2016年6月23日(木)に英国のEU離脱の是非を問う国民投票が行われます。
日本時間の24日(金)の朝6時が投票締め切り。正午から開票が始まり 午後
3時ごろまでに大勢が決する予定です。
出口調査などは締め切り後に発表されますので、残留・離脱どちらにしても大差
であれば、日本では午前9時の寄り付きで織り込まれる可能性もあります。
しかし、僅差であれば判断がつかず、実際の開票を待つ事になり、場中に株価が
大きく動きそうです。
そこで、今宵は、SBI証券の藤本 氏が残留が決定した場合、3銘柄を買い候補
としてピックアップしているので紹介します。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160620-00123542-shikiho-bus_all&p=1
先週の世界の金融市場は、英国のEU離脱の可能性を織り込む週となってました。
リスクオフとなり、世界の主要株式市場は下落しました。日本株について、リスク
オフの円買いも重なり、また日銀金融政策決定会合で追加緩和がなかった事から、
さらに下げていました。中でも英国にビジネス拠点を置いている、いわゆる英国
関連銘柄が日経平均の下げ以上に大きく下落していました。
もし、英国がEU残留を決めた場合、世界的にリスクオンとなり、ドル円相場は、
円安に振れ、日経平均株価も上昇しそうです。その場合、英国関連の銘柄として
売られた銘柄は買い戻しの対象となるので、日経平均株価を上回るリバウンドが
期待できそうです。
今回は、運命の6月24日 英国がEU残留決定であれば買うべき銘柄として、先週まで
売り込まれた、英国関連銘柄を3つご紹介。
1.日本板硝子(5202、東証1部)
■株式データ
株価 81円
単元株数 1,000株
予想PER(連)14.73倍
実績PBR(連) 0.71倍
予想配当利回り ---
時価総額 約6,957億円
2.日本たばこ産業(2914、東証1部)
■株式データ
株価 4,196円
単元株数 100株
予想PER(連)21.03倍
実績PBR(連) 3.06倍
予想配当利回り 3.05%
時価総額 8兆1,780億円
3.日立製作所(6501、東証1部)
■株式データ
株価 470.8円
単元株数 1,000株
予想PER(連)11.37倍
実績PBR(連) 0.83倍
予想配当利回り 2.55%
時価総額 約2兆2,089億円
横浜ザルは、3をリバウンド候補にしたいと思いますが、来週月曜、株価は
どの程度になっているでしょうか。
さて、日経平均は、大幅に続伸し、365円上昇の15965円の大引けでした。
(出来高 概算18.4億株の商いでした。)
英国のEU離脱の可否を問う国民投票にフォーカスされる中、残留するとの
世論調査が出始めて、リスクオンの流れになりました。
ザラ場に、日経平均は、一時16000円台を回復する場面もありました。
日経平均の大幅続伸で、5日線を突破して陽線引けで、リバウンドの芽を残した
格好です。楽観できないものの、早期の16000円突破となれば、15000円
下回るリスクから開放されることになります。
注目のNY市場、アジア・欧州市場の堅調さに加え、原油先物が上昇しており、
ダウ/ナス共、大きく上昇してのスタート。終了時まで堅調な展開を期待。
明日の日経平均、16000円台を突破しての3日続伸になるか注目です。