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2/13~週の日経平均は、下落しました。週初こそ、最高値を更新したNY
株式市場ダウや原油相場の上昇が好感されて、19500円台回復も、東芝の
決算発表の1カ月延期、債務超過と需給需給不安が強まりやすい中、為替が
114円台から円高シフトの動きもあり、先物の売り圧力となった。
米国イエレン議長は、一連の米経済指標は強めの結果を受け、早期利上げを
示唆したものの、ドル買いが進む条件が整ったのと反してドル売りに押される
1週間でした。
結局、日経平均は、週間144円安(↓0.74%)の19234円大引けでした。
さて、2月第4週(2/20~2/24)主なイベントと予定は、下記1.の通りです。
明日からの日経平均は、NY株式市場がダウ、ナス共 高値圏にあるが、トランプ
大統領の景気刺激政策で、今月中に発表される事から、発表までは様子見姿勢
も考えられる。もっとも、国内企業の業績圧迫懸念は解消しつつあり、10~12月
決算で示された業績の好調さは続くとみられ、どのタイミングで日本株の再評価が
始まってもおかしくない状況である。
経済イベントで、米で2/22に公表される1/31、2/1分FOMC議事録、議長が
3月利上げに言及、為替の円安要因となったが、議事録でもそうした見方が補強
されれば、円安・ドル高に拍車が掛かる可能性もある。
また、国内で2/24に「プレミアムフライデー」(月末の金曜日の午後3時退社?)が
スタートします。
FRB追加利上げの言及で、円安・ドル高になる可能性あると、需給状況も好転し、
業績押し上げ相場の展開に期待したい。
日経平均、2月第4週(2/20~2/24)レンジは、19050円~19500円程度
をを想定しています。
1.2月第4週(2/20~2/24)主なイベントと予定
2/20
日本 1月貿易統計
日本 1月コンビニ売上高
日本 浜ゴム、アップル 各決算
米 株式・債券市場は休場(プレジデンツデー祝日)
EU ユーロ圏財務相会合
EU トゥスクEU大統領 ペンス米副大統領、共同記者会見
2/21
日本 1月百貨店売上高、
日本 1月民生用電子機器国内出荷
米 ウォルマート、ホーム・デポ、メーシーズ、ニューモント・マイニング
ファーストソーラー 各決算
米 国債入札 2年債(260億ドル)
米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
米 ミネアポリス連銀総裁、講演
米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
独 2月製造業PMI速報値
EU 2月ユーロ圏製造業PMI速報値
EU 財務相理事会
2/22
日本 INV決算
米 FOMC議事録
米 1月中古住宅販売件数
米 HP、テスラ 各決算
米 国債入札 5年債(340億ドル)
独 2月Ifo景況感指数
2/23
日本 JHR決算
日本 レノバ、フュージョン、ユナイテッド&コレクティブ 各新規上場
米 新規失業保険申請件数(2/18日までの週)
米 ノードストロム、ハーバライフ、HPエンタープライズ、ギャップ 各決算
米 国債入札 7年債(280億ドル)
米 アトランタ連銀総裁、講演
2/24
日本 プラネット決算
日本 プレミアムフライデー実施
米 1月新築住宅販売件数
米 JCペニー 決算
2.NY市場、為替/債券 書く結果(2/17)
今日のNY為替市場でドル円は112円台で推移した。きょうは円高が強まりドル円は
一時112.60近辺まで急速に下落している。トランプ大統領の経済政策への期待から
高値更新が続いていた株式市場も、ここに来て高値警戒感が出始めており、リスク回
避の円買いが強まったようだ。また、本邦勢の決算期末に向けた売りも観測されている。
今週のイエレンFRB議長の議会証言で、ドル円のモメンタムは高まったが、115円を
達成できずに失速したことは大きかったようだ。
きょうの下げで21日線を再び下回っており、下向きの流れに戻ってしまうか警戒される
ところではある。しかし、きょうはドル自体が売られたわけではなく、ドル指数は反発して
いる。また、高値警戒感が出ている米株も、ダウ平均は下げておらず、その点ではまだ
期待が持てそうな気配もある。
週末の米国はブレジデンツ・デーで3連休となるが、連休明けの注目点、トランプ大統領
の税制改革やインフラ整備、規制緩和などの具体策が出てくるか注目となる。トランプ米
大統領は2月28日の米議会上下両院合同本会議で、例年の一般教書演説にあたる政権
運営の大枠を示す議会演説を行う。来週はそれに向けての動きが注目されそうだ。
一方、ユーロドルは戻り売りが強まり、ロンドン時間の1.06台後半から1.06ちょうど付近迄
下落している。きょうの市場は調整の雰囲気が強まっているが、ドルが底堅い動きを続けて
おり、ユーロドルを圧迫。週後半にかけてユーロドルは1.05台前半から急速に戻していたが、
21日線が控える1.07付近には届いていない。やはり、政治リスクがユーロの上値を重くして
いるようだ。
それ関しては、フランス大統領選が目先の大きなリスクとして意識されている。きょうは左派
政党が中道派をけん制するために選挙協力するのではとの観測が流れていた。社会党の
アモン候補がメディアに出演し、左翼党と選挙協力ができるか、メランション共同党首と協議
を始めたという。
