「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

居酒屋低迷脱出にあの手、この手!株価低迷の脱出は!?

2014-01-31 21:07:25 | 企業を斬る

              
1月最終日の日経平均は、節目の15000円を割り込む形で終了。
午年の最初の月は、出遅れとなり、低迷する格好となりました。

そんな中、客層の中心である若者の酒離れを受けて、居酒屋チェーン
各社が新たな客層の掘り起こしに向けて知恵を絞っている様です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140131-00000035-asahi-bus_all

狙うのは、時間とお金に余裕のある中高年層や、これまで居酒屋とは
縁遠かった主婦やファミリー層のようです。

「葱(ねぎ)だく牛フィレステーキ」が税抜き1千円、「活じめ鮮魚三品
盛り合わせ」が1200円~。

手頃な値段が売りの居酒屋らしからぬ高額メニューを29日に発表した
のは大手のワタミ。チェーン「和民」の全約380店で、3月までに
メニューを一新します。空揚げは輸入肉から国産肉に変え、刺し身は
当日朝にしめた魚を使います。高品質なメニューをそろえることで、
客単価は従来の2650円から2850円に上がると見込んでいます。

この高額路線も、株価低迷だと利用者の財布のひもは締まりがちに。
ワタミに限らず、居酒屋の高額路線の戦術で、業績がどう動くか注目。

来週から2月相場になりますが、先物主導のアルゴ取引は、何とか
ならないか。好業績発表の銘柄で見直し買いに期待したい所。

さて、日経平均は、続落して92円安の14914円の大引けでした。
(出来高 概算30.8億株の商いでした。)

今朝方のNY市場の反発で、プラス引けを想定していましたが、先物
主導の売りが入り、現物株が追従した格好です。ジェットコースター
相場の中、週末でもあり、押し目を入れづらい状況でしたが、打診買い
あったと思います。

週末のNY市場がどう動くか、底堅い動きで終了してほしいところ。
週明けの日経平均、リバウンドに期待しましょうか。

ブロガー/読者の皆さん、良い週末を!!

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株の乱高下にフマン!STAP細胞にロマン!?

2014-01-30 23:43:35 | ニュ-スからひと言

              
リケジョの大仕事がすごい!! 小保方(おぼかた)晴子さんに大拍手!!

「動物の細胞は、分化すると元に戻らない」が生物の教科書でも書かれており
その常識を覆す画期的な発見です。

「マウスの体細胞を酸性の溶液に浸して刺激を与えることで、あらゆる細胞に
変化できる万能細胞を世界で初めて作製することに成功」のニュースは世界を
駆け巡っており、すごいの一言。

その「STAP細胞」の作製に成功した理化学研究所など、国際特許をすでに
出願を済ましたようです。
http://mainichi.jp/select/news/20140130k0000m040087000c.html

今後、再生医療への応用などを目指した国際的な知財競争が激化することが
予想され、今回の特許がどのような形で認定されるかが注目されます。

国際特許は、理研と東京女子医科大、米ハーバード大の関連病院の3施設が
合同で米当局に出願。2012年4月から手続きを始め、昨年4月に出願。

発明者には、小保方 晴子・理研ユニットリーダー(30)ら7人が名前を連ねて
いるようです。

出願内容は「ストレスを与えることで、多能性細胞を作製する手法」。iPS細胞
(人工多能性幹細胞)の様に、外部から遺伝子を導入したり、たんぱく質などを
加えたりしなくても、皮膚の様な体細胞が、多能性細胞に変化する事を示した。

これが、人間レベルの細胞に活用できれば、医療も大きく変わります。
今日の株価の乱高下には、フマンですが、このSTAP細胞の朗報、一服の
清涼剤であり、再生医療への道筋・生物のロマンです。

さて、日経平均は、大幅に反落し376円安の15007円の大引けでした。
(出来高 概算30.4億株の商いでした。)

朝方のNY市場、FOMC無事通過も、新興国経済への言及ない中、値を下げ
東京市場を直撃しました。

日経平均は、一時下げすぎの500円超の値を下げる場面も、後場に先物の
断続的な買いが入り、何とか節目15000円台に戻しました。

日経平均の大幅反落で、昨日の戻し分を掃き出した格好です。下ひげをつけて
大台キープで、何とか明日もリバウンドしてボトム形成を確認したいところ。

注目のNY市場、米の第4四半期GDPは予想通りの着地で安心感。昨日の大幅
下落の影響は限定的で、反発して始まっています。終了まで底堅い展開を想定。

明日の日経平均、週末でも反発を想定しています。


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日本テレビがアニメ製作会社を買収って本当!?

