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石川遼君、逃げ切っての今期初優勝で、明日のスポーツ紙の1面を飾りそうです。
(上記、フォト参照。)
ミズノオープンよみうりクラシックで、最終日の28日に73とスコアを崩したものの、
通算13アンダーの275で今季初優勝です。
これで、全英オープン(7月16日開幕)の出場権を獲得し、17歳の若さを武器に、
どんなプレイを見せるか、楽しみです。
スポンサー契約した企業は、パナソニックやANA、トヨタ、ドコモなど多く、今回の
優勝で、「本業をおろそかにし、CMに出すぎ。」 と、 コメントした大人達も舌を
巻いてるかもしれません。
明日、もし、上記 関係企業の株価が 堅調なら、株式コメンテーターは、ご祝儀の
「遼効果」 として取り上げるかもしれません。
さて、6/26まで1週間の前半は、世界銀行による経済成長率見通し下方修正を
嫌気したNY市場大幅下落の影響から、日経平均も9500円台に下落したものの
後半は、景気底打ちから回復意識の台頭で買い戻され、9877円と週間ベースで
91円上昇し、明日以降、再度1万円へチャレンジにつながりました。
明日以降、7月にかけ、経済指標が目白押しで、一喜一憂する場面もありそうです。
また、衆院解散と総裁選前に、東国原知事や橋下知事が、 「地方分権」 の旗印で、
蜂起と 風雲急を告げる情勢となってきました。そのまんま東、古賀選対委員長の
誘いに、「体の良いジョークでお断りか。」 と思っていたら、メディアでの話を聞くと
どうも本気のようです!?
凋落の自民とフォロー風の民主。来るべき総選挙時に、国民は「マニフェスト」の
中身を診て、投票しなければと思った次第。
さて、明日以降の経済指標ですが、国内は6/29に5月鉱工業生産指数、7/1に
6月の日銀短観があり、注目しています。短観は、まだマイナスでしょうが、前回
調査から改善される見通しで、同日、中国の6月製造業購買担当者景況感指数が、
まずまずなら、さらに好感される可能性もあります。
で、NY市場は、6/30に6月消費者信頼感指数、7/1に6月ISM製造業景況
指数、ADP雇用統計、7/2に注目の6月米雇用統計などがあります。
6/29~7/2の日経平均は、9650円~10150円程度を想定しています。
1.6/E~7/B主なイベントと予定(6/29~7/3)
6/29
日本 5月鉱工業生産速報値 (予想、前月比+7.0%)
EU 6月業況判断指数
EU 6月ユーロ圏消費者信頼感
EU 6月ユーロ圏経済信頼感
EU 6月ユーロ圏鉱工業信頼感
EU 6月ユーロ圏サービス業信頼感
米 6月ダラス連銀製造業活動
6/30
日本 5月失業率
日本 5月有効求人倍率
日本 5月住宅着工戸数
日本 5月建設工事受注
EU 6月ユーロ圏消費者物価指数速報値
米 4月S&P/ケース・シラー総合
米 6月シカゴ購買部協会景気指数 (予想、38.3)
米 6月消費者信頼感指数 (予想、57.0)
7/1
日本 日銀短観、6月調査概要及び要旨(予想、大企業製造業DI-42
大企業非製造業DI-27)
米 6月ISM製造業景況指数 (予想、44.0)
米 5月ADP雇用報告 (予想、-41.1万人)
中国 6月製造業購買担当者景況感指数(PMI)
香港 休場(特別行政区設立記念日)
カナダ 休場(建国記念日)
7/2
日本 6月マネタリーベース
米 6月米雇用統計 (予想、失業率9.6%、
非農業部門雇用者数-36.8万人)
米 5月製造業新規受注
米 米週間新規失業保険申請件数
EU 欧州中央銀行(ECB)政策金利発表
EU 5月ユーロ圏失業率
EU 5月ユーロ圏生産者物価指数
7/3
米 米国休場(独立記念日)
EU 5月ユーロ圏小売売上高
2.NY株式市場結果(6/26)
ダウ平均 8438.39(-34.01 -0.40%)
S&P500 918.90 ( -1.36 -0.15%)
ナスダック 1838.22 ( +8.68 +0.47%)
CME日経平均 9940 (大証比:+40 +0.40%)
26日NY株式、ダウ平均・S&Pは下落、ナスダックのみ小幅高で終わる。
序盤は、個人所得が増加したにも関わらず貯蓄率が6.9%と15年来の高水準と
なった事で消費の回復が遅れるとの懸念が広がり、米株は下げで始まった。
中盤は、ダウとS&Pが安値で揉み合い、ナスダックは上げに転じた。終盤にかけ
徐々に買い戻しをされたものの、取引終了間際で再び売り優勢となり、ナスダック
以外はマイナスで終了した。
ダウ採用銘柄は、原油価格下落を背景に石油株が売られ、シェブロン1.3%安65.95
