「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

日経平均4ヶ月連続、月足陽線で!?

2009-06-30 23:52:10 | ニュ-スからひと言

       
今朝方 厚生労働省が発表した雇用関係の指標は、予想されていたとは言え、
厳しいもの
となりました。

5月の有効求人倍率は4月より0.02P減の0.44倍となり1社の求人を
2人以上で争うもの。また、失業率も悪化し5.2%となりました。

経済の緩やかな回復傾向も、これらの指標は、半年遅れの遅行指標であるため、
秋以降、ボディブローのようなダメージになる前に、追加の景気刺激策も必要
かもしれません。

景気刺激と言えば、春先のETC1000円や家電エコポイント効果やエコカー
減税の効果がでたと思われる指標が、総務省が発表した5月の家計調査

全国全世帯の消費支出は、前年比実質0.3%増とプラスに転じました。

ただ、冒頭の雇用情勢を見ると、消費の本格的回復と言うより、一過性の影響と
見た方がよいかもしれません。

GDPの約60%を占める個人消費、内需を活性化するため、富裕層に消費して
もらう様な、さらなる仕掛けも必要でしょうか。

さて、日経平均は大幅反発し、174高の9958円の大引けとなりました。
(出来高 概算20.5億株の商いでした。)

欧米株高を好感した見直し買いに、月末ドレッシング期待もあり、一時1万円に
タッチした場面もあったようです。
これで、日経平均は、4ヶ月連続で月足が陽線となり、2年ぶりに、12ヶ月線を
突破
してきています。来月に繋がっています。

明日は、日銀短観発表があり、どれだけ上方修正になるか、ポイントになります。

先程始まったNY市場ですが、4月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は、
-18.12%(予想、前年比-18.63%)となり、思った程悪くない着地と

なったものの、コンファレンスボード消費者信頼感が49.3(予想55.3)となり、
序盤のマインドを軟調にしています。

大引けにかけ、どこまで戻せるか。96円台の円安シフトが明日も継続し、日銀
短観の好結果があれば、日経平均、1万円台へチャレンジするかも
。 

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外資に撹乱された日本市場!?

2009-06-29 23:32:29 | ニュ-スからひと言

       
今朝、経産省が発表した5月鉱工業生産指数(05年=100、季節調整済み)は
前月比5.9%上昇の79.2となり、3ヶ月連続の上昇
となりました。
                                      (上記グラフ参照。)
事前予想では、前月比7.0%程度で、予想は下回ったものの、まずまずでした。
経産省は、生産の基調判断を前月同様「持ち直しの動き」としました。

とは言っても、昨年10月以降 今年2月まで、落ち込みが厳しく、国内外の財政
支出による景気対策の効果による反動増になっており、今後も増加トレンドを維持
できるか、注視が必要
になります。

前月比5.9%上昇でも、前年同月で比較すれば、まだ75%レベルの状態に戻った
に過ぎません。
経済指標の数値は、上昇の言葉だけ、ひとり歩きする場合があり、2、3ヶ月の変化
だけを捉えると、全体像を見失う場合があるので、注意したい
ところです。

さて、日経平均は、後場急落し93円安の9783円の大引けとなりました。
(出来高 概算22.3億株の商いでした。)

前場は、小幅上昇の展開も、後場は、先物主導の売り仕掛けに翻弄された格好

外資が売り仕掛けのトリガーにした材料は、2つあったと思います。

ひとつ目は、ブルームバーグが昼頃流した「みずほFGの最大6000億円の普通株
発行。」
増資報道は、株式の希薄化を伴うので、一般に投資家が嫌い、先物売りの
トリガーになりました。

2つ目は、GSによる 「GSユアサ投資格付けを [売り] 推奨 」 した事。
新エネ分野で先頭を走っていたユアサが、STOP安に沈んだことにより、投資
マインドが収縮してしまいました。

日経平均は、上昇に待ったをかけられた状態ですが、今日の下落でも25日線上に
踏み止まり、明日に羽ばたく余地を残しました。

目立った経済指標の発表の無いNY市場が、週明け底堅い展開となれば、明日の
日経平均は、月末ドレッシング買いもあり、反発する可能性は大いにあり
ます。

市場は、どう反応するでしょうか。  

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6月最終週~7月第1週相場展望と予定

2009-06-28 21:02:37 | 相場展望

       
石川遼君、逃げ切っての今期初優勝で、明日のスポーツ紙の1面を飾りそうです。
                                      (上記、フォト参照。)
ミズノオープンよみうりクラシックで、最終日の28日に73とスコアを崩したものの、
通算13アンダーの275で今季初優勝です。

これで、全英オープン(7月16日開幕)の出場権を獲得し、17歳の若さを武器に、
どんなプレイを見せるか、楽しみです。

スポンサー契約した企業は、パナソニックやANA、トヨタ、ドコモなど多く、今回の
優勝で、「本業をおろそかにし、CMに出すぎ。」 と、 コメントした大人達も舌を
巻いてるかもしれません。

明日、もし、上記 関係企業の株価が 堅調なら、株式コメンテーターは、ご祝儀の
「遼効果」 として取り上げるかもしれません。

さて、6/26まで1週間の前半は、世界銀行による経済成長率見通し下方修正を
嫌気したNY市場大幅下落の影響から、日経平均も9500円台に下落したものの
後半は、景気底打ちから回復意識の台頭で買い戻され、9877円と週間ベースで
91円上昇し、明日以降、再度1万円へチャレンジに
つながりました。

明日以降、7月にかけ、経済指標が目白押しで、一喜一憂する場面もありそうです。

また、衆院解散と総裁選前に、東国原知事や橋下知事が、 「地方分権」 の旗印で、
蜂起と 風雲急を告げる情勢となってきました。そのまんま東、古賀選対委員長の
誘いに、「体の良いジョークでお断りか。」 と思っていたら、メディアでの話を聞くと
どうも本気のようです!?