2014-01-29 23:59:07 | 企業を斬る

              
今日、日本テレビは、「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」などを
手がけたアニメ制作会社「タツノコプロ」の株式をタカラトミーから取得し、子
会社化すると発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000005-mantan-ent

タツノコプロは1962年に設立。「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」
「マッハGo Go Go !」など、国内外で人気の高いコンテンツを数多く発表して
いる老舗のアニメ制作会社。

日本テレビでは、タツノコプロが商品化やリメークを単独で判断できる原作権を
持つ作品を50以上保有していることから、グループ化することでリメークとコン
テンツビジネスを戦略的に展開できると判断した模様です。。

親会社のタカラトミーと協議し、タツノコプロの株式54.3%を取得することで
合意。なお、タカラトミーは、株式の20%を引き続き保有します。

近年では、日本テレビが2009年に「ヤッターマン」の実写映画を公開したほか、
「科学忍者隊ガッチャマン」のリメークとして、11年から2年間情報番組「ZIP!」
内でフラッシュアニメ「おはよう忍者隊ガッチャマン」を放送したほか、13年7月
テレビアニメ「ガッチャマンクラウズ」、同8月には「科学忍者隊ガッチャマン」
実写映画を公開。
「ガッチャマンクラウズ」は好評を受け、第2期の制作も決まっています。

日本テレビも、アニメ等のコンテンツを自社内に取り込むことにより、知財権を
得て、リーメーク版に活用する戦術の様です。

視聴率に寄与する「タツノコプロ」の株式取得なら、成功ですが、今後の日テレ
の動向に注目です。

さて、日経平均は、大幅に反発し403円高の15383円の大引けでした。
(出来高 概算23.6億株の商いでした。)

今朝方NY市場の自律反発や、トルコの政策金利引き上げが好感され、為替の
円高が是正され、リスクを取る安心感となり、先物主導で買戻しが入った格好。

日経平均の大幅反発で、一昨日の大幅下落のマド埋めに、もう一歩のところで
下に、アイランド・リバーサルを形成し、ボリンジャーバンドのー1σレベルへ。

さらに、リバウンドを見せられるか、FOMCの結果がポイントになります。

目のNY市場、FOMC公表前に加え、新興国の財政・金利不安などにより
大幅下落からのスタート。FOMC結果を受け、QE3縮小が当初予想通りなら、
ダウの下げ幅を縮小する展開になるか注目です。

明日の日経平均、つかの間のリバウンドとなった今日の反動から、下げ渋りの
陽線引けに期待してますが、為替が102円台前半と先物の動きに注目です。


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ソニー、ルネサス工場を買収で、攻めの経営!?

2014-01-28 23:39:34 | 企業を斬る

               
ソニーが、半導体メーカーのルネサスの主力拠点、鶴岡工場(山形)を買収する
方針を固めたことがわかりました。明日にも正式発表予定です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140128-00000105-reut-bus_all

スマートフォンやデジカメに搭載する半導体製品のCMOSイメージセンサの生産
工場に転用する予定です。

関係筋によると、ソニーは鶴岡工場を70~80億円で買収、CMOSセンサーの
生産設備に入れ替えるため、200~300億円の追加投資をします。
850人の従業員の一部も引き継ぐ予定です。

ルネサスは、鶴岡工場を閉鎖することを一旦決めたが、CMOSセンサー増強の
手段として同工場の買収に意欲を示したソニーが現れたことから、売却の方向に
切り替え交渉を続けていました。

