「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

金利正常化で、主要国の格下げ懸念って、本当!?

2016-06-07 23:56:08 | マ-ケット

            
格付け会社S&Pは、過去最低にある金利がより正常な水準まで上昇すれば、
多くの主要国の格付け、または格付け見通しが引き下げられる可能性がある
との見解を示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160607-00000095-reut-bus_all

財政再建努力が近年滞る中で、主要中銀の金融緩和策がなければ、財政状況
かなり悪化していたと指摘した。S&Pが分析した25カ国の大半は、金利の長期
平均に近い水準であれば、昨年の財政赤字GDP比率は1~2%P上昇していた
との見方を示しました。 (P:ポイント)

S&Pのアナリスト、モーリッツ・クレーマー氏はリポートで「金利コストの上昇が
成長
加速や歳入の伸びで相殺されなければ、財政状況は悪化する」とし、「財政は
格付
評価の1つの要素である事から、格付けへの引き下げ圧力が強まる可能性が
ある」
とした。

利上げ局面に入っている米国について、金利がより正常水準であれば、昨年
財政赤字のGDP比率は1.3%ポイント上昇していたとクレーマー氏は、試算。

イタリア、フランス、スペインはいずれも約2%P、英国1.9%P上振れ、ドイツは
財政均衡ではなく1.6%ポイントの赤字だったとした。

半面、新興国のブラジル、ロシア、インドネシア、中国は2001~08年水準に
金利が戻れば、いずれも恩恵を受けるとしています。


これは、世界経済が暫時成長しないと、主要国では、歳入(税収)の伸びが
限定的となる中、財政状況が悪化していくリスクをはらんでいると言う事。
まさか、米国での利上げベースの鈍化の口実にならなければ良いと思うが、
こんな穿った見方が一掃され、7月以降の利上げの芽あるんじゃないかな。

さて、日経平均は反発し、95円高の16675円の大引けでした。
(出来高 概算16.1億株の薄商いでした。)

NY市場、イエレンFRB議長の利上げ先送りを好感して上昇しました。
東京市場は、円高進行が心配されましたが、円高一服で、下落から持ち直し
終了時に、日経平均は16600円台に回復しました。

日経平均の反発で、25日線上を超え、3日間陽線引けと、煮詰まり感から
リバウンドの芽を残した格好です。ザラ場の円高シフトが無ければ、ジリ高
商状の可能性もあります。

注目のNY市場、原油相場の50ドル台を好感したダウ/ナス共に続伸して
開始。終了まで底堅い展開を期待。

明日の日経平均、SQ週の中日でも続伸の展開となるか、為替と先物主導に
注目です。


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