凋落の自民とフォロー風の民主。来るべき総選挙時に、国民は「マニフェスト」の
中身を診て、投票しなければと思った次第。

さて、明日以降の経済指標ですが、国内は6/29に5月鉱工業生産指数、7/1に
6月の日銀短観があり、注目
しています。短観は、まだマイナスでしょうが、前回
調査から改善される見通しで、同日、中国の6月製造業購買担当者景況感指数が、
まずまずなら、さらに好感される可能性も
あります。

で、NY市場は、6/30に6月消費者信頼感指数、7/1に6月ISM製造業景況
指数、ADP雇用統計、7/2に注目の6月米雇用統計
などがあります。

6/29~7/2の日経平均は、9650円~10150円程度を想定しています。


1.6/E~7/B主なイベントと予定(6/29~7/3)

 6/29
     日本 5月鉱工業生産速報値      (予想、前月比+7.0%)
     EU  6月業況判断指数 
     EU  6月ユーロ圏消費者信頼感
      EU  6月ユーロ圏経済信頼感
      EU  6月ユーロ圏鉱工業信頼感
      EU  6月ユーロ圏サービス業信頼感
       米   6月ダラス連銀製造業活動
 6/30
     日本  5月失業率
      日本  5月有効求人倍率
       日本  5月住宅着工戸数
      日本  5月建設工事受注

     EU  6月ユーロ圏消費者物価指数速報値
      米   4月S&P/ケース・シラー総合
       米  6月シカゴ購買部協会景気指数 (予想、38.3)
       米  6月消費者信頼感指数      (予想、57.0)
  7/1
     日本 日銀短観、6月調査概要及び要旨(予想、大企業製造業DI-42
                                   大企業非製造業DI-27)
           米   6月ISM製造業景況指数     (予想、44.0)
     米   5月ADP雇用報告         (予想、-41.1万人)
     中国 6月製造業購買担当者景況感指数(PMI) 
     香港  休場(特別行政区設立記念日)
       カナダ   休場(建国記念日)
 7/2
     日本 6月マネタリーベース
     米  6月米雇用統計       (予想、失業率9.6%、
                         非農業部門雇用者数-36.8万人)
     米  5月製造業新規受注
     米  米週間新規失業保険申請件数
     EU  欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
     EU  5月ユーロ圏失業率
     EU  5月ユーロ圏生産者物価指数
 7/3
      米   米国休場(独立記念日)
          EU 5月ユーロ圏小売売上高
 
2.NY株式市場結果(6/26)

  ダウ平均     8438.39(-34.01 -0.40%)
  S&P500    918.90 ( -1.36 -0.15%)
  ナスダック    1838.22 ( +8.68 +0.47%)

  CME日経平均 9940   (大証比:+40 +0.40%)

 26日NY株式、ダウ平均・S&Pは下落、ナスダックのみ小幅高で終わる。
 序盤は、個人所得が増加したにも関わらず貯蓄率が6.9%と15年来の高水準と
 なった事で消費の回復が遅れるとの懸念が広がり、米株は下げで始まった。
 中盤は、ダウとS&Pが安値で揉み合い、ナスダックは上げに転じた。終盤にかけ
 徐々に買い戻しをされたものの、取引終了間際で再び売り優勢となり、ナスダック
 以外はマイナスで終了した。

 ダウ採用銘柄は、原油価格下落を背景に石油株が売られ、シェブロン1.3%安65.95
 ドル、エクソンモービル1.1%安69.05ドルで取引終了となった。
 下落率で最大となったアメリカン・エクスプレスは、貯蓄率上昇のよる消費低迷
 懸念で売られ、2.7%安23.76ドルで取引終了となっている。
 産業関連株のボーイングとユナイテッドテクノロジーも売られており、ボーイング
 1.5%安41.88ドル、ユナイテッドテクノロジー0.9%安51.55ドルで取引終了となった。
 ハイテク株のマイクロソフトも売られ、1.7%安23.37ドルで引けている。

 ナスダックは、アップル、グーグルが上げの牽引を行っており、アップルが1.8%高
 142.4ドル、グーグルが2.3%高425.32ドルで取引終了となっている。主要な個別銘柄
 としては、シスコシステムズ0.6%安18.91ドル、オラクル1.5%安21.3ドル、インテル
 0.06%安16.3ドル、クアルコム0.3%安46.19ドルで取引終了となっている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41859

3.NY債券市場結果(6/26)

   米国債利回り
   2年債    1.101(-0.024)
   10年債   3.529(-0.011)
   30年債   4.335(+0.001)
   2-10年債 243 (+1)

