  としての金への需要は一旦後退しているようだ。
                   http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=97291

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H2B 2号機 打ち上げ成功! 相場の打ち上げは!? 

2011-01-22 20:46:36 | ニュ-スからひと言

        
週末の土曜日、明るいニュースが飛び込んできました。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は、今日午後2時37分、種子島宇宙
センター(鹿児島県)から日本の大型ロケット「H2B」2号機を打ち上げに成功しました。
http://mx.nikkei.com/?4_23631_34047_1 

搭載した無人輸送機「HTV(愛称・こうのとり)」2号機を約15分後に分離し、HTVは
地上約400kmを周回する国際宇宙ステーション(ISS)に向かい、食料や水、実験
機材などの積み荷を届ける予定です。

打ち上げ成功は、何だか、気持ちを高揚させ鼓舞してくれます。

来週の相場に、押し場面での反騰、打ち上げになればと思います。

昨晩のブログにも書きましたが、日経平均の大幅下落は、先物主導による所が大きく
調整モードで、年初からの上昇分を帳消しにしたとしても、中長期的にはリバウンド
基調の中にあると思っています。

セクターの騰落をみると、今回の上昇過程でTOPIXをアウトパフォームしていたセクター
には利食いが強まり、アンダーパフォームしているセクターの底堅さが目立った格好です。

来週以降、強い銘柄の順張り指向か、弱い銘柄の逆張り指向か、投資センスが問われ
ますが、出遅れ修正のある好需給銘柄の押し目を拾う戦術が良さそうです。

下記に、各市場の騰落ランキングをアップしておきますので、銘柄選定の参考にして
下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【株式】1/17~1/21 騰落率ランキング
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●東証1部 騰落率ランキング(週間)
順位    証券コード    銘柄名        値上がり率        終値      前週末比
<上位>
1        4028        石原産           +36.95          126          +34
2        9743        丹青社           +27.45          441          +95
3        4848        フルキャストHD +15.02      22,200      +2,900
4        8907        フージャース     +13.85      43,150      +5,250
5        8519        ポケットC        +13.43          304         +36

順位    証券コード    銘柄名        値下がり率        終値      前週末比
<下位>
1        8685        AIG             -20.23       3,805          -965
2        6985        ユーシン         -19.50         619          -150
3        7448        ジンズメイト     -16.17          285          -55
4        7873        アーク            -15.47         142          -26
5        6278        ユニオンツール  -15.05      2,053          -364

●新興市場 騰落率ランキング(週間)
順位    証券コード    銘柄名        値上がり率        終値      前週末比
<上位>
1        3350        D-サウンド     +143.16       4,000      +2,355
2        3587        IBワンダ        +100.00           2         +1
3        9822        クロニクル       +100.00           2         +1
4        3236        プロパスト        +88.05      11,490       +5,380
5        2352        エイジア          +72.89     211,800      +89,300

順位    証券コード    銘柄名        値下がり率        終値      前週末比
<下位>
1        3859        シナジーM       -29.32       4,700       -1,950
2        3842        ネクストジェン   -28.67     113,700     -45,700
3        4744        メッツ            -26.32        2,202        -787
4        2136        ヒップ            -24.97      25,210       -8,390
5        2397        DNAチップ      -24.94      31,750     -10,550

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                           [出典:クラブフィスコ 株式メールマガジン]


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