ドル、エクソンモービル1.1%安69.05ドルで取引終了となった。
下落率で最大となったアメリカン・エクスプレスは、貯蓄率上昇のよる消費低迷
懸念で売られ、2.7%安23.76ドルで取引終了となっている。
産業関連株のボーイングとユナイテッドテクノロジーも売られており、ボーイング
1.5%安41.88ドル、ユナイテッドテクノロジー0.9%安51.55ドルで取引終了となった。
ハイテク株のマイクロソフトも売られ、1.7%安23.37ドルで引けている。
ナスダックは、アップル、グーグルが上げの牽引を行っており、アップルが1.8%高
142.4ドル、グーグルが2.3%高425.32ドルで取引終了となっている。主要な個別銘柄
としては、シスコシステムズ0.6%安18.91ドル、オラクル1.5%安21.3ドル、インテル
0.06%安16.3ドル、クアルコム0.3%安46.19ドルで取引終了となっている。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41859
3.NY債券市場結果(6/26)
米国債利回り
2年債 1.101(-0.024)
10年債 3.529(-0.011)
30年債 4.335(+0.001)
2-10年債 243 (+1)
26日NY債券市場は、各期間で買いが先行し、利回りが低下した。序盤に発表
された5月のPCEコアデフレータは前月比+0.1%、前年比+1.8%といずれも前回
から伸びが鈍化した。
また、5月個人所得は前月比+1.4%と高い伸びを示したものの貯蓄率が6.9%と
15年来の高水準となったことで、所得の伸びが消費に波及していないとの見方が
広がった。
この結果を受けて10年債利回りは3.50%を割り込み、今週の最低水準で取引。
また、NY株式市場が軟調だったことも国債買いの材料となった。6月のミシガン
大学消費者信頼感指数・確報値が70.8と速報値69.0から上方修正されたことで
3.53%台に戻す場面もあったが、前日終値水準の3.54%が壁となった。
その後は、株式の上下動に追随する動きを繰り返した。
3.50%割れでは債券売りもみられ、3.53%水準で取引を終えた。
2-10年債スプレッドは、243bpと前日から1bpだけ拡大した。
今週は一連の大量入札がすべて好調だったことで、週初から債券買い(利回り
低下)が続いた。10年債利回りは週初の3.8%近辺から3.5%近辺へと低下した。
FRBがNY連銀を通じて連日、国債購入を実施した事も需給安定に貢献した。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41860
4.NY原油先物8月限(WTI)、金先物8月限(COMEX)結果(6/26)
NY原油先物8月限(WTI)
1バレル=69.16(-1.07 -1.52%)
NY原油先物は軟調な取引が続いた。8月限は68.81ドルと一時69ドルの大台を
割り込んだ。5月の米個人所得が前月比1.4%と伸びたものの、同個人支出の
伸びは前月比0.3%に留まった。
貯蓄率が6.9%と15年来の高水準だったことから、所得の伸びが消費でなく貯蓄
へ回された、との見方が広がった。これが個人消費を鈍らせることで原油市況の
マイナス材料と捉えられた。
さらに、ナイジェリア政府が一定の条件下で反政府組織のニジェール・デルタ
解放運動(MEND)のリーダーを解放すると示唆した事も、売り材料となっていた。
今週は週初に66ドル台前半まで調整されて始まったが、その後はナイジェリアの
混乱を背景に再び上昇基調が続いた。
週末には71ドル台を回復する場面もあったが、結局69ドル台前半と、前週終値
水準をやや割り込んで引けた。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41856
NY金先物8月限(COMEX)
1オンス=941.00(+1.50 +0.16%)
NY金先物8月限は、前日比1.50ドル高の941.00ドルで取引を終了。
ロンドンタイムには中国人民銀行の準備通貨に関する発言を巡ってドル安が
進行、金先物は一時949.00ドルまで上伸する場面があった。しかし、米個人消費
の回復が遅れるとの見方などで株安・原油安となりドル安が調整されて金市況を
圧迫、936.60ドルまで下押しされた。ただ、終盤には再び底堅く推移して941ドル
と、前週末比プラス圏で取引を終えた。
http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=41854
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