  26日NY債券市場は、各期間で買いが先行し、利回りが低下した。序盤に発表
  された5月のPCEコアデフレータは前月比+0.1%、前年比+1.8%といずれも前回
  から伸びが鈍化した。
  また、5月個人所得は前月比+1.4%と高い伸びを示したものの貯蓄率が6.9%と
  15年来の高水準となったことで、所得の伸びが消費に波及していないとの見方が
  広がった。
  この結果を受けて10年債利回りは3.50%を割り込み、今週の最低水準で取引。
  また、NY株式市場が軟調だったことも国債買いの材料となった。6月のミシガン
  大学消費者信頼感指数・確報値が70.8と速報値69.0から上方修正されたことで
  3.53%台に戻す場面もあったが、前日終値水準の3.54%が壁となった。
  その後は、株式の上下動に追随する動きを繰り返した。
  3.50%割れでは債券売りもみられ、3.53%水準で取引を終えた。
  2-10年債スプレッドは、243bpと前日から1bpだけ拡大した。

  今週は一連の大量入札がすべて好調だったことで、週初から債券買い(利回り
  低下)が続いた。10年債利回りは週初の3.8%近辺から3.5%近辺へと低下した。
   FRBがNY連銀を通じて連日、国債購入を実施した事も需給安定に貢献した。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41860

4.NY原油先物8月限(WTI)、金先物8月限(COMEX)結果(6/26)
 
  NY原油先物8月限(WTI)
   1バレル=69.16(-1.07 -1.52%)

  NY原油先物は軟調な取引が続いた。8月限は68.81ドルと一時69ドルの大台を
  割り込んだ。5月の米個人所得が前月比1.4%と伸びたものの、同個人支出の
  伸びは前月比0.3%に留まった。
  貯蓄率が6.9%と15年来の高水準だったことから、所得の伸びが消費でなく貯蓄
  へ回された、との見方が広がった。これが個人消費を鈍らせることで原油市況の
  マイナス材料と捉えられた。
  さらに、ナイジェリア政府が一定の条件下で反政府組織のニジェール・デルタ
  解放運動(MEND)のリーダーを解放すると示唆した事も、売り材料となっていた。
  今週は週初に66ドル台前半まで調整されて始まったが、その後はナイジェリアの
  混乱を背景に再び上昇基調が続いた。
  週末には71ドル台を回復する場面もあったが、結局69ドル台前半と、前週終値
  水準をやや割り込んで引けた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41856

  NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=941.00(+1.50 +0.16%)

  NY金先物8月限は、前日比1.50ドル高の941.00ドルで取引を終了。
  ロンドンタイムには中国人民銀行の準備通貨に関する発言を巡ってドル安が
  進行、金先物は一時949.00ドルまで上伸する場面があった。しかし、米個人消費
  の回復が遅れるとの見方などで株安・原油安となりドル安が調整されて金市況を
  圧迫、936.60ドルまで下押しされた。ただ、終盤には再び底堅く推移して941ドル
  と、前週末比プラス圏で取引を終えた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41854

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スリラーな原油価格に思う!?

2009-06-27 21:10:47 | 役立つ投資情報

        
偉大なスーパースターの急死から、1日が過ぎ、死しても、その影響力のすごさに
驚かされます。

USAトゥデー紙よれば、ネット商店のアマゾンで、CD売り上げの60%をマイケル
作品が占めているらしい。在庫もなくなり、発売元のソニーに緊急オーダーをして
おり、アルバム売り上げをマイケル作品が独占しています。

また、アップルの有料音楽配信サイト「iTunes」でも、アルバムのダウンロード数
ベスト10のうち、9作品を占めたと伝えています。 (09/06/27 読売新聞夕刊)

時代の寵児、カリスマ歌手は、「スリラー」な50年を駆け抜けたのかもしれません。
           (フォトは、米国、日本での追悼販売に展示されたマイケル作品)


「スリラー」と言えば、昨年夏にかけて原油高騰も、各業界や市民生活に与えた
影響は、スリリングな記憶として新しい。

原油価格は、昨年7月に、1バレル147ドル迄上昇後、リーマンショックを経て
08年末と09年初の各四半期は、コモデティの凋落と合せ、30ドル台へ暴落。

その原油価格が、景気底打ちからの反転とリスクママネーの回帰で、約70ドル
まで戻してきました。

さすがに、去年のような暴騰は、今年はない、と思いますが、企業業績や世界に
与える影響について、どうなるのでしょうか。

米国と比べて省エネが進み、原油価格上昇に耐性ある日本だが、それでも今後の
日本経済に及ぼす影響が懸念されます。

第一生命経済研究所の経済調査部はこの程「景気回復の重石になる原油価格」と
題するマクロ経済レポートを発表
し、原油価格の上昇が家計や企業に与える影響を
分析しました。 このレポートに基づき、定量的な影響を考察します。
詳細については、下表を参照願います。

   Table.1  原油価格が日本経済に及ぼす影響

            70ドル          85ドル          100ドル
        09年度 10年度    09年度 10年度    09年度 10年度
  
 実質GDP 0.18%    0.25%    0.07%    0.04%    ▼0.04% ▼0.15%
 個人消費  0.15%    0.16%    0.05%    0.00%    ▼0.04% ▼0.14%
 設備投資   0.92%    1.21%    0.39%    0.18%    ▼0.12% ▼0.77%
 輸入    0.41%    0.15%    0.12%  ▼0.18%   ▼0.15% ▼0.46%
                              出典:マクロ計量モデルにより第一生命経済研究所試算
 