現行、ソニーCMOSセンサーは、長崎工場と熊本工場で生産。今後もセンサーの
需要拡大が見込めることから、数年以内に20%以上の生産能力を増強する計画で、
鶴岡工場は、その一環として買収する。主力の長崎工場の増強は、今後の市場
動向を見極めながら別途、検討する様です。

ムーディーズによる格付けのダウン(Baa3→Ba1)を受けたソニーで、見通しは
安定的で、今回の買収が成長事業への積極投資だとすれば、攻めの経営に注目
したいと思います。

日経平均は、4日続落の25円安14980円の大引けでした。
(出来高 概算27.3億株の商いでした。)

朝方は、自律反発展開となった日経平均ですが、15000円近辺で膠着し、先物
主導の動きを警戒し、現物株のソフトバンクなどが軟調な動きとなると、大引けに
かけ、節目の15000円を割り込みました。

マド空け後のリバウンドで、先物主導の買戻しも限られ、陰線終了になりました。
日経平均は、この辺りの水準から早期にリバウンドしてほしいところ。

注目のNY市場、経済指標で、S&Pケースシラー住宅価格は13.71%(予想
13.80%)とほぼ予想通りの着地。小幅上昇からスタート。終了時プラス引けと
なるかポイント。

明日の日経平均、反発し15000円台回復となるか、注目しています。


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日本株の下落率が突出!震源地より下落って何か変!?

2014-01-27 23:35:41 | ニュ-スからひと言

               
世界的なリスクオフが進んでいる中で、日本株の下落率が突出しています。早期の
追加緩和期待の後退で、海外の短期筋が緩和期待を背景に構築ロングポジションを
閉じていることが、株価下落に拍車をかけているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140127-00000080-reut-bus_all

足元の株価の下落は追加緩和を促す「催促相場」との指摘も出ている。

「震源地」であるはずの新興国よりも日本株の下落率の方が大きくなってます。
24日と27日の2日間のアジア株の下落率をみると、香港ハンセンは3.3%、
インドのSENSEXは3.1%、インドネシアのジャカルタは3.8%、タイ
SETが1.5%。いずれも日経平均の4.3%に比べて小さい。

27日の東京株式市場で、東証1部全体の98%が値下がりする全面安。
日経平均は心理的節目の15000円を一時下回りました。日本株には円高との
連鎖効果があるとはいえ、期待されるような新興国から日本へ資金シフトは今の
ところ起きていません。

日本株の急落は、日銀による早期の追加緩和期待の後退が一因もあります。

日銀は、22日の決定会合で政策据え置きを決定。消費者物価指数の見通しも
据え置きました。黒田日銀総裁は、決定会合後の記者会見で、景気・物価の現状に
つき「生産から所得、支出への好循環が続き、緩やかな回復を続けており、すべての
地域で景気回復のすそ野が広がっている」と言及。
一部の海外勢の中で高まっていた早期の追加緩和期待は、大きく後退しました。

市場で「黒田総裁の強気な景気認識が追加緩和期待の後退につながり、海外ヘッジ
ファンドなど短期筋の利益確定売りを加速させた」(東洋証券 土田氏)との見方が
多い。

あるメディアの街角景気調査によると、回答者の7割は、景気が上向いている実感
ないとの事。日銀発表と一般市民では、認識に温度差があり、この溝を植えるべく
黒田総裁、追加緩和のリップサービスがほしいところ。

と言う事で、日経平均は、大幅に続落し385円安の15005円の大引けでした。
(出来高 概算32.6億株の商いでした。)

寄り付き前に、為替が一時101円台に突入し、先物主導に言い訳を与えた格好で
前場は、15000円をはさんでの展開。後場は、為替の円高一服で15100円に
迫る場面も、結局、15000円所での大引けとなりました。

日経平均、連日でマドを空けての下落で、ボリンジャーバンドのー3σあたりまで
下げ、自律反発して良い水準です。明日マドを空けて始まるなら、「3空は買い」
セオリーもあり、NY市場が底堅い展開なら、リバウンドを試して良いだろう。