もしこの協力体制が確立すれば、中道派の票を圧迫する可能性もあり、そうなるとEU離脱を
主張している極右国民戦線のルペン党首に有利に働くとの見方も出ていた。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356450
米国債利回り
2年債 1.190(-0.012)
10年債 2.420(-0.027)
30年債 3.026(-0.023)
期待インフレ率 2.020(-0.005)
※期待インフレ率は10年債で算出
今日のNY債券市場で利回りは低下。株式市場が軟調に推移するなど、きょうの市場は
警戒感が強まっており、債券市場は逃避買いが強まった。米国債とドル円相場の相関
関係が強まっているが、ドル円が下落したことも、利回りを押し下げた模様。
10年債利回りは一時2.4%を割り込む場面も見られ、米2年債も1.2%を再び下回っ
ている。
2-10年債の利回り格差は123(前日124)。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356454
3.NY株式市場 結果(2/17)
NY株式17日
ダウ平均 20624.05( +4.28 +0.02%)
S&P500 2351.16( +3.94 +0.17%)
ナスダック 5838.58(+23.68 +0.41%)
CME日経平均 19160 (大証終比:-40 -0.21%)
今日のNY株式市場でダウ平均はプラス圏で引けた。今週は最高値更新が続いた
ことから、さすがに高値警戒感が強まっている。海外市場で株安が進んだことから
米株も売りが先行した。ブレジデンツ・デーの3連休前ということもあり、利益確定売り
が先行したようだ。
しかし、下値での押し目買い意欲も強く、引けにかけて買い戻されている。
市場はトランプ大統領の税制改革やインフラ整備、そして規制緩和など経済政策の
詳細の発表を待っている。決算も大方通過し、良好な内容が示されたが、今度は、
トランプ大統領待ちといったところのようだ。
銀行株やエネルギー株は下落したものの、薬品や消費関連などが指数を支えた。
ダウ採用銘柄ではボーイングやシスコ、P&Gが上昇。トランプ大統領がサウスカロ
ライナ州で開かれたボーイングの最新787ドリームライナーの公開イベントに出席
しており、政府が戦闘機F18スーパーホーネットの大型発注を真剣に検討している
と述べていた。
一方、ユナイテッド・ヘルスが大きく下落したほか、シェブロン、エクソンモービル、ディ
ズニーが下落。ユナイテッド・ヘルスは米司法省が、同社のメディケア加入者に対して
過剰請求を行っていたとして訴訟に加わったことが嫌気されている
ナスダックは上昇。序盤は売りが先行したものの、動きが一巡すると買い戻されている。
アルファベットやアマゾンが上昇。
きょうはコルゲートやキンバリーなど生活必需品メーカーの上昇が目立っている。
クラフト・ハインツが英ユニリーバに対し合併を持ちかけたことが確認されており、それが
業界再編への期待感につながっていたようだ。クラフト・ハインツはユニリーバに対して
1430億ドルを提示したが、ユニリーバはその提案を拒絶している。もし、断念という事に
なれば、クラフトのターゲットが他の生活必需品メーカーに向く可能性もあると見ているの
かもしれない。クラフト・ハインツは大幅高となった。
携帯キャリアのTモバイルUSが上昇。一部報道で、ソフトバンクが傘下のスプリントと
TモバイルUSの合併に関して、TモバイルUSを保有するドイツテレコムとの協議を
準備していると報じられている。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356452
4.NY市場 原油先物3月限/金先物4月限 各結果(2/17)
NY原油先物3月限(WTI)
11バレル=53.40(+0.04 +0.08%)
ブレント先物4月限(ICE)(終値)
1バレル=55.81(0.16 +0.29%)
ブレント-WTI 2.41
17日のNY原油は期近が小幅続伸。足元の供給過剰や改質ガソリン安などが
重しとなるも決め手となるまでには至らず、3連休を控えたポジション絡みの動きが
中心で、引け際に持ち直すこととなった。
3月限は、夜間取引では前日高値(53.59ドル)近辺で上値が押さえられると、立会い
開始後には52.88ドルまで下落。ただし、中盤以降はじりじりと下げ幅を縮小し、引け
際にはプラスサイドを回復した。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356444
NY金先物4月限(COMEX)
1オンス=1239.1( -2.5 -0.20%)
17日のNY金先物相場は反落。欧米の政治の不透明さや株式相場の軟調さなどに
下支えられていたが、買い一巡後はドル相場の反発が重しとなり、プレジデンツデー
を含む3連休を控えた利益確定の動きなどに押された。
最も取組高の多い4月限は、時間外取引終盤に1245.1ドルと9日以来の水準へ
一段と上昇したが、通常取引開始後は積極的な買いが続かず、中盤にはこの日の
安値(1237.5ドル)に接近するなど軟調に推移した。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=356440
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