原油価格の上昇により価格が上昇するのは、ガソリン、ジェット燃料油、灯油などの
「石油製品」、石油化学基礎製品、有機化学製品、合成樹脂、化学繊維等の「化学
製品」「電力・ガス・熱供給」「非鉄金属」「再生資源回収・加工処理」などの部門。

WTIが今年度末から1バレル=100ドルで推移した場合、2010年度の家計負担
増加額を試算すれば、世帯平均で約5.3万円の増加となるそう
です。

品目別で、石油製品、対個人サービス、電力、食料品、商業などの負担が増える。
また、WTIが100ドルまで上昇し、固定費が不変のままであれば、10年度の法人
企業経常利益を4.8%押し下げる要因と試算
しました。


   Table2 東証1部(上場子会社除く)の09年、10年度 経常利益見通し

            実績       会社予想     東洋経済予想 
   年 度    08年度      09年度    09年度  10年度

   全 社   ▼71.4%     31.3%   26.6%  56.2%  
 
  (除く金融) ▼60.0%    ▼13.5%  ▼17.3%  65.0%
                                  出典:大和総研(前年度比) 

10年度の東証1部企業の経常利益は、前期比50%以上の急増が予想されている
ものの、原油高が企業業績の改善に水を差す恐れがある。

企業規模別に影響を見れば、相対的に価格転嫁力が高く、資源高の影響を受け
にくい大企業は2.1%の減少
に留まるが、価格転嫁力が低く、資源高の影響を
受けやすい中小企業では7.5%の減少
に達する。
原油価格の上昇は、企業規模間の収益格差を拡大させることになる。

もっとも、過度な投機や肥大化したレバレッジに対する反省は深く、オバマ政権は
金融規制改革案の中で、膨張したデリパティブ市場の規制方針を明らかにした。

そのため、原油価格は、昨年7月高値の147ドルを付ける可能性は小さい。
OPEC(石油輸出国機構)バスコンセロス議長は、原油価格が現行水準を維持した
場合、今年OPECが追加減産をする必要がなく、70~75ドルという水準は、世界
経済にプラスになるだろうとの認識を示した。

ただ、同議長は、原油在庫が高水準に留まる中で、最近の価格上昇を正当化する
には、十分なほど強いわけではないと指摘。

投機マネーが原油価格を実体以上に押し上げていると示唆しており、ファンド筋の
動向には、尚注意が必要のようです。
                出典:日本証券新聞6/23日号「原油価格の上昇は?」

思えば、21世紀には入り、原油価格は20ドル程度であったわけで、その後進展の
著しい中国やインドなど、BRICsの経済成長による需要で、70ドル程度まで押し
上げられたとすれば、ガソリンカー → HVカー → EVカーへと省エネ/環境配慮型
へのシフト期に入り、原油価格の一時的牽制期間と言えるかも
しれません。

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マー、イケル日経平均!(マイケルさん急死)!?

2009-06-26 18:15:28 | ニュ-スからひと言

       
歌手のマイケル・ジャクソンが急性心不全?で亡くなったとの報は、各ポータルサイトで
記載されているけど、世界のスパースターに違いなく、50才は、早すぎる死です。

急死の衝撃は、海外セレブもTwitterに書き込みが多数あり、死を悼んでます。

ちょっと前、彼の愛用品をオークションで販売すると報道があり、話題になってました。
来月の復帰コンサートも、幻になってしまい残念です。


ところで、今日、アップル製携帯電話の新モデル「iPhone3G S」がソフトバンク
から発売されました。

何でも、「ソフトバンク表参道」に、発売前の午前7時に、約200人が行列を作った様で
相変わらずの人気です。(上記、フォト参照方。)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000456-yom-bus_all

新モデルは、ソフトの起動やホームページ閲覧など、動作速度を従来機の2倍に速めて、
動画撮影・編集にも対応しており、特別割引を利用した実質価格は記憶容量32GBで
2万3040円、16ギガで1万1520円とのことで、日本でヒットするか、注目です。

さて、日経平均は、3日続伸で81円高の9877円の大引けでした。
(出来高 概算19.1億株と株主総会ピークで、様子見の薄商いでした。)

今朝方のNY市場、FOMC通過のあく抜けで、想定以上の上昇や 為替が若干 円高に
シフトも、アジア市場の堅調さもあり、日経平均の追い風
になりました。
日経平均は、25日移動平均線上に浮上し、昨日指摘した4/E~5/Bの上昇再現も、
現実味を帯びた格好
です。

週末のNY市場、底堅い展開の継続となるか、注目です。

兎に角、6月末 1万円台回復の可能性もあり、週末としてOKですね。

良い週末を!!