注目のNY株式市場、下げ止まりを確認できる小幅上昇からのスタート。株安の
連鎖を食い止めるようなら、明日の日経平均の追い風になります。

明日の日経平均、早速の反発を想定しています。


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1月最終週 相場展望と予定

2014-01-26 22:45:36 | 相場展望

             
1/20~週の日経平均は急落トレンドとなった週末となり、約1カ月ぶりの
安値水準となりました。

最初のきっかけは、1/23発表の中国製造業PMIで、景気判断の分かれ目
50を下回り、中国市場の景気懸念と解釈した先物主導の売りが、日経平均を
下げに。翌日の週末1/24には、アルゼンチンの通貨安をきっかけに、新興
国の金融不安から、安全資産とされる円を買う動きで円高となり、株式市場を
直撃し、先物主導で売り仕掛けが入り、一段安となった格好でした。

結局、日経平均は、1週間で342円下落(↓2.18%)の15391円と25日線を
割り込み13/11月以来の13週移動平均線(15452円)を割れ、正念場の
週末となりました。

週末のNY市場は、アルゼンチン・ぺソの急落に、リスク回避ムードを受けて
NYダウも大幅安となっています。

CME日経平均先物は15000円を下回る水準となって、週明けの東京市場
正念場になりそうです。

1月最終週(1/27~1/31)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

明日からの週は、国内決算も本格化する中、企業決算への期待も高まっており
日経平均の15000円割れを回避する相場展開を想定してます。

1/23、1/24でNY市場の下落分を先取りしており、週明けは寄り底となるか
ポイント。為替が102円台から103円台へ水準訂正が起きれば、大台キープも
あるように思われます。

国内では、通常国会がスタートし、国策関連に注目したい。
また、海外では、米FOMCが金融政策を発表。イエレン氏がFRB議長に就任
します。緩和縮小ペースをどの程度とするか、舵取りが注目されます。

そんな中、新興市場を含めた中・小型株の中には、値持ちの良い銘柄が散見され
押し目の好機になるかもしれません。

日経平均、1月最終週(1/27~1/31)レンジは、15000円~15750円程度
を想定しています。

1.1月最終週(1/27~1/31)主なイベントと予定
 1/27
 日本  日銀議事録(12/19、20分)
 日本  12月貿易収支
 日本  JSR、日立化成、日立ハイテク、カゴメ、信越ポリマー 各決算
  米    12月新築住宅販売件数
  米   アップル、キャタピラー 各決算
  独   1月Ifo景況感指数
 EU   ユーロ圏財務相会合
 1/28
 日本  配当/優待/株式分割 権利 1月最終売買日
 日本  アドバンテスト、日立建機、信越化、大阪ガス、四国化成 各決算
  米   FOMC(~1/29)
  米  12月耐久財受注
  米  11月S&Pケースシラー住宅価格
  米  1月消費者信頼感指数
  米  オバマ大統領、一般教書添演説
  米  国債入札 2年債(320億ドル)
  米  エレクトロニック・アーツ、ファイザー、AT&T、アムジェン、フォード
     ヤフーインク、D.R.ホートン 各決算
   英    第4四半期GDP速報
 EU   EU財務相理事会
 1/29
 日本  任天堂、キヤノン、三井住友FG、コマツ、JR東 等 各決算
  米   FOMC政策金利
  米  ボーイング、ダウ・ケミ、バレロ・エナジー、シマンテック、FB各決算
 NZ  NZ政策金利
  英  カーニー英中銀総裁、講演
 1/30
 日本  日銀議事録(2013年7~12月分)
 日本  新日鉄住金、東芝、東エレ、オリックス、野村HD、JT 各決算
 日本  楽天、足利HD等 TOPIX算出対象に組入れ
 日本  三菱重工/日立、火力発電システム分野 事業の統合
  米   第4四半期GDP速報
  米  12月中古住宅販売成約指数
  米    新規失業保険申請件数(~1/25の週)
  米  エクソンモービル、グーグル、アマゾン、クアルコム、3M
      コノコ・フィリップス、ブロードコム 各結果
  米  国債 入札 5年債(350億ドル)
      国債 入札 7年債(290億ドル) 
  独  1月失業率
  西  第4四半期スペインGDP速報
  西  サンタンデール銀行 決算
 1/31
 日本  12月有効求人倍率
 日本  12月完全失業率
 日本  12月家計調査
 日本  12月東京都区部消費者物価指数
 日本  12月全国消費者物価
  日本  みずほ、JAL、ドコモ、郵船、村田製、東京ガス、大和證券 各決算
  米   1月ミシガン大学消費者信頼感
  米   1月シカゴ購買部協会景気指数
  米   バーナンキFRB議長、任期終了
  米   シェブロン 決算
  米   2年債(356億ドル)
       5年債(312億ドル)
 中国  上海市場休場(~2/5 春節)
 香港   休場(~2/2 春節)
 EU   12月ユーロ圏失業率
 EU   1月ユーロ圏消費者物価
 2/1
 日本  日本維新の会 党大会
  米  イエレンFRB議長就任 
 中国  1月中国製造業PMI
 韓国  1月貿易統計
 2/2
 タイ  総選挙