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4月末の上昇よ、もう一度!?(FOMC声明全文掲載)

2009-06-25 23:35:29 | ニュ-スからひと言

        
新生銀行とあおぞら銀行が、2010年秋を目処に経営統合することで、最終調整に
入ったと各紙が伝えています。

グローバル金融危機が引き金になり、両行共平成21年3月期決算で大幅な赤字を
計上しました。統合による財務基盤強化やリストラで、生き残りを図る事で合意した
ようです。統合後の総資産は18兆円を超え、国内6位に浮上します。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000145-san-bus_all

両行は 1998年に経営破綻。投資ファンドリップルウッド(RHJインターナショナル)が
買収*1 して、旧日本長期信用銀行 → 新生銀行となりました。

また、オリックスやソフトバンクが買収*2した 旧日本債券信用銀行→あおぞら銀行
として営業してきました。
 *1: 現在は、投資ファンドJCフラワーズが、33%の株式所有。
 *2: 現在は、投資ファンドサ-ベラスが、50%超の株式所有。

両行共 外資系投資ファンドが筆頭株主で、共同持ち株会社「新生あおぞらFG?」を
設立して、サバイバルを計ろうとしてます。公的資金返済迄、ファンドのお手並みを
拝見です。


さて、日経平均は、大幅続伸し205円高の9796円の大引けでした。
(出来高 概算22.3億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、5月耐久財受注が予想を上回る結果で、堅調なスタートも、
FOMC通過後、予想通り実質ゼロ金利が据え置かれたが、国債の買い増しなしで
長期金利が上昇したことが嫌気された
ようです。

日経平均は、為替の円安シフトとアジア市場の堅調さを背景に、先物主導の買いが
入り、想定以上の上昇
を演じました。
日経平均は、25日線を上回り、ちょうど4/E上昇した時を彷彿とさせます。

NY市場ですが、材料となる指標、第1四半期の実質GDP確報値は、-5.5%と
予想のー5.7%から上方修正
してます。

第1四半期の個人消費確報値は、1.4%(予想、1.5%)でやや弱めを確認する
内容でした。注目の新規失業保険申請件数は、62.7万件(予想60万件)となり
雇用情勢の厳しさを確認する内容
でした。

これらの結果を受け、アク抜けの自律反発となるか、市場は、どう答えるでしょうか。

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PS
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米連邦準備理事会(FRB)が24日発表した、6/23~24日連邦公開市場委員会
(FOMC)の声明全文は次の通り。 (ロイタ-より引用)

4月会合以降に入手した情報は、経済の収縮ペースが減速している(slowing)事を
示している。金融市場の状況は過去数カ月間に全般的に改善(generallyimproved)

家計支出は一段の安定化の兆し(further signs of stabilizing)が見られるものの、
雇用喪失継続、住宅資産の減少、信用のひっ迫によって引き続き抑制されている。

企業は設備投資や雇用を削減してるが、売上高に沿った水準に向た在庫の調整が
進展している様にみられる。経済活動は今後も当面、弱い状態が続く公算が大きい
(likely to remain weak for a time)ものの、金融市場や金融機関の安定化に向けた
政策措置、財政・金融政策上の刺激策と市場の力が、物価安定を伴う持続可能な
経済成長の緩やかな回復(gradual resumption of sustainable economic growth in
a context of price stability)に寄与すると、FOMCは依然として予想する。
 
エネルギーその他の商品価格が最近上昇。が、かなりの資源の緩み(substantial
resource slack)が、コスト圧力を弱める可能性と(likely to dampen costpressures)
FOMCはインフレが今後も当面、抑制される(remain subdued for some time)と
予想する。  

こうした状況の中、景気回復を促し物価安定を維持するために、FRBは利用可能な
あらゆる手段を用いる(employ all available tools)。FOMCは、フェデラルファンド
(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くとともに、FF金利を長期間
(for an extended period)、異例に低水準とすることが経済状況により正当化される
可能性が高いと、引き続き予想する。  

すでに発表のとおり、住宅ローン・住宅市場を支援し、民間クレジット市場の全般的
状況を改善するため、FRBは年内に政府機関が保証するモーゲージ担保証券
(MBS)を最大で総額1兆2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。

さらに、秋までに最大3000億ドルの米国債を買い入れる。FOMCは経済見通しや
金融市場の状況の進展を踏まえ、証券買い取りの時期と総額を引き続き検討する。

FRBはバランスシートの規模や構成を監視(monitoring the size and composition of
its balance sheet)、その結果としてクレジットと流動性プログラムを調整していく
(will make adjustments to its credit and liquidity programs as warranted)。  

声明に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、
エバンズ、コーン、ラッカー、ロックハート、タルーロ、ウォーシュ、イエレンの各委員。

 

 


米5月耐久財受注の想定外プラスで、明日は!?

2009-06-24 23:35:23 | ニュ-スからひと言

       
今日、財務省が発表した5月の貿易統計によれば、輸出額から輸入額を差し引いた
貿易収支は、前年同月比12.1%減の2998億円の黒字だったようです。

これで、4ヶ月連続で黒字を確保しました。輸出額は40.9%減の4兆209億円で、
昨年10月以来8カ月連続で減少しています。
ただ、減少幅は2月の49.4%減をピークに 4月の39.1%減まで縮小も、今年の
大型連休の営業日数減少の影響もあったようです。

また、貿易黒字額は、輸入額に占める原油価格の下落により、1年前の08年5月
以来の水準まで回復
しました。

ところで、午前中の雨、梅雨と言うより、局所的豪雨の様。 今朝の日経に、梅雨の
長さに関係した相場アノマリー
が載ってました。

---日経6/24「まちかど」  梅雨の日、明暗---------------
新光総合研究所によると、梅雨が平均日数より短い年は、同期間の株価がプラスに
なる傾向
だという。

関東甲信地方では、1951年以降は梅雨が平均41日。東証株価指数の騰落率は
梅雨が41日以上の時が平均で0.26%下落。41日未満は同1.63%上昇
した。
理由としては 「外出し、消費が増えることなどを織り込むことが考えられる。」(武石
雅彦クオンツアナリスト)
気象情報会社ウェザーニュースによると、関東甲信地方は今年、平年より早い7月
16日に梅雨があけそう。梅雨の期間は短めそうだが、果たして株価はどうなるか。
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さて、日経平均は、小幅反発し40円高の9590円の大引けでした。 
(出来高 概算21.1億株の様子見の薄商いでした。)

NY市場の小幅下落を受けても、為替の若干 円安シフトが支えて、何とか続落を
回避したので、明日に繋がります。
原油価格など、商品価格の小反発も資源株や商社株の援軍になったようです。

日経平均は、想定レンジの下限レベルから自律反発的な状況ですが、FOMC後の
NY市場の反発があるか注目されます。

先程始まったNY市場、注目の米5月耐久財受注は、総合、コアともに市場予想に
反し、前月比プラスの1.8%(予想、-0.9%)
となりました。

また、5月新築住宅販売件数は、34.2万件(予想、36.0万件)となり、前月の
34.4万件とほぼ同水準となりました。良くはないが、下げ止りの安定の傾向

言ったところでしょうか。

これで、FOMCも波乱無く通過すれば、NY市場の終了まで、反発ありそうです。
明日の日経平均は、続伸しそうですが、どうでしょうか。    

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予想の下限まで大幅下落で、明日は反発!?

2009-06-23 23:35:51 | ニュ-スからひと言

        
梅雨時の蒸し暑い中、自動車大手3社(トヨタ、日産、ホンダ)の定時株主総会が
行われました。

経済危機と不況の波をもろに被った各社、厳しい総会になったようです。

トヨタ : 前年度の業績が赤字になり、渡辺社長は「株主の皆様に心配をおかけし、
     申し訳ない。」と謝罪しました。豊田章一郎名誉会長も 「1日も早く健全な
     会社、もうかる会社に。」 と挨拶しました。
 
    株主からの赤字転落の要因について説明を求められ、渡辺社長は、「急激な
    経済の悪化や円高を理由として指摘。一部地域で回復の兆しが見られるが、
    足元の厳しい環境が当面続くと覚悟せざるを得ない。」 と語りました。

    環境技術戦略に関する質問に対し、瀧本正民副社長は「現行よりも画期的な
    燃料電池車を、2015年頃市場に導入できるよう準備してる。」 とした。
 
日産 :前年度の期末配当が無配で、カルロス・ゴーンCEOは、釈明に追われた。
         期末配当ゼロについて、「失望は理解できる。十分なキャッシュを生み出す
     ことができなかった。キャッシュフローが安定して黒字化し、金融危機が、
     去ったと判断できれば配当する。」と説明しました。 
       
 3社の中、大幅減益ながら、唯一黒字を確保したホンダは、株主から業績悪化に
 関し質問は出なかった様です。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090623-00000807-reu-bus_all

ホンダの場合、アメリカ依存度が他社に比べ低く、グローバルに分散展開した事が、
へこみが少なかった要因でしょうか。インサイトなどのハイブリッド車も好調の様で、
太陽電池、2輪車、ロボット、航空機事業と先行きに期待感あり
ます。

さて、日経平均は大幅下落の276円安の9549円の大引けでした。
(出来高 概算25.3億株の商いでした。)

世界銀行の経済成長率の下方修正ニュースは、昨日の午後流れてたから、少なく
とも日本市場は、昨日の段階で嫌気されていなかったと見るべき
でしょう。

むしろ、NY市場が、珍しく過剰反応の嫌気で大幅下落したのを受け、円高も
手伝い、大幅反落に
なってしまいました。

小生が日曜に予想した週間日経平均(9550円~1万円)の下限まで下落となり、
明日は正念場です。日経平均は、25日線を下回りましたが、この水準からの切り
替えしに期待したい。

NY市場ですが、前日水準の取引開始で、先程発表された5月中古住宅販売件数は
47.7万件(予想、48.2万件)と前月の46.6.万件は上回ったものの、
若干、予想を下回りました
。が思った程悪くないと言う所でしょうか。

弱含みの展開ですが、商品市況の下げ止まり感があります。後、米2年債入札が
あり、為替が 若干円安にシフトの大引け反発して終了してもらえば、OKです。

NY市場は、どんな答えを出すでしょうか。  

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ソロスも動く!法人企業景気予測(4~6月期)が改善!?