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/24)

 24日NY市場は、ロンドン市場からのリスク回避ムードを受けて米株が大幅安。
 為替市場にも円高圧力がみられたが、週末を控えて次第に値動きは落ち着いた。

 ドル円はロンドン市場で102.00レベルの安値をつけたあとは下げ一服。
 102.70近辺まで戻す場面もあったが、ダウ平均が250ドル安と下落する動きに
 上値は重く、102円台前半に押し戻された。

 ユーロ円は一時139.75レベル、ポンド円は168.50台まで下値を広げたが、NY
 午後には値動きが落ち着いた。米株は取引終盤にダウ平均は300ドル超安と下げ
 幅を拡大したが、円相場は反応薄だった。この日は主要な米経済指標発表がなく、
 ドル相場にとっては手掛かり難だった。

 ユーロドルは1.36台後半、ポンドドルは1.65を挟んでの取引が続いた。原油は
 小安く、金は小高いものの値動きは限定的だった。

 市場の関心は新興国市場に向かっている。昨日はアルゼンチン・ペソが18%安と
 12年来の大幅下落となった。同国当局は、ペソの買い支えに必要な外貨準備が
 不足していることもあって、為替管理を緩和している。

 この日は一時1ドル=8.15ペソまでペソ安が進む場面があった。また、25日まで
 ダボス会議が開催されているが、この日はドラギECB総裁が発言している。
 ECBの緩和的な金融政策が実体経済にようやく波及しはじめた、インフレは相当
 の期間ECBの目標水準を下回るだろう、ユーロ圏にデフレは見られない、などと
 これまでの論調を追認する内容に留まっている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=208367
 米国債利回り
   2年債          0.340(-0.020)
   10年債        2.726(-0.051)
   30年債        3.641(-0.041)
   期待インフレ率  2.130(-0.086)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

 24日のNY債券市場は、前日の引き続き債券買いが進み利回りが低下した。
 アルゼンチンやトルコなど新興国の通貨が急落したことで市場全般にリスク回避の
 動きが広がった。

 米国債は安全資産として買い需要が膨らみ、利回りは低下した。米長期金利の代表
 格である10年債利回りは一時2.70%台まで低下した。これは、昨年11月26日以来
 低水準。その後、2.76%近辺まで戻す場面もあったが、米株が大幅安となる動きに
 再び金利水準は低下している。NY終盤にかけては2.72%台から2.75%近辺で推移
  している。2-10年債スプレッドは239bp(前日242bp)だった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=208369
3.NY株式市場 結果(1/24)

 NY株式24日
   ダウ平均       15879.11(-318.24 -1.96%)
   S&P500        1790.29(  -38.17 -2.09%)
   ナスダック        4128.17(  -90.70 -2.15%)
   CME日経平均   14975     (大証比:-465 -3.10%)