2009-06-22 23:34:34 | 話題本とマーケット

       
今日、内閣府と財務省から、4~6月期法人企業景気予測調査が発表されました。

大企業(全産業:資本金10億円以上)の景況判断指数は -22.4と、過去最低
だった1~3月期(-51.3)から
大幅に改善
されました。

指数のマイナスは、自社の景況が、下降したと答えた割合が優勢を示していますが
それでも、改善途上にあるようです。
先行きの景況感は、全産業ベースで、7~9月期が-2.6、10~12月期が、
+8.7と改善を見込んでます。
また、製造業は7~9月期に+4.8、10~12月期に
+17.3と急速な改善を見込んでいる様です。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090622-00000427-yom-bus_all

政府が、6月月例経済報告で示した「景気底打ち宣言」に続き、景況感が最悪期を
脱したことを反映したと言えるかもしれません。

ただ、指標中の雇用過剰感を示す従業員数判断指数は、依然 厳しい雇用環境が
続く見通し
の様です。

一方、経産省が発表した4月の第3次産業活動指数は96.4(05年平均=100)
となり、前月比2.2%上昇
となりました。

大恐慌を示唆したジョージ・ソロス氏も 、6/21出演のポーランドのテレビ番組で
「 世界的な経済危機の最悪期は終わった。 」 と語った様です。ただ、世界の市場を
監視する国際規制(市場バブルの管理を目的)の確立を呼び掛けました。

独自の相場理論、「再帰性の理論」を元に世界の相場で大活躍をしたソロス氏の事
新たな錬金術に動いてるかもしれません。

ソロス氏の近著に興味ある方、右記を参照下さい。→ 新版 ソロスの錬金術 
                 

さて、日経平均は小幅続伸し、40円高の9826円の大引けでした。 
(出来高 概算21.4億株と、6月に入り、最薄の商いでした。)

週末のNY市場は、ダウ小幅下落、ナスダック小幅上昇とマチマチでした。為替が、
円高に振れ、輸出/大型株の上値を押さえても、週明けとして、個人投資家の物色
旺盛で、中・小型株が買われ、底堅い展開の様でした。

日経平均は、9800円台回復となり、5日移動平均線上に浮上しました。

NY市場の追い風がほしいところですが、NY市場の序盤は、軟調な様です。
今日は、目立った経済指標の発表ありませんが、原油、金等 商品市況が
軟調で、関連株の下落を誘っています。

それでも、週明けの自律反発で、引けにかけ、どこまで戻せるか。

明日の日経平均、為替の若干 円高で、調整になっても、下押しする様なら、
下ひげを作るかもしれません。

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6月第4週 相場展望と予定

2009-06-21 20:55:54 | 相場展望

       
先週は、NY市場が、週前半 不安定な動き(米経済指標の強弱感がまちまち)から
下落して、その流れから、日経平均も調整色を強めました。

BRICs首脳会談で、ドルに替わる基軸通貨に言及も、声明文に盛り込まれず、
話題先行。また、オバマ大統領の金融規制改革案発表も無事通過しました。

週後半は、円高シフトのまき戻しなどで、日経平均も下げ渋りましたが、1週間で
349円の下落となりました。

政治で、自民党が、郵政「かんぽの宿」問題の再燃や厚労省の郵便不正疑惑等が
あり、一方 民主も西松違法献金問題の公判開始と、火種があります。

自民/民主党首討論から、麻生首相の吸引力に翳りが見え、早晩 総選挙に移行
でしょうか。

明日以降、日本の経済指標は、6/22に4月第3次産業活動指数、5月スーパー
売上高等があります。
一方、NY市場は、6/23~24にFOMC6月リッチモンド連銀製造業指数、
5月中古住宅販売件件数、5月住宅価格指数、6/24にMBA住宅ローン申請、
5月耐久財受注、5月新築住宅販売件数、6/26に個人所得/支出消費、6月の
ミシガン大消費者信頼感指数
などがあります。
また、6/23~25に米国債入札を控えています。過度な為替の変動が無ければ
良し。

明日からの1週間、NY市場の動向に左右されることは、確かですが、週前半は、
底堅い展開で、週末にかけ、ジリ高の展開になれば、おもしろい。

6/22~6/26の日経平均は、9550円~10000円程度を想定してます。

1.6月第4週の主なイベントと予定(6/22~6/26)
 
 6/22
     日本  2Q月景況判断BSI-全産業
      日本  4月第3次産業活動指数
     日本 5月スーパー/コンビニ売上高

 6/23
     日本  4月景気先行CI指数確報値 
      日本  4月景気一致CI指数確報値
     日本 堂和HD上場 
      米  FOMC開催(~6/24)
      米  6月リッチモンド連銀製造業指数
       米  5月住宅価格指数
       米  5月中古住宅販売件数     (予想、480万戸程度?)
      米  国債入札(~6/25) 
      米  オラクル決算 
 6/24
     日本  5月通関ベース貿易収支
     日本 野村「Green Technology Fund」設定
     日本 6/E 配当権利付最終日
      米   MBA住宅ローン申請指数
       米  5月耐久財受注           (予想、前月比-0.2%程度?)
       米  5月新築住宅販売件数      (予想、36万戸程度?)