 24日のNY株式市場は、各指数が大幅続落となった。ダウ平均は318ドル安。
 S&Pとナスダック指数の下落率は2%超だった。

 前日にアルゼンチン・ペソが18%安と急落、同国当局がこれまでの為替規制を
  解除する措置に、市場の警戒感が高まった。

 ほぼ全面安商状となるなかで、決算関連銘柄が健闘していた。P&Gは1.2%高。
 マイクロソフトは2.09%高。スターバックスは2.17%高だった。

 一方、27日に決算が発表されるキャタピラーは2.61%安。12月のディーラー販売
 データ(監査前)によると、世界販売は前年同月比9%減となった。これにより、
 四半期決算が市場予想を上回る公算は小さくなった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=208372
4.NY市場、原油先物3月限/金先物4月限 各結果(1/24)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=96.64(-0.68 -0.70%)

 24日のNY原油先物3月限は0.68ドル安の96.64ドルで通常取引を終えた。
  今週は米国の大寒波の影響でヒーティングオイル需要増が原油相場を押し上げた
  が、今日新興国市場の混乱を懸念して世界的に株安の動きが広がり、リスク回避
  ムードから原油相場にも売り圧力が優勢となった。3月限は一時96.25ドルまで
  反落。

 しかし、天然ガス相場が急騰したように、寒波の影響も根強く、原油の下げは
 比較的小幅に留まった。        http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=208362

 NY金先物4月限(COMEX)
   1オンス=1264.50(+2.00 +0.16%)

 24日のNY金先物4月限は2ドル高の1264.50ドルで通常取引を終了。23日の
  アルゼンチンの通貨急落を受けて、24日は世界的に株式市場が大幅下落しており、
  金への逃避需要がみられた。インドの金輸入規制の緩和観測も下支えしたという。

 NY金先物4月限はロンドンタイムの時間外取引で一時1273.20ドルまで上昇。ただ、
 その後は次第に値動きが落ち着き、ほぼ前日終値水準での揉み合いとなった。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=208358


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アルゼンチン通貨急落が、株安/円高要因って本当!?

2014-01-24 23:58:12 | マ-ケット

            
今日の欧州株式市場で、日本株と同様、スペイン株が大きく値を下げています。
アルゼンチン通貨ペソの急落を受けて、中南米へのエクスポージャーの大きい
スペイン株に売りが膨らんでいます。

アルゼンチン中銀が外貨準備の減少を背景に、ペソ支援の介入を止める姿勢を
示したことで、ペソは前日、02年の金融危機以来最大の下げを記録していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140124-00000125-reut-bus_all

と言うことで、新興国の通過不安への拡大懸念から安全通貨である円が買われる
思惑から、日経平均は先物主導で、一時400円程度下げる場面がありました。

先物は、きっかけを待っており、日本株は売り仕掛けられ、株安→円高の流れと
なり、必要以上の株価下落となった感があります。

と言うことで、日経平均は、304円大幅下落の15391円の大引けでした。
(出来高 概算31.7億株の商いでした。)

前日の下落で半分程度は、織り込まれていると思った東京市場でしたが、米株の
下落の倍返しの下げとなりました。

日経平均はマドを空けての下げとなり、直近安値を下回り、一時15300円を
下回る場面もありました。ボリンジャーバンドのー2σ接近し、売られ過ぎ感も
あり、週明けに下ひげをつけての陽線引けとなるか正念場です。

注目のNY市場、下落からのスタートで、終了までどこまで戻すかポイント。

週始めの日経平均、週末の米市場の下落分も、本日ある程度織り込まれていると
思いたい。

今日の押し目が、買い時であった、となるよう信じたい。
ブロガー/読者の皆さん、穏やかに週末を過ごして下さい。


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トヨタ、14年度の世界販売計画が1000万台超え!?