       米  FOMC金利誘導目標
      米  モンサント、ナイキ決算
 6/25
     日本 外国人週次売買動向
     日本 八洲電機上場
      米    GDP確報値
       米  1Q月個人消費
     
  米  新規失業保険申請件数
      米  マイクロン・テクノロジ-、マコーミック決算 
 6/26
     日本  6月東京消費者物価指数
      日本  5月全国消費者物価指数    (予想、前年比-1.2%程度?)
      日本  4月全産業活動指数
     日本 株主総会集中日
     日本 大和住銀投信「環境ビジネス日本株オープン」設定
     日本 iPhone3G S 国内販売開始
      米    5月個人所得
       米   5月個人支出
       米   6月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値

2.NY市場株式結果(6/19)
  
  ダウ平均    8539.73(-15.87 -0.19%)
  S&P500   921.23( +2.86 +0.31%)
  ナスダック   1827.47(+19.75 +1.09%)

  CME日経平均 9890  (大証比:+120 +1.22%)

  19日NY株式、ナスダック、S&Pは上昇、ダウ平均は下落で終わる。
  序盤は全般に買いが先行した。中盤にダウ平均とS&Pは売られ、マイナス圏を
  推移したが、終盤は買い戻しも入り、前日終値近辺で終了した。
  一方、ナスダックは、終始プラス圏推移を継続して取引されていた。

  ダウ採用銘柄は、ロッチデール・セキュリティーズのアナリスト、リチャード・
  ボーブ氏が、米銀シティグループ株の投資判断を「買い」に修正したこが好感
  され、シティは1.2%高3.17ドルで引け、金融株全般が買われた。銘柄別では、
  アメックス2.2%高24.64ドル、JPモルガン2.4%高35.00ドル、バンカメ2.4%高の
  13.22ドルで取引終了となっている。
  それ以外で、ハイテク株と資源株が上げを牽引。ハイテク株は、マイクロソフトが
  ゴールドマンサックスによって、「conviction buy」リストに追加された事から
  買われ2.4%高、24.07ドルになった。資源株は、アルコアが、金属市況の上昇に
  より買われており、2.04%高、11.00ドルで取引終了となり、一方値下げ株として、
  午後に入り原油市況が急落し、原油株が売られ、シェブロン0.5%安68.06ドル、
  エクソン・モービル0.5%安、68.06ドルとなって、取引終了となっている。

  ナスダックでは、通信株を中心に上昇した。アップルが本日新しいiPhoneを公開
  した事に伴い、3GS画面のバッテリー寿命長い携帯電話の商品に対して好感を
  抱かれ、2.6%高139.48ドルと上昇し、ハイテク株を牽引した。下落株としては、
  ライバル会社リサーチ・イン・モーションが、四半期の売上と利益予想に対して
  アナリスト予想を下回った事から売られ、4.7%安72.94ドルで引けてるが、全体に
  与えるインパクトとしては微小であった。ナスダックの銘柄別では、マイクロソフト
  2.4%高24.07ドル、シスコシステムズ0.3%安18.92ドル、アップル2.6%高139.48ドル、
  オラクル2.02%高20.66ドル、インテル0.8%高16.01ドル、グーグル1.4%高420.09ドル
  で取引終了。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41210
3.NY債券市場結果(6/19)

   米国債利回り(NY時間16:35)
   2年債   1.202(-0.048)
   10年債  3.773(-0.055)
   30年債  4.507(-0.097)
   2-10年債 257(0)

  19日のNY債券市場は、利回りが上下動、序盤は上昇して始まったが後半は、
  前日水準を割り込んだ。序盤は、NY株式市場が堅調に始まったことに加え、
  来週予定されている米国債大量入札による需給懸念で10年債利回りは3.875%
  まで上昇した。しかし、取引中盤からは米株がマイナスに転じる動きに安全資産
  として国債が買われ、10年債利回りは3.769%まで低下した。
  ただ、終盤にかけては模様眺めとなり取引は手控えられた。
  2-10年債スプレッドは257bpと前日並み水準だった。

  来週は国債入札とFOMCのビック・イベントが控えてる。23日に2年債・400億ドル
  24日に5年債・370億ドル、25日に7年債・270億ドルの入札が行われる。5月の
  規模を上回るこれまで最大規模となることから需給悪化が心配されている。
  また、23-24日にFOMCが開催。低水準で推移している政策金利がどの時期に
  上げに転じるのか、国債買取策の規模に変化はあるのか、などが焦点となる。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41212

4.NY原油先物7月限(WTI)、金先物8月限(COMEX)結果(6/19)

  NY原油先物7月限(WTI)
   1バレル=69.55(-1.82 -2.55%)

  19日NY原油先物7月限は、前日比1.82ドル安の69.55ドルで通常取引を終了。
  終値ベースで70ドル割れは6月8日以来だった。序盤は71ドル台後半での底堅い
  動きが続いた。ナイジェリア武装勢力のパイプライン攻撃で需給が悪化するとの
  見方が下支えした。しかし、71ドル台を割り込むと急速にポジションの巻き返しが
  強まり、一時69ドル割れまで下落した。市場ではガソリン在庫の増加が需給を
  圧迫するとして、売り材料と捉えられていた。また、米株式市場が上げ幅を縮小
  したことなどで週末に向けたポジション調整色も強まったようだ。22日には7月限
  の取引最終日となる。
  8月限へのロールオーバーの動きも観測された。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41207
  NY金先物8月限(COMEX)
   1オンス=936.20(+1.60 +0.17%)

  19日NY金先物8月限は、ほぼ前日終値レベルを中心とした振幅相場だった。
  ロンドンタイムに欧州株高でリスク許容度が高まったときや、NY中盤に一気に
  ドル売りが強まった局面で、金相場が買われたが、340ドルの節目水準は越え
  られなかった。
  きょうは主要な米経済指標の発表が無く、NY株式市場も一定の方向性に欠けた
  ことから、金相場は前日終値水準近辺へと押し戻された。終日、週末モードの
  取引が続いた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41208
 
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