2014-01-23 23:56:11 | 企業を斬る

            
今日、トヨタは、2014年の世界販売を1032万台、世界生産を1043万台と
する計画(ダイハツ、日野を含む)を発表しました。いずれも過去最高で、販売
計画が1000万台を超えるのは初めてです。

消費増税で国内販売は減少しますが、海外販売は好調を維持すると見込んで
います。一方、13年の世界販売は前年比2%増の998万台と2年連続で過去
最高を更新しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140123-00000095-mai-bus_all

米GMや独VWを抑え、2年連続の世界首位が確定した格好です。

トヨタ単体の14年の世界販売は、過去最高の928万台を計画。国内は4月消費
増税の影響で前年比5%減150万台を見込む一方、景気回復の続く米国では
新車を積極投入し同3%増の230万台としています。

欧州でもモデルチェンジ等で商品力を強化して前年を上回る計画。尖閣諸島問題
影響が緩和しつつある中国でも、小型車ラインアップを拡充し、20%増の110万
台以上を目指します。

14年の国内生産はトヨタ単体で315万台を計画。前年比6%減だが、雇用維持や
生産、研究開発の基盤確保に必要な目安としている年間300万台は維持します。

トヨタ販売台数は08~10年、リーマン・ショック後も3年連続で世界一でしたが
11年に東日本大震災やタイの洪水で生産が落ち込み、首位から転落。
12年には生産の復調やエコカー補助金の追い風もあり、トップを奪還しました。

興国の経済に翳りはあるものの、経済復調の米欧を中心に、どこまで販売台数を
伸ばすか注目しています。為替の1円の円安で、営業利益400億円押し上げると
言われますが、円安方向の流れが想定される中、一時的な円高の時こそ、押し目の
チャンスかもしれません。

さて、日経平均は反落し、125円安の15695円の大引けでした。
(出来高 概算29億株の商いでした。)

前場は、円安の流れや好業績の企業決算を好感した上昇も、後場に入り先物主導
売り(中国PMIの悪化と後付の解釈もあり。)に押され、現物株も連れ安になった
格好です。

今日の下落で、5日/25日線を割り込み、正念場を迎える格好となりました。

注目のNY市場、大幅下落からのスタートしており、終了時どこまで戻すか、注目。

明日の日経平均、為替の円高傾向もあり、続落する可能性がありますが、こんな時
好業績の輸出株や中・小型株の押し目を入れるチャンスになるかもしれません。

 
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日銀、消費者物価上昇率1.9%で2015年も!?

2014-01-22 23:58:55 | ニュ-スからひと言

            
今日、日銀は、金融政策決定会合で、2015年度の消費者物価上昇率見通し(前年
度比、生鮮食品と消費増税の影響を除く)を1.9%に据え置きました。
消費増税後も景気回復が続き、「2年で2%程度」の物価目標を達成するデフレ脱却
シナリオを維持した格好です。

大規模な金融緩和策継続も全会一致で決めた。ただ、強気の日銀とは異なり、市場で
増税後の景気落ち込みへの不安が根強く、15年度の物価上昇率は、1.0%程度に
留まるとの見方が大勢で、追加緩和観測が絶えません。(工藤昭久)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140122-00000115-mai-bus_all

「海外経済を中心とした景気下振れリスクも低下し、2%の物価目標達成に手応えを
感じている」。日銀の黒田総裁は、決定会合後の記者会見で改めてデフレ脱却への
自信を示しました。

黒田総裁は、今春の賃上げが物価上昇率を押し上げるシナリオを描いており、企業が
どこまでベースアップできるか不透明で、その効果が十分でなければ、個人消費の下
振れリスクも出てきます。

そこで、4月以降のリスクも考慮して追加金融緩和の実施も検討することが必要であり
日銀の施策に注目しています。

さて、日経平均は、小幅に続伸の25円高の15820円の大引けでした。
(出来高 概算26.6億株の商いでした。)

NY市場のダウ小幅下落で、朝方は売りからスタートし、持ち直しの中、後場すぐに
日銀金融緩和の結果がりリースされると先物主導で、大きく値を下げる場面も、安倍
首相のダボス会議での発言をきっかけに買い戻され、プラス引けとなりました。

日経平均は、25日線辺りで煮詰まり感があり、上へのリバウンドの芽を残した格好。

注目のNY市場、ダウ続落/ナス続騰での序盤で、終了時どこまで戻すかポイント。

明日の日経平均、為替の変動を材料に先物主導の展開になりそうで、続伸となるか、
注目しています。

 
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REITへの資金投入、過去最高(7.6兆円)って本当!?

2014-01-21 23:43:01 | マ-ケット

             
安倍政権の経済政策「アベノミクス」効果で株高の流れが続く中、不動産投資信託
(REIT)への資金流入も活発化している、と報じています。

昨年末時点の時価総額は7兆6144億円で、2001年の上場開始後の最高を
記録。金融緩和の継続や20年の東京五輪などで地価の先高感があり、投資家の
人気を集めています。(山口知)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140121-00000107-mai-bus_all

REITの昨年末の時価総額は1年前より68%も増加。世界的な金融・経済危機に
発展したリーマン・ショック前年07年5月末(6兆8151億円)を上回り、過去最高に
なった。全銘柄の値動きを示す東証REIT指数も昨年1年間で35.9%も上昇した。

REIT活況の背景には、不動産需要の回復があります。国交省によると、昨年7月
時点の基準地価は全国平均で前年比1.9%下落し、22年連続のマイナスでしたが、
下げ幅は前年の2.7%から縮小しています。

東京、大阪、名古屋の3大都市圏は0.1%上昇し、5年ぶりのプラスを記録した。
都心部を中心に賃料上昇が期待される他、東京五輪効果も一段の資金流入を促した
ようです。

日銀も、異次元緩和の一環として、REITを年300億円規模で購入。市場では、
今春の消費増税後の景気冷え込みに対応するため、「日銀が、追加緩和に踏み
切り、REIT購入額も増える」との観測も浮上。下値が支えられるとの安心感も広がっ
ています。

REITが投資家から集めたお金などを元に購入した不動産も、13年は総額2兆
2334億円に達し、06年(2兆1603億円)を超えて最高を更新しました。

三井不動産系のREIT「日本ビルファンド」が昨年2月、東京都品川区のオフィスビル
一部をソニーから666億円で取得するなど高額案件も目立ち、ニッセイ基礎研究所
増宮准主任研究員は「主要な不動産売買の約半数は、REITが買い手」と指摘。

REITの保有不動産の約6割は東京都内、約3割は東京以外の都市圏で、SMBC
日興証券の鳥井シニアアナリストは「REIT保有物件は立地条件が良く、投資家が
安心して資金を投入できる」と分析しています。

ただ、景気が低迷に転じて地価や賃料が下がれば、保有不動産からの収入も減り、
REITの価値も下落するリスクがあります。リーマン・ショック後の09年2月に
時価総額が2兆2728億円まで急落し、07年5月の約3分の1に落ち込みました。

都心のオフィスでは空室率こそ改善しているが、「REITの収入の柱である賃料へ
本格的な波及はまだ」として、過熱感を警戒する声も一部にあります。

日本では2001年9月、東京証券取引所に2銘柄が上場され、現在は43銘柄。

アベノミクス3本の矢で、日銀追加金融緩和が数年先までとしても、2020年の
東京五輪開催が控えているので、今後5年は、REIT購入にも安心感が生まれ、
REITの値動きに注目しています。

さて、日経平均は4日ぶりに反発し、154円高の15795円の大引けでした。
(出来高 概算23.7億株の商いでした。)

NY市場が3連休であったため、もみ合い先物主導の展開を想定していましたが
ザラ場に為替が円安となり、輸出株など値嵩株の一部が、日経平均を上げました。

日経平均の反発で、25日線を突破し、トレンド反転の芽も出た格好です。
為替の追い風があれば、日経平均16000円戻りの道筋が見えてきます。

注目のNY市場、企業決算期待から上昇してのスタートです。このまま、終了まで
底堅い動きを想定しています。

明日の日経平均、続伸の可能性があり、先物次第と言ったところです